マネックスメール 2003年4月17日

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マネックスメール 2003年4月17日

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 マネックスメール(第909号 2003年4月17日夕方発行)
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  サンプラザ中野の株式ロックンロール
  ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル24時間取引 マネックスFX(4)  マネックスの投信売れ筋ランキング
  投資信託基準価額
 今朝のめざましBIZ(新コーナー)
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
 「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
   エン・ジャパン(4849)
   マクニカ(7631)
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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
市場全体は小動き、低位個別材料株は荒い値動きという両極端。

日経平均     7821.90(▲ 57.59)
TOPIX     789.50(△  0.54)
単純平均      327.32(▲  0.36)
東証2部指数   1544.05(△  1.59)
日経店頭平均   1005.74(△  2.86)
東証1部
 値上がり銘柄数     648銘柄
 値下がり銘柄数     715銘柄
 変わらず        151銘柄
 比較できず         1銘柄
 騰落レシオ(25日) 116.05%
  注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     857.73(百万株:概算)
 売買代金    554498(百万円:概算)
 時価総額   2289451(億円:概算)
 為替(17時) 119.13円

 ここ数日、米国では企業業績への警戒感が後退するものの、国内企業の業績不透明感は解消されていないことから8000円の大台が上値抵抗ラインとなり伸び悩みとなる場面が目立っていました。

 本日は上値の重さを懸念した手仕舞い売りが先行して始まりました。米国で再び企業業績の警戒感が高まったことも心理的なマイナス要因となりました。ただ新規の売りポジションを取る動きも乏しく、CMEでの日経平均先物の終値水準でのもみ合いのまま前場を終了しました。

 後場に入ってからもこの流れは変わらず、前場終値近辺で静かな始まりとなりました。国内企業の決算内容を確認するまでは、積極的なポジション取りは手控えるといった雰囲気が強まり、上下とも動き難い相場展開となりました。
 米国企業の業績懸念が再び高まった点、そして為替市場ではジリジリと円高が進行し、118円台に突入する場面もありました。しかしこれらマイナス要因があっても、新規の売りポジションを取る動きは手控えられました。

 企業業績への警戒感が高まっても、米国では最初事前予想ほど悪化しないといった楽観的な見方が広まり上昇しました。このため、国内企業の決算発表が本格化した時、同様の展開となる可能性もあり、売りポジションは取り難いといった状況になっていました。

 指数は小幅なレンジでの小動きでしたが、低位個別材料株物色は継続。しかし前場上昇していた丸善(8236)は後場大幅安、ナカノ(1827)もザラ場高値からは急速に伸び悩みで終了するなど、荒い値動きとなりました。
 大阪証券取引所が関連会社を通じて仮装売買を行っていたという疑惑も報じられました。この問題が今後どう発展するか不透明な部分もあり、売り買いともに積極的なポジション取りを手控えるといった面も一部にあった模様です。
◆個別銘柄◆
ソニー(6758) 3890円(▲60):100株単位
 今週に入ってから戻り歩調にあったものの、4000円の大台が上値抵抗ラインといった展開が続きました。このため上値は重いとみた投資家からの手仕舞い売りが先行、弱含みでの推移となりました。

神鋼電(6507) 201円(△14)
 日経新聞に前期末10年ぶりとなる配当を実施する見通しと報じられました。市場全体が方向感の乏しい中、この復配報道を手掛かりに目先筋が物色する動きとなり、朝方大幅上昇。ただすでに配当権利日は経過しており、朝方の買いが一巡するともみ合い。

スカパー(4795) 8万2千円(△1万円):1株単位
 日経新聞に累損を一掃すると報じられ、朝方は売買停止処置が取られました。会社側も累損一掃のため、資本政策を検討中と発表、売買再開後は買い気配を切り上げる展開。累損が解消されることで、機関投資家の自社ルールから外れ、ポートフォリオの組み入れ対象になるといった思惑もあった模様。

ホンダ(7267) 3790円(▲20):100株単位
 このところ4000円の大台が上値抵抗ラインとなり、手仕舞い売りが昨日あたりから目立っていました。さらに118円台まで突入する円高進行、国内販売100万台達成という計画を先送りするとも報じられ、見切り売りを誘いました。

トヨタ(7203) 2580円(△40):100株単位
 日経新聞に前期末は3期連続で最高益を更新した模様と報じられました。またライバルのホンダが100万台の販売計画を先送りするなど、1人勝ちといった見方で堅調な値動き。為替が118円台まで円高進行となった点がマイナス要因となり、積極的に買い進むといった勢いは高まりませんでした。

セガ(7964) 736円(△100):100株単位
 ナムコ(9752)が合併を申し入れたと報じられ、前場売買停止。ナムコ側もこの報道を認めるコメントを発表し、売買再開後は買い気配を切り上げる展開。結局ストップ高まで値を上げました。

宝HD(2531) 553円(△35)
 傘下のタカラバイオがSARSの原因となるウイルス検出用のキットを公共機関に無料で配布すると発表しました。このキットを国立感染症研究所などに提供し、性能の評価を受ければ将来は10万円程度で販売予定。将来的な収益期待で物色する動きがありました。しかしSARSという話題性で目先筋が飛びついたといった面が強く、朝高後は上げ幅を縮小。

関電工(1942) 357円(▲12)
 売買高も少なく、前日終値近辺で静かな値動きを続けていました。しかし大引け間際、業績予想の下方修正速報が一部で報じられ、その直後に急落といった展開になりました。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高浅沼組(1852)   +37.71  △43   157  3455旭テック(5606)  +23.38  △29   153  2129ダイニック(3551) +23.07  △24   128  4492神栄(3004)    +15.88  △17   124  1147セガ(7964)    +15.72 △100   736  1970
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高三洋工(5958)    −8.60  ▲32   340  1826小林製薬(4967)   −7.56 ▲360  4400  35.6シムリー(9947)   −7.43  ▲58   722   6.1アイチコーポ(6345) −7.07  ▲21   276 494.9佐藤商(8065)    −7.04  ▲25   330    16
東証1部売買高上位
    銘柄           売買高     終値     前日比富士通(6702)      24911    332      △8住友化(4005)      14605    336     △10高島(8007)       13851    125     △13新日鉄(5401)      12578    138      ▲1ナカノ(1827)      11573    297     △17NEC(6701)      10595    347      ▲2日立(6501)        9964    399      ▲9三洋電(6764)       8884    383      ▲4住友信(8403)       8445    322      ▲8日産自(7201)     8297.2    871     △14
東証1部売買代金上位
    銘柄          売買代金     終値     前日比武田(4502)       23515   3990    △150NTTドコモ(9437)   18889 24万6千円    △3千円NTT(9432)      14386 40万5千円    △1千円トヨタ(7203)      14128   2580     △40ホンダ(7267)      12860   3790     ▲20ソニー(6758)      10849   3890     ▲60キヤノン(7751)      9421   4170     ▲80富士通(6702)       8299    332      △8富士写(4901)       8262   3060     ▲50野村HD(8604)      7690   1115     △20
=============<資産設計情報>==============☆「サンプラザ中野の簡単“健幸”マニュアル 痩せ方上手」講談社より
発売中!!「Web現代」にて一年に渡り好評連載されたコラムが遂に単行本となって発売決定!!アタマで痩せる健康ダイエット法満載。
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<サンプラザ中野近況報告>
4月23日(水) 「サンプラザ中野とノンスモーカース」ライブ
 会場:東京・目黒ライブステーション OPEN 18:30/START 19:00 
 add \2500-/door \3000- 問)目黒ライブステーション 03-3444-34644月25日(金)  BSジャパン「ルック@マーケット」 16時〜

−−−−−−−−−<サンプラザ中野の株式ロックンロール>−−−−−−−

やっぱりトロンは素晴らしかったのだ。サンプラザ中野だー!
見た?見た?見たでしょ?おとといの「プロジェクトX」。いやー感動した。エライよ坂村博士。あんた最高だ!トロン・プロジェクトに参加した皆さんにも拍手だ。ぱちぱち!

俺がコンピュータを使い出したのは1986年くらい。アップルのMacプラスというマシンからだった。色々と打ち込まなければ動かないDOSマシンには、最初から怖気づいてしまったからだ。しかしMacプラスはあまり日本語が得意ではなかった。まともなワープロソフトがなかったのだ。まだまだ発展途上であった。使わなくなっていった。しばらくしてトロンのことを知った。日本人が開発した素晴らしいOSがある。間もなく手に入れることもできるだろう、と。しかしいつの間にかトロンの噂が途絶えた。商品化に至らなかった。駄目なソフトだったのか、あるいは時代に追い越されてしまったのだろうと思っていた。

だがしかし、トロンが失速した原因はなんとアメリカだったのだ。トロンの実力とその広がりを恐れたアメリカが、スーパー301条をもって企業などに圧力をかけたのだ。トロン採用を予定していた企業は、みんな二の足を踏まざるを得なかった。ひどいじゃないかアメリカ!そうなのだ、アメリカは自国製の基本ソフトの保護育成のために優秀なトロンをしめ出したのだ。これは人類の、そして社会の進歩に逆行する行為だと言えるかもしれない。その思惑通り自国製の基本ソフト(早い話がウインドウズね)は今や大売れ。寡占が行き過ぎて、公正取引委員会が提訴する程になってしまった。ビル・ゲイツ氏の個人資産は4兆円といわれている。彼の会社が創出した雇用や賃金、そして納めた税金などをもって「アメリカは一人勝ち」したのである。

最近、世界で嫌米意識が台頭していると聞く。お隣の韓国でもそうだ。アメリカで開催された冬季オリンピックで、韓国選手が反則負けとなった。女子学生二人が米軍の車両にひき殺された。この二点が嫌米感情に火をつけた。国家が自国や自国民の利益を守ろうとする姿勢は正しい。しかし人類全体の利益・進歩に眼を背けてまでのそれは、一体誰のためになっているのだろう。

坂村博士はトロンを無償で頒布している。利用も改良も可だ。世界中の知恵を集めて、どんどん使い易くなっていくのだ。野球やバスケットボール界では、アメリカはなくてはならない国だ。しかしサッカーにおいてはどうだろう。俺の中のアメリカ株は確実に下がったみたい。

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出てきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成準備中。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/

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いよいよ4月21日(月)から外国為替取引「マネックスFX」がはじまります!この新サービススタートに合わせ、10回シリーズで外貨投資についてのコラムを掲載いたします。今後の投資活動に是非お役立て下さい!
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−<ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル24時間取引 マネックスFX(4)>−
第4回 「見えないコスト」を裸にする2wayプライス

お客様にとって、2wayプライスにて取引レートを表示されることによる最大のメリットとは、取引レートの売買スプレッド(売りレートと買いレートの開き)を直接的にご確認いただけることです。実勢のマーケットといってもよい、インターバンク市場(銀行間取引)でも売買スプレッドは存在します。しかし、2wayプライスでないと売買スプレッドが見えないため、「見えないコスト」が発生する可能性があります。

例えば、実勢レートからすれば最低120.5円で提示が可能であるのに、わざと5銭上乗せした120.10円で買いレートを提示する、といった方法です。また反対に売りレートであれば、120.00円のところを5銭安くした119.95円で提示することになります。このような場合、売り・買いいずれにもお客様にとって5銭不利なレートを提示しておりますので、取引会社にとってはその分利ざやを稼ぐことができるわけです。5銭と言えば、さほど大した額ではないように思えますが、もしこれが仮に100万ドルの取引であれば

【計算式】 0.05円(=5銭)×1,000,000ドル=50,000円
となり、決して無視できない額となります。

このような「見えないコスト」をレートに上乗せするやり方は、2wayプライスを採用している限り、まず不可能であると言ってよいでしょう。なぜならば、お客様に提示しても損失が発生しないレートが「120.00−05」であった場合、上下にそれぞれ5銭ずつ上乗せしたとしますと、その2wayプライスは「119.95−10」となってしまいます。すなわち、この場合の売買スプレッドは、なんと15銭。当社が通常提示しております2wayプライスの売買スプレッドは、通常5銭(米ドル・円)ですので、この15銭というスプレッドがいかにワイドすぎるかということが、きっとご理解いただけることでしょう。

したがって、このような収益目的の上乗せレートを提示可能な取引会社は、おのずと2wayプライスを採用していない会社のみに限定されます。

すなわち、2wayプライスで提示されるレートは透明性のある証なのです。
■マネックスFX
マネックスFXは、10万円の資金から1万通貨単位で始められる、外国為替取引サービスです。ドルやユーロを「もっと安いコストで」「もっと適正な価格で」「もっと身近に」トレードしていただくため、手数料やプライス、利用時間においてもプロが満足できるトレーディング環境をご用意します。
詳細は→ http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/monex_fx/index.html
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<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>
1.日経225ノーロードオープン
2.ブル・ベアセレクト ダブル・ブルファンド
3.ブル・ベアセレクト ベアファンド
4.バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド
5.ブル・ベアセレクト ブルファンド

(2003/4/7〜2003/4/11 マネックスでの販売金額)
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投資信託基準価額(4月16日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          4,383(+23)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(4月16日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 20.08(−0.22) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   19.57(−0.07) バンガード・スモールキャップ・インデックス 15.50(−0.07) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 12.45(−0.15) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 13.70(−0.10)
 適用レート(4月17日午後2時30分現在)
  買付 119.05(−1.20) 解約 118.55(−1.20)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F   9.27(−0.03)
 適用レート(4月17日午後2時30分現在)
  買付 130.95(+0.45) 解約 129.95(+0.45)
============<今朝のめざましBIZ>===========このコーナーはフジテレビ系列で月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざまし新聞forBIZ」でマネックス社員が話をした部分です。毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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今朝のテーマ   自民党橋本派が株価対策で提言へ

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●スタジオ
自民党最大派閥の橋本派が緊急提言をまとめるそうですが、市場関係者はどんな見方をしてますか?

◎マネックス
緊急提言の内容はまだ発表されてませんが、多分また時価会計問題のことについては触れてくると思われます。時価会計をめぐる一連の議論は、小泉総理や竹中大臣が、「既に決まった事は貫く」といった姿勢を表明していましたので、決着がつくかと思っていましたが、最大派閥橋本派、中でも大物政治家の野中氏が出てきたことにより、また政局混乱の兆しが出てきました。来週には米朝中会談などがはじまるこの大事な時期に、政局の混乱や空白ができると日本経済世界から見放される原因をまたひとつ作ることになるかもしれません。
●スタジオ
野中氏はなにか発言されてるそうですが、どんな内容なんでしょうか?

◎マネックス
はい。野中さんは、公認会計士協会が時価会計の一部凍結案を批判したことに対し、「議員立法の検討が進められているときにこういう発言で市場が混乱するのは残念なことだ」と発言しています。これら議員には、「立法は議員のみがする。他の人はつべこべ言うな」と言った意識があるのかもしれません。市場の声を聞かないで作った政策は、市場にいい影響を及ぼすことは少ないのではないかと考えます。

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フジテレビ
 「めざまし新聞forBIZ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/mezashin/index.html

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========4月17日         <DNAブック>

(二日続けて小さな間違い。猛浩然はもちろん孟浩然の誤りです。すいません。)
理化学研究所がDNAブックなる技術を開発したそうです。ゲノムは現代に於ける重要なテーマですが、研究対象となるDNAをどのように研究者や利用者の間に流通させるかは、ゲノムの研究をどれだけ深く、速く進められるかに多大な影響を及ぼします。これは、ペンと紙という、記録し、時空を超えた多様で大勢の人に流通するというツールがなければ、人類の文明も文化も発達しなかったであろうことを考えると自明です。そのDNAの流通手段。今までは大腸菌の中に閉じこめて零下80度で凍結保存するという方法が取られてきて、これだと保存も大変、入手するにもDNAバンクに要請して2週間から数ヶ月待たなければいけなかったそうなのですが、この新しいDNAブックはなんと紙にDNAを浸して固定化し、紙の形で流通させるという驚きものです。常温OK、本棚保存OK、雑誌の中に挟み込みOK、要は通常の書籍と全く同じように流通でき、しかも簡単な方法で2時間で生のDNAに戻せるというのです。いやー、技術の進歩は凄いですね。そのうち本一冊で国民全員のDNA情報を持ち歩けるというような時代が来るのでしょうか。しかし「ジュラシックパークの素」などという雑誌が出来て、お湯をかけると1年でジュラシックパークが出来ちゃったりしたら、面白いというよりもどこか空恐ろしいですね。
=============<編集長の独り言>=============イラク問題で原油価格の乱高下、原発はご存知の状態。原発の停止で夏場の電力需要がまかなえないといった話も出ています。原子力は安全でクリーンなエネルギー源ですと、元スポーツ選手を起用したテレビCM、個人的にとても違和感を感じていました。
さて昨日ニュースステーションで環境特集、風力発電に関して放送されていました。先日読者の方から頂いたメールに、「市民風車」という話題がありました。風車設立の資金を募り、利益が出れば分配金が支払われるというもの。利益目的で出資するというよりも、個人個人での環境への取り組み意識を高めるといった位置付けでしょうか。
ちなみに風車の支柱に出資者の名前が刻まれるとか、その風車を訪ねる旅に参加できるとか、面白い企画もあるようです。
発電用の実物の風車をみたことはないのですが、昨夜のニュースステーションでは、最も高いところで地上100mと言われていました。私が勝手にこれまで想像していた大きさとは、全くかけ離れた巨大なもののようです。そのような巨大な風車が立ち並ぶ光景、生で見てみたい好奇心もあります。
http://www.greenfund.jp/
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。はホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<募集期間中の銘柄>
 ワコム(6727) JQ
  募集期間は 4月21日 AM11:00まで
   募集価格 39万円(1株単位)

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/

=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今週の企業
 エン・ジャパン(4849)「求人広告不況にもかかわらず好業績続く」 マクニカ(7631)「底這いから転換へ。業績を上方修正」
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2003年2月19日(水)
http://www.en-japan.com/company/

エン・ジャパンの決算説明会に出席しました。
越智社長が決算概要ならびに今後の展開について説明されました。

●決算概要「マーケット変革とサイトリニューアルで大幅増収・増益」

求人広告市場は厳しいものとなっています。
各企業も軒並み売上ダウンとなった中で、同社は大幅な増収・増益となりました。現在、中途採用の求人広告市場は約4000億円。「紙」と「ネット」の比率は9:1と見られますが、将来的には1:9に逆転すると同社では見ています。

こうしたマクロ的な背景に加え、サイトのリニューアルを行ったことで、高品質なサービスを適正な価格で提供する同社に対する評価・信頼が一段と高まったことも好決算の要因となっています。

<サイトのリニューアルなど>
2002年8月にサイトのリニューアルを行い、掲載内容を充実させることにしました。
「取材者が撮影した職場風景」という約15秒の動画コーナーを標準で設置。オンライン上で生の職場(社内風景や先輩社員の様子など)を疑似体験することができ、自分にあった会社選びがよりやりやすくなりました。

<高品質な商品提供>
採用成功確率は77%、顧客満足度87%と非常に高い数字で、業界No1とのことです。
高品質の求人広告を適正価格で提供していることが、ユーザー&クライアント双方から高く評価されています。

<利益配分方針>
3期連続して上方修正したことを機に、1株当り10,000円の配当を実施する予定です。(定時株主総会開催予定日 2003年3月28日)

●「今期も好調に増収・増益へ」
今期も、上述したマーケットの変革を追い風に、好調な業績を予想しています。
●中期戦略「中途採用特化から全方位型へ」
求人広告、中でも<インターネットによる中途採用>に関する市場は、大きな成長余力を持っています。同社では、その高い競争力を活かして、まずはこの分野を伸ばしていくことにフォーカスしていきます。
市場全体3600億円のシェア10%を取り、経常利益率40%であれば「売上高 360億円、経常利益 140億円」という姿が見えてきます。
しかし、中途求人にのみとどまるとは考えておらず、人材派遣・人材紹介、新卒採用、アルバイト・パート、社員教育といった全方位型への展開も視野に入れています。

●取材を終えて
今期は前期ほどの伸び率ではありませんが、好調な業績を予想しています。越智社長は「質的No1」をキープするために、売上高の伸び率はおおよそ30−40%に留めたいと考えています。
社員を着実に増やす中、このアップトレンドは7−10年は続くとおっしゃっています。

私の訪問する企業や知りあいでも、中途採用に同社を利用しているところがいくつかあるのですが、一様に「値段は他社より安いのに、エン・ジャパンから応募してくる人は質が高い。まさに希望するターゲットの人がやってくる」と高く評価しています。
正に越智社長がおっしゃっている、「高採用確率」、「高顧客満足度」、「適正価格」が実現されているということを、実際に知ることができました。今後も引き続きフォローしていきたいと思います。

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2003年3月26日(水)
http://www.macnica.co.jp/

マクニカをフォローアップ取材しました。
新横浜の本社でIR担当の浅野さんにお話を伺いました。

●2003年3月期業績予想を上方修正
昨年11月に発表した業績予想を修正しました。   

主要顧客のエレクトロニクス機器メーカーの在庫調整がほぼ終了し、需給バランスが正常化したことで通信端末、通信機器設備を中心にゆるやかながら半導体需要が回復してきました。
これによって、売上が上方修正され、対前期比でも増収の予想となっています。
このように上方修正とはなりましたが、何か特定の製品が牽引しているわけではなく、まだ力強さは感じられません。しかしながら、底ばい状況からの転換の兆しは見えてきたかな、と考えています。

●ISO14001認証取得
2003年2月21日に環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001の認証を取得しました。対象は、横浜市緑区の物流拠点「商品管理部」です。
近年、世界的に環境問題への関心が高まり、地球環境に配慮した製品作りやサービスの提供がますます重要となっています。また、主要顧客である大手エレクトロクス機器メーカーも環境保全への取組みを強化しており、安定的かつ継続的にビジネスを行う上で、環境問題への対応が必須となっています。

●世界最小を実現したマクロ&光学ズームレンズユニットを開発
FDK株式会社と共同で、携帯電話、PDAなどに搭載する超小型カメラ向けに、光学2倍ズーム機能とマクロ撮影(接写)機能を持つ世界最小(*)のレンズユニット「FMZ10」を開発しました。

2003年夏からサンプル展開を開始し、2005年度で40億円の売上を計画しています。(*)2003年4月 FDK調べ

●取材を終えて
神山社長は、現在の事業環境に対し慎重な見方をされているということですが、顧客動向など現状に関する分析と次の拡大期に向けての準備のために、精力的に取引先と意見交換を行ったり、社内各部署からの情報収集を行っているそうです。
新しい商材の進捗状況なども含め、次回のレポートでは、5月に行われる2003年3月期決算についてフォローアップしたいと思います。

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