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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
10年後に笑う!マネープラン入門
第33回 退職後資金 ― いざ、貯めん(4)
フィデリティと考えるこれからの投資
米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル24時間取引 マネックスFX(8) 投資信託基準価額
今朝のめざましBIZ(新コーナー)
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
ただ今ブックビルディング中
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
明日から主要企業の決算発表が本格化、手控え気分が強まり結局小幅高。
日経平均 7793.38(△ 2.92)
TOPIX 789.35(△ 1.86)
単純平均 328.84(▲ 0.87)
東証2部指数 1580.65(△ 7.22)
日経店頭平均 1028.44(△ 6.10)
東証1部
値上がり銘柄数 599銘柄
値下がり銘柄数 775銘柄
変わらず 136銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ(25日) 116.01%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 1011.25(百万株:概算)
売買代金 595470(百万円:概算)
時価総額 2289024(億円:概算)
為替(17時) 120.12円
米国株式市場は企業業績への懸念がやや後退するなど、大幅高で取引を終了しました。CMEでの日経平均先物も、大阪市場の終値を上回って終了しており、これにサヤ寄せする形で始まりました。
しかし為替が朝方119円台で推移していた点、米朝中3カ国協議が行われる点などから手控え気分は強い相場環境でした。そして最大の手控え要因は、米国企業の業績不透明感が後退しても、国内企業の決算内容は確認されておらず、まだ安心感は出ていないといった状況でした。
小幅高で始まるものの、CME水準に届かないまま一度失速、日経平均は下落に転じました。10時過ぎあたりから再度切り返しましたが、上値の重い展開のまま前場を終了しました。
みずほFG(8411)が連日の上場来安値を更新、三菱東京(8306)も40万円を割り込み上場来安値更新となりました。大手銀が全面安となり、下げピッチが速かったことも手控え気分を強める要因のひとつとなりました。
昼休み中に与党の金融政策プロジェクトチームが、株安を受けて緊急対策のとりまとめに動き出したという報道がありました。これを受けて若干後場は上げ幅を拡大した始まりとなりましたが、積極的なポジション取りには繋がりませんでした。
一時CMEでの日経平均先物の終値を上回る場面もありましたが、上値は重い状況となりました。次第に上げ幅を縮小し、前日終値近辺でのもみ合いとなってしまいました。
明日以降、週内にNEC(6701)、富士通(6702)、ソニー(6758)などが決算発表を予定しています。翌週はゴールデンウィークで、ゴールデンウィーク空けは再び決算発表が本格化する状況にあり、日程面からも新規のポジションは取り難い相場環境でした。
◆個別銘柄◆
みずほFG(8411) 60800円(▲3300):1株単位
売り仕掛けて的な動きもあった模様で連日の上場来安値更新。後場に入るとやや落ち着きを取り戻し、下げ渋りをみせるものの買い手不在で戻りも鈍い展開。大引け間際、UFJ(8307)が下げ幅を拡大、他の大手銀にも警戒感が高まり再度売り込まれました。
シキボウ(3109) 66円(△9)
明日から決算発表が本格化することで、市場全体の値動きは乏しいという見方から目先筋は低位個別材料株を物色する雰囲気を一段と強めました。低位株物色もそろそろ手詰まり感が出ており、往年の仕手株といえる銘柄群を手掛ける展開。ただ活発な売り買いが演じられたのは寄り付きから30分程度、その後は他の銘柄を物色する展開となり、後場は静かな値動き。
大平金(5541) 143円(△12)
静かな値動きを続けていましたが、前場後半になって決算速報が伝わりました。この直後から目先筋が飛び付く形で急伸、売買高も急増しました。しかし逃げ足は非常に速く、後場は手仕舞い売りでもみ合い。
ダイハツ(7262) 386円(△5)
後場に入ってから2003年3月期の連結純利益が、前期比59%増という決算速報が伝わり急騰する場面がありました。その後、厚生年金基金の代行部分を返上したことで140億円の特別利益が一時的な押し上げ要因となったことが伝わり、国内販売の低迷で今後は不透明な状態。詳細が伝わると売買高は細り、株価も上げ幅を縮小する動き。
JT(2914) 66万7千円(△1万円):1株単位
昨日の取引終了後、2003年3月期の配当を2千円増配し、年1万円にすると発表しました。市場全体が先行き不透明感を強め、明日以降ハイテク株などの決算発表が相次いで行われ、翌週はゴールデンウィークという面からもディフェンシブ銘柄として資金流入する展開。
ソニー(6758) 3700円(▲90):100株単位
NEC(6701)、富士通(6702)などとともに方向感の乏しいもみ合いが続きました。これら銘柄は明日以降決算発表を予定しており、決算内容を確認するまでは積極的なポジションが取り難い状況。
ワイアリーバ(2758) 35600円(△3600):1株単位
このところ青木氏と門田氏が経営権を巡り対立、投資家不在の両者の対立で売りが先行していました。お昼休み中に、門田社長は辞任、後任に伊藤氏が社長就任と報じられ、これで混乱は落ち着くといった期待感から後場は大幅高。
日産自(7201) 888円(△5):100株単位
取引終了後、2003年3月期の連結最終益を4900億円から4950億円に修正し、今期は4950億円の見通しと発表しました。また前期末で自動車事業の連結有利子負債完全解消の見込みと、売上高営業利益率は10.8%で業界トップレベルとなったと発表しました。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高大末建(1814) +15.90 △7 51 897シキボウ(3109) +15.78 △9 66 34509駒井鉄(5915) +13.55 △32 268 788トーメン(8003) +12.50 △8 72 5891共立(6313) +12.44 △28 253 11450
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高ナカノ(1827) −22.02 ▲76 269 8749大豊建(1822) −18.23 ▲31 139 1360神栄(3004) −15.18 ▲24 134 798東都水(8038) −13.82 ▲52 324 5390関西船(9152) −12.82 ▲5 34 944
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比シキボウ(3109) 34509 66 △9レナウン(8021) 27214 97 ▲12三井山(1501) 24618 83 ▲11大平金(5541) 23812 143 △12新日鉄(5401) 23777 135 ▲2三菱重(7011) 16145 272 △3プリマハム(2281) 15521 80 ▲7共立(6313) 11450 253 △28東芝(6502) 10971 322 0住友機(6302) 9634 104 △1
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比ソニー(6758) 28880 3700 ▲90NTTドコモ(9437) 20923 24万6千円 △6千円トヨタ(7203) 15737 2635 △20NTT(9432) 14980 41万6千円 △1万3千円ホンダ(7267) 9952 3780 0武田(4502) 9846 4100 △70野村HD(8604) 9041 1104 ▲10キヤノン(7751) 8893 4290 △30富士写(4901) 8665 3150 △100日産自(7201) 7391 888 △5
=============<資産設計情報>==============−−−−−<10年後に笑う!マネープラン入門 第33回>−−−−−−−
退職後資金 ― いざ、貯めん(4)
これから円がどうなるか、ドルもユーロも読めないからこそ、退職にむけてのお金に外貨を入れようというのが、前回の提案だった。日本は輸入大国だし、世界の経済はつながっているし。
では、どうやって外貨を買ったらいいか。外貨を買う鉄則は、次のとおりだ。
1、一度に買わない
2、手数料をできるだけ安くおさえる
3、長〜く持つ
外貨というとその通貨が「安いときにパッと買い、高くなったらパっと売る」と思いうかべる人が多い。でもそれでは、たまに(運良く)もうかることはあっても、資産づくり退職資金づくりにはならない。予想は当たりつづけない。短期でしょっちゅう売買すると、為替手数料(円を外貨に、外貨を円に交換するときにかかる手数料)がかさむので、期待できるリターンよりも、リスクのほうがずっと大きくなってしまう。くりかえしているうちに、どんどん損がふくらむのがオチだ。金融機関は手数料収入でホクホクですけど。
株と同じで、外貨も手数料を小さくする工夫が欠かせない。10%の利益が出たとき、2%の手数料がかかれば手取りは8%だが、0.5%なら9.5%。利益が1%のとき、手数料2%なら手取りはマイナス1%だが、手数料0.5%ならわずかにプラスになる。つみ重なるとこの差は大きい。長く持つことは、手数料の負担を小さくすることになる。
また、債券や預金なら、内外の金利差(海外の金利が高い時)の恩恵を複利でうけられるので、為替の損がでてもある程度カバーできる。金利差が3%なら、10年後に約30%の円高まではたえられる(元本割れにならずにすむ)。為替のリスクが小さくなるということだ。
つまり、くりかえしになるが、外貨を買う基本は、
「手数料の安いものを、少しずつ買って、長く持つこと」。
外貨預金よりも、いっぱんに外貨MMFの方が手数料が安い。だから外貨預金よりは、「外貨MMF」で「自動積み立て」をするのは、理屈にあっている。手数料は銀行や証券会社でかなり差があるので、よく調べたい。商品や金融機関によって「口座管理手数料」などがかかることもあるので、これも見逃さないように。
ただし、内外の金利差が小さい今(MMFの場合ドル約0.7%、ユーロ約1.9%)預金や短期運用型のものでは、長期で持っても為替リスクはそう小さくならない。外貨に投資するなら株式や債券を取り入れないと面白くない(せっかく外貨に投資するメリットは小さい)と、個人的には考えている。
(ファイナンシャル・プランナー 中村芳子)
−−−−−−−−−<フィデリティと考えるこれからの投資>−−−−−−−
下落相場でのアセット・アロケーション(その4)
マーケットの下落局面においてどのように資産配分を行うか−-シリーズ4回目の今回もピーター・リンチに聞いてみましょう。
Q: 難しい投資環境下にあって投資家の助けとなることに分散投資があります。多くの人が最近の株価下落に対応して債券投資に注目しています。債券や債券ファンドを持つとき重要なことは何ですか?
リンチ: 一般的に、金利が下がると債券の価格は上がります。もし8%の利回りの債券を保有しているとして金利が6%に下がってしまうならば、8%の利回りの債券は魅力的でしょう。逆に、6%の債券を持っていて金利が8%に上がれば、みな「6%の債券よりも、8%の債券を買いたい」と言うでしょうから、8%の債券の価格は下がります。
景気後退局面では、金利は一般的に下がりますので、債券ファンドは非常に好調なパフォーマンスをあげる傾向があります。そのため、下落相場では債券投資が一助となると言われるのです。
ピーター・リンチ: フィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニーの副会長であり、フィデリティのミューチュアル・ファンドの投資アドバイザー。30年以上マーケットに携わり、特に1977年から1990年までの13年間は「マゼラン・ファンド」の運用を担当し、その資産を2,000万ドルから140億ドルまでに育て上げた実績を持つ。この経験から書かれた著書はベストセラーとして広く読まれている。
フィデリティ・日本成長株・ファンドはマネックス証券で1万円からお申込みできます。フィデリティ・グループとは、資本関係のない提携グループのFMR Corp.及びFidelity International
Limitedとそれらの関連会社を意味します。
*マゼラン・ファンドはフィデリティ・グループのフィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニーが運用する米国の投資信託です。参考情報を提供することのみを目的として記載しています。当ファンドは日本での販売は行っていません。
*当資料の内容は、米国のフィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニー発行の「ミューチュアル・ファンド・ガイド2003年1月号」に掲載された記事を翻訳・一部編集したものです。
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いよいよ本日、4月21日(月)朝7時から外国為替取引「マネックスFX」がはじまりました!この新サービススタートに合わせ、10回シリーズで外貨投資についてのコラムを掲載しています。是非ご覧ください!
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<米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル24時間取引 マネックスFX(8)>
第8回 マネックスFXの特長(2)注文方法
為替市場は24時間眠ることなく動きつづけるマーケットです。しかしチャンスやピンチはいつ訪れるかわかりません。と言っても、24時間マーケットとにらめっこし続ける訳にもいきません。そこで、マネックスFXでは『プライス注文』(今見ている2wayレートで約定させる注文)や『指値注文』の他にも、リスク管理には欠かせない『ストップ注文』。さらに、『指値注文』、『ストップ注文』の複合で二次、三次の注文と連動する『IFD注文』、『OCO注文』、『IFO注文』をご用意いたしました。
プライス注文
現在の為替レートですぐに売買を行いたい場合に取引を成立させる方法です。この方法で取引する場合には、売り買いがその場で完結できるため、経済指標の発表・要人の発言などその他の要因でマーケットが一方向に動く際にその動く方向に乗ることができます。
指値注文
自分が設定した目標レートに買いオーダーまたは売りオーダーを置くことができます。現在のレートより下がったら買う・上がったら売る時に使います。
ストップ注文(逆指値)
現在持っているポジションを、反対売買注文によってこれ以上の損益を出さずに確定する(損失を一定のレベルに抑える)ために使う方法です。外国為替市場は値幅制限がないため、いくら動くかわかりません。私たちが寝ている間に取引されているNY市場で10円(1000ポイント)以上動く可能性もありますので、ポジションを持ったらストップロスオーダーを有効に活用してリスク管理しましょう。その他には相場が一方向に動いた場合に、マーケットが上昇したら買い・下落したら売るオーダーです。
IFD注文(If Done order)
売り・買い2つの目標レートを設定して、買いまたは売りのどちらから入るか決め、そのポジションを第1オーダーとし、第1オーダーの反対売買を第2オーダーとします。第1オーダーが約定したら、自動的に第2オーダーが有効になる注文方法です。
OCO注文(One Cancels the Other order)同時に2つのレートを設定して注文します。一方が約定したら、もう一方が自動的にキャンセル(取消)になる注文です。保有するポジションの利益確定と損失限定の両方を同時に発注することが可能です。また、レンジをブレイクした方向にポジションを作る時などにも使用されます。
IFO注文(IFD+OCO)
前述のIFD注文とOCO注文の複合型で、指値やストップ注文を使ってポジションが約定したら、OCO注文で利益確定と損失限定をセットで発注する方法で、一度の注文では3つの指示を同時に出せる注文方法です。
マーケットを長くみていることは、結構な負担になります。そこで、IFD、OCO、IFOなどの注文をうまく使かうことで、ポジションメイクやリスク管理が効率的にできると思います。
■マネックスFX
4月21日(月)より取引を開始しました。
ログイン後の「信用・為替取引」→「FX口座開設」マネックスFX(為替取引)口座開設からどうぞ。
マネックスFXは、10万円の資金から1万通貨単位で始められる、外国為替取引サービスです。米ドルやユーロを「もっと安いコストで」「もっと適正な価格で」「もっと身近に」トレードしていただくため、手数料やプライス、利用時間においてもプロが満足できるトレーディング環境をご用意します。詳細は→ http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/monex_fx/index.html
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投資信託基準価額(4月22日現在)
ザ・ファンド@マネックス 4,382(−67)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(4月22日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 20.79(+0.42) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 19.77(+0.15) バンガード・スモールキャップ・インデックス 16.05(+0.24) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 12.86(+0.27) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 14.24(+0.34)
適用レート(4月23日午後2時30分現在)
買付 120.15(−0.45) 解約 119.65(−0.45)
<ユーロ建>
フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F 9.33(+0.06)
適用レート(4月23日午後2時30分現在)
買付 132.35(+0.80) 解約 131.35(+0.80)
============<今朝のめざましBIZ>===========このコーナーはフジテレビ系列で月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざまし新聞forBIZ」でマネックス社員が話をした部分です。毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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今朝のテーマ
「日銀総裁発言」
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●スタジオ
この福井日銀総裁の発言はわかりやすくいうとどういうことなのでしょうか?
◎マネックス
はい現在、自動車など、輸出産業の占める割合の高い日本にとって、景気回復への有効な処方箋は輸出をしやすくする、つまり円安にする、という見方が市場では大勢を占めています。今回の発言は、だからといって、「日本にとって都合がいいから、円だけ安くしましょう」というのでは、日本の輸出産業と競争関係にある世界の企業も多い中ではなかなか通用しないということだと思います。
●スタジオ
ではその世界から円安を容認してもらえるにはどのようにしたらよいでしょうか?
◎マネックス
現状、世界から注目される、日本の最大の問題はデフレなどをはじめとする金融システムの問題です。ですから世界の信認を得るためには、日銀はこの問題を解決すべく積極的に金融政策に取り組むことが少なくとも必要だといえます。ただ、この点については、福井総裁はよく理解されているようで、市場関係者の間では高い評価を得ています。
ただ、日銀によって金融システムの問題が解決されたしても、いわゆる日本経済全体の構造変化が起こってこないと、円安は諸外国からなかなか容認されないと思われます。その道のりは簡単ではないといえるでしょう。
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フジテレビ
「めざまし新聞forBIZ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/mezashin/index.html
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========4月23日 <証券税制>
あちらこちらで証券税制についての提案がなされています。
証券税制を考える上で肝となるのは、如何に流動性を上げるか、即ち参加者を増やして賑やかにするかということと、如何により多くの人に株式を保有してもらうか、の2点だと思います。どちらの論点も、如何に株式を魅力的にするか、というのが本来のポイントだと思うのですが、ここでは敢えて税制の効用に限って考えてみます。
参加者を増やす最大の鍵は「ややこしさ」をなくすことです。株は決して賭博ではありませんが、敢えて分かり易い比喩を挙げると、口座を開けてかつ確定申告しなくてはいけなかったら、あれだけ大勢の人が競馬をするでしょうか?また、キャピタル・ゲインに対する減税は勿論いいことなのですが、買って、売って初めて発生するキャピタル・ゲインについてどうこう考えるよりも、買い切って保有することに(政策としては)インセンティブを与えるべきです。それは例えば相続財産としての評価額を時価よりも大きく下げる、などがあります。何でもやればいい、とも言えますが、目的をしっかりと定め、合目的な制度を考え、選択的に、しかし徹底した形で実施すべきだと思います。
=============<編集長の独り言>=============3月末から早朝の番組、「めざまし新聞forBIZ」に関わっています。番組の完全な裏方となっている私は、日々のニュースをチェックする係。いつ海外から大きなニュースが飛び込み、深夜電話で起こされる日が来るのかを恐れています。
電話で知らされる前に大きなニュースは察知しようと、家に帰るとまずパソコンの電源を入れ、食事中も・・・という体制が日常になってしまいました。しかしこういう時こそ、何も起こらないもの。イラク問題が最大の懸念材料でしたが、この問題もすっかり静かになってしまいました。
パソコンを立ち上げているものの、目立ったニュースが無い。となると、オークションサイトなどにちょっと立ち寄り、またも余計な買い物をしてしまいました。
最新ニュースをチェックする体制なので、本来であれば同時に「マネックスFX」を開いて準備しておくのがベストかも知れません。しかし冷静に考えると、自分がポジションを取る体制になると、相場が動くようなニュースが飛び込んだ瞬間、「めざまし新聞forBIZ」のことはすっかり忘れ、売買に熱中してしまうでしょう。「めざまし新聞forBIZ」優先で、まず連絡に専念するとせっかくのチャンスを逃してしまうかも知れません。さて、その時が来た時、私自身どう行動するか?、自分でもわかりません。
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明日、あさってとまず決算発表は前半のピークといったところでしょうか。GW空けに第2のピークが訪れます。
「保有する企業が、明日決算発表。さて内容はどうなるか、どう対処する」ログイン前のトップページから、
“How to マネー術”
→“マネックスの信用取引”
→ “アイデア編”とお進み下さい。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。はホームページをご覧下さい。
−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<明日新規上場の銘柄>
ワコム(6727) JQ
募集価格 39万円(1株単位)
<新規取り扱い決定銘柄>
情報企画(3712) マザーズ
ブックビルディングは 5月13日 から
詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/
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