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マネックスメール(第949号 2003年6月16日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
バンガード・海外投資事情 第76回
生活設計塾クルーの「お金よもやま話」
投資信託基準価額
今朝のめざましBIZ
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
ただ今ブックビルディング中
ちょっと(またも)出てます〜
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またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
利益確定売りが先行する相場環境、10億株台は維持したものの売買高は減少。
日経平均 8839.83(▲140.81)
TOPIX 872.53(▲ 8.77)
単純平均 358.47(▲ 1.58)
東証2部指数 1746.99(▲ 0.47)
日経店頭平均 1105.38(△ 2.44)
東証1部
値上がり銘柄数 587銘柄
値下がり銘柄数 833銘柄
変わらず 107銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ(25日)109.84%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 1071.32(百万株:概算)
売買代金 579453(百万円:概算)
時価総額 2533983(億円:概算)
為替(17時) 117.58円
金曜日の米国株式市場は利益確定売りなどで反落。さらに為替市場では円がジリジリと値を上げる展開となっていることもあり、国内株式市場は手仕舞い売りが先行、軟調な始まりとなりました。
先週後半からザラバ中に9000円の大台には乗せるものの、終値での大台乗せはできない状態となっています。この大台が上値抵抗ラインといった雰囲気も出ており、これも一旦買いポジションを手仕舞う要因となった模様です。
朝方の売りが一巡すると下げ渋りといった場面もありましたが、本日は調整局面といった見方が徐々に強まりました。下値での買いもやや手控えられた模様で、中頃からやや下げ幅を拡大しました。
財務官の中期的に円が強くなる理由は無いとったコメントが伝わりましたが、為替市場は特に反応を示しませんでした。その後、再びジリジリと円が値を上げる傾向もあり、前場後半の株式市場は手控え気分が強まりました。
株式市場の昼休み中から為替市場は方向感が変わりました。これまでの円のジリ高歩調から、ジリ安歩調に転換。後場の始まりでは117円60銭程度で推移していました。しかし為替を手掛かりとした株式市場での買い意欲は盛り上がらず、後場もやや下げ幅を拡大して始まりました。
前場の売買高は5億株を若干上回る程度でした。高水準ではあるものの、先週と比較すると減少。1日を通して10億株割れの可能性も出ていました。売買高の減少が後場の物色意欲を後退させる要因のひとつとなりました。
このところ調整局面といった場面が無いまま上昇していたこともあり、本日こそ調整といった見方も出ていました。過熱感を解消するため、本日値を下げても仕方ないといった雰囲気もあり、押し目買いもやや手控えられた模様で、終始軟調な値動きが続きました。
結局売買高は10億株台を維持したものの、先週と比較すると減少といった形となりました。売買高の推移は先週から投資家心理を左右していただけに、明日は強弱感が対立しそうな雰囲気です。
◆個別銘柄◆
東エレク(8035) 5220円(▲190):100株単位
朝方から利益確定売りが先行する展開。後場に入ってからも売りが止まらず、ジリジリと下げ幅を拡大していきました。米国株式市場ではインテル、AT&Tなどの投資判断引き下げの動きがあり、ハイテク株は軟調な値動き。この流れで国内のハイテク株も冴えない展開が続きました。
三井住友(8316) 26万1千円(▲9千円):1株単位
先週後半は売り方の買い戻しによって上昇する展開となっていた大手銀も、市場全体が利益確定売りといった雰囲気を強めたことで下落。売り方の買い戻しが止まれば値を下げるといったこれまでのパターンを再び繰り返しているといった雰囲気もあり、売買高も大きく減少しました。
東洋証券(8614) 200円(△30)
売買高が高水準となっていることで、先週から証券株の一角を手掛ける動きがありました。本日の東洋証券の買い手口上位には、室清、松井、成瀬、日産といった証券会社が並び、セミプロといった感じの目先筋が手掛けているといった思惑を誘い上昇。
マツダ(7261) 259円(▲3)
フォード副社長がコスト削減の一環として、マツダとフォード間でバックオフィス部門の統合を更に進めると発言しました。しかし株式市場でこれをプラス材料とする動きは限定的。為替市場がジリジリと円高になっていたことで、自動車株は総じて見送り気分が強い相場環境でした。
新日鉄(5401) 147円(△2)
鉄鋼大手は来月にも国内自動車大手に自動車用鋼板の再値上げを要請と報じられました。実現すれば収益押し上げ要因となるものの、前回の値上げ要請ではコスト削減を急ぐ自動車会社側が難色を示し、半分以下の上げ幅で決着。今回もまだ結果を見ないと判断し難い面もあり、プラス材料とする動きは限定的。
コナミ(9766) 2140円(▲75):100株単位
石原慎太郎東京都知事が13日の記者会見の席上、公約に揚げていたお台場地区でのカジノ実験を断念する意向を表明。カジノ施設向けの設備等々の需要を見込んでいた同社にとってマイナス要因となりました。
リズム(7769) 162円(△6)
9000円の大台が上値抵抗ラインといった雰囲気が強まる中、低位個別材料株での短期値幅取りが活発化しました。特に手掛かり材料を見つけて物色するというよりは、値動きの良さが最大の材料となり逃げ足も速い展開。
東電(9501) 2410円(△50):100株単位
電力・ガス株は総じて堅調な値動き。このところハイテク株主導の上昇が続き、ディフェンシブ銘柄という位置付けの電力・ガス株は物色の圏外となっていました。先週後半から日経平均の9000円が上値抵抗ラインといった見方が強まり、利益確定売りが先行した本日は再びこれらディフェンシブ銘柄の一角に資金が戻る形で堅調な値動き。
保土谷(4112) 234円(△49)
本日発売の会社四季報に今期連結欠損解消、2004年度復配メドといったコメントがされていました。会社四季報発売日には、こういった業績面での変化を手掛かりに目先筋が物色することも多く、後場に入ってから急騰を演じました。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高保土谷(4112) +26.48 △49 234 3169上新電(8173) +24.53 △80 406 2585山水電(6793) +18.75 △3 19 30334高周波(5476) +18.18 △16 104 7327東洋証(8614) +17.64 △30 200 2019
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高チタン工(4098) −10.27 ▲15 131 338昭光商(8090) −10.25 ▲20 175 2976加藤製(6390) −9.82 ▲23 211 1705飛島建(1805) −8.51 ▲4 43 1262植木組(1867) −8.33 ▲19 209 14
東証1部売買高上位
銘柄 売買高(千株) 終値 前日比山水電(6793) 30334 19 △3りそなHD(8308) 25837 83 ▲3三住建設(1821) 23878 66 0新日鉄(5401) 22412 147 △2いすゞ(7202) 22028 155 △6北川鉄(6317) 18964 275 △25熊谷組(1861) 17614 27 ▲2NEC(6701) 17354 537 ▲26デサント(8114) 15240 253 △13鈴丹(8193) 14462 169 ▲14
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金(百万円) 終値 前日比ソニー(6758) 14721 3370 ▲110キヤノン(7751) 13566 5410 ▲110三井住友(8316) 11342 26万1千円 ▲9千円トヨタ(7203) 11248 3040 ▲40NTTドコモ(9437) 10462 26万2千円 ▲5千円NEC(6701) 9376 537 ▲26日産自(7201) 8441 996 ▲3NTT(9432) 7590 44万3千円 ▲2千円東京三菱(8306) 6834 48万4千円 ▲1万4千円東電(9501) 6749 2410 △50
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<バンガード・海外投資事情 第76回>−−−−−−−−−
どちらがいいの?アクティブ・ファンドとインデックス・ファンド
アクティブ・ファンドとインデックス・ファンド、どちらにもあなたのポートフォリオにとって果すべき役割がある、と考えます。
市場インデックスを上回るパフォーマンスを求めたいと考える投資家は、アクティブ・ファンドに興味がそそられるでしょう。でも、少し注意してください。そんなアクティブ・ファンドも一方で、市場インデックスを大きく下まわってしまうことがあるのです。(それもしばしば・・・)
また、違うタイプの投資家もいます。彼らはインデックス・ファンドの特徴である市場インデックスのパフォーマンスにきちんと追随する点、そして、その一貫性を好むようです。
さらに、もうひとつ大きな特徴があります。それは「コスト」です。インデックス・ファンドは一般的にアクティブ・ファンドより有利なスタートラインに立っています。通常、運用報酬や取引コストがアクティブ・ファンドに比べて大幅に低いため、既にそれだけのパフォーマンスの差がついている、というわけです。
バンガードはインデックス・ファンドだけでも効果的な長期ポートフォリオを組むことは可能、と考えます。しかし、優秀なアクティブ・ファンドを加えることにより、ポートフォリオ全体の性格をより積極的なものにしたり、保守的にしたり、といった調整が可能にもなります。
この「コア+モア」の投資アプローチで考えたとき、少なくとも50%は幅広く分散されたインデックス・ファンドに割り振るべきでしょう。
※バンガードの外国投信は買付時為替手数料無料、販売手数料も無料(ノーロード)で3本とも1万円台から購入可能です
バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドバンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド
バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド
ファンドの内容はマネックス証券のホームページでご確認下さい。
========生活設計塾クルーの「お金よもやま話」=========
「独身者にライフプランは関係ない?」
私たちファイナンシャルプランナーは、お客様の持つ将来の計画、すなわち「ライフプラン」をもとに、その実現のために経済的な側面からアドバイスをします。そこでライフプランといいますと、子どもの進学とかマイホームの取得といったファミリー世帯のイベントが一般的に語られます。長期にわたる支出が前提となるこうしたイベントは、必要資金と支出期間がある程度決まるため、今あるおカネ・あるいは将来のおカネをどのようにすればいいかの方向性はつけやすくなります。
一方、独身の方の場合、ファミリー世帯と異なり、独身の場合は長期にわたる行動計画がある人のほうが少ないものです。それだけに人生設計の自由度が高いといえるわけですが、中長期にわたるおカネの運用を考えるとき、自然と支出時期がやってくるファミリー世帯のようには考えづらく、ライフプランといってもピンとこないことも多いもの。生活設計のセミナーでも、独身の方がキャッシュフローを作れないケースもしばしばです。未来が見えないからこその不安も、独身の方は強く抱いています。
しかし考えてみますと、自分がどのように生きていくかをもとにした「何をしたいか」は、基本的には家族がいようがいまいが変わらない、個々の問題であり、すべての人の問題ということができます。もちろん、人生の選択肢が幅広い独身の方は、先々ドラスティックな変化が訪れることもファミリー世帯よりも多いでしょう。したがってそれを念頭に置きつつも、まずは自分らしいさまざまな可能性を考えてみるところからはじめてみてはと思うのです。
「ライフフプラン設計」などと肩肘を張らずに。
どんな生き方が好きですか?そして、それを実現するために何をすればいいですか?考えるだけでなく、それを紙に落としこんで、文字になったものをみてみることも大きなポイントです。具体的に考えてみると、「やりたい」と思っていたそのことへの詰めが実は甘かったり、イメージに踊らされていることに気づいたり、現実離れしたものだとわかることもあります。そこまで自分と向き合ってみれば、将来がわからないために生じる不安とか、問題・目標とすべきことがすこしづつ見えてくるかもしれません。それを掴むことができれば、ある程度の不安や期待も、自らがコントロールできるものとして近づいてくるでしょう。先々の自分の人生に思いをめぐらし、それを具体的に考えて整理してみることで、見えない将来への漠然とした不安も「管理可能な危機」に変えることができます。そして、これこそがまさに、ライフプラン設計の目指すところなのです。
私自身がこうしたことを考えたのは7年ほど前、あるビジネススクールで、仕事を切り口にして人生の大きな方向性を決めるキャリアプラン作成プログラムに参加したときです。そのなかで「将来の自分がどうありたいか」「いつ、何をするか」を具体的に文字にして落としていくのですが、そのときの緊張感をいまでも覚えています。未整理のまま漠然と頭の中に存在している夢や不安などさまざまなことを、具体的に表すのは意外にも勇気がいることだとわかりました。しかし「自分が進む人生は、自分自身で決めるものだ」という当たり前のことを、強く認識させられた、意義ある経験でした。プランの裏づけとしてのおカネにはふれませんでしたが、これはまさに「ライフプラン」作成そのものだったのです。これは貴重な経験として、いまの私の仕事にも生きています。(生活設計塾クルー 清水香)
◆生活設計塾クルーよりお知らせ ◆ http://www.fp-clue.com
メンバーが執筆した本が発売になりました。「得する保険の見直し方」洋泉社ムック029(¥1300+税)です。ムック本のため表紙には執筆者の名前はありませんが、野田、内藤、深田、清水が書いたものです。生命保険、医療保険、損害保険との「まっとうなつき合い方」をテーマとしています。書店で見つけたら、どうぞお手にとって中身を見てください(もちろん、買っていただけるとうれしいです。)
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投資信託基準価額(6月13日現在)
ザ・ファンド@マネックス 4,832(+43)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(6月12日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 22.82(−0.27) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 21.28(−0.05) バンガード・スモールキャップ・インデックス 18.32(−0.28) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.81(−0.13) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 15.39(−0.13)
適用レート(6月16日午後2時30分現在)
買付 117.70(+0.05) 解約 117.20(+0.05)
<ユーロ建>
フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F 10.20(−0.14)
適用レート(6月16日午後2時30分現在)
買付 140.10(+1.30) 解約 139.10(+1.30)
============<今朝のめざましBIZ>===========このコーナーはフジテレビ系列で月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざまし新聞forBIZ」でマネックス社員が話をした部分です。毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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わたしたちどうなるの?
「現代の徳政令を考える時が来た!」
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●徳政令とは、室町・鎌倉時代などに、時の幕府が家来の生活を救う為に、あ る期間の貸し借りの契約を棒引きにしたおふれのこと。
●先週、生命保険の予定利率の引き下げを可能にする法案が衆議院を通過し、 公的年金の給付を事実上引き下げる方針の決定や発言が、政府税調や塩川大 臣から矢継ぎ早に出された。これらは、借金棒引きとは違うが、金融・財政 問題をある程度リセットすることによってなんとかしようという意味で現代 の徳政令とも言えるもの。
●生保の予定利率引き下げは、「何%で運用しますからお金預けて下さい」と 約束していたのを途中でその運用利率を引き下げるというもので、とんでも ないと言えばとんでもない話だが、一番影響を受けるのは金利が高い時代、 即ちバブルの頃に契約をした保険。最近新しく契約されたものは、そもそも の契約運用利回りが低いので影響を受けない。要はバブル期にお金を手にし た、今で言うと比較的高齢者・富裕層が受けるダメージが最も大きい。●公的年金の給付も、今まで事実上非課税となっていたが、今後は課税控除額 を減らし、高額所得層を手始めに段階的に公的年金への課税を強化していく 方針らしい。塩川大臣は更に加えて、年金給付額そのものをある程度減額す る方向を述べている。
●これらの動きは「徳政令だ、けしからん!」と言うのは簡単だが、お金が偏 在し、しかも一般にお金が必要でないところにお金が余り、必要なところに は足りず、お金が回らない、という我が国最大の問題を解決しようとしてい るとも言える。
●徳政令にはいろいろな問題もあり、丁寧に対処していくべき事柄である。し かし、政府が、お金の在処を意識し、お金を流れるように考え始めたことに は大きな意義があると思う。険しい道だが、前進して欲しい。
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めざbizシンキング 3分で分かる経済用語
「活況を示す指標。売買高の動きに注目!」
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●東証の売買高が、ついひと月ほど前まで一日8億株程度だったのが、最近は 連日十数億株になっており、金曜日はなんと20億株にまで達した。
●売買高は、一般にマーケットの活況さを表す指標としてよく使われる。バブ ルの頃でも20億株を超えた日は数える程しかなく、大体あの頃と同じ程度 の売買高水準になっている。但し、バブル期に比べて株価自体がかなり低い ので、売買『高』は同水準に高くても、売買『金額』はまだまだ全然低い水 準。
●売買高の内訳は、ザックリ言うと国内機関投資家、個人投資家、外国人投資 家が3分の1ずつぐらいで、その割合が増えたり減ったりしている。5月の 第2週と6月の第1週で比べると、売買高全体は3割増えていて、そのうち 個人投資家による売買は6割も増えている。(1営業日当たり)
●一方で売買されている株の平均価格で見ると、個人は平均で約400円の株 を売買しており、外国人は平均で約1000円の株を売買している。全体の 平均では約700円。個人は安い株を活発に取引し、外国人は大型優良銘柄 を売買し、国内機関投資家はあまり元気がない様子が見て取れる。
●今回の相場は、政府の株価対策で国内の機関投資家だけが動いているのでは なく、個人や外国人が主導して、全員参加で売買高が膨らんでいる。大きな 売買高を見て、「みんなが買うから自分も恐くて買う」、といった「ミニバ ブル」的心理が働いている。当面は売買高はもっとも注意して見ていくべき 数字。売買高が下がり始めると、株価も不安定になると思われる。
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月曜日の「めざまし新聞forBIZ」には松本が生出演しています。
担当コーナーも多く、放送内容を文章にしてお伝えできる量ではない面もあります、当面月曜日は、話の抜粋だけの掲載とさせていただきます。
詳細は別途下のつぶやきでご紹介する場合もあります。
ご興味ある方は、生放送をご覧下さい。
しかし現実問題として時間の面が大きいので、ビデオに録画してご覧下さい。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
フジテレビ
「めざまし新聞forBIZ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/mezashin/index.html
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========6月16日 <福田引退>
浦和レッズの福田正博選手の引退試合が、昨日埼玉スタジアムで行われた。試合は現役浦和レッズ対浦和レッズOB。5万人を超えるファンがスタジアムを真っ赤に染めたが、レッズファンにとっては、それだけ集まることに何の不思議も感じなかった。
斯く言う私も5万人分の1だった。福田はレッズファンにとっては特別な存在だ。サッカーの街、浦和の人のサッカーに対する思いが、福田に託され、福田によって昇華されてきたのだと思う。寝ても覚めてもサッカーしかしない街、浦和。何故か街中の大人までもがやたらサッカーには詳しい街、浦和。自分達が一番サッカーに近い存在だと自負しながら、どこかJリーグの優勝争いや、欧州で活躍する選手達の華やかさに、何とも言えない違和感を感じてしまう。自分達のサッカーと現代のサッカーの現実とのギャップにどこか困惑する浦和の人にとって、福田はそのギャップを埋めてくれる、唯一の、そして生身の象徴だった。外国人選手にも、各チームを渡り歩くスター選手にも埋められない何かがあった。レッズファンは、福田を媒体として、サッカーに苦しみ、サッカーに興奮し、サッカーを愛したのだと思う。「多くの成功は得られなかったけど、多くの仲間と多くのサポーターと喜び、悲しみ、同じ夢を追い続けてきたことを誇りに思います。」という福田の言葉は、木訥だが、正に言い当てていると思う。ありがとう福田。
=============<編集長の独り言>=============前にも書きましたが、4月以降の生活のリズムが狂ったまま、今でもペースがつかめません。「めざまし新聞forBIZ」、そして上の娘が小学校入学で週末の行動パターンは大きく変わっています。これまでは、土曜日、日曜日ある程度決まった行動範囲があり、時間の前後はあってもある程度出没する場所は限られていました。
この週末は、娘が2泊3日の学校行事に参加したため、とても静かな日々。これがまたリズムを崩します。そして昨日の午後は、娘を迎えに上野。何年ぶりでしょうか、上野に行くのは。昔在籍していた証券会社で、お花見をやって以来のような気がします。
上野の町の賑わいも、どういった変化が起きているかも掴めない状態。いつになったらこの生活に慣れ、新たな土日の生活パターンを構築できるのやら。普段をよくみていないので、変化とはいえないのですが、信号待ちの間で感じたことは、ベンツとボルボのディーラーには結構お客がいたこと。ボーナスシーズン、そして直近の株価の上昇など、何か変化が起きるかどうか興味はあるものの、定期観測できないもどかしさ。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。
−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<明日が募集締め切りの銘柄>
一高たかはし(2774) JQ
募集期間は 6月17日 AM11:00 まで
募集価格は 280円
<新規取り扱い開始>
ドワンゴ(3715) マザーズ
ブックビルディングは 6月30日(月)より
詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/
==========<ちょっと(またも)出てます〜>=========<テレビ>
フジテレビ系列 月曜日から金曜日 AM4:30〜
“めざまし新聞 for BIZ”
毎週月曜日は松本生出演!
(同番組には他の曜日もマネックスでは何らかの形で関わっていきます)
<雑誌>
6/20
日経マネー8月号 「ここまで増えた貸株」取材
6/23
日経WOMAN 臨時増刊号 「使える金融機関を探せ!」
6/24
YOMIURI PC 2003年8月号
「私とパソコン」
6/27
月刊アントレ8月号 「連載 起業家たちの軌跡」
6/28
MORE8月号
マネー特集「マネーライフを知ってこそ、マネーエキスパートになれる」
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