マネックスメール 2003年3月31日

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マネックスメール 2003年3月31日

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 マネックスメール(第896号 2003年3月31日夕方発行)
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
 投資信託基準価額
  バンガード・海外投資事情 第65回
  生活設計塾クルーの「お金よもやま話」
  投資信託基準価額
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
イラク情勢に加えアフガンの警戒感、農相辞任で政局混迷懸念もあり大幅安。
日経平均     7972.71(▲307.45)
TOPIX     788.00(▲ 29.92)
単純平均      321.08(▲  9.31)
東証2部指数   1519.40(▲  3.03)
日経店頭平均    985.50(▲  1.27)
東証1部
 値上がり銘柄数     124銘柄
 値下がり銘柄数    1349銘柄
 変わらず         37銘柄
 比較できず         0銘柄
 騰落レシオ(25日) 90.05%
  注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     715.09(百万株:概算)
 売買代金    491556(百万円:概算)
 時価総額   2283073(億円:概算)
 為替(17時) 118.93円

 イラク問題は長期化の気配が強まり、また米国などではテロに対する警戒感も高まりました。本日は3月期末といった面もあり、積極的なポジション取りは見送られる中、手仕舞い売りが先行して軟調な始まりとなりました。

 朝方の売り一巡後、一旦は下げ渋るかにみえました。しかしアフガニスタンで国連治安部隊にロケット弾が撃ち込まれるなど、国際情勢の緊張が高まったことで再度下げ足を速めました。

 日経平均は8000円の大台割れも視野に入る水準まで下落、その後やや落ち着きを取り戻したといった前場の値動きとなりました。一部では期末を意識して買い支え的な動きが後半出てくるといった期待感もあった模様です。
 本日も市場全体の先行き不透明感が根強い中、先週後半から注目を集めている立花証券のレポート銘柄が物色されました。河合楽(7952)、明電舎(6508)といった短期物色に、新たに山九(9065)、東洋糖(2107)が加わりました。

 後場に入ってからも安値圏でのもみ合いとなりました。期末を意識して買い支え的な動きがあるといった思惑で買いポジションを取った一部投資家から、買い支えの動きが出ないことで失望売りを出し始めた雰囲気でした。

 朝方から一部で報じられていましたが、大島農相が辞表を提出しました。後任人事等々、政局が混乱することも考えられます。先行き不透明感からさらに下げ幅を拡大、8000円の大台割れ目前まで値を下げました。

 先物が8000円の大台を割り込んだ後も、現物の日経平均は辛うじて大台維持といった展開を続けていました。しかしその後耐え切れず、現物の日経平均も大台を割り込んでしまいました。

 結局8000円の大台を割り込んで3月期末の取引を終了しました。後半下げ幅を拡大、さらに大阪市場の日経平均先物は売りが増加、7880円まで値を下げて終了しました。

◆個別銘柄◆
三井住友(8316) 21万2千円(▲1万4千円):1株単位
 3月期末の株価水準が一段と下落する展開となり、損失拡大といった懸念で銀行株は総じて軟調な値動きとなりました。また後場に入って三井化学(4183)と住友化(4005)の経営統合白紙が伝わりました。三井・住友両グループの混乱といった懸念もあり一段安の展開。

山九(9065) 108円(△10)
 先週後半から立花証券のレポートを手掛かりに、河合楽(7952)、明電舎(6508)が立て続けに急騰を演じました。本日同証券が山九のレポートを出したと伝わり急騰。逃げ足は速く、後場は利益確定売りなどで伸び悩み。
東洋糖(2107) 104円(△21)
 前場立花証券のレポートで山九(9065)が急騰。後場に入ると同証券は東洋糖(2107)に関するレポートも出した模様と伝わり一段高を演じました。東洋糖が上げ幅を拡大すると、山九は利益確定で伸び悩み。逃げ足は速く、後半は東洋糖も利益確定売りで伸び悩み展開。

KDDI(9433) 35万円(▲2万円):1株単位
 新電電各社がNTTの通信網を利用する際に支払う接続料を、5%値上げすることを情報通信審議会の電気通信事業部会が決定。これにより新電電各社にとって、収益圧迫要因といった見方で売りが先行しました。

菱伸銅(5771) 199円(▲9)
 金曜日に今期末に3円配当を行い、11年ぶりの復配を発表しました。朝方はこれを手掛かりに買いが先行、値を上げる場面がありました。しかし実際には権利付き最終売買日を通過しており、今期末の配当は得られない状態。すぐに買いは途絶え、結局下落に転じて終了しました。

KOA(6999) 603円(▲55):100株単位
 昼休み中に今期業績予想の下方修正を行いました。従来予想は14億円の最終益を見込みとなっており、これを1億円と発表。後場の始まりは失望売りが先行し、売り気配を切り下げる展開。大幅安で寄り付いた後も、戻りは鈍いまま取引を終了しました。

三井化(4183) 466円(その後売買停止)
 後場に入って住友化(4005)との経営統合が白紙と伝わり、売買停止のまま取引終了時間となりました。合併比率で折り合いがつかなかった面と、アジアなど海外事業の成長で、単独で国際競争に勝ち残れるといった判断があった模様。

トヨタ(7203) 2635円(▲170):100株単位
 市場全体の先行き不透明感が強まり、さらに為替市場もジリジリと円が強含む動き。国内機関投資家が決算期末で様子見を決め込む中、欧州勢から売りが出ているといった見方が強まりました。昨年来安値を割り込んだことも、売りを誘う要因になりました。

オリエント時計(7764) 26円(▲2)
 東証上場維持を断念すると発表。今期末に債務超過は解消できない見込みで、上場基準に抵触。新たな中期計画のもと、会社側では2006年3月期中の再上場を目指す方針。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高東洋糖(2107)   +25.30  △21   104  8595山九(9065)    +10.20  △10   108 21974ダイニック(3551)  +7.21   △7   104  1006アシックス(7936)  +6.25   △9   153  6145ナカノ(1827)    +6.00   △6   106  1294
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高佐藤商(8065)   −15.58  ▲60   325    29東京リース(8579) −12.57 ▲100   695    12山水電(6793)   −12.50   ▲2    14  5095広済堂(7868)   −11.58 ▲133  1015   3.7イオンモール(8905)−11.53 ▲275  2110   5.2
東証1部売買高上位
    銘柄           売買高     終値     前日比山九(9065)       21974    108     △10河合楽(7952)      21275    122      ▲1NEC(6701)      17715    391     ▲28新日鉄(5401)      16014    142      ▲4東芝(6502)       12029    313     ▲10いすゞ(7202)      11437     65      △1三菱重(7011)       9954    284     ▲12日立(6501)        9799    413     ▲23富士通(6702)       9788    320     ▲15野村HD(8604)      9122   1235     ▲84
東証1部売買代金上位
    銘柄          売買代金     終値     前日比トヨタ(7203)      24503   2635    ▲170NTTドコモ(9437)   14270 22万1千円  ▲1万7千円ソニー(6758)      13280   4200    ▲200三菱東京(8306)     12423   45万円  ▲1万6千円野村HD(8604)     11450   1235     ▲84キヤノン(7751)      8758   4140    ▲170松下(6752)        7209   1013     ▲54ホンダ(7267)       7036   3950    ▲200NEC(6701)       7027    391     ▲28武田(4502)        6988   4430    ▲170
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<バンガード・海外投資事情 第65回>−−−−−−−−−

マネックスメール原稿 第65回
バンガードグループ調査結果:「401(k)プラン加入者は下げ相場でも健闘していた」

米国株式市場はこの1年で約15%も急落し、世界恐慌以来の最も長い下げ相場となりました。それにもかわらず、米国の平均的な401(k)プラン加入者のパフォーマンスは年間6%の下落で、加入者の貯蓄口座の残高は年1%未満の減少に留まったことが、バンガードグループの報告によって明らかになりました。この報告書は、2002年12月31日までの3年間の下げ相場における401(k)プラン加入者の個人別リターンを検証し、作成されたものです。

バンガードの機関投資家グループ責任者、ジェームズM.ノリス氏は、次のように言っています。「ニュースではもっぱら株式市場のリターンの悪さだけが取り上げられ、401(k)プランのパフォーマンスが株式市場のベンチマーク・インデックスと同じくらいの悪さだったという印象を与えました。確かに401(k)プランのリターンは決して良かったとは言えず、米国株式インデックスと同じくらい、もしくはそれ以下のリターンしか得られなかった加入者もいました。しかし、典型的な加入者のパフォーマンスは米国株式インデックスよりも優れ、口座残高もほとんど減少しませんでした。これは、401(k)プランの加入者がバランスのとれたポートフォリオを維持し、下げ相場の間でも定期的に掛金を拠出してきたおかげだと言えるでしょう。」

バンガードによる調査は、下げ相場における401(k)プランの加入者が持つ優位性をはっきり示しています。それは、幅広いアセットクラスに亘って分散投資を行えることと、定期的に拠出した掛金に対する課税を給付時まで繰り延べられること、と言えます。

退職後の資金を増やしたいと考えている401(k)プラン加入者のために、ノリス氏は次のようなアドバイスを行っています。「まず、プラン加入者にとって最優先事項は、バランスのとれたポートフォリオを維持することです。例えば、米国株式市場が年率約15%の下落にしたのにもかかわらず、米国債券は過去3年間で年率5%−10%のリターンをあげました。分散された株式ポートフォリオに債券投資を組み入れることは、株式市場の変動の影響を緩和するのに有効でしょう。」

「また、継続的な掛け金の拠出は401(k)プランの重要な特徴で、これによって下げ相場でも分散化されたポートフォリオを維持することができます。つまり、継続は力なり、なのです。」

上記の報告書、「2002年・401(k)プラン加入者の調査報告:下げ相場が及ぼす退職年金プランへの影響」は、230万人ものバンガードが運営管理する401(k)プラン加入者から5万人を標本(サンプル)として抽出し、各人の個別リターンに基づいて検証したものです。これは米国における、5000万人以上のプラン加入者の代表値としても妥当性があるといえるでしょう。
この調査報告の中で使用された個人別のリターンは、各サンプル(標本)の内部収益率と金額加重収益率を使って算出されており、現実に即した数値となっています。個人別のリターンは、厳密にいうと、市場インデックスや投資信託のリターンと比較することはできません。個人別のリターンは、運用パフォーマンスと投資口座のキャッシュフローの傾向から導き出しています。一方、市場インデックスや投資信託のリターンは、キャッシュフローに左右されることなく、測定対象期間に投資された1ドルあたりの純粋な投資成果を反映しています。

この調査報告の原文はバンガードグループのウェッブサイト
www.vanguard.com でご覧いただくことができます。

※バンガードの外国投信は買付時為替手数料無料、販売手数料も無料(ノーロード)で3本とも1万円台から購入可能です
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ファンドの内容はマネックス証券のホームページでご確認下さい。

========生活設計塾クルーの「お金よもやま話」=========
戻りの“質”を問われるNY株式

前回は2月初旬の寄稿で「なぜ金価格は上がっているのか?」というテーマで書かせていただきました。その時には、当時360ドル台の金価格には30〜40ドル程度のイラクプレミアムが乗っているとしました。そして、金価格の上昇は、目先に迫っているように見えるイラク戦よりもむしろ、2000年の米国株バブル崩壊後の米国経済の変調にこそ理由があるとしました。

果たして、その後金価格は実際のイラク開戦に先駆けること1ヵ月前にはすでに下げ始め、実際の開戦時には上昇ピッチを早めたスタート地点ともいえる昨年12月の1オンス、325ドルの水準まで売り込まれました。これは1991年の湾岸戦争時にそれまで緊張感の高まりのなか買われていた金と原油価格が一気に売られ、逆にそれまで売られていた株式とドルが急反転したという価格展開に沿った市場の反応でもありました(「学習効果」でもあります)。とりわけ、金市場の関係者の脳裏には「戦争開始」が「金価格のさらなる上昇」ではなく「下落」として現われたことが、いわばトラウマのように残っており、今回は「早めの手仕舞い売り」に向かわせることになりました。具体的には、買いを膨らませていたファンドが一気に利益確定の売りに走ったことが急落につながったわけです。判断の中心に、91年の湾岸戦と同じく今回のイラク戦も、圧倒的な武力差にものをいわせた米英軍サイドの「一方的勝利で短期終結」というシナリオがありました。

その反応度は時代背景にしたがい強弱はありますが、金価格には、金融市場とりわけNY株式市場とドル相場の状況を映し出す鏡のような部分があります。金市場が売りに見舞われているころ、逆にNY株式とドルは急上昇をみせました。正確には、NY株式の反応には若干のタイムラグはありましたが、3月12日を基点にNY株式は大反騰を見せ、その後8連騰ダウ30種で値幅で約1000ドル、率にして10%もの上げをみました。この間、13日には「事前にイラク国内に潜入中の米国特殊部隊の工作により開戦後にイラク軍の大量投降が始まる可能性」が伝えられ、それを好感しダウ30種が前日比約270ドル高となり、戻りに拍車を掛ける形となりました。伝えられたニュースが、米国防総省が描く、「開戦直後にイラク軍が内部崩壊⇒戦争の短期終結」を連想させたためです。その後、米英スペイン首脳会談からイラクへの最後通告と事態が進展するに従い、以前は「開戦近し」を悪材料として捉えていた株式市場は、不透明要因が払拭される好材料として受け止め始めました。同じ材料に対する市場の180度違う反応は、格好の「教材」として頭に留めておくのが良さそうです。

問題は、このNY株式市場の大幅反発の中身です。もちろんイラク戦の早期終結見通しの高まりは好材料ですから、マクロ経済上の暗雲も取り払われることにつながります。ならば、株式市場は本格的な戻りに入ったのかというと、派手な値動きにもかかわらず、そう結論付けるには早いということになります。現在展開されているイラク戦が、「早期で双方の犠牲が少ない」という戦いの「質」が求められていますが、株式市場も戻りの「質」が問われているのです。具体的には、戻りの原動力は、ショート・カバーつまり空売りの買戻しでした。ヘッジファンドなど「絶対収益追求型」の運用で知られる投資家のポジションが、「売り」から「買い」に一気に巻き戻された結果ともいえます。弱気筋がその弱気に傾いた姿勢を修正したわけですが、それが価格に反映されるというのは、いわば“市場の息づかい”とでも表現できるもので、それ自体は市場の健全性を示します。空売りまで規制してしまっている東京市場にはこうした動きは、望むべくもありません。

話を戻すと、それだけ(ショート・カバー)でも、1000ドルも株価が戻してしまうのですが、次のステップとして、この上を誰が買うのかが問題となります。要は新たな資金流入があるのか否か。それを見る上での参考指標に株式投信への資金流入を見る手があります。結論をいうと、この間(13〜19日)米国の株式投信は5億ドルの純流失となっていました(調査会社トリム・タブス調べ)。反騰のきっかけは、多くに場合空売りの買戻しから始まるのは、経験則でもあります。ただし、イラク戦の戦況が伝えられているように既に市場が想定したものとは違ってきており、次のステップは期待先行の戻りが、現実を前にどれだけ耐えられるかということになりそうです。「早くてきれいな勝利」が遠のいたいま、株式市場の下値攻防戦も続きそうです。
(生活設計塾クルー  亀井幸一郎)

◆生活設計塾クルーよりおしらせ◆
4月のクルー主催のマネーセミナーは4月11日(金)18:30〜と14日(月)14:00〜です。【参加費無料】で、お申し込み先着順となりますので、お早めに。→  http://www.fp-clue.com/seminar_info.html 
今月のテーマは『銀行はたぶん教えてくれない住宅ローンのからくり』です。
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 投資信託基準価額(3月28日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          4,612(−24)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 外国投信基準価額(3月28日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 19.69(−0.17) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   19.45(−0.20) バンガード・スモールキャップ・インデックス 15.12(−0.03) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 12.22(−0.07) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 13.39(−0.09)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 米ドル為替レート(3月31日午後2時30分現在)
 買付レート                119.20(−1.05) 解約レート                118.70(−1.05)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========3月31日          <ネオコン>

アメリカの起こした戦争の是非は難しい問題です。私は単に反戦と言う気もありませんし、かと言って単にブッシュを支持する気もありません。この問題は、単純な問題ではないと思います。武力行使をせざるを得なかった理由もいっぱいあるでしょう。そして一方で、そのような決定に至ったプロセスや、戦争自体の方法についても、数多くの批判があるでしょう。しかし物事を単純化して「いい」か「悪い」か決めるのは、極めて危険だと思います。
特に今回の衝突は、原理主義的なモノな考え方が状況を悪化させているように思えるので、尚一層です。行動の裏にある内心を知ることは、必ずしも最も重要なことではないと常々考えています。そもそもどんな言い訳をしても、人はその行動に責任を取るべきですし、内心の有無や善悪に関わらず、その行動の結果が内心と違う意味を持つことがあっても、その行動の評価は、基本的には内心に関わらずされるべきであると私は考えています。そうでないと人は社会生活を営みにくくなります。しかし、今回のアメリカの行動については、彼らの内心を知りたいと思いました。この時点で既に私の通常のセオリーから外れているのですが(というのは何が本当の内心かというのは本来誰にも特定できず、邪推するのはとても危険なことだからです)、しかし所謂「ネオコン」の考え方は、一参考として知りたくなりました。プロジェクト・フォー・ザ・ニューアメリカン・センチュリー(http://www.newamericancentury.org/)。チェイニー副大統領や、ラムズフェルド国防長官が名を連ねる「ネオコン」シンク・タンクです。内心を推測するのは危険だと認識しつつ、然しながらこのサイトの諸論文は一読に値します。複雑な気持ちは、更に複雑になるのみです。
=============<編集長の独り言>=============明日4月1日、まだスーツがぎこちない新入社員とみられる人達が多数通勤時にみられるでしょう。就職難といわれる時代、どういった希望や野望を持って新社会人になっていくのでしょうか。
私が新入社員だった時、前日から研修センターに泊り込み。各自身支度をしての集合でした。4月1日入社式を行い、その後、各々の配属先がこの時点で発表されるのです。日本全国、どこに行くか分からない状態です。配属先の辞令が出た後、航空券、電車の切符等々が各々渡されるのです。配属先を告知され、その後家族に電話、まとまった荷物はその時点で日本各地に宅配便で送られるのです。身支度とは、宅配便が届くまで(今のように翌日配送とはは整っていません)、最低数日間の着替え等々を手荷物としてまとめておけといった意味でした。3月31日、研修センターで同室になった同期入社のメンバー、明日の夜は各々どこの街で夜を過ごすか分からない、そんな不安がありました。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。はホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<明日新規上場の銘柄>
 太陽生命保険(8796) 東証1部
  募集価格 7万5千円(1株単位)

<新規取り扱い開始>
 ワコム(6727) JQ
  ブックビルディングは 4月7日(月)より

詳細はこちら
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==========<ちょっと(またも)出てます〜>=========<テレビ>
 フジテレビ系列 月曜日から金曜日 AM4:30〜
  “めざまし新聞 for BIZ” 
   毎週月曜日は松本生出演!
   (同番組には他の曜日もマネックスでは何らかの形で関わっていきます)
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