マネックスメール 2003年6月11日

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マネックスメール 2003年6月11日

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 マネックスメール(第946号 2003年6月11日夕方発行)
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  フィデリティと考えるこれからの投資
  <新連載>HSBCの中国情報(1)
  投資信託基準価額
 今朝のめざましBIZ
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
引き続き高水準の売買高に支えられ、日経平均は一時9000円の大台を回復。
日経平均     8890.30(△101.21)
TOPIX     874.70(△  5.14)
単純平均      358.04(△  2.46)
東証2部指数   1745.01(△ 11.59)
日経店頭平均   1102.84(△  2.98)
東証1部
 値上がり銘柄数     858銘柄
 値下がり銘柄数     550銘柄
 変わらず        115銘柄
 比較できず         0銘柄
 騰落レシオ(25日)114.75%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高    1770.75(百万株:概算)
 売買代金    895057(百万円:概算)
 時価総額   2540190(億円:概算)
 為替(17時) 117.87円

 為替市場では117円台後半まで円高が進行しているものの、これをマイナス材料とする動きよりも、米国株高をプラス材料とする動きの方が優勢となりました。

 日経平均はCMEでの先物の終値にサヤ寄せする形で始まり、その後はもみ合いが続いていました。前場中頃からジリジリと上げ幅を拡大、9000円の大台も視野に入る水準まで値を上げました。

 10時現在の東証1部売買高は、16億株の大商いとなった月曜日を1億株も上回るペースで膨らみました。このところ売買高が高水準となっていることが相場上昇を支える要因のひとつとなっており、10時頃から上昇に弾みがついたといった展開でした。

 9時45分の売買高概算に対し、10時概算で1億株売買高が増加しました。15分間で1億株の商いをこなしたことが伝わったことをきっかけに、上げ幅を拡大した雰囲気でした。

 午前中は117円台後半で推移していた為替市場でしたが、株式市場の昼休み中から円がやや弱含みました。後場の取引開始時点では118円台まで下落していました。

 後場も上げ幅を拡大する始まりとなり、寄り付き直後9000円の大台目前に迫りました。さすがに一気に大台回復といった勢いは無く、一旦利益確定売りなどで伸び悩みとなりました。

 この頃、ちょうど日銀の金融政策決定会合が終了。その内容確認待ちといった雰囲気で9000円の大台前で伸び悩むといった面もありました。当面の金融政策は現状維持、7月末までに実施する方針で、期間は2005年度末まで、上限1兆円で資産担保証券の購入を決定と伝わりました。

 大台回復前のもみ合いが続きましたが、13時半過ぎに日経平均は9000円の大台を回復しました。しかし大台を回復したことで、一部には目標達成感も出た模様で、利益確定売りも増加、上げ幅を縮小しました。

 さすがに調整局面の無いまま上昇を続けている相場のため、大台回復で一旦手仕舞うといった動きが後場後半から目立ちました。チャート面では長い上ヒゲとなり、やや高値警戒感が出ています。

◆個別銘柄◆
キヤノン(7751) 5430円(△280)
 日経新聞に2003年6月中間期の連結純利益が前年同期比78%増となりそうと伝わりました。これを手掛かりに買いが先行、昨日はインテルが次世代ステッパーの購入を見送るといった報道もありましたが、ハイテク株を見直す流れに沿って上昇しました。

りそな(8308) 84円(△13)
 前日正式に公的資金の注入を決定、経営再建策などが発表されました。とりあえずこれで経営が安定化するといった期待感からの買いと、売り方の買い戻しによって大幅上昇となりました。スノー米財務長官が講演の中で、公的資金注入に関し、「金融システムの安定に向けた日本政府の対応に励まされた」と評価、「日本が変化する兆しがある」ともコメントしておりこの点も買い戻しを誘った模様。

みずほFG(8411) 83100円(△500):1株単位
 りそな(8308)が上昇し、他の大手銀も総じて値を上げる展開となりました。市場全体も上昇ムードを強める中、当面の金融危機は回避されたといった安心感が広まった模様。また前場中頃、みずほFGには注文入力ミスと思われる大口の買い注文があり、売買成立分の買い戻しが入るといった思惑も一部で高まりました。後場後半になると大手銀は揃って失速といった展開。

YOZAN(店6830) 29600円(△2000):1株単位
 昨日子会社が第三者割当増資を実施すると発表しました。調達した資金はPHSによる定額データ通信サービスの設備投資に充てる計画。外部からの資金調達を行うことで、様々な思惑を誘い上昇。

十字屋(8259) 67円(△19)
 連日大商いで日経平均は9000円の大台を回復する場面もありましたが、指数の上昇だけでなく、目先筋にとって低位個別材料株で連日日計り売買が可能な相場局面でもあります。かつて賑わった仕手系株などを再度手掛ける動きも活発化しました。ただ非常に逃げ足は速く、荒い値動きでした。

川重(7012) 111円(△1)
 欧州エアバス社が開発中の超大型旅客機A380向けエンジン部品を供給すると報じられました。造船、鉄鋼といった低位大型株を手掛ける動きも活発化しており値を上げる展開となりました。

JR東(9020) 54万6千円(▲9千円):1株単位
 このところハイテク株主導といった雰囲気で相場全体に上昇ムードが高まっています。内需関連のディフェンシブ銘柄と位置付けられることの多い同社は手仕舞い売りが先行、軟調な値動きを余儀なくされました。

エリアクエスト(8912) 9万円(△1万円):1株単位
 前場は軟調な値動きを続けましたが、後場に入ってから買い気配を切り上げる展開。昼休み中に2003年3月期の配当をこれまでの無配予想から500円にすると発表、さらに6月末現在の株主に対し、1株を2株に分割すると発表しました。これらを手掛かりに後場は買いを誘う展開。

日本風力開発(2766) 92万5千円(△10万円):1株単位
 後場中頃になって、九州電力が実施した大規模風力発電に関する入札で、同社が落札したと発表されました。これを手掛かりに買いを誘い、結局ストップ高まで値を上げました。政府が風力発電の普及支援で規制緩和という報道で値を上げた後、しばらく調整局面にあり、この報道で再度手掛ける展開。

<株式分割>
エリアクエスト(8912)
 6月30日現在の株主に対し、1株を2株に分割
  効力発生日 8月22日
  配当起算日 7月1日

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高ホクシン(7897)  +42.01  △50  169 1285.5十字屋(8259)   +39.58  △19    67 10652宮越商(6766)   +31.25  △30   126  5813シルバ精(6453)  +30.76  △16    68 35500アゼル(1872)   +29.31  △17    75  2925
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高デサント(8114)   −6.41  ▲12   175   529ライト工(1926)   −5.52  ▲19   325 367.3Gウイン(8111)   −5.24  ▲12   217  1465真柄建(1839)    −5.15  ▲12   221   783日本コン(5269)   −4.94   ▲9   173   812
東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比りそなHD(8308)   140693     84     △13NEC(6701)      37531    568      △8シルバ精(6453)     35500     68     △16新日鉄(5401)      33130    145      ▲2住金(5405)       30387     67      △2東芝(6502)       23945    393      △6山水電(6793)      23790     14      △1北川鉄(6317)      22684    228     △40三住建設(1821)     21731     54      △4日立(6501)       20692    506      △3
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比ソニー(6758)      27991   3450     △30キヤノン(7751)     22186   5430    △280NEC(6701)      21564    568      △8トヨタ(7203)      20826   3080     △30三井住友(8316)     17884 25万1千円    △2千円野村HD(8604)     14125   1401     △18三菱東京(8306)     13398 48万6千円    ▲6千円UFJ(8307)      13108 14万2千円    △3千円みずほFG(8411)    12708  83100    △500りそなHD(8308)    11562     84     △13
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−-<フィデリティと考えるこれからの投資>−−−−−−−-

国際分散投資って?(株式編・その2)

国際分散投資にはふたつのメリットがあります。ひとつは、海外に目を向けることで投資対象となる企業数が大幅に増えます。また、より多くの業種に投資する機会が生まれます。

そして、ふたつ目として、日本国内だけでの投資に比べてリスクを減らすことができるというメリットがあります。それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

圧倒的な企業数

まずは投資機会が飛躍的に拡大するというメリットです。
日本の代表的な株式市場である東京証券取引所には2002年末現在で
2,119社が上場していて、その全体の企業規模を表す時価総額
(株価×上場株式数)は約248兆9,263億円です。
(外国企業を除く。出所: ワールド・フェデレーション・オブ・エクスチェンジーズ。為替レートは1$=118.79円で換算。以下同)

一方、世界の主要な株式市場には36,228社もの企業が上場しており、その時価総額は2,709兆5,480億円にも上り、日本の10倍以上の規模となっています。

上記の数字からもわかるように、時価総額で見た場合、日本の株式市場が世界全体に占める割合は1割にも満たないのです。もし日本国内にしか目を向けていなければ、残りの90%以上は投資機会を逃すことになってしまいます。ご参考までに、世界全体に占める各地域の時価総額の割合を見てみましょう。

北米・南米諸国         52.3%
欧州・中東・アフリカ諸国    28.1%
アジア・太平洋諸国(除く日本) 10.4%
日本               9.2%

国内市場にはないような投資機会が海外には存在します。視野を広げて海外に投資することで、日本国内とはまた違った投資機会を得ることが可能となり、日本国内だけに投資した場合以上の成果を上げることができる可能性を増やすことができるかもしれません。次回も「海外の投資機会」について考えてみたいと思います。

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−−−−−−−−−−<HSBCの中国情報(1)>−−−−−−−−−−
中国情報に関するコラムを連載開始します(毎週水曜日掲載予定)。「HSBCチャイナオープン」を設定・運用するHSBCアセットマネジメントが提供いたします。

「HSBCチャイナオープン」に関しては新商品・新サービス画面から。http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/shinservice/index.html

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中国の株式市場について

今回は中国の株式市場について、説明してみたいと思います。中国の株式市場は大きく香港市場と深セン市場、上海市場の3市場に分類されます。この市場の中で取引されている中国株式の種類が、香港市場でH株とレッドチップ、深セン市場と上海市場でA株、B株に大別されます。

まず、香港市場のH株は中国企業の香港上場企業の総称で、中国本土に本社があり、取引は香港で行われている株のことです。中国の大型国有企業で伝統産業や重工業系の製造業が多いのが特徴です。H株は全部で74銘柄であり、時価総額は円換算ベースで約2兆2,800億円となっています。

レッドチップは中国資本(国有企業、公営企業)の傘下にある香港企業のことで、中国本土の企業が香港に設立した会社の株式をいいます。通信、サービス、IT企業が多く、海外進出にも積極的です。一般に優良株を「ブルーチップ」と呼びますが、中国の国旗の色からこういった中国資本の株を「レッドチップ」と呼ぶようになったそうです。このレッドチップは72銘柄で構成され、円換算ベースで約12兆1,200億円の時価総額があります。
深セン市場と上海市場はそれぞれA株、B株に分けられています。A株は中国国内の投資家用の株式で人民元建てで取引されており、原則、外国人は投資できません。海外投資家が取引できるのはB株に限られており、深センB株は香港ドル建て、上海B株は米ドル建てで取引されています。深センB株と上海B株は海外投資家向けの市場として1992年に設立されました。
深センB株は57銘柄、上海B株には54銘柄が上場しており、その時価総額は両市場を合わせると円換算ベースで約1兆3,500億円となっています。
なぜ、同じ中国企業でA株とB株の2種類の株式があるのかというと、大きな要因は通貨制度にあります。中国当局は、投機的な為替の動きに対し非常に敏感になっており、通貨取引は当局の厳しい管理下に置かれています。中国当局は人民元の取引を自由化していないため外国人(非居住者)は一定金額以上の人民元を自由に取得できません。このため、外国人向けの株式(B株)と中国国内投資家向けの株式(A株)を分ける必要があるのです。

また、A株とB株は同じ会社の株式でありながら価格差があり、一般にA株の株価がB株より高く、この価格差は銘柄によっては倍以上になっている場合もあります。A株の投資家は中国国内の個人投資家が中心で政府要人の発言等の材料にも敏感に反応する傾向があります。このため、時として投機的な動きがみられ、結果として企業の本質的価値から乖離した株価となる場合も見受けられます。一方、B株市場は先進諸国の機関投資家が参加するため、ファンダメンタルズに従った投資判断を行う傾向が高くなっています。また、これらの機関投資家は当然ながら中国株以外にも投資対象があり、株価水準についてより敏感であるともいえるでしょう。これは、中国国内の個人投資家が原則、中国国内の株式しか投資できないのと対照的です。

このような中国の株式市場ですが、徐々に変化を遂げています。次回は最近の変化について説明します。

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投資信託基準価額(6月10日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          4,767(−38)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(6月10日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 22.72(+0.21) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   21.18(+0.12) バンガード・スモールキャップ・インデックス 18.31(+0.23) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.78(+0.11) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 15.36(+0.18)
 適用レート(6月11日午後2時30分現在)
  買付 117.90(−0.30) 解約 117.40(−0.30)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F  10.17(±0)

 適用レート(6月11日午後2時30分現在) 
  買付 138.55(−0.40) 解約 137.55(−0.40)
============<今朝のめざましBIZ>===========このコーナーはフジテレビ系列で月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざまし新聞forBIZ」でマネックス社員が話をした部分です。毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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今朝のテーマ
 「りそな問題」
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●スタジオ
りそな銀行が実質国有化されることが正式に発表されました。これについて市場の評価はどうでしょうか?

◎マネックス
はい、先日から言われていたことが正式に発表された程度なので大きく評価が変わるわけではありません。経営責任の明確化や経営体制の見直しリストラ強化なども発表されましたが、中には甘さも感じられるものもありました。今後の収益力の回復や不良債権処理の進行具合で真価が問われるというところではないでしょうか。

●スタジオ
それでは、本日のマーケット全体への影響はどうでしょうか?

◎マネックス
先ほども申し上げたましたが、市場にとって目新しい材料はありませんでした。今の株式市場にとっては既に織り込み済みの内容で売り買い中立だと思います。
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フジテレビ
 「めざまし新聞forBIZ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/mezashin/index.html

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========6月11日    <ステッパー>

ステッパーって御存知ですか?ICやLSIなどの集積回路や液晶ディスプレイを製造する最先端工作機械のことで、IT社会にはなくてはならない極めて重要なものです。。ニコンやキヤノンなどの日本メーカーが世界的に圧倒的に強い分野なのですが、世界最大のチップメーカーであるインテルが、現在開発中の次世代機を買わないで、今使っているステッパーでもうしばらく生産を続け、次世代機の更に次の世代の機械まで待つと発表しました。インテルの決定は、当然世界中のメーカーに影響を及ぼす可能性があるでしょう。仮に新型工作機械の需要が一気になくなるとなると、ステッパーのメーカーにとっては深刻な影響があるかも知れません。更に気になるのは、こういった工作機械やサーバーなどのハイテク機械の耐久性と性能が実は飛躍的に向上し過ぎてしまっていて、新型機に交換するニーズが全体に低くなっているのではないかということです。技術が進み、高性能でかつ丈夫過ぎるクルマを作ってしまい、誰もクルマを買い換えなくなってしまい、却ってクルマ・メーカーの経営が厳しくなる、というような話です。もしそういうことが本当にハイテク産業の中で起きつつあるとすると、世界的な需要の低迷を意味しますから、深刻な景気後退になりかねません。この話は今後要注意だと思います。

========<ちょっと(またも)出てます(臨時)〜>=======<テレビ>
6/12
 ワールド・ビジネス・サテライト(テレビ東京系列 PM11:00〜)  「ユーロ高」特集の中で商社や精密機器メーカーの対応
   そして個人での金融面でマネックスFXに関して取り上げられます
=============<編集長の独り言>=============先日の「めざまし新聞forBIZ」でも話題となりましたが、現在の株価の上昇、そして売買高の高水準、正直に言ってなぜこうなっているのかわかりません。多分証券会社の社員の方が分からない部分が大きいと思います。経験則がまったく使えない相場環境です。
上昇の理由がわからない、しかし売買高が異常な高水準を続けている以上、怖くて流れに逆らえないといった証券マンも多いのではないでしょうか。会社の資金を運用している証券会社ディーラー達は、利益を得ているものの、内心は怖くて眠れないといった状態かもしれません。
相場の格言のひとつに、
“何故で買い、なるほどで売る”
というのがあります。現在の株式市場、何故?という気持ちのまま買いポジションを取った人が利益を得ている状態といえます。「めざまし新聞forBIZ」では、今の株式市場は売買高の水準が最大の注目材料とコメントしました。もうひとつ加えると、“なるほど”と納得させられる上昇の理由が出てきたら、一旦冷静にご自身のポジションを見直してください。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<明日新規上場の銘柄>
 ネットマークス(3713) 東証2部
  募集価格 10万円(1株単位)

<明日から募集開始の銘柄>
 一高たかはし(2774) JQ
  募集期間は 6月12日 AM00:00 から
        6月17日 AM11:00 まで
   募集価格は 280円

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/

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 解除をしたい場合は、ご自身がご利用のシステムから行って下さい。

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 何れもメールでの解除はできません。HPにアクセスして行ってください。
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