マネックスメール 2002年4月12日

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マネックスメール 2002年4月12日

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 マネックスメール(第660号 2002年4月12日夕方発行)
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本日の目次

 マネックス相場概況
 資産設計情報
  資産設計への道〜その14
  投資信託基準価額
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
 「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
   アグロ カネショウ(4955)
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
みずほなどが業績修正の記者会見を行うことで手仕舞い売りが増加、大台割れ。
日経平均    10962.98(▲184.29)
TOPIX    1056.29(▲ 12.78)
単純平均      427.03(▲  2.33)
東証2部指数   1781.60(▲  8.60)
日経店頭平均   1182.36(▲  7.85)
東証1部
 値上がり銘柄数     515銘柄
 値下がり銘柄数     835銘柄
 変わらず        138銘柄
 比較できず        12銘柄
 騰落レシオ(25日) 91.18%
  注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行 指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     751.65(百万株:概算)
 売買代金    768655(百万円:概算)
 時価総額   3007468(億円:概算)
 為替(17時) 132.10円

 米国株式市場がGEの決算、IBMへSECの調査が入るなど、企業業績、企業会計への不透明感が高まり前日の大幅上昇を帳消しとする大幅反落となりました。さらにMSCIの構成銘柄見直しで、日本株比率が引き下げられる結果となりました。

 朝方から売りが先行、値を下げて始まりました。ただ前場の段階では、日経平均の11000円という大台が下支えラインという見方が市場に強く、この水準を意識した値動きでした。小幅安ながら、今回も11000円近辺では底固いという雰囲気で前場を終了しました。

 後場の取引開始直前に、みずほ(8305)が業績修正で取引終了後に記者会見を行うと伝わりました。その後、大和銀(8308)なども業績修正を行うと伝わりました。

 銀行株の業績修正は、下方修正となるという見方が強く、その前に銀行株の買いポジションを手仕舞う動きが後場活発化、指数も下げ幅を拡大して始まりました。日経平均は後場に入ってから11000円の大台割れ、その後も下げ幅を拡大する展開となりました。

 大引け間際になると、売り方の買い戻しや、終値で大台回復を狙った動きなどから急速に下げ渋る展開となりました。結局日経平均は、11000円まであと一歩値を戻せずに取引を終了しています。

 現物株取引の終了後、日経平均先物は売り買いが交錯。現物が大台を回復できなかったことで再度下値模索となった後、急速に値を戻し、先物は大台を回復(11020円)して取引を終了しました。

 チャート的にはボックス圏から下放れという形となってしまいました。ただ一目均衡表を見ると、来週の抵抗帯上限は10730円〜11000円程度にあります。

◆個別銘柄◆
みずほ(8305) 29万9千円(▲1万3千円):1株単位
 朝方米国株安などから銀行株は売り先行で始まりましたが、売り一巡後は下げ渋る前場でした。しかし後場の取引開始直前に、16時から業績修正で記者会見を行うと伝わりました。市場では下方修正になるという見方が強く、発表前に手仕舞い売りという動きで後場下げ幅を拡大。

三洋電(6764) 574円(△5)
 ホンダ(7267)と提携し、ハイブリッド車用電池開発を行うと報じられました。ハイテク株が全面安という展開で始まる中、これを材料に同社が値を上げて始まりましたが、手掛かり材料難の中、目新しい個別材料株として目先筋が手掛けた部分も多く、早い段階で手仕舞い売り。

ワコール(3591) 975円(▲23)
 上場来初となる業績下方修正を前日発表し連結純利益55%減。目立たないものの、安定した需要のあるディフェンシブ銘柄のひとつという位置付けもあっただけに失望売りで軟調な展開。

太陽誘電(6976) 2145円(△20)
 前日2002年3月期の連結純利益が75%減の52億円になる見込みと発表。減益見通しながら、従来予想が24億円でこれと比較すれば上方修正となりプラス材料にされた模様。

NTTドコモ(9437) 31万6千円(▲1万6千円):1株単位
 携帯電話の加入者伸び悩みなど先行き不透明感が強まる中、新たな思惑もあり下落。米国株式市場でAOLが急落しましたが、売り手は米大手投信のジャナスという噂。ジャナスが保有するNTTドコモ株も売却するのではという見方が一部に出ている模様。

ソフトバンク(9984) 2265円(▲75):100株単位
 前日クラビット株に対してTOBを行うと発表。これまでソフトバンクは子会社等を上場させ、その利益等で事業を拡大する戦略をとっていましたが、今回の出来事でこの戦略に対する不信感が出ている模様。

JT(2914) 72万6千円(▲1万9千円):1株単位
 塩川財務相が国民の健康のため、小幅であれば喫煙者の理解を得られるという見方でたばこ増税に積極的な姿勢を示しました。週末でディフェンシブ銘柄という位置付けの同社には資金流入しやすい相場環境でしたが、増税話で売りが先行。政府保有株の一部を売却可能とするJT法改正案も午前の参院本会議で可決され、需給悪化要因に。

大同生命(8799) 33万6千円(▲1千円):1株単位
 後場中頃になって、2004年4月に太陽生命、T&Dフィナンシャル生命保険と合併と伝わりました。ただ積極的に売り買いを行う投資家不在で、方向感の乏しいもみ合いを続けました。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高ダイソー(4046)  +17.34  △34   230   116マルエツ(8178)   +9.22  △31   367   754山水電(6793)    +8.33   △1    13   424古久根(1838)    +8.10   △3    40    25山九(9065)     +7.47   △8   115  3988
東証1部値下がり上位
   銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高日清油(2602)    −6.45  ▲25   362   992ライフコーポ(8194) −6.28  ▲57   850     9KDDI(9433) −6.23 ▲2万円 30万1千円 20.867東亜建(1885)    −6.20   ▲8   121   452エンシュウ(6218)  −6.19   ▲7   106    17
東証1部売買高上位
    銘柄           売買高     終値     前日比三井住友(8318)     27878    559     ▲21三洋電(6764)      15755    574      △5NEC(6701)      15471    993     ▲24三菱重(7011)      12934    416     ▲10新日鉄(5401)      10434    193      △1大和銀HD(8308)     8835     87      ▲2住金(5405)        8599     52       0日興CG(8603)      8590    569     ▲17住友化(4005)       8242    524     △12野村HD(8604)      8237   1673     ▲62
東証1部売買代金上位
    銘柄          売買代金     終値     前日比NTTドコモ(9437)   46993 31万6千円  ▲1万6千円ソニー(6758)      22494   6710    ▲110みずほ(8305)      22103 29万9千円  ▲1万3千円トヨタ(7203)      19351   3580     ▲30NTT(9432)      19170 45万9千円  ▲2万3千円キヤノン(7751)     15984   4820    △110三井住友(8318)     15738    559     ▲21NEC(6701)      15310    993     ▲24野村HD(8604)     13851   1673     ▲62武田薬(4502)      10659   5550     ▲50
=============<資産設計情報>==============直近1年の運用成績は芳しくないが、運用哲学や運用手法が一貫しているファンド、と過去1年間の運用成績は絶好調であるが、運用能力に関しては未知数のファンド。あなたはどちらを選びますか?

−−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その14>−−−−−−−−−−

株式と投資信託、どっちで運用するのがいいの?(1)

このコーナーではずっとインデックスや投信の話が続きました。読んでいらした方の中には、投資信託より株式投資の方が良いのではないか、と思っているかたもいらっしゃると思います。

今回は株式と投資信託の違いを取り上げます。

● 株式投資はギャンブルとどこが違うのでしょうか?

最初に株式について話をしてみましょう。株式投資というとギャンブルと同じだよ、と言う人がいます。さて株式投資とギャンブルはどこに違いがあるのでしょうか。

ギャンブルも株式投資も勝つ人がいれば負ける人もいる。これは同じです。参加者全員の払ったお金から、場所を仕切る胴元(ラスベガスならカジノの経営者)が取り分を差し引いて、残りが配当になります。ギャンブルの場合、参加者全員の勝ち負けの合計ゼロ。そしてそこから差し引かれる胴元のコスト分が常にマイナスです。

では株式投資はどうでしょうか?投資している企業が成長し、企業価値が上がれば、投資家の利益の合計はプラスになります。企業がビジネスを発展させることによって新しい価値が創造されれば、結果として利益の合計がプラスになることができるのです。これがギャンブルと株式投資の大きな違いです。
● 株式投資とは企業のサポーターになることでもある

また、企業は銀行から資金を借りたり、様々な方法で資金を集めないと事業をすることができません。株式発行も、資金調達の有力な手段です。個人が株式投資をすることによって投資された資金は、企業の事業に使われます。つまり株式投資とは企業の事業を進める上で重要な役割を果たしているのです。株式投資をすることはその企業のサポーターになるとも言えます。

● 投資信託とは代理人に運用をさせる仕組み

投資信託は株式とどこが違うのでしょうか。

まず投資信託の利点として小口の金額で分散投資ができるということがあります。通常1万円から投資ができ、数十銘柄に分散して資金が投資されています。個別の株に投資することに比べリスクを抑えることができます。

また、株式に投資する投資信託を考えてみると、投資信託という器(入れ物)に運用担当者(ファンドマネージャー)が株式を選択して組入れているという見方もできます。どの銘柄を入れるかは、運用担当者が決定します。つまり、運用担当者はあなたの資産運用のお手伝いをする代理人ということができるのです。最近はプロ野球選手が契約交渉に代理人を立てることがあります。あれと同じことです。アクティブファンドであればベンチマークを上回るように、インデックスファンドであればインデックスになるべく連動するよう運用担当者が代理人として運用を行います。

代理人に運用を任せる場合、2つの問題があります。1つは代理人に対して手数料を払わなければならないこと、もう1つは代理人がしっかり運用をしてくれるかどうか、です。

最初の問題は、手数料に見合う仕事をしてもらえれば良い訳ですが、2つ目の問題は結構大きな問題です。

● 優秀な運用代理人をどうやって探すか

運用担当者はプロフェッショナルの代理人です。プロとして優秀かどうかを見分けるには、まず過去の実績を見る必要があります。しかし難しいのは過去の実績が必ずしも将来を保証しないということです。市場の環境によって運用成績が変わるかもしれません。過去の実績だけではなく、一貫した運用哲学、運用方針といった部分も見る必要があります。

かつて優秀であると言われた運用担当者が本当に優秀であるのか、それとも単なる偶然であるのか、その判断をどうやったらできるのかについては1つの答えがあるわけではありません。特にアクティブファンドの運用能力の判断は非常に困難であるといえます。

● 株式、投信、どちらに資金を投下すべきか

株式と投信の違いは、投資単位などの違いを別にすれば、代理人がいるか自分でやるか、の違いということができます。

株式投資をする、ということは「自分でやる」ということであり、投信で運用するということは、インデックスファンドなら「市場に任せる」ということ、アクティブファンドであれば「信用できる誰か(代理人)に任せる」ということです。誰が運用の決定をするかが異なるということです。

「自分でやる」方が「市場に任せる」ことや「信用できる誰かに任せる」ことより良い結果が期待できるのでしょうか。この続きは来週してみたいと思います。

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こんなこと知りたい・・・ご意見、ご質問、お待ちしています。
feedback@monex.co.jp  「資産設計部」宛にお寄せください。

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 投資信託基準価額(4月11日現在)
 ザ・ファンド@マネックス           6,207(−2)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 外国投信基準価額(4月11日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 25.07(−0.56) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.20(−0.12) バンガード・スモールキャップ・インデックス 20.51(−0.31) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 15.71(−0.36) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 17.37(−0.48)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 米ドル為替レート (4月12日午後2時30分現在)
 買付レート                132.10(+0.70) 解約レート                131.60(+0.70)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========4月12日      <パラドックス>

マネックスのオフィスからは都心部が広く見渡せます。普段見慣れている風景ですが、よく考えると妙なことに、建設中の大型ビルが多数あります。数えてみると建設用の大型クレーンが見えるだけでも20機はありました。どう見ても景気低迷中の国の風景というよりは、バブル真っ最中だった頃の香港のようです。一方、病院を経営している友人に聞いた話では、来院者、特に入院者が最近めっきり減ったということです。不景気の影響が、医療の領域にまで浸食しているのでしょう。個人はお医者さんに掛かることまでも節約しているのに、都心では大企業が次々に大型ビルを建てている。この不釣り合いの理由は何でしょうか?

=============<編集長の独り言>=============昨日から放送が開始された株関連のドラマ、“ビッグマネー!〜浮世の沙汰は株次第”を昨夜帰ってからみました。番組内で証券会社の支店内、営業マンが“絶対買いです”等々、ちょっと表現に問題があるのでは?というシーンもあったのですが・・・。
ドラマと現実の世界では、当然ギャップがあります。主人公の長瀬君が今後どういった投資、サクセスストーリーかどん底人生を描くのは分かりませんが、証券市場に対して興味を持ってもらえる方向に向かえばと個人的には思います。私自身は大学時代に漫画、マネーウォーズを読み、そして映画ではウォール街などもありました。
時は流れ、このドラマを見た若い世代に何かプラスになるでしょうか。ちょうど今日の日経新聞には、
“中・高・大学生のための株式学習コンテスト 第2回日経STOCリーグ”の結果発表で各部門を受賞した皆さんが顔写真入りで掲載されています。私の大学時代にはこの様な制度は無かったと思います。彼らが数年後、数十年後、どの様に育ち、株式市場に関わっているでしょう。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========弊社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳細はホームページをご覧下さい。

<月曜日が募集締め切りの銘柄>
 クインランド(2732)
  募集締め切りは4月15日 AM11:00まで
   募集価格 10万円

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/static/MONEX/HOM/HOM_VWhats_IPO_GFrm.html

=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今回の企業は「アグロ カネショウ(4955)」です。

http://www.agrokanesho.co.jp

3月13日(水)

東証6階の日本証券アナリスト協会会議室で行われた、アグロ カネショウの2001年12月期決算説明会に出席しました。櫛引社長、古内常務が説明されました。

2001年12月期実績

(単位 100万円、カッコ内は前年比)
売上高     7,733( −6.8%)
売上総利益   3,227(−10.8%)
営業利益      242(−63.4%)
経常利益      279(−60.6%)
当期純利益      63(−85.1%)

品目別売上では、主力のダニ剤「カネマイトフロアブル」が前年15.3億円に対し、13.2億円と減少しました。西日本での高温、少雨のため柑橘のダニの発生が少なかったことと前年の繰り越し在庫があったことが主な要因でした。
また、病害防除剤「バスアミド」も競争激化、輸入農産物の増加による作付け面積減少などで売上が前年18億円から16.8億円へと減少しました。
販売管理費を見ると、人件費、その他はコスト削減から1.7億円減少したものの、委託試験費は2億円増加し合計では3000万円の増加となりました。
2002年12月期予想

(単位 100万円、カッコ内は前年比)
売上高     8,000( +3.5%)
売上総利益   3,264( +1.1%)
営業利益       58(−76.0%)
経常利益       83(−70.3%)
当期純利益      10(−84.1%)

農薬市場の動向を見てみると、出荷額は2000年は3626億円と6年ぶりに増加したものの、2001年は3565億円と再び減少し、輸入農産物の増大などから今後もマーケットの減少傾向は続くと予想せざるを得ない状況です。その中で、同社が扱う果樹野菜向け農薬市場動向においては以下の点が指摘されています。
・中国からの農産物輸出増大による国内農家への影響。2001年度は286 万トンの野菜が輸入され、その約半分が中国から輸入されています。
・春先からの高温、少雨が続いており、病害虫の発生が少ない
・同業他社の統合、海外農薬メーカーの直販体制の強化など競争の激化

こうした環境下、同社では以下の2品目を新製品として上市する予定です。・水稲用除草剤「アークエース」
 自社除草剤「モゲトン」に米社剤を混合。二つの有効成分の相乗効果で初期 除草剤として安定した効果。今期7800万円、来期1億円を想定。

・新害虫防除剤「アルバリン」
 果樹、野菜など幅広い適用範囲の害虫防除剤。今年4月登録の予定で今期 6000万円、来期2.3億円。ピーク年商10億円を見こむ。

カネマイトフロアブル、バスアミドの販売強化と新製品の寄与で売上高は増加するものの、販売管理費において委託試験費が約2億円増加する見こみから、利益面では連続減益を予想しています。


将来展望

このように経営環境は厳しいものがありますが、今後の将来展望について以下のポイントをあげています。

1.トライアングル作戦
 これは農家、JA、販売店、会員店(卸)との密な連携、情報交換を行って いき、パーソナルコミュニケーションによる信頼関係を強化していく作戦で す。農家にとっては「良い作物がより高く売れるように」なることが最も望 むことであり、その点での顧客満足度を向上させるために営業技術普及活動 に力を入れていきます。
 この先頭に立つのが本社、9支店、6営業所の76名のTCA(テクニカル &コマーシャル アドバイザー)です。
 「農薬を正しく理解させる」、「自然環境との調和」、「地域農業振興実践 のための支援」を目的に、農家勉強会の開催、商品学習会の実施、などでコ ミュニケーションを図り、実際の商品に対する興味、購買意欲を起こさせる 活動を続けています。

(続く)

<続きは個人投資家のためのWebsite Cyber−IRを御覧下さい。バックナンバーもあるよ!>
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 ブリッジレポートの感想などもお書き添えいただくとうれしいです。>→>magazine@cyber-ir.co.jp

<ブリッジサロン動画コーナーにイーピーエス(4282)、共立メンテナンス(9616)、TOW(4767)、インテック コミュニケーションズ(9443)をアップしました。
個人投資家のための企業説明会ブリッジサロンでの社長によるプレゼンテーションが動画で見られます。是非御覧下さい>
→http://www.cyber-ir.co.jp

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提供:「企業と個人投資家を結ぶ架け橋」株式会社インベストメントブリッジ問い合わせ webmaster@cyber-ir.co.jp

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