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マネックスメール(第735号 2002年7月31日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
フィデリティと考えるこれからの投資
投資信託基準価額
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
ひまわり解説〜社員勉強中〜
社債と転換社債(転換社債型新株予約権付社債)
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
戻り売りや利益確定売りが先行するものの、押し目買いも入り小幅反落。
日経平均 9877.94(▲125.78)
TOPIX 965.00(▲ 9.96)
単純平均 394.57(▲ 2.69)
東証2部指数 1804.42(△ 1.40)
日経店頭平均 1186.00(△ 4.48)
東証1部
値上がり銘柄数 428銘柄
値下がり銘柄数 906銘柄
変わらず 137銘柄
比較できず 11銘柄
騰落レシオ(25日) 88.20%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 634.38(百万株:概算)
売買代金 578588(百万円:概算)
時価総額 2759097(億円:概算)
為替(17時) 119.92円
前日日経平均は1万円の大台を終値で回復、このため戻り売りや直近の上昇に対する利益確定売りが先行して始まりました。ただ積極的に新規の売りポジションを取る動きは乏しく、当然のスピード調整と比較的冷静に受け止められていました。
前場中頃から徐々に下げ幅を拡大する展開となりましたが、押し目買いのタイミングを探り、より値を下げたところで買いポジションを取るといった相場環境でした。
急激な円高から反転、為替市場も調整局面に入っていましたが、120円台になるとやや円売り・ドル買いの勢いも後退した雰囲気でした。このため自動車株などに利益確定売りが先行する相場でした。
このところホンダ(7267)は、5000円の大台で強弱感が変わる相場環境でした。前場中頃に5000円の大台を割り込む場面もありましたが、すぐに大台を回復、この展開も下値での押し目買い意欲は旺盛という見方を強めました。
後場に入ると東エレク(8035)、アドバンテスト(6857)など値がさハイテク株の一角が下げ幅を拡大しました。ただ両銘柄とも、昨日回復した6000円の大台が下支えラインといった動きを演じました。日経平均は1万円の大台で反落となったものの、個別銘柄をみると下支えラインができ、底固いという印象の相場展開となりました。
一部ではGLOBEX市場でのNASDAQ先物が軟調なことで、今夜の米国株不安も出ていた模様ですが、新規の売りポジションは取り難い状況でした。やや買い控えに繋がる部分もありましたが、下げ幅を拡大するほどの不安には拡大しませんでした。
後場後半になると為替が119円台半ばまで進み、ホンダ、トヨタなど自動車株はジリ安歩調となってしまいました。ただこの為替の動きに対し、自動車株への影響はあったものの、市場全体への影響は限定的でした。
◆個別銘柄◆
新日鉄(5401) 173円(▲9)
低位大型鉄鋼株の下げがやや目立ちました。これまでハイテク株を手掛け難い中、物色対象となっていた面もあります。ハイテク株への押し目買い意欲が回復しつつあることで、鉄鋼株を手仕舞い乗り換える動きも出ていた模様。
アドバンテスト(6857) 6120円(▲160):100株単位
昨日大幅上昇したこともあり、利益確定売りが先行して始まりました。後場に入ると下げ幅を拡大する場面もありましたが、昨日回復した6000円の大台が下支えラインといった展開となり下げ渋りとなりました。
ホンダ(7267) 4980円(▲130):100株単位
前場中頃に一時5000円の大台を割り込む場面がありました。しかし大台割れが押し目買いを誘う形となりすぐに回復。利益確定売りなどは多いものの、下値での買い意欲も旺盛といった展開となり、市場全体にも安心感を与える要因となりました。後場はジリジリと円が値を戻す形となり、さすがに下げ幅を拡大して大台割れ。ただ市場全体への影響は限定的でした。
ファナック(6954) 5250円(▲90):100株単位
後場に入って一時急落となる場面がありました。15時30から業績修正で記者会見を行うと伝わり、その後16時からと訂正されるなど情報がやや混乱した部分もあります。ただ急落局面でも5000円の大台が下支えラインとなり、落ち着きを取り戻した後は急速に下げ渋りとなりました。
キヤノン(7751) 4060円(△60)
昨日中間期の決算を発表、下期急回復というシナリオを好感して買いを誘う展開となりました。円高の一服もあり値を上げていましたが、午後円が値を戻したことで手仕舞い売りが出始め上げ幅を縮小して終了しました。
トレンド(4704) 3000円(△85):500株単位
前日発表した中間期決算では、連結営業利益が前年同期比2.2倍となるなど好決算を手掛かりに値を上げて始まりました。ここ2日間で大きく値を戻したこともあり、後半は利益確定売りで伸び悩みましたが、3000円の大台が下支えラインとなりました。
日ハム(2282) 1450円(▲51)
狂牛病問題に絡み、一度は買い取り申請を行った牛肉を農水省に無断で引き取り、焼却していたと報じられました。不透明な行動に対し、投資家からの不信感は高まり売り先行で始まりました。ただ信用売り残も多く、売り一巡後は買い戻しによって急速に下げ渋り。
光通信(9435) 910円(▲51):100株単位
同社元社員をクレイフィッシュのTOBに関し、インサイダー取引の疑いで証券取引等監視委員会が東京地検に告発したと伝わりました。企業体質に対する不信感も高まり、後場大幅安という展開となりました。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高ツカモト(8025) +14.52 △17 134 249日ビルド(1916) +8.04 △14 188 246日新火(8757) +6.66 △14 224 108オリックス(8591) +6.29 △490 8270 1143.5ダイヤリース(8593) +6.23 △135 2300 78.7
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高スミダコーポ(6817)−10.50 ▲315 2685 30.6山水電(6793) −10.00 ▲1 9 1005酒井重(6358) −8.83 ▲16 165 37丸運(9067) −7.96 ▲16 185 5エンプラス(6961) −7.88 ▲280 3270 38.7
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比新日鉄(5401) 34265 173 ▲9川鉄(5403) 25921 145 ▲7日立(6501) 11786 690 ▲11日産自(7201) 11677 838 ▲25東芝(6502) 11520 450 ▲10NKK(5404) 9984 109 ▲3三井住友(8318) 9827 634 △2住金(5405) 8720 52 ▲1富士通(6702) 8522 697 ▲17神戸鋼(5406) 8164 71 ▲4
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比キヤノン(7751) 30226 4060 △60ソニー(6758) 19317 5410 ▲160トヨタ(7203) 15501 2865 ▲65ホンダ(7267) 14747 4980 ▲130武田(4502) 12600 4980 △10NTTドコモ(9437) 12163 26万7千円 ▲6千円野村HD(8604) 11495 1601 ▲43日産自(7201) 9832 838 ▲25オリックス(8591) 9248 8270 △490京セラ(6971) 8340 8080 ▲250
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−−−−<フィデリティと考えるこれからの投資>−−−−−−
DISCOVER NIPPON − あしたへ、日本株!
“いま”の考え方
引続き、不透明な市場環境が続き、日経平均株価は、1980年代前半と同じ水準にあります。不良債権や需要の低迷などを背景に苦しむ多くの企業。経済全体、市場全体で見ると、確かに当時と同じ株価水準であるべき理由も多いのかもしれません。
しかし個々の技術やサービスの水準、それを生み出す企業の実力が、あの頃と同じはずがありません。
当時を振り返って見ましょう。
1983年 任天堂のファミリーコンピューター 発売
1984年 IBMが後の世界標準となるPC/AT機を発売
1985年 NTTショルダーホン導入
そして現在はどうでしょうか。
2002年 任天堂ゲームキューブなど、高性能ゲーム機戦争
PC機の一般的な性能は1984年のPC/Tに比べ、速度(CPU)166倍、メモリ(RAM)200倍、ハードディスク容量は2,000倍に。高速通信線ADSL普及
NTTドコモ次世代携帯電話FOMAサービス開始
上記のとおり、技術やサービスは目覚しく進化を続け、企業の実力もはるかに優れたものになっています。
日本株は、日本の皆様の資産運用の柱とも言えます。
いつの時代でも伸びる企業は確実に伸びていきます。だからこそポイントは、いかに良い企業、伸びる企業を見つけていくことができるか、にかかってきます。あなたの新しい資産運用の柱として、グローバルネットワークから卓越した調査力を発揮するフィデリティで、強くて元気な日本株を見極めてみませんか。ぜひフィデリティのファンドをご検討下さい。
フィデリティ・日本成長株・ファンドはマネックス証券で1万円からお申込みできます。
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投資信託基準価額(7月30日現在)
ザ・ファンド@マネックス 5,717(+157)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(7月30日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 20.63(+0.09) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 19.40(−0.01) バンガード・スモールキャップ・インデックス 16.49(+0.01) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 12.91(+0.01) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 13.44(+0.19)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
米ドル為替レート (7月31日午後2時30分現在)
買付レート 119.65(−0.40) 解約レート 119.15(−0.40)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========7月31日 <ペイオフ解禁見直し>
政府が決済性の「お金」をペイオフの中でどう扱うかについて検討を始めました。ペイオフ解禁反対論者におもねるつもりでしょうか?それとも解禁反対論者のガスを抜いてあくまでも実行するための戦略でしょうか?
企業や地方自治体などの決済性の資金を銀行の倒産から隔離することは意味があることですし、そうした方がいいでしょう。しかしそのことと、『決済性預金』という新しい概念を創り出して、個人であっても金利ゼロの『決済性預金』であればペイオフから全額保護をするということは、似て非なるものであり、もしそのようなことを本当に政府がするならば、それは事実上のペイオフ解禁の見送りであり、構造改革の大きな後退です。そして政府が国内だけでなく諸外国に対しても約束してきた金融問題解決に関する自らの言を極端に翻す行為であり、需給ギャップの解消の道筋が見えなくなり、日本は厳しい評価を国際資本市場で受けることになるでしょう。「企業の決済性資金は銀行倒産から隔離する」、「地方自治体の公金はペイオフの対象外とする」、それだけでいい筈です。『決済性預金の全額保護』などという市場を愚弄した詭弁は勘弁して欲しいと思います。一部の与党議員が、何かしらの利権でもあるのでしょうか、ペイオフ解禁を延期しろと言うならまだしも、今回の件では小泉内閣の構造改革に対するコミットメント、言を守る守らないという有権者に対する姿勢が試されていると思います。
(ペイオフそのものの意義については、2002年4月1日のつぶやきを参照して下さい。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/ )
(おまけ:本日より「How to マネー術」の中に「マネックスの信用取引」というコンテンツがアップされました。今回含めて全部で8回に分けて順次リリースする予定であり、信用取引の仕組みやルール、リスク、体験談、利用方法など、初めての方にもきちんと信用取引を理解して頂けるような内容にします。是非お読みになって下さい。
http://www.monex.co.jp/visitor/howto/shinyo/index.html )
=============<編集長の独り言>=============明日から売買単位を引き下げる企業がいくつかあります。これまでの1000株単位では手の届かなかった銘柄が、10分の1で投資可能となることは、投資家層拡大という意味で非常に価値のあることだと思います。今後この流れがさらに拡大していくことを願います。
ただ昨年の8月2日のマネックスメール、当コーナーでも説明しましたが、短期的な需給悪化という面もありますのでご注意下さい。これまで1000株保有していた投資家にとって、売却のチャンスが10倍に拡大する訳です。売却するとその銘柄の保有株数がゼロになるため、売れなかった部分がある意味気軽に売れることができるのです。
数日前のこのコーナーで、複数単位保有していれば、“利益の塊”という株券を手元に残す投資手法もあるとコメントしました。600株、700株売却すれば投資元本を回収できる投資家が存在するかも知れません。
昨年の8月1日から売買単位を100株に引き下げ、その前日決算発表、結果当時の上場来高値を寄り付きで更新し、一斉に利益確定売りを誘い下落したホンダ(7267)の例で説明してありますので、お時間があればバックナンバーをご覧下さい。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/
2001年8月2日号の編集長の独り言です。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ひまわり解説〜社員勉強中〜>==========少し前に「個人投資家向けに、少額から購入できる社債」と話題になり、低金利時代に少しでも高い金利の社債が人気を呼びましたが、米国のエンロン社が倒産し、その社債を組み入れていたMMFが元本割れ、社債の債務不履行となる可能性(=信用リスク)が意識され、社債市場はめっきり静か?
7/12、ヤマダ電機(9831)が、転換社債型新株予約権付社債を500億円発行すると発表しました。今回は、社債と転換社債についての話です。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<社債(Corporate Bond)とは?>
社債とは、企業が発行する債券のことで、一定の期間(3年、5年、10年等)投資家から資金を借りることである。企業は債務者で、投資家は債権者(社債権者)となる。通常の貸付との違いは、社債券という有価証券が発行され、譲渡することができる点である。
社債を購入するということは、企業に資金を貸し出すということであり、企業が破綻すれば元本は返ってこない、債務不履行となる可能性がある。(AAA、AA、A等の格付けの高い社債の方が統計的には債務不履行の可能性が低い。)
例えば、金利1%の5年債という額面100円の社債を100万円購入したとする。通常は毎年金利1万円×5年=5万円を受け取り、5年後に元本100万円が返ってくる(償還)。(手数料、税金等は考慮せず)
社債は、一般企業が発行するものは事業債といわれるが、電力会社が発行すれば電力債という。金融機関が発行するものは金融債という。担保附社債と無担保社債とがあり、担保附社債はその社債を発行するにあたって土地や建物等を担保として入れる。一般的に無担保社債が多い。
<転換社債(CB=Convertible Bond)とは?>
転換社債は、2002年4月の商法改正により名称が変わり、正式には「転換社債型新株予約権付社債」という。
転換社債は、社債を株式に交換することができる権利が付いた社債のことで、社債の安全性と株式の収益性を兼ね備えた有価証券である。社債として発行されるが、転換請求をすると社債を株式に換えることができる(償還まで社債として保有することはもちろん可能)。株式に転換できる価格(=転換価格)や据え置き期間等が予め決められた条件がある。
例えば、上記例の内容の社債で、転換価格500円、6ヶ月据え置きの転換社債を保有していたとする。1年後、株価は600円に上昇。株式に転換すると100万円÷500円=2000株、売却すれば120万円、20万円の利益となる。逆に、株価が400円に下落したとする。株式に転換して売却すると80万円、20万円の損となるので転換はせず、社債として保有し償還を待って、金利を受け取れば上記例と同様の5万円の利益となる。(手数料、税金等は考慮せず)
転換社債は株式の収益性があるため、株価が上昇すれば転換社債価格も上昇する。一方、株価が下がった場合は転換社債価格は下がりにくい。これは債券としての安全性と金利がある商品だからである。
転換社債は、株価に連動した値上がりが期待でき、株価が下落した時は債券としての価値が下値を支える為、株式との比較においては値下がりリスクが少ないといえる。(転換社債の金利は、転換の権利が付いている為、同時に発行される社債よりは低くなるのが通常。実質的にはそのような形でコールオプション(買う権利)のプレミアムを支払っていることになる。)
<社債・転換社債の売買>
新発債((しんぱつさい)発行時の社債)は、社債発行の募集を引き受けている証券会社において購入することができる。
既発行債((きはつさい)既に発行されている社債)を購入する場合は、取引所に上場している社債であれば取引所において売買可能であるが、社債は1発行企業につき原則1銘柄だけが上場できることとなっている。流通量が少なく、また1億円等の大口単位での売買が中心であるから法人の取引が殆どである。個人の投資家は、社債を取り扱う証券会社の店頭で売買(相対取引)するのが一般的である。(証券会社は小口にして売買する。証券会社が売買価格を提示する値付け方式となる)。
転換社債は、転換価格や利率がそれぞれ異なり、多くの個人投資家に浸透していることから、その流通を確保する為に複数の銘柄が上場できる。よって個人の投資家でも取引所で売買が可能であるが、新聞の取引欄でもわかるように、取引が成立しないケースが多く見られる。
社債や転換社債は、株式のように活発な売買は行われていないので流通しにくいといえる。
<資金調達のいろいろ>
企業が資金を募るのには、株式発行、社債発行、銀行等金融機関から借り入れ等がある。どの手法で資金調達するかは企業それぞれである。
株式発行は、資金を返済する義務はないが配当金を支払う負担があり、既存株主にとってはその持分が希薄化する。
社債発行は、配当金等の負担はないが、金利を支払う必要があり、また利用できる企業は格付が取得できる一部の企業に限られる。償還資金を用意する為に、新たに社債を発行することもある。
転換社債発行は、株式に転換されれば償還の必要がないが、一方、株式発行と同様に既存株主にとっては希薄化リスクがある。株式に転換されることを見込んで安易に転換社債を発行したが、その後の株価下落で転換が進まず、結局資金繰りに四苦八苦している企業も見受けられる。
金融機関からの借り入れは、当然ながら金利を支払う必要があり、また思うような金額が借りられなかったり、借り入れ自体を断られる可能性もある。
〜参考:株主と債権者の違い〜
株主と債権者の違いは、投資か融資かの違いで、株主は投資した資金は返してもらう権利は基本的にはなく、債権者は資金を返してもらう権利がある。企業が経営破綻した場合で残余財産を配分する場合は、社債等の債務を返済した後、株主に配分されるという優先順位があるのが大原則である。
一般的には、株主は企業の利益の一部を配当金として受け取れたり、株主総会における決議事項について議決権があり、経営に参加する権利等がある。債権者は、融資資金に対する金利が受け取れ、株主のような議決権等の権利はない。
〜参考:債券の金利と価格の関係〜
2001/11/21のひまわり解説をご一読ください。下記のURLからバックナンバーがご覧いただけます。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/index.html−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<夜間取引(マネックスナイター)て何でしょう?>
マネックス証券が運営する、私設取引システムのことです。通常、取引時間は9時〜11時と12時30分〜15時迄ですが、夜間取引(マネックスナイター)は、17時〜23時59分の夜間中に取引を成立させる独自の市場です。取引価格は証券取引所の終値で一本値。「この価格だったら売っとけば良かったなぁ、買っとけば良かったなぁ〜」という方は是非ご利用ください。
詳細:http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/yakan/index.html−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<おまけ>
日曜日、車で出掛けて帰宅途中の22時頃、地元街道を走っていると信号に引っかかった。前の車は窓にスモーク、マフラーは大きく、ぶおんぶおんとならしている白い車。その割には加速するのが遅いわね、軽自動車の私と同じ速さじゃないの。と、信号で止まっては発進し、同じスピードで加速して、一定の車間距離を保ち、ぴたりとついて走ること数回。「あれ、これって私あおってる?いや、同じスピードで走ってるだけだし・・」と思った瞬間の赤信号、前の車の運転手がドアを開け、振り返ってこちらを睨む?・・・「きゃ〜」とっさにライトをスモールにし、戦意がないことを表明した。300m程走ると前の車はスタンドへ入っていった。よかったよー。おわり
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