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マネックスメール(第860号 2003年2月5日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
フィデリティと考えるこれからの投資
投資信託基準価額
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
ただ今ブックビルディング中
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
イラク情勢の不透明感から積極的なポジション取りは手控え、買い戻しで上昇。
日経平均 8549.85(△ 64.95)
TOPIX 845.29(△ 1.03)
単純平均 329.57(△ 1.60)
東証2部指数 1530.72(△ 6.34)
日経店頭平均 1000.65(△ 0.91)
東証1部
値上がり銘柄数 827銘柄
値下がり銘柄数 549銘柄
変わらず 119銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ(25日)113.48%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 937.47(百万株:概算)
売買代金 628868(百万円:概算)
時価総額 2438598(億円:概算)
為替(17時) 119.28円
米国がイラクの大量破壊兵器開発に関する証拠提出も迫り売り買いともに手控え気分の強い相場環境となりました。米国株式市場ではハイテク株の収益懸念が強まり下落したこともあり、国内市場は売り先行、軟調な始まりとなりました。
ただ下値での公的資金による買い観測、イラク問題が不透明な点などから積極的な売りポジションも取り難い状況です。朝方の売りが一巡すると下げ渋り、中頃から日経平均は上昇に転じました。
このところ先行き不透明感が強く下落しても不思議ではない相場環境ですが、日銀総裁人事による一部報道で買い戻しを余儀なくされるなど、売り方は噂によって慌てて損失覚悟の買い戻しを迫られる場面が続いています。本日も大きく値を下げないことで、早めに売りポジションを手仕舞う雰囲気が強まり、日経平均は上昇に転じました。
新規の買いポジションを取る動きは乏しいものの、8500円という節目を回復したことでこの水準が下支えラインといった状況になりました。この節目を挟み、後場は静かな値動きで始まりました。
米国での業績不透明感や、指数の影響を受け易いことでハイテク株は全般的に手控え気分の強い相場となりました。前日三井松(1518)が目新しい低位個別材料株として急騰を演じましたが、本日も買いが継続。ペンタックス(7750)、パスコ(9232)など新たな低位個別材料株を探す動きが活発化しました。
後場は8500円という節目水準が下支えラインとなり、高値圏を維持しました。方向感の乏しい狭いレンジでのもみ合いでしたが、売り手不在といった相場環境で値を保ちました。
低位個別材料株での短期値幅取りが活発化し、東証1部売買高は9億株の大台に乗せましたが、売買代金は6000億円程度にとどまっています。
◆個別銘柄◆
三井住友(8316) 38万5千円(△1千円):1株単位
前日の大引け間際から大手銀行株に対する買い戻しは一巡といった雰囲気が一部に出ていました。本日も大手銀行株に対しては売り方、買い方ともに目立った動きは無く、比較的静かな値動きが続きました。
三井松(1518) 126円(△25)
非球面ガラスレンズの生産を倍増するため新工場を建設という報道を手掛かりに昨日ストップ高。目新しい低位個別材料株として本日も人気継続となり、大商いで大幅続伸となりました。
テレコム(9434) 38万4千円(△2万1千円):1株単位
ボーダフォンが固定電話の日本テレコムをリップルウッド・ホールディングスに売却すると報じられました。テレコムグループは固定電話部門を切り離し、携帯電話に特化する方針をプラスに受け止める声が優勢となり堅調な値動きとなりました。
ペンタックス(7750) 238円(△50)
名刺よりも小さく、軽量のデジタルカメラを発表。同社は今後出遅れ感のあったデジカメ分野に積極的に新商品を投入する計画。目新しい低位個別材料株を探す流れのなか、この報道で業績面への貢献を期待した買いが入った模様。後場はストップ高買い気配のまま推移。
パスコ(9232) 396円(△73)
売買高はあまり膨らみませんでしたが、精度10倍で価格半値のGPS発売という報道を手掛かりに急騰。市場はイラク問題の不透明感などから低位個別材料株での短期値幅取りといった雰囲気を強めており、目新しい個別材料株として値を上げました。
住友鉱(5713) 474円(△14)
イラク情勢の緊張から、ニューヨーク商品取引所での金先物価格は1996年以来の高値となりました。これまでも金価格の上昇を手掛かりに物色される場面のあった同社を再度手掛ける動き。しかし短期個別材料株物色は、目新しい銘柄を探す動きが活発化しており上値を積極的に買い進む勢いはやや欠けた値動きでした。
オリックス(8591) 7170円(▲60):100株単位
堅調な値動きを続けていましたが、後場に入ってから2002年4−12月期の決算速報が伝わりました。内容的には最終損益が前年同期比2割増となったものの、この水準では特に驚きはないといった声が優勢となり、期待外れといった雰囲気で小口売りが出始め下落に転じました。
ケンウッド(6765) 174円(▲11)
イラク問題の不透明感などで、市場全体は方向感の乏しい展開となりました。再び低位個別材料株での短期値幅取りといった雰囲気が強まりましたが、すでに物色され値を上げていた銘柄を手仕舞い、目新しい銘柄を手掛ける動きが活発化。三井松(1518)、ペンタックス(7750)などが人気化する中、ケンウッド、クラリオン(6796)などは売りが先行。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高ダイニック(3551) +38.46 △30 108 2785ペンタックス(7750)+26.59 △50 238 2426大隈豊(6214) +25.27 △23 114 933三井松(1518) +24.75 △25 126 61933パスコ(9232) +22.60 △73 396 321
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高京都友禅(7615) −9.72▲2万8千円 26万円 1.268東日銀(8536) −8.10 ▲30 340 67飛島建(1805) −8.00 ▲2 23 154ナカノ(1827) −6.66 ▲4 56 49日本MDM(7600) −6.31 ▲120 1780 36.5
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比三井松(1518) 61933 126 △25住金(5405) 30563 50 △3新日鉄(5401) 24385 149 ▲1古河電(5801) 10665 313 △4日立(6501) 10475 510 ▲11ケンウッド(6765) 10207 174 ▲11日産自(7201) 9837.8 943 △20日製鋼(5631) 9316 92 △7帝人(3401) 9128 296 △1神戸鋼(5406) 9106 71 △3
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比NTTドコモ(9437) 26538 23万3千円 ▲1千円ソニー(6758) 19716 4690 ▲50NTT(9432) 18517 39万8千円 ▲6千円武田(4502) 13326 4580 ▲50キヤノン(7751) 13307 4270 △100トヨタ(7203) 11668 2965 ▲10ソフトバンク(9984) 10409 1681 ▲34ホンダ(7267) 9718 4120 △20シャープ(6753) 9695 1243 △27日産自(7201) 9289 943 △20
=============<資産設計情報>==============売れています!個人向け国債 マネックスなら、まだお申込み可能です
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−−−−−−−−−−<フィデリティと考えるこれからの投資>−−−−−−
不景気とお小遣い
マネックスメール読者の皆様こんにちは。フィデリティ投信です。
今週からは「投資の必要性」そして「投資の知識」についてしばらくお送りさせていただきます。
不景気と言われはじめてからずいぶん長い時間がたっています。
景気についての感じ方は、一人一人の環境に応じて異なると思いますが、統計ではどうでしょうか。
マネックス読者にも女性の方は多くいらっしゃると思いますが、女性のお小遣いについてのアンケート調査を見てみましょう。
2000年と2001年を比較して、月々のお小遣いは増えたでしょうか?減ったのでしょうか?それとも変わっていないでしょうか?
(1)「減った」回答が60%、続いて「変わらない」23%
(2)「変わらない」回答が60%、続いて「減った」23%
(3)「変わらない」回答が60%、続いて「増えた」23%
正解は(3)「変わらない」60%、続いて「増えた」23%、「減った」は最も少なく17%となっています。自由になるお金は意外にも変わっていないことがわかります。(出所:資生堂「生活者と美の白書2002年版」
ちなみに、一ヶ月のお小遣いの額は、東京6.7万円、全国5.9万円、最近一か月に使ったうち、金額の大きいものとしては、
旅行レジャー 40,054円、洋服・アクセサリー等 35,045円、外食 21,326円などがあげられます。(出所 サンケイリビング新聞社)
これは一般的なデータであり、お小遣いについての感じ方、使用の金額は皆さんのそれぞれによって異なるでしょう。しかし、皆さんの多くは、自分が自由になるお小遣いをいくらかはお持ちで、自分の優先順位に応じて、何かしらの方法でそのお金を使っているということには変わりはないと思います。
お金をためるためだけが人生ではありません。
自分自身が自由に使えるお金があるのは楽しいことですが、長い将来について考えたとき、その場その場で欲しいものへの消費にお金を使い果たしていっては問題があるのではないでしょうか?
次回は、将来のお金について考えてみましょう。
フィデリティ・日本成長株・ファンドはマネックス証券で1万円からお申込みできます。
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投資信託基準価額(2月4日現在)
ザ・ファンド@マネックス 4,714(+46)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(2月4日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 19.38(−0.25) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 19.65(−0.02) バンガード・スモールキャップ・インデックス 15.09(−0.06) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 12.07(−0.17) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 13.03(−0.26)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
米ドル為替レート(2月5日午後2時30分現在)
買付レート 119.60(+0.65) 解約レート 119.10(+0.65)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========2月5日 <手口>
東証が手口の全面非公開を決定しました。果たしてこれはいいことか悪いことか。いろいろな説があるでしょう。手口が見えなくなると思惑による売買がなくなるので、より正しい価格形成が期待できる、という説がありますが、私はこの説には懐疑的です。きちんとリスクを取って売買されていれば(買ったらちゃんとお金を払うということです)、思惑による売買も立派な価格形成の一部分になり得ると私は考えています。透明か不透明かという点については、一部にだけ公開するのは言語道断ですが、全面的に公開もしくは非公開するのであれば、透明性は同じではないでしょうか。
一番気になるのは流動性です。市場にとって最も重要な要素は、私は流動性だと思っています。手口が見えるからトレードしてみよう、という手口公開すると増える流動性もあるでしょう(これはプロ、個人、双方にあり得ます)。一方、手口が見えてしまうので(即ち取引主体の匿名性が担保されないので)売買を控えようという、手口を公開している為に減少している流動性もあるでしょう(これは主にプロの事情でしょう)。問題はこの2つの流動性のどちらが大きいかということです。私は短期的には前者が大きいことはあっても、長い目で見ると後者の方がきっと、しかも遥かに、大きいと思っています。まぁいずれ明らかになっていくことでしょう。
=============<編集長の独り言>=============東証が手口情報を非公開にすると発表しました。これに関し様々な意見があります。私個人としては非公開に賛成です。その理由として手口(場合によっては板も)を材料と考え相場を語る(行動する)証券マンに、相場を当てる(上手い)人はあまり思い浮かばないからです。
何故でしょう?、簡単なことです。ボトム・ピークを素早く察知し、行動する人は、他人がどういった行動を取っているかなど気にしません。絶えず自分が先行指標となる人にとって、他人の行動(手口)は全く材料にならない。いや先行する人にとって、自分の行動が他に知られてしまうことが逆に不自由さになってしまうこともあるでしょう。これは証券マンに限らず、一般の個人投資家にも言えることだと思います。他人の行動に一喜一憂し、翻弄されるということは、絶えず判断が遅れていることになります。場合によっては、わざと狼狽するようなワナが仕組まれているのかも知れません。
そもそも手口情報は、証券会社だけが知ることができました。証券会社しか分からないことで、投資家に対してさも重要な極秘情報を特別に提供しているかのように振る舞い続けました。このため手口が投資に重要な情報であると誤解(正しい表現は間違った教育?)させてしまったという部分もあると思います。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳細はホームページをご覧下さい。
−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<ブックビルディング中の銘柄>
シーフォーテクノロジー(2355) マザーズ
ブックビルディングは 2月12日 AM11:00 まで
仮条件 4万5千円〜5万5千円(1株単位)
<募集期間中の銘柄>
テレウェイヴ(2759) JQ
募集期間は 2月10日 AM11:00 まで
募集価格 18万円(1株単位)
<新規取り扱い開始>
セガトイズ(7842) JQ
ブックビルディングは 2月10日(月)より
サン・ジャパン(2315) JQ
ブックビルディングは 2月14日(金)より
遠藤製作所(7841) JQ
ブックビルディングは2月21日(金)より
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