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マネックスメール(第609号 2002年1月29日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
東芝の業績下方修正で業績懸念が高まり、大引け間際に下げ幅を拡大。
日経平均 10026.03(▲194.82)
TOPIX 978.74(▲ 18.30)
単純平均 407.18(▲ 4.19)
東証2部指数 1673.69(▲ 7.12)
日経店頭平均 1151.02(△ 2.80)
東証1部
値上がり銘柄数 352銘柄
値下がり銘柄数 960銘柄
変わらず 148銘柄
比較できず 7銘柄
騰落レシオ(25日) 90.92%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行 指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 631.45(百万株:概算)
売買代金 530164(百万円:概算)
時価総額 2770533(億円:概算)
為替(17時) 133.08円
朝方は売り買いともに手控え気分が強く、CMEでの日経平均先物の終値にサヤ寄せする展開で始まりました。弱含みとなったものの、積極的に売り込む動きも乏しい前場の展開でした。
後場に入ってからも中頃までは方向感の乏しい値動きを続けていました。中頃にまず東芝(6502)の業績下方修正が伝わり、ハイテク株全般の業績不透明感から先物が値を下げました。
さらに後場後半になると、佐藤工(1804)、飛島建(1805)、ハザマ(1837)の3社が経営統合に向けた検討に入ったと一部で伝わりました。各々経営不安のある企業が統合し、不良債権が集中、今後の対策に不透明感が強まり、問題先送りにつながると言う懸念が強まりました。不良債権処理問題が進展しなくなるという警戒感で、さらに先物が売られる展開となってしまいました。
為替の振れも手控え気分を強める要因となりました。朝方は133円台の前半で推移、一時は133円台後半まで円が値を下げていました。しかしその後、再度円は133円台前半まで上昇、株式市場の取引終了後は132円台に突入する場面もありました。
リバウンド期待が高まり、市場の関心が集まっていた値がさハイテク株にとって、東芝の下方修正と円が値を戻したことで手掛け難い状況となってしまいました。先物が下げ幅を拡大したことで、これら銘柄も値を下げてしまいました。
朝方経営統合で基本合意と報じられた三井建(1821)、住友建(1823)をはじめ、指数の影響を受け難い低位個別材料株で短期値幅取りを行う動きが一段と活発化しました。
◆個別銘柄◆
東芝(6502) 439円(▲5)
後場中頃に2002年度の第3四半期の決算発表と、今期業績予想の下方修正が伝わりました。その直後から同社が下げ足を速めるだけでなく、ハイテク株全般の業績懸念に広がり指数も下げ幅を拡大。
三井建(1821) 53円(△6)
住友建(1823)と経営統合で合意と一部報道、会社側は検討中で現時点では何も決まっていないとコメント。低位株を手掛けるムードが高まったこともあり、目先筋の物色対象となり買い先行で始まったものの手仕舞い売りが出るのも早く伸び悩み。
佐藤工(1804) 売買停止
後場に入ると、同社と飛島建(1805)、ハザマ(1837)の3社が経営統合に向けて検討中と伝わりました。3社とも売買停止処置。
フジタ(1806) 21円(△4)
三井建設、住友建設の経営統合という報道に対し、一部ではフジタも参加するという報道。株価が額面を大きく割り込んでいることもあり、目先筋が手掛ける展開。会社側はこの報道を否定した模様。
クレオス(8101) 231円(△22)
14時から記者会見を行うと伝わり、内容不明のまま目先筋が飛びつく展開で上げ幅を急拡大。ナノテク関連の新発表があるという思惑が一段と買いを誘う状況でした。
シャープ(6753) 1395円(△6)
日経新聞にパソコン用液晶パネルの市況に底入れ感が出てきたという記事が掲載されていました。シャープも1月分から値上げを行い、業績へのプラス材料という期待感。ただ相場全体が軟調な展開となっていることで、積極的に上値を追う勢いも出ませんでした。
日石三菱(5001) 520円(▲11)
原油価格上昇を材料に昨日大幅上昇。WTI先物はOPEC加盟国による減産が進んでいることで続伸しましたが、株価が昨日大幅上昇となったことで利益確定売りが優勢となり後場に入ってから下げ幅を拡大。
昭和電工(4004) 149円(▲10)
昼休み中に2001年12月期連結最終益が、これまでの損益とんとんの予想から345億円の赤字となったと発表。発表前は前日終値近辺でのもみ合いを続けていましたが、後場は急落。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高フジタ(1806) +23.52 △4 21 15036日金属(5491) +20.63 △13 76 225アイワ(6761) +17.66 △50 333 2393.1佐藤工(1804) +15.00 △3 23 1971 (その後売買停止)
津田駒(6217) +13.88 △15 123 1579
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高地トーカン(9703) −15.38 ▲12 66 1831神戸糸(3007) −10.90 ▲6 49 698日東網(3524) −10.12 ▲8 71 281三協アルミ(5932) −9.19 ▲8 79 4365東急車(7123) −8.57 ▲6 64 436
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比日産自(7201) 17995 740 ▲19三井住友(8318) 17595 489 ▲14フジタ(1806) 15036 21 △4新日鉄(5401) 11401 185 ▲2NKK(5404) 10212 95 ▲2プリマハム(2281) 10134 51 ▲2シャープ(6753) 9411 1395 △6東芝(6502) 9339 439 ▲5富士通(6702) 8525 865 ▲22三井建(1821) 8127 53 △6
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比NTTドコモ(9437) 21983 143万円 ▲5万円トヨタ(7203) 19797 3490 ▲180ソニー(6758) 19078 5920 ▲120日産自(7201) 13526 740 ▲19シャープ(6753) 13179 1395 △6ホンダ(7267) 12352 5310 ▲250松下(6752) 10044 1694 ▲36富士写(4901) 9274 4260 ▲170みずほ(8305) 9170 24万1千円 ▲8千円キヤノン(7751) 9117 4320 ▲120
=============<資産設計情報>==============毎週火曜日はエコノミスト、ファンドマネージャーが交代でコラムを掲載いたします。
●ザ・ファンド@マネックス 佐久間ファンドマネージャー
●ジャパンセレクション 坪田ファンドマネージャー
●アセットシンフォニー 清水ファンドマネージャー
●エコノミスト 第一勧銀総合研究所主席研究員 真壁氏
新しい執筆者が様々な視点から情報提供をいたします。本日はエコノミストの真壁氏初登場です。
−−−−−−−−−<エコノミスト真壁氏の経済の見方>−−−−−−−−−
日本経済の現状と見通し − 当面厳しい局面が続く −
在庫動向など経済の循環的な要素を考えると、そろそろ景気回復へのプロセスが見えてきてもよいはずなのだが、なかなか経済全体に明るさが出てこない。こうした状況の背景には、今後、避けて通れない不振企業の淘汰や不良債権処理がある。現在の日本経済はあたかも、体力を消耗しているマラソンランナーに、むりやり重い荷物を背負わされている状態なのである。背中の荷物がずっしりと重く、ランナーの体力を容赦なく奪っていくのだ。
実体経済を見ると、全体として在庫調整はかなり進展している。今回の景気下落のきっかけになったIT関連部品の過剰在庫は、世界的にもかなり整理が進んでいる。128メガDRAMの価格は、昨年の秋にかけて1ドルを割り込んだが、ここへきて3ドル程度まで回復している。今後、一本調子の上昇は考え難いものの、最悪期を脱したことは確かだ。そのほか国内市場で、H型鋼や棒鋼などの一部市況商品の価格もやや強含んでいる。マクロベースの在庫水準は、急速な生産調整を背景にして調整が進んでいると見られる。在庫関連の指標についても、製品在庫は昨年5月をピークに11月まで低下傾向を示しており、在庫率指数も同9月をピークにして11月までに、2ヵ月連続して2.7%ポイント低下している。
ところが、そうした循環的なプラス要因をすべて帳消しにするように、ストックベースの調整圧力が残っている。昨年末にかけての大手企業の破綻に続いた。そして、現在、ダイエーの再建計画が、主力銀行の支援を前提にして練られている。再建計画には思い切った減資や債権放棄が盛り込まれる見込みで、減資などは大きなデフレ圧力になる。問題は、さらにこれから多くの企業倒産が発生すると予想されることだ。これは、実体経済だけではなく、経営者のマインド面に与える影響は大きい。当面、日本経済には厳しい局面が続くと予想する。
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投資信託基準価額(1月28日現在)
ザ・ファンド@マネックス 5,988(+31)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(1月28日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 25.45(+0.01) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 19.99(+0.04) バンガード・スモールキャップ・インデックス 19.53(+0.07) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 15.93(−0.01) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 18.46(−0.09)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
米ドル為替レート (1月29日午後2時30分現在)
買付レート 133.25
解約レート 132.75
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========1月29日 <温泉の格付け>
温泉の本格度をランク付けする動きがあるらしい。例えば「ぬめり」が、本当に効き目のある温泉成分からきているのか、汚い話で恐縮ですが湯に浸かった大勢の人の脂分からきているのかとかを分析して、6段階だかに区分するのだそうです。私は反対ですね。温泉は科学的な効用だけが目的で行く訳ではなく、なごむとかそういった感情的な余裕を求めていく場合の方が多いと思うのですが、そういう所に科学とか評価を持ち込んでも如何なものかと思います。科学的には本格的でなくとも癒し度ナンバー1だった温泉はどこかありがたみが減りますし、一方科学的に本格的だと格付けされた温泉が混んでしまったら、やはり余裕がなくなります。結局温泉界全体の効用が減るだけではないかと、私は思ってしまいます。
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=============<編集長の独り言>=============つい最近、我が家の冷蔵庫が大変な状況となってしまいました。冷凍庫が一番下、その上に製氷室、野菜室などがあり一番上に普通の冷蔵室のある、某社の製品です。個人的にこのCMに出ている女優さんの好感度もありますが、それで決めたわけではありません。
冷凍室か閉まらなくなってしまったのです。引き出してみると、巨大な氷が裏側に出来ており、この氷が徐々に冷凍室自体を前に押し出してきたのです。昼間にドアが閉まらない警報がなっていたようですが、外出のため夜まで気が付かず。
帰宅後、氷の撤去作業を始めました。タオルをお湯に浸し、暖めながら解かす方法。様々な手を考え、最終的には短時間で一気にということでドライヤーの熱を数分、大きな氷の塊はその形をほとんどとどめたまま外れました。
欠陥か?と疑ったものの、冷凍室に頭を突っ込み内部を良く見ると、製氷室へつながる“水”が漏れて下に落ち、氷となっていた感じでした。
この時期、氷を作り、消費している家庭内担当者・・・、自分です。お酒用の氷を作る際、しっかりとセットしていなかったためでしょう。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
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<明日からブックビルディング開始>
ソースネクスト(4344)
ブックビルディングは1月30日 AM00:00から
2月5日 AM11:00まで
仮条件 10万円〜12万円
マネックス証券は初めて主幹事証券となりました。
今まで以上に多くのお客様が新規公開株式を取得するチャンスがあります。
インボイス(9448)
ブックビルディングは1月30日 AM00:00から
2月4日 AM11:00まで
仮条件 35万円〜40万円
<明日から募集開始の銘柄>
コナミコンピュータエンタテインメントジャパン(4338)
募集期間は1月30日 AM00:00から
2月1日 AM11:00まで
募集価格 3800円(申込株数単位100株)
マネックス証券は副幹事証券となりました。
今まで以上に多くのお客様が新規公開株式を取得するチャンスがあります。
<明日新規上場の銘柄>
ぴあ(4337) 東証2部
募集価格 2000円
ビーマップ(4316) NJ
募集価格 25万円
<ブックビルディング中の銘柄>
エルゴブレインズ(4309)
ブックビルディングは2月1日 AM11:00まで
仮条件 1100円〜1300円
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