1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。
◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆
楽しい!学べる!得をする
マネックスメール(第648号 2002年3月27日夕方発行)
http://www.monex.co.jp/
◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇マネックス証券株式会社◆◆◆
本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
はじめまして!フィデリティ
投資信託基準価額
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
ただ今ブックビルディング中
ひまわり解説〜社員勉強中〜
年金資金の買い支え
「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
PALTEK(7587)、OBARA(6877)
マネックスメール解除の方法は一番下にあります
またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/j/monexmail/backno/backno.html
=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
手控え気分が強まり薄商いの中、一時上げ幅を拡大する展開。
日経平均 11323.68(△115.76)
TOPIX 1077.32(△ 13.17)
単純平均 440.21(△ 5.43)
東証2部指数 1794.78(▲ 4.50)
日経店頭平均 1179.10(△ 1.07)
東証1部
値上がり銘柄数 1047銘柄
値下がり銘柄数 343銘柄
変わらず 95銘柄
比較できず 11銘柄
騰落レシオ(25日)121.28%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行 指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 559.16(百万株:概算)
売買代金 616608(百万円:概算)
時価総額 3043964(億円:概算)
為替(17時) 132.76円
3月末の株価水準を見守るといった雰囲気が強く、新規のポジション取りは控えられている相場展開が続きました。朝方は米国株式市場の上昇を材料に買い先行で始まりましたが、すぐに失速といった値動きでした。
ただ値を下げると公的資金とみられる買い支え的な動きが予測され、前場中頃から堅調な値動きとなりました。売り手不在の中、小口の買いでも上げ幅を拡大する動きとなりました。
後場に入ってからもジリ高歩調が続いていました。自民党の相沢氏、麻生氏が相次いで追加デフレ対策の必要性を語り、後場中頃に上げ幅を拡大する場面もありました。
しかし積極的に上値を買い進む勢いには欠ける相場展開でした。日経平均の11500円という節目水準が上値抵抗ラインという見方もあり、自民党2氏の発言があってもこの節目まで上昇できませんでした。
大引け間際になると、ムーディーズが邦銀の格付けを引き下げの方向で検討に入ったという話も伝わりました。結局急速に伸び悩みといった雰囲気で取引を終了。日経平均先物は現物株の取引終了後に上げ幅をさらに縮小する形となり、11260円で終了しています。
値上がり銘柄数は1000銘柄以上となっていますが、後半の失速、上値の重さ、買い手不在という雰囲気も強い1日でした。週内は積極的なポジション取りはあまり期待出来ない状況が続きそうです。
物色対象も絞り込めない相場環境となっています。不動産株や自動車株といったところが比較的堅調な展開となりました。また大引け間際、カジフ油田での操業継続をクウェート政府と合意と伝わったアラ石(1603)は、この報道直後から急騰して終了しました。
◆個別銘柄◆
三井住友(8318) 534円(△17)
方向感の乏しい形で始まった銀行株でしたが、前場三井住友はジリジリと上げ幅を拡大。後場伸び悩みとなると、三菱東京(8306)、UFJ(8307)などが上げ幅を拡大。しかし大引け間際になると、ムーディーズが大手銀の格付け引き下げ方針で見直しと伝わりました。
セガ(7964) 2300円(△80):100株単位
前引け間際、QUICK画面を通じてムーディーズが同社の無担保長期債務格付けをこれまでのネガティブから安定的に変更したと伝わりました。これを材料に前日終値近辺でのもみ合いから急伸する場面がありました。
三菱自(7211) 340円(△33)
ダイムラー出身の副社長が社長に昇格すると伝わりました。これによりダイムラー主導の経営再建が進むという期待感から、証券会社のディーラー達が手掛ける展開。トラックのリコールは悪材料視されず。
NTTドコモ(9437) 34万7千円(△1万4千円):1株単位
昨日の国内市場では、株式分割による理論価格(33万6千円)を割り込んで取引を終了しました。しかし米ADR市場では円換算で33万9千円程度と理論価格を維持して終了。本日改めて買いを集める展開となりました。
三井不(8801) 1022円(△32)
信用取り組み動向が売り買い接近している点、一部報道で与党3党がデフレ総合対策で都市再生ファンドの創設を計画などと報じられた点、東京都が密集地の再開発をしやすく2002年度にも基本条例案など伝えられ買い材料に。ハイテク株がやや方向感を失ったことで、内需関連株の代表格として手掛ける展開。
ディースリー(店4311) 88万円(△10万円):1株単位
明日、PS、PS2用のゲームソフトを計7本新発売の予定で、これらソフトの販売好調に期待した買いが入り、ストップ高まで買い進まれました。
アラ石(1603) 688円(△49):100株単位
大引け間際、政府筋がカジフ油田での同社の操業継続に関し、クウェート政府と合意したと一部で伝わりました。この報道直後、前日終値近辺でのもみ合いから急激に値を上げる展開。
戸田建(1860) 292円(▲13)
02年3月期の連結純利益が従来予想を大きく下回り、前期比34%減の6億円となる見通しと発表したことで業績低迷の長期化を嫌気した売りが優勢。また同社が建設を手掛けた都立高の校舎に施工不良が見つかった問題で都が3か月の指名停止したことも悪材料となり1ヶ月ぶりの300円割れ。
イセキ開発(店6275) 16円( 0)
取引終了後に民事再生手続きの開始を申請したと発表。負債総額は88億円。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高丸運(9067) +25.94 △48 233 36モリテックス(7714)+11.64 △194 1860 47光通信(9435) +11.21 △118 1170 56.5三菱自(7211) +10.74 △33 340 7126札幌北洋(8328) +9.87△4万6千円 51万2千円 0.078
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高紀陽銀(8370) −8.58 ▲23 245 686東北ミサワ(1907) −8.23 ▲43 479 3共栄タ(9130) −7.25 ▲9 115 13日フエルト(3512) −5.55 ▲21 357 5黒田電気(7517) −5.53 ▲130 2220 25.6
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比三井住友(8318) 26328 534 △17新日鉄(5401) 13934 184 △2日産自(7201) 11589 945 △25富士通(6702) 11051 1018 △10東芝(6502) 9395 538 ▲4丸紅(8002) 7829 99 △5大和銀HD(8308) 7666 84 0三菱自(7211) 7126 340 △33クラリオン(6796) 5937 79 △2野村HD(8604) 5748 1739 △65
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比NTTドコモ(9437) 48125 34万7千円 △1万4千円ソニー(6758) 17206 6770 △30キヤノン(7751) 16910 4850 ▲90トヨタ(7203) 16692 3750 △50三井住友(8318) 14156 534 △17NTT(9432) 12360 49万2千円 △9千円富士通(6702) 11206 1018 △10日産自(7201) 10709 945 △25武田薬(4502) 10608 5220 ▲50ホンダ(7267) 10269 5500 △60
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−−<はじめまして!フィデリティ 第4回>−−−−−−−−
ボトム・アップ・アプローチ
今回はフィデリティの運用哲学についてお話します。
フィデリティは米国で50年以上、ここ日本でも30年以上、資産運用に携わってきましたが、その長い歴史に一貫する「ボトム・アップ・アプローチ」を運用哲学としています。
では、この「ボトム・アップ・アプローチ」とはなんでしょう。
これは一般に、個別企業の調査に基づき、投資銘柄を選定する運用手法です。逆に、マクロ経済動向や、景気分析等に基づいて投資判断を行うことを、「トップ・ダウン・アプローチ」といいます。ボトム・アップ・アプローチを行う上での鍵は、どこまで徹底した調査と分析ができるかという点になります。
フィデリティは、個別銘柄の調査と分析に古くから力をいれてきました。今日も世界中のどこかで、フィデリティのアナリストが日々企業を訪問、リサーチ先は当該企業の本社のみならず、工場や、仕入先やユーザー、競合企業にも及びます。こういった多面的な調査を行うことにより、企業の真の価値が発見されるのです。
グローバル経済の中で、世界各国の企業動向を視野にいれることも大事です。日本の自動車会社でも、工場を海外に設置したり、販売網が海外に広がっているのを皆様もご存知だと思います。フィデリティのグローバルなネットワーク、各拠点を繋ぐテクノロジーは、世界規模のリサーチを可能にします。
<フィデリティと投資について考えよう!>
では、今回は先にあげました「銘柄選択」に関する質問です。
ここ数年、株価指数を見ていると、すばらしい成長を見せているとは思えない日本市場です。
1991年末から2001年末までの10年間、TOPIXは46%下落しました。しかしこの間にも上昇した銘柄はあります。一番上昇した銘柄の上昇率は、何%だったでしょうか。
1. 46%
2. 421%
3. 744%
正解は、3.の744%です。(該当期間中に上場、公開していた1177銘柄の中から選択。ブルームバーグのデータよりフィデリティが算出)
ここで考えていただきたいことは二つあります。
まず第一に、「市場全体が下落しているときでも、全ての株式が下落しているわけではない」ということ。ここ数年間の日本市場は低迷している印象を受けますが、そんな時でも成長している銘柄は存在します。
第二に、「そのような成長銘柄をどう選択するか」。ここには、プロのノウハウが活かされます。先にご説明した徹底的な調査によってのみ、長期的な成長株の発掘が可能です。
フィデリティのファンドは徹底的なリサーチに基づく、ボトム・アップ・アプローチで運用されています。ファンドはマネックス証券で1万円からお申込みいただけます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
投資信託基準価額(3月26日現在)
ザ・ファンド@マネックス 6,179(−26)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(3月26日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 25.70(+0.15) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 20.09(+0.11) バンガード・スモールキャップ・インデックス 20.41(+0.22) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 16.12(+0.07) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 18.09(−0.05)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
米ドル為替レート (3月27日午後2時30分現在)
買付レート 132.75(−0.30) 解約レート 132.25(−0.30)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========3月27日 <将棋>
将棋の羽生善治さんにお目に掛かる機会がありました。将棋は全くの門外漢なのですが31歳にして四冠王、一度は7タイトルを全て所持していたこともある、とにかく滅法強いお方です。別れ際にミーハーにも握手させてもらいましたが、とても柔らかい手でした。話の内容は主に経済とか日本の閉塞感とか、その手の話だったのですが、最後に以前から疑問に思っていることに羽生さんが明快に答えてくれました。
「将棋は駒が相手に取られてそれが今度は相手に使われてしまうという、世界に類を見ないゲームですね。」と聞いたところ、「元々チェスや将棋といったゲームは戦闘がモデルになっているのだと思いますが、恐らく日本は単一民族なので相手に捕えられた兵士が今度は相手方に付いて闘うということがあったのでしょう。外国では異民族間の戦いだったのでそういうことがなかったのではないでしょうか。それから歩で詰めてはいけないというルールもある訳ですが、これは下克上は許さないということではないでしょうか。」と答えられました。う〜ん、深い。羽生さんとのお話は含蓄や示唆に富む事も多かったので、そのうち御披露したいと思います。
=============<編集長の独り言>=============20代独身という立場で、どうやってお金を貯めるか。私の経験からは、給与天引き等で最初から強制的に積み立てる。貯蓄に回したお金はもともと無かったものと考えるしかないと思います。余ったら貯蓄は多分不可能に近いでしょう。貯蓄を始めた数ヶ月、急に使えるお金が減って苦しい生活になるかもしれませんが、その後はその生活に慣れ、自然と無駄遣いが減るもの。
そういう意味で実験的に弊社社員2名が今年から、“こんな僕でも1年間で○○万円貯めました”というプロジェクトを始めています。このプロジェクトに、社外メンバーも加わることになりました。もうじき社会人2年目を迎えるI社I君です。彼は学生時代にマネックスでアルバイトをしていたこともあります。この彼に昨日会ったのですが、やはり20代独身、何に使っているか分からないまま、給料は無くなっていくとか。これら3名の今後、機会があれば途中経過そして結果発表を行いたいと思います。
昨日は彼だけでなく、もうじき新社会人となる“ふたば”を始め数人のバイト経験者がマネックスを訪れました。アルバイトでは先輩となるI社I君には、これから新社会人となる彼らにとってよき先輩、そして貯蓄のお手本としても期待したいと思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========弊社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳細はホームページをご覧下さい。
<明日がブックビルディング締め切りの銘柄>
ニイウス(2731)
ブックビルディングは3月28日 AM11:00まで
仮条件 8万6千円〜10万円
<新規取扱い開始>
クインランド(2732)
ブックビルディングは4月1日 AM00:00から
ティー・ワイ・オー(4358)
ブックビルディングは4月9日 AM00:00から
詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/static/MONEX/HOM/HOM_VWhats_IPO_GFrm.html
==========<ひまわり解説〜社員勉強中〜>==========一昨日のマネックスメール相場概況で、
三井住友(8318) 525円(△9)
銀行株は総じて堅調な展開。市場では特に銀行株を買う理由は見当たらず、3月期末の株価水準を意識した公的資金とみられる買いが株価を支えているといった見方を強めていました。
とありました。
昨日、一昨日、この他の市況でも「公的資金による買い」「年金資金が下支え」という言葉をよく見かけました。そこでちょっと思ったこと、本日のお題は、年金資金の買い支えです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<3月末は多くの企業が決算>
保有株式は、3月末日の株価で時価評価し、財務諸表を作成します。(一部の金融機関や企業では、3月末日の株価ではなく、3月中の平均株価で評価損益を計上する場合もあるようです。)すると、多くの企業は3月の株価を気にします。株価次第で資産の評価や損益が大きく変動されるからです。
<ドレッシング買い>
期末の保有株式の評価をよく見せようと、特に買い材料はないけれど買いを入れて、一時的に株価を押し上げようとする「ドレッシング買い」と言われる買いがあります。
でも、この「ドレッシング買い」、以前にも解説したことがありますが、運用機関等は、昨今の株価の低迷でドレッシング買いを入れる余力はないのでは?また、例えばファンド等で、今までの運用成績が悪いにも関わらず、期末だけ評価を良くしたとしても、全体としての運用説明が明らかに出来ない。そもそも期末の一時的な買い入れや保有株式だけの特定銘柄に買いを入れ意図的に株価を上げるようなことは、株価形成の公正さを損ねるなど、コンプライアンス(法令遵守)上問題である、ということでした。
<期末に公的資金の買い>
複数の市況解説等で「公的年金(=厚生年金及び国民年金)が下支え」「公的資金(=簡保資金、郵貯資金など)の買いが入った様子」と解説されていました。
公的資金はその運用規模が大きいので、市場に影響を与えます。3/13には公的年金を運用している年金運用基金の2002年度の運用計画を厚生労働省が発表。本年度より9兆円多く国内株式市場で年金資金を運用するとの報道もありました。
なぜ、3月期末で公的資金の買いが目立っていると言われるのでしょうか。株式の評価をあげて金融機関の期末の保有株式評価損益を助け、金融機関の破綻等の金融危機を回避する為とか、3月期末が悪いと市場や景気が悪化していると政府が糾弾されない為とか、言われることがあるようです。
一方、期末以降の4月は、下支えとしての公的年金の買いは入らないだろうから、株価は下落するのではないだろうか、と懸念もあるようです。
自分が毎月拠出している、将来返ってくるかどうかも不確実な厚生年金保険料が、もし、効率よい運用よりもこのような一時的な株価下支えを優先に運用されていたとすれば。。。
実際はそうではなく、金融機関の運用担当者が自分の運用が上手く行くようにそのような話をしているだけなのかもしれません。
しかし、そもそもこのような疑問が生じてしまう根本には、国民の多額の公的資金を運用する機関の運用状況や情報開示(ディスクロージャー)が十分でないからなのでしょうか。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<マネックスHP 便利帳
〜ちょっと気になる銘柄を発見。その銘柄の最近のニュースや株価動向を知りたいのだけど、どうしたら分かる?〜
ログイン後、「投資情報」→左上のスペースに銘柄コードを入力して「GO」。
上部の「ニュース」をクリックすると、その銘柄の市況ニュースなどがご覧いただけます。また、サマリーではその銘柄の要点レポート、決算データ、財務データもあり、個別銘柄の投資情報がまとめて手に入り、とても便利です。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<おまけ>
NTT系のプロバイダー「ぷらら」の女性向けサイト「やまとなでしこ」にひまわりが掲載されることになりました。マネックスメールの読者と区別する為に、feedback@monex.co.jp の件名は「ぷららのひまわり」と記してもらうようにしました。そこで社内のぷーさんが「誰からも届かなかったら、私がさくらでメールしてあげましょう!」と言うので、それなら自分で出すわい、とその夜、自分の携帯電話から「ぷららのひまわり さくらさくら〜」とメールを出しました。翌日、そのさくらメールに、社内の長老が「うば桜」と返信してきました。思わず、うまい!!と笑ってしまいましたが、「じじ桜!」と速攻返しておきました。おわり
「やまとなでしこ」金融道を”ひまわり”がゆく〜ひまわりが振り返ります〜http://wwwa.plala.or.jp/nadeshiko/work/himawari/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
皆様からの率直なご意見、ご質問をお待ち致しております。
mailto:feedback@monex.co.jp 件名に「ひまわり」と記し願います。
=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今回の企業は「PALTEK(7587)」と「OBARA(6877)」です。
http://www.paltek.co.jp
http://www.obara.co.jp
2月18日(月)
PALTEKの2001年12月期決算説明会に出席しました。
東京証券会館の9階会議室には100名近くのアナリスト、ファンドマネジャーが集まりました。
半導体市場概況
依然として低空飛行が続いているものの、やや底入れの気配も見える状況となってきたようです。
2001年12月期概況
<連結:単位 100万円。カッコ内は前期比>
売上高 17,443(マイナス 6.6%)
営業利益 370(マイナス 82.4%)
経常利益 239(マイナス 88.7%)
当期純利益 △459(当期純損失 459)
EPS △38.8円
ROA 1.8%
ROE △5.5%
<単独:単位 100万円。カッコ内は前期比>
売上高 13,624(マイナス 16.2%)
営業利益 1,249(マイナス 44.5%)
経常利益 1,151(マイナス 50.3%)
当期純利益 △163(当期純損失 163)
EPS △13.8円
ROA 9.9%
ROE △2.1%
改めていうまでもなく、世界的な情報通信産業における設備投資の見直し、需要低迷などにより連結、単独共に大幅な減益となりました。ただ、減益幅を見ると連結のほうが大幅で、米国子会社Cygnet社における予想以上の赤字拡大が大きな要因でした。この子会社に関しては後述します。
現在の状況および対応
・ここ3年の四半期ごとの単独売上の推移を見ると、ピークは2000年10 −12月期の4,744百万円。これが2001年10−12月期には
2,528百万円まで約半減しました。
・以前のレポートでも報告しましたが、こうした状況の下、同社は身軽な経営 体制を目指し、在庫圧縮、借入金の返済を進めてきました。在庫は2000 年12月末 37億円を、2001年12月末には25億円まで30%以上 削減しました。また短期借入金も2000年末34億円が2001年末12 億円へと返済しました。
一方で、三井住友銀行と40億円のコミットメントラインを設定し機動的な 資金調達体制を取っています。
・同社の顧客動向を見ると、NEC、アンリツ、ソニー、沖電気のトップ4の 占める比率が前期よりも低下しました。高橋社長によれば、トップ4以外の ブロードベースで見ると下げ止まりが見え始めてきたと考えているそうです。
(続く)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
2月6日(水)
OBARAを訪問しました。
渡辺取締役とIR担当の横田さんにお話を伺いました。
足元の状況
主力の抵抗溶接機を見ると、受注量は強含みで推移しているとの事です。自動車メーカーは各社とも、比較的旺盛な設備投資を行っており、特に海外案件が順調です。売上に占める直接の輸出比率は20%程度ですが、外―外を含めた実質的な海外比率は約50%に達しているということで、早くからグローバル対応してきたことが結果につながってきているということです。海外の中でもアジア、北米が計画どおりに進んでいるそうです。
また前回のレポートにも書きましたが、新製品のサーボガンも順調に拡大しています。トヨタに納入していることによる信用力、実績が大きな要因となっているようで、世界シェアはダントツとなっています。
春名社長は営業に関しては、受注残管理を第一目標として指示を出しています。競争は激しいものの、この環境下でシェアを拡大していくことが次の拡大期に不可決と考えているからです。
このように、受注は順調に推移している中で、後はどのようにして利益の更なる上乗せを図るかが焦点となっています。
自動車メーカー各社は大変厳しい購買姿勢を取っており、良し悪しは別にして、中には納期、品質ではなく「価格」のみを条件に発注するケースさえもあるそうです。
こうした下で同社は、「高品質」を維持しながら様々な原価低減活動によって利益を確保を進めています。
スピードファムの不振
同社は1月25日に平成14年9月期の連結業績予想を下方修正しました。
平成14年9月期:連結(単位:百万円、カッコ内は前回予想)
売上高 18,200(19,000)
経常利益 50( 500)
当期純利益 ▲550( 50)
単独業績は修正しておらず、平面研磨装置製造の子会社スピードファムの不振が要因です。
(続く)
<続きは個人投資家のためのWebsite Cyber−IRを御覧下さい。バックナンバーもあるよ!>
→http://www.cyber-ir.co.jp
<両社の資料を御希望の方は、「お名前」、「住所」、「企業名(PALTEK、OBARA)」を明記の上こちらまで。
ブリッジレポートの感想などもお書き添えいただくとうれしいです。>
→>magazine@cyber-ir.co.jp
<ブリッジサロン動画コーナーにイーピーエス(4282)、共立メンテナンス(9616)、TOW(4767)をアップしました。
個人投資家のための企業説明会ブリッジサロンでの社長によるプレゼンテーションが動画で見られます。是非御覧下さい>
→http://www.cyber-ir.co.jp
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
提供:「企業と個人投資家を結ぶ架け橋」株式会社インベストメントブリッジ問い合わせ webmaster@cyber-ir.co.jp
「上記レポートについては、(株)インベストメントブリッジが作成した ものであり、その内容の正確性・有用性等についてマネックス証券(株) は一切責任を負いません」
===================================<マネックスメールを解除したい時は>
・弊社に直接申し込まれたお客様
マネックスメールの受信解除、メールアドレスの変更等はこちらへ
▽ http://www2.monex.co.jp/j/monexmail/monexmail.html
アドレスの変更の場合、お手数ですが、旧アドレスの解除、新規アドレスの 登録という方法でお願いします。
・まぐまぐ、Macky!、Pubzine、melmaご利用のお客様
解除をしたい場合は、ご自身がご利用のシステムから行って下さい。
▽まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000017399.htm (ID:0000017399) ▽Macky! http://macky.nifty.com/check.htm (マネックスメール)
▽Pubzine http://www.pubzine.com/pubzy/tool/unsub.html (ID:002140) ▽melma http://www.melma.com/ (マネックスメール m00015629)
何れもメールでの解除はできません。HPにアクセスして行ってください。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●配送できないメールアドレス等の解除について
マネックスメールでは、ご登録いただいたメールアドレスに間違いがありメールを配
送できない場合や、何らかの理由で一定期間登録メールアドレスへメールが配送され
ない場合、その他弊社がやむを得ないと判断した場合には、登録メールアドレスを解
除させていただくことがございます。予めご了承下さい。
マネックスメールへのご登録にあたりましては、正しいメールアドレスが入力されて
いることをご確認下さい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスメールはマネックス証券株式会社(以下「当社」)が発行するメール
マガジンです。マネックスメールの著作権は当社に属し当社の許可なく複製・再
配信等を行うことはできません。投資等のご判断は、ご自身の自己責任において
されますようお願い致します。当社は、お客様のマネックスメール情報サービス
のご利用により生じた損害につきましては、その責を負いません。
またマネックスメールに他社から提供されているコンテンツに関しては、それぞ
れの会社が作成したものであり、その内容の正確性・有用性等について当社は一
切責任を負いません。
http://www.monex.co.jp/
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスからのご留意事項
「マネックスメール」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。