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マネックスメール(第918号 2003年5月1日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
サンプラザ中野の株式ロックンロール
マネックスの投信売れ筋ランキング
投資信託基準価額
今朝のめざましBIZ
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
ただ今ブックビルディング中
「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
セントラルサービスシステム(2304)
インテック コミュニケーションズ(9443)
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またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
銀行株への買い戻し継続を手掛かりに上昇、しかし後場になると失速。
日経平均 7863.29(△ 31.87)
TOPIX 799.31(△ 2.75)
単純平均 330.79(△ 1.97)
東証2部指数 1592.16(△ 7.06)
日経店頭平均 1034.02(▲ 0.18)
東証1部
値上がり銘柄数 966銘柄
値下がり銘柄数 410銘柄
変わらず 143銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ(25日) 102.83%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 893.81(百万株:概算)
売買代金 642925(百万円:概算)
時価総額 2318033(億円:概算)
為替(17時) 118.55円
市場全体に前日の上昇に対する利益確定売りが先行し、軟調な始まりとなりました。8000円の大台が迫る中、ゴールデンウィーク中では追随買いは乏しく、利益確定売りは吸収できないといった見方で始まりました。
先週後半から相場の波乱要因となっているソニー(6758)は戻りを試す展開が続きましたが、3000円の大台が迫り戻り売り懸念が強く上値の重い値動きでした。日経平均同様、大台回復の勢いは乏しいといった雰囲気でした。
新規の売りポジションを取る動きも手控えられ、朝方の利益確定売りが一巡すると下げ渋りといった展開になりました。こうした状況下、前日買い戻しが活発化して急騰を演じた銀行株には買い戻しが継続、軒並み大幅高となったことで市場心理がやや好転、先物の買い戻しを誘いプラスに転じて前場を終了しました。
前日もあまり円高はマイナス材料とされませんでしたが、本日も118円台で推移する為替に対し売り圧力は高まりませんでした。銀行株への買い戻しが継続したことは、市場には意外な出来事として受け止められました。
後場に入るとさらに買い戻しを誘う展開で上げ幅を拡大して始まりました。上昇ムードのままゴールデンウィーク明けになり、市場参加者が増加した場面に備えて売りポジションを手仕舞うといった雰囲気が強まりました。
与党がゴールデンウィーク明けにも緊急金融経済対策を決めるという報道もあり、売り方はポジション整理の動きに出ました。しかし内容を確認するまで新規の買いポジションも取りにくく、後場は小幅高で方向感の乏しいもみ合いが続きました。
銀行株の値動きが本日の相場を左右しました。後半になると大手銀の中で直近は売り込まれていない三井住友(8316)、三菱東京(8306)は急速に伸び悩み。これが買い戻し一巡といった雰囲気となり、日経平均も上げ幅を縮小しました。
◆個別銘柄◆
三井住友(8316) 19万6千円(△9千円):1株単位
前日から銀行株への買い戻しが活発化、本日もみずほFG(8411)、UFJ(8307)などはストップ高となりました。4月末に上場来安値を更新した他行と比較して、売り込まれていない三井住友の戻りは鈍い展開。後場後半に入ると急速に失速といった値動きとなり、これが市場全体に買い戻し一巡といった雰囲気を与えました。
東エレク(8035) 4400円(▲70):100株
昨日の取引終了後、決算発表を行いました。これを受けドイツ証ではレーティング「Sell」を継続、今期は黒字計上が困難であり、かつ受注の回復についても不透明な状況ということで目標株価は2900円を継続した模様。指数の上昇に伴って値がさハイテク株は上げに転じる場面も見られましたが、朝方からマイナス圏で静かな値動きが続きました。
キヤノン(7751) 4730円(▲90)
前日の取引終了後に決算発表、内容的には好調でしたが、このところソニー(6758)が暴落する中、替わりにキヤノンを組み入れる動きも出ていました。ソニーが反発したことと、決算発表で材料出尽くし感、手仕舞い売りが重なり軟調な値動きとなりました。
ソニー(6758) 2865円(▲35):100株単位
前場は戻りを試す動きとなりましたが、3000円の大台が接近すると次第に上値の重い展開。後場に入ると、今回の決算発表を受け、ムーディーズが格付けの引き下げ方向で見直しと伝わりました。これでリバウンド狙いの投資家は一旦買いポジションを手仕舞う動きとなり下落に転じました。
武富士(8564) 6190円(▲20):10株単位
昨日発表した決算では、連結経常利益が21%減となるなど、上場後初の減収減益。これまで好調だった消費者金融業会を取り巻く環境の悪化が懸念され、売りが先行する展開となりました。後場は上昇に転じる場面もありましたが、上値での売りも多く結局下落。
富士写(4901) 3220円(△180)
2003年3月期は減益となったものの、今期はデジタルカメラや液晶ディスプレー用部材が伸びる見込みで純利益は倍増見込みと発表。SARSの影響でデジカメ部門の当初計画は引き下げたものの、前期比では41%増と高水準を維持、株価は終始堅調な値動きを続けました。
不動建(1813) 96円(△15)
値動きの良い新たな低位個別材料株として目先筋の物色対象となり、大商いで急騰を演じました。ただ前場は活発な売り買いが演じられたものの、後場に入ると手仕舞い売りもありもみ合い。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高東陽倉(9306) +27.17 △50 234 533真柄建(1839) +23.80 △30 156 7574不動建(1813) +18.51 △15 96 11103共立(6313) +17.75 △49 325 24116リケン(6462) +14.33 △41 327 2132
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高ダイジェット(6138) −7.85 ▲11 129 24高島(8007) −7.69 ▲11 132 798ロプロ(8577) −6.44 ▲21 305 25.6住友炭(1503) −6.34 ▲4 59 1675関西船(9152) −6.25 ▲2 30 185
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比日立(6501) 34312 417 △19新日鉄(5401) 27882 133 0共立(6313) 24116 325 △49住友信(8403) 17126 353 △15NEC(6701) 11118 366 ▲7不動建(1813) 11103 96 △15東芝(6502) 11089 315 ▲3日産ディ(7210) 10793 171 △11神戸鋼(5406) 10599 73 △2東ガス(9531) 10389 380 ▲8
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比三井住友(8316) 38269 19万6千円 △9千円三菱東京(8306) 35650 41万4千円 △1万円ソニー(6758) 24181 2865 ▲35日立(6501) 14197 417 △19キヤノン(7751) 13416 4730 ▲90トヨタ(7203) 11414 2670 ▲30花王(4452) 10459 2255 △80太陽生命(8796) 10386 88300 △2000UFJ(8307) 10241 10万3千円 △7千円ホンダ(7267) 10125 3940 ▲10
=============<資産設計情報>==============☆「サンプラザ中野の簡単“健幸”マニュアル 痩せ方上手」講談社より
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<サンプラザ中野近況報告>
5月 1日(木) ヴィセラピ 発売
5月 9日(金) アミューズ企業研究会
松本大・サンプラザ中野・アミューズ山本社長のパネルディスカッションも有!http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/benkyo/index.html
5月11日(日)「サンプラザ中野と松本大の株本」サイン会
15時〜 池袋リブロ
「株本」をお買い上げの方にサイン会整理券を配布中!毎週火曜朝6:45〜ABC朝日放送「おはよう朝日です」レギュラー
−−−−−−−−−<サンプラザ中野の株式ロックンロール>−−−−−−−
阪神が巨人に4連勝だー!サンプラザ中野だー!
わっしょい、わっしょい!凄いぞ、強いぞー!開幕から(引き分け一つあったけど)4連勝は19年ぶりだそうだよ。優勝した‘85年も、巨人戦開幕3連勝をしたのだそうだ。そして「勢い」がついたのだそうだ。ちなみにその翌年以来17年間、巨人戦には負け越し続けている。
阪神が強いのは嬉しいが、横浜が弱すぎるのが寂しい。今朝の時点で5勝20敗。勝率2割ちょうどである。弱すぎる。筆頭株主(オーナー?)のTBSのお偉いさんが会見で愚痴をこぼしたと聞いた。愚痴をこぼすより補強である。補強してあげてくれ。あと、主催ゲームを放送してあげてくれ。「大ちゃんス打線」は本塁打数一位なのだから。ちょっとプレーヤーの士気を上げれば何とかなると思うのだ。
先週の相場といえば「ソニーショック」だ。流石に下げすぎたと思う。だから昨日の朝買ってみた。今のところちょっぴりプラスだ。これだけ下がると株主の士気も下がる。株主の士気も下がるが、プレーヤーたる社員の士気も下がるだろう。いや、社員の士気が下がったから株価が下がったのか?うーん。ともあれ「ソニー神話」は崩壊したのだそうだ。でも、神話なんてものにしがみつくプレーヤーに信頼は置けない。やっぱ、今を生きているのだから、ね。
俺だってそうだ。「爆風スランプのサンプラザ中野」に、しがみついてはいられない。そんな気持ちもあって、先日ソロでライブをやった。「サンプラザ中野とノンスモーカース」である。とはいえ「爆風スランプのサンプラザ中野」を否定しているわけではないのだ。だから爆風の曲もやった。というか、半分以上はそうだった。おまけにノンスモーカースのバンマス(バンド・マスター)はバーベキュー和佐田さんにお願いした。爆風スランプのベーシストである。大変盛り上がった。お客さんのお陰である。ありがとう。いい気持ちにさせてもらった。「今を生きている感」がした。またやるつもりだ。
そのライブに役立ったいい製品がある。ヤ○ハのMP3録音機だ。サウンド・ス○ッチャーという。この録音機で新曲を2曲作った。テープでもMDでもなく、スマートメディアに録音するのだ。多重するのもボタン一つなのだ。おまけになかなかいいマイクも内蔵されているので、ほいほい録音できるのだ。実にお手軽だ。下手なギターに歌を重ね録り、なんて作業にむいてるね。俺みたいな「なんちゃって作曲家」の士気を高めるレコーダーなのだ。お勧めだ。
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/
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<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>
1.日経225ノーロードオープン
2.ブル・ベアセレクト ダブル・ブルファンド
3.インデックスミリオン
4.ブル・ベアセレクト ベアファンド
5.ボンドミックスミリオン
(2003/4/21〜2003/4/25 マネックスでの販売金額)
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投資信託基準価額(4月30日現在)
ザ・ファンド@マネックス 4,447(+120)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(4月30日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 20.96(+0.08) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 20.05(+0.07) バンガード・スモールキャップ・インデックス 16.35(+0.14) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 12.96(+0.03) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 14.28(+0.04)
適用レート(5月1日午後2時30分現在)
買付 118.80(−0.70) 解約 118.30(−0.70)
<ユーロ建>
フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F 9.49(−0.01)
適用レート(5月1日午後2時30分現在)
買付 133.40(+0.10) 解約 132.40(+0.10)
============<今朝のめざましBIZ>===========このコーナーはフジテレビ系列で月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざまし新聞forBIZ」でマネックス社員が話をした部分です。毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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今朝のテーマ
「日銀の金融政策決定会合をうけて」
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●スタジオ
日銀が当座預金残高目標を引き上げるなど発表しましたが、市場関係者はどう見ていますか?
◎マネックス
日銀は福井新体制となって、まずは先日、資産担保証券等の購入を発表し、中小企業にお金が周るように最初の手を打ちました。そして昨日発表された第2弾は、金融機関が日銀に開いている当座預金に、より多くのお金を金供給することが目的の打ち手であるといえます。つまり、福井日銀はまずは中小企業へ、次に金融機関へと明確な目標をもってお金がまわるようにしているという点で、中央銀行として正しい動きをとっているといえます。
●スタジオ
ではこれでどの程度の景気浮揚効果がありますか?
●マネックス
具体的効果についてはまだわかりません。しかし日銀としては的確に打てる手は打ってきているので、ここからの問題は、環境を整備された金融機関側が、入ってきたお金を、本来の役割通り再び市場に回すことができるかどうかがポイントとなります。
つまり今後は、新たな枠組み上での金融機関の実行に向けた動きに要注目といえます。
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フジテレビ
「めざまし新聞forBIZ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/mezashin/index.html
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========5月1日 <タネ>
東京は暖かい日が続いています。気温が安定してきたので、種蒔きの季節です。朝顔、ひまわり、松葉牡丹などなど、どれも大体発芽適温が20度から25度程度なので、ちょうど今頃が蒔き時のようです。あの小さな何の変哲もない粒から、あれだけ綺麗な、そして複雑な形をした花が咲くのは驚きです。朝顔にはいろいろな種類がありますが、変わり種の朝顔の造りを見ると、そのタネとのギャップにはただ呆然とします。
タネのメカニズムは不思議です。水分と温度をきっかけに発芽する訳ですが、20度という温度は当然植物だけでなく動物にも大きく作用するでしょう。ヒトは季節によってそれほど行動パターンが違わないように感じますが、実はかなり無理をしているのかも知れません。本来ヒトは今頃どういう行動に走るのだろう?などと考えてみるとちょっと愉快な気持ちになりました。
=============<編集長の独り言>=============確か去年の12月頃だったと思います。私の経験則として、3連勝(小勝ち)、1敗(大負け)の法則。3連勝すると、次のポジションを取ろうという誘惑に襲われても、じっと耐えるべき。
社内でこの話を話題にしながら、マネックスFXに挑戦した人がいます。結果は現在のところ7勝2敗、金額的な勝敗でいうとマイナスだそうです。3連勝した時にも、私の経験則を面と向かっていったにも関わらず、自分はそうならないと言って、今となっています。
3連勝で調子にのっていた後、しばらく自分からこの成績を語る場面がなくなったので、法則にはまったと予感はしてたのですが・・・。やはりこうなっていたことが先ほど判明しました。
皆様も3連勝した後、思い出してください。調子にのって次のポジションで大きく負けることが多い。3回勝ったらしばらく冷静になるまで眺め、新たな気持ちで次に挑む。
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決算発表シーズンです。
「保有する企業が、明日決算発表。さて内容はどうなるか、どう対処する」 ログイン前のトップページから、
“How to マネー術”
→“マネックスの信用取引”
→ “アイデア編”とお進み下さい。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。
−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<新規取り扱い決定銘柄>
情報企画(3712) マザーズ
ブックビルディングは 5月13日 から
詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/
=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今週の企業
セントラルサービスシステム(2304)
「M&Aなど今後の成長戦略を伺いました」
インテック コミュニケーションズ(9443)
「中期経営計画説明会を取材しました」
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2003年3月25日(火)
http://www.css-ltd.co.jp/
セントラルサービスシステムをフォローアップ取材しました。
四ツ谷の本社で、野口社長にお話を伺いました。
●更なる業容拡大を目指し、給食サービス請負の「センダン」を子会社化。2002年12月、給食事業を手掛けている「(株)センダン」、「(株)大阪センダン」の営業権を譲り受け子会社化しました。
センダンは、企業の社員食堂、寮・保養所の給食管理などを事業内容としており、関東以南に76ヶ所(2003年4月1日現在)の事業所を持っています。売上高は今期(1〜9月分として)約15億円を見込んでいます。
今回の子会社化の目的は、効率的に同社の事業規模を拡大する点にあります。今回の譲り受けにより、既にスチュワード業務を提供しているホテルの社員食堂の運営も、新たな受注が期待できるほか、センダンの顧客であるホテルなどにスチュワード業務を提供することも可能です。また学校法人、保養所などの福利厚生施設、介護施設などへの給食サービスを拡大させることも考えられます。いわばシナジー効果(相乗効果)が期待できるということです。
そうした事業規模の拡大ばかりでなく、クオリティの面でのシナジー効果も考えられ、「洗浄と衛生」の専門ノウハウの一層の向上に加え、給食サービスの専門ノウハウを更に蓄積することが可能となるわけです。
センダンにおいては、現在は収益性が低いのが課題ですが、同社のシステムを導入することでセンダンの利益率は確実に向上するということで、同社の売上・利益の拡大に大きく貢献していくと野口社長は考えています。
●三次元的事業展開で持続的成長を目指す
前回のレポートで触れましたが、野口社長は「現在のペースでも3−4年で売上100億円は可能」と考えていますが、さらに成長スピードをアップさせるために様々な方策を検討しています。
『奥行きを伸ばす「リース事業」』
『間口を広げる「地方、旅館、福利厚生施設への展開」』
『深度を深める「新しいマーケットへの挑戦」』
というように、ホテルだけを事業対象とするつもりはなく、同社のサービスの原点である「洗浄と衛生」を活用して三次元で業容拡大を図る考えです。
今回のセンダンの子会社化はその手始め、第一弾です。
詳細は当然教えていただけませんでしたが、来期中にもかなり面白い案件が控えているようで、今後は1年に1件程度の案件を創り出し、幼虫が脱皮するように段階的成長を進めていく方針です。
●取材を終えて
同社に関してアナリストは、センダンの同業他社ということで食堂運営会社を挙げるケースもありますが、これは同社のある部分だけを取り出した形となってしまいます。
また、人材派遣などとも比較されることがありますが、野口社長は真のアウトソーシングを担っている同社とは「ノウハウの有無」という点でまったく違うと考えています。
この3月に1:2の株式分割を実施し、流動性を向上させて東証への上場も検討中という同社を今後もフォローアップしていきたいと思います。
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2003年3月28日(金)
http://www.inteccoms.co.jp/main.html
インテック コミュニケーションズの第2次中期経営計画発表会に参加しました。深川新社長、鈴木取締役が説明されました。
●VICTORY2005
中期経営計画のネーミングは「VICTORY2005」です。
これは、2005年に向けたビジネスの勝利・成功・拡大を目指したもので、VICTORYには、同社名の頭文字が組み入れられています。
内容としては、「新しい3ヵ年の成功が社員自らの行動とともにあるという事を常に意識する。また、お客様に対しても一人ひとりが積極的に向き合って考え、行動していく。」というもので、これを表現するスローガンとして
「I think... I will...」
(一人ひとりが、自ら考え、行動する)を掲げています。
第2次中期経営計画では技術力をコアコンピタンス(中核となる競争力)として、販売力、組織力の強化を通して「売上の拡大」、「利益の向上」、「ブランドの確立」を目指し、事業の拡大をはかっていきます。
施策1「売上の拡大と利益の向上」
<売上の拡大>
・営業力の強化
1.営業要員の増強
2002年30名の営業(内、直販部隊が20名)を、2005年には40 名体制にします。
(直販は30名)
2.情報システムの活用
営業社員全員に携帯用PCを持たせるなどモバイル環境の整備、活動支援シス テムの導入、営業のみでなく社員全員が見ることのできるような顧客データ ベースの整備を進めます。
<利益の向上>
・原価の削減
拠点の集約、回線の統合、保守料の削減などを行う「ネットワークブラッシュアップ計画(2003年−2007年)」を実行し、原価の削減を行います。
・生産性の向上
生産性指標の整備、EVMSの導入などによる「指標/基準の整備」と、生産・品質管理部署の新設(2003年)、PMBOKの導入(2004年)、プロジェクト管理者養成(2005年に全体の10%)による「プロジェクト管理の徹底」を進めます。また一人あたり付加価値生産高の10%アップを目標としています。
・リース料の減少
投資は今後も続き減価償却費は増加しますが、主要設備のリースが終了し大きく減少します。
<セグメント別目標>
・直販比率
直販要員を20名から30名へ増強し、20%の売上アップにより直販比率50%超を目指します。
施策2「技術力の強化と組織力の強化」
<研究開発>
売上高研究開発比率は、2002年0.92%から2005年1.11%へ年率20%で増加させます。
<品質管理とプロジェクトマネジメント>
品質管理部門として技術推進室を新たに設けました。
プロジェクトマネージャを育成し、全従業員に対する割合を2002年の2%から10%にまで引き上げます。
<教育研修と公的資格取得率>
同社は以前から社員教育に熱心でしたが(2002年で一人あたり年間
600000円の教育予算)、今後も一人ひとりの戦力化、自立を促す自立学習支援制度の下、社内外、海外も含めて階層別、職種別に教育研修プログラムを積極的に進めていきます。
またジュニアボードといって、若手社員に経営目標の設定や事業計画を立案させる場を今後も引き続き実施していきます。
技術職を中心に公的資格の取得を進めていき、2002年の115%を2005年には150%と一人当り1.5の資格取得を目指します。
<想定リスク>
以下のような想定リスクを認識しています。
外的リスク
*市場
・破壊的価格低下
内的リスク
*営業
・大幅な売上目標未達
・アウトソーシングのスペース不足
・営業要員の確保
*生産・運用
・ソリューションビジネスへの移行遅れ
・「ネットワークブラッシュアップ計画」のタイミング遅れ
・生産性の伸び悩み
●取材を終えて
第1次中期経営計画をほぼ目標どおりに達成し、今年1月に東証2部へも上場しました。
アウトソーシング事業が着実に収益の柱になってきているようです。
深川新社長の下、「VICTORY2005」の進捗状況を足元の状況と共にフォローアップしていきたいと思います。
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<今回の企業のIR資料を御希望の方は、「お名前」、「住所」、
「今回の企業名」を明記の上こちらまで。
ブリッジレポートの感想などもお書き添えいただくとうれしいです。>
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