マネックスメール 2003年5月28日

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マネックスメール 2003年5月28日

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 マネックスメール(第936号 2003年5月28日夕方発行)
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  フィデリティと考えるこれからの投資
  HSBCと中国株式
  投資信託基準価額
 今朝のめざましBIZ
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
米国株高を手掛かりに上昇、しかし8300円で戻り売りが増加し伸び悩み。
日経平均     8234.18(△113.94)
TOPIX     822.31(△  7.45)
単純平均      341.98(△  3.34)
東証2部指数   1683.41(△  9.88)
日経店頭平均   1070.86(△  4.81)
東証1部
 値上がり銘柄数    1041銘柄
 値下がり銘柄数     335銘柄
 変わらず        138銘柄
 比較できず         2銘柄
 騰落レシオ(25日)101.39%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     898.64(百万株:概算)
 売買代金    584377(百万円:概算)
 時価総額   2386325(億円:概算)
 為替(17時) 117.48円

 3連休明けの米国株式市場は、景気回復期待が高まり大幅上昇で取引を終了しました。CMEでの日経平均先物も値を上げて終了しており、国内市場も上昇ムードで始まりました。

 月曜日に発表された大手銀の決算内容に対し、3連休明けの外国人投資家がどういった行動に出るか注目された日でもありました。しかし市場全体が上昇ムードで始まったことから、銀行株にも軒並み買い戻しが先行して始まりました。

 朝方の買いが一巡すると、方向感の乏しいもみ合いが続きました。全体の流れに沿って銀行株は上昇した雰囲気が強く、外国人投資家の評価が分からないといった部分があります。改めて銀行株の動向を見守るといった雰囲気もあり、市場全体に様子見気分が強まりました。

 8300円という水準まで上昇すると、戻り売り圧力が高まる面もありました。CMEでの先物の終値を上回るものの、8300円が上値の壁といった展開で前場を終了しました。

 後場に入ると、前場上値の重かった8300円を再度目指す展開で始まりました。しかし先物市場にはこの水準に大量の売りが並ぶ状況でした。この売りをこなせるかどうかを試す展開が続きました。

 日経平均が8300円を回復できるかに注目が高まる中、みずほFG(8411)が下落に転じ、為替市場では116円台まで円が上昇しました。銀行株、為替市場といった懸念材料が静かに動き出したといった後場中頃でした。
 上値が重いことで大引け間際に手仕舞い売りが増加、若干上げ幅を縮小して取引を終了しました。銀行株の不透明感も継続しました。一部では竹中金融相が9月に辞任する意思と報じられましたが、特に目立った反応はありませんでした。

 一目均衡表を見ると、本日も結局抵抗帯上限(8262円)を突破できませんでした。今週に入って文字通り上値の抵抗帯となり、あと一歩値を上げられないといった展開が続いています。今週金曜日にはこの抵抗帯上限は低下し、8190円程度になります。この水準を突破し、5月を終了するか注目点となりそうです。

◆個別銘柄◆
みずほFG(8411) 72000円(▲800):1株単位
 連休明けの外国人投資家が、主力銀行の決算に対してどいった動きにでるか注目が集まりました。しかし市場全体が上昇ムードで始まったことで買い戻しが先行する展開。まだどういった評価をされているか掴み難い値動きとなり、先行き不透明感は継続しました。

ソニー(6758) 3000円( 0):100株単位
 今後3年間で世界の生産体制を再編すると報じられました。取引終了後にこの点に関して経営方針説明会を開く予定で、詳細を確認するまで手掛け難い雰囲気。前場後半には買いポジションを手仕舞い、説明会を待つといった雰囲気も強まり3000円割れとなる場面もありました。

丸山製(6316) 147円(△23)
 一部にベトナムでSARS制圧に活躍した殺菌消毒噴霧器を上海市の医療機関に送ると報じられました。これを手掛かりに新たな低位個別材料株として急騰。しかし会社側は人道的な立場で無償寄付するもので、収益に寄与しないとコメント。もともと目先筋の買いが中心で急速に上げ幅を縮小しました。
テレコム(9434) 32万3千円(▲4万4千円):1株単位
 昨日決算発表を行い、前期連結経常利益は3.7倍に拡大したものの、今期は2割減という見通し。売り気配を切り下げる始まりとなり、大幅安で寄り付きました。一旦は値を戻す気配があったものの、後場に入ると再度見切り売りが増加、更に下げ幅を拡大しました。今期の業績悪化で下値での買い意欲は乏しい展開。

ケンウッド(6765) 261円(▲9)
 日経平均が朝方上昇後、方向感の乏しいもみ合いとなったあたりからジリジリと上げ幅を拡大する動きとなりました。しかし後場、再度8300円を目指す動きになると低位株には手仕舞い売りが増加し上げ幅を縮小。指数の値動きを気にしながらの短期値幅取りといった雰囲気でした。後半になると手仕舞い売りが増加し、下落に転じました。

YOZAN(店6830) 30500円(▲800):1株単位
 5%ルールの報告書で第2位の大株主「ミリオン ストーン リミテッド」が保有株の一部を売却していたことが判明。大株主の売却で既存株主が動揺し、後場下げ幅を拡大する場面がありました。

セガ(7964) 666円(△6):100株単位
 次期社長が米ゲーム大手のエレクトロニック・アーツ社から、セガの北米事業の買収提案を受けていることを明らかにしたと報じられました。思惑先行で値を上げましたが、これまでも合併話が破談になったことなどもあり、先行きに不透明感は強く積極的な買い手は不在。

ダイア建(8858) 67円(▲8)
 昨日決算発表を行い、前期末で債務超過に転落したことが判明しました。金融支援を受ける計画が、りそなグループへの公的資金注入問題があり支援合意が先送りとなったため。会社側は引き続き支援交渉継続中とコメントするものの、先行き不透明感は根強く売りが先行。

<株式分割>
モック(2363)
 6月30日現在の株主に対し、1株を2株に分割
  効力発生日 8月20日
  配当起算日 7月1日

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高サカイオーベ(3408)+35.71  △30   114  5446丸山製(6316)   +18.54  △23   147 15420第一船(9132)   +14.00   △7    57  4991東急観(9727)   +13.00  △13   113   133トプコン(7732)  +12.47  △66   595   406
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高テレコム(9434)
        −11.98 ▲4万4千円 32万3千円 29.855スターゼン(8043)  −9.47  ▲18   172   905Jメンテ(9787)   −9.25  ▲51   500  28.5長谷工(1808)    −8.25   ▲9   100  6448エンシュウ(6218)  −7.92  ▲13   151  3150
東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比NEC(6701)      36251    493     △20ケンウッド(6765)    36043    261      ▲9共立(6313)       22421    330     △16富士通(6702)      17310    373     △11日立(6501)       16061    455       0丸山製(6316)      15420    147     △23りそな(8308)      14514     62      ▲1ナカノ(1827)      14236    320      ▲4東芝(6502)       14101    329      △3熊谷組(1861)      11736     21      ▲1
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比NEC(6701)      17776    493     △20ソニー(6758)      14629   3000       0NTTドコモ(9437)   12021 24万9千円       0キヤノン(7751)     11081   4800     △60松下(6752)       10357   1032     △28ケンウッド(6765)     9949    261      ▲9テレコム(9434)      9809 32万3千円  ▲4万4千円東エレク(8035)      9568   4740    △200京セラ(6971)       9519   6380    △230トヨタ(7203)       8914   2640      △5
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−-<フィデリティと考えるこれからの投資>−−−−−−−-

ここから日本株。いまこそ企業を選んで行う投資(その3)

中長期でみるとき、さらに重要な企業選別

企業の二極化が言われるようになって久しいですが、日本においても企業間格差はより顕著なものとなってきたようです。そしてそれは、すでに触れたように中長期の場合、株価の動きに反映されることになります。

いわゆる「失われた10年間」において、平均でみると確かに株価は下がっています。しかし、個別企業ベースで見ると、違った景色が見えてきます。2002年末に東証一部に上場していた銘柄のうち、その10年前、つまり1992年末にどこか国内の市場(東証二部、店頭など)で取引されていた銘柄1271社について調べました(出所: データストリーム)。この1271社を株価の上昇率順に並べてみると、全体の平均では32.6%も下落するという大変な相場環境にあっても上昇している銘柄が210社もありました。その内訳(平均値)は以下の通りです。

1-10位の会社 : 6.3倍上昇
11-50位の会社 : 2.9倍上昇
51-210位の会社: 39%上昇

一般に不景気といわれる中にあっても、株価をあげた企業は少なからず存在し、その上昇率もトップ10社で6.3倍、それに次ぐ40社でも2.9倍と目を見張るものがあります。そして、これらの株価上昇には、やはり企業収益の成長という裏付けが存在します。10年の間には様々な要因があり、これらの企業も他と一緒に売られ株価を下げた時期もあったはずですが、「企業成長を映す鏡である」中長期の株価は、きちんとその本質を表した動きをしたということでしょう。ご参考までに、その上位10社と上昇率をあげてみましょう。
1.ヤマダ電機(13.6倍)
2.ローム(7.1倍)
3.ディスコ(6.3倍)
4.松屋フーズ(6.0倍)
5.日本電産コパル(5.6倍)
6.HOYA(5.2倍)
7.日本電産(5.1倍)
8.有沢製作所(4.9倍)
9.SMC(4.8倍)
10.アデランス(4.6倍)

不透明な市場環境は続いています。年初来の世界的な緊張もいつ収束するか予測できません。しかし個々の企業においては、さらなる成長のために日々努力が行われ、一部で実を結びつつあり、そして株式市場には、それに対して魅力的な株価の企業が存在する可能性があるとフィデリティは考えます。お客様にもぜひ、中長期かつ株式の本質に基づいた考え方で、株式市場と自らの資産運用を見ていただきたいと思います。

フィデリティ・日本成長株・ファンドはマネックス証券で1万円からお申込みできます。上記の個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として申し述べたものであり、その銘柄または企業の株式等の売買を推奨するものではありません。

−−−−−−−−−−−−<HSBCと中国株式>−−−−−−−−−−−−
マネックス証券では2003年6月2日(月)から「HSBC チャイナ オープン」の販売開始を予定しています。(お買付は5月31日(土)午前中のシステムメンテナンス終了後可能になります。)ファンドに関しての詳細は5月31日以降、マネックス証券のホームページで目論見書をご確認ください。本ファンドの委託会社であるHSBCアセット・マネジメント株式会社によるコラムを掲載いたします。

第3回 中国株投資の魅力について(1)

テレビ等のメディアを通じて、高層ビルがそびえ立つエネルギッシュな上海の様子をご覧になったことがある方も多いかと思います。既に上海の20階以上の高層ビルの数は東京都を上回り、世界一となったといわれています。

現在の中国の状況は目を見張るものがあり、この中国の急速な経済成長は日本の高度成長期に似ていると言われます。いくつかの象徴的な出来事を中国と高度経済成長期の日本と比べてみるとわかり易いので例として挙げてみましょう。
まず、第一に2001年の12月に中国はWTO(世界貿易機関)に正式に加盟しました。WTOに加盟すると諸外国との貿易が容易になる反面、市場開放措置によって中国はこれまで輸入品に科していた関税率を段階的に引き下げなくてはなりません。競争力がない産業分野は外国企業との激しい競争にさらされ、淘汰されることも有り得ます。WTOへの加盟はシビアな国際競争に分け入る覚悟がなければできない、ある種、先進国の仲間入りをするための「踏み絵」とも言えるでしょう。この中国のWTO加盟は1955年当時の日本のGATT(WTOの前身)加盟と同じイベントとみることができます。

また、中国は、昨年11月の第16回党大会で「GDP4倍増計画」を発表しました。この計画は、中国のGDPを2000年の1兆ドル強から2020年の4兆ドル以上に増やすというもので、日本における池田内閣の「所得倍増計画」(1960年発表)を思い起こさせます。さらに、中国では2008年に北京オリンピック、2010年には上海万博の開催が決定しています。これは、日本の東京オリンピック(1964年)と大阪万博(1970年)の開催といえるでしょう。当時、日本では、東京オリンピック開催にあわせ、東海道新幹線が開業し、首都高速道路が開通するなど社会インフラ整備が着々と行われました。現在、中国でも高速道路の建設が急ピッチで行われおり、北京と上海を結ぶ高速鉄道の建設が計画されています。また、上海では、市内と浦東国際空港を結ぶ上海リニアモーターカーラインが完成しており、年内の営業運転を目指しています。営業運転が開始されると世界で始めてリニア線が実用化されることになります。

東京オリンピック以降、1980年代後半に至るまで、いくつかの景気後退を経ながらも日本は目覚しい発展を遂げてきました。この日本の飛躍的発展が今後の中国に当てはまるとすれば、中国企業の中から、第二のホンダや第二の松下電器やソニーが出現しても不思議ではありません。既に中国は、テレビ、洗濯機、電子レンジ、複写機、オートバイなどの生産で世界最大となっています。この中国の状況は、閉塞した日本の現状と比べると、勢いの差を感じざるを得ません。投資の世界では「モメンタム」と言う言葉が使われることがありますが、まさに中国の「モメンタム」が、残念ながら日本のそれを凌駕しているといえるでしょう。逆にいえば、この「モメンタム」の差が中国の株式に投資する醍醐味ともいえます。当然、中国にはこの「モメンタム」の差を反映する投資対象があります。次回は中国株投資の魅力について代表銘柄をご紹介しながら説明したいと思います。

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投資信託基準価額(5月27日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          4,497(−47)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(5月27日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 21.91(+0.41) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.83(+0.09) バンガード・スモールキャップ・インデックス 17.44(+0.34) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.40(+0.23) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 14.77(+0.31)
 適用レート(5月28日午後2時30分現在)
  買付 117.10(−0.05) 解約 116.60(−0.05)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F   9.69(+0.03)
 適用レート(5月28日午後2時30分現在) 
  買付 139.10(−0.05) 解約 138.10(−0.05)
============<今朝のめざましBIZ>===========このコーナーはフジテレビ系列で月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざまし新聞forBIZ」でマネックス社員が話をした部分です。毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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今朝のテーマ 
 「大手自動車3社、4月の国内生産減少、トヨタは一人勝ち」
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●スタジオ
自動車各社の業績が良いようですが、市場関係者はどう見ていますか?

◎マネックス
リストラや生産ラインの見直しによる大幅なコスト削減や海外市場でのシェア獲得などの経営努力により高収益体質を作りあげてきたといえそうです。前期最高益を記録した日産など、自動車各社はトップ主導で大胆な改革を短期間のうちに実現させた点が非常に評価されると思います。

●スタジオ
今後もこの好業績は維持できるのでしょうか?

◎マネックス
そうですね。日本の自動車各社は、世界各地域の需要にあわせて自動車の生産拠点と販売重点地域をグローバルに機敏にシフトしてビジネスのリスクを分散してきました。ですので、日本国内の不況の影響を受けにくく、業界全体としては今後も業績が大きく悪くなることはないと思います。しかし世界的な景気低迷が心配される中で、今後はコスト削減と海外での販売拡大だけでなく、どれだけ本当に魅力的な新車を開発・販売して最終需要を刺激し、国内も含めた販売面を強化できるかがポイントになると思います。

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フジテレビ
 「めざまし新聞forBIZ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/mezashin/index.html

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========5月28日       <対外純資産>

2002年末の日本の対外純資産残高は約175兆円で、前年比で僅かに減ったものの、諸外国に較べると圧倒的に大きく、12年間連続で世界最大の債権国となりました。世界最大の債務国は御存知アメリカ合衆国で、ざっと日本の倍額の純債務(プラスとマイナスが逆です)があります。世界第2位の債権国はスイスで、額は大体日本の4分の1。日本は、それほど図抜けた額の対外純資産を持っている訳です。
さて、このことにはどのような意味があるでしょうか?人は心配事があると、手元にお金を置きたくなるものです。先日(5月22日)のつぶやきにも書いた通り、この傾向は日本人には顕著だと思われます。いざという時に日本に帰ってくる資産が、海外に膨大に存在しています。そして資産が日本に帰ってくる時は、当然外貨を売って円を買う、いわゆる円転をします。これは大きな円高要因になります。日本が現在の実力に見合わず、なかなか円安にならない1つの大きな原因はここにあると思っています。

=============<編集長の独り言>=============先週木曜日のマネックスメール、サンプラサ中野氏のコラムに大阪の女子高生から景気反転の兆候を感じ取ったとありました。これがどうなるかは別として、かつてのキティちゃんブームは女子高生からといわれています。
当時勤務していた証券会社で、本音で“こいつには勝てない”と感じた後輩が存在します。彼と2人でマネックスメールのような投資資料を日々作成を担当。先輩として、比較されると非常に立場が悪い・・という状況でした。
この彼も、かなり早い時期に女子高生のカバンに皆キティちゃんがついていると言い出したのです。私をはじめ、同僚達も最初は信じませんでした。それよりも、日々何をチェックしている、どこを見ていると冷やかす日々。
しかし実際にはその後、徐々に株式市場にもキチィちゃんブームが知れ渡り、株価は上昇を続けていったのです。
彼にはもう半年ほど会っていません。今年の年賀状にはポルシェに乗る写真が印刷されていました。あれは本当に彼の車だろうか?、もしその場合、今度は何をヒントにしたのだろう?、次回会った時は聞いてみたいと思います。ただ正直悔しい思いをするだけかも。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<ブックビルディング中の銘柄>
 ネットマークス(3713) 東証2部
  ブックビルディングは 6月2日 AM11:00まで
   仮条件 8万2千円〜10万円(1株単位)

<新規取り扱い決定銘柄>
 一高たかはし(2774) JQ
  ブックビルディングは 6月3日(火)より

詳細はこちら
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