マネックスメール 2002年12月22日

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マネックスメール 2002年12月22日

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 楽しい!学べる!得をする
 マネックスメール増刊号 もうすぐクリスマス&お正月スペシャル
(2002年12月22日発行)
  http://www.monex.co.jp/
   <口座開設はこちら(無料)>
     → http://www.monex.co.jp/visitor/koza/index.html
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こんばんは、ご無沙汰しています。影の編集長です。

もうすぐクリスマス、そしてお正月。ということで、2ヶ月ぶりのマネックスメール増刊号です。週末3連休という方も多いかと思います(私のようにお仕事の方、ご苦労様です)。株式市場は3連休でお休みです。普段の相場概況はお休みして、コラムとプレゼントでゆっくりとお楽しみください(マネックスの宣伝も少しだけお付き合いください)。

来年からマネックスメール資産設計情報の執筆者が一部入替わります。今回初登場でご挨拶させていただく方も何人かいらっしゃいます。もちろん、いつものマネックス証券社長松本大のつぶやきスペシャルもあります。毎回たくさんのご応募をいただく好評のプレゼントコーナーももちろんありますよ。

それではさっそくマネックスメール増刊号をお楽しみください。

=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-本日の目次
マネックス証券から6つのキャンペーンのご案内
フジテレビ系EZ!TVコメンテーター 伊藤洋一の為替コラム
「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」著者 橘玲のコラム
生活設計塾クルーの「お金よもやま話」
マネックス“つくし”の独り言
見習君の独り言スペシャル
松本大のつぶやきスペシャル
影の編集長の独り言
プレゼントのお知らせ

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最初に少しだけ宣伝です。メンバーの方には役に立つおトクな情報です。どうぞご覧下さい。
<マネックス証券から6つのキャンペーンのご案内>
■ 信用取引キャンペーン
下記のURLからご覧下さい
http://www.monex.co.jp/free/mail/txt/02/1221zkg01log.html

■ 貸株サービスキャンペーン
下記のURLからご覧下さい
http://www.monex.co.jp/free/mail/txt/02/1221zkg02log.html

■ 入庫キャンペーン(2003年3月末到着分まで)
期間中、入庫に関わる手数料を無料に致します。
お手元にある株券を、無料でマネックスに入れることができます。
なおマネックス証券では、お客様が書留で株券を送られた際、万一郵便事故があった場合に備え、5000万円を上限とする保険をかけております。

■ マネックスナイター470円キャンペーン(2003年3月末まで)マネックスナイターの取引手数料を、上記キャンペーン期間につき一約定470円均一といたします(消費税等別)。
マネックスナイターはマネックス取扱いの3000銘柄以上 (マーケットメイク銘柄を除く) の株式を、その日の終値等でお取引いただける私設取引システム (PTS) です。平日の17時から23時59分までお取引いただけます。
■ マネックス《セゾン》カード入金無料キャンペーン
(2003年3月末まで)
期間中、マネックス《セゾン》カードを使った郵貯ATMからのご入金手数料を無料といたします。マネックス《セゾン》カードを既にお持ちの方は、特別なお手続きの必要なく、どなたでもすぐご利用頂けます。

■ マネーエクスプレス UFJダイレクト振込手数料無料
(2003年1月末24:00 UFJ銀行受付分まで)
上記期間中、UFJ銀行 (UFJダイレクト) からの入金にかかる手数料
(通常105円〜210円) が無料でご利用いただけます。

キャンペーンに関するご質問は
feedback@monex.co.jp
までご遠慮なくどうぞ。

==========<伊藤洋一の為替コラム>============= 「EZ!TVコメンテーター」という紹介をされても、もとはマーケット、特に為替を社会人になって以来ずっと扱ってきた男。「エッセイ」とはいうものの、今回は2003年の為替相場の展望を展開してみたい。

正直申し上げて、来年はここ数年に比べてドルの脆弱性が増大すると見たい。ホワイトハウスのフライシャー報道官が、「アメリカは強いドルを支持する」と言ってみてもそうなのだ。ただし、これは必ずドルが下がると予測しているわけではなく、ある場合においてドルが予想外に、かつ大幅に下がる危険性があるということである。つまり、その場合は円高だ。

 今の世界経済を覆う基本的環境は、ディスインフレないしはデフレである。中国でさえデフレの恐怖に直面している。そうした中で、日本、欧州を中心に成長率は低下している。アメリカも90年代後半から2000年代初めの高い成長は望めなくなった。これは、IT以降の世界経済の牽引産業が見あたらないこと、世界的な供給過剰状態、それに規制緩和やテクノロジーの進歩による「供給の障害」の除去が原因だ。

 こうした中で世界の中央銀行は、インフレの時代には想像も出来なかったような積極的な金融緩和に出ている。ペースや思い切りの差はあるが、世界各国の金利水準は「もうこれ以上の下げ余地」を探すのが困難なほどだ。むろん量的緩和の道は残っているが、それにしても金融政策発動余地は狭い。加えて、もう一方の代表的経済政策手段である財政政策も、日本、欧州、アメリカの順で赤字増大の桎梏から思い切ったことができない。せいぜいやって減税だ。人々のデフレ期待(予測)は増殖しているから、モノが売れない。

 どの国にとっても、念頭に上がり始めているのは「為替調整」だ。80年代のアメリカを見ても、最近では97年、98年の韓国を見ても、為替レートの下方調整(自国通貨安)は有力なリフレ手段だ。韓国の改革成功は政治的意志もあるが、輸出依存度の高い同国通貨ウォンの30%近い切り下げが奏功したもの。

2002年の年末の日本で「円安論」が高まっている背景には、明らかに政策の手詰まりがある。塩川財務相はわざわざ日本経済新聞にまで寄稿して、「円安」の正当性を訴えた。

しかし、同じ事情はアメリカにもある。欧州はまだインフレが一部EU加盟国で高いために通貨安の誘惑は小さいが、これ以上のユーロ高を回避したい気持ちは強い。アメリカでは特に産業界が「ドル安」を志向している。スノー新財務長官の為替政策はまだ明確ではないが、ドル安を求めるアメリカ国内の政治的圧力は高まっている。

 重要なのは、自国通貨安願望は他の先進国通貨だけではなく、例えば中国の元のような「台頭しつつある国の通貨」に対しても出てきていることである。ゲームは複雑化しつつある。それは、世界各国から見て中国が「デフレの輸出国」であり、「先進国の経済的枠組みを崩しかねない」存在と見えているからだ。

 アメリカは対イラク姿勢で中国の支持を得たいが為に元の為替レートの問題に関しては口をつぐんでいるが、日本円やユーロに対するドル相場の高さには、産業界の不満が強い。あるのは「ドル安期待」。アメリカの経常収支が真っ赤、日本のそれが大幅な黒という状況は続いている。

 来年の為替相場を予想する上で一番大きなのは、ブッシュ政権の意向だ。為替を長年見ている人間として言えることは、「為替市場が米政権の意向に反することは稀」だからだ。ウォール街の利益に配慮して従来の「強いドル政策」を続ければ、実際にアメリカは柔軟性、成長力などあらゆる面で相対的に日欧経済より優れているのだから、ドルは堅調に推移する可能性が強い。日本もそれを望む。

 しかし、アメリカがデフレの危険性に具体的に直面し、リフレ策の一環としてドル安政策に転じるときは、過去にその政策を何回も発動した実績があるし、実際に対外収支の動向からもいつドル安が生じてもおかしくない環境にある。そのときには、ドル安は深く進行する危険性がある。「強いドルを支持する」と口では言ってみても、実際にはドルの下げを放置する可能性もある。

 経常収支の黒を帳消しにしうる資本の日本からの流出は、依然としてパワーに欠ける。むろん、日本政府には円高阻止の意向が強い。円高には、介入で対抗しよう。しかしそれがどれだけ有効かは疑問だ。来年の為替相場は、今年よりはるかに激しくなる可能性が高い。

伊藤洋一
フジTV系EZ!TVコメンテーターとして活躍中
主な著書に「グリーンスパンは神様か」「グリーンスパンの魔術」「スピードの経済」など。
研究分野は日米経済関係 、デジタル技術と社会
http://www.ycaster.com/

=============<橘玲のコラム>==============来年1月からのマネックスメールでは「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」が話題の橘玲氏の連載を予定しています。来年の連載開始前に、増刊号に原稿を書いていただきました。
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借金ほど面白いものはない

「借金は面白い」とは言っても、べつに金を借りることを勧めるわけではない。借金をビジネスや投資の一部と考えると思わぬ発見がある、という話をしたい。
借金とは、金をレンタルすることである。これがおそらく、もっとも簡潔な借金の定義だ。銀行や消費者金融会社がやっているのは、お金のレンタル業だ。レンタルという以上、ビジネスの基本はレンタカー会社や街のレンタルビデオ屋と大した違いはない。利息というのは、要はレンタル料のことである。
レンタルビデオ屋に行くと、1泊2日300円のレンタル料で好きなビデオが借りられる。銀行のカードローンで5万円借りると、1ヵ月後に300円のレンタル料を請求される。レンタル料を先払いするか、後払いするかだけで、ほかに何の違いもない。

「今夜は『スターウォーズEpisode I』を見よう」と思ったとき、街に3件のレンタルビデオ屋があれば、いちばんレンタル料の安いところで借りるだろう(多少の違いなら、家からもっとも近いところに選ぶかもしれないが)。最近はレンタルビデオ業界もデフレの波に襲われ、1泊2日100円などという価格破壊の店も出てきた。どの店で借りても映画の中身は同じだから、どうせなら安いに越したことはない。

金をレンタルするのもこれと同じだ。どこの銀行から借りても金に何の違いもない。近所の八百屋で大根を買う時に、店の親父から「これはどこの金だ?」と尋ねられることもない。それならば、金のレンタル料だって安いほうがいいに決まっている。

あなたの街に、新しいレンタルビデオ屋がオープンしたとしよう。ところがその店のレンタル料は1泊2日1000円である。競合する店の3倍以上、激安レンタルビデオ屋と比べれば10倍の値段だ。

はたして、こんな商売が成立するだろうか?
レアものビデオなど特別な商品を扱う専門店でもないかぎり、客は誰も寄り付かず、すぐに潰れてしまうだろう。こんなことは子どもでもわかるから、同じビデオを3倍の値段で貸し出そうなどという無茶な商売をする人間はいない。経済学では、これを「市場原理」と呼んでいる。

ところが金のレンタル業だけは、こうしたシンプルな市場原理が通用しない。銀行から5万円を借りると、1カ月後に支払うレンタル料は300円だとしよう。ところがこの銀行の隣に、同じ5万円を貸して1ヵ月後に1000円のレンタル料を請求する店が堂々と営業している。しかもその店は、隣の銀行よりもずっと繁盛している。

なぜこんな不思議ことが起こるのだろうか?
来年1月からの連載では、その謎に迫ってみたい。

橘 玲
話題の金融経済小説『マネーロンダリング』の著者(現在続編執筆中)
最新刊はベストセラー「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」(幻冬舎)海外投資を楽しむ会でも活躍中
http://www.alt-invest.com/

========<生活設計塾クルーの「お金よもやま話」>=======年齢を重ねるごとに、一年一年がとても早く過ぎていくように感じられるのは、単に忘れっぽくなっているせいでしょうか。まもなく迎える新年も、おそらく怒濤の一年になりそうな予感。せめてお正月だけでも、去った一年とこれからの一年に思いを馳せ、家族や恋人など、親しい人と一緒に将来の夢についてじっくりと語り合ってみたいものです。

でも、せっかくの夢も絵に描いた餅ではつまりません。夢を現実のものとするためには事業計画の策定が必要です。「どこで、誰と、どのように暮らしたいのか」を描き、財政の裏付けをとっていくこと。つまり「家計運営」と言われるものです。「家計」というと、「節約」とか「やりくり」といったイメージを抱きがちですが、「家計運営」こそ人生という大事業の中核部分です。従来の「やりくり」発想から、「戦略的家計運営」への転換を図りましょう。
まずは2002年1年間の決算をし、それをもとに予算立てをするところからスタートです。具体的には、1年間にいくらの収入があり、その中から税金や社会保険料をいくら支払い、どのような項目にいくら支出したのか、1年間に貯蓄できたのはいくらかといったことを確認します。この結果をもとに、2003年の予算を立てていきます。このときに意識したいのは、将来の「なりたい自分像」や「望む暮らし」を明確にイメージし、その実現のためにどのように行動しなくてはならないか、どのようなお金の使い方をしなくてはならないかということです。

また、わが家の資産と負債を洗い出して、個人版バランスシートを作るのも有効です。その上で、預貯金や株式、投資信託、保険といった資産の目的と効果を検証してみます。私たちはともすれば、教育資金や老後資金などの資金計画を縦割りで考えてしまいがちです。そのために、限りある資産をより効率的に活用するという視点が抜け落ちてしまうことが多々あります。たとえば、老後のために個人年金保険に契約している一方で、それ以上の利率の住宅ローンを返済しているとか、住宅ローンに団体信用生命保険が付いているにもかかわらず、住宅購入前と同様の高額の保険を続けているといったケースなど。

家計全体を俯瞰してみることにより、非効率な部分が見えてきます。資産や支出の配分を合理的に組み替えることにより、新たな出費をともなうことなく、大きな効果が得られるケースも珍しくはありません。

資産運用や住宅取得といったことは、それ自体が目的ではなく手段に過ぎません。どのような手段をとるのが望ましいかは、その行き着く先である「目的」によって決まります。現在の私たちの行動は、すべて将来への働きかけにつながることを意識しつつ、できるだけ将来の自分自身から信認が得られる「今」を作り上げたいものです。

新年から、生活設計塾クルーのメンバーによる「お金よもやま話」の連載がスタートします。読者の皆様にとって、指針となるような情報をお届けできるよう努めますので、よろしくお願い申し上げます。(内藤眞弓)

生活設計塾クルー
特定の金融機関等に属さない、独立系ファイナンシャルプランナー集団。一人一人の将来設計に応じた資産運用や保険設計などのアドバイスを行うほか、セミナーや執筆活動も展開。

==========<マネックス“つくし”の独り言>=========マネックスのアルバイト“つくし”(マネックスでは学生アルバイトはまとめてこう呼ばれる)の関口です。社員の方には、通称「ぐっちょん」で通っています。ただいま就職活動真っ只中です。

先日、個人的にある会社の株主総会に行ってきました。総会初体験だったので、ドキドキして挙動不審だったのですが、非常によい経験になりました。そこで、思ってしまいました。就職活動向けの会社説明会よりも、株主総会の方が圧倒的にその会社のことがわかるんじゃないかと。なぜなら、開催側のやる気が違いますね。

というわけで、就職活動中のみなさん、株を買って株主総会に出席しましょう。ばっちりその会社の社長や取締役に質問できます。そして、面接のときに言ってみましょう。「御社の株主総会に出席したんだけどさぁ」と。まあ、僕が面接官だったら、そんな偉そうなやつ落としますけど。

さて、今年ももうすぐ終わりです。街はクリスマス一色ですが、あえてそんなことは触れません(泣)。もっと年末の話をしましょう。今年の市場は30日までで、年末の休みは大晦日だけです。大晦日といえば、紅白と年越しそばと決まっています。そばといえば、松本社長です。“つくし”は、社長のそばが届いたら、デスクまで持って行くのですが、近頃は就職活動でほとんど仕事に行っておらず、なんだか寂しいです。

僕の早期内定と、みなさんの幸多きことを願って、よいお年を〜。

==========<見習君の独り言スペシャル>========== 私はよく道に迷う人間なのですが、自分が方向音痴というほかに、道の作り方も原因なんだろうと思ってしまいます。

 何年か前に、日本と欧米の街の作り方の違いという内容の番組が放送されてなるほどと思いました。欧米では道を最初に作って、街というものの大枠を作ってから、その区切られた枠の中に個々の家や、公共の施設を作るのに対して、昔から日本は道というものを重要視していなくて、ポツポツと自分達の土地に家を建てていって、その後その隙間を縫って道が出来たという内容でした。
 比較的新しく計画的に、または区画整理された街は別として、複雑な入り組み方をした道が出来るのは、きっとそういう理由なんだろうと思います。先日タクシーに乗った時、運転手さんが道に迷ってしまって「狐につままれた感じです。すみません」とボソリ。一瞬ムっとしましたが、ホントに入り組んだ道の多い所で、運転手さんのいうことも分かる気がするので文句も言えませんでした。

==========<松本大のつぶやきスペシャル>==========12月22日       <カムバック>
近鉄の中村選手(ノリ)が米大リーグ・メッツ行きをやめた。近鉄に残留し、近鉄を日本一にするという夢に賭けるらしい。御存じの通り、プロ野球とサッカー界は海外転出が大ブームである。実は20年以上も前から本場のリーグに参加した日本人野球選手やサッカー選手もいた。しかし彼らは現地においても日本においてもメジャーになれなかった。実力がまだ足りなかったのだろうか。
新たな流れを作ったのは野茂英雄だと思う。日本社会を出る為に要したエネルギー、日本人が本場で成功するかどうかの不安、そして実績。全てがずば抜けていた。野茂がいたからイチローも、大魔人も、松井もいる。中田だって、小野だって、野茂がいなかったらまた違う道や苦労を経たのではないだろうか。前例を作ることは、その想像力においても、実力においても、苦労においても、後続とは質、量ともに大きな違いがあると思う。

ところで海外に行った彼らはいずれ日本に戻るのだろうか。そして日本の野球やサッカーの向上の為に努めるのだろうか。或いはこれからはノリのように、最初から日本に留まる選手が増えるのだろうか。また或いはこれからもどんどん一方的に流出するだけなのだろうか。同じルールでゲームをするから野茂もイチローも中田も生まれた。海外選手を誘致して一緒にプレーするから彼らも強くなった。しかい日本が本当に強くなるためには彼らが帰ってこなければいけないと思う。

日本経済はどうだろう。欧米と同じルールを持っているか。外人プレイヤーを誘致しているか。少なくとも政治と金融だけは明らかに遅れていると思う。いつの日か日本が本場になって、世界中から日本を目指して大勢の金融マンを始めとする経済人が腕試しに来るような、そんな国になって欲しいと思う。そしてその為にはみんな他人事だとは思わないで、全員が当事者意識を持たなければいけないと思う。

===========<影の編集長の独り言>=============取り柄

20年近く前の高校時代、東京の予備校には駿台、河合塾、代々木ゼミナール、という3大勢力がありました。冗談半分でよく「先生の代ゼミ、生徒の駿台、机の河合」と言っていました。代ゼミは有名講師が揃っていた、駿台は入るのが入るのが難しく生徒がつぶ揃い。河合塾は机が1人づつ用意されていてアットホームな手作り感覚、とそれぞれの取り柄を表していたわけです。

すっかり定着したコーヒーショップ。ドトール、スターバックス、タリーズといったチェーン店が増えたら今まであった喫茶店は壊滅すると思いました。確かに中途半端な喫茶店は無くなりました。でも落ち着いた雰囲気やコーヒーの味で差別化できているところは、コーヒー600円でもしっかり残っています。
取り得がないと生き残れないのが競争社会です。

ネット証券業界も激烈な競争をしています。手数料競争や独自のサービスを提供して他の会社を差別化する取り柄が無いと淘汰されてしまいます。

マネックスの取り柄は何か、といつも考えます。
ソニーが応援するという安心感、使いやすい画面、ナイターや貸株サービスといった独自のサービス、理念に対する共感・・・。しかし果たしてこれらが本当にマネックスの取り柄なのか不安になることもあります。

取り柄はお客様に評価されなければ、ただの独善になってしまう危険があります。お客様からの評価は企業の利益という形で数字になります。つまり利益をあげなければ最終的には取り柄のある会社とは言えないわけです。

マネックス証券にはお客様の声をきちんと反映できる仕組があります。Eメール、コールセンター、オリエンテーションコミティ、オフ会、などなど。お客様の声に感性が鈍ることなく耳を傾け取り柄のある会社と言われるようになりたいと思っています。これからも応援、叱咤激励よろしくお願いします。
また次回のマネックスメール増刊号でお会いしましょう。

===========<プレゼントコーナー>=============毎回増刊号で好評のプレゼントコーナーです。
今回は4点ご用意しました。

A.藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義(上・下)
  藤巻 健史著 光文社  1名
B.リスク(RISK) 
  井上 尚登著 世界文化社 5名 
C.お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 
  橘玲著 幻冬舎 5名
D.こうすれば日本はよくなる!
  松本 大著 ダイヤモンド社 5名  

ご希望の方は下記要領にしたがいEメールでご応募ください。
締切り:2002年12月31日(火)深夜12時までにマネックスにメール必着でこちらへメールでご応募下さい→ 2000vd@monex.co.jp

Eメールへの記入事項
1.メンバーの方は顧客口座番号とお名前、メンバーでない方はお名前のみ2.希望商品の番号(AからDのうち1つを指定してください)
3.マネックスメール増刊号についての感想・要望(こんな内容を書いて欲しいなど何でも結構です)

当選者にはマネックスよりEメールで直接ご連絡いたします。
ご連絡してお返事が無い場合は別の方にプレゼントする場合もございますのでご了承ください。

===================================マネックスメールを解除したい時は>

・弊社に直接申し込まれたお客様
 マネックスメールの受信解除、メールアドレスの変更等はこちらへ

 ▽ http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/

 アドレスの変更の場合、お手数ですが、旧アドレスの解除、新規アドレスの 登録という方法でお願いします。

・まぐまぐ、Macky!、Pubzine、melmaご利用のお客様
 解除をしたい場合は、ご自身がご利用のシステムから行って下さい。

 ▽まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000017399.htm (ID:0000017399) ▽Macky! http://macky.nifty.com/check.htm (マネックスメール)
 ▽Pubzine http://www.pubzine.com/pubzy/tool/unsub.html (ID:002140) ▽melma http://www.melma.com/ (マネックスメール m00015629)

 何れもメールでの解除はできません。HPにアクセスして行ってください。
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