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マネックスメール(第716号 2002年7月4日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
サンプラザ中野の株式ロックンロール
マネックスの投信売れ筋ランキング
投資信託基準価額
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
ただ今ブックビルディング中
「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
インフォメーション・ディベロプメント(4709)
OBARA(6877)
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
今夜は米国市場が休場となることもあり、前倒しで週末のポジション整理。
日経平均 10632.81(▲179.49)
TOPIX 1033.31(▲ 10.90)
単純平均 417.29(▲ 3.88)
東証2部指数 1841.98(△ 3.20)
日経店頭平均 1219.43(▲ 0.41)
東証1部
値上がり銘柄数 349銘柄
値下がり銘柄数 1017銘柄
変わらず 123銘柄
比較できず 8銘柄
騰落レシオ(25日) 78.27%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 690.74(百万株:概算)
売買代金 646576(百万円:概算)
時価総額 2953633(億円:概算)
為替(17時) 120.23円
このところの上昇に対する利益確定売りが先行し、軟調な始まりとなりました。米国株式市場は反発したものの、すでに米国株安の中で値を上げる展開となっていたことから、買い意欲を高める要因にはなりませんでした。
本日4日は米国の独立記念日であり、テロに対する警戒感が高まっています。また独立記念日のため今夜の米国株式、為替市場などは休場となります。明日の朝の手掛かり材料を欠き、また明日金曜日という点からも新規のポジション取りよりも、週末のポジション整理の動きが前倒しで出ていた雰囲気でした。
10500円という節目水準で下値は固いという見方は強まっていますが、同時に11000円という大台での上値の重さも懸念される相場環境です。このため上値を買い進むよりも、利益確定売りを先行させる相場となりました。
このところの株価上昇の要因として、米国株、為替の不透明感から値がさハイテク株が見送られる中でも中低位大型株を幅広く物色する動きがあり、これが上昇ムードを高める要因となっていました。しかしこれら銘柄群も本日は利益確定売りが先行する相場でした。
前日まで指数が軟調な展開を続けていても、値上がり銘柄数が徐々に増加し、指数の影響を受け難い銘柄群が堅調なことから上昇ムードが高まりました。しかし本日の値上がり銘柄数は、ほとんどの時間帯で400銘柄弱のまま増加しませんでした。この状況では大引け間際の一段高はあまり期待できないという見方が強まり、手仕舞い売りを誘いました。
チャート面では安値圏からの出直り歩調といった形が継続しています。本日の下げも当然のスピード調整といった形になっています。ただ当面は基準線が11000円程度にあり、これが上値抵抗ラインという雰囲気になっています。
明日は金曜日で米国の株式市場、為替市場が休場後の取引となります。一段と手掛かり材料難といった雰囲気が強まりそうです。また本日の時点である程度週末のポジション整理も進んだ雰囲気があります。方向感の乏しい静かな相場となる可能性があります。
◆個別銘柄◆
三井住友(8318) 643円(△14)
利益確定売りが先行し、軟調な始まりとなる中、大手銀行株はほぼ全面高で始まりました。売り方の買い戻しが先行していた模様ですが、後場に入ると買い戻しも一巡といった雰囲気が強まりもみ合い。みずほ(8305)は後場下落に転じる場面もありました。
新日鉄(5401) 199円(△2)
このところの相場上昇を支えていたのは、鉄鋼、造船、商社、不動産など幅広い業種で中低位大型株物色が活発化していた点があげられます。新日鉄はプラス圏を維持したものの伸び悩み。他の鉄鋼株は弱含みとなるなど、中低位大型株物色も本日は利益確定売りが先行しました。
三洋電(6764) 543円(△9)
液晶プロジェクターやPDPなどを来年初から中国で生産開始と報じられました。この報道を手掛かりに1000万株超と売買高は膨らんだものの、目先筋の買いが中心という雰囲気で後場は上げ幅を縮小しました。
明星電(6709) 163円(▲5)
今月償還予定の転換社債の期限繰り延べを社債権者で筆頭株主のNEC(6701)に要請と報じられました。NEC側は応じる方針で、目先の資金繰りが付いたとプラス評価する動きも一部にありましたが、問題先送りで先行き不透明という見方が次第に広まり下落に転じました。
三井物(8031) 810円(▲15)
鈴木宗男議員の疑惑に絡み、同社の社員が昨日逮捕されました。会社側は不正を否定しているものの、今後会社ぐるみの犯罪という方向に進んだ場合は入札停止など業績面へのマイナスを懸念する声が出ていました。また何よりも、不祥事に対して株主が厳しい行動を取る相場環境で売り気配から始まりました。
いすゞ(7202) 76円(△1)
後場に入ってからヤンマーと産業用ディーゼルエンジンの相互供給で合意という速報が伝わりました。ただ本日の後場の相場環境は、週末のポジション整理が前倒しで前場活発化、その後は売り買いともに手控え気分が強まり小動きとなっていました。この速報に飛びつく動きは乏しく静かな値動きでした。
ホンダ(7267) 5000円(▲40):100株単位
5000円の大台を回復すると戻り売りなどが増加、連日値動きが重くなっています。為替市場は一時期の急激な円高進行という局面と比較すれば落ち着いているものの、業績面でのマイナスが懸念される水準で推移しています。大台を回復しても積極的に買い進み難い相場環境が続いています。
ライオン(4912) 435円(△1)
日経新聞が02年6月中間期の連結営業利益が前年同期比5%増の22億円と従来予想を上回ったと報じたことから買い先行で始まりました。ただ、戻り売り圧力も強く、朝方の買い一巡後は一時マイナス圏に転じる場面もあるなど前場後半からは前日終値近辺での推移となりました。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高コロムビア(6791) +18.42 △28 180 9544オートバクス(9832) +9.93 △320 3540 14トキメック(7721) +8.51 △8 102 904日ピストン(6461) +8.42 △8 103 1571ティアック(6803) +6.52 △15 245 518
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高リソー教育(4714) −15.74▲4万円 21万4千円 4.436山水電(6793) −9.09 ▲1 10 271西洋フード(8176) −7.55 ▲29 355 5住友建(1823) −6.66 ▲3 42 361小田建(1834) −6.38 ▲15 220 2.5
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比三井住友(8318) 39136 643 △14新日鉄(5401) 28295 199 △2川鉄(5403) 17872 167 0住金(5405) 15906 54 ▲1日産自(7201) 15450 837 ▲3東芝(6502) 11544 479 ▲1レナウン(8021) 11477 86 △5三洋電(6764) 10396 543 △9三菱重(7011) 9894 364 ▲8コロムビア(6791) 9544 180 △28
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比NTTドコモ(9437) 29888 27万6千円 ▲8千円ソニー(6758) 25238 6050 ▲190三井住友(8318) 25147 643 △14トヨタ(7203) 16252 3070 ▲100みずほ(8305) 15444 28万9千円 △4千円日産自(7201) 12980 837 ▲3三菱東京(8306) 12291 88万5千円 △2万2千円ホンダ(7267) 11557 5000 ▲40武田(4502) 11229 5180 ▲20キヤノン(7751) 10664 4420 ▲170
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−−<サンプラザ中野の株式ロックンロール>−−−−−−−−
ワールドカップが終わっちまった。いったいこの先、何をして過ごせばいいんだー。サンプラザ中野だー!
ちょっとしたワールドカップ・ロス症候群だ。しかしいい試合だった。決勝戦にふさわしかった。最高だった。カーンも最高だった。ブラジルの個人技も最高だった。何もかも最高だった。最高じゃないのはロナウドの髪型だけだった。(俺も真似してみようかな。多分すぐにできるぞ)。
それはさておき、俺はその日最高だった。前日の土曜日から函館にいた。はこだて未来大学というところで番組の収録に参加したのだ。NHK−BS1で金曜深夜に放送中の「デジスタ」という番組だ。
デジタル系のアート作品を視聴者から募集して、プロとして活躍中の面々が鋭く講評していく。美術・情報・デジタルを学ぶ学生の、いわば「甲子園」なのである。(しかも、より国際的だよ)。
ちょっと前までは美術といえば油絵・日本画・彫刻などであった。多くの作家たちの業績により、そこに写真や映画が入り込んだ。そしてつい最近、漫画とアニメーションが加えられようとしている。
それらの製作過程においてコンピュータはすでに欠かせない。コンピュータを介在させることによって、「製作するということ」が大きく変わろうとしている。
子供が教科書の端っこに漫画を描く。何枚か続けて描く。ぱらぱら漫画になる。これは小さなアニメーションである。俺もやった。
今の子供は、コンピュータで絵を描く。何枚か描く。アニメソフトに入れてみる。画面上で繋ぐ。すると、アニメーションができあがる。
つまり何十人ものスタッフと巨大なスタジオと、さらに巨大な資本がなければ作れなかったアニメーションが、小さなコンピュータで作成できる時代なのだ。「児童絵画コンクール」よりも「児童デジタルアニメーションコンクール」の時代がそこまで来ているのだ。だからパソコンに映像を取り込む部品を作っている会社の株も注目されているのだ。
さて番組では、はこだて未来大学の学生の作品を中心に、道内からの応募作品を見せてもらった。なかなかレベルも高くて、楽しめた。メインコメンテーターは手塚眞さん。手塚治虫さんのご子息にしてビジュアリストなのだ。(デビューの頃、ビデオを撮ってもらったよ)。
番組は今月中には放送になると思う。またお知らせさせてもらう。ぜひ見てくれー。
そして夜は地ビールとイカソーメンと寿司で盛り上がったのだ。あーうまかった。牛負けた。ドイツ負けた。
(あ、最高だったことは来週書くよ。ヒントは「飛行機」だ)
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出てきた「爆風スランプ」で活躍。現在はパッパラー河合と共に「スーパースランプ」として活動中。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/
<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>
1.日経225ノーロードオープン
2.ブル・ベアセレクト ベアファンド
3.ブル・ベアセレクト ダブル・ブルファンド
4.バンガード・トータル・ストック・M・I・F
5.バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド
(2002/6/24〜2002/6/28 マネックスでの販売金額)
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投資信託基準価額(7月3日現在)
ザ・ファンド@マネックス 6,098(+69)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(7月3日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 21.65(+0.09) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 19.89(−0.02) バンガード・スモールキャップ・インデックス 17.66(−0.14) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.65(+0.07) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 13.84(+0.21)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
米ドル為替レート (7月4日午後2時30分現在)
買付レート 120.30(+0.10) 解約レート 119.80(+0.10)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========7月4日 <印刷>
近頃気になる言葉があります。「印刷」です。社内で会社説明会用の資料などを100部とかコピー機で作る時に、「明日の朝早く来て印刷します」などと若い人(私も若いですが、更に若い人)が言います。「え?印刷するの?コピーだろ?」と言うと、「はい、だから印刷です」と答えます。私はとても違和感を覚えます。印刷というのは写植であれ活字であれ、何枚でも大量に刷れる元となる「版」を作った上で複製を作る、といった意味だと理解しているので、版画は印刷であっても、毎回毎回レンズが行き来して一枚一枚刷っていくコピー機による複製は、印刷ではなく、あくまでもコピーだと私は思ってしまいます。何故みんな印刷と言うようになったか考えてみました。恐らくパソコン上のワープロやプレゼンテーション作成アプリケーション(パワーポイントなど)の普及のせいではないでしょうか?英語の「PRINT」が「印刷」と訳されていて、そこから微妙な日本語の語感が崩れていっているのではないでしょうか?まぁ、大野晋さんによると、言語は生きていてどんどん移り変わっていくものだそうですから、これはこれでいいのでしょうか?
=============<編集長の独り言>=============さて最近のこのコーナー、すっかり“実録・目指せ逆張り君からの脱出”になっています。直接本人に書いてもらうコーナーを新設したいほどです。
12000円近辺でブルポジション。その後、周りから早めの損切り、手仕舞いを連日、いや1日に何度も言われながらも意地になり・・・。今度は1万円近辺で米国不安、為替の不透明感などを材料にベア・ポジション。新規ポジション取りのタイミングは日本一の逆張り君です。
さてこんな彼の昨日の言葉。今回は素早い損切りを実行。損切りの重要さ、そして損切りを行うべきタイミングは学んだと語っておりました。確かに損切りの勇気、決断力は投資において非常に重要なことです。この経験が今後にどう生かされていくのでしょうか。
損切りは確かに重要ですが、彼はまだ儲かるための、新規のポジション取りのタイミングを知りません。そして当然“利食い”注文を出したこともありません。損切りのプロになっても、それでは行動するたびに資金は毎回減少していきます。次の行動、新規のポジション取りは果たしていつ行われるのでしょうか?。尚ブル・ベアファンド、彼の投資行動の反対のポジションを取る、通称“逆張りファンド”を私は個人的に設定し、運用?しています。当然これまでの損益はプラスなのですが、いつ私がこのファンドの“繰り上げ償還”を彼にお願いすることになるのでしょうか?。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========弊社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳細はホームページをご覧下さい。
<新規取り扱い銘柄>
コンピュータウェーブ(2740) JQ
ブックビルディングは7月11日 AM00:00 から
レントラックジャパン(2314) NJ
ブックビルディングは7月12日 AM00:00 から
サン・ジャパン(2315) NJ
ブックビルディングは7月15日 AM00:00 から
詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/static/MONEX/HOM/HOM_VWhats_IPO_GFrm.html
=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今回の企業は「インフォメーション・ディベロプメント(4709)」と「OBARA(6877)です。
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5月24日(金)
インフォメーション・ディベロプメントの2002年3月期決算説明会が本社ビルで行われました。
船越専務が前期実績、今期見通しなどを説明しました。
また「IRの意義・意識」を全社的に浸透させるために、各事業本部長および子会社の社長など同社の主要メンバーも同席する形となりました。
2002年3月期実績について
<連結:単位百万円、カッコ内は前年比>
売上高 11,081(+13.8%)
営業利益 548(−27.5%)
経常利益 546(−25.7%)
当期純利益 272(+12.5%)
<業務別売上高(連結)>
ソフトウェア開発 4,971(+ 10.4%)
運営管理 4,677(+ 16.5%)
データ入力 1,102(+ 3.1%)
セキュリティその他 331(+118.4%)
*セキュリティ業務は1997年から手掛け始めた分野ですが、当期に初めて粗利ベースで黒字転換となりました。
*顧客業種別売上高では、金融が約20%伸びた一方、通信サービスは若干の減少となりました。
以上のように、売上高の伸びは業界平均(8〜9%)を上回りましたが、1998年の上場以来初めての経常減益となりました。
減益の主な要因は「大型開発プロジェクト失敗によるコスト増加」です。同社は前期、全体で42件の丸抱え案件(全てを同社が任される案件で、リスクもあるが利益率は高い)があり、その内10件が1億円以上の大型案件で、売上高合計は約17億円、全開発売上の34%を占めました。
結果的に黒字となったプロジェクトは
売上高占有率 75%
売上総利益合計 +2.9億円
売上総利益率 +23.4%
と高い利益率を確保することができましたが、一方で赤字プロジェクトは売上高占有率 25%
売上総利益合計 −2.4億円
売上総利益率 −59.5%
と売上は3分の1にもかかわらず黒字分をほぼ相殺してしまう形となりました。
赤字となった原因としては以下の2点があげられます。
1.上流工程におけるコンサルティングが不十分:顧客の要求を十分に吸収できなかった。
2.進捗状況管理の非効率:開発工程、社内・外注の人材資源活用の非効率
これらの課題に対する対応は、当然同社では従来から行っていることではありますが、まだ十分ではなかったという点を反省材料としています。
また、「製品品質要求の拡大」、「コストダウン要求」といったマーケットニーズの変化に対応することも重要な問題と認識しています。
(続く)
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5月27日(月)
東京証券会館で行われたOBARAの中間決算説明会に出席しました。
春名社長と子会社・スピードファムの二河原社長がお話になりました。
単体の業績について
2002年9月中間期概況
<カッコ内は前年比>
売上高 4,514百万円 − 1.0%
粗利益率 27.9% − 0.6pt
営業利益 322百万円 −12.3%
経常利益 458百万円 −10.6%
当期利益 206百万円 −26.4%
売上については、「国内自動車設備投資が、合理化投資や新車・モデルチェンジのために堅調」、「新製品のサーボガンが台数ベース、金額ベースともに5割増と順調」、「国内メーカーの海外案件、海外大手メーカーからの引き合い増加など直接輸出が増加」などが要因となり、前年比では若干のマイナスですが、今年1月に下方修正した数字4,200百万円を上回りました。
(5月17日修正発表)
メーカー別では、本田向けの売上増をはかり担当者を増員したり、中国生産分を全面的に受託するなど本田向けの受注に力を入れていく方針です。
利益面では、売上高の減少と自動車メーカーの値下げ要求で利益率が低下した他、4年に1度の大規模なフェア出展などで販管費が増加した一方、為替差益が出たため、売上高と同様前年比ではマイナスとなりましたが、上方修正となりました。
(修正前経常利益 380百万円)
通期の業績予想
<単体、カッコ内は前年比>
売上高 8,300百万円 − 4.5%
粗利益率 27.0% − 0.5pt
営業利益 550百万円 − 9.8%
経常利益 700百万円 −16.4%
当期利益 350百万円 −17.5%
単体の通期予想については期初予想と変化はありません。
自動車メーカーとの取引について注目すべきは米国・フォードのシカゴ工場の案件を初めて受注したことでしょう。
これまでもフォードの海外工場については実績がありましたが、米国内ではまだでした。この実績を機に、フォードのみならず米国Big3向けに本格的な攻勢をかけていく方針です。
連結の業績について
中間実績(カッコ内は前年同期比)
売上高 10,078百万円(−16.7%)
粗利益率 28.2%(− 0.8pt)
営業利益 330百万円(−63.9%)
経常利益 500百万円(−56.4%)
当期利益 91百万円(−87.8%)
通期予想(カッコ内は前年比)
売上高 19,000百万円(−20.5%)
粗利益率 27.9%(− 0.1pt)
営業利益 200百万円(−81.0%)
経常利益 300百万円(−78.6%)
当期利益 −200百万円(−87.8%)
連結子会社の概況
・抵抗溶接事業
欧州の苦戦が続いており、経営体質の見直しを実行中である一方、米国は工場の拡張を計画するなど好調。
中国も引き続き好調で、世界市場に対する日本に次ぐアジア最大の拠点として期待しています。上海の第二工場は2002年12月操業開始予定です。
(続く)
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「希望する会社名」を明記の上こちらまで。
ブリッジレポートの感想などもお書き添えいただくとうれしいです。>
→>magazine@cyber-ir.co.jp
<ブリッジサロン動画コーナーに乃村工藝社(9716)、はせがわ(8230)をアップしました。個人投資家のための企業説明会ブリッジサロンでの社長によるプレゼンテーションが動画で見られます。是非御覧下さい>
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