マネックスメール 2003年4月24日

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マネックスメール 2003年4月24日

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 マネックスメール(第914号 2003年4月24日夕方発行)
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  サンプラザ中野の株式ロックンロール
  ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル24時間取引 マネックスFX(9)  マネックスの投信売れ筋ランキング
  投資信託基準価額
 今朝のめざましBIZ(新コーナー)
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
 「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
  アグロ カネショウ(4955)
  オプテックス(6914)
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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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5月13日(火)日経新聞主催の女性向け「NIKKEI 丸の内キャリア塾」に、
(株)アミューズ所属サンプラザ中野氏と マネックス証券社長松本大が参加します。
「個人投資家になってみる!」というテーマ。詳細と参加ご希望の方はこちら → http://www.nikkei-yukanad.net
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
前場売り方のポジション整理、後場買い方のポジション整理、その後決算待ち。
日経平均     7854.57(△ 61.19)
TOPIX     794.45(△  5.10)
単純平均      329.22(△  0.38)
東証2部指数   1588.21(△  7.56)
日経店頭平均   1031.75(△  3.31)
東証1部
 値上がり銘柄数     649銘柄
 値下がり銘柄数     728銘柄
 変わらず        129銘柄
 比較できず         5銘柄
 騰落レシオ(25日) 115.90%
  注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     889.51(百万株:概算)
 売買代金    622155(百万円:概算)
 時価総額   2302183(億円:概算)
 為替(17時) 119.97円

 CMEの日経平均先物が大阪市場の終値を上回って終了したことから、この水準にサヤ寄せする形で始まりました。しかし8000円の大台が目前に迫り、追随買いは限定的で伸び悩みました。

 本日はソニー(6758)、NEC(6701)などが決算発表を予定しており、明日も主要銘柄の決算発表があります。ゴールデンウィーク前のピークともいえ、まず売り方がポジションを手仕舞い内容を見守るといった雰囲気を強めたことが上昇の要因となった模様です。

 みずほFG(8411)が朝方連日の上場来安値更新となりましたが、こちらも買い戻しが入り上昇に転じました。しかし買い戻しが一巡すると伸び悩み、前場後半は三菱東京(8306)がジリ安歩調で上場来安値を更新しました。大手銀の先行き不透明感は継続しました。

 後場は寄り付きから上げ幅を縮小、日経平均先物は下落に転じました。ソニー(6758)も下落、前場は売り方のポジション整理が活発化しましたが、後場は買い方がポジションを整理し、決算発表に備えるといった展開になりました。

 後場寄り付きの手仕舞い売りが一巡すると、売り買いともに手控え気分が強まりました。日経平均は小幅高といった水準で、方向感の乏しいもみ合いを続けました。

 午前中は120円台半ばで推移していた為替市場でしたが、一部でヘッジファンドが破綻したといった噂も流れた模様でドル売りが活発化。午後になるとジリジリと円は値を上げ119円台後半での推移となりました。為替市場の動きも株式市場が伸び悩む要因のひとつとなりました。

 明日も決算発表待ちといった雰囲気の強い相場となりそうです。ゴールデンウィークも控えており、当面は一部目先筋が短期値幅取りの動き。市場全体は様子見といった展開が続きそうです。

◆個別銘柄◆
日産自(7201) 899円(△11):100株単位
 前日の取引終了後、前期末で自動車事業の連結有利子負債を完全解消した模様と発表しました。買い気配から始まりましたが、ほぼ寄り付きの水準を高値に伸び悩み。為替動向や国内景気の不透明感などで、積極的に買い進み難い面がありました。

みずほFG(8411) 62600円(△1800):1株単位
 朝方連日の上場来安値更新。辛うじて6万円の大台が下支えラインとなり、その後は利益確定の買い戻しによって上昇に転じました。しかし銀行株の先行き不透明感は根強く、買い戻しが一巡すると三菱東京(8306)が下落に転じて上場来安値を更新するなど不安定な値動き。

ソニー(6758) 3720円(△20):100株単位
 取引終了後に決算発表を控えており、朝方は売り方がポジション整理を行い発表を待つといった姿勢で上昇。後場に入ると今度は買い方が手仕舞い売りを出し下落。決算発表前に新規のポジション取りは手控えられました。

東急不(8815) 136円(△16)
 昼休み中に2003年3月期末に8期ぶりとなる2.5円復配を発表しました。これを手掛かりとして後場は買いが先行、売買高も膨らみ一段高といった始まりになりました。

日産ディ(7210) 156円(△14)
 日産自(7201)がいすゞ(7202)との提携を解消し、日産ディ(7210)の支援を本格化すると報じられました。株価水準が150円程度で、このところ賑わっている水準にあり、目先筋が飛び付く形。しかし後場は売買高も細り、静かな値動き。

アイシン精(7259) 1555円(△17):100株単位
 後場の中頃、決算速報が伝わりました。この報道直後からジリジリと上げ幅を拡大する展開。ただ好業績はある程度予想されていた面もあり、目先筋が飛び付くものの、上昇の勢いは出ませんでした。

イトヨカ堂(8264) 2820円(▲55)
 小幅高で始まりましたが、一部に同社が裏金作りの疑いが報じられており、下落に転じてしまいました。この報道によると、アイワイバンク銀行の免許申請の際、当時の金融担当相に働きかけを行った疑いがあるとされており、手仕舞い売りを誘った模様。

日アビオ(6946) 158円(△50)
 厚生労働省成田空港検疫所が本日からSARS対策として、中国の北京などからの到着客の一部を対象にサーモグラフィーの試験運用を開始。ここで同社のサーモグラフィーが使用されたことで、目先筋が物色する展開。

杏林薬(4560) 1223円(▲62)
 前日、帝人(3401)との医薬医療事業の統合を断念すると発表。住友化(4005)、三井化(4183)も経営統合の断念後売り込まれており、その時の連想から売りが先行しました。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高宮路鉄(5914)   +17.74  △33   219  1496内田洋(8057)   +15.08  △78   595  9996日本橋梁(5912)  +14.89   △7    54   196チノー(6850)   +14.42  △44   349  1733日バイリン(3514) +13.35  △43   365  6186
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高住友炭(1503)   −11.84   ▲9   67 4589.5トキコ(7232)   −11.68  ▲41   310  1120シキボウ(3109)  −10.60   ▲7    59  6382トーメン(8003)   −9.72   ▲7    65  2992堺化学(4078)    −8.31  ▲30   331    29
東証1部売買高上位
    銘柄           売買高     終値     前日比日産ディ(7210)     28625    156     △14新日鉄(5401)      22475    137      △2三井山(1501)      16028     80      ▲3共立(6313)       14710    268     △15東急不(8815)      12677    136     △16いすゞ(7202)      12269     93      ▲5NEC(6701)      11304    354      △9日産自(7201)    10938.2    899     △11富士通(6702)      10006    335      ▲7内田洋(8057)       9996    595     △78
東証1部売買代金上位
    銘柄          売買代金     終値     前日比キヤノン(7751)     31242   4550    △260ソニー(6758)      29707   3720     △20武田(4502)       25813   4260    △160トヨタ(7203)      22799   2655     △20NTTドコモ(9437)   21581 25万1千円    △5千円ホンダ(7267)      11929   3850     △70NTT(9432)      10816 41万8千円    △2千円日産自(7201)       9901    899     △11富士写(4901)       9450   3250    △100三菱東京(8306)      9289 38万5千円    ▲6千円
=============<資産設計情報>==============☆「サンプラザ中野の簡単“健幸”マニュアル 痩せ方上手」講談社より
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<サンプラザ中野近況報告>
4月25日(金) BSジャパン「ルック@マーケット」 16時〜
4月27日(日)12時30分〜 紀伊国屋書店加古川店:サイン会
4月27日(日)16時〜 紀伊国屋書店岡山店:サイン会
4月28日(月)サンプラザ中野と松本大の株本(日本経済新聞社)
4月29日(火)NHK−BS hi/BS 2 13時〜「さくら〜2003年・春〜」毎週火曜朝6:45〜ABC朝日放送「おはよう朝日です」レギュラー

−−−−−−−−−<サンプラザ中野の株式ロックンロール>−−−−−−−
阪神が強いぞー。サンプラザ中野だー!

俺の阪神ファン歴もすでに30年を越えた。思えばその間一度しか優勝していない(トホホ)。18年前の1985年、バース・掛布・岡田のクリーンアップが打ちまくった。圧倒的に強かった。大阪は燃えた。そして「嬉しいときの道頓堀ダイブ」の風習が生まれたのだ。

それはさておき、今年の阪神は本物だ。確かにここ数年も春先だけは強かった。そして「今年は本物だ!」と言われていた。入梅までは強いのだ。でもその勢いはあっけなく失速した。だが今年は強さが違う。強さの質が違っているように思うのだ。去年までのそれが「固い強さ」だとしたら、今年のそれは「柔軟な強さ」と思う。「おらおらー!」と突進していく強さがある。強いことは強いが、脆さを内包している。「脆くない強さ」それはゆるゆるとして強い。有体にわかりやすく言えば「建築」だ。高層ビルは揺れるから地震に強い。そして柳だ。柳は風に揺らいで強風をやり過ごす。枝が折れないのだ。相手はやりにくいと思う。そんな強さには対抗の仕様がない。今年の阪神タイガースにはそれを感じる。

その「ゆるゆるとした強さ」を喚起させる主要因は、四番バッター・浜中おさむの存在だ。七年目の24歳、和歌山県出身の若虎である。現在セリーグの二冠王である。この男身長は179センチ。体重は84キロ。野球選手としてはいたって普通の体つきだ。しかし、柔らかいのだ。何が柔らかいのかは判然としないが、とにかく柔らかい。表情も柔らかい。たぶん筋肉も柔らかい。そして何より心が柔らかいのではないかと思う。

彼のバッティング・センスをいち早く見抜いた野村克也氏はこう評した。「彼はストレートを待っていて、フォークを打てる」。つまりヤマを張りつつも変化に対応できる卓越した能力がある、と見抜いたのだ。卓見である。ライバル巨人は怪我人続出である。同じく中日は内野の守備陣が心もとない。風は阪神に吹いているようだ。

阪神が優勝した1985年。日本はバブル元年だった。阪神の順位と日本経済の良し悪しがリンクしているとしたら、今年は新たな好景気の入り口となるかもしれない。しかも柔軟で変化に対応できる好景気の、だ。

そんなわけで俺は阪神電鉄の株を買ったよ。目指せ、優勝!たのんまっせ。
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出てきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成準備中。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/

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マネックスの新サービス「マネックスFX(外国為替取引サービス)」がスタートしました!この新サービススタートに合わせ、10回シリーズで外貨投資についてのコラムを掲載しています。是非ご覧ください!
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<米ドル、ユーロ、ポンド、豪ドル24時間取引 マネックスFX(9)>
第9回 マネックスFXの特長(3)約定通知などのサービス

マネックスFXではPCはもちろん、携帯電話のインターネットでもご注文いただけます。当然、E−メールを使って、いろいろなお知らせを行なっています。
●約定通知メール
ご注文の約定内容は、ご指定いただいたメールアドレスにお知らせいたします。
●リミッターメール
指定したレートにマーケットが到達したら、ご指定いただいたメールアドレスにお知らせいたします。(ご注文とは別になります)

●ご入金確認のお知らせ
お客様からのご入金が確認でき、お取引口座内に反映された時点で自動的にメールが送信されるサービスです。

●出金手続き完了のお知らせ
お客様からご依頼いただいた出金の手続が完了した時点で自動的にメールが送信されるサービスです

●マージンコール注意のお知らせ
毎営業日午前9時半に実施するお取引口座の評価の際に、有効保有額が取引証拠金額の60%を下回っているお客様に対して、ご注意をうながすメールの自動送信サービスです。

●マージンコールのお知らせ
毎営業日午後3時に実施するお取引口座の評価の時点で、有効保有額が取引証拠金額の50%を下回り「マージンコール」が発生し、預かり資産が不足となったお客様に対して不足額のご入金などの対処をお願いするメールの自動送信サービスです。

メールアドレスは、PC・携帯電話両方の登録が可能です。外出先では携帯電話のメールアドレスで受信できるので、安心です。

■マネックスFX
4月21日(月)より取引を開始しました。
ログイン後の「信用・為替取引」→「FX口座開設」マネックスFX(為替取引)口座開設からどうぞ。

マネックスFXは、10万円の資金から1万通貨単位で始められる、外国為替取引サービスです。米ドルやユーロを「もっと安いコストで」「もっと適正な価格で」「もっと身近に」トレードしていただくため、手数料やプライス、利用時間においてもプロが満足できるトレーディング環境をご用意します。詳細は→ http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/monex_fx/index.html
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<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>
1.日経225ノーロードオープン
2.ブル・ベアセレクト ダブル・ブルファンド
3.ブル・ベアセレクト ベアファンド
4.バンガード・トータル・ストック・M・I・F
5.バンガード・ウェルズリー・インカム・F

(2003/4/14〜2003/4/18 マネックスでの販売金額)
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投資信託基準価額(4月23日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          4,398(+16)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(4月23日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 20.97(+0.18) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   19.89(+0.12) バンガード・スモールキャップ・インデックス 16.20(+0.15) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 12.96(+0.10) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 14.35(+0.11)
 適用レート(4月24日午後2時30分現在)
  買付 119.90(−0.25) 解約 119.40(−0.25)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F   9.53(+0.20)
 適用レート(4月24日午後2時30分現在)
  買付 132.30(−0.05) 解約 131.30(−0.05)
============<今朝のめざましBIZ>===========このコーナーはフジテレビ系列で月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざまし新聞forBIZ」でマネックス社員が話をした部分です。毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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今朝のテーマ
 「貿易黒字4年ぶり拡大 中国が最大の相手国に」
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●スタジオ
財務省の発表によると、日本の貿易黒字が4年ぶりに拡大し、中国が最大の輸入相手国となったようですが、中国が世界経済に果たす役割がますます大きくなってきましたね。

◎マネックス
はい。中国への進出企業が増加し、輸入も過去最大ということで、中国とのモノ・お金の流れは過去最大となってきています。中国は日本だけでなく、世界の主要国にとっても大口の取引先になってきていると思います。ただ、今後については、SARS問題が中国の成長路線のみならず、世界経済全体の不確定要素になってくると思います。

●スタジオ
どの程度の不確定要素なのでしょうか?

◎マネックス
全く予想がつきません。世界経済に大きな割合を占める、中国との取引がSARS問題でどの程度縮小するか予測できませんし、また取引縮小の期間も予測できません。かといって中国に代わる大口の取引先を他に探せといっても不可能です。イラク問題は圧倒的な武力の差で戦争期間をある程度予測できましたが、規模・期間を予測できないSARS問題は世界経済の大きな波乱要因になる危険性があります。あっさり解決すれば、世界的規模の景気回復要因となりますが、逆に、長引けば中国経済にとって大打撃となるだけではなく、世界経済の足を引っ張ることになると思います。

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フジテレビ
 「めざまし新聞forBIZ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/mezashin/index.html

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========4月24日          <FX>

為替というのは、単純なようで複雑な、不思議な存在です。月曜日からマネックスFXが始まったので、私も口座を開けてたまにマーケットをチェックします。
いくつかトレードもしてみました。24時間マーケットは眠りませんし、マネックスFXも24時間営業なので、深夜に仕事の手を休めてちょっと覗くと、そのまま暫く眺めてしまったりします。行ったり来たり。かと思うといきなり一方向に進む。とはいっても結局はある程度のレンジの中での変化なので、取り敢えずポジションを取れば儲かるタイミングもあるだろう、と思うと必ず逆に動いたりします。
私は元々マーケットの中で育ちましたし、マーケットが大好きなので、放っておくときりがありません。なのでほどほどにして見るのを止めます。かつて私の師匠が、
「トレーディング・イズ・ベリー・コンシューミング・ビジネス」
とよく言っていました。関わったら最後、知力、体力を著しく消費する営みです。いい頭の体操にもなりますが、嵌らないように気を付けましょう。

=============<編集長の独り言>=============先日子供の小学校の入学式で感じたことです。そこでは新入生全員の名前が書いてある紙を貰いました。入学式では担任の先生が一人一人の名前を読み上げていきます。女の子で最近○○子という名前が減っていることは知っていましたが、それ以外の驚き。正直なところ、フリガナを付けてもらわないと読めない名前が半数以上だったような気がします。親として子供に強い想いをもってつけた名前でしょう。きっと一字一字に意味があるのでしょうが、読めないのです。先生が読み上げて、なるほど、こう読むのかと関心する状態でした。自分の小学校時代の経験則ですが、画数の多い名前、習字の時に困ります。私が字が下手という問題が大きいのですが、最後に自分の名前を書くとき、画数の多い字を筆で書くとほとんどつぶれて読めない。先生に、こっち(勇気とか元気とか習字本来のお題)は良いんだけど、自分の字が読めない、書き直し!と言われたこともあります。
この子達の何人かは、最後の最後、自分の名前を書く段階で失敗といった同じ状態になるのではないか。よく考えると、自分の子供、ごく普通の名前ですが、画数は18という漢字を使っていました。多分、苦労するだろう。
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本日、明日と決算発表は前半のピークといったところでしょうか。
GW空けに第2のピークが訪れます。
「保有する企業が、明日決算発表。さて内容はどうなるか、どう対処する」ログイン前のトップページから、
“How to マネー術”
 →“マネックスの信用取引”
  → “アイデア編”とお進み下さい。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。はホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<新規取り扱い決定銘柄>
 情報企画(3712) マザーズ
  ブックビルディングは 5月13日 から

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/

=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今週の企業
 アグロ カネショウ(4955)「所沢の研究所を見学しました」
 オプテックス(6914)「今期および中期見通しを取材しました」
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2003年3月6日(木)
http://www.agrokanesho.co.jp/

2月21日、所沢にあるアグロカネショウの研究所、所沢工場を見学。
また3月6日に行われた2002年12月期決算説明会に出席しました。
●研究開発本部:
研究所には34名の研究員が在籍しています。ほぼ全員が最低でも大学院修士課程を修了しており、高いレベルのスタッフが集まっています。
このレポートで何度か触れていますが、同社は国内農薬マーケット自体の飛躍的な拡大が難しい中、自社による利益率の高い独自品の開発による利益成長を目指しています。
そうした独自の地歩、地位を確立・維持していくために大変重要な役割を担っているのがこの研究所です。
メインは化学合成に基づく研究で、最近注力中の生物農薬の試験も行っています。

●農薬に対する正しい理解について
見学の後、古内常務、渡部取締役、片山部長に再度お話を伺いました。

日本における農薬の環境基準は近年非常に厳しくなっており、人が一生の中で摂取しても問題ない量を決めた上で、様々な動物による実験を経て人間に適用するそうで、その測定単位は0.01PPM(1PPMは百万分の一)で、これは東京とロンドンの間の1メートルを分析するのと同じくらいの小ささであり、いかに厳密な基準をクリアしなければならないかということを示しています。
一方で、日本の食糧自給率は先進国で最低となっており、生産者である農家が経済的にも安定して農作物を生産・供給していくためには農薬の使用は欠かすことのできないものとなっていますが、にもかかわらず、依然として「農薬=危険」という認識が大勢を占めています。また、最近は「自然食品」などとして自然にある作物から直接抽出した商品が人気を集めていますが、これらの中には毒性試験を経ていないなど、その安全性には何ら根拠がないものも多いということです。
こうした実状を正確に国民が認識してもらいたいというのが、同社の強い願いとなっています。

●2003年12月期予想
カネマイトフロアブルが、地方によっては1年おきに使用せよという自治体の指導もあり微減を見込んでいますが、バスアミドの回復、上市2年目となるアルバリンの更なる拡販を目指しています。
委託試験費は678百万円と減少するものの、引き続き研究開発に力を入れるため高水準の研究開発費により利益は減少が見込まれます。

研究開発費は2002年12月期の1,251百万円がピークと考えており、今期1,204百万円、来期1,100百万円を見込んでいます。
研究開発負担の減少に伴い、ピーク8%から1%まで低下した営業利益率も来期は3%台に回復するものと見ています。

●無登録農薬問題>
今回の説明会でトピックスとして説明されたのが、無登録農薬問題です。
これは、昨年7月に山形県で無登録農薬を販売していた2業者が農薬取締法違反などで逮捕され8月には同じく東京の業者が逮捕されたものです。
その後の調べで、44都道府県で約270の業者が約4,000戸の農家に10種類の無登録農薬を販売したことが判明しました。

中国産野菜問題への関心が強まっている中でのこの事件によって、消費者の国内農産物への信頼は著しく損なわれました。
スーパー等小売業は、果樹・野菜等の生産者に、無登録農薬を使用していないという確認書を要求するなど調達方法を見直すこととなりました。
またこれを機に、農薬取締法が一部改正されこの3月10日から施行され、無登録農薬の使用は厳重に規制されることとなりました。
これによって、登録農薬の市場拡大が期待されます。

●取材を終えて
化学会社の合従連衡の中、日本企業による自社開発はますます少なくなっているそうです。
確かに時間も金もかかりリスクがあるものの、農家のニーズに応え持続的成長を実現していくためにも、自社による新剤開発を進めていきたいと考えています。また同時に3.5兆円といわれる世界市場にも目を向けていく方針です。カネマイトやAKD−3088(商品名は近々決定予定)、これに次ぐ大型商品で輸出比率を現在の2%から10%まで拡大させることを目標としています。
既に何度かお話を伺っている櫛引社長、古内常務に加え、研究開発の先頭に立っていらっしゃる渡部取締役のお話を伺えたことで、自社開発に注力する同社の経営方針、ビジョンが今まで以上によく理解できました。
また農薬を取り巻く誤った認識など問題点もより深く確認することができました。足元の業績は厳しいものの、新剤や生物農薬の開発進捗状況などを含めて今後も引き続きフォローしていきたいと思います。

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2003年2月27日(木)

オプテックスをフォローアップ取材しました。
小林社長、IR担当の若林さんに足元の状況、今後の見通しを伺いました。
●前期実績と今期予想:セキュリティ分野が引き続き好調
個人レベルでの防犯意識の高まりを背景に、主力のセキュリティ関連が好調でした。画像関連製品を中心とした防犯用製品の更なる市場浸透と新製品の開発に注力。以前のレポートで紹介した「センサ内蔵型 催涙ガス噴射装置:ワンダーセーフ」もその一つとして開発、販売しました。

海外では、防犯需要の拡大、新規販路の拡大に加え、一昨年に買収した英国SEL社の好調な業績が寄与し、ヨーロッパの売上高が19.41億円(前期比 +99.8%)、営業利益が 1.94億円(前期比 +430.4%)と大幅に伸びたことが注目されます。

国内、海外経済の見通しについては不透明感が強いため、今期も含めた業績予想、計画に関しては不確定要素を除いたベースで作成しています。
ただ、今期に入ってからも足元の状況は順調に推移しているようです。
大手の警備会社などでは、ホームセキュリティの契約が月間で約1000件増加しているそうで、個人におけるセキュリティニーズは益々高まっています。こうした流れを受けて、これら警備会社向けにセンサカメラ、テレビドアフォン、画像システムなどが引き続き好調のようです。
現在、ホームセキュリティと法人向け警備の契約件数の比率は3:7ですが、2006年には半々になると予測されています。

また、新市場の開拓と全製品の販路拡大に注力し、経営資源の積極的な有効活用で更なる成長を目指していきます。

同社の製品は「画像監視」、「威嚇・撃退」など、新しいセキュリティのあり方を提案するものであることから、ただ単に製品を開発すればいいというものではなく、そうした「コンセプトの普及」が欠かせないものとなっています。そのため、既存の代理店網に加えて直販ルートによって、より細かな情報収集を行うともに、販売のスピードアップを図っていきます。

●2005年までの中期見通し
2005年までの中期見通しでは、引き続きセキュリティが同社収益の柱として成長を牽引していく形となっています。同社では継続的に年間20%の売上高成長を目指していきます。
「画像監視システム」というコンセプトが浸透し始め、今まで打ってきた布石がここのところで、成果となって結実し始めたと考えています。

一言でセキュリティといってもその範囲は広いため、どの部分でビジネスを行っているのか従来はやや判り難い点がありました。そこで今後は軸足をどこに置いて拡大していくのかという姿勢を、社内外に明確に示す必要から、2つのグループに分けた組織作りを行いました。
1.モニタリンググループ
MISSION:世界的なセキュリティニーズに対するセンシング・画像記録装置の提供
・ハイセキュリティへの対応商品の拡販
・警備会社への直販ルートの開拓
・「画像監視・記録装置」の研究開発
顧客は警備保障会社で、業務用セキュリティシステムを取り扱います。
国内市場でのシェアアップと、今期から海外市場を開発し事業のグローバル化をさらに進展させていきます。

2.プロテクショングループ
MISSION:自己警備ニーズの高まりに対する防犯機器・システムの提供
・ホームユースセキュリティ商品の拡販
・企業間提携による新販路の開拓
・早期の認知・威嚇・撃退をコンセプトとした防犯装置の研究開発
量販店、DIYなどを通じて各家庭向けに自己警備用防犯機器、システムを販売します。
まずは国内市場の開発に注力し、自己警備コンセプトの普及と独自ブランドの構築を目指します。各製品の有効性を国内市場で確認したのち、海外での展開を検討します。

●取材終えて
同社が唱えてきた新しいセキュリティのあり方が、着実に浸透してきているようです。
また、新しい組織分けによって同社の注力する分野がより明確になり、年間20%成長に向けた体制作りも進んでいます。
同社の新しい事業報告書は、同社が何を考えて、どう行動しているのかが詳細に説明されています。
ご興味のある方は是非インベストメントブリッジまでメールでお問い合わせください。
事業報告書を郵送させていただきます。
メールアドレス:webmaster@cyber-ir.co.jp

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