マネックスメール 2002年1月24日

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マネックスメール 2002年1月24日

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 マネックスメール(第606号 2002年1月24日夕方発行)
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本日の目次

 マネックス相場概況
 資産設計情報
  サンプラザ中野の株式ロックンロール
  マネックスの投信売れ筋ランキング
  投資信託基準価額
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
 「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
   フォーバル(8275)
 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
  http://www2.monex.co.jp/j/monexmail/backno/backno.html

=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
反発歩調で始まるものの、大引け間際に1万円の大台での下値を試す展開。
日経平均    10074.05(△ 33.14)
TOPIX     980.44(△  5.24)
単純平均      408.44(△  0.40)
東証2部指数   1674.68(▲  4.30)
日経店頭平均   1149.51(▲  3.56)
東証1部
 値上がり銘柄数     798銘柄
 値下がり銘柄数     559銘柄
 変わらず        130銘柄
 比較できず         2銘柄
 騰落レシオ(25日) 83.55%
  注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行 指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     744.88(百万株:概算)
 売買代金    654915(百万円:概算)
 時価総額   2776472(億円:概算)
 為替(17時) 134.45円

 米国株式市場で半導体製造装置業界は底打ちという見方が広がり、関連銘柄が牽引役といった展開で上昇しました。国内市場もこの流れを好感、東エレク(8035)、アドバンテスト(6857)などが買い先行で始まりました。
 前日の後場、これまでの低位個別材料株一色の相場展開から、一部値がさ株のリバウンド狙いの動きも出ていました。米国株の流れから、値がさ株への注目度が急速に高まった前場の相場環境でした。

 指数への影響の大きいこれら値がさ株が上昇したことで、日経平均なども上昇ムードで推移していました。しかしこの展開は前場で終了し、後場に入ると徐々に上げ幅を縮小してしまいました。

 リバウンドという期待感が出たものの、1万円の大台で下値を固めたとは言い難い状況のまま値がさ株の上昇が始まりました。反発の勢いが乏しく、後場は徐々に戻り売りなどが増加、大引け間際には下落に転じる場面もありました。
 日経平均は現物の取引終了間際、1万円の大台ちょうどまで下落。さらに現物の取引が終了した後、9990円と大台割れで取引を終了しました。現物と先物との間に逆ザヤが発生して終了となっています。

 銀行株が不良債権処理問題などの不透明感から、終始軟調な展開となる銘柄が目立ちました。指数の反発ムードが高まっていた場面で、銀行株の下落が市場全体の先行き不透明感に繋がった模様です。

 後場中頃からは、日本国債の格付けが再び引き下げられるという噂が一部で流れた模様です。債券市場が下げ足を速め、銀行株も一段安、そして日経平均も上げ幅を縮小し、日経平均先物は1万円の大台割れとなってしまいました。
 今夜の米国株式市場の動向次第という面もありますが、明日の相場の始まりは重要なポイントとなりそうです。先物が大台割れとなったことで、逆に目標達成感も出て、値がさ株を中心としたリバウンド狙いの動きが活発化する可能性もありそうです。

◆個別銘柄◆
アドバンテスト(6857) 7210円(△290):100株単位
 米国で半導体製造装置業界は底打ちしたという見方が広まり上昇しました。この流れを受け、東エレク(8035)などとともに上昇ムードで始まりました。前日の後場から値がさ株を見直す動きもあり、買いを誘った模様。

宮越商(6766) 120円(▲16)
 前日後場から物色対象が値がさ株に移る兆しがありましたが、本日は米国株式市場で半導体製造装置関連銘柄が値を上げたことで東エレク(8035)などが人気化。油研工(6393)などこのところ賑わっていた低位株の一角は手仕舞い売りで急落。

NTN(6472) 245円(△14)
 低位株から値がさ株に物色対象が移る地合いの中、モルガンが投資判断をアウトパフォームに引き上げたことを手掛かりに物色されました。前場急伸後、後場はやや手仕舞い売りが優勢。

三井住友(8318) 495円(▲10)
 指数が反発歩調となった場面でも、不良債権処理問題の不透明感などから買い手不在の展開。後場は日本国債の格付けが再度引き下げられるという噂も流れ下げ幅を拡大。

トヨタ(7203) 3550円(△130):100株単位
 円安は織り込み済みといった展開となり、値動きがやや鈍っていた自動車株でしたが、134円台の半ばまで円安が進行したこともあり、再度手掛ける動き。東エレク(8035)などは後半上げ幅を縮小したものの、業績面で安心感があることで自動車株は堅調。

タイホー工(店4953) 770円(△100)
 日経産業新聞に生物の体内に埋め込んでも拒絶反応が起き難い新素材を開発したと報じられました。これを材料に手掛けられ、株価はストップ高。有機EL関連でも注目され急騰したこともあり、思惑を誘った模様。

セシール(大9937) 823円(△100):100株単位
 前日の取引終了後、30日に東証1部市場への上場が承認されました。東証への上場で知名度、流動性等が高まるという思惑でストップ高。

雪印乳(2262) 176円(△1)
 前日は雪印食品(2287)が輸入牛肉を国産牛と偽り不正に補助金を得たことから急落。本日はリバウンド狙いの買いや、売り方の買い戻しなどによって堅調な展開となりました。目先筋の売り買いが中心で、当面信用残動向で売り買いが交錯しそうな雰囲気です。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅   終値    売買高テザック(3115)  +21.42   △6   34   2929カーバイド(4064) +21.21  △14   80   2113トキメック(7721) +16.21  △12   86   1144東洋電(6505)   +14.66  △11   86    137日ピストン(6461) +14.08  △10   81    361
東証1部値下がり上位
   銘柄        下降率   下降幅   終値    売買高油研工(6393)   −20.68  ▲36  138  10005日コンベア(6375) −19.48  ▲15   62   3976東陽テク(8151)  −12.54 ▲218 1520  229.1日東網(3524)   −12.50  ▲10   70   2066宮越商(6766)   −11.76  ▲16  120   3259
東証1部売買高上位
    銘柄           売買高     終値     前日比三井住友(8318)     19285    495     ▲10新日鉄(5401)      16149    188      ▲1フジタ(1806)      11072     17      △1松下(6752)       10231   1732     △28NEC(6701)      10046   1141     ▲30油研工(6393)      10005    138     ▲36古河機(5715)       9710    108     ▲13野村HD(8604)      9122   1479     ▲40シントム(6808)      9094     24      △1NTN(6472)       9036    245     △14
東証1部売買代金上位
    銘柄          売買代金     終値     前日比ソニー(6758)      28335   6080    △140トヨタ(7203)      27492   3550    △130松下(6752)       17729   1732     △28NTTドコモ(9437)   16276  135万円    △3万円野村HD(8604)     13549   1479     ▲40東エレク(8035)     13453   6700    △260ホンダ(7267)      13369   5340    △120キヤノン(7751)     13356   4290    △130富士写(4901)      13153   4440    △180アドバンテ(6857)    12640   7210    △290
=============<資産設計情報>==============毎週木曜日はサンプラザ中野さんのコラムです。投資家の視点からわかりやすい文体で自由に語っていただき、株式投資に対するイメージを変えていってもらいます。
−−−−−−−−<サンプラザ中野の株式ロックンロール>−−−−−−−−
1999年10月の出来事

サンプラザ中野だー。今回はなぜ私が株にはまったかを書くのだ。みんな読むのだー。「スーパートレーダーへの道」の連載が始まったのは1999年の10月。某インターネット雑誌の創刊号であった。ちなみにこの「10月」とは、いうまでもなくオンライン・トレードの手数料が自由化された、記念すべき10月なのである。

「中野さんのオンライン・トレードの日々を、日記風に連載していただきたい」そんな依頼にほいほい乗って、私の株主生活はスタートした。何しろ株とは縁遠い生活を送っていたので、右も左もわからない。「約定」など基本用語の読み方から教えていただく。某証券会社の方にわざわざ事務所に来ていただいて、口座の開設も手取り足取り。そして50万円を振り込んで、あれよあれよと準備は整ったのである。

「では、何か買ってみてください」
編集者からの指令に俺の心臓は爆発寸前。某社のバーチャル・トレーディングで腕試しはしていた。しかしいざ本物を取引するとなると‥‥。私は100円の株を2000株買うことにした。全部で20万円。元手は50万なのだから、ちょっと試してみる分にはちょうどよい金額だと思った。探してみると98円の株があった。○○プレハブ。これに決めた。

株式コードを入れ、株数を打ち込み、何度かOKボタンをプッシュした。そして最後に暗証番号を入力して送信。約定を待った。しばらくして画面を見ると1000株約定していた。また見ると1000株約定していた。三度見るとまた1000株約定していた。4度目にもまた1000株約定していた。株価のほうを見てみると、ずいぶん高くなっていた。「俺は天才か?」「買ったとたんに株価が上がりだしたぞ!」

一瞬、有頂天になった。すぐその後に、地獄が待っていた。
また見ると1000株約定していた。なんと、結局2万株約定してしまったのであった。そうなのだ、2000じゃなく、20000と打ち込んでいたのである。しかも「成り行き」で・・・・。

大きく予算をはみ出した分、160万円を急遽振り込んだ。そして株はすべて売却した。またもや「成り行き」で・・。かくしていきなり25万円ほどの赤字を抱えてしまったのであった。そして、株にはまっていった、というのが嘘のような本当の話なのである。

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出てきた「爆風スランプ」で活躍。現在はパッパラー河合と共に「スーパースランプ」として活動中。音楽活動だけでなく、テレビ、バイク、パソコンでのオンライントレード、など多彩な活動を繰り広げている。

※マネックス証券では完全前受制(事前に買付必要額以上の入金が必要)になっていますので前受金を超えた注文をお受けすることはありません。また買付数量についても確認画面などを設けお客様にご確認いただけるよう安全性に配慮した画面設計を行っております。ご注文にあたってはよくご確認下さい。
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<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>
1.インデックスミリオン
2.日経225ノーロードオープン
3.(ブル・ベア セレクト)ダブル・ブルファンド
4.ボンドミックスミリオン
5.バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド

(2002/1/15〜2002/1/18 マネックスでの販売金額)
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 投資信託基準価額(1月23日現在)
 ザ・ファンド@マネックス           5,931(−40)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 外国投信基準価額(1月23日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 25.31(+0.24) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   19.91(+0.01) バンガード・スモールキャップ・インデックス 19.38(+0.33) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 15.89(+0.11) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 18.51(+0.15)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 米ドル為替レート (1月24日午後2時30分現在)
 買付レート                   134.50
 解約レート                   134.00

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========1月24日       <お金の流れ>

一年間に公的年金受給者が受け取る金額って、国全体でいくらぐらいだと思いますか?何と、約40兆円です。我が国の歳入が約40兆円、歳出が約80兆円ですから、赤字部分はちょうど年金給付額と同じということになります。実際には既に積み立てられている基金からの支払いがあるので、国の一般会計からの支給額はその半分以下です。しかし国民の年齢構成を考えると将来基金が破綻することはほぼ明らかですから、いずれ年金給付額のほとんどが、若い世代からの毎年の負担額(こうなるとほぼ税金みたいなものですが)と一般会計からの支払いになるでしょう。そうなると国の歳出の大部分が借金(国債)の返済と年金給付になってしまいます。一方年金受給者層の持っている個人金融資産は恐らく1400兆円の半分ぐらいでしょうか。お金の流れ方がこのままでは、構造的な財政・経済問題があるように見えますが、勘違いでしょうか?
=============<編集長の独り言>=============このコーナーのネタ探し、今日は何の日?。この問いに、避難訓練の19階からの階段下りで足元がふらついていた20代独身弊社社員は即座に“給料日前日”と答えるでしょう。もう数日前からこの日までの日数と、財布の中のお札(といっても全部千円札)と硬貨を数える生活をしていたそうです。足元のふらつきは、今思うと運動不足だけで無く、食事の問題も深く関係していたのでしょうか?。まだまだ彼の私生活には謎の部分が多いのです。
さてそんな彼の話を聞いていた先輩各氏、からかい半分様々なアドバイスが飛び交いました。給料を貰うとすぐ、引き出し難いところにお金を移動し、残りで生活をする(まずマネックスの口座に入金、その直後からアカウントロックをかける)。“給料日前の贅沢”を目指し、給料日からしばらくは質素な生活をするなど。
まだまだ駆け出しの彼ですが、毎月の資金計画を考えていくことで、金融を実感してもらいたいと思います。数年後、彼なりの金融論が確立できるでしょうか?。
まずは来月のささやかな目標として、給料日直前にビル内にあるタリーズコーヒーで皆と一緒に入れますように。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========弊社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳細はホームページをご覧下さい。

<ブックビルディング中の銘柄>
 コナミコンピュータエンタテインメントジャパン(4338)
  ブックビルディングは1月28日 AM 11:00まで
   仮条件 3500〜3800円(申込株数単位100株)
  マネックス証券は副幹事証券となりました。
  今まで以上に多くのお客様が新規公開株式を取得するチャンスがあります。
<明日が募集締め切りの銘柄>
 ぴあ(4337)
  募集期間は1月25日 AM 11:00まで
   募集価格 2000円

 ビーマップ(4316)
  募集期間は1月25日 AM 11:00まで
   募集価格 25万円

<新規取扱い開始>
 ソースネクスト(4344)
  ブックビルディングは1月30日 AM00:00から
  マネックス証券は初めて主幹事証券となりました。
  今まで以上に多くのお客様が新規公開株式を取得するチャンスがあります。
 エルゴブレインズ(4309)
  ブックビルディングは1月29日 AM00:00から

 インボイス(9448)
  ブックビルディングは1月30日 AM00:00から

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/static/MONEX/HOM/HOM_VWhats_IPO_GFrm.html

=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
インベストメントブリッジでは、2月16日(土)個人投資家向け会社説明会「ブリッジサロン」をマネックス証券の御協賛で開催します。
参加企業はマネックス証券(松本社長)、イーピーエス(厳社長)、共立メンテナンス(石塚社長)の3社。
説明会の後、企業経営者と直接話のできる交流会も行います。
詳細はhttp://www.cyber-ir.co.jp/salon_monex/salon_monex.htm
を御覧ください。
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ブリッジレポート、今回の企業は、「フォーバル(8275)」です。
http://www.forval.co.jp

12月13日(木)

フォーバルの中間決算発表会に出席してきました。
当日は決算説明の他、子会社フォーバルテレコムが11月に発表した中期経営計画「GET51」に関しても説明がありました。

1.2002年3月期中間業績と通期見通し
2002年3月期中間業績(連結) 単位:百万円
売上高  22,221(前期比 マイナス16.7%)
営業利益   △728(前期比 マイナス969百万円)
経常利益   △818(前期比 マイナス925百万円)
純利益  △3,727(前期比 マイナス3,820百万円)

売上高の減少は、通信機器、OA機器などハードの売れ行き不振に加えて、通信事業子会社のフォーバルテレコムにおいて、国内、国際、移動体とも競争激化で売上が減少したことが主な要因です。
このため、フォーバル単体および他主要子会社2社(AJOL、フォーバルクリエーティブ)は経常黒字でしたが、フォーバルテレコムは1,120百万円の経常赤字となり、連結でも経常赤字となりました。
またフォーバルテレコムは、在日外国人向けの移動体電話サービスを行っていましたが、この不況による外国人労働者の雇用悪化(ユーザーの主体を占める在日ブラジル人の失業率は約30%と推定)による収入減の影響で、解約、未払いが発生。赤字となり今後も収益性を大きく改善させることは難しいと判断したことから事業撤退を決め、連結ベースで約17億円の事業整理損を特別損失として計上しました。その他にも、下半期および来期以降を展望しての事業構造改革に着手し、貸倒引当繰り入れ7億円など合わせて、29億円の特別損失を計上しました。

2002年3月期通期業績見通し(連結) 単位:百万円
売上高  42,000(前期比 マイナス10,045百万円)
営業利益   △300(前期比 マイナス 1,326百万円)
経常利益   △600(前期比 マイナス 1,299百万円)
純利益  △4,300(前期比 マイナス 4,386百万円)

単体では機器関連売上に関して減少傾向に歯止めがかかってきた感があるということで、通期では営業利益、経常利益は前年を上回ると見ています。ただ連結では事業整理の影響が大きく、赤字は避けられない模様です。

2.フォーバルテレコムの中期経営計画「GET51」
電話など音声通信サービスへの収益依存度低減とインターネット関連サービスへの取り組み強化を経営課題として掲げてきたフォーバルテレコムでは、ダイナミックな事業環境の変化が予想されるインターネット関連市場に積極的かつ機敏に対応し、今後加速度的に進展していくブロードバンド時代に適応したサービスメニューを確立することにより、中長期的な成長力・収益力を再構築すべく、2001年11月21日に中期経営計画「GET51」を策定、発表しました。
「選択と集中」というキーワードのとおり、従来の事業の収益性、成長性を見直したうえで、新たなサービス展開もふまえて、経営資源を同社の基幹事業、得意分野に集中していく方針です。

「概要」
(1)期間:平成13年度下半期から平成16年度までの3.5年間
(2)基本政策
・新サービスへの集中的な経営資源の投入(後述)
・小規模法人向け以外の既存サービスにおける推進体制の見直し
(上に述べた在日外国人向けサービスからの撤退などです。)
・債務超過の回避
(2001年12月13日フォーバルテレコムの第三者割当32億円をフォー バルが引き受けることを発表しました。中期経営計画達成のために必要な販 売、資金、人材面での協力・支援を行うもので、今回の増資はその一環です)・平成16年度における欠損金の解消
 平成13年度末欠損金(見込み)48億円を、3年間で解消することを目指 しています。

     平成14年度   平成15年度   平成16年度
売上高    9400     9500     9500
経常利益   1020     2250     1700
純利益    1017     2247     1574
剰余金   △3774    △1527       47
*単位:百万円

3.新サービスについて
中期経営計画において、新たに取り組むサービスの選定基準として、「独占販売またはそれに類した取り扱いが可能な商材」と「価格訴求型商材と付加価値提供型商材の両面展開」をあげています。
その中で当面は、以下のサービスを取り扱っていきます。

・インターネットキーワードサービス
 ブロードバンド時代に対応した新サービスとして同社がまず注力するのがこ の「インターネットキーワードサービス」です。
 あるホームページへアクセスしようと思えば、長いURLを記憶し、入力し なければならないケースがよくあります。これに対してこのサービスでは、 日本語のキーワードをマイクロソフトのブラウザのアドレスバーに入力する だけで目的のホームページに簡単にアクセスできるというものです。

(続く)

<続きは個人投資家のためのWebsite Cyber−IRを御覧下さい。バックナンバーもあるよ!>
→http://www.cyber-ir.co.jp

<フォーバルの資料を御希望の方は、「お名前」、「住所」を明記の上こちら まで。ブリッジレポートの感想などもお書き添えいただくとうれしいです。>→>magazine@cyber-ir.co.jp

<Cyber−IRのブリッジサロン動画コーナーを御覧ください。
個人投資家のための企業説明会ブリッジサロンでの社長によるプレゼンテーションが動画で見られます。是非御覧下さい>
→http://www.cyber-ir.co.jp

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提供:「企業と個人投資家を結ぶ架け橋」株式会社インベストメントブリッジ問い合わせ webmaster@cyber-ir.co.jp

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