マネックスメール 2003年1月14日

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マネックスメール 2003年1月14日

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 マネックスメール(第844号 2003年1月14日夕方発行)
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  バンガード・海外投資事情 第54回
   〜ベテラン投資家のための7つのレッスン(その2)
  生活設計塾クルーの「お金よもやま話」
  橘玲(「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」著者)のコラム
  ファンドマネージャー坪田好人氏の相場の見方
  投資信託基準価額
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
 ちょっと(またも)出てます〜
 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
8500円の節目は回復するものの、上値も重く方向感の乏しいもみ合い。
日経平均     8553.06(△ 82.61)
TOPIX     845.90(△  8.20)
単純平均      325.67(△  3.27)
東証2部指数   1494.15(△ 10.34)
日経店頭平均    988.69(▲  1.01)
東証1部
 値上がり銘柄数    1022銘柄
 値下がり銘柄数     337銘柄
 変わらず        130銘柄
 比較できず         0銘柄
 騰落レシオ(25日) 85.15%
  注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     680.63(百万株:概算)
 売買代金    501979(百万円:概算)
 時価総額   2437451(億円:概算)
 為替(17時) 118.87円

 国内要因では目新しい材料が見当たらない中、イラク、北朝鮮問題の不透明感は継続。頼みの米国株式市場も、決算発表の本格化を前に方向感の乏しい小動きとなりました。

 売り買いともに手控え気分の強い始まりとなり、前週末終値近辺での静かなもみ合いで始まりました。118円台まで進行していた為替市場が、やや円安となり119円台まで下落すると日経平均は上げ幅を拡大する動きとなりました。

 前場の相場展開は、手掛かり材料難で様子見気分が強まる中、為替市場の動きを睨みながらの展開となりました。ハイテク株や銀行株への買い戻し、そして低位個別材料株での短期値幅取りが中心の相場展開でした。指数は為替市場の動きとともに値を上げましたが、現物株市場では物色対象を絞れない相場環境でした。

 後場に入ると一段と方向感の乏しいもみ合いとなりました。日経平均先物は、8500円といった節目水準でのもみ合い。この水準以上では戻り売り、割り込めば公的資金などの買い支えといった思惑から、上下ともに動き難い状況となりました。

 前場は為替市場が円安となったことで日経平均は値を上げる場面もありましたが、午後の為替は円が切り返し、118円台後半で推移しました。円高傾向を悪材料に売り込む動きは見られなかったものの、前場の貴重な手掛かりを失ったことで後場は手掛け難い雰囲気が強まりました。

 後半になると、8500円といった節目水準を意識して公的資金が買いを入れているといった見方が強まり、堅調な値動きが続きました。節目割れを狙った仕掛け的な動きも出ませんでした。節目を回復して大引けとなったものの、さらに上値を買い進むといった材料は見当たらない面は残りました。

◆個別銘柄◆
三井住友(8316) 33万1千円(△1千円):1株単位
 大手銀行は年度内に増資を実施すると日経新聞に報じられました。これを手掛かりに買い戻しが先行して始まり、三菱東京(8306)などは後場も一段高。ただ三井住友は早い段階で買い戻し一巡といった雰囲気も出始め、後場下落に転じる場面もありました。

スクウェア(9620) 1700円(△32):100株単位
 エニックス(9684)との合併問題において、スクウェア大株主が合併比率に不満を表明。本日の取引開始前、合併比率変更が報じられました。スクウェア1株に対し、エニックス0.85株となり、スクウェア上昇、エニックス下落の展開、投資家の間でも混乱が生じた模様。

蛇の目(6445) 66円(△6)
 市場全体が手掛かり材料難となるなか、目先筋は低位個別材料株で短期値幅取りを繰り返す状況が続いています。この低位株物色にも手詰まり感が出ていますが、今朝は蛇の目、大平金(5541)などを物色する動きで始まり、後場はカントク(5633)、カヤバ(7242)などを物色する展開。

万有薬(4515) 1385円(△81):100株単位
 先週金曜日、メルクがTOBで同社を完全子会社化すると発表。金曜日は大量の買いを残して比例配分となりました。本日も買い気配を切り上げる始まりとなりましたが、TOB価格に接近したことで朝方早い段階で売買は成立。その後はもみ合いが続きました。

日産自(7201) 956円(△10):100株単位
 北米での生産能力を増強し、2004年度には約8割増とすると報じられました。北米でのブランド力向上、現地生産で為替に影響されにくい体質となるといった期待感などで堅調な値動き。

マブチ(6592) 11000円(△110):100株単位
 2003年12月期の連結営業益が前期比7%増となりそうと報じられました。厳しい環境下、増益を確保している点を評価する形で堅調な値動き。ただ11000円の大台を回復すると戻り売りも多く、この水準が上値抵抗ラインとなりました。

荏原(6361) 352円(▲5)
 堅調な始まりとなっていましたが、前場中頃に業績修正で11時から記者会見を行うと伝わりました。下方修正懸念から一旦手仕舞い売りが先行し、上げ幅を縮小。前引け間際、速報で赤字転落、減配などが伝わり急落。後場は更に売りが増加、売り気配から始まりました。後半は下げ渋りをみせて終了。
NTT(9432) 41万1千円(▲9千円):1株単位
 メリル、UBSなど外資系証券が売り手口上位に並んで軟調な値動きとなりました。11日にNTT東日本、西日本が約2万4000回線を誤って停止するトラブルを起こしたこともあり、値を下げても押し目買いは見送られた状況となりました。

山田債権(店4351) 700円(▲255):100株単位
 02年12月期の単独経常利益は従来予想を大幅に下回る前期比33%減となり業績悪化を嫌気する売りが先行。不良債権処理の加速で恩恵を受けるといった思惑で値を上げていた面もあり、失望感から一気に上場来安値更新。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高カントク(5633)  +28.57   △8    36  2285旭テック(5606)  +17.20  △16   109   180合同鉄(5410)   +14.54   △8    63  1254シキボウ(3109)  +12.50   △4    36   464チタン工(4098)  +12.50   △8    72    40
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高山水電(6793)   −14.28   ▲1     6   636沢藤電(6901)   −12.71  ▲22   151   101ホウスイ(1352)   −6.74   ▲6    83    47ハザマ(1837)    −6.25   ▲1    15   683ニチメン(8004)   −5.08   ▲3    56   972
東証1部売買高上位
    銘柄           売買高     終値     前日比クラリオン(6796)    18757     97      △9古河電(5801)      17546    289     △14住金(5405)       15098     38      ▲1ユニチカ(3103)     11077     60      △3フジクラ(5803)      9801    338     △14東芝(6502)        9573    379     △13東ガス(9531)       9207    382      △6三協アルミ(5932)     9007    115      △6NEC(6701)       8524    440     △13富士通(6702)       8311    321      ▲1
東証1部売買代金上位
    銘柄          売買代金     終値     前日比NTTドコモ(9437)   29929 24万8千円  △1万1千円NTT(9432)      17467 41万1千円    ▲9千円トヨタ(7203)      12958   3100     ▲40東エレク(8035)     11493   5870    △280万有薬(4515)      11453   1385     △81ソニー(6758)      11014   5060     ▲50キヤノン(7751)     10939   4600     △50アドバンテスト(6857)   9616   5750    △350武田(4502)        8976   4730     ▲30ホンダ(7267)       7386   4290     ▲20
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<バンガード・海外投資事情 第54回>−−−−−−−−−

ベテラン投資家のための7つのレッスン(その2)

先週に引き続き、バンガード・グループ会長、ジャック・ブレナンがお届けする「ベテラン投資家のための7つのレッスン・その2」です。

教訓その2:市場を出し抜こうなんて思わないでください。

ブレナン氏:「マーケットタイミングを狙うこと」、これは混乱した市場で投資家がよく犯してしまう過ちです。市場の先行きを予測する行動が、この5年間を経験したベテラン投資家にとって、いかに困難な作業であったか、(私は敢えてこれを愚かな行為と言いたいのですが)明らかでしょう。私たちは本当に驚くべき状況を目にしてきました。ここでお話することは、そのほんの一部です。

*1998年には、成長株が割安株に対して約28パーセンテージポイントの超過収益をあげました。それはかつて例を見ない収益格差でした。しかし、2000年の割安株のパフォーマンスは、反対に成長株より約29パーセンテージポイントも上回りました。この数字は成長株と割安株のパフォーマンス差の記録を塗り替えました。[出所:S&P500/バーラ・グロース・アンド・バリュー・インデックス]。

*1999年、S&P500のリターンが初めて5年連続20%を上回りました。一方、同年の債券市場は、史上2番目に悪いものでした。[出所:リーマン・アグリゲート・ボンド・インデックス]。

*2000年のドット・コム・バブルの崩壊と共に、ナスダック総合株価指数は39%(1931年以来、主要なインデックスの中で最悪のパフォーマンス)下落しました。

*2002年9月30日までの2年間、急激な下げ相場で株式が停滞していた一方で、債券の総合パフォーマンスは株式のそれを64パーセンテージ・ポイントも上回りました。それは債券と株式の2年間の格差としては史上最大でした。[出所:ウィルシャー5000インデックス、リーマン・アグリゲート・ボンド・インデックス]。

最も適切な投資のタイミングは、後になってみないと判らないということは明白な真実です。もし、マーケットタイミングを読もうとするならば、少なくとも次の4つの判断を正確に下さなければなりません。株式市場からいつ、そしてどこへ資金を移動させるべきか?定期預金?財務省債?それとも長期債でしょうか?そして、またいつ株式市場に資金を戻し、どんな銘柄を買うのか?これだけではありません。さらに、一連の取引にはコストもかかります。マーケットタイミングによって潤うのは、取引に関わるブローカーと投資家のキャピタルゲインに課税する税務署だけです。

市場が新たな局面をむかえる時は、突然訪れます。どうか友人や親戚に、マーケットタイミングを狙うことのないように言ってあげてください。

(訳注)
文中の株式および債券市況に関するコメントは全て米国株式および米国債券に関するものです。

※バンガードの外国投信は為替手数料無料(買付時)、ノーロードで1万円台から購入可能です
バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドバンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド
バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド
ファンドの内容はマネックス証券のホームページでご確認下さい。

========生活設計塾クルーの「お金よもやま話」=========
『貯金通帳が生んだ株式投資』

株にまったく興味のない人に、株式投資に関心を持ってもらうのは難しいものです。「株価が激しく上がったり下がったりするギャンブルのようなもの」と思っている人がまだまだたくさんいます。

無理に投資をしなくてもいいのですが、「食わず嫌い」はソン。ですから、まず関心を持ってもらうために、マネーセミナーなどでは次のような話をすることがあります。

父方の叔父は北海道で土建会社を経営しています。30年近く前に株式会社を立ち上げるときに、私の母は200万円出資しました。母にとってみれば、義理の弟。父が出資するので、母には義務はなかったようです。しかし、「株主になる価値はある」と思い、実家から借金までして出資したのです。

その理由は、「叔父のお金の使い方」を知っていたから。母が結婚したときその叔父はまだ大学生で、仕送りを受けていました。昭和30年代にはキャッシュカードはありませんでしたから、郵便局の口座にお金を入れ、その通帳を書留で東京へ送る、受け取った方は通帳と印鑑でお金をおろし、仕送り日の前に通帳を郵便で送り返す、ということを毎月繰り返していたようです。

仕送り担当の母は、毎月送り返される通帳の履歴を見て、叔父がお金を計画的に無駄なく使う一方で、必要なものには大胆に出費するという性質だということを知りました。なので、その叔父が会社をはじめるならきっと成功すると考えたようです。

結果、創業以来毎年2割配当を出し続ける会社になりました。

こんな昔の家族エピソードの中にも、おさえておきたい株式投資の基本的なエッセンスがあります。まず、「経営者としての資質をチェック」。

投資指標などを使いスクリーニングすることも重要ですが、経営者の考えや企業理念に共感できるかをどうかも大切なことです。新聞、雑誌等のインタビュー記事やIR情報などを参考にするといいでしょう。

もう一つは当時、北海道において土建業は「成長業種」であったこと(現在は供給過剰となっていますが・・・)。また、母は自分の出資したお金が道路やトンネルになり、日常生活がどんどん便利になることを実感し、うれしかったと言っています。

「自分のお金の流れ道」を想像し、選ぶことはこれからの資産運用には欠かせません。企業の不祥事は多く、環境問題も今後ますます深刻になっていきます。どこにお金を流すと、自分にとっても社会にとってもいいことなのかということも考えて、銘柄・商品選びをしたいですね。

さて余談ですが、上にも書いたように「通帳の履歴」は情報の宝庫。FP相談を受ける中でも通帳を見せてもらうことにより、客観的に家計の特徴をつかむ早道になることがしばしばあります。独身の方は、結婚前に相手の方の通帳を見せてもらうといいかもしれませんよ。(生活設計塾クルー 深田晶恵)
生活設計塾クルー
特定の金融機関等に属さない、独立系ファイナンシャルプランナー集団。バブル期前からFPとなり、山あり谷ありのマネーの歴史とマネーライフを見てきた。経験に裏打ちされた独自の視点で、一人一人の将来設計に応じた資産設計や保障設計などのアドバイスを行うほか、セミナーや執筆活動も展開中。メンバーの素顔はこちらで ⇒ http://www.fp-clue.com

=============<橘玲のコラム>==============「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」が話題の橘玲氏のコラムです。2003年2月まで毎週火曜日の連載です。
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金融業は丸損への恐怖から始まった

借金と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか?

消費者金融から金を借りることだろうか? それとも、住宅ローンだろうか?世の中には実に多くの借金がある。そしてその理屈は、すべて同じだ。他人から金を借り、レンタル料(利息)をつけて返す。誰から借りても金に違いはないから、レンタル料の安いところを使った方が得だ。借金において知っておくべきことは、要はこれだけである。

だがもう少し詳しい話をすると、借金には2種類ある。担保のある借金と、担保のない借金だ。

金を貸す側は、客が約束どおり金を返してくれないと、丸損になってしまう。年利10%で100万円貸しても、1年後に受け取れる利息は10万円。一方、客が金を持って夜逃げすれば、1円も儲からないばかりか、100万円の損害である。金融業者もまた融資資金を他人(銀行など)から借りているから、今度は自分が借金に追われる立場になってしまう。

金融という商売は、この丸損の恐怖から如何に逃れるかという試行錯誤の歴史である。

もっとも確実な方法は、金を貸すかわりに、客から金目のものを預かることだ。時価15万円の腕時計を預かって10万円の融資すれば、仮に客が金を返せなくなっても、担保にとった時計を売り払うことで、元金と利息以上の金を回収できる。これを“質屋システム”と名づけよう。

住宅ローンでは、銀行は不動産を担保にとっている。カーローンで車を買う時は、車は自動車販売会社の担保になっている。これらはすべて、質屋システムの借金である。金を返せなくなれば、当然、家や車を手放さなくてはならない。
質屋システムでは、担保の評価と掛け目さえ間違えなければ、金融業者のリスクは低い。そのため利息(レンタル料)は安くなる。たとえば不動産を担保に差し出す住宅ローンでは、銀行は年利2%程度で金を貸してくれる。

しかし質屋システムでは、担保を持たない顧客は金を借りることができない。そこで、「担保はなくても、あなたの人柄を信用して金を貸しましょう」という業者が現れた。この場合、返済の根拠は顧客の約束だけである。そこでこれを「約束システム」と名づける。

約束システムでは、顧客が約束を破れば、業者は諦めるしかない(裁判など法的手段に訴えることはできる)。そこで業者は、顧客に約束を守らせるためのさまざまな工夫を考えた。シェークスピアの「ベニスの商人」では、金貸しは肉1ポンドという実現不可能な約束を顧客と結ぶが、これなどもその工夫のひとつだ。

約束システムでは、金融業者は顧客が約束を守るかどうかを見極めて金を貸さなくてはならない。だが、他人の心理を正確に知ることなど、人間には不可能である。

ここに、金融業の最大の矛盾がある。

いずれにしても、約束システムでは金融業者のリスクはずっと大きくなるので、利息(レンタル料)も高くなる。

このように、融資金利(リターン)はリスクによって決まっているのである。
橘 玲
話題の金融経済小説『マネーロンダリング』の著者(現在続編執筆中)
最新刊はベストセラー「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」(幻冬舎)海外投資を楽しむ会でも活躍中
http://www.alt-invest.com/

−−−−−<ファンドマネージャー坪田好人氏の相場の見方>−−−−−−−

まず米国の状況については、足元では対イラク戦争のリスクや企業業績の下方修正リスクが残存する一方で、減税政策等の景気対策に対する期待感が高まっており、綱引き状況の中でマーケットは横ばいとなることを想定しています。長期的には90年代の過剰投資の問題が引き続き存在しますが、短期的には金融政策と財政政策の採りうる余地が90年代の日本と同様にあると考えています。日本については、引き続き大手行を巡る政策の動きについては不透明ですが、最低限ハードランディング政策はなくまた、金融政策については昨年来の日銀による銀行保有株の買取りや後任総裁を巡る議論からみて、早晩踏み込んだ政策発動が見込まれます。また企業業績については、今期・来期共に経常利益ベースでの増益が想定されており、ファンダメンタルズ面で株が売られる環境にはないと判断しています。

にもかかわらず昨年10月以降世界中の信用収縮の動きが鎮静化していく中で日本株だけが安値圏で推移している理由は、純粋に需給要因のみと考えています。2004年9月末期限の銀行保有株の売りや年金の代行返上に伴う売り、昨年末までの証券税制変更に伴う個人の売りと、制度的な売りがでる一方で、買い手として見えるのは公的年金の買いや日銀の銀行からの直接買取りのみといった様相です。

こうした相場環境下での相場見通しですが、基本的には現在の株価水準は極端な需給の片寄りによりついた割安な水準で、需給悪のピークアウトによりフェアーバリューの水準に戻るものと考えています。では需給悪のピークアウトがどのタイミングかという点ですが、年金の代行返上による売りのピークは不確かですが、その他については昨年末からこの1〜2月でピークを迎えると考えられ、相場のボトムも1〜2月と考えられます。戻りの目処はあくまで売られ過ぎのリバウンドということですから、日経平均で10,000円前後が目処と思われます。それ以上の上値についてはやはり構造改革の進展による外人買いが必要条件になるものと考えられます。

投資方針については1月中旬まではハイテク株のウエイトを引き下げてディフェンシブなスタンスを維持する方針ですが、その後は再度戻り相場に備えてアクティブなポジションに移行していく予定です。今年はデジタルカメラやプラズマテレビ、DVDレコーダーといったデジタル家電がようやく拡大期に入ることが見込まれ、ソニー、パイオニア、シャープといった民生用電機株が日本経済の命運を左右する年と感じています。

坪田好人氏:興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社(DIAM)にてIBJITMジャパンセレクションの運用を担当。

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 投資信託基準価額(1月10日現在)
 ザ・ファンド@マネックス           4,743(+1)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 外国投信基準価額(1月10日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 21.08(+0.01) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.02(−0.04) バンガード・スモールキャップ・インデックス 16.21(+0.02) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.14(±0.00) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 14.37(+0.04)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 米ドル為替レート (1月14日午後2時30分現在)
 買付レート                118.85(−1.05) 解約レート                118.35(−1.05)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========1月14日      <機械が拗ねる>

機械が拗ねることがあります。特に思い入れの強い機械によく拗ねられます。もうこれは6年ぐらい前のことですが、当時乗っていた車を買い換えようと心の中で決めた翌朝から、それまで殆ど故障知らずだった愛車が、まるで気を引こうとするかの如くポロポロと小さなトラブルを発生しました。一つ直すとまた一つ、といった感じでした。その頃からこのような現象によく気付くようになったのですが、コンピューターにも同じ傾向があります。そろそろ買い換えようかといくつかの新型PCのカタログを今日は鞄に忍ばせていたのですが、するといきなり2回も意味不明のハングアップが起きました。浮気をすると機械が拗ねるのか、思い入れが強いだけにはっきりと知覚できなくとも機械の不調を潜在意識で感じていて、それが買い替えを検討させ、なので丁度その頃に実際の不調も顕在化してくるのか。不思議なもんですね。

=============<編集長の独り言>=============このところ我が家の休日の外出では、あまり身近な投資情報を感じない行動が目立っています。というのは、買う物(購入候補)がかなり限定的で、目的の売り場に直行、パンフレットを集めて帰るといった動きが目立つからです。その1が10年使用した洗濯機の老朽化、様々な機能が表示されたパンフレット、どれを選べばよいか分からないといった日々が続いています。その2は小学校入学を控え、娘の学習机。この3連休、学習机コーナーは随分賑わっていました。しかしこれも入学を控えた子供を持つ家族といった、限定的なニーズです。しかもお店に行くたび、欲しい机が変わる娘・・・。昨日ようやく決定し、机コーナー巡りからは解放されそうです。
そして私はというと、同じ車種に乗っていることで知り合いになった人が昨年末に新車購入。それまで乗っていた車の各種部品を格安で譲り受け、その取り付けに右往左往しているところです。年末年始のバーゲンセール、福袋etc、すっかり乗り遅れた状態になっています。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳細はホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<明日からブックビルディング開始>
 幻冬舎(7843) JQ
  ブックビルディングは 1月15日 AM00:00から
             1月20日 AM11:00まで
   仮条件 80万円〜120万円(1株単位)

<新規取り扱い開始>
 ワイ・アリーバ(2758) マザーズ
  ブックビルディングは 1月20日(月)より
 
 テレウェイヴ(2759) JQ
  ブックビルディングは 1月27日(月)より

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/

==========<ちょっと(またも)出てます〜>=========<雑誌>
 1/24
  Esquire日本版 芸術のあるオフィス特集

 1/28
  週刊SPA! 「あの人のMYポートフォリオが見たい!」

 1/29
  ダ・カーポ 企業トップに聞く「ザ ターニング ポイント」

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