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マネックスメール(第840号 2003年1月7日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
橘玲(「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」著者)のコラム
ファンドマネージャー新井剛氏の相場の見方
ギフト券プレゼント付!Amazon.co.jp おすすめのマネー関連本
投資信託基準価額
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
米国株高を手掛かりに始まるものの、CME水準が上値のメドとなり失速。
日経平均 8656.50(▲ 56.83)
TOPIX 853.93(▲ 6.14)
単純平均 328.10(▲ 1.76)
東証2部指数 1493.86(△ 3.50)
日経店頭平均 1000.57(△ 1.50)
東証1部
値上がり銘柄数 465銘柄
値下がり銘柄数 868銘柄
変わらず 150銘柄
比較できず 13銘柄
騰落レシオ(25日) 93.46%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 676.58(百万株:概算)
売買代金 490797(百万円:概算)
時価総額 2460578(億円:概算)
為替(17時) 119.57円
昨日の大発会は順調な形で2003年の取引開始となりました。さらに米国株式市場は景気対策、ハイテク株への投資判断引き上げなどを手掛かりに大幅高となり、国内株式市場は続伸歩調で始まりました。
ただ大発会の値動きも同様となりましたが、CMEでの日経平均先物の終値にサヤ寄せするものの、さらに上値を買い進む勢いは乏しい状況です。海外株高で値を上げて始まっても、国内要因から上値を買う手掛かりが見当たらない状況となり、買い一巡後は伸び悩み、前引け間際日経平均は下落に転じる場面もありました。
ハイテク株中心に上昇ムードで始まりましたが、大手銀行株が軒並みジリ安歩調となりました。不良債権処理問題等々、不透明要因の並ぶ銀行株は、昨日全面高となった相場環境でも取り残された雰囲気でした。本日も買い手不在で値を下げ、まずTOPIXは下落に転じ、日経平均も上げ幅を縮小する動きとなりました。
119円台で推移している為替に対し、財務相が125円をひとつの基準と考えている、7円違うと大きな変動、急激な変動には責任を持って対応といった発言が伝わりましたが、あまり目立った反応はありませんでした。このため円高への警戒感が一部で強まり、株式市場へのマイナス要因となっていた模様です。
後場に入ってからも手仕舞い売りが先行、軟調な始まりとなりました。海外株高を手掛かりに始まったものの、2日連続で上値が限定的となったことで、一旦利益確定売りを出すといった動きが目立ち始めました。
先物主導で中頃に再度上昇に転じる場面もありましたが、値を戻せば売りが増加する相場環境となってしまい、結局後半は小幅安で推移しました。海外株高を手掛かりにしても、イラク問題、そして国内の景気不透明感などから買いが継続しない相場環境でした。
◆個別銘柄◆
東エレク(8035) 5600円(△160):100株単位
米国では半導体製造装置業界の投資判断を引き上げる動きがありました。国内の関連銘柄にも、このニュースは先行きに対して明るい材料として買い先行で始まりました。買い一巡後は先物がCMEでの終値水準に上値を押さえられたこともあり、やや伸び悩みといった動きになりました。
ミノルタ(7753) 536円(△8)
コニカ(4902)と経営統合と一部で報じられ、朝方売買停止処置。再開後は買い気配を切り上げる展開となりました。しかしコニカは上値が重く、結局下落。ミノルタはこれまで低位個別材料株として手掛けられた場面もあり、信用売り残が高水準となっている点からもプラス圏は維持しましたが、ジリジリと上げ幅を縮小してしまいました。
UFJ(8307) 11万5千円(▲5千円):1株単位
金融庁は公的資金の注入を受けている銀行のうち、中小企業向け融資の増額計画の達成度が著しく低い銀行に対し、制裁処置を発動する検討に入ったと報じられました。大手銀行株は全般的に前日全面高となった場面や、本日の朝方の上昇ムードがあった場面でも買い手不在といった状況が続いており、後場に入ると仕掛け的な売りもあった模様。
JFE(5411) 1463円(▲1):100株単位
2002年11月の鉄鋼輸出実績が17ヶ月ぶりに前年実績を下回り、経営環境の先行き不透明感から軟調な値動きとなりました。また一部で新日鉄(5401)やNKKなど一部鉄鋼大手企業が長期にわたり暴力団関係者との取引があったと報じられており、この点も売りを誘う要因になった模様。
トキメック(7721) 96円(△12)
ケンウッド(6765)、クラリオン(6796)といった低位個別材料株で日計り狙いの短期売買が続いていましたが、これらも手仕舞い売りが増加。新たな低位株として同社が物色対象となり後場一段高の展開。国際的な緊張が高まる中、同社を防衛関連銘柄と位置付け目先筋が仕掛けた模様。
長谷工(1808) 46円( 0):500株単位
経営再建中の企業群は、全面高となった昨日の大発会でも買い手不在で見切り売りが優勢となりました。今年はこれら企業群にとってさらに経営環境は厳しいといった見方が根強く、軟調な場面が目立ちました。
新日石(5001) 535円(▲18)
後場中頃になって、グル−プ会社の新日本石油開発が参画している西オーストラリアの海上鉱区開発プロジェクトで、商業生産に移行できる規模の油田を発見したと伝わりました。この報道直後、急騰する場面もありましたが、戻り売りも多くすぐに下落に転じる荒い値動き。
ファーストリテ(9983) 3980円(▲250):100株単位
相場全体が後半下げ幅を拡大したこともあり、ジリ安歩調。取引終了後に、2002年12月の既存店売上高状況を発表しました。それによると売上高は30%減と、11月の20%減から再度悪化。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高富士興(5009) +22.72 △10 54 3060トキメック(7721) +14.28 △12 96 8895日本橋梁(5912) +9.37 △3 35 95太陽インキ(4626) +8.45 △300 3850 7.7ダイジェト(6138) +8.23 △7 92 3
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高冶金工(5480) −9.52 ▲2 19 151フューチャー(4722)−8.98▲2万3千円 23万3千円0.297熊谷組(1861) −8.33 ▲1 11 1242林兼産(2286) −8.33 ▲4 44 312飛島建(1805) −8.33 ▲2 22 413
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比クラリオン(6796) 20393 77 ▲1住金(5405) 19192 40 ▲3東ガス(9531) 15985 379 △1新日石(5001) 15417 535 ▲18石川島(7013) 12570 117 △5東芝(6502) 10575 389 △4日立(6501) 10461 479 △3ケンウッド(6765) 9984 165 ▲10三菱重(7011) 9662 300 △5フジクラ(5803) 9653 310 △18
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比トヨタ(7203) 19232 3240 ▲10ソニー(6758) 13027 5030 0NTTドコモ(9437) 12401 23万3千円 △4千円キヤノン(7751) 11369 4640 △40シャープ(6753) 9313 1186 △37東エレク(8035) 9262 5600 △160新日石(5001) 8491 535 ▲18ホンダ(7267) 7665 4390 △20日産自(7201) 7502 958 △13東電(9501) 7250 2220 ▲60
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−−−−−−−<橘玲のコラム>−−−−−−−−−−−−−−
「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」が話題の橘玲氏のコラムです。2003年2月まで毎週火曜日8回の連載予定です。
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自分の金を使うのに手数料を払う人たちがいる。
まず最初に、簡単なクイズから。
あなたがどこかの銀行に、1年かけてようやく貯めた虎の子の50万円を定期預金(金利0.1%)しているとする。親戚の結婚式か何かで、急に50万円の出費が必要になった。あなたは、次のどちらを選ぶだろう?
(1)定期預金を解約する。中途解約だと金利は0%で、あなたには1円の貯金もなくなる。
(2)消費者金融から借金する。金利は年25%だが、2週間後の給料日には全額返済できる。利息を払う代わりに、定期預金はそのまま残る。
冷静に考えれば、誰だって答えはわかる。年利25%で50万円を借りれば1年後の利息は12万5,000円。たとえ2週間で返済したとしても
5,000円もの利子を払わなくてはならない。それに対して、自分の貯金を取り崩すのはタダである。
だが現実には、圧倒的に不利な後者を選択する人も多い。明らかに不合理な行動だが、その気持ちはなんとなくわかるのではないだろうか? せっかく貯めたお金を使ってしまうのは、もったいない気がするのだ。
こうした不合理な選択をする理由は、社会心理学によって説明できる。人間は、いったん自分が手にしたものを失うことに強い痛みを感じるようにできているのだ。それに対して、将来の損失や計算上の損失(もらえるはずのものがもらえなかった、など)は比較的寛容に受け止めることができる。
不良債権を一気に処理せず、できるだけ先送りしようとあがくのは、こうした心理的傾向の典型だ。値下がりした株を売却できずに塩漬けにしてしまうのも同じ。いずれも、損失を否応なく突きつけられることから無意識のうちに逃げているのである(ただし、問題の先送りや塩漬けが一概に悪いとはいえない)。喪失が大きな心の痛みをともなうのは、なにも思春期の恋愛だけではない。
もちろん、借金を合理化する方法はほかにもある。「虎の子の50万円を使ってしまえば、もしもの時に無一文になってしまう。それなら、毎月少しずつ利息を払ってでも貯金を残しておいたほうがいい」というわけだ。
そこで、ちょっと発想を変えてみよう。あなたが借りた50万円がどこから来たのか、考えてみるのだ。
あなたは、銀行に年0.1%で50万円の定期預金をしている。銀行はその50万円を系列のノンバンクに年3%で貸し出す。ノンバンクはそれを年6%で消費者金融に融資する。そしてあなたが、年25%でそれを借りている。
こうした金の流れを見ると、あなたが消費者金融から借りた50万円は、もともとはあなたが銀行に預けた50万円だということがわかる。要するに、自分で自分に金を貸しているのと同じことなのだ。
自分の金を自分で使うのに5,000円もの手数料を金融機関に支払う。世の中にこんな馬鹿馬鹿しい話もないと思うが、現実には多くの人が、貯金をしながら借金をするという不可解な行動をとっている。
住宅ローンを払いながらせっせと貯金していても話は同じ。金融機関にお金を貢ぐある種のボラティアである。
橘 玲
話題の金融経済小説『マネーロンダリング』の著者(現在続編執筆中)
最新刊はベストセラー「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」(幻冬舎)海外投資を楽しむ会でも活躍中
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−−−−−−−<ファンドマネージャー新井剛氏の相場の見方>−−−−−−
昨年の日本の株式市場は、東証株価指数で18%の下落となり、2000年のマイナス25%、2001年のマイナス19%に続き、大幅な下げを記録する結果となりました。下落相場の3年目となった昨年を振り返ってみると、日本においては、改めてデフレ経済、不良債権問題がクローズアップされ、それに対して行われるべき様々な金融政策、財政政策がこれまで以上に盛んに議論された年であったといえます。
これらの議論の今後の方向性としては、不況の際に緊縮財政のもと非効率な企業を一掃し産業再生を図る、いわゆる創造的破壊プロセスを重視する考え方に対し、金融政策によってデフレを食い止めるリフレ政策を重視する考え方が強まっている、少なくとも注目をより多く集めていると感じます。そういった意味から、もし現在の厳しい局面が一気に企業の淘汰を促し、日本の構造問題が解決に向かうと期待しているとすれば、それは今年も期待外れに終わる可能性も高いといえます。
言い方によっては今年も問題先送りということになるかも知れませんが、それは株式投資が魅力的なものでなくなるということを必ずしも意味しないと考えています。まず、今後想定される政策、及び固定費削減による企業業績の下げ止まり等様々な要因を考慮すると、すぐにデフレスパイラルが加速し恐慌の様な危機的状況に日本経済が陥ることは想定し難いといえ、そのような状況の下で、緩やかながらも企業間格差が拡大する展開が想定され、そこに投資機会が存在するといえます。また、超低金利、デフレ経済という環境の下で、投資家の金融資産に対する期待収益率が低下しており、その結果、株式投資の相対的魅力度が高まっているという見方も出来ます。
今年は未(ひつじ)年ですが、株式市場における干支にまつわる格言に、「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申(さる)酉(とり)騒ぐ、戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる」というものがあります。これによれば未年である今年は「辛抱」。実際、歴史上未年においては戦争、恐慌などの異常事態が多かった様です。現在の米国によるイラク攻撃の可能性、不安定な朝鮮半島情勢等の不確定要素を考慮すると、当っている面もあるかもしれません。株式投資環境としては、デフレ経済が続くものの恐慌といった経済全体が崩壊するまでには至らず、企業業績については固定費削減効果によりデフレ環境下における売上減を吸収するものの、大きな成長期待は抱けないという状況、すなわち全体として上にも下にも方向感がいまひとつ鮮明に出てこない状況が想定され、そういった意味からも辛抱が必要な年となるかもしれません。
◆ ザ・ファンド@マネックス
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投資信託基準価額(1月6日現在)
ザ・ファンド@マネックス 4,851(+68)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(1月6日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 21.10(+1.06) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 20.24(+0.31) バンガード・スモールキャップ・インデックス 16.23(+0.60) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.17(+0.60) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 14.19(+0.77)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
米ドル為替レート (1月7日午後2時30分現在)
買付レート 119.60(+0.35) 解約レート 119.10(+0.35)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========1月7日 <神社の向き>
昨日、場が引けたあとに社員と一緒に毎年恒例の初詣に行きました。
去年までは神田明神に参拝していたのですが、引越しをして氏神様が変わったので今年からは赤坂の山王日枝神社です。そこでふと気がついたのですが、神社の本殿の向きに規則性はあるのでしょうか。日枝神社は北を向いていますが、これは恐らく江戸城に向いていたのでしょう。神田明神は西向きですが、古い神社で平将門を祭っている神社ですから京の方を向いているのでしょうか。府中には参道が山の斜面を下向きに下りていってその先に本殿が上向きにあるという、ある意味で神様が人間を見上げるような神社もあるそうです。中学か高校の時に、古文か漢文の授業で「天子は南面す」と習いましたが、どうやら規則性はなさそうですね。神社はやはり生活習慣なのではないかという気がまた強くなりました。
=============<編集長の独り言>=============今年の会社の机に置いておく、卓上カレンダーはちょっと工作をしてみました。もとは投資レーダーというチャートブックなどを作成している会社から頂いた、大きなカレンダーです。中央に日米株価、為替などの大きなチャートがあり、左右に1年分のカレンダーが掲載されています。ポスターサイズ、1枚壁に貼る形のカレンダー兼チャートです。
このカレンダー部分だけ他社の通常の卓上カレンダーサイズに切り取ります。申し訳ないのですが、他社のカレンダーはしまい込み、枠だけを利用させてもらいます。ここに切り取った投資レーダー社のカレンダー部分がぴったりとはめ込み完成となりました。
投資レーダーのカレンダーは、通常の休日等はもちろん、SQ(実際には前日の最終売買日)、NY市場の休場日、月内最終受渡日などが記載されており、仕事柄便利なカレンダーでもあります。
ちなみに1月の月間勝率は、40勝13敗、過去10年に限定しても、7勝3敗という結果だそうです。年初めは今年こそといった期待感から始まり、2月になると決算懸念、夏前後に上値が重くなり失速といった展開が多かったような気がします。さて今年は?
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳細はホームページをご覧下さい。
−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<新規取り扱い開始>
幻冬舎(7843) JQ
ブックビルディングは 1月15日(水)より
詳細はこちら
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