マネックスメール 2002年10月18日

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マネックスメール 2002年10月18日

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 マネックスメール(第789号 2002年10月18日夕方発行)
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  資産設計への道〜その40 
   金融商品にだまされない方法
  投資信託基準価額
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
米国株高を受けて9000円の大台を回復するものの、上値の重い相場展開。
日経平均     9086.13(△126.25)
TOPIX     893.95(△  9.49)
単純平均      348.26(△  2.74)
東証2部指数   1595.38(△ 11.81)
日経店頭平均   1058.79(△  8.70)
東証1部
 値上がり銘柄数     862銘柄
 値下がり銘柄数     477銘柄
 変わらず        147銘柄
 比較できず         5銘柄
 騰落レシオ(25日) 90.87%
  注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     732.85(百万株:概算)
 売買代金    627878(百万円:概算)
 時価総額   2563119(億円:概算)
 為替(17時) 125.33円

 米国株式市場は景気、企業業績に関して明るい見通しが出たことで、調整局面を1日で終了して大幅反発となりました。CMEでの日経平均先物も値を上げ、9000円の大台に乗せて終了しました。

 朝方は米国株高の勢いにのって買いが先行、寄り付きから9000円の大台を回復しました。しかし大阪市場の日経平均先物は、CMEでの終値目前で伸び悩みとなり、買い一巡後はもみ合いとなりました。

 不良債権処理問題や、北朝鮮の核開発など不透明要因がまだ解消されていません。そして金曜日という点からも、積極的なポジション取りは行い難い面もあります。このところ米国株式市場の上昇を手掛かりとして、先物主導で値を上げている相場ですが、現物株市場では物色の柱が見当たらないことも物色意欲が高まらない要因のひとつとなりました。

 上値を買い進み難いのと同時に、米国株式市場が上昇ムードを強め、世界的な規模での株安懸念が後退しているため、新規の売りポジションも取り難い状況が続いています。上値は重いという声が多くを占めるものの、大台乗せで目先の目標達成、売りポジションを取る動きも出ませんでした。
 
 後場に入ると週末のポジション整理が終了した投資家が増加、様子見気分が強まりました。新規のポジション取りは売り買いともに控えられ、終値で日経平均が9000円の大台に乗せるかどうかを見守るといった雰囲気でした。
 後場後半になると、小泉首相が臨時国会で所信表明を行い、その中で経済再生へ今後半年で改革を加速させる、デフレ克服へ政府・日銀一体となり大胆かつ柔軟な措置を取る。そして不良債権処理問題を2004年度に終結させると語りました。

 この所信表明の速報直後、やや上げ幅を拡大する兆しをみせた相場でしたが、追随買いは限定的で、結局前場の高値、そしてCMEでの先物の終値を突破する勢いは出ませんでした。

◆個別銘柄◆
島津製(7701) 388円(△39)
 田中氏のノーベル賞受賞以来、値動きの良い低位個別材料株として物色が継続し、大幅上昇となっています。本日も大商いを演じて上昇しましたが、昨日、そして本日は日経平均が9000円の大台まで上昇し、市場全体に戻り売り懸念が強まっていることで、手詰まり感もあり目先筋の買いが集中している状態。
ホンダ(7267) 5080円(△10):100株単位
 為替が125円台まで円安となり、自動車株は総じて堅調。ただ同社やトヨタ(7203)などは小幅高にとどまりました。今週後半からホンダは戻り歩調となり、今週5000円の大台を回復していました。この大台回復で目先の目標達成感もあり、さらに上値を買う動きは出ませんでした。

日産自(7201) 929円(△43):100株単位
 堅調な自動車株の中でも売買高も多く、値を上げました。円安進行などを手掛かりにしていますが、特に同社は株価900円台、売買単位100株と、トヨタ、ホンダと比較して手掛け易いことから目先筋の物色対象となった模様。
ダイエー(8263) 165円(△16):500株単位
 同社再生ファンドに日本政策投資銀行が出資することを手掛かりに値を上げて始まりました。後場中頃になると決算速報が伝わり始め、これを手掛かりに荒い値動きとなる場面がありました。

アドバンテスト(6857) 4330円(△160):100株単位
 国際半導体製造装置協会が9月のBBレシオは0.84倍と発表しました。今年2月以来の1倍割れとなりましたが、米国でノキアなどが予想を上回る決算を発表したことで、BBレシオの悪化を悪材料とする動きは目立ちませんでした。

オリコ(8585) 61円(△9)
 当初週内にも不良債権処理プロジェクトチームの中間報告が出されると言われていました。しかしこれが翌週にずれ込み、企業破綻の増加も含めた積極的な処理方法の作成が難航しているといった見方も出ています。破綻懸念で売り込まれていた銘柄群は、売り方の買い戻しで上昇する銘柄が目立ちました。
日通(9062) 528円(▲8)
 昼休み中にQUICK画面を通じ、環境庁は同社に産業廃棄物処理法違反があったとして、リサイクルの広域処理を進める広域再生利用指定制度の指定を取り消したと伝わりました。これにより同事業の今後の先行き不透明感が強まり、下げ幅を拡大する場面がありました。

東ガス(9531) 337円(▲8)
 米国株式市場が1日でスピード調整を終了し、再度戻りを試す雰囲気が強まっています。世界的な規模での株安懸念が後退、国内市場もこれまでディフェンシブ銘柄に移動していた資金が、ハイテク株などの戻りに期待した銘柄へ移動する展開。電力・ガス、JR各社など総じて冴えない値動きでした。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高鈴丹(8193)    +21.95   △9    50  3096大京(8840)    +18.00   △9    59  2339オリコ(8585)   +17.30   △9    61  8725東海観(9704)   +14.28   △3    24  1878神戸糸(3007)   +12.50   △3    27   232
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高エコナック(3521)  −9.61   ▲5    47   253キヤノンS&S(8295)−7.97  ▲55   635    21ラウンドワン(4680)−7.34▲1万3千円16万4千円 2.981住金(5405)     −6.66   ▲3    42  5680プリマハム(2281)  −6.66   ▲4    56   976
東証1部売買高上位
    銘柄           売買高     終値     前日比島津製(7701)      39047    388     △39三井住友(8318)     23773    521      ▲5富士通(6702)      20296    493     △42東ガス(9531)      17576    337      ▲8日産自(7201)    16070.2    929     △43NEC(6701)      15218    522     △27新日鉄(5401)      14295    146       0ボッシュオート(6041)  12302    169      △9東芝(6502)       11889    340      △9三菱重(7011)      11101    283      ▲6
東証1部売買代金上位
    銘柄          売買代金     終値     前日比ソニー(6758)      34254   5540    △170キヤノン(7751)     15009   4300    △190日産自(7201)      14805    929     △43島津製(7701)      14541    388     △39武田(4502)       13211   5200     △30三井住友(8318)     12424    521      ▲5KDDI(9433)     12197 38万1千円    △9千円トヨタ(7203)      11503   3130       0ホンダ(7267)      11359   5080     △10みずほ(8305)      11330 18万5千円    △7千円
=============<資産設計情報>==============大学時代のゼミの先輩後輩で集まる機会がありました。金融機関で専門的な仕事をしている人でも意外に自分の資産の運用方法について無頓着なので驚きました。そんな中、外貨預金をやってみたいという相談を受けました。そう言えば最近2桁金利で派手な宣伝が目に付きます。今回はその外貨預金です。
−−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その40>−−−−−−−−−−

金融商品にだまされない方法

最近銀行の外貨預金でキャンペーンをやっているところが増えています。米ドル定期預金10%という金利に驚いていたら、今度は米ドル12%、ユーロは15%という銀行も登場。これは日本一の高金利(10月16日現在)ということらしいです。預けた方が有利なのでしょうか。

● 本当に有利な商品なのでしょうか
とても有利に見える金融商品の宣伝を見たら、どこかに落とし穴が無いか考えてみましょう。例えば、一見有利な数字だけを全面に出したり、商品を組み合わせで購入すると有利に見えたり、複雑な商品にしてコストがわからないようにする、といった商品が今までもたくさんありました。

このキャンペーンで気をつけなければいけないポイントは高金利が適用されるのが最初の1ヶ月だけということ。12%というのは年換算ですから1ヶ月ではその12分の1が受取金利額になるのです。

金融商品にだまされないためには、実際に手取り金額でリターンを計算してみるのが一番です。

● 実際に計算してみよう
では12%の米ドル外貨預金を例にとって計算をしてみましょう。

300万円を米ドル外貨預金で運用する場合を想定します。為替が124円であったとすると、買付時の為替レートは手数料1円で125円となります。
300万円を125円でドルに替えると
3,000,000÷125円=24,000ドル
となります。これを12%で1ヶ月預けると税引き後利息は
24,000ドル×12%×30日/365日×80%=189.38ドル
手取りは元本と合わせて24,189.38ドルです。為替レートが変わらなかったとすると1ヶ月後に円に替える場合為替レートは124円に手数料1円かかり123円となります(為替手数料は往復で2円ということになります)。
1ヵ月後の受取金額は
24,189.38×123円=2,975,293円
となり、為替が円安に(1円より大きく)ならなければ金利より手数料の方が大きくなってしまうことがわかります。

では1ヶ月だけではなくその後もドルで運用を続けた場合はどうなるでしょうか。1年間の運用を考えてみましょう。12%のキャンペーン金利は初回しか適用されないルールになっていますので2ヶ月目以降は通常金利になります。呈示されている通常金利は1年ものでも0.5%になっています。為替レートが1年後も同じ124円であったとすると、1ヶ月目12%、2ヶ月目以降満期まで0.5%で運用できてもまだ為替手数料の方が税引き後の金利より大きくなってしまいます。

例えばマネックスの米ドルMMFと比較してみましょう。マネックスでは買付時為替手数料無料で解約時は1ドルにつき50銭です。米ドルMMFの分配率は変動しますが、現状1.1%程度です。同じように計算して、結果を比較してみてください。

外貨預金の場合、金利に注目しがちですが、実は為替の手数料がリターンに大きな影響を与えることがわかると思います。

● 商品を正しく選択できるようにするには
12%の外貨預金キャンペーンもよく見ると為替手数料がかかることが記載されています。でも金利が宣伝の前面に出ていて実際のリターンをイメージしにくいと思います。自分で商品を確認する習慣をつけましょう。

金融商品を正しく選択するには、実際に手数料や税金などのコストを計算するのが一番です。そういった検証ができない商品は理解できない商品として手を出さないのが賢明だと思います。そしてリスクに見合ったリターンのある商品か良く考えてから投資判断を行いましょう。

おいしい話!と飛びつく前のちょっとした手間が大きな差になるのです。
今回の話のまとめ−−−−-
外貨運用するときは表面金利にだまされない。期間やコストにも注意!
自分で実際の手取り金額を計算してみよう
理解できない商品には手を出さない勇気も大切

ではまた来週・・・。

(マネックス証券 資産設計部 内藤 忍)

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 投資信託基準価額(10月17日現在)
 ザ・ファンド@マネックス           5,009(+13)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 外国投信基準価額(10月17日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 19.95(+0.46) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   19.25(+0.15) バンガード・スモールキャップ・インデックス 14.96(+0.48) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 12.81(+0.22) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 13.34(+0.37)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 米ドル為替レート (10月18日午後2時30分現在)
 買付レート                125.15(+0.80) 解約レート                124.65(+0.80)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========10月18日   <実験>

東証の、昔立会場のあった所の北東の隅の方に各テレビ局のブースがあります。よくテレビなどに出てくるガラス張りの丸い筒のすぐ隣です。そこへ行く為には、巨大金庫の扉のような、それは大変立派で厳重な趣の金属製のドアを開けて中に入っていくことになります。昨日もそこに行ったのですが、ドアを開ける為にはカード・キーをリーダーに差し込んで上から下に降ろさなくてはなりません。この鍵が中々開かないのです。テレビ局の人が何度やっても失敗してしまいます。自転車のライトは速くこぐほど明るくなるように、物理の法則で考えると、ゆっくりカードを降ろすよりも速く降ろした方が電圧が高くなって鍵のシステムが働く気がします。試しに速く降ろしてみたら、やはり一発で鍵は開きました。自然科学はこんな風にどこでも実験が出来ますし、常に規則的な仮説と結果の関係があるのでとても分かりやすいものです。マーケットや政治も同じ様な規則性があるともっと簡単に問題を解決できるのですが、それがない所が妙味なのでしょうか。

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=============<編集長の独り言>=============3色とか、4色ボールペン。一見便利そうに感じるのですが、全ての色を同時に使い切ることはほぼ不可能でしょう。どうしても、黒、赤などを先に使い切り、新しいのを買う。または赤、黒が出なくなった3色ボールペンと、赤、黒の単色ボールペンを同時に使う。しかしこれでは1本にまとめた意味がありません。
4色ボールペンの形で、黒が2つあるとか・・・、または限りなく同時に使い切るように量を調節した商品は生まれてこないでしょうか。多分メーカー側から見れば、すべてを使い切る前に1色だけ無くなり、新品購入の方が都合がいいと思います。ちょっとした遊び心で
“各色の消費量を調査し、最適バランスの4色ボールペン完成!”
と発売されたら、真っ先に購入し、各色の消費状況と実際の量を調べてみたいと考えてしまいます。
子供の頃、おじさんにもらった10色ボールペン。多くの色は使う機会もないまま、やはり黒、赤だけ先に消費してしまいました。直径2cmほどのこのボールペン、小学生の手では太すぎて非常に使いづらく、いつのまにか無くしてしまった思い出があります。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
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==========<ただ今ブックビルディング中>==========弊社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳細はホームページをご覧下さい。

<募集期間中の銘柄>
 綜合警備保障(2331)
  募集期間は 10月22日 AM11:00まで
   募集価格 1550円(100株単位)

<新規取扱い開始>
 マーベラスエンターテイメント(7844) JQ
  ブックビルディングは 10月30日(水)から

−−−−−−−−−−−<既公開会社の公募/売出>−−−−−−−−−−−
<月曜日からブックビルディング開始>
 電通(4324) 東証1部
  ブックビルディングは 10月21日(月) AM00:00から
       売出価格決定日まで(28日から30日までのいずれかの日)  (注)同銘柄のブックビルディング等は、通常の新規公開銘柄の方法とは     異なりますのでご注意ください。
     詳細はHPをご覧下さい。
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詳細はこちら
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