マネックスメール 2003年6月9日

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マネックスメール 2003年6月9日

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 マネックスメール(第944号 2003年6月9日夕方発行)
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  バンガード・海外投資事情 第75回
  生活設計塾クルーの「お金よもやま話」
  投資信託基準価額
 今朝のめざましBIZ
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ちょっと(またも)出てます〜
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
為替市場では円が値を戻すものの、底固い株式市場となり後場上げ幅を拡大。
日経平均     8822.73(△ 36.86)
TOPIX     874.36(△  4.75)
単純平均      356.66(△  1.71)
東証2部指数   1732.81(△ 13.07)
日経店頭平均   1096.32(△  2.20)
東証1部
 値上がり銘柄数     780銘柄
 値下がり銘柄数     616銘柄
 変わらず        126銘柄
 比較できず         3銘柄
 騰落レシオ(25日)119.89%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高    1603.87(百万株:概算)
 売買代金    875344(百万円:概算)
 時価総額   2539163(億円:概算)
 為替(17時) 118.50円

 海外市場で金曜日に急激な円安となり、これを手掛かりとする買いが若干先行して始まりました。しかし同時に、米国市場では牽引役となっていたハイテク株への利益確定売りが増加しており、国内の関連銘柄には同様の動きがありました。

 利益確定売りと新規の買いが交錯、日経平均は前週末終値近辺で方向感の乏しいもみ合いで始まりました。その後も方向感の乏しいまま推移し、前場の取引を終了しました。

 円安に対して輸出関連銘柄のうち、ホンダ(7267)など自動車株の一角は堅調。東エレク(8035)などは値を下げました。円安メリットで輸出関連銘柄を一斉に買い進むといった雰囲気は高まらず、この点も市場全体に強弱感が対立、もみ合いとなる要因となった模様です。

 118円台後半で始まった為替市場でしたが、ジリジリと円が値を戻す動きとなりました。為替市場は荒い値動きを続け、先行き不透明要因となりましたが、円高に進んでも底固い株式市場といった雰囲気が強まりました。

 為替の不透明感などから、上値の重い市場となりましたが、売買高は高水準を維持。指数の値動きが重い局面では、指数の影響を受け難い低位株を物色するといった相場環境は継続していました。

 後場の日経平均は、上昇の勢いこそ乏しいものの、高水準の売買高から物色意欲は旺盛といった見方が強まりジリ高歩調となりました。日経平均先物をみると、上値に売り板が並んでいるものの、徐々にこれをこなすといった展開が本日も繰り返されました。

 後場中頃になって、竹中金融経財相の「骨太方針第3弾で改革強化のための3つの宣言を提案」という報道もありました。ジリ高歩調となっていた市場は、これをきっかけに更に上げ幅を拡大しました。

 後場後半になって、道路公団が民間企業並みの会計基準で作成した財務諸表が明らかとなり、5兆7000億円の債務超過状態と伝わりました。この直後、上げ幅を縮小する展開となりました。

 金曜日と月曜日は一週間の中でも様子見気分が強まり、薄商いとなることが多い日でもあります。しかし今回は金曜日、月曜日と高水準の売買高を維持していることが、相場の上昇ムードを支える要因となった雰囲気でした。

◆個別銘柄◆
みずほFG(8411) 85200円(△10000):1株単位
 第12回第11種優先株式の普通株への転換価格が本日決定される予定で、これまでは転換価格が現値を下回り、転換売りを懸念する声が強くなっていました。しかし相場全体の上昇などから銀行株全般に買い戻しが活発化、みずほFGもストップ高まで値を上げました。

NTTドコモ(9437) 26万6千円(▲6千円):1株単位
 5月末の携帯電話契約者の純増数が3位に転落。この点がマイナス要因となり市場全体の上昇ムードが高まる中でも弱含み。5月は新機種発売前で買い控えがあり、6月以降回復するといった見方もありましたが、値動きが重いことで後場はさらに下げ幅を拡大しました。

NEC(6701) 568円(△26)
 米国株式市場ではこれまで相場牽引役となっていたハイテク株への利益確定売りが目立つ展開でした。国内のハイテク株は、値がさ株には利益確定売りが先行。しかし比較的株価が低位に位置する銘柄群は買い戻しが継続し、後場に入ってからも一段高の展開となりました。

ダイエー(8263) 131円(△7):500株単位
 小売り世界第2位のフランス、カルフールと提携交渉を進めていると一部で報じられました。この報道を手掛かりに、個人投資家を中心とした目先筋が買いを入れて上昇。会社側はいくつかある話のうちのひとつで、具体的には何も決まっていないとコメントした模様。

北川鉄(6317) 177円(△50)
 特に目新しい材料は見当たらない中、値動きの良さが最大の材料となり大商いでストップ高。前場市場全体の値動きが重い中、物色意欲は旺盛な相場環境で低位株を手掛ける状態。

旭化成(3407) 322円(▲18)
 骨粗しょう症治療薬“エルシトニン注20S”の市販後調査として実施してきた臨床試験に関し、骨量の増加は認められたものの、骨折抑制効果は検証されなかったと発表しました。旭化成の医薬品事業の中で、同薬は中核的な存在であり、この結果を受けて先行きの販売不透明感が強まり売りを誘いました。
河合楽(7952) 224円(△18)
 市場全体の値動きが重い中、少し前に賑わった低位個別材料株の一角を再度手掛けるといった雰囲気で始まりました。その後、低位株への物色意欲が旺盛な中、北川鉄(6317)、鬼ゴム(5196)などがストップ高となり、値動きの良い他の銘柄に乗り換える動きで伸び悩み。

石川島(7013) 128円(△12)
 土曜日の日経新聞に、燃料電池車の燃料となる水素の供給装置事業に参入すると報じられました。証券会社のディーラー達が、造船、鉄鋼といったまとまった株数ので売り買いができる低位大型株を手掛ける流れもあり、大幅上昇となりました。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高北川鉄(6317)   +39.37  △50   177 13754鬼怒ゴム(5196)  +37.59  △50   183 11572日東網(3524)   +32.60  △30   122  1774コスモ証(8611)  +28.57  △24   108  8277日本橋梁(5912)  +26.00  △13    63   927
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高旭化成(3407)    −5.29  ▲18   322 19563熊谷組(1861)    −5.00   ▲1    19  1551ライトオン(7445)  −4.94  ▲85  1635  30.5ユーシン精機(6482) −4.84 ▲105  2060  31.1東建コーポ(1766)  −4.62 ▲125  2575  18.3
東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比住金(5405)       56591     67      △3NEC(6701)      30169    568     △26新日鉄(5401)      29351    147      ▲1いすゞ(7202)      27324    141      △8川重(7012)       25555    111      △7東芝(6502)       24588    399     △16石川島(7013)      23845    128     △12三菱マ(5711)      22692    137      △6東ガス(9531)      22304    354      ▲7シキボウ(3109)     21893    116     △14
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比三井住友(8316)     31730 25万2千円    △7千円みずほFG(8411)    22721  85200    △1万円トヨタ(7203)      22526   3080     △60三菱東京(8306)     21639 50万3千円    △5千円ソニー(6758)      19225   3550     △80UFJ(8307)      18746 13万9千円    △1万円NEC(6701)      16857    568     △26野村HD(8604)     15029   1414     △35キヤノン(7751)     12534   5240     △10シャープ(6753)     12100   1450     △55
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<バンガード・海外投資事情 第75回>−−−−−−−−−

引退後の生活費用を検討し直すこと

株式市場の長期低迷によって、せっかくコツコツ貯めてきた自分の資産が大きく目減りしてしまったという人は少なくないと思いますが、米国でも世界恐慌以降最も長いこの下げ相場で、多くの個人投資家が損失を被りました。米国でも、こんな状態で将来の引退に備えた資金を十分貯えることができるのかと心配している人がいるのです。

この漠然とした不安への対応策として、自分のポートフォリオを変更するということ以外に、引退後にかかる費用をもう一度きちんと見直してみるというのも有効な方法ではないでしょうか。多くの人が現役を引退する年齢を65歳としているにも係らず、引退後に必要な資金までを綿密に予測している人はほとんどいません。

ちなみに米国の例を挙げますと、引退後では生活に必要な費用が15%から25%くらいと考えられています。また、下記の表の一番右の数字からわかる通り、引退前の収入が高い人は、低い人に比べて引退後にかかる1年あたりの生活費が現役時代よりも低くなるようです。

左から2列目と3列目は、その生活費を社会保障と貯蓄等がそれぞれどの位の割合でカバーしているのかを示していますが、年収の低い人ほど社会保障に頼っている傾向がハッキリ現われています。

退職後の生活に必要な費用(米国の場合)
現役時の収入 社会保障 貯蓄等 合計
$20000  61% 22% 83%
$30000  53% 25% 78%
$40000  49% 27% 76%
$50000  44% 30% 74%
$60000  39% 36% 75%
$70000  35% 40% 75%
$80000  31% 44% 75%
$90000  28% 48% 76%

(出典) Aon Consulting/Georgia State University Retirement IncomeReplacement Ratio Study 2001.

自分の資産形成の状況を客観的に知ることは大切です。そして今のままでは足りない場合でも希望を失わないで、冷静に削減できる生活費用を検討してみて下さい。私たちが行なった米国の市場調査でも、老後のための貯蓄プランを立ててそれを守っている人は、そうでない人のおよそ2倍も老後の見通しに自信を持っていることが明らかになっています。

※バンガードの外国投信は買付時為替手数料無料、販売手数料も無料(ノーロード)で3本とも1万円台から購入可能です
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========生活設計塾クルーの「お金よもやま話」=========
『武士の家計簿』

明治以前にもどる著作が多くなってきたような気がします。明治維新から新しい日本が生まれたという「明治」以降の教育という呪縛から解き放たれようとしているのでしょうか、単なる懐古なのでしょうか。いずれの時代でも、その時代の考え方の呪縛があります。明治から日本は素晴らしくなったと思うのもいいですが、人々の生活はそんなに変わるものではありません。大きく変わったのは、むしろ敗戦の後のこの50年間ではないでしょうか。日本が豊かな国になったのだから。それ以前は、やはり経済的には非常に貧しい国であったことは間違いない事実です。

「武士の家計簿」という本が読まれているが、生活をどのような視点で見るかによって、江戸時代と現代の違いがでてきます。著者は、同じ視点にたとうとして、武士もサラリーマンも同じように日々の生活に苦労していたのであることを述べています。

この本で一番おもしろいのは、ほとんどの武士は借金漬けの生活を強いられていたということです。「家」は財産を引き継ぐというのではなく、借金を引き継がざるを得ず、収入が一定である武士では、借金がたまる一方であったのでしょう。もう一つは、藩の経理部長でさえも借金に苦しめられているということです。本書で取り上げられている家は、明治維新という波にうまく乗ることができたおかげで、他の武士よりは裕福な生活ができたようです。しかし、この程度の豊かさは、今の日本人の半分以上は持ちえているものといえるでしょう。

こう考えてくると、日本の社会はますます安定していき、これまでのような「お金」を簡単に儲けることができないような社会になっていくとき、江戸時代のようなことが再び起こるのかどうかでしょう。消費水準では、大きな違いがあるので、現在の水準が維持されようとするのですが、借金の方は、江戸時代に舞い戻るのではないでしょうか。かなりの数の世帯が借金の返済に日々苦労していくようになっているのでは。実は、国や地方自体も、すでに借金漬けになってしまっています。

個人レベルの借金が、膨らみ、ある一定以上に膨張するときには、徳政令を受け入れるだけの社会的な素地ができあがってしまいます。そのときこそ、インフレが始まる時期でしょう。国民一人一人はまだ借金漬けになっているようではないので、まだインフレは大丈夫なのかもしれません。
(生活設計塾クルー 井戸美枝)

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メンバーが執筆した本が発売になりました。「得する保険の見直し方」洋泉社ムック029(¥1300+税)です。ムック本のため表紙には執筆者の名前はありませんが、野田、内藤、深田、清水が書いたものです。生命保険、医療保険、損害保険との「まっとうなつき合い方」をテーマとしています。書店で見つけたら、どうぞお手にとって中身を見てください(もちろん、買っていただけるとうれしいです。)

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投資信託基準価額(6月6日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          4,791(+50)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(6月6日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 22.81(−0.06) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   21.10(−0.03) バンガード・スモールキャップ・インデックス 18.46(−0.10) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.82(−0.02) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 15.39(−0.06)
 適用レート(6月9日午後2時30分現在)
  買付 118.45(+0.65) 解約 117.95(+0.65)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F  10.28(+0.21)
 適用レート(6月9日午後2時30分現在) 
  買付 139.00(−0.90) 解約 138.00(−0.90)
============<今朝のめざましBIZ>===========このコーナーはフジテレビ系列で月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざまし新聞forBIZ」でマネックス社員が話をした部分です。毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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わたしたちどうなるの?
 「最近の株高について」
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●何か1つ、決定的な理由がある訳ではない。複数のの理由があり、それぞれ の理由でちょっとずつ株式市場にお金が流れるようになり、全部まとめると それなりの額となってマーケットを上げている。
●1つ目はアメリカの株高。これは原油価格が低く安定するだろうという期待 と、中東のロードマップの受諾などから世界平和の実現に対する期待などが 背景。これらも必ずそうなるというモノではないが、前に比べれば平和の方 向に進んでいる、だから前に比べれば安心という、常に比較の問題。アメリ カが株高になると、日本も同様に株価があがるだろうという連想が働く。事 実最近日本で買われている銘柄は、半導体などアメリカで買われている業種 が多い。
●2つ目の理由は世界的な金利低下。金利が下がって、投資対象としての債券 市場の魅力が相対的に下がったので、ある程度のお金が債券市場から株式市 場にシフトしている。これはヨーロッパもアメリカも日本も、皆同様。●3つ目の理由はりそなに対する2兆円の公的資金注入で、金融システムに対 する不安が基本的になくなったこと。税金の使われ方の議論はあるが、取り 敢えず金融不安はなくなり、株価にいい影響。
●最後の理由として、個人が買い始めていること。売買高が最近かなり大きい が、1つの大きな理由は個人投資家が活発に市場に参加しているから。個人 が買い始めた理由は必ずしも明らかでないが、あまりの金利の低さなどで、 消去法的ではあるが株に値頃感が出てきて買い始めているのではないか。●株価が上がると、資産効果から、消費行動なども伸びる可能性があり、経済 にとっても良いこと。
●しかし、株価さえ上がれば万事オーライで構造改革とかをしないでもらって は困る。将来に重大な禍根を残すことになる。淡々と着実に改革は進めて欲 しい。

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めざbizシンキング
 「外国人投資家とは」
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●日本の株式市場における外国人投資家の存在は大きい。一日の売買高に占め る外国人投資家の比率が全体の5割を占めることもある。
●日本の機関投資家はもちろん大量に日本株を持っているので、今更大きく買 うことも、大きく売ることもなかなかできないが、外国人投資家の保有額は 一部銘柄を除いてさして大きくないので、逆に新たに大きく買うこともでき る。従って、マーケットに対する影響度で考えると極めて重要。
●外国人投資家には3通りいる。
●1人目はヘッジファンドなどで、いわゆるトレーディング目的で売買する人 たちの場合。日本の政治家の発言などを聞いて、「こりゃだめだ」と言って 空売りすることもあるし、「こりゃいけそうだ」と言って買うこともある。 新興の急成長企業などの株を日本の機関投資家が見向きもしないうちから買 っていることもある。
●2人目はアメリカの年金など、長期保有を前提に売買する人たちの場合。国 際分散投資している海外の年金が、マクロ経済的に日本株の比率を上げたり 下げたりして、新たに日本株を買い増ししたり、保有残高を減らしたりする こともある。
●最近の外国人投資家動向を見ると、アメリカの株高を背景にヘッジファンド から年金に主役を移しているように見える。(何故ならば最近はヘッジファ ンド好みの銘柄と言うよりも、おっとり年金好みの優良株などが買われてい るから)
●そして3人目が国内のアナリストや評論家、メディアなどが自らの意見を言 う時に、外国人投資家に代弁させている場合もある。「この政治家の発言は けしからん」と思う時に、「この政治家の発言により市場は外国人投資家か ら見放されるでしょう」と言う。
●いずれにしろ外国人投資家という時は、外国の個人ではなく、機関投資家の こと。しかしマーケットが外国の機関投資家に大きく左右されてしまうのは、 日本の個人がしっかりとマーケットのイニシアチブを握っていないから。も っと日本の個人投資家もマーケットに関わっていくことが望まれる。

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月曜日の「めざまし新聞forBIZ」には松本が生出演しています。
担当コーナーも多く、放送内容を文章にしてお伝えできる量ではない面もあります、当面月曜日は、話の抜粋だけの掲載とさせていただきます。
詳細は別途下のつぶやきでご紹介する場合もあります。
ご興味ある方は、生放送をご覧下さい。
しかし現実問題として時間の面が大きいので、ビデオに録画してご覧下さい。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

フジテレビ
 「めざまし新聞forBIZ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/mezashin/index.html

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========6月9日        <コンビニ>

つぶやきの読者の方から大変面白いメールを頂戴しました。今日はその内容を紹介させて頂きます。コンビニのレジに小さな赤い郵便ポストがあるのを見てバイトの人に思わず、「これって本当にポストですか?」と聞いてしまい、更にはレジで、「ETFですか、温めますか、それとも日ばかりですか」なんて聞かれたりしたらどうしよう、などと不意に思ってしまったというのです。これは傑作です。こういう自由な想像力は、とても素敵だと思います。こういった想像力がきっかけとなり、実際に新しい発明や改革が実現することもあります。こういうノリは、星新一のSFショート・ショートが秀逸ですが、星新一的にはコンビニのバイトはロボットでしょう。しかしそうやってロボットが労働をどんどん代わっていくと、人間はどうやって収入を得るのでしょうか?収入がなければ、そもそも消費だってできません。南北戦争に於いて北部が奴隷を解放したのは、何も人道的に北部が優っていたからではないそうです。生産手段の機械化が進み、生産性が飛躍的に上がった北部では、次にその製品を消費する人が大量に必要になった。そこで奴隷を解放して、労働者にし、給料を与え、購買力を持たせた、と言われています。ボッコちゃんの世界は、やはり絵空物語ですね。

=============<編集長の独り言>=============昨夜は、「めざまし新聞forBIZ」の月曜放送内容のネット打ち合わせ、サッカー日本対アルゼンチン戦、そしてネットオークションで入札中の商品の締切時間、さらに出品中の商品の締め切り時間がほぼ重なり、目と手は大忙しの時間帯がありました。
現在オークションで落札を試みているのは、中古の一輪車です。子供の小学校では一輪車が授業に取り入れられており、学校用の一輪車はすでに購入しました。さらに休みの日、家で特訓したいらしく、練習用の中古を探しているところ。しかし同様の親子も多いらしく、なかなか落札できない状態です。
家での特訓用の一輪車だからこそ、新品よりも中古と考えています。前に使っていたお兄ちゃんかお姉ちゃんの努力の跡がきっと傷になって残っているでしょう。途中で投げ出すことなく、みんな何度も転んで上手くなったという証のために。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
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==========<ちょっと(またも)出てます〜>=========<テレビ>
 フジテレビ系列 月曜日から金曜日 AM4:30〜
  “めざまし新聞 for BIZ” 
   毎週月曜日は松本生出演!
   (同番組には他の曜日もマネックスでは何らかの形で関わっていきます)
<雑誌>
6/20
 日経マネー8月号 「ここまで増えた貸株」取材

6/23
 日経WOMAN 臨時増刊号 「使える金融機関を探せ!」

6/27
 月刊アントレ8月号 「連載 起業家たちの軌跡」

6/28
 MORE8月号
  マネー特集「マネーライフを知ってこそ、マネーエキスパートになれる」
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