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マネックスメール(第731号 2002年7月25日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
サンプラザ中野の株式ロックンロール
マネックスの投信売れ筋ランキング
投資信託基準価額
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
アグロ カネショウ(4955)、はせがわ(8230)
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
米国株式市場の急反発を好感して始まるものの、買い戻しが一巡すると失速。
日経平均 9929.91(▲ 17.81)
TOPIX 967.99(▲ 8.64)
単純平均 398.44(▲ 1.93)
東証2部指数 1811.61(△ 6.07)
日経店頭平均 1186.27(△ 7.72)
東証1部
値上がり銘柄数 706銘柄
値下がり銘柄数 668銘柄
変わらず 121銘柄
比較できず 4銘柄
騰落レシオ(25日) 86.52%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 721.49(百万株:概算)
売買代金 704747(百万円:概算)
時価総額 2767677(億円:概算)
為替(17時) 116.49円
昨日の後場、米国株式市場に対する警戒感が一段と高まり日経平均は1万円の大台を割り込んで終了しました。しかし米国株式市場が予想外とも言える大幅上昇となったことで、国内市場も買い先行で始まりました。
ただ積極的に上値を買い進む動きは高まりませんでした。依然として米国株式市場、そして為替市場への先行き不透明感は根強い状況でした。前日1万円の大台割れ後、一部で売り仕掛け的な動きもありました。この場面での売り方が、慌てて損失覚悟の買い戻しを行い上昇したものの、買い戻し一巡後は買い手不在で伸び悩みといった展開になりました。
日経平均先物は買い気配で始まったものの、CMEでの終値水準で寄り付き、その後は上げ幅を縮小する動きとなりました。米国株高でCMEの終値まで値を戻したものの、それ以上上値を買い進む勢いはないとも言える展開でした。
前日の下げ幅も埋めきれない展開となり、前場後半からは戻りの鈍さで失望売りも出始めました。後場の寄り付きは上げ幅を縮小して始まりました。後場前半は、1万円の大台が下支えラインとなっていましたが、戻りの鈍さで買い意欲は高まらず、先物主導で徐々に上げ幅を縮小して再度1万円の大台を割り込みました。
1万円の大台を割り込む前は、早い段階で押し目買いや買い戻しが活発化し、市場全体の安心感を高める要因となっていた銀行株、ホンダ(7267)などの自動車株の一角は軟調な展開となり、後場は下げ幅を拡大しました。押し目買いを入れる銘柄が見当たらない相場環境となりました。
米国株安から売り込まれていたアドバンテスト(6857)などの値がさハイテク株は、前場反発歩調となっていました。しかし後場に入ると下落に転じる銘柄が出始めました。先物だけでなく、値がさハイテク株も買い戻し一巡後は買い手不在といった印象が強まりました。
結局大引け間際になると日経平均は下落に転じてしまいました。急騰を演じた米国株式市場も、底打ち感が出ておらず、今夜急騰後の反落という警戒感が高まってしまいました。取引終了後、ソニー(6758)、NEC(6701)などの決算発表が行われ、ロンドンのSEAQ市場では堅調な展開となっています。
◆個別銘柄◆
東エレク(8035) 6460円(▲190):100株単位
米国株安を受けこれまで値がさハイテク株は大きく売り込まれていました。米国株式市場の大幅反発で買い先行となりましたが、積極的に上値を買い進む動きは乏しく、後場に入ると下落に転じました。米国株、為替などに対する先行き不透明感は払拭されていないことを再認識させられる展開でした。
ホンダ(7267) 5010円(▲260):100株単位
日経平均が1万円の大台を下支えラインとして推移していた場面では、早い段階で押し目買いが入り後半一段高の展開となっていました。しかし昨日から上値の重い値動きとなっており、本日は手仕舞い売りが先行しました。同社や銀行株の下落で、押し目買いを入れる銘柄が見当たらない相場環境となってしまいました。
三菱東京(8306) 84万円(▲1万9千円):1株単位
ホンダ(7267)などとともに押し目買い、売り方の買い戻しが早い段階で活発化して相場に安心感を与える要因となっていましたが、昨日あたりから上値の重さが懸念される展開でした。三菱東京は昨日90万円の大台が上値抵抗ラインという展開となったことも手仕舞い売りを誘った模様。
ツムラ(4540) 908円(△100)
昨日野村証券が投資判断を最上級の1にしたことで大幅高、本日も買いが継続してストップ高となりました。手掛かり材料難が強まり、値動きの良い個別材料を短期物色する流れが強まり、目先筋の買いを誘いました。
三井物(8031) 615円(▲21)
東京地検が国後島のディーゼル発電設備工事を巡る入札業務妨害事件で同社の部長などを起訴。今後入札などに参加できず、業績面でマイナスとなる懸念もあり買い手不在。不祥事に対し、投資家の厳しい評価が継続しています。
住友ゴム(5110) 531円(△20)
日経新聞に2002年6月中間期の単独税引き利益は前年同期比2.6倍で過去最高を更新する見通しと報じられました。比較的株価が低位にあり、業績面での報道もあったことで買いが先行して始まりましたが、後場に入ると利益確定売りで伸び悩み。
富士電(6504) 305円(▲8)
後場中頃に中間期の連結、単独ともに赤字拡大が伝わりました。小幅高で推移していた株価は、この速報直後から下落に転じる展開となりました。7−9月期の想定為替レートも115円に変更。
オリエンタルランド(4661) 8630円(△220):100株単位 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で飲料水に工業用水が使われていたなど、USJの不祥事がこのところ続いています。USJとディズニーランドの運営の質の差を評価する動きや、USJの問題で夏休みの来場者が増加するという思惑も加わり目先筋の買いを集めた模様。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高アラ石(1603) +19.72 △100 607 418.3ツムラ(4540) +12.37 △100 908 4755長谷工(1808) +11.76 △2 19 4169東洋糖(2107) +11.11 △8 80 443Tナカヤマ(9830) +10.48 △150 1580 16
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高林兼産(2286) −19.48 ▲15 62 812佐田建(1826) −18.42 ▲14 62 64鬼怒ゴム(5196) −16.09 ▲14 73 111古久根(1838) −15.15 ▲5 28 18日バイリン(3514) −14.61 ▲38 222 54
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比三井住友(8318) 23473 662 ▲27トヨタ(7203) 14505 2765 ▲115日立(6501) 14201 706 ▲4東ガス(9531) 13892 315 ▲7伊藤忠(8001) 13340 354 ▲3大和証G(8601) 11728 703 ▲24川鉄(5403) 11669 162 ▲14新日鉄(5401) 11501 189 ▲1東芝(6502) 11383 473 ▲8三菱重(7011) 10758 326 ▲2
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比トヨタ(7203) 41016 2765 ▲115ソニー(6758) 24396 5290 △10ホンダ(7267) 18067 5010 ▲260三井住友(8318) 15972 662 ▲27キヤノン(7751) 14917 3870 △20武田(4502) 13582 4620 ▲50UJF(8307) 13289 31万2千円 ▲6千円NTTドコモ(9437) 13029 25万円 ▲1千円みずほ(8305) 12892 28万3千円 ▲1万1千円NTT(9432) 12162 47万4千円 0
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−−<サンプラザ中野の株式ロックンロール>−−−−−−−−
マネックス・スピードに釘付けだ。熱いぜ暑いぜ。サンプラザ中野だー!
(ここから先は7月23日に書いたものである)
つい二週間前に買った株が急騰中なのだ!ストップ高も何回もしたぞ。嬉しいけど怖いよ。いつ急落していくのかと考えると冷や冷やする。熱いし、冷や冷やだし、真夏のカキ氷の様だ。実に痺れさせてくれる。
こんな展開の株を持つのは、これで二度目だ。前回は二年前。1,000株単位で500円の株が、あれよあれよという間に1,200円まで騰がった。
俺は株を始めてまだ間もなかった。1,000円を超えたとき、俺の頭は熱狂の渦だった。「いつまでも騰がり続ける」と本気で思っていた。眼は焦点が合っていなかった(はず)。まさに「阿呆」である。
「いつまでも騰がり続ける」株は無いのである。騰がったものは必ず下がるのである。と、1,200円を記録した直後に、身をもって味わうこととなった。
どんどん下がっていく株価。しかし「きっと持ち直す」「明日は上がる」と、売ることができないバカ俺。その株は下がりに下がって、今220円である。もちろんホールド中である。(ふぅ)。
しかし今回ホールド中だったその株の半分をついに売った。(実は2,000株ホールドしていた)。思い切り「損切り」である。振られた女のことを、フンギッタ気分である。ようやくである。しかしまだ1,000株ホールドしている。潔くないのである。
株も人生も潔いほうが良いに決まっている。今回急騰中の株。この株は、必ず売りますよ。諸君に約束しておく。
では、俺の作った株式格言をひとつ。
「株は売り時、売る勇気!」
お粗末。
さて、散々引っ張った6月末日函館での「ラッキー」をついに書くぞ。
そのできごとは、函館空港の全日空東京行き待ちのロビーで起こった。時に2002年6月30日夕刻のことである。
俺は一番で飛行機に乗り込もうと、搭乗カウンターのまん前に立っていた。その前に小さな缶ビールを一缶空けていた。もう搭乗が始まるはず。今か今かと待つ俺の目の前に、ハッピ姿にのぼりを持った男女数名が登場した。そして突然手に持った鐘を鳴らしだし、こう叫んだ‥‥。
以下次号(もう引っ張れないぞ)
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出てきた「爆風スランプ」で活躍。現在はパッパラー河合と共に「スーパースランプ」として活動中。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/
<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>
1.日経225ノーロードオープン
2.ブル・ベアセレクト ダブル・ブルファンド
3.インデックスミリオン
4.ボンドミックスミリオン
5.ブル・ベアセレクト ベアファンド
(2002/7/15〜2002/7/19 マネックスでの販売金額)
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投資信託基準価額(7月24日現在)
ザ・ファンド@マネックス 5,736(−94)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(7月24日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 19.29(+0.99) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 18.96(+0.31) バンガード・スモールキャップ・インデックス 15.56(+0.59) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 12.12(+0.66) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 12.41(+0.57)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
米ドル為替レート (7月25日午後2時30分現在)
買付レート 116.40(−0.80) 解約レート 115.90(−0.80)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========7月25日 <食い合わせ>
こう暑いと、うなぎが食べたくなります。今年の土用の丑の日は例年より早めで、既に過ぎてしまいました。土用の丑の日には会社で鰻重をまとめて出前で取ったりもしますから、今年はちょうど祝日(海の日)に重なったのでうなぎ屋さんにとっては不運だったかも知れません。
うなぎは梅干しとの食い合わせが悪いと言われますが、医学的には根拠がないそうです。江戸前期の儒学者である貝原益軒の養生訓の中に、うなぎと銀杏の食い合わせが悪いとあり、それが変形したものではないかとの説があるようです。しかしこの養生訓の食い合わせ、いろいろと疑問があります。豚肉に生姜というのもあるのですが、これでは私の大好物、生姜焼き定食が食べられません。牛肉にニラもあります。レバニラ炒めが大好物のバカボンのパパは怒ってしまうでしょう。酒のあとに茶を飲んではいけないともあります。一部は正しく、一部は迷信、そして一部はおいしくて贅沢するといけないので敢えて食い合わせとしたのでしょうか。
=============<編集長の独り言>=============「株は売り時、売る勇気!」上のコーナーでサンプラザ中野さんの格言です。今日の株式ロックンロールを読んで、“ああ、もったいない”と感じた人も多いでしょう。株式投資では、“勇気のいらない売り”という場面もあります。サンプラザ中野さんの例はまさにこれに当てはまる部分があります。2000株(2単位)保有していて、株価は倍になった場面があったとか。
複数単位保有していた場合、ひとつルールを作ると“勇気のいらない売り”ができます。上記例であれば、500円で2000株、約100万円の投資額。“株価が倍になれば、半分売る”という約束事を作れば1000円で1000株の売却、100万円。投資元本はこの時点で回収できます。たとえ今、その株が220円となっていても、これはすべて“利益の塊”となっています。損をしない投資が確定していたのです。
2000年の夏、このコーナーが花火シリーズとなった時期があります。当時の花火シリーズの締めくくりの文章は、
“火の球”部分を落とさず、静かに(中略)、騒がず静かに楽しむ。わかってもらえるでしょうか?
でした。線香花火の“火の玉”は、この“利益の塊”という意図を込めたものでした。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今回の企業は「アグロ カネショウ(4955)と、はせがわ(8230)」です。
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2002年6月22日(土)
当日開催されたブリッジサロンにおけるアグロ カネショウ 櫛引社長の個人投資家へのメッセージをお伝えします。
企業概況
上場の目的&企業概要
同社は農薬専業メーカーで、2000年9月7日に東証2部に農薬会社としては40年ぶりの上場を行いました。
同社事業の成長速度は穏やかであり、多額の外部調達を必要とする資金需要は当面生じないため、上場を単に資金調達機会の拡大の手段と考えるならば、その必要はなかったかもしれませんが、同社では上場の目的を、「会社の認知度を高めより正しく理解してもらい、さらには誤ったイメージで捉えられている農薬をきちんと理解してもらうこと」にあると考えています。
同社は、農薬業界の中では、他社とは異なる戦略をとっており、安定かつ高い収益力を有しています。今期は研究開発費の負担増により低水準の利益を予想していますが、あくまでも一時的なものであり、基本的には安定した収益力を有しています。
こうした高い収益力を背景とした、安定したキャッシュを生み出すビジネスモデルにより、無借金かつ豊富な手元流動性を有する強固な財務体質を築き上げてきました。
この手元流動性については、同社は製薬会社と同様、リスクの高い新薬研究開発を手掛けていることから、機動的に投入できる資金をある程度確保しておく必要があると考えています。ただ必要額以上は、株主へ積極的に還元していきたいと考えています。
業績概況
2002年12月期業績予想
売上高 80億円 前期比 + 3.5%
経常利益は 80百万円 前期比 −71.3%
当期純利益は 10百万円 前期比 −84.1%
増収ながら減益を見込んでいます。
農薬マーケット全体は伸び悩みが予想されるなか、新製品およびバスアミドの販売強化により増収を見込んでいますが、利益については新剤開発のための研究開発費が前期を上回る高い水準で推移する予定で、減益を見込んでいます。この研究開発費の高い水準は、新剤2剤の開発を平行して進めているためのもので、ここ2年間ほどは続く計画で、その後減少する予定です。このように厳しい予想ですが、配当は年20円を予定しています。(配当政策に関しては後述)
また当社のBPS(1株当たり株主資本)1,598円から見ると、現在の株価519円(2002年6月20日終値)は、バリュエーションからみれば割安な水準にあると考えています。配当利回りは、3.9%に達します。
(続く)
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2002年6月4日(火)
銀座の紙パルプ会館で開催された株式会社はせがわの決算説明会に出席しました。まず坂口常務が前期および今期の業績などについて説明されました。
2002年3月期決算概要
前期のポイントは主として以下の3点です。
・現在のビジネスモデル(提携・墓石戦略)が順調に拡大しました。
・中期経営計画の3年目である「再飛躍期」に移行し、将来へ向けての投資的 経費(店舗、コンピュータシステムなど)を拡大しました。
・「本業回帰」を進め、非本業撤退に向けて特別損失を計上しました。
<単独>
売上高 20,777百万円 前期比 + 5.7%
営業利益 1,295百万円 前期比 −26.2%
経常利益 1,220百万円 前期比 −39.6%
当期純利益 −1,391百万円 前期比 −1,584百万円
概況
売上高
同社のビジネスモデル「水平バリューチェーン:提携・墓石販売」が好調であったことなどから単独売上高は過去最高を更新しました。
提携売上高は前年比13.9%増。提携葬儀社は2社増加し累計23社となりました。
墓石販売は新規霊園数19ヶ所で、売上高は前年比25.1%増となりました。水平バリューチェーンは開始5年目で売上高の30%を占めるまでになっています。ただ売上高の通期見通し(修正計画値216億円)に対しては、
・霊園販売開始時期のずれ
・提携企業の契約数未達
・営業店人員確保の遅れ
などにより、3.8%の未達となりました。
利益
売上総利益率は10年間で8.4%上昇しました。
営業利益は、ERPシステム導入経費、同社の重要なキャラクターである「新しあわせ少女」採用に関する費用など一時的な費用が増加したことから減益となりましたが、それらを除いた実質ベースでは、
前々期 14.4億円 → 前期 15.6億円
と増加しています。
国内外の関係会社に関する貸倒引当、出資金評価損を計上したため、経常利益は大幅な減益に、当期純利益は赤字となりました。
<連結>
売上高 26,075百万円 前期比 + 4.2%
営業利益 1,256百万円 前期比 − 7.2%
経常利益 781百万円 前期比 −17.4%
当期純利益 −207百万円 前期比 −224百万円
連結においても売上高はピーク更新となりました。
また、非本業の営業赤字が大幅に縮小したことも注目されます。
営業利益の推移(単位:百万円)
本業 非本業 合計
2000年3月期 1,143 −592 550
2001年3月期 1,961 −606 1,354
2002年3月期 1,484 −228 1,256
2003年3月期の経営課題と業績予想
今期を「未来を決めるこの1年」と位置付け、以下のポイントに注力します。・現在のビジネスモデルの強化
・お客様の要望の一つ上を行くコンサルティング営業
・本業回帰
通期予想
<単独>
売上高 22,400百万円 前期比 + 7.8%
営業利益 1,660百万円 前期比 +28.2%
経常利益 1,183百万円 前期比 − 0.3%
当期純利益 131百万円 前期比 +1,522百万円
<連結>
売上高 27,761百万円 前期比 + 6.5%
営業利益 1,753百万円 前期比 +39.6%
経常利益 893百万円 前期比 +14.3%
当期純利益 38百万円 前期比 + 245百万円
続いて甲斐常務が同社の強みと今後の営業戦略について解説されました。
(続く)
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