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マネックスメール(第398号 2001年3月21日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
投資信託情報
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
森首相の不良債権処理発言などで日経平均先物はストップ高。
日経平均 13103.94(△912.97)
TOPIX 1275.41(△ 75.80)
単純平均 515.13(△ 24.84)
東証2部指数 1948.54(△ 22.40)
日経店頭平均 1306.86(△ 18.74)
東証1部
値上がり銘柄数 1370銘柄
値下がり銘柄数 66銘柄
変わらず 33銘柄
比較できず 5銘柄
騰落レシオ(25日) 100.98%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行 指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 1060.09(百万株;概算)
売買代金 1095866(百万円:概算)
時価総額 3538392(億円:概算)
為替(17時) 122.95円
米国株式市場の大幅安を嫌気して軟調な始まりとなりました。しかし月曜日の取引終了段階で日経平均先物は12000円ちょうどまで売り込まれて終了しており、大幅な逆ザヤで終了していました。12000円の大台割れまで積極的な売りポジションを取る動きは少なく、先物は徐々に値を戻す展開となりました。
先物の動きにつられ、現物市場も堅調な展開となり上昇転換。前場の段階では先物、現物ともに12500円という節目水準が上値抵抗ラインとなり、この水準では上値の重さが懸念される相場展開で終了しました。
後場に入ると上げ幅を拡大、12500円を突破したことでさらに上昇に弾みがつく相場となりました。ブッシュ米大統領との会談で、森首相が不良債権問題の早期解決を求められましたが、首相が半年で決着をつけると発言したことが材料となった模様です。
不良債権問題を半年で解決できるかどうかは別として、ブッシュ大統領の要望に対し、期間を限定して解決するという首相発言は、国際的な公約として受け止められた部分もあります。不良債権問題が進展するのであれば、先物市場で売りポジションを継続することはリスクを伴うポジションと言えます。買い戻し、さらに新規の買いを誘う後場となり、結局先物はストップ高まで上昇しました。日経平均も大引け間際に13000円の大台を回復する大幅高で終了しました。
先物が値幅制限により13000円で終了したため、現物とは再び逆ザヤ状態となっていますが、この状況は先週から続いていた逆ザヤとは大きく内容が異なります。先高感を抱けない中で、個別銘柄の買い戻しによって発生していた逆ザヤに対し、本日は不良債権問題の進展、先高期待を含んだ相場上昇でした。先物が大きく値を上げるのにつられ、現物も値を上げる展開となっていました。
値幅制限の関係で、終値ベースでみれば先物に対して現物が逆ザヤとなっていますが、先高感の回復という点が加わった分、全く市場参加者の心理は異なっているとも言えます。
◆個別銘柄◆
洋エンジ(6330) 288円(△9)
米国株式市場の大幅安を受け、朝方は軟調な相場展開でした。物色の対象は本日も個別材料株という雰囲気を強め、青木建(1886)などとともに値を上げる展開。しかし後場先物主導で相場全体が上げ幅を拡大するにつれ、徐々に手仕舞い売りなどで伸び悩み。
NEC(6701) 1760円(△141)
先週あたりまでは売り方の買い戻し主導で上昇する場面はあるものの、本格的に上値を買い進む勢いは感じられませんでした。しかし本日後場になってから、相場全体に先高期待も膨らみ、先物も大幅上昇する中、買い戻しに加え売り込まれていたハイテク株の一角にも新規の買い意欲が回復した雰囲気でした。
コマツ(6301) 571円(△24)
朝方は同社を始め、幅広く各業界を代表するゼロイチ銘柄が堅調な展開。一部に日銀の量的緩和政策発表、森首相が米大統領との会談を行った後だけに、公的資金による意図的な株価買い支えという見方もありました。後場に入ってからは、市場全体に勢いが出たことで全面高の展開。
タカラ(7969) 1000円(▲50)
相場全体が低迷していた期間、eーkaraなどのヒットを材料に逆行高を続けていた同社でしたが、市場全体に先高感が回復したことや、1000円の大台を月曜日に回復したことから利益確定売りが優勢となってしまいました。終値では辛うじて1000円の大台は維持して終了。
東急不(8815) 150円(△26)
金融緩和の実施により、有利子負債の大きい同社などは金利負担の低下という思惑で目先筋の買いを集めました。不良債権問題の進展などで、不動産業界の活性化を期待する部分もありそうです。
セガ(7964) 2000円(△161):100株単位
大川氏の死去により狼狽売りで急落した同社でしたが、新社長が記者会見を行い、大川氏から提供された私財を始め、CSK(9737)からの支援なしに自力再建できる見通しを発表。とりあず新経営陣が再建見通しを発表したことで買いを誘いました。
グンゼ産(8101) 201円(△50)
米NGM社と多層カーボンナノチューブの製造販売を開始すると言う話が伝わり朝から買いが先行。後場はストップ高まで値を上げ、買い気配のままほとんどの時間帯推移しました。
<プレスリリースなど>
オリンパス(7733)
コンパクトな光学式10倍ズームレンズを搭載したデジカメ「C−700」を発売する。価格を従来品に比べ抑え、超望遠を身近にする。
富士通(6702)
デジカメ、PDA、多機能プリンタなど向けの組込み用プロセッサファミリ「FR−V」の普及版プロセッサコアFR400を開発した。年産200万個を目標とする。
ソニー(6758)
放送局のデジタルオペレーションすべてのMPEG規格化を実現できるストリーム変換機「マルチフォーマットストリームブリッジMSB−2000」を発売する。高画質素材伝送や遠隔収録を低レートで実行。
富士写(4901)
医療用デジタルX線画像診断システム「FCR Pico SYSTEM」を開発した。従来よりも大幅な小型化を図り、設置の自由度を拡げ、導入しやすいシステム価格を実現した。
日立(6501)
従来の産業用リニアモーターよりもコンパクトで低コスト化を実現した「トンネルアクチュエータ」を開発した。OA機器、FA機器、工作機械など向けで、コストも5割削減。
三菱電(6503)
超高層住宅高層階向けの換気扇を発売。強風でも常に一定した風量を確保する業界初の定風量換気タイプ。
東電(9501)、三菱電(6503)
共同開発した、エレベーターの回生電力をニッケル水素電池に蓄電し活用するエレベーター回生電力蓄電システム「エレセーブ(省エネ形停電時自動運転装置)」を4月に三菱より発売する。停電時における長時間バックアップ運転などができる。
シャープ(6753)
米パケットビデオ社とLinuxベースのワイヤレス端末でライセンス契約。パケット社のマルチメディア再生ソフトを搭載し、高画質のビデオなどをストリーミングで視聴できるようにする。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高 グンゼ産(8101) +33.11 △50 201 12136 青木建(1886) +32.43 △12 49 23121 鬼ゴム(5196) +31.91 △30 124 743 フジタ(1806) +28.12 △9 41 5270 日信販(8583) +22.30 △33 181 5864
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高 共同印(7914) −6.71 ▲22 306 84 THK(6481) −5.35 ▲130 2300 368.7 SANKYO(6417)−5.00 ▲170 3230 216.3 タカラ(7969) −4.76 ▲50 1000 1235 沢藤電(6901) −4.00 ▲8 192 3
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比 青木建(1886) 23121 49 △12 新日鉄(5401) 22554 209 △10 日産自(7201) 20733 859 △39 日興証(8603) 15048 769 △36 東ガス(9531) 14153 343 △14 東海銀(8321) 13333 450 △10 川鉄(5403) 13056 122 △1 グンゼ産(8101) 12136 201 △50 さくら銀(8314) 11976 636 △66 洋エンジ(6330) 11940 288 △9
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比 トヨタ(7203) 49036 4650 △290 NTTドコモ(9437) 47392 218万円 △18万円 NTT(9432) 27618 82万円 △6万円 キヤノン(7751) 27545 4600 △170 ソニー(6758) 24394 8580 △310 ホンダ(7267) 23236 5350 △290 野村証(8604) 22586 2150 △175 武田薬(4502) 22313 6600 △720 NEC(6701) 18444 1760 △141 日産自(7201) 17425 859 △39
============<投資信託情報>===============−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ザ・ファンド@マネックス 最新銘柄組入れ状況
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組入銘柄上位10社
1.富士写真
2.任天堂
3.松下電工
4.NTTドコモ
5.リコー
6.パイオニア
7.野村証
8.東エレク
9.日ファウンド
10.キャノン
(株式組入比率91.11%)
運用状況に関しましてはマネックスのホームページでもご覧いただけます。
(3月16日現在、DKAディスクローズ資料より)
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DKA株式オープン 最新銘柄組入れ状況
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組入銘柄上位10社
1.富士写真
2.ホンダ
3.任天堂
4.NTTドコモ
5.エーザイ
6.野村証
7.オリックス
8.松下電工
9.AOL タイム ワーナー(外国株式)
10.住友銀
運用状況に関しましてはマネックスのホームページでもご覧いただけます。
(3月16日現在、DKAディスクローズ資料より)
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投資信託基準価額(3月19日現在)
ザ・ファンド@マネックス 6,924(−14)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(3月20日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 25.25(−0.60) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 20.63(−0.02) バンガード・スモールキャップ・インデックス 17.92(−0.28) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 16.85(−0.30) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 20.27(−0.53)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========3月21日 <世代>
東京は今日は春満開という感じですが、そろそろ新入生の季節でもあります。学校でも会社でも後輩が入って来ると、「近ごろの若いヤツは」とか「今年の新人は違うね(悪い意味で)」的な発言が聞かれることがあります。私もよくそう思ったものですが、ちょっと落ち着いて考えるとこれって変ですね。もし若い世代が常に自分達の世代よりも仮に劣っていたら、数学的帰納法的には今頃我々人類は滅亡しています。少なくとも同等、可能性としてはより優れていると考えるべきでしょう。永田町でもこの点を認識して頂きたいですね。
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=============<編集長の独り言>=============数々の失言で話題に事欠かない森首相ですが、今回も失言?かどうかで混乱が起きている模様です。ブッシュ米大統領との会談において、不良債権の処理を求められました。森首相が半年で結論を出すとコメントし、海外では当然半年で不良債権にすべて決着をつけるものと受け取られた模様です。
これに対し、国内では混乱が起きている模様。半年で“方向性”を決めるという意味だとか、期限に関して必死で打ち消しに回っている模様です。
首相の発言は当然重い意味を持つと思います。失言総理と言われた森首相、今回の失言が将来的には不良債権処理を進展させる、歴史的な失言(名言)となって欲しいものです。
失言癖が、最後の最後になって日本経済回復の起爆剤に変わる・・・。
期待感を失い、死に体とまで言われていた現政権だっただけに、最後に後戻りできない道筋を作って幕を閉じればバブル清算の功労者と大きく評価が変わるかもしれません。
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