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マネックスメール(第827号 2002年12月12日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
サンプラザ中野の株式ロックンロール
マネックスの投信売れ筋ランキング
投資信託基準価額
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
ただ今ブックビルディング中
「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
乃村工藝社(9716)
インフォメーション・ディベロプメント(4709)
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
SQ、日銀短観の発表などを控え、売り買いともに手控え気分で小動き。
日経平均 8708.69(▲ 18.97)
TOPIX 851.32(▲ 0.61)
単純平均 328.07(▲ 0.95)
東証2部指数 1471.65(▲ 0.85)
日経店頭平均 982.50(▲ 1.46)
東証1部
値上がり銘柄数 522銘柄
値下がり銘柄数 791銘柄
変わらず 181銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ(25日) 80.05%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 557.02(百万株:概算)
売買代金 434894(百万円:概算)
時価総額 2450933(億円:概算)
為替(17時) 123.27円
朝方は小幅上昇で始まりましたが、目新しい材料に欠けており、すぐに失速といった雰囲気で下落に転じてしまいました。前場前半は上下への値動きがありましたが、後半からは売り買いとも手控え気分が強く、前日終値近辺で小幅な値動きのまま前場を終了しました。
明日先物・オプションのSQ、そして日銀短観の発表などを控えていることで、積極的なポジション取りは行い難い相場環境です。現物株市場では値下り銘柄が多いものの、先物がSQ前で動き難く、下値を支えるといった展開になりました。
物色対象は指数の影響を受け難い個別材料株といった雰囲気が一段と強まりました。これまでは株価100円割れなど株価水準が手掛かりといった面もありましたが、本日は東電(9501)が原発を停止して点検するという報道もあり、石油株には原油需要が増加するといった思惑が強まり新日石(5001)などを手掛ける展開となりました。
後場に入ってからも手控え気分が継続、前場終値近辺で静かな始まりとなりました。やや下げ幅を拡大した後は、押し目買いなどでジリジリと値を戻す動きとなり、再び前日終値近辺まで値を戻しました。
銀行株は総じて軟調な値動きの中、10万円の大台割れ目前まで値を下げていたUFJ(8307)は辛うじてプラス圏を維持していました。前日終値の10万3千円にはまとまった買い指値があり、値を下げない展開でした。
14時半ごろから日経平均は上昇に転じました。SQ前日で売り方、買い方最後の攻防といった雰囲気もありました。上昇に転じた日経平均でしたが、先物は前場高値目前で売りが増加、指数の上昇を阻止する動きといった雰囲気でした。
結局日経平均はは前日終値水準で取引を終了しました。前場の高値、安値ともに後場は突破できず、膠着感の強い相場環境でした。SQ前日で一部仕掛け的な動きはあっても、売り買いともに追随する動きはみられませんでした。
◆個別銘柄◆
UFJ(8307) 10万5千円(△2千円):1株単位
銀行株は総じて冴えない展開が続き、UFJも再び10万円の大台割れという警戒感が出ていました。しかし本日は前日終値10万3千円にまとまった買い指値が並び値を下げない展開。やや買い支えといった意図的な雰囲気も感じられる展開でした。
新日石(5001) 518円(△22)
東電(9501)が稼動中の原発を停止し、点検を行うと報じられました。原発停止期間中の電力確保のため、原油需要が増加するといった思惑があり、目先筋中心に新たな個別材料株として手掛ける動き。
ヤマハ(7951) 1152円(△32):100株単位
ゴールドマンが投資判断を新規にIn−Lineに設定したと伝わりました。買いが先行して始まり、その後も堅調な値動きを続けていることで小口買いを誘い、後場に入ってからもジリジリと上げ幅を拡大する動きとなりました。
ホンダ(7267) 4630円(△50):100株単位
UBSウォーバーグが投資判断を新規にStrong Buyに設定したと伝わりました。このニュースが流れた直後、売買高は増加し上げ幅をやや拡大する場面もありました。しかし為替市場の不透明感、SQなどを控えていることから物色対象は低位個別材料株となっており、追随買いは入らず伸び悩み。
イビデン(4062) 1310円(▲26):100株単位
フィリピンにある子会社の工場に、同国空軍の軽飛行機が墜落したと報じられました。電子部品を製造する工場で、この事故により生産現場にどういった影響があるか取引時間内に把握できない状態でした。とりあえず買いポジションを一旦手仕舞い、事故の影響を確認するといった雰囲気で後半下げ幅を拡大。
日商岩井(8063) 52円(▲2)
昨日はニチメン(8004)との経営統合を手掛かりに大幅上昇。しかし高値で寄り付いた後、統合後の不透明感は払拭されていないことから戻り売りが増加、急速に上げ幅を縮小して終了となっていました。前日上値で大きな壁とも言える商いを演じたことで、本日は見切り売りが増加。ニチメンも同様に終始冴えない値動きとなりました。
イオン(8267) 2925円(△85):100株単位
5日の後場、子供衣料の一部回収に関して記者会見を行うと伝わってから軟調な値動きが続いていました。昨日の取引終了後に第3四半期の業績を発表、直営店の粗利益率改善、同業他社と比較して売上高の下振れが無かった点などを評価して見直し買いが入り反発。
日成ビルド(1916) 115円(▲16)
特に悪材料が見当たらないなか急落。これまで買いの目立っていた一部中堅証券から売りが出ていた模様。市場ではこれら証券会社を通じて買いポジションを取っていた一部投資家が、損失拡大で投げ売りを行い、板の薄いなか急落したという見方が出ていました。
JT(2914) 77万3千円(△5千円):1株単位
昼休み中に、2003年度税制改正でたばこ税に関し、1本当たり1円引き上げることで与党で合意と報じられました。これまで一部で報じられていた1本当たり2円の増税案からは後退したものの、増税自体でどの程度需要が減少するか予測できない面もあり、後場は下げ幅を拡大して始まりましたが、後半は切り返して終了。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高山水電(6793) +16.66 △1 7 271東急観(9727) +15.00 △9 69 30豊和工(6203) +12.24 △6 55 1638ジェネラス(9703) +11.42 △4 39 971日立造(7004) +8.33 △2 26 3259
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高日ビルド(1916) −12.21 ▲16 115 1622横浜松(8239) −12.06 ▲7 51 49FDK(6955) −8.90 ▲13 133 58キャッツ(9786) −7.05 ▲70 922 87.6上新電(8173) −6.49 ▲5 72 28
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比ケンウッド(6765) 27909 131 △5日商岩井(8063) 14578 52 ▲2新日石(5001) 11199 518 △22古河電(5801) 10942 257 △3日産自(7201) 10461.2 976 △3シャープ(6753) 9120 1176 △24東芝(6502) 8997 380 △10富士通(6702) 8224 386 ▲7新日鉄(5401) 8159 142 0日立(6501) 7380 488 △7
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比トヨタ(7203) 13529 3170 △30東エレク(8035) 12197 5400 ▲90シャープ(6753) 10581 1176 △24日産自(7201) 10269 976 △3ソニー(6758) 10068 5200 ▲30武田(4502) 10050 4930 ▲30NTTドコモ(9437) 8209 23万1千円 ▲3千円プレナス(9945) 8203 4330 −キヤノン(7751) 7641 4780 ▲30三井住友(8316) 7058 35万9千円 ▲1千円
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−−<サンプラザ中野の株式ロックンロール>−−−−−−−−
笑顔が怖い人が怖いぞ。サンプラザ中野だー!
しかし自民税調の親分・相沢氏の笑顔は怖い。あんなに怖い笑顔も珍しい。「作り笑顔」だからなのだろうか?
政治家と芸人は作り笑いをする。芸人は笑いを誘わんがための「作り笑い」だろう。例えば、太った芸人・石塚さんの笑顔は一級品だ。つい引き込まれて楽しい気持ちになる。では政治家のそれは、いったい何のためなのだろう?国民をびびらせたいのだろうか?恫喝の一種か?まさかその笑顔が愛されていると思っているわけではあるまい。うーむ、謎だ。誰かひとこと言ってさし上げた方がいい。
「先生、国民がびびってますよ」と。
最近、わりと芝居を見る。小劇団が多い。下北沢や新宿二丁目界隈へ出かけている。最近見たのは「ハラホロシャングリラ」「怪人社」「ロリータ男爵」「七面鳥劇団」である。どれも面白い。笑った笑った。どれも実に笑える芝居だった。今は小劇団だが、いつかあなたも耳にする(と思う)。株式会社となって、上場することもあるかもしれない。(ちなみに劇団四季は株式会社だよ)。
笑いは常に「今」である。今を切り取らなくては、今の人は笑ってくれない。つまり時代と寝ている人でなければ、笑いは創造できないということか。これはロックも同じ。だから、俺はお笑いが大好き。
そんな楽しい小劇団めぐりの中、ひとつ渋い劇を見てしまった。仲代達也さんひきいる「無名塾」の「セールスマンの死」だ。アサー・ミラーの脚本だそうだ。50年ほど前のアメリカが舞台。初老のセールスマンが職を失い、鬱になり自殺に至る。家族の葛藤などがちりばめられている。もちろん社会風刺も。重い。ひたすら重い。笑えない。俺は苦しかった。
しかし演技は流石である。どの役者さんも素晴らしい。よく訓練されている。舞台も美しい。非の打ち所はない。でもテーマが重過ぎて、苦しいんです。
今の日本にはやっぱり笑いが必要だ。作り笑いでもいいから、笑い方を思い出させてください。
で先日テレビの収録で、笑顔の素敵な人に会った。穴あきフライパンが絶好調、株式会社・中○福のセールスマンの方である。実に素敵に野菜炒めを調理してくださった。(彼は自殺はないだろう)。
笑顔の怖い政治家ベスト3を考えた。
第一位 相沢英之氏 第二位 橋本龍太郎氏 第三位 小沢一郎氏 である。どう?
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出てきた「爆風スランプ」で活躍。現在はパッパラー河合と共に「スーパースランプ」として活動中。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/
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<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>
1.日経225ノーロードオープン
2.ブル・ベアセレクト ダブル・ブルファンド
3.ブル・ベアセレクト ベアファンド
4.バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド
5.バンガード・トータル・ストック・M・I・F
(2002/12/2〜2002/12/6 マネックスでの販売金額)
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投資信託基準価額(12月11日現在)
ザ・ファンド@マネックス 4,900(−15)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(12月11日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 20.67(+0.01) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 19.95(+0.05) バンガード・スモールキャップ・インデックス 16.28(+0.02) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 12.89(+0.01) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 13.92(+0.03)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
米ドル為替レート (12月12日午後2時30分現在)
買付レート 123.45(−0.10) 解約レート 122.95(−0.10)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========12月12日 <黒タク その2>
黒タクについては今年の1月30日に一度つぶやいていますが、昨日乗った黒タク(正確にはK社のニュ−カラータクシー)でまた新たな発見がありました。K社が始めた黒タクは、一人勝ちを許さない他社の反対にあって自ら「全車黒タク化」を降りた訳ですが、K社の元来の黄色いタクシーも、最近は黒タクと同じちょっといい作りの車体に変わってきているようです。
何故かというと、黒タク化は止められてしまったのですが、黒タク用の車体のN社からの納入は逆に止められず、その車体を従来通りの黄色に塗っているのだそうです。割に合いませんね、と聞くと、いずれお客さんがK社の車体はみんないいと分かってくれればそれでいいんです、と運転手さんは答えました。詳細な事実は知りませんが、業界や取引先との理不尽な関係に首をかしげると共に、私企業の逞しさも垣間見た気がしました。
=============<編集長の独り言>=============私の家の近所にマミーマートがオープンして、買い物客の流れが大きく変わったことはこれまでも何度かコメントしました。それまでよく行っていたすぐ近くのライバル店には、最近ほとんど行かなくなってしまったのです。
先日の新聞の広告に、大店法に絡む説明会のお知らせが入っていました。内容は、このライバル店が営業時間をAM10時から翌日AM10時までに変更等々というもの。24時間営業に向けての下準備といった感じでしょうか。駅から離れた住宅地の中のスーパーです、夜は人通り、車の通りもほとんどなくなります。24時間営業でどの程度人を呼ぶことができるのでしょうか。ちょっと興味はありますが、その前に地元住民の反対が強いかも知れません。駐車場出口をひとつ作りかけたら、すぐに工事中止、元に戻してしまいました。きっと出口側の住民から反対があったのだと思います。
魅力のあるお店には、お客は都合をつけて営業時間内にやってくる。反対に自分の仕事が終わった後に営業をしていても、魅力が無ければお客は足を運ばない。そういえば、営業時間(取引時間)延長を画策している某業界がありますが、この点を忘れてしまっている気がします。昼休みや、夕方に営業をしていると、投資家にとって便利なことではあります。しかし魅力が無ければ積極的に訪れることは無いでしょう。バブル末期、週休2日制の導入とともに12月28日であった大納会が30日となりましたが、その後はどうでしょう。今年の30日、どの程度お客様に訪れていただけるのでしょうか。ここ数年寂しい大納会です。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳細はホームページをご覧下さい。
−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<明日新規上場の銘柄>
システム・テクノロジー・アイ(2345) 東証マザーズ
募集価格は18万5千円
詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/
=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今回の企業は、乃村工藝社(9716)とインフォメーション・ディベロプメント(4709)です。
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乃村工藝社のフォローアップ取材を行いました。
今回は、同社の強みである「質の高いデザイン力と顧客志向」は実際にどの様な活動から育まれ、その成果が経営に反映されているのか伺うために、同社が店舗のデザイン、内装を手がけた表参道のレストラン「Soho´s 表参道」で、グループ本社、広報・IRを担当し、デザイン業務などを管掌されている土井啓実専務にお話を伺いました。
「Soho´s 表参道」は地下鉄千代田線・明治神宮前駅のV28ビルの4階にあります。
今年6月のオープン以来連日たくさんのお客様が訪れ、大変人気のある店ですガラス張りのエレベータを降り、狭いアプローチを通り抜けると、右側には表参道を見下ろすBarコーナー。左には天高7.5m、200席の開放的なフロアが的なフロアが一面に拡がります。
「Soho´s 表参道」を運営しているのは、株式会社ソーホーズ・ホスピタリティ・グループで、他に独創的な台湾家庭小皿料理店「青龍門」などを運営しており、同グループの店舗については、乃村工藝社が指名され内装を多数手掛けています。
――― はじめに乃村工藝社の仕事・デザインについてお話いただけますか。
当社は企画開発、プランニング、制作施工、運営管理などの総合力に優れ、さらにデザインはそれらの各機能全般に関わるものです。当社はディスプレイのパイオニアとしてディスプレイの事業領域を提案し、今もリードし続けています。ディスプレイデザインの本流を形づくってきたのが、乃村工藝社であると自負しています。ディスプレイ固有の技術があるわけではありませんが、デザインによってそれを独自なものに確立させて来ました。
当社はディスプレイのアイディア、デザイン力が生命線であり、今日を築き上げてきた源泉、成長のエキスだと考えています。
――― それはどの様にして育まれ、評価されて来たのですか。
これまで当社が評価され、ディスプレイが拡大してきた背景は、顧客のどんなニーズにも応えられるだけの、多岐にわたる個性と技術を持ち合わせたデザイナーやスタッフを採用し、登用し続けたことにあると思っています。個々にユニークな個性が幅広く存在する集団として機能することで、顧客から高い信頼を得られたと思います。また、その中で競争し、切磋琢磨してきた結果が今のデザインの「ノムラカラー」になったと思います。
先日も社内のデザイナーがどの様な仕事をしているかを、社内のデザイナー同士が知り合うために、全デザイナーの作品を展示する機会を持ちました。競争だけでなく、社員同士が「ノムラカラー」確認する場になったと思います。
――― 最近は市場が複合化しそれに対応したデザインも大変だと思いますが。
たしかにそれぞれ施設が複合化し、複雑化しています。個々のデザイナーにとって、守備範囲は広がり大変にはなりますが、逆に当社ならではの場面は増えてくると思います。その基本は個性あるデザイナーの集合体が当社であり、顧客のニーズにマッチした感性の高いデザインが提供できる下地があるからです。現在、当社は中期計画で「顧客の商売繁盛支援に徹する」をテーマに掲げ、各種の対策をスタートさせています。当然その中でも、当社のデザイナーは顧客のニーズに対応するだけでなく、市場の変化や多様化する環境をそれぞれの専門領域で捉え、提案やデザインに生かしていけるはずです。
(続く)
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2002年11月21日(木)
インフォメーション・ディベロプメント本社で行われた中間決算説明会に出席しました。船越副社長が決算概要、今後の方針を説明されました。
2003年3月期中間決算概要「ストックビジネスの寄与で増収・増益達成」<連結>
売上高 5,498百万円 前年同期比 +14.1%
営業利益 85百万円 前年同期比 +48.1%
経常利益 85百万円 前年同期比 +37.5%
当期利益 20百万円 前年同期比 −35.7%
部門別売上
ソフトウェア開発 1,967百万円 前年同期比 + 0.5%運営管理 2,608百万円 前年同期比 + 17.8%データ入力 672百万円 前年同期比 + 28.1%その他 251百万円 前年同期比 +100.8%
当初計画も上回り、営業利益、経常利益ベースで増収・増益を達成しました。IT投資の手控えなどで、SI(システム開発)企業は厳しい環境となっています。同社もその例外ではありませんが、「運営管理:売上高構成比 47.4%」、「データ入力:売上高構成比 12.2%」というストックビジネスの効果が大きかったといえます。(独立系のシステム開発会社で運営管理が50%ある企業はそうないということです。)
「運営管理」は金融再編やシステム運営管理業務のアウトソーシングの流れに沿って売上を拡大し、「データ入力」は企業再編に伴う株券移行業務などの受注獲得に力を入れた他、イメージデータ処理を導入した結果、より大量の入力が可能になっています。
また、前期の減益の要因であった赤字案件は予定通り対応が終了し損失は止まっています。
子会社では、日本ユニシスとの合弁のSD(ソフトウェア・ディベロプメント)が日本ユニシス絡みの案件を積極的に受注したことなどから大幅に回復しました。IDnetはモバイル関連業務からコールセンター業務へ主力業務を転換しました。
下期の対応
<部門別重点ポイント>
業界の現状はバブル崩壊時よりも不透明となっています。経済産業省の発表するデータによればSI業界の売上高は今年7月27ヶ月ぶりに前年を下回っています。
今下期も企業の投資意欲減退から、ソフトウェア開発、システム構築需要は低迷が予想され、まめに中小型の案件を効率的に獲得することをシステム開発部門の重点ポイントと考えています。
一方運営管理部門は、引き続き安定的な運営業務の収益体制を維持していくと同時に、上期にIBMアウトソーシング部門のコアパートナー(IBMのベスト20に入る)に任命され評価された品質および顧客満足度を、より一層向上させることに注力していきます。また新規顧客の開拓、既存顧客への業務拡大も進めていきます。運営管理の10月の売上は前年比10%以上の伸びと好調が続いているようです。
データ入力部門に関しては、利益率の改善と新規優良顧客の開拓を継続していくとともに、既存優良顧客業務の更なる浸透を重点ポイントと捉えています。
<前期問題点の改善状況>
前期の一部大型プロジェクトの失敗を踏まえ、子会社、提携企業を含めて、「コンサルティング力の強化」、「プロジェクト管理の強化」、「品質管理の強化」、「開発競争力の強化」を図ってきました。
前述の通り現在赤字は止まっており、効果が出てきているようです。
BOOの強化
前々回のレポートで報告したように、同社の売上高拡大のためのポイントは、新規顧客の開拓とBOOと呼んでいる「川上から川下までの一括アウトソーシング受託」をいかに拡大するかにあります。
顧客が同社のどの事業部との取引があるかを調べてみると、
一つの事業部のみと取引 146社(全体の78%。内、新規顧客 29社)複数の事業部と取引 41社(全体の22%。内、新規顧客 2社)と、顧客数では単独の事業部との取引に終っている会社の方が多いのですが、売上の構成比を見ると、
一つの事業部のみと取引による売上割合 27%
複数の事業部と取引による売上割合 73%
と完全に逆転しています。
そのために、「新規顧客の開拓」、「営業戦略の構築(BOOアプローチ、営業ツール)」 、「営業チャネルの開拓(IDグループチャネルの有効活用)」、「新規プロジェクト企画・営業サポート」を役割とする営業本部を創設し営業体制を整備・強化しました。
上期は24社に対し営業活動を実施し、新規BOO案件を3社、4件獲得することに成功しました。来期にかけてさらに注力し、売上拡大を図っていきます。
2003年3月期通期見通し
<連結>
売上高 12,393百万円 前年同期比 +11.8%営業利益 892百万円 前年同期比 +62.7%経常利益 869百万円 前年同期比 +59.1%当期利益 479百万円 前年同期比 +75.8%
(続く)
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提供:「企業と個人投資家を結ぶ架け橋」株式会社インベストメントブリッジ問い合わせ webmaster@cyber-ir.co.jp
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