マネックスメール 2003年4月28日

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マネックスメール 2003年4月28日

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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
 資産設計情報
  バンガード・海外投資事情 第69回
  生活設計塾クルーの「お金よもやま話」
  投資信託基準価額
 今朝のめざましBIZ
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
 ちょっと(またも)出てます〜
 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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(株)アミューズ所属サンプラザ中野氏と マネックス証券社長松本大が参加します。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
ソニーが前場寄り付くと下げ渋り、後場再びストップ安で下げ幅を拡大。
日経平均     7607.88(▲ 91.62)
TOPIX     773.10(▲  8.93)
単純平均      323.83(▲  2.59)
東証2部指数   1580.26(▲  3.63)
日経店頭平均   1027.27(▲  5.44)
東証1部
 値上がり銘柄数     463銘柄
 値下がり銘柄数     933銘柄
 変わらず        115銘柄
 比較できず         2銘柄
 騰落レシオ(25日)  95.05%
  注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     759.29(百万株:概算)
 売買代金    545928(百万円:概算)
 時価総額   2241875(億円:概算)
 為替(17時) 120.16円

 金曜日に相場の波乱要因となったソニー(6758)は、本日も大量の売りが出て気配値を切り下げる始まりとなりました。米国ではSARSの影響を懸念して半導体業界の投資判断を引き下げる動きもありました。

 ゴールデンウィークの谷間という日程面の問題もあり、押し目買い意欲は低調な相場環境となりました。こうした中、業績への懸念が高まり軟調な始まりとなりました。

 銀行株も軒並み下落。三菱東京(8306)、みずほFG(8411)、UFJ(8307)が上場来安値更新。三井住友(8316)は上場来安値目前まで値を下げました。銀行株の先行き不透明感も一段と高まりました。

 売り気配を切り下げていたソニーでしたが、本日は10時頃にストップ安ながら売買が成立しました。株価水準はともかく、大量の売りをこなしたことでやや安心感が広がり、日経平均は急速に下げ渋りをみせました。

 ゴールデンウィーク中といった点から、低位個別材料株で短期値幅取りの動きも参加者の減少によって勢いをやや失いました。市場全体にソニーの動向を見守るといった雰囲気が強まりました。

 ソニーが売買成立したことで落ち着きは取り戻した相場ですが、ゴールデンウィーク谷間で積極的なポジション取りは見送られました。後場の日経平均は方向感の乏しい展開が続きました。

 竹中金融・経財相が短期の売りによる需給悪化で下落する現状に対し、この売りを吸収する仕組みを考える必要があると語り、株価対策を匂わせました。また北朝鮮が条件付きで核放棄を韓国に提案したとも報じられましたが、後場の相場はこれらにほとんど反応しない状況でした。

 ソニーの寄り付き後、短期リバウンド狙いで目先筋が買いポジションを取る動きもありました。しかし戻りが鈍いことで後場に入るとこれら買い方は見切り売りを出し始め、再びストップ安売り気配となりました。その後、日経平均も下げ幅を拡大、本日もソニー次第といえる相場展開でした。

◆個別銘柄◆
ソニー(6758) 2720円(▲500):100株単位
 金曜日は大量の売りを残したままストップ安比例配分となり、市場全体に業績への警戒感を強める要因となりました。本日も大量の売りが出て気配を切り下げストップ安。10時頃にストップ安で売買が成立、この直後から大量の売りをこなして売買が成立したことをプラス材料として、日経平均は下げ渋りをみせました。ただ戻りは鈍い展開で、リバウンド狙いの買い方が後場見切り売りを出し始め、再びストップ安売り気配となる場面がありました。

ホンダ(7267) 3690円(△60):100株単位
 金曜日に決算を発表、前期連結純利益は過去最高を更新。今期は北米、国内ともに苦戦を前提とした販売計画ながら、連続で最高益を更新する見通しとなっており、この点をプラス評価して堅調な値動きとなりました。

三菱東京(8306) 35万4千円(▲1万円):1株単位
 三菱東京は連日の上場来安値更新。金曜日に金融庁が特別検査の結果を発表、この中で不良債権処理による追加損失が1兆3000億円に達しており、大手銀行株全体に売りが先行し、依然先行きの不透明感が根強い状態。

東エレク(8035) 4310円(▲50):100株単位
 米国ではSARSの影響などを懸念し、半導体業界の投資判断を引き下げる動き。この流れが国内の半導体関連銘柄にとっても懸念材料となり、軟調な始まりになりました。

日清食(2897) 2575円(△25):100株単位
 金曜日の取引終了後に、2003年3月期末の配当を従来予想の24円から30円へ増配すると発表。またSARSの蔓延により、中国などではカップヌードルなどを買い急ぎ、店頭から商品が無くなるニュース映像等が報じられました。この映像から一部で特需発生、業績へのプラスと位置付ける動きもあった模様。

日バイリン(3514) 425円(△52)
 低位個別材料株物色もゴールデンウィークの谷間で参加者が減少。手掛けられる銘柄数も減少、また朝方買い気配で始まった共立(6313)はすぐに下落に転じ、後場は一段安という荒い値動き。日バイリンは後場もみ合う場面が目立ちましたが、大引け間際に一段高。

キヤノン(7751) 4690円(△70)
 後場に入ってからも上げ幅を拡大する場面がありました。一部では決算発表をきっかけに連日ストップ安となっているソニー(6758)をポートフォリオから外し、キヤノンやホンダ(7267)などを組み入れる動きもある模様。
明菓(2202) 412円(△23)
 うがい薬、イソジンを販売する同社をSARS関連銘柄として位置付け、目先筋が手掛ける展開。低位個別材料株物色もやや手詰まり感が強まっており、やや無理矢理といった面のある材料に一部目先筋が飛び付く形。

ウインIN(店2744) 24万5千円(△2万円):1株単位
 光触媒による殺菌技術を活用した手術室を開発したと報じられました。光触媒をキーワードに過去値を飛ばした銘柄も多く、手掛かり材料難の強まる相場環境下、目先筋の買いを誘いました。前場の段階でストップ高まで上昇、その後もストップ高買い気配で推移。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高日バイリン(3514) +13.94  △52   425 18300鈴丹(8193)    +13.63   △9    75  3899真柄建(1839)   +10.90  △12   122  2541みらい建(1792)  +10.55  △21   220   158キヤノン電(7739) +10.15 △100  1085   189
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高ナカノ(1827)   −20.00  ▲55   220  3716レナウン(8021)  −17.82  ▲18    83  5162ソニー(6758)  −15.52 ▲500 2720 34982.3宮路鉄(5914)   −13.59  ▲31   197  1325兼日農(7961)   −12.70  ▲31   213  1299
東証1部売買高上位
    銘柄           売買高     終値     前日比ソニー(6758)    34982.3   2720    ▲500共立(6313)       22976    273     ▲26日バイリン(3514)    18300    425     △52蝶理(8014)       17684     74      ▲9新日鉄(5401)      16375    128      ▲3三菱電(6503)      16073    307     ▲15日立(6501)       15579    378     ▲15三菱重(7011)      12560    251     ▲13三洋電(6764)       9274    361     ▲19富士通(6702)       8419    321      ▲1
東証1部売買代金上位
    銘柄          売買代金     終値     前日比ソニー(6758)      95499   2720    ▲500キヤノン(7751)     15059   4690     △70ホンダ(7267)      11520   3690     △60トヨタ(7203)      10973   2550     ▲20NTTドコモ(9437)    9932 24万1千円    ▲6千円NTT(9432)       8891 40万7千円    ▲9千円富士写(4901)       8864   2860    ▲180武田(4502)        7712   4300     ▲80日バイリン(3514)     7420    425     △52共立(6313)        6666    273     ▲26
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<バンガード・海外投資事情 第69回>−−−−−−−−−

株式市場に目を向けるとき?(1)

米国株式の下げ相場が4年目に入りました。バンガード会長兼CEOジョンJ.ブレナン氏は、バンガードのコラムで投資家のみなさんへ次のようなアドバイスをしています。

ブレナン氏 : 将来に目的を持って投資している長期投資家にとって、再び米国株式市場に目を向ける時ではないでしょうか?ただし、今日すぐにも利益を出そうと思って株式に飛びついてはいけません。明日でもありません。言ってしまえば、来月、さらに来年でもありません。

S&P500インデックスが2000年3月24日のピーク時の1,527から600ポイント以上も下落した今日、投資家は株式投資を勧める誰の言う事にも耳を貸す気にならないかもしれません。しかし、新聞紙上を騒がす悪いニュースなどに惑わされず、長い目で投資をしていかなくてはなりません。
実際、米国でも過去に株式が見向きもされなかった時期を経験してきました。
1979年8月、株式市場が短い周期で上昇・下落を繰り返し、インフレ率が高騰、ダウ・ジョーンズ工業株価平均が875にまで下落しました。ちょうどその頃、ある有名なビジネス誌の表紙に「株式の死」というショッキングな見出しが登場しました。さらに、1987年10月の大暴落の11ヶ月後の1988年9月、別のビジネス誌は後々まで語り草となる次のような見出しをつけました。「株式を買う?あり得ない!」その両方の見出しは、その時点では確かに真実のように見えました。しかし、その後株価は上昇し、結局双方の雑誌(の編集者)の見解は誤っていたことが明らかになったのです。

あなたがご自分のポートフォリオをどんな方法で管理していたとしても、投資の目的を達成するためには、資産の一部を株式に投資する必要があります。長期間、債券や短期金融商品だけに投資しても、将来的な資産の形成や、インフレに対抗する購買力を保つことはできないからです。

ただし、株式だけもっていてもだめです。バランスがとれて、分散化されたポートフォリオには株式と債券の両方が不可欠です。また、リスク管理のためには、広範囲に投資された投資信託は良い手段であると言えるでしょう。

債券へ投資する際には、以下のことに十分気をつけてください。
過去を振り返らないで下さい。過去3年間、米国債券は米国株式を大きく上回るリターンを出しました。しかし、最近の債券のリターンは将来を予測する指標としてはふさわしいものではありません。大雑把に言えば、将来の債券の利回りは、現行のクーポン・レートから予測することができます。(クーポン・レートが債券のリターンの予測に適しているのは、債券投資の収益の大部分は、長期的には金利とその再投資から成り立っているからです。金利の変動に連動した債券価格の上昇あるいは下落は、長期ではなく短期的なリターンに大きな影響を及ぼします。)

時間はあまり味方してくれません。歴史的な低金利の今、複利の効果は、債券ファンドやマネーマーケットへの長期的な投資に対してそれほど大きな影響を及ぼしません。仮に20年で25万ドルを貯めるという目標を立てたとしましょう。今日の米国マネーマーケットの金利が1%前後であることを考えると、目標を達成するためには、毎月940ドルづつ貯める必要があります。もし、利回りが5%(平均的な長期債券の利回り)の債券に投資するならば、毎月605ドルの投資が必要でしょう。これとは対照的に、利回りが10%(約20年前の債券の利回りとほぼ同じ)の債券ファンドに投資した場合、月々326ドルの投資ですむことになります。言い換えれば、低い金利は住宅ローンを組むのには適しているかもしれませんが、資産形成には障害となってくるのです。低金利の環境下、債券に投資している“保守的な”投資家は、(高い金利の時よりも)多くの資産を投資にあてる必要があります。さもなければ、その債券が将来大きなリターンをもたらすことは期待しないほうが賢明です。

注)過去のパフォーマンスは将来のリターンを予測するものではありません。投資収益や基準価格は変動します。従いまして、ファンドご購入時の価格を下回る可能性もあります。

※バンガードの外国投信は買付時為替手数料無料、販売手数料も無料(ノーロード)で3本とも1万円台から購入可能です
バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドバンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド
バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド
ファンドの内容はマネックス証券のホームページでご確認下さい。

========生活設計塾クルーの「お金よもやま話」=========
いまあらためて、「FPのすすめ」

時々ですが、雑誌編集者などの依頼を受けて「資金運用」についてのインタビューに応じることがあります。その際、最初に以下のような「いつもの釘」を刺しておくことにしています。

●手持ち資金の運用は自由度の非常に高い行動であって、いわゆる「一般的な セオリー」は、厳密な意味では存在しない
●マスメディアの情報は、登場する企業や団体あるいは専門家などの宣言や PRあるい は考え方ないし意見であり、その内容の多くは運用時に使用す る道具の機能的な優劣 を紹介したり、論じたりしているにすぎず、個々の 運用にはそのままでは適合しない
●したがって、これから(インタビューに応じて)お話することも、個々の運 用には何の役にも立たない可能性が大きい

我ながら、こんなことでよくインタビューが成り立つな、仕事がくるなとは思うのですが、有り難いことにまだ完全には見放されてはいないようです。もちろん、上記のような突き放した表現の仕方ではなく、内容は崩さないようにやわらかく丁寧にお話するのですが・・。

というわけで、以下は筆者の勝手な考え方です。

資金運用に限らず、すべてのお金行動の動機ないし基準は、「内部」にあると思います。ひとりひとりの人の考え方やその人の置かれている状況次第だということです。お金行動の「内部」基準を持つための一つのアプローチの方法に、FP(ファイナンシャル・プランニング)があります。

最近、「FP技能士」という名の国家資格ができたことから、この手法は少し狭く考えられ始めているかもしれません。すなわち、「お金を効率的に殖やす知識ないし技術」であると・・。そういう捉え方・考え方を否定するつもりはありませんが、筆者の見解は違います。

やや大きく言えば、これは生き方やライフスタイルの表現方法の一つだと思います。つまり、自分のお金回りの問題を自ら「納得」して展開するための手法であって、「技能・技術」そしてこれに付随すると思われる「効率性」はその一部分として位置付けられるということです。

例えば、筆者は多くの専門家や個人に、効率的に平均的な運用成果を実現する手段として支持されている「ETF」という商品を利用しようとは思いません。また、あくまでも個人的にですが、お金を「殖やす」ことがそれほど重要だとも思っていません。加えて今のところ、死亡保障を目的とする保険を利用するつもりはありません。これらの見解は筆者の現在の考えのごく一部でしかありませんけれども、このような考え方や決めを持つようになったのは、FPというものにかなりの期間接し続け、その中で学び続けた結果だと思っています。
自分が将来に向かって暮らし続けていくことと、そこで生かされることになる自分のお金。FPというのは、その間を行ったり来たりするための、かなりよくできたシャトルのような感じです。付け加えれば、この手法は家計収入がダウンする時代の、ソフトランディングのための「方舟」としても使えます。結構面白いですよ。(生活設計塾クルー 野田眞)

◆生活設計塾クルー◆
特定の金融機関等に属さない、独立系ファイナンシャルプランナー集団。バブル期前からFPとなり、山あり谷ありのマネーの歴史とマネーライフを見てきた。経験に裏打ちされた独自の視点で、一人一人の将来設計に応じた資産設計や保障設計などのアドバイスを行うほか、セミナーや執筆活動も展開中。メンバーの素顔はこちらで ⇒ http://www.fp-clue.com    

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投資信託基準価額(4月25日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          4,371(−61)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(4月25日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 20.53(−0.27) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   19.86(−0.07) バンガード・スモールキャップ・インデックス 15.94(−0.15) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 12.70(−0.16) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 13.98(−0.23)
 適用レート(4月28日午後2時30分現在)
  買付 120.10(−0.15) 解約 119.60(−0.15)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F   9.36(−0.08)
 適用レート(4月28日午後2時30分現在)
  買付 133.30(+0.30) 解約 132.30(+0.30)
============<今朝のめざましBIZ>===========このコーナーはフジテレビ系列で月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざまし新聞forBIZ」でマネックス社員が話をした部分です。毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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月曜日は松本が生出演しています
・わたしたちどうなるの?
「失業率上昇は変化の兆し」
●世界各国を見ても失業率が8から9%台を超えてくると変化・改革のうねり が起きてくる。日本もこれからが本番。
●人間が最大の資源である日本にとって、構造変化とは即ち人材の配分が変わ ることを意味する。だから失業は構造変化にとって不可避のプロセス。失業 というと暗いイメージが先行するが、そういった変化・再生を先取りするキ ーワードとして捉えよう。
●具体例として山一や長銀のケース。日本中の様々な企業に金融の知識を持っ た人が再就職し、活躍している。証券業界も大手が一つなくなる一方で、マ ネックスを初めとしてネット証券が台頭してきて構造変化を起こしている。 業界内、業界間でもっともっとこういう動きは起きるべきだ。失業を前向き に捉えよう!

・めざbizシンキング
「株価低迷はコーポレートガバナンスのせいだ」
●日本のGDPは世界の13%。しかし上場企業の時価総額は世界の8%(バ ブル期はなんと40%)。GDPとその国の上場企業時価総額は大抵一緒。 しかし日本ではGDP500兆円に対して、時価総額250兆。
●理由は、政治・社会・企業経営者が株主に向いてないから。例えば、今回の 時価会計選択制導入議論なども投資家不在の議論でとんでもない。
●経営が株主、特に個人株主を向かない最大の理由は持ち合いなど。雪印食品 (当時上場企業)もその株式の80%を親会社である雪印乳業、16%を農 中が持っていた。こんなんで一般株主とか消費者を意識した経営がなされま すか?
●持ち合いを全部止めさせる。銀行による自己資本を超えた株式所有の禁止も 来年の9月という期限をまた与党が伸ばそうとしているがとんでもない。 むしろ前倒しにすべきだ。全部持ち合いをなくさせたら、いっぱい売り物が 出て株価は一旦は更に下がるかも知れない。しかしそこから個人投資家など の新しい投資家が株主として入ってくると日本の企業も市場も変わる。●一旦旧弊を廃してからの新しいマーケットはスカイロケットのように頭上軽 く飛んでいけるはずだ。

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月曜日の「めざまし新聞forBIZ」には松本が生出演しています。
担当コーナーも多く、放送内容を文章にしてお伝えできる量ではない面もあります、当面月曜日は、話の抜粋だけの掲載とさせていただきます。
詳細は別途下のつぶやきでご紹介する場合もあります。
ご興味ある方は、生放送をご覧下さい。
しかし現実問題として時間の面が大きいので、ビデオに録画してご覧下さい。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
フジテレビ
 「めざまし新聞forBIZ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/mezashin/index.html


========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========4月28日          <株本>

サンプラザ中野さんとはひょんなきっかけで仲良くさせて頂いています。元々中野さんが執筆されている雑誌の取材で当社にいらしたのが始まりなのですが、その後意気投合し、(株)アミューズのHPのIRサイト「サンプラザ中野の株主への道」に於いて、この2年間ほど株や経済に関する対談を続けてきました。
一方で、マネックスメールで毎週木曜日に「株式ロックンロール」というコラムも書いて頂いています。中野さんの視点はとてもユニークで、かつ的を得ていて、「マーケット」という仕組みを大変良く理解されているという印象があります。直接マーケットには関係ありませんが、中野さんの説く国会改造案は圧巻です。曰く、「国会議員の給料を1億円とかにすべきだ。そうすればもっと有能でいろいろな人が国会議員になろうとして政治は良くなる筈だ」というものです。
有能な人が政治家になろうとするだけでなく、古くからの付き合いで投票をしている人も、「1億円?」と聞くともっと真面目に誰に投票するか考えるでしょうし、きちんとした政治をしなければ真剣に批判もするでしょう。マーケットの自律的作用と同じ原理です。蓋し名案。そんな中野さんとの対談を中心に「株本(かぶぼん)」という本が本日、日本経済新聞社から発刊されました。「投資を楽しむための集中講義7コマ」という副題のある、初心者に分かり易い本です。緑の表紙の目立つ本なので、本屋さんで見かけたら手に取ってみて下さい。
「(株)アミューズ」企業研究会もマネックス主催で5月9日に行います。詳しくはこちら、
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/benkyo/top.html

=============<編集長の独り言>=============私の家の近所、マルエツ対マミーマート。この大規模店の争いの中で中小店舗の競争も続いています。マミーマート開店直前、ジーンズメイト跡に大規模な薬局が出店、ここでは500円で専用容器を買えば“水”は好きなだけ入れて帰れます。この水対決、マミーマートは確か480円で導入。水による集客争いですが、この薬局の前にあった、小さなマツモトキヨシ店舗は先日撤退してしまいました。先週は、なんとか靴流通センター、ここも撤退。比較的静かな住宅地ですが、撤退と進出が激しくなっています。
個人経営のお店も負けていません。娘の同級生の家、手作り弁当、惣菜、店頭でパパが焼く焼き鳥etc。大量生産でない点を売りに頑張っています。このお店の隣にも、昔ながらの何でも屋といった雰囲気のお店があります。お酒に砂糖、小麦粉、パン、醤油etc。ちょっと買い忘れてしまった、切らしてしまった場合、ここに行けば何とかなるというお店、伝統的なコンビニという店舗です。このお店、最近ではクリーニングの取り扱い、店先に100円コーナーの新設、さらにお米に関しては生産者の顔写真入りで、その場で精米するといったサービスも開始しました。このお店が今週に入り、突如閉店在庫処分を開始。力尽きたか・・と思いましたが、よく事情を聞くとお店自体を建て替え6月にリニューアルオープン予定だそうです。さて何を武器に新たな勝負を仕掛けてくるのでしょう。
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GW空けに決算発表は第2のピークを迎えます。

「保有する企業が、明日決算発表。さて内容はどうなるか、どう対処する」 ログイン前のトップページから、
  “How to マネー術”
    →“マネックスの信用取引”
     → “アイデア編”とお進み下さい。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<新規取り扱い決定銘柄>
 情報企画(3712) マザーズ
  ブックビルディングは 5月13日 から

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/

==========<ちょっと(またも)出てます〜>=========<テレビ>
 フジテレビ系列 月曜日から金曜日 AM4:30〜
  “めざまし新聞 for BIZ” 
   毎週月曜日は松本生出演!
   (同番組には他の曜日もマネックスでは何らかの形で関わっていきます)
<雑誌>
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 ビジネススタンダード 慶応大学投資クラブ SYNC に関して
              当社社長 松本が取材を受けました 
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 type5月号 「あの経営者が語る『若手時代の修行体験』」

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