マネックスメール 2003年5月22日

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マネックスメール 2003年5月22日

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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  サンプラザ中野の株式ロックンロール
  マネックスの投信売れ筋ランキング
  投資信託基準価額
 今朝のめざましBIZ
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
 「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
   乃村工藝社(9716)
   ビジネストラスト(4289)
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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
本日も8000円の大台が下支えライン、しかし積極的な売買は手控え膠着。
日経平均     8051.66(△ 33.15)
TOPIX     816.06(△  6.26)
単純平均      338.17(△  1.18)
東証2部指数   1650.30(△  9.69)
日経店頭平均   1062.41(△  3.26)
東証1部
 値上がり銘柄数     833銘柄
 値下がり銘柄数     541銘柄
 変わらず        139銘柄
 比較できず         0銘柄
 騰落レシオ(25日) 105.22%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高    1056.90(百万株:概算)
 売買代金    606051(百万円:概算)
 時価総額   2368095(億円:概算)
 為替(17時) 117.61円

 本日も積極的なポジション取りは売り、買いともに手控えられ、方向感の乏しい相場となりました。朝方日経平均先物は8000円の大台を割り込む場面がありましたが、売り方は活気付かず大台回復。その後も小幅高で推移する時間帯が長くなりました。

 連日終値では8000円の大台を維持する相場展開となっています。このため売りポジションは取り難く、先物も大台を割り込むと買い戻しが入るといった動きになりました。

 8000円の大台が下支えラインという見方が一段と強まるものの、上値を買い進む材料も見当たらない相場環境です。特に為替市場の先行きが予測できず、株式市場には手控え気分が強まりました。

 銀行株への買い戻しが継続している点も、売りポジションを取り難い要因となりました。しかし低位個別材料株を物色する意欲もやや後退の兆しがあります。

 買い戻しに支えられる相場で、新たなポジション取りが手控えられています。買い戻し一巡後に不安もあり、さらに手控え気分が強まるといった面もありました。

 後場の取引開始直前、生保の予定利率引下げ法案を明日閣議決定するという一部の報道に関し、小泉首相は報道陣に“あとで金融庁長官に聞いてみる”とコメントしました。閣議予定を把握していない首相に対する失望感もあり、寄り付き直後8000円の大台割れとなる場面もありました。

 しかしこの大台が下支えラインといった見方は強く、さらに売り込む動きはみられませんでした。後場は前日終値近辺で、一段と方向感の乏しいもみ合いとなりました。

 大引け間際、日銀総裁の発言として金融システム基盤は脆弱、先手を取って市場の不安感を取り除く、持ち合い解消は促進したほうが良い、銀行保有株の買い取りで含み損は600億円台といった発言が速報で伝わりました。

 本日も8000円の大台が下支えラインとなりましたが、売り買いともに一段と手控え気分が強まり、値動きは乏しい1日でした。明日は金曜日で、さらに新規のポジション取りは行い難い相場環境となりそうです。

◆個別銘柄◆
JFE(5411) 1440円(△29):100株単位
 SARSの影響で傘下のJFEスチールが7−9月の中国向け輸出を削減と報じられました。これにより朝方から軟調な値動きを続けていましたが、後場は上昇転換。13時頃に決算速報が伝わり、今期予想が事前のアナリスト予想を大きく上回ったことで買いを誘いました。

りそなHD(8308) 69円(△8)
 月曜日は公的資金注入などが報じられた混乱で値を下げたものの、その後は買い戻しが優勢となり本日も大幅続伸。昨年秋頃から株価は70円以下で推移しており、ある程度売りは吸収した雰囲気も出ていました。

日産自(7201) 875円(△7):100株単位
 前日の取引終了後に決算発表を行い、今期連結経常利益は10%増で、3期連続で過去最高を更新する見通しを発表しました。しかしすでに会社説明会で表明していた内容と同じで、特に買い材料とする動きはありませんでした。為替の動向も不透明で、上値の重い値動き。

日揮(1963) 834円(▲100)
 オマーンで大規模は受注獲得などを手掛かりにこのところ値を上げていました。市場では今後も受注環境は良好といった期待が高まっていましたが、昨日発表した決算で会社側は今期連結経常利益を5%減と予想。この内容に失望売りが殺到し、ストップ安。

ミツミ(6767) 1004円(△100):100株単位
 昨日決算発表を行い、今期連結経常は前期比3.2倍の見込み。事前のアナリスト予想を上回ったことで買いを誘いストップ高。数年間営業赤字が続いていたCD―RWドライブの清算を、OEMに切り替えるなど事業の見直しも進展。

INAXトステム(5938) 1553円(△104)
 後場に入ってから決算速報が伝わりました。今期連結純利益は前期比5割増を見込み、配当も前期は14円計画から27円に増額。さらに今期配当は40円に増配する方針が伝わりました。これらを手掛かりに発表後からジリジリと上げ幅を拡大していきました。

ローソン(2651) 3500円(▲40):100株単位
 一部地域で販売したおにぎりに、表示とは異なる原料が使われていたことが発覚しました。この問題で直接業績面への影響は軽微なものの、消費者がどういった反応を示すか予測しにくい状態。とりあえず買いポジションを手仕舞い、様子を見守るといった動きが強まり後場下落に転じました。

ナカノ(1827) 260円(△34)
 4月7日から実施されていた貸借取引の申込停止措置を、本日分から解除すると発表されました。これにより、再び目先筋の物色対象になるといった思惑が先行して急騰。しかし後場に入ると一転、手仕舞い売りが増加して非常に荒い値動き。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高エコナック(3521) +20.93   △9    52  4021ナカノ(1827)   +15.04  △34   260 18031丸栄(8245)    +13.74  △29   240  1287りそなHD(8308) +13.11   △8   69 103559松尾橋(5913)   +11.65  △19   182   491
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高フジテック(6406) −14.20  ▲72   435   880日揮(1963)    −10.70 ▲100   834   426ユニデン(6815)  −10.20 ▲102   898  2224東芝機(6104)    −9.52  ▲28   266  1482福神(2728)     −8.86 ▲265  2725  49.2
東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比りそなHD(8308)   103559     69      △8新日鉄(5401)      19053    137      △3太平洋セメ(5233)    18357    190      △8ナカノ(1827)      18031    260     △34NEC(6701)      17973    443     △18神戸鋼(5406)      15482     72      ▲1日産ディ(7210)     15089    194     △16日立(6501)       13889    459      △4クラリオン(6796)    13513    207     ▲10日産自(7201)    13320.8    875      △7
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比NTTドコモ(9437)   15547 25万7千円    △3千円ソフトバンク(9984)   12805   1660      △5KDDI(9433)     12761 42万9千円  △1万7千円武田(4502)       12053   4500     △80日産自(7201)      11584    875      △7ソニー(6758)      10192   2915     △15みずほFG(8411)    10185  76500   △6100トヨタ(7203)       9677   2665       0三菱東京(8306)      8944 45万9千円    △6千円三井住友(8316)      8661 19万7千円    △3千円
=============<資産設計情報>==============「サンプラザ中野と松本大の株本(かぶほん)」 日本経済新聞社より
発売中!!「低金利の時代に株式投資を始めたい」そんな声に
お応えしてサンプラザ中野がやさしく解説いたします。
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=35046

<サンプラザ中野近況報告>
5月22日(木) 「クリーク」発売
5月23日(金) 「フィッテ」発売
5月28日(水) 「ターザン」発売
5月30日(金) BSジャパン「ルック@マーケット」16時〜

−−−−−−−−−<サンプラザ中野の株式ロックンロール>−−−−−−−

景気反転の兆候を見たぞー。サンプラザ中野だー!
それは今週の月曜日だった。俺は大阪にいた。この四月から大阪の朝日放送でレギュラーをいただいた。毎朝6:45から「おはよう朝日です」という老舗番組である。俺は火曜日のゲストコメンテーターなのである。朝は早いが、まったく苦にならない。大変楽しくやらせてもらっている。だって朝から阪神ネタで盛り上がれるのだもの。おまけに司会の宮根さんはかなり面白い。そのうち全国区で大活躍するはずだ。

さて、いつもは月曜日の夜大阪に入る。今週は日曜日に阪神タイガース応援特番に出た。だから月曜日は大阪にいた。で、散歩をした。その散歩の最中に「景気反転の兆候」を見たのである。それは女子高校生だった。

そもそも大阪は東京よりも流行に敏感とされている(たぶん)。そしてその中でも女子高校生が特に敏感なはずだ。つまり大阪の女子高校生は日本で一番先端の空気を吸っているということか。

大変陽気の良いその午後、俺は女子高校生数人とすれ違った。当然のごとく、ミニスカートから伸びる素足に目をやった。一人の女子の足元に眼がとまった。彼女の顔を確認した。驚いた。そのグループの中でももっとも可愛い子だった。それは顔かたちだけではなく「垢抜けて」もいたのである。つまり「いけてる娘」だったのだ。その子のスカートが、なんとミニではなかった。どちらかというと長かった。膝より下だった。あきらかに意識的に決めた長さだと思った。
景気が悪いとミニスカートが流行る。これは日本の常識だ。流行の先端は大阪にあり、女子高校生にある。大阪の女子高校生のスカートの丈が反転したのだ。すなわち景気も反転し始めたと見て間違いないだろう。サンプラザ中野がフィールドワークで嗅ぎ取ったこのサイン。君はどう読む?

その後映画を見た。WATARIDORIである。その名の通り渡り鳥の生態を捉えたドキュメンタリーだ。美しい。そしてありがたい。梅田ロフトの地下の映画館。座席数は少ない。8割方埋まっていた。その8割のうち9割が高齢者だ。平日の午後という事もあるが、高齢者に受けている映画なのだと実感した。終わってロビーに出ると、次の回を待つ列ができていた。その9割も高齢者だった。高齢者に受けると大ヒットだ。「生きかた上手」しかり「綾小路きみまろ」しかりである。「株本」のためにも、彼ら高齢者の心をつかむマーケティングが必要だ。誰か教えてくれ。

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/

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<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>
1.ブル・ベアセレクト ベアファンド
2.日経225ノーロードオープン
3.バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド
4.バンガード・トータル・ストック・M・I・F
5.ブル・ベアセレクト ダブル・ブルファンド

(2003/5/12〜2003/5/16 マネックスでの販売金額)
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投資信託基準価額(5月21日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          4,471(−15)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(5月21日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 21.24(+0.09) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.53(+0.02) バンガード・スモールキャップ・インデックス 16.78(+0.06) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.04(+0.04) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 14.33(+0.02)
 適用レート(5月22日午後2時30分現在)
  買付 117.55(+0.85) 解約 117.05(+0.85)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F   9.53(−0.08)
 適用レート(5月22日午後2時30分現在) 
  買付 137.45(+0.20) 解約 136.45(+0.20)
============<今朝のめざましBIZ>===========このコーナーはフジテレビ系列で月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざまし新聞forBIZ」でマネックス社員が話をした部分です。毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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今朝のテーマ 
 「日銀総裁:問題処理の適切性欠けば金融危機起こりかねない」
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●スタジオ
昨日の福井総裁の発言ですが、市場関係者はどのような見方ですか?

◎マネックス
福井総裁は「危機直前の段階」というこれまでにない踏み込んだ言葉を使っています。発言の内容は、金融機関の健全化を速めるため、手遅れにならないうちに予防的な公的資金を注入する制度が必要なことを強調しています。楽観的でも悲観的でもなく的確に現状を認識していことや、解決の方向を明確に打ち出していること、またこれまでの福井日銀の機動的な手の打ち方を考慮すると、日銀の姿勢は信頼できると思います。

また、福井総裁は昨日同じ場で、予防的に公的資金を注入できる仕組みについて、「なるべく早く結論が出ることを期待する」とも発言しています。竹中大臣も連日意欲的な発言をしていますが、日銀・金融庁が「金融危機は起こさせない」という同じ方向に向いて事態にあたっているように見えますので、公的資金の予防的注入の仕組みに道筋ができるのは意外と早いかもしれません。来週の月曜日には、大手銀行の決算発表がありますので、当面要注目ですね。
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フジテレビ
 「めざまし新聞forBIZ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/mezashin/index.html

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========5月22日       <資本収支>

我が国の資本収支をいつも注意深く見ています。日本がアルゼンチン化するか否か、即ち国民が母国を見捨てて資本が逃避しているかどうか、を見極める一手段として気にしています。
過去17年間の資本収支の平均は月マイナス8000億円です。毎月8000億円の資本が流出している訳ですが、これは我が国の貿易とか円借款などの構造から、そうなるのでしょう。去年の10−12月期、竹中プランなどで銀行不安に大きく揺れたあの時も、やはり月マイナス8000億円でした。資本収支で見る限り、国内金融機関に不安を持っていなかった訳です。今年の1−3月期は月マイナス4000億円でした。イラクや北朝鮮の問題があるこの時期に、却って資本の流出が少なかったことを示しています。「有事の円買い」とでも言いましょうか、不安になると手元に現金を置きたくなる、そういった性質が日本人にはあるのでしょう。タンスに現金預金している人も多いようですが、いくらなんでも銀行が潰れるリスクと、家が燃えたり、タンスから泥棒されるリスクを較べたら、前者のリスクの方が遙かに小さいに決まっています。それでも人はタンス預金をする。このような経済状況でも、なかなか円安にならない一つの理由が、この日本人の特性にあるのではないかと、私は思っています。

=============<編集長の独り言>=============昨日帰宅すると、一通のDM。車ディーラーから車検のお知らせでした。7月に、新車から3回目(7年)の車検を迎えます。予算とこだわりの関係で、今の車を買ったのは約2年前。この車で私にとって初めての車検になります。そもそも、新車から3度目の車検を経験したことはありません。一体どの程度、経過年数による交換部品が発生するのか予想がつきません。これまでは車検前に買い換えることも多く、また車検に出してもこれまでの車は全く問題なしで帰ってきていました。
さすがに今回は、消耗品の交換が山のようにくるのではという不安があります。時々趣味と、意地?で古い車に乗りつづけ、手のかかる(お金のかかる)ことを逆に楽しんでいる人もいます。この世界に突入するきっかけは何だろうと考えると、車検時に思わぬ修理見積りを出され、開き直った瞬間でしょうか。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<募集期間中の銘柄>
 情報企画(3712) マザーズ
  募集期間は 5月27日 AM11:00まで
   募集価格 28万円(1株単位)

<新規取り扱い決定銘柄>
 ネットマークス(3713) 東証2部
  ブックビルディングは 5月27日(火)より

 一高たかはし(2774) JQ
  ブックビルディングは 6月3日(火)より

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/

(お詫びと訂正)
 昨日当コーナーにおいて、情報企画(3712)に関してブックビルディン グ開始と告知しましたが、正しくは募集開始となります。
 お詫びとともに訂正させていただきます。

=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今週の企業

 乃村工藝社(9716)
  「お客様の商売繁盛支援会社になることを目指しています」
 ビジネストラスト(4289)
  「会計から人事へ事業領域の拡大を図ります」
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2003年4月15日(火)
http://www.nomurakougei.co.jp/

乃村工藝社の2003年2月期決算説明会に出席しました。
乃村社長が決算概要ならびに今期計画、中期経営計画の達成に向けての取り組みなどをお話になりました。

●2003年2月期決算報告

商業施設分野は好調に推移しましたが、文化施設分野の大型完工が少ない年度であること、金融再編の大型案件が一段落したことにより減収となりました。専門店市場でのアパレル・飲食店舗がそれぞれ、前期比で+79.5%、+15.0%と大幅に伸びました。

●2003年度の計画

3ヵ年の中期経営計画2年目であり、最終年度を迎えるにあたっての大事な年と位置付けています。
商業施設分野の一部に底固い需要があるものの、公共投資、民間需要に力強い回復は期待できず、厳しい環境が続くと予想しています。
こうした状況の下、営業力を向上させ、利益率を改善することに努めていきます。

<2003年度の重点施策>
今期特に力を入れていくのは以下のポイントです。

*「商業を中心とした不動産開発事業」の立ち上げ

*プロパティマネジメント事業の収益化

*愛知万博に向けた受注体制の強化

*生産戦略の構築

*新しい情報ネットワークの導入

*東証1部指定替えの推進体制作り

●中期経営計画の達成に向けて

同社では2005年2月期で終わる3ヵ年の中期経営計画を立てています。2005年2月期目標
売上高     72,000百万円以上
経常利益     2,400百万円以上
当期純利益    1,300百万円以上
EPS         45.0円以上
ROE          6.2%以上

これを達成するために、以前のレポートでも紹介していますが、「お客様の商売繁盛支援会社」になることを目指しています。
今までは既存事業「ビルド:企画設計、制作施工、内装、展示、環境演出」による集客の貢献を中心としていましたが、今後はソリューション型企業への改革をすすめ、マーケティングサポート事業「1.デベロップ:顧客の事業開発支援。商業分野での不動産開発事業」、「2.オペレーション:顧客の収益拡大支援。空間、イベントを活かす集客、販売促進事業」の創出による商売繁盛支援を行っていきます。

●取材を終えて
「中期的な成長をどのように達成し、課題である利益率の改善をどう図るのか?」
これを実現するためには、現在の中期経営計画をしっかりと仕上げた上で、ソリューション型企業への変革を遂げるというのが同社の描いているシナリオです。
また、この仕組み作りにおいては「人材の育成も含めた人事制度」の改革と構築が不可欠であるということを乃村社長は強調されており、その取り組みにも注力していくということです。

都内で相次いでいる都市再開発をはじめとして商業施設分野の需要は堅調であり、愛知万博も大きく期待できそうです。
こうした足下の状況に加えて、ソリューション型企業への変革の取り組みをフォローアップしていきます。

☆★☆ 詳細はCyber-IR:http://www.cyber-ir.co.jpで ☆★☆ 
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2003年4月24日(木)
http://www.b-trust.co.jp/

吉木社長に今下期以降、業績を成長軌道に回帰するための重点施策についてお話を伺いました。

●今後の重点施策
会計分野における国際会計基準準拠パッケージを中心とする会計関連事業の一層の強化と、人事分野へ事業領域を拡大していきます。具体的には、以下のような施策を実行していきます。

1.会計関連事業の強化
性能において他社の連結パッケージとの徹底的な差別化を図り、シェアを拡大していきます。販売パートナーの数も増やし、自社製品の販売体制を強化していきます。
原価計算システム「原価大王」などの新製品の開発を積極的に進め、早期の販売開始を目指します。
会計コンサルティングにつきましては前年を上回って推移しており、四半期開示制度の導入による開示のアウトソーシング需要はさらに拡大すると考えられ、コンサルティングニーズの積極的な獲得に力を入れていきます。

2.人事分野への事業領域の拡大
人材紹介のほか、人事システム導入や人事コンサルティング等の人事関連ビジネスを積極的に展開していきます。
従来の同社の中心ビジネス領域である「会計・経理」はコア事業としてさらに強化しつつ、人事関連マーケットを積極的に開拓していく方針です。人事分野においては会計分野のような監査法人系コンサルティング会社や会計事務所といった強力な競合会社が少なく、有利に事業展開できるものと考えています。
具体的には以下のようなビジネスを展開していきます。
・人事システムの導入
・人事コンサルティング
・人材紹介
・アウトソーシング

このように、従来の「会計」分野をより強化するとともに、「人事」のシステム、コンサルティング、アウトソーシングを手がけることにより、事業領域を拡大し更なる成長を目指していく考えです。

●取材を終えて
取り巻く環境は厳しいものがあるのは事実ですが、吉木社長は自社製品の競争力には自信を持っており、シェアの拡大を目指しつつ「人事」マーケットの開拓に一層注力していく方針です。
業績は4月8日に下方修正を余儀なくされましたが、配当金については安定配当施策を重視して期初発表の3,000円をベースとした期末配当を実施の予定です。
また、上限2億円の自社株買いを今年1月の株主総会で承認されており、機動的に取得予定です。
「会計」から「人事」へと事業領域の拡大を目指す同社を今後とも注目していきたいと思います。

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