マネックスメール 2003年4月30日

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マネックスメール 2003年4月30日

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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ(4)
  フィデリティと考えるこれからの投資
  投資信託基準価額
 今朝のめざましBIZ
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
ソニーが反発、銀行株への買い戻し、日銀の金融政策決定会合終了で一段高。
日経平均     7831.42(△223.54)
TOPIX     796.56(△ 23.46)
単純平均      328.82(△  4.99)
東証2部指数   1585.10(△  4.84)
日経店頭平均   1034.20(△  6.93)
東証1部
 値上がり銘柄数     990銘柄
 値下がり銘柄数     380銘柄
 変わらず        141銘柄
 比較できず         4銘柄
 騰落レシオ(25日) 101.90%
  注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     937.51(百万株:概算)
 売買代金    719641(百万円:概算)
 時価総額   2309345(億円:概算)
 為替(17時) 119.43円

 国内市場の休場中、米国株式市場では企業業績に対して楽観的な見方が強まり値を上げました。CMEでの日経平均先物も、大阪市場の終値を上回っており、この水準にサヤ寄せする形で始まりました。

 反発ムードで始まるものの、まだゴールデンウィ−ク中で積極的なポジション取りは手控えられました。CME水準まで値を上げるものの、さらに上値を買い進むといった勢いは出ませんでした。

 木曜日の決算発表後、2日連続のストップ安となり相場の波乱要因となっていたソニー(6758)は反発。この点もややプラス材料となりました。しかし米ADR市場でソニーは上昇、その流れを引き継いだという面もあります。日経平均、ソニーともに米国次第といえる展開となりました。

 CMEでの先物の終値水準で取引を終了した前場でしたが、株式市場が昼休みに入った途端為替市場で動きがありました。対ユーロで利益確定の円買いが入った模様で、119円台前半まで円が値を上げました。

 後場円高の影響が懸念されましたが、取引開始の時点では119円台半ばでのもみ合いに戻りました。手控え気分が強いことで、為替の動向からすぐに売却するといった動きも活発化しない相場でした。

 積極的な買いは見送られているものの、円高でも市場が反応を示さなかったことで売り方の買い戻しは活発化しました。特にこのところ売り込まれていた大手銀に対しての買い戻しが目立ち、みずほFG(8411)はストップ高となりました。

 14時前に日銀の金融政策決定会合が終了、当座預金残高目標を引き上げるなど追加金融緩和を決定、為替市場は円が伸び悩みとなりました。勢いは乏しいものの日経平均は若干上げ幅を拡大しました。

 ハイテク株、銀行株主導の上昇で日経平均は本日の高値で取引を終了。売買代金も7000億台に膨らみました。現物の取引終了後、日経平均先物はやや伸び悩みとなっています。

◆個別銘柄◆
ソニー(6758) 2900円(△180):100株単位
 29日の米ADR市場では、円換算すると2930円程度で取引を終了しました。木曜日の決算発表以降、米ADRが先に急落、国内市場ではその流れに沿って連日のストップ安となっていました。ADRが下げ止まったことで反発。ただ積極的な買い手不在といった面もあり、ADR水準には届かない展開。
みずほFG(8411) 63700円(△5000):1株単位
 月曜日の取引終了後に最終赤字が2兆3800億円に拡大したと業績予想を下方修正。しかしその要因は保有株の下落によるもので、特に悪材料とする動きはありませんでした。国内市場の休場中に海外株式市場が上昇、このため売り方が一旦ポジション整理の買い戻しを先行させた模様。後場に入るとさらに買い戻しが活発化、ストップ高まで値を上げました。

松下(6752) 950円(△75)
 月曜日に2003年3月期の決算を発表。連結最終損益は連続で赤字となったものの、要因は株安による評価損でこれはある程度予想済み。本業の採算性は改善していることで、この点を評価する買いが先行する展開となりました。
帝人(3401) 261円(△9)
 前場後半に決算速報が伝わりました。営業利益は352億円となり、会社側の従来予想320億円を上回ったことで買いを誘う場面もありました。ただ一部の目先筋が飛び付くものの、本格的な買いはゴールデンウィーク中で手控えられており、上昇の勢いは乏しい状態。

シマノ(大7309) 1893円(△52):100株単位
 為替市場ではこのところユーロの独歩高とも言え展開。シマノはユーロ圏への輸出比率が高く、円安・ユーロ高の進行によって為替差益が発生するといった思惑で堅調な値動きを続けました。

OMCカード(8258) 264円(△4)
 イトーヨーカ堂系のカード会社と提携と報じられました。OMCカードは社名からダイエーをすでに外しており、今回の提携も独自路線でビジネスチャンスを拡大する動きとプラス評価して買いが先行しました。

ベネッセ(大9783) 1590円(△200):100株単位
 月曜日に2003年3月期の業績予想を上方修正、これを手掛かりに買い先行。ストップ高まで上昇しました。このところ業績への注目が高まっており、上方修正したことで機関投資家の買いも入った模様。

ホンダ(7267) 3950円(△260):100株単位
 月曜日に日経平均はバブル崩壊後の安値を更新する相場環境下、前期連結純利益は過去最高を更新。今期は北米、国内ともに苦戦を前提とした販売計画ながら、連続で最高益を更新する見通しとなっており、この点をプラス評価して堅調な値動き。本日はさらに買いを集めて上げ幅を拡大、ただ4000円の大台で戻り売りを懸念する声もありました。

エイベックス(7860) 940円(▲66):100株単位
 本日発表されたモルガンスタンレーの指数(MSCI)に新規採用され急伸する銘柄が見られる中で、同指数から除外された銘柄は売りが懸念され下落。1000円の大台を割り込み一気に上場来安値を更新。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高トウペ(4614)   +15.85  △13    95   119ベネッセ(9783)  +14.54 △200  1575  42.6三菱東京(8306)+14.12 △5万円 40万4千円 41.869三井住友(8316)
       +14.02 △2万3千円 18万7千円 116.445住友炭(1503)   +12.50   △7    63  2081
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高駒井鉄(5915)    −8.18  ▲23   258   413西友(8268)     −7.95  ▲23   266  3082日新電(6641)    −7.27  ▲12   153  1055エイベックス(7860) −6.56  ▲66   940   242佐藤商(8065)    −6.23  ▲23   346     2
東証1部売買高上位
    銘柄           売買高     終値     前日比新日鉄(5401)      35799    133      △5ソニー(6758)    23292.2   2900    △180日バイリン(3514)    20885    402     ▲23東芝(6502)       17539    318      △8昭電工(4004)      17024    181     △11NEC(6701)      16070    373     △25共立(6313)       14351    276      △3松下(6752)       13001    950     △75日立(6501)       12778    398     △20住友信(8403)      12170    338     △31
東証1部売買代金上位
    銘柄          売買代金     終値     前日比ソニー(6758)      67072   2900    △180キヤノン(7751)     24167   4820    △130三井住友(8316)     21472 18万7千円  △2万3千円ホンダ(7267)      19300   3950    △260トヨタ(7203)      18213   2700    △150NTTドコモ(9437)   17405 24万6千円    △5千円三菱東京(8306)     16329 40万4千円    △5万円武田(4502)       14882   4370     △70松下(6752)       12148    950     △75野村HD(8604)      9759   1181     △51
=============<資産設計情報>==============−−−−−<伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ(4)>−−−−−−−

先週の金曜日だった。株の下げが大幅なのが気になりながら赤坂の自転車会館からジェトロビルに向かう信号を渡っていたら、むこうの方で「伊藤さん....」と手を振る人がいる。実に懐かしい......ジェトロの鷲尾さんだった。「やあやあ.....」二人で茶店に入ってしばらく話した。なんと今シカゴを中心に活躍していると。たまたま実現をねらっている企画がらみで2週間ほど日本に帰ってきていて、土曜日にシカゴに戻るのだと。「どうですか、アメリカは.....」と私。向こうに住んでいる人の意見を聞きたかったのだ。強弱入り交じりというところかな。

しかし話が盛り上がったのは、アメリカにおける日本観。彼は言う。「着実に日本に対する関心は低下している」と。「だから、シカゴからアメリカ人の日本に対する関心を維持するための仕掛けを作っているのです」とも。バイオがらみの国際会議を仕掛けているらしい。

今海外にいる人間として、今の日本には何が足りないかで彼は面白いことを言った。「IPSS」だと。Idea、Passion、Stickness、Speed。順番に言うと、アイデア、情熱、執拗さ、そしてスピード。確かに、と思う点だ。「豊かに衰退できる」と思っている日本人が多いうちは、この状態は続くのかもしれない。
「スピードは伊藤さんから借りました」と。もう5年も前に書いた「スピードの経済」(日本経済新聞社)を覚えていてくれた。その日の朝のニュースには、出井さんから社外取締役就任を依頼されたゴーンさんが「30秒で決断」というニュースがあった。ナイス。社会から、そして企業や個人からアイデアが浮かび、社会や経済が熱を持ち、個人や企業が成功に拘り、そして変化速度がスピードを持ったら今の日本の株価はないだろう。知恵が働かなくなったり、機敏に動けなくなった政治家や企業家は去らねばならないのだろう。自分でアイデアを持てば、パッションは自ずから体内から出てくるし、こだわりも相当なものだろう。とすると、この四つは繋がっている。

「この四つは、国を見る基準かもしれないが、企業や個人を見る基準でもあるかもな......」と思いながら、彼とは別れた。再会を誓って。

伊藤洋一(いとうよういち)住信基礎研究所主席研究員。専門は国際経済・デジタル経済・金融であるが、大学講師、ラジオ・テレビの出演、雑誌寄稿など多数。最新著書は「グリーンスパンは神様か?」。HPにもファンが多い。http://www.ycaster.com/

−−−−−−−−−<フィデリティと考えるこれからの投資>−−−−−−−

下落相場でのアセット・アロケーション(その5)

シリーズ5回目の今回もピーター・リンチが語ります。外国株式を例に分散投資の重要性を訴えます。

Q: 2002年前半は米国株よりも外国株が良かったですが、最近、世界経済に対する懸念から、外国株も後退しています。外国株投資については何を期待しますか?

リンチ: 外国株が米国株より良かった時期はこれまでもありましたし、米国株の方が外国株より良かった時期もありました。小さな発展途上国の株価は非常に変動率が高いですが、同時に非常に高いパフォーマンスを上げる可能性もあります。発展途上国の国民総生産(GNP)の成長率は、先進国の2倍も3倍も高いことがあります。将来的には、米国市場がそこそこならば、海外マーケットが好パフォーマンスを上げる理由は数多く考えられます。過去においてもそうでした。そのため、海外投資はある程度必要だと考えられ、これもまた一つの分散投資です。

ピーター・リンチ: フィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニーの副会長であり、フィデリティのミューチュアル・ファンドの投資アドバイザー。30年以上マーケットに携わり、特に1977年から1990年までの13年間は「マゼラン・ファンド」の運用を担当し、その資産を2,000万ドルから140億ドルまでに育て上げた実績を持つ。この経験から書かれた著書はベストセラーとして広く読まれている。

フィデリティ・日本成長株・ファンドはマネックス証券で1万円からお申込みできます。フィデリティ・グループとは、資本関係のない提携グループのFMR Corp.及びFidelity International
Limitedとそれらの関連会社を意味します。

*マゼラン・ファンドはフィデリティ・グループのフィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニーが運用する米国の投資信託です。参考情報を提供することのみを目的として記載しています。当ファンドは日本での販売は行っていません。
*当資料の内容は、米国のフィデリティ・マネジメント・アンド・リサーチ・カンパニー発行の「ミューチュアル・ファンド・ガイド2003年1月号」に掲載された記事を翻訳・一部編集したものです。

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投資信託基準価額(4月28日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          4,327(−44)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(4月28日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 20.88(+0.35) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   19.98(+0.12) バンガード・スモールキャップ・インデックス 16.21(+0.27) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 12.93(+0.23) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 14.24(+0.26)
 適用レート(4月30日午後2時30分現在)
  買付 119.50(−0.60) 解約 119.00(−0.60)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F   9.50(+0.14)
 適用レート(4月30日午後2時30分現在)
  買付 133.30(±0) 解約 132.30(±0)

============<今朝のめざましBIZ>===========このコーナーはフジテレビ系列で月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざまし新聞forBIZ」でマネックス社員が話をした部分です。毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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今朝のテーマ 
  「BIS規制の見直しについて」
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●スタジオ
日米欧の銀行監督当局で構成するバーゼル銀行監督委員会は29日、2006年の導入を目指している自己資本比率規制(BIS規制)の見直し案を公表しましたが、BIS規制とは一体どういったものなのでしょうか?

◎マネックス
BISは国際的に活動する銀行に対し、銀行活動の安定性を確保する視点から、金融機関の自己資本にかかる規制を設定しており、国際的に活動する銀行には8%以上の自己資本比率を求めています。これがいわゆるBIS規制です。この規制の狙いは、銀行が経営体力を上回るようなリスクを抱えて、経営の健全性を損なうのを防ぐことです。

●スタジオ
では、なぜ今回このBIS規制強化の動きがでてきたのでしょうか?

●マネックス
遅々として進まない日本の不良債権問題や、自国の都合に合わせた時価会計選択制に対する外圧といえるかもしれません。これに対して、日銀や金融庁は、今回の新基準になっても日本の銀行には大きな影響はないと言っていますが、今後も損失に対する準備金が十分に積まれていない不良債権が増加していくと、新基準のBIS規制をクリアするのが難しくなってくるでしょう。
今後、日本の銀行がきちんとした経営をしていかない限り、日本の銀行だけでなく、日本経済全体が世界市場から見放されることになりかねませんね。
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◇番組出演者からのメッセージ

 めざまし新聞forBIZは、「経済は難しくてテレビ向きでない!」 という常識に挑んでいる番組です。
 私も、「経済ワールド」を適確な日常語で語れるよう日々勉強中です。 よろしくお願いします!
  (番組メインキャスター 松尾さんより)
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フジテレビ
 「めざまし新聞forBIZ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/mezashin/index.html

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========4月30日         <流動性の供給>

一昨日の竹中大臣のコメント「一時的な売り圧力を吸収するような仕組みを市場関係者の意見も聞いて考える」、或いは今日の福井日銀総裁の会見での、当座預金目標残高を5兆円ほど上げることや、産業再生機構向け債権も日銀の資金供給オペに於ける担保に加えることの決定は、竹中・福井ラインが真剣に流動性の供給をマーケットに対して行おうとしている現れだと思います。
一方で国債の買いオペについては特別な措置を考えていないとのこと。これも正しい方針だと思います。銀行は本来与信業であり、自らの信用度よりも高い主体に対してお金を貸してもしょうがありません。ですから、銀行が国債を買うのは不自然なことです。日銀が、既に決めたように中小企業向けの債権を担保にしたアセットバックCPを担保として受け入れ、更に産業再生機構向け債権をも担保として認めるというのは、結果として銀行が自らよりも信用度の低い主体に与信することを促すものとして、正しい方向だと思います。
次に気になるのは竹中大臣の考える「仕組み」とは何か、ということです。銀行を含めた機関投資家の保有する上場株式を担保として認めるのでしょうか? しかしいくら流動性を供給しても、既に流動性はかなり溢れていますから、効果は限定的でしょう。金融サイドとしてするべきことは的確にしていると思うのですが、それだけでは足りない気がします。或いは我々が気が付いていないような、金融的奇策があるでしょうか。注意深く見ていきたいと思います。
=============<編集長の独り言>=============昨日初めて実物を目にしました。タカラのお掃除ロボット、Roombaです。ただ残念ながら、イベントが行われている訳ではなく、郊外のホームセンターの片隅にひっそりと展示してあるといった状態でした。多分、多くの人はその商品がお掃除ロボット、Rommbaであること自体気づかないまま通過してしまうでしょう。
絶えずお店で変な視点でキョロキョロしている私は、目ざとく発見。1m四方程度のカーペットが敷いてあり、塀で囲んであるので、ここは実演コーナーだと思います。周りに店員さんも見当たらず、勝手に電源を入れて実演してみました。
さてその結果はというと、ここでは狭すぎるのか、床面に凹凸があるためか、十分な効果を感じられませんでした。非常に狭い範囲(30cm程度)を動くだけ。しかも、周りにはもっと安い普通の掃除機が展示されています。ちょっとこの状況では買い意欲を誘う展開にはなりませんでした。
広い場所での実演コーナーに巡り合いたいというのが今回の実感です。
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決算発表シーズンです。
「保有する企業が、明日決算発表。さて内容はどうなるか、どう対処する」 ログイン前のトップページから、
  “How to マネー術”
    →“マネックスの信用取引”
     → “アイデア編”とお進み下さい。
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−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<新規取り扱い決定銘柄>
 情報企画(3712) マザーズ
  ブックビルディングは 5月13日 から

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