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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
バンガード・海外投資事情 第71回
生活設計塾クルーの「お金よもやま話」
投資信託基準価額
今朝のめざましBIZ
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
ただ今ブックビルディング中
ちょっと(またも)出てます〜
マネックスメール解除の方法は一番下にあります
またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
CMEの先物終値水準へサヤ寄せ後は小動き、引け際買い戻しで上げ幅を拡大。
日経平均 8221.12(△ 68.96)
TOPIX 829.26(△ 5.74)
単純平均 340.87(△ 1.93)
東証2部指数 1637.11(△ 13.32)
日経店頭平均 1061.02(△ 1.05)
東証1部
値上がり銘柄数 834銘柄
値下がり銘柄数 508銘柄
変わらず 177銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ(25日) 114.73%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 980.07(百万株:概算)
売買代金 615040(百万円:概算)
時価総額 2406279(億円:概算)
為替(17時) 116.40円
金曜日の海外株式市場は総じて堅調な値動きとなりました。CMEでの日経平均先物も大阪市場の終値を上回って終了しており、朝方はこの水準にサヤ寄せする始まりとなりました。
大阪市場の日経平均先物は、CMEの水準で寄り付き、さらに上げ幅を拡大する始まりとなりました。しかし8200円台まで値を上げると売り圧力が高く、伸び悩みとなってしまいました。
朝方の買い一巡後は上げ幅を縮小しましたが、日経平均は前週末終値近辺まで値を下げると下げ渋り、売りポジションを取る動きは乏しく、底固い展開を続けました。前場後半から再度上げ幅を拡大する兆しもありましたが、上昇の勢いは出ない展開となりました。
後場に入ってからも前場終値近辺で静かなもみ合いが続きました。経済関係閣僚会合が開かれ、ここでどういった対策が決定されるかを確認するまで、積極的なポジション取りは手控えるといった雰囲気が強まりました。
株価対策等々が話題になっていますが、実際に相場の中身はこれら対策期待というよりも、海外市場頼りといった雰囲気もあります。海外市場の動向によってCMEで日経平均先物がどの水準で終了するか、この水準にサヤ寄せするものの、それ以上の買い方は不在といった状態でした。
昼に開催された政府与党連絡会議の中で、株価対策について全く議題に出なかったという塩川財務相のコメントも後場に入って伝わりました。一方首相は連絡会議で与党の経済対策に関し、できるものから対応すると前向きな姿勢を示したとも伝わりました。政府内の不一致で手掛け難い雰囲気も強まりました。
大引け間際になると、日経平均が上昇力は弱いながら、プラス圏を維持し続けていることで次第に売り方の買い戻しが増加しました。若干上げ幅を拡大し、取引を終了しました。
◆個別銘柄◆
ニコン(7731) 792円(▲63)
金曜日の取引終了後に前期配当をゼロにし、42年ぶりの無配にすることを発表しました。これによって売りを誘い、売り気配を切り下げる始まり。大幅安で寄り付いた後も、買い意欲は乏しく後場は更に下げ幅を拡大する動きとなりました。
ソフトバンク(9984) 1475円(▲156):100株単位
金曜日に2003年3月期の連結最終損益が999億円の赤字に拡大したと発表しました。このところ低位個別材料株物色から、売買単位が100株で株価水準は数千円の銘柄を手掛ける流れで上昇していました。決算発表を受け、直近の上昇に対する手仕舞い売りが先行、後場に入ってからも下げ幅を拡大しました。
トヨタ(7203) 2760円(△5):100株単位
北米市場で競争が激化しているため、販売奨励金を手厚くする、SARS問題が長引けば、天津での生産に影響があるかもしれないといった社長のコメントが後場中頃に伝わりました。この直後から先行きの不透明感によって手仕舞い売りが出て、上げ幅を縮小する動き。
ヤマハ(7951) 1558円(△128):100株単位
金曜日に2003年3月期の連結最終益は179億円の黒字転換、さらに今期は6割増となる290億円の黒字という予想を発表しました。これを手掛かりに朝から買いが先行し、大幅上昇。後場に入ると利益確定売りもあり、やや伸び悩み。
ファナック(6954) 4820円(▲110):100株単位
2003年3月期は自動車産業向けロボットの好調や、アジアでの売上げ拡大で連結経常利益は18%増となりました。しかし今期のアジア部門はSARSの影響で不透明な面があり、一旦利益を確定する動きが優勢となりました。株価は大きく下げないものの、終始軟調な展開。
マツダ(7261) 229円(△8)
昼休み中に決算速報が伝わりました。前期連結純利益は173%増の241億円、今期はさらに300億円を見込んでおり、大幅増益期待で後場に入ると一段高を演じました。
フジクラ(5803) 315円(△28)
13時過ぎ、決算速報が伝わりました。2003年3月期の連結最終損益は赤字となったものの、今期は黒字転換を見込むといった内容。この速報直後から急伸する展開となりました。指数の値動きが乏しいことで、目先筋が飛び付く形で上昇。
日本風力開発(2766) 77万4千円(△10万円):1株単位
金曜日に政府が風力発電の普及を目指して規制を緩和すると報じられました。これが同社にプラス効果といった見方が強まり、本日も続伸。ただ2日連続の大幅上昇となったことで、後場は利益確定売りも増加して一時上げ幅を縮小。売り一巡後は再度買い進まれ、結局ストップ高。
ケーヒン(7251) 1160円(▲88):100株単位
前場は比較的堅調な値動きとなり年初来高値に接近。しかし、後場に行われた決算発表では前期の好業績に対して、今期は減益見通しを示したことで利益確定売りが増加、一気に下げに転じ急落となりました。
<株式分割>
サンシティ(8910)
6月30日現在の株主に対し、1株を2株に分割
効力発生日 8月15日
配当起算日 7月1日
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高新井組(1854) +35.29 △30 115 143.5日マタイ(8042) +31.44 △50 209 426モリ工業(5464) +29.09 △80 355 6456ヤマタネ(9305) +22.36 △17 93 5885植木組(1867) +19.89 △37 223 145
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高クボテック(7709)−11.39▲3万1千円24万1千円 1.934ソフトバンク(9984) −9.56 ▲156 1475 7225東都水(8038) −7.40 ▲18 225 1776ニコン(7731) −7.36 ▲63 792 4406ケーヒン(7251) −7.05 ▲88 1160 269.5
東証1部売買高上位
銘柄 売買高 終値 前日比日新鋼(5407) 26732 85 △5真柄建(1839) 23435 217 △19住友機(6302) 22456 117 △9NEC(6701) 22073 413 △19東芝(6502) 20396 324 △5新日鉄(5401) 19131 140 △2住金(5405) 17789 57 0日立(6501) 16891 452 △14東ガス(9531) 12478 371 ▲12旭化成(3407) 11928 367 △29
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金 終値 前日比NTTドコモ(9437) 19805 26万3千円 △5千円三菱東京(8306) 16697 45万9千円 △7千円ソニー(6758) 15250 2850 △35KDDI(9433) 15234 40万3千円 △2万3千円ソフトバンク(9984) 10942 1475 ▲156松下(6752) 10759 1033 △38キヤノン(7751) 10753 4900 ▲50トヨタ(7203) 9946 2760 △5NEC(6701) 8998 413 △19武田(4502) 8155 4500 ▲40
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<バンガード・海外投資事情 第71回>−−−−−−−−−
核となる投資の選び方
ファンドを、まるで偶然見つけた洋服を買うような感覚で、衝動買いする投資家が少なくないようです。ポートフォリオにおけるそれぞれのファンドが持つ役割をあまり気にすることなく、魅力的にうつるファンドを次々と買っていくと、その結果、ポートフォリオは割高なファンドの寄せ集めとなり、管理するのも一苦労ということにもなりかねません。
長期投資のために、バランスよく分散されたポートフォリオをつくりたいと考えている人には、まずポートフォリオの核となるいくつかのファンドを決めることで、このような過ちを防ぐことができます。
安定性や多様性といった要因はもちろんのこと、中核となるファンドはできるだけ幅広い市場をカバーしているもので、その数はできるだけ少なくしたほうがよいでしょう。その理由は単純で、管理するのが簡単だからです。例えば、株式ファンドを10、債券ファンド4つ持っていたとして、それらをすべて把握するのは至難の業です。四半期毎にくる取引明細の山を見るのもうんざりですが、それ以上にそれぞれのファンドにかかる経費、発生するリスク、そして(複数のファンドを持つことの)税効率の悪さも考慮に入れなくてはならないでしょう。また、核となるファンドを少数におさえることで、(投資対象が)重複することを避けることができます。たくさんのファンドを保有することによって、株式市場や債券市場を幅広くカバーすることは可能だと思いますが、そこにはシンプルさや低コスト性は期待できないでしょう。
退職後に備える長期投資家が自分のポートフォリオの「核」として株式市場全体の動きを追随するインデックス・ファンドを購入するのはよい選択だと思います。1つのインデックス・ファンドを保有することで大型、中型、小型株に投資したのと同じ効果を得ることが可能となるからです。また、インデックス・ファンドには、長期的なパフォーマンスの優位性、幅広い分散投資の実現、低コスト性といった利点もあり、「マネージャー・リスク」と呼ばれるポートフォリオ・マネージャーの判断が市場全体の動きに遅れるリスクを軽減するメリットもあります。
インデックス・ファンドから低コスト性や相対的なパフォーマンスのよさが期待できる一方で、アクティブ・ファンドにはコストは割高でも高いパフォーマンスを享受できる可能性があります。このような特徴を考慮して、いくつかのインデックス・ファンドを核として、それにアクティブ・ファンドを加えるといった組み合わせてポートフォリオをつくるという方法が米国の投資家の間でよく行われています。
※バンガードの外国投信は買付時為替手数料無料、販売手数料も無料(ノーロード)で3本とも1万円台から購入可能です
バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドバンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド
バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド
ファンドの内容はマネックス証券のホームページでご確認下さい。
========生活設計塾クルーの「お金よもやま話」=========
投資信託の「長期保有」と「繰上償還」
つい先日、私が保有していたある外国株ファンドの繰上償還が決定しました。この後、ファンドの償還に備えて、ファンドが保有する株式は速やかに売却され、円建ての短期金融商品での運用に切り替えられます。このため基準価額はほとんど動かなくなりますが、信託報酬は従来通りかかるので、その影響で基準価額は緩やかに低下していくと予想されています。つまり繰上償還日まで保有していると、じりじりと値下がりし続けるわけで、このまま保有していても意味はありません。さっさと解約して次の運用先を考える必要があります。実は2年前にも私が保有していたファンドが繰上償還されています。これも外国株で運用するファンドでした。
私は運用の原則は分散投資だと考えています。その際、日本株はともかく外国株の個別銘柄での運用は難しいので、投資信託を通して投資するのが合理的だと考えています。またある特定の外国株ファンドだけではなく、タイプを分けて投資したほうがよいと考えています。たとえばアメリカ株、ヨーロッパ株、アジア株、エマージング諸国株式、グロースとバリュー、大型株と中小型株への分散などです。こういった分散を個別株で行おうと思ったら大変ですが。ファンドを通してなら手軽にできます。
問題は外国株で運用するファンドは、資産規模が小さいものが多いという点です。特に、ポートフォリオのコアとなるようなファンドならともかく、ポートフォリオのスパイスとして加えたいようなマイナーなタイプのファンドはおおむね非常に小規模です。こんな純資産総額でちゃんと投資信託としての運用ができているのかと心配になって運用内容をチェックしてみると、一応、数十銘柄に分散投資していて、これなら大丈夫だろうと思って投資してみても、元の資産規模が小さいのである程度の解約が発生すると、繰上償還規定に引っかかってしまうわけです。
よく投資信託は長期保有が大事だといわれます。ところが繰上償還が決まると、本人の意思に関係なく、運用は打ち切られてしまいます。その際、単位型はともかく、追加型のファンドの場合は、運用成績が低迷続きで人気が無くなったときに繰上償還される可能性が高くなります。この時、一般的には多くの人が評価損を抱えていますが、繰上償還が決まると、評価損が実現損として確定してしまいます。投資家本人としては、このまま運用を続けてくれればいずれ値上がりするだろう、損を取り返せるはずだと思っていても、もはやどうしようもありません。
ということで、投資信託に投資する場合には、運用方針や運用実績、コスト等だけではなく、その純資産総額および繰上償還規定もよくチェックすることをお勧めします。(生活設計塾クルー 目黒政明)
◆生活設計塾クルーよりおしらせ◆
5月のクルー主催のマネーセミナーは5月16日(金)14:00〜と23日(月)18:30〜です。【参加費無料】で、お申し込み先着順となりますので、お早めに。→ http://www.fp-clue.com/seminar_info.html
今月のテーマは『どうなる私の年金〜誤解を解いて理解する公的年金』です。
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投資信託基準価額(5月9日現在)
ザ・ファンド@マネックス 4,578(+47)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(5月9日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 21.41(+0.30) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 20.31(+0.08) バンガード・スモールキャップ・インデックス 16.95(+0.24) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.14(+0.17) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 14.55(+0.22)
適用レート(5月12日午後2時30分現在)
買付 116.85(−0.55) 解約 116.35(−0.55)
<ユーロ建>
フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F 9.48(+0.02)
適用レート(5月12日午後2時30分現在)
買付 135.60(−0.05) 解約 134.60(−0.05)
============<今朝のめざましBIZ>===========このコーナーはフジテレビ系列で月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざまし新聞forBIZ」でマネックス社員が話をした部分です。毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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月曜日は松本が生出演しています
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わたしたちどうなるの?
「株価ってなぁ〜に?」
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●株価は経済のバロメーターか?
●教科書では株価は企業の収益力によって決まるとか、経済のバロメーターだ とか言われる。しかしこの2年間で株価は半分になったが、日本経済の規模 が半分になったか?
●GDPは変化なし、企業収益だって実は1年前より回復している。
●教科書的な考え方は間違っている。実は株価はマーケットの参加者の心理、 「気持ち」に大きく影響されている。
●何によって一番大きく影響されるかというと、政治家などの指導層がちゃん とマーケットを理解しているかとか、ちゃんと経済のこと考えているかとか、 そのようなことに一番影響を受ける。
●政治のゴタゴタとかがあると、マーケットは嫌気して、株価は売られる。 しかし低い株価が銀行や生命保険会社などの財務状態を更に悪くして、 その結果実体経済にも悪い影響が出たりする。
●国の経営をしている人には、きちんとやってもらいたいモノだ。
(結論)
●株価は必ずしも経済のバロメーターではないが、国力のバロメーターだ。 株価が下がっている時は、たとえ経済的には大国であり続けても、日本とい う国に対する評価が下がっているということです。
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めざBIZシンキング
「国債は?」
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●一国民として国の財政や経済を考える場合と、一個人投資家として一つの金 融商品として考える場合で、評価は大きく違う。
●一個人投資家として考えると、特に最近発行されるようになった「変動利付 き個人向け国債」は、デフレの時も元本は減らないし、インフレになれば、 その時その時の長期国債の金利に連動して利子が増えていくので、インフレ 時にも強い商品。もちろん国がデフォルトするリスクは取らなければいけな いが、郵便貯金や銀行預金をしている範囲内で乗り換えて買うならば、理想 的な金融商品。
●一国民として国の財政を考えると日本は今、毎年40兆円の赤字(税収が 40兆、歳出が80兆)で、バランスシートを見ると(年金負債の計算の仕 方によるが)800兆円の債務超過になっている。単年度の赤字をなくす政 府目標は2010年代初頭としているが、債務超過状態を脱却する目標は、 平成9年11月財政構造改革法において2003年目標とされたが、平成 10年12月にその法律を停止する法律が成立し、それ以降新たな目標の設 定は行われていない。つまり、現時点において、日本国には正式な財政均衡 目標がないことになる。債務超過を脱する計画がない中で、借金を増やし続 けるって、あまりにも無責任じゃないですか?
●しかし一番重要なのは経済の観点だと思う。銀行は与信業、つまりより自分 よりも信用力のない会社などにリスクを取ってお金を貸すのが本来の仕事の 筈なのに、どんなに日銀などがお金をジャブジャブに銀行に供給しても、国 債ばかり買っている。そして中小企業などにお金が回らない。日本経済の足 を引っ張っている最大の戦犯は国債だ!
●(結論)銀行に国債を買わせるな。
国債の購入を止めさせても、それで即ちお金が中小企業などの回る訳ではな いという論もあるが、私はそう思わない。お金は常に閉鎖空間の中で、その 身の置き場所を探している。国債に行けなければ、必ず民間にお金は溢れて くる。
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月曜日の「めざまし新聞forBIZ」には松本が生出演しています。
担当コーナーも多く、放送内容を文章にしてお伝えできる量ではない面もあります、当面月曜日は、話の抜粋だけの掲載とさせていただきます。
詳細は別途下のつぶやきでご紹介する場合もあります。
ご興味ある方は、生放送をご覧下さい。
しかし現実問題として時間の面が大きいので、ビデオに録画してご覧下さい。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
フジテレビ
「めざまし新聞forBIZ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/mezashin/index.html
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========5月12日 <個人と組織>
個人の倫理と、組織の倫理の間に大きな隔たりを感じることが多くあります。相手が民間企業でも、官庁でも、担当の人と交渉などをしていると(担当者は必ずしも現場の人でなく、責任者である場合も多いのですが)、「私個人的には同感なのですが、社としては云々」といったことを聞くことがしばしばあります。私はこのフレーズが大嫌いです。自分が納得できないことなら、まず「社」に対して主張して納得できるまで議論すべきです。もし結局「社」が考えを変えない場合は、「社」にいる間は「社」の構成員としてその考えに従うべきで、その時は「私個人的には何々ですが・・・」という言い訳がましい枕詞はつけないべきでしょう。
しかし最近更に思うことがあります。それは最終的には、個人の倫理の方が組織の倫理よりも優先せらるべきではないかということです。企業の不祥事も、国家的な暴走も、最後に止められるのは個人の倫理観だと思います。たかが個人、されど個人。本当に大事なことほど、判断の最後の拠り所は個人の倫理ではないでしょうか。我が国に於いては、昔から、組織の倫理が優先する傾向があるように思います。これは真剣に直していくべきだと思います。
=============<編集長の独り言>=============昨日はドライブがてら、年初に一度行ったきりになっているジョイフル本田の千葉ニュータウン店まで足を運びました。その途中、お昼を食べる場所ですが、こちらもこのコーナーで随分前にご紹介したガソリンスタンドに併設しているドトールを発見、行ってみました。
ドトールのイメージは、都心で間口の狭いお店。長細い店内、窓が少なくやや薄暗いといった印象を勝手に持っていました。しかしこのお店は、もともとガソリンスタンドの建物、窓も大きく明るい店内でした。
食事をしながらの感想は、ドトールに関してよりも窓の外、給油する人々に対してです。セルフなので店員の誘導等はありません。このため各車、縦横無尽に給油している姿です。出口から入ってきて、反対向きに車を止めて給油する人も多いのです。向かい合う形で給油、給油を済ませると出るのに、後ろに次の車が並べば右往左往といった状態でした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。
−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<明日からブックビルディング開始の銘柄>
情報企画(3712) マザーズ
ブックビルディングは 5月13日 AM00:00 から
5月19日 AM11:00 まで
仮条件23万円〜28万円
<新規取り扱い決定銘柄>
ネットマークス(3713) 東証2部
ブックビルディングは 5月27日(火)より
詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/
==========<ちょっと(またも)出てます〜>=========<テレビ>
フジテレビ系列 月曜日から金曜日 AM4:30〜
“めざまし新聞 for BIZ”
毎週月曜日は松本生出演!
(同番組には他の曜日もマネックスでは何らかの形で関わっていきます)
<雑誌>
5/20
type5月号 「あの経営者が語る『若手時代の修行体験』」
5/21
ZAI7月号 財務省発行 日本国国債速報2
日経マネー7月号 ETF 財務省に送った質問状
6/7
マネープラス7月号 ワーキングウーマンにおくる資産運用のすすめ
6/8
LOOP7月号 「今、起業家はどのように資金調達すべきか」
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いることをご確認下さい。
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