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マネックスメール(第947号 2003年6月12日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
サンプラザ中野の株式ロックンロール
マネックスの投信売れ筋ランキング
投資信託基準価額
今朝のめざましBIZ
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
ただ今ブックビルディング中
「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
日本タイムシェア(4292)
レイ(4317)
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またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
朝方は一時9000円台乗せ、売買高の減少もあり失速、後半上げ幅を縮小。
日経平均 8918.60(△ 28.30)
TOPIX 875.71(△ 1.01)
単純平均 357.99(▲ 0.05)
東証2部指数 1748.17(△ 3.16)
日経店頭平均 1101.35(▲ 1.49)
東証1部
値上がり銘柄数 594銘柄
値下がり銘柄数 795銘柄
変わらず 132銘柄
比較できず 4銘柄
騰落レシオ(25日)116.87%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 1431.29(百万株:概算)
売買代金 776137(百万円:概算)
時価総額 2543108(億円:概算)
為替(17時) 117.63円
朝方は米国株式市場の大幅上昇を手掛かりに国内市場も値を上げ、日経平均は寄り付き直後に9000円の大台に乗せる場面がありました。しかし前日同様、大台に乗せると利益確定売りが増加、急速に上値の重い展開となりました。
上昇を支える要因のひとつに、高水準の売買高が続いている点があります。前日が大商いであったとはいえ、本日は売買高の減少傾向も感じられる相場環境でした。上値を買い進む勢いがやや後退しているといった印象を与え、利益確定売りを誘うきっかけとなりました。
東エレク(8035)などは値を上げて始まりましたが、早い段階で失速、下落に転じてしまいました。牽引役となっていたハイテク株に対し、利益確定売りが出始めたといった部分も上値の重い要因といえそうです。
前日とは売買高が減少しているものの、依然高水準にあることから、新規の売りポジションもまだ取り難い相場環境です。9000円の大台が上値抵抗ラインといった雰囲気が強まるものの、一気に下落といった展開にはなりませんでした。
後場に入ってからも9000円の大台が上値抵抗ラインとなり、小幅高で静かなもみ合いといった展開が続きました。売買高が減少している相場では、大台突破には力不足といったムードが漂い始めた模様です。
このところ売買高が高水準にあったことであまり話題とされていませんでしたが、明日は先物・オプションのSQです。売買高が減少傾向にある後場、大引け間際SQ絡みの売買の影響を懸念する声も出始めました。
大引け間際になると主力株の売買がやや活発化、SQに絡んだ売り買いが交錯した雰囲気でした。日経平均は上げ幅を縮小、辛うじてプラス圏を維持して終了したといった展開でした。
◆個別銘柄◆
東エレク(8035) 5270(▲130):100株単位
朝方は米国株式市場の上昇を手掛かりに買いが先行しました。しかし利益確定売り圧力は高く、前場早い段階で下落に転じました。これら銘柄の失速は、指数の値動きも本日は重いといった印象を強めました。明日の先物・オプションの影響を懸念する声も後場徐々に高まり、下げ幅を拡大する展開。
日新鋼(5407) 104円(△4)
中国でステンレス鋼板の生産能力を4倍に拡大すると日経新聞に報じられました。中国での需要拡大が理由であり、業績拡大期待から買いを誘いました。日経平均の上値が重いことで、低位株を手掛けるといった動きが強まっていることもプラス材料のひとつ。
岩谷産業(8088) 221円(△12)
LPG販売会社の買収を進めると報じられました。家庭用燃料電池向けの原料としての需要に備える狙いがあるとされ、燃料電池関連銘柄のひとつとして目先筋の物色対象となった模様。
OKK(6205) 160円(△50)
取引開始前のラジオたんぱの放送内で注目銘柄として取り上げられました。このところ、同ラジオ番組で注目銘柄として紹介された銘柄を、目先筋が手掛けて急騰する流れがあったことで思惑買いを誘い急伸。前場の段階でストップ高まで値を上げました。
日本風力発電(2766) 88万9千円(▲3万6千円):1株単位
前日、九州電力が実施した大規模風力発電に関する入札で落札が決定と報じられてストップ高。本日も買いが先行し、続伸歩調となりました。しかしこのところ政府が風力発電の普及を目指して規制緩和という方針が伝わってから、値動きの良さで目先筋の売買が活発化。手仕舞い売りもあり朝方の買いが一巡すると下落に転じました。
サンリオ(8136) 650円(△100):100株単位
JPモルガンが投資判断を最上位とした模様で、これを手掛かりにストップ高まで値を上げました。同レポートでは2003年度は最悪期からの脱出過程と指摘しており、収益回復期待で物色。これまで業績の先行き不透明感は非常に根強く、このレポートに対する驚きは大きい状態。
トレンド(4704) 1857円(▲121):500株単位
米マイクロソフト社がルーマニアのウィルス対策ソフト会社を買収すると発表。ウィンドウズソフトに最初からウィルス対策ソフトが組み込まれる形になると、今後トレンドにとって深刻は状況も考えられ、手仕舞い売りが加速して値を下げました。
カスミ(8196) 583円(△49)
後場に入って一段高。イオン(8267)が同社の発行済み株式数の15%をメドに取得し、筆頭株主になる方針と一部で速報が伝わりました。イオンとの関係が深まることで、今後事業基盤がさらに強化され収益面でも期待する動きとなりました。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高飛島建(1805) +52.94 △18 52 9704OKK(6205) +45.45 △50 160 32588サカイオーベ(3408)+29.20 △33 146 5614北沢産(9930) +28.94 △55 245 508東都水(8038) +21.24 △58 331 4034
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高宮越商(6766) −11.11 ▲14 112 12617日電波(6779) −8.49 ▲97 1045 33.6タカキュー(8166) −8.19 ▲10 112 298白煉瓦(5351) −8.05 ▲22 251 1618日商エレク(9865) −7.76 ▲80 950 47.7
東証1部売買高上位
銘柄 売買高(千株) 終値 前日比りそなHD(8308) 79029 81 ▲3OKK(6205) 32588 160 △50熊谷組(1861) 26547 24 △3日新鋼(5407) 24840 104 △4住金(5405) 24612 66 ▲1シルバ精(6453) 23773 69 △1新日鉄(5401) 23423 144 ▲1日興CG(8603) 21569 448 △18三住建設(1821) 19477 59 △5日立(6501) 17691 488 ▲18
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金(百万円) 終値 前日比三井住友(8316) 30665 26万3千円 △1万2千円キヤノン(7751) 18042 5500 △70三菱東京(8306) 15548 50万1千円 △1万5千円ソニー(6758) 15059 3470 △20トヨタ(7203) 14863 3090 △10武田(4502) 12425 4610 △110UFJ(8307) 10602 14万5千円 △3千円野村HD(8604) 10289 1429 △28ソフトバンク(9984) 10105 1640 △14NEC(6701) 9833 567 ▲1
=============<資産設計情報>==============「サンプラザ中野と松本大の株本(かぶほん)」 日本経済新聞社より
発売中!!「低金利の時代に株式投資を始めたい」そんな声に
お応えしてサンプラザ中野がやさしく解説いたします。
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=35046
<サンプラザ中野近況報告>
6月15日(日) スカパー724ch「アトム通信」 17時30分〜6月15日(日) 「阪神タイガースCD」イベント
タワーレコード心斎橋店 14時〜
6月18日(水) TBC「ディスカバ99」 21時〜
−−−−−−−−−<サンプラザ中野の株式ロックンロール>−−−−−−−
入梅だ。楽しみだぞ。サンプラザ中野だー!
俺は何年か前から、雨天がユウツではなくなった。以下理由を述べる。
一つ。以前は気圧が下がると気分も下降していた。しかし健康に目覚めてからは、気圧の変化に気分が左右される事はあまりない。
一つ。雨に打たれることが嫌ではない。これはバイクに乗るようになってからだ。ちょっとくらい雨を受けても気にしない。気にしても仕方ない。それが自然というものだ、と思えるようになった。
一つ。森羅万象の美しさを感じられるようになった。これは大人になったから。特にこの時期、雨が木々の緑をより濃く美しく塗り上げていくように感ずる。空気中の埃なども流してくれているはずだ。雨に感謝。
一つ。傘をさすのをほぼ辞めた。傘というのは実に面倒くさい道具だ。最大でも二本しかない手の片方がふさがってしまう。狭い歩道や通路を傘を手に行き交うのは大変だ。店舗や室内に持ち込む際にも気を使う。ビニール袋に詰め込む機械。無駄だ。環境に悪い。だから俺は傘をささない。楽チンである。
では、どうやって雨をしのいでいるのか?答えは「雨が染み込まない素材の服を着ている」ということなのだ。
それは上着だけではない。ズボンもである。靴もである。さらに帽子もなのである。ゴアテックスという素材を筆頭に、各アパレル・メーカーそれぞれに撥水性の素材を商品化している。これを最大限に利用しているのだ。ゴム引きのカッパ、長靴などとは違う。単に水をはじくだけではないのだ。今時の物は内部の湿気を出す機能も高い。つまり蒸れない。重たくもない。色もデザインも多様である。カッパは蒸れて重たくて格好悪かった。靴も同様である。俺のスニーカーの生地はほとんどがゴアテックスだ。だから水溜りを歩いても平気の平左である。パンプスやミュールで足元が濡れ濡れの貴女。通勤靴は撥水素材のものにしなさい。イライラが減るよ。
まあ、晴れたほうが嬉しい。しかし雨を嫌がるのも損だ。楽しくやり過ごしたい。もしも梅雨がなかったら日本の夏は地獄の炎暑となるのだし。お米もできないし。ね。
日本株は梅雨明け近そうだね。良かった良かった。
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/
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<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>
1.HSBCチャイナオープン
2.ブル・ベアセレクト ベアファンド
3.日経225ノーロードオープン
4.ブル・ベアセレクト ダブル・ブルファンド
5.バンガード・トータル・ストック・M・I・F
(2003/6/2〜2003/6/6 マネックスでの販売金額)
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投資信託基準価額(6月11日現在)
ザ・ファンド@マネックス 4,786(+19)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(6月11日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 23.02(+0.30) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 21.29(+0.11) バンガード・スモールキャップ・インデックス 18.53(+0.22) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.95(+0.17) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 15.53(+0.17)
適用レート(6月12日午後2時30分現在)
買付 117.75(−0.15) 解約 117.25(−0.15)
<ユーロ建>
フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F 10.27(+0.10)
適用レート(6月12日午後2時30分現在)
買付 139.00(+0.45) 解約 138.00(+0.45)
============<今朝のめざましBIZ>===========このコーナーはフジテレビ系列で月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざまし新聞forBIZ」でマネックス社員が話をした部分です。毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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今朝のテーマ
「日銀が資産担保券購入決定」
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●スタジオ
日銀が資産担保券購入することについて、マーケットにはどういった影響を与えるのでしょうか。
◎マネックス
日銀は、今までの発想なら国債を買って政府にお金の配分を任せるところでしたが、今回は日銀自らが中小企業向けにお金を融資するという大胆な施策です。また、先ほどのニュースでもありましたが、アメリカのスノー財務長官が、りそな銀行への大規模な公的資金投入を高く評価し、「日本が変化する兆しがある」と発言したことが伝えられました。「変化しない」ことがお家芸であった日本について、この発言にはグッドサプライズでした。このように国内の変化の兆しと、海外からも日本の「変化」が評価され、個人投資家も含めた様々な投資家が感じ取って、マーケットに参加してきております。そういった期待感の中で、昨日の出来高17億株という記録的な出来高につながったのでしょう。
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フジテレビ
「めざまし新聞forBIZ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/mezashin/index.html
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========6月12日 <紫陽花>
あじさいの綺麗な季節になりました。あじさいほど、梅雨とイメージが合致する花はないでしょう。嫌いではないのですが、どこかパッとしないイメージがあります。日本に古くからある花ですが、古今集には一回も登場しません。調べてみると、万葉集には二首詠まれているのですが、古今集から新古今集までの八代集の中で、あじさいは一首も詠まれていないようです。鎌倉時代に入っていくつか詠まれているようですが、それらも主役はあじさいについた露に映る月の光であったり、あじさいの花の下に群がってもう一つ花が咲いたように見える蛍だったりして、あじさいはあくまでも脇役のようです。
小さい頃に、根本に石灰を撒いてアルカリ性にして花を赤紫色にしたり、逆に酸性にして青くさせたりした記憶がありますが、そんな風に扱われてしまうのも、どこか花に対するリスペクトがないような気がします。あのボテッとした大きさが、可愛らしくないのでしょうか。朝顔も古今集には詠まれていませんから、あの手の青色は、平安貴族には受けなかったのでしょうか。絵巻にも、暖色系の色ばかりで、寒色、即ち青色は見た覚えがありません。平安の頃、空や海の青が今よりもずっと鮮やかで、他の青色は目立たなかったのでしょうか。
========<ちょっと(またも)出てます(臨時)〜>=======<テレビ>
今夜 6/12
ワールド・ビジネス・サテライト(テレビ東京系列 PM11:00〜) 「ユーロ高」特集の中で商社や精密機器メーカーの対応
そして個人での金融面でマネックスFXに関して取り上げられます
=============<編集長の独り言>=============QUICK端末などに市場推計として流れる、朝の外国証券の売買動向というのがあります。個人的には昔から信頼性に疑問を感じており、興味を持っていないのですが、一部では重要視する人もいます。
この作成に関して、私が聞いた話では交代で証券会社株式部あたりに所属する若手社員が各社に概算をヒアリングして、合計した数字を流しているらしいのです。
昨日の寄り付き前のこの数字、980万株の買い越しとされていました。しかし集計ミスで70万株の買い越しが正しかったそうです。単純な計算ミスなのか、意図的なものなのかは不明です。また毎朝一定の時間にヒアリングが行われていることを知っていれば、まとまった売りはヒアリング後に出すということも考えられます。この場合は、誰もウソやミスはないことになります。昨日の数字の大きな差、実際に何が要因かはわかりません。ただ私の経験則として、この数字を重要だとする証券マンに、あまり相場を当てる人はいないといった印象を強くもっています。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。
−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<募集期間中の銘柄>
一高たかはし(2774) JQ
募集期間は 6月17日 AM11:00 まで
募集価格は 280円
<新規取り扱い開始>
ドワンゴ(3715) マザーズ
ブックビルディングは 6月30日(月)より
詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/
=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今週の企業
日本タイムシェア(4292)
「ネットワーク社会の拡大に向けた重点施策を伺いました」
レイ(4317)
「様々な分野でデジタル化が急速に進んでいます」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2003年5月14日(水)
http://www.nts.co.jp/
日本タイムシェアの決算説明会に出席しました。
齋藤社長が決算概要、中期展望などをお話になりました。
●2003年3月期決算概要
増収ながらも減益となりました。
「競争激化で単価がダウン」、「低収益プロジェクトの発生」などが要因でした。
●2004年3月期決算予想
前期の問題を解決するために以下のような対策を進めて、営業増益を達成する考えです。
・ストック型ビジネスの拡大
・プライム受注/営業力の強化
・コスト競争力の強化
・プロジェクト管理機能の強化と低収益の解消
●経営のポイント
現在の同社を取り巻く環境を以下のように認識しています。
・システム投資姿勢の変化(小規模化、短納期化、Web化)
・デフレ圧力による単価抑制と競争激化
・優良顧客のIT投資意欲は旺盛
・アウトソーシング事業の進展:新規ビジネスの追求
・地方行政サービスの進展
こうした環境下、経営方針として「NTSブランドの強化」、「パートナーシップの推進」、「収益構造の強化」を掲げ、事業としては「Only Oneの強みの発揮」、「アライアンスの推進&ビジネスパートナーとの協業」、「直接受注の比率向上」を進め、企業体質として、「プロフェッショナルの育成」、「コンプライアンスの推進」、「間接業務の効率化」を図ります。
同社のアドバンテージとしては、
・インフラ構築:メーカー、Sierとの実績によるインフラ構築技術
・アプリケーション開発:官公庁をはじめ、業種・業務ノウハウの蓄積
・システム運用・管理:24時間365日のノンストップサービス
・プロジェクトマネジメント:大規模プロジェクトのマネジメント経験
を上げることができます。
また、チームワークや人間性を重視し、コンプライアンスの徹底・推進による、人材の定着率の高さも同社の大きな特長です。
●中期展望
官公庁、金融、製造、通信といった同社が強みを持つ業種・分野において、「いつでも、どこでも、24時間365日」のとめられないシステム、サービスが増大し、ネットワーク社会が拡大していくとの分析から、以下の重点施策を掲げています。
1.ストック型ビジネスの強化
ストック型ビジネスとは、ソフト保守や情報処理サービスを始めとする継続性のあるサービスビジネスであり、とりわけアウトソーシング(同社の情報処理サービスに含まれる)は成長が予想されている分野です。
同社では特にネットワーク運用・監視およびCSS運用管理に注力していきます。
2.e−Japanビジネスの推進
電子政府、電子自治体作りを目指す「e−Japan構想」におけるビジネス拡大を図ります。同社は電子行政関連システムの納入実績などがあり、高度なノウハウを保有しています。
3.ERP関連事業の強化
ERPに関して同社は以下のような強みを持っています。
・4つのERPパッケージの導入ノウハウを保有
・上流工程からインテグレーション・開発までのサービスが提供可能
・Sierとの良好なパートナーシップを構築
・Baanの開発で高い品質レベルを維持し、高い評価を受けている
こうした強みを生かして、
「パッケージベンダとの関係構築と強化」
「中堅市場向けの新しいパッケージへの対応力の強化」
「プロジェクトマネジメント力の強化」
「ビジネスパートナーとの関係強化」
「新しいマーケットに強みを持つSierとの関係構築と強化」
によって、ERP関連事業を強化していきます。
●取材を終えて
齋藤社長は現在を、前期の減益を踏まえ、そのための施策が結果につながる途上であると捉えています。
一歩一歩ではあっても着実に成長過程に向かっていると確信しており、これを必ず今期の数字に結び付けて投資家の期待に応えたいと考えています。
施策の効果と中期的な重点施策の進捗状況などを引き続きフォローアップしていきたいと思います。
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2003年4月24日(木)
http://www.ray.co.jp/
レイの決算説明会に出席しました。
分部日出男社長、分部至郎副社長が説明されました。
●2003年2月決算概要
<売上動向>
厳しい広告宣伝環境を反映して、同社が得意とする大型演出の企画が減少しました。販促企画ではJOB数は増加したものの、小型の仕事が多く売上は減少しました。
映像制作は、厳しい広告環境の中、営業部隊を強化し積極的なプレゼン攻勢を行った結果、JOB数は増加しました。
映像合成編集については、五反田スタジオのリニューアルおよび営業チームを強化し積極的に受注活動を行いましたが、単価が下落し売上高は減少しました。
<利益>
付加価値率は、外注コントロールの結果、52.3%と前期の51.9%から上昇しています。
売上の減少がイコール利益の減少という形となっています。
●2004年2月期予想
引き続き厳しい市場環境が予想されますが、一つ一つの仕事を丁寧に仕上げて数字を達成していきたいと考えています。また半期ベースで言えば下期から反転・上向いていくと予想しています。
●レイグループの事業計画
同社は、「デジタルコンテンツ市場:2兆円」、「セールスプロモーション(SP)市場:2兆円」の合計4兆円市場をターゲットにビジネスを展開しているわけですが、今後はスピーディーな事業展開を図るために、以下のような事業戦略を進めていきます。
<分社化>
<組織改編:ミッション制度の導入>
<各事業ごとの具体的戦略>
高度な企画力を必要とする案件に対する引き合いは引き続き好調な一方、高額な案件が多いため受注の波が大きく、ボリュームゾーンによる安定受注が少ないのが弱点です。そこで、安定受注を獲得するために
・チーム性の採用により、プロデューサーの数を増加。それぞれの特徴を活かして積極的な営業を展開します。
・運営も含めて、SPのボリュームゾーンに積極的に取り組みます。
安定受注を獲得するために、一般企業への直接取引きサービス「プレント」を拡充していきます。プレントの実績は、前々期 0件、前期 765件、当期(計画) 1,400件。
付加価値率は80%と高く、今後のビジネスコミュニケーション事業:制作演出の要と考えています。
技術面では、ハイスピードHDカメラがTV番組(NHK大河ドラマ「MUSASHI」など)やTVコマーシャルからの受注が拡大しています。
●レイグループの基本方針
・基本方針1
業界の最先端を行くハイエンド機器、技術を積極的に導入していきます。3か所目のマックレイを検討しています。
・基本方針2
クリエイティブ力を重視し、プロデュース部門の人材強化を進めていきます。
この2つの方針の下、1ホールディング、4子会社のグループ力によってソフトとハードのバランスのとれたトータルソリューションを可能にするプロダクションに成長させていく考えです。
●取材を終えて
厳しい市場環境の中、減収・減益となりましたが、分部社長は「この悔しさをバネにして、必ず成長路線へと回帰させたい」という強い決意を述べられました。
また明るい話題としては、以前のレポートで紹介したフィルムを使わないデジタルシネマ「アカルイミライ」が、カンヌ映画祭の招待作品に選ばれました。さまざまな分野でのデジタル化の流れはますます強まることが確実な中で、同社の今後の事業展開をフォローアップしていきたいと思います。
☆★☆ 詳細はCyber-IR:http://www.cyber-ir.co.jpで ☆★☆
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<今回の企業のIR資料を御希望の方は、「お名前」、「住所」、
「今回の企業名」を明記の上こちらまで。
ブリッジレポートの感想などもお書き添えいただくとうれしいです。>
→>magazine@cyber-ir.co.jp
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提供:「企業と個人投資家を結ぶ架け橋」株式会社インベストメントブリッジ問い合わせ webmaster@cyber-ir.co.jp
「上記レポートについては、(株)インベストメントブリッジが作成した ものであり、その内容の正確性・有用性等についてマネックス証券(株) は一切責任を負いません」
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