1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。
◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆
楽しい!学べる!得をする
マネックスメール(第952号 2003年6月19日夕方発行)
http://www.monex.co.jp/
<口座開設はこちら(無料)>
→ http://www.monex.co.jp/visitor/koza/index.html
◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇マネックス証券株式会社◆◆◆
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●6月30日(月)18:30〜 <女性限定>マネックス証券・東証共催セミナー
「第3回 ワーキング・ウーマンにおくる資産運用のすすめ」at東証アローズhttp://www.tse.or.jp/seminar/monex/index.html
他にも勉強会は東京、大阪、名古屋、札幌 各地で続々開催
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/benkyo/index.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●先着順受付 世界銀行発行豪ドル建て外国債券 4年債 利率4.05% お申込は1,000豪ドルから、ログイン後メンバー画面をご覧下さい
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●貸株サービスに銘柄選択機能が追加!
株主優待を受け取りたい銘柄、株主総会議決権の欲しい銘柄→貸し出さない株主優待、株主総会議決権を必要としない銘柄→貸し出す
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kashikabu/index.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
サンプラザ中野の株式ロックンロール
マネックスの投信売れ筋ランキング
投資信託基準価額
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
ただ今ブックビルディング中
「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
セントラルサービスシステム(2304)
インテック コミュニケーションズ(9443)
マネックスメール解除の方法は一番下にあります
またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/
=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
債券暴落で一時日経平均先物は9000円割れ、しかし押し目買いで結局上昇。
日経平均 9110.51(△ 17.54)
TOPIX 895.65(△ 2.07)
単純平均 362.22(△ 0.28)
東証2部指数 1780.57(△ 5.48)
日経店頭平均 1115.70(△ 2.82)
東証1部
値上がり銘柄数 694銘柄
値下がり銘柄数 704銘柄
変わらず 128銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ(25日)113.50%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 1371.39(百万株:概算)
売買代金 825843(百万円:概算)
時価総額 2601124(億円:概算)
為替(17時) 118.66円
9000円の大台を回復したことで戻り売り、そして直近の上昇に対する利益確定売りと、押し目買いとが交錯する始まりとなりました。前場の日経平均は前日終値を挟んだ狭いレンジでのもみ合いが続きました。
指数の方向感は乏しいものの、上昇の勢いがあった昨日の相場よりも売買高は上回る始まりとなりました。下値での買い意欲は依然旺盛といった見方が強まりました。
前場後半から若干下げ幅を拡大する形で取引を終了しましたが、高水準の売買高によって市場は押し目買い意欲は高く、9000円の大台が下支えラインと冷静に見守っている状態でした。
堅調な株式市場とは反対に、債券市場は混乱しました。新発10年債利回りは0.7%台、新発20年債の利回りは1%台に上昇、債券先物の下げ幅も1円を超えるなど、暴落と言える状況となりました。
債券相場の暴落は、大量に債券を保有する銀行にとって新たな懸念材料といった見方に繋がり、三井住友(8316)など大手銀は一段安で後場始まりました。
後場の日経平均は債券暴落から来る銀行株安もあり、下げ幅を拡大して始まり、9000円の大台を維持できるかどうかの攻防となりました。為替市場も円が売られ、118円台後半まで下落しました。
高水準の売買高に支えられ、このところ株式市場ではプラス思考といえる展開となっています。債券市場の混乱も円安進行とプラスに受け止め、さらに債券から株への資金シフトを期待する声もありました。債券市場がやや落ち着きを取り戻すと、日経平均は急速に下げ渋りをみせ、9000円が下支えラインといった動きになりました。
後半になると日経平均は小幅ながら上昇に転じました。引き続き高水準の売買高に支えられた相場は、底固い展開となりました。債券急落といった波乱要因さえも、9000円での押し目買い意欲を確かめる展開となり、結局プラス材料とする展開。引き続き売買高の水準は要注目であり、高水準を維持している間は流れに逆らわない方が無難な相場環境と言えそうです。
◆個別銘柄◆
三井住友(8316) 25万8千円(▲1万4千円):1株単位
債券市場が暴落といえる展開となりました。債券を大量に保有する銀行にはすでに債券暴落時の影響を指摘する声が出ていましたが、この懸念の表面化と警戒感が強まりました。後場に入ってから下げ幅を拡大する始まり。前場プラス圏で推移したみずほFG(8411)も、後場急落。
三菱重(7011) 285円(△17)
台湾で天然ガスタービン火力発電所設備を落札したと伝わりました。戻り売りなどで市場全体の値動きが重いこともあり、証券会社のディーラー達はまとまった株数で売り買いを行い、値幅取りが可能な低位大型株を物色する動き。大商いで堅調な値動きを続けました。
神鋼電(6507) 297円(△16)
今朝のラジオたんぱの番組内で、注目銘柄として取り上げられました。このところ同番組内で紹介された銘柄が、目先筋の物色対象となり値を上げる場面が目立っていました。神鋼電も同じ展開になるといった思惑で買い気配からスタート、ただ逃げ足も速く、後場は上げ幅を縮小する動き。
オリコ(8585) 134円(△8)
みずほコーポレート銀から人材を受け入れるなど、今後の連携強化という報道を手掛かりに値を上げて始まりました。ただ目先筋の買いが中心で、前場値を上げていたみずほFG(8411)も債券相場急落で後場下落に転じました。このためオリコに対する手仕舞い売りも後場出始め上げ幅を縮小。
ライオン(4912) 550円(▲4)
効く時間を調節できる薬の開発を加速すると報じられました。業績への寄与はまだ不明という声があるものの、目先筋が手掛ける形で上昇。しかし後場は手仕舞い売りによって急速に伸び悩み、結局小幅ながら下落で終了。
富士写(4901) 3330円(▲130)
米イーストマン・コダックが4−6月期の収益見通しを大幅に下方修正し、株価は下落しました。この動きから、富士写に対しても同様の業績懸念が強まり、外国人投資家から売りが出た模様。実際売り手口上位に外資系証券が並んだことで、警戒感が高まる展開となりました。
タカラ(7969) 758円(▲9):100株単位
国内最大規模とされる青森県の産業廃棄物不法投棄事件で、青森県側は同社や日立物流(9086)など排出元の4社に対してゴミの撤去を求める措置命令書を送ったと報じられました。どの程度撤去費用がかかり、業績への影響があるか分からず、とりあえず手仕舞い売りといった展開になりました。
日産自(7201) 1119円(△27):100株単位
前日あたりから為替を手掛かりに自動車株を物色する兆しがありました。本日は利益確定売りが先行して始まるものの、後場債券安をきっかけに円安が進行するとホンダ(7267)などとともに自動車株は上昇。
みずほFG(8411) 90400円(▲2400):1株単位
堅調な動きを前場続けていましたが、債券急落で銀行株への影響が懸念され後場は軒並み下落する展開。一部の資産では、0.2%新発10年国債の利回りが上昇すると、みずほFGは約80億円の含み損という話も出ていました。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高住友炭(1503) +25.00 △16 80 6911学研(9470) +21.67 △31 174 7872冶金工(5480) +19.04 △20 125 4214台糖(2102) +18.65 △47 299 1563FDK(6955) +17.67 △38 253 953
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高山水電(6793) −16.66 ▲3 15 10795共立(6313) −13.24 ▲51 334 6500東急観(9727) −11.94 ▲16 118 187デサント(8114) −9.62 ▲28 263 10518ナカノ(1827) −8.95 ▲24 244 4286
東証1部売買高上位
銘柄 売買高(千株) 終値 前日比三菱重(7011) 69270 285 △17いすゞ(7202) 34872 193 △11新日鉄(5401) 28707 149 0プリマハム(2281) 21125 101 △8オリコ(8585) 20927 134 △8五洋建(1893) 19476 94 △7りそなHD(8308) 19076 81 ▲3住金(5405) 17761 66 0三井山(1501) 17588 71 △9佐伯建(1889) 17394 216 △10
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金(百万円) 終値 前日比三井住友(8316) 29406 25万8千円 ▲1万4千円三菱東京(8306) 25134 51万円 ▲6千円みずほFG(8411) 20510 90400 ▲2400三菱重(7011) 19403 285 △17キヤノン(7751) 18713 5670 △20UFJ(8307) 18460 15万5千円 ▲4千円NTTドコモ(9437) 15977 27万1千円 △4千円トヨタ(7203) 14518 3170 △40NTT(9432) 14226 48万円 △1万2千円ソフトバンク(9984) 13984 1763 △119
=============<資産設計情報>==============「サンプラザ中野と松本大の株本(かぶほん)」 日本経済新聞社より
発売中!!「低金利の時代に株式投資を始めたい」そんな声に
お応えしてサンプラザ中野がやさしく解説いたします。
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=35046
−−−−−−−−−<サンプラザ中野の株式ロックンロール>−−−−−−−
映画を見た。サンプラザ中野だー!
マトリクスを観た。みんなサングラスをかけていた。主人公たちの住処は地下だ。だからなのか?モグラのように光に弱くなっているのだろうか?俺が言うのもなんだが、サングラスばかりで異様だった。ストーリーは相変わらずよくわからなかった。シリーズ一話目も同様にわからなかった。舞台は機械に支配される近未来。もしかしたらコンピュータの回路の中の話。全てを統治しようとするCPU対バグの闘い、であろうか?「バグ」が主人公を含む人間チーム、かと思う。
月曜の夜に大阪の梅田で見た。阪神百貨店裏のシネマコンプレックスで見た。大きなホールであった。ほぼ満席であった。公開後一週間の動員新記録を打ち立てたと聞いた。納得である。お客さんはみんなタイガースのはっぴを着ていた(嘘である)。
ストーリーはともかく、CGが凄いのであった。俺はデジタルハリウッドというCGの学校に通った事がある。CGを見る目は多少ある。そんな俺の目にも十二分に耐える、驚きのCGなのであった。
そもそもこのCGを前面に押し出したコマーシャルにみんなやられてしまうのだ。ストーリーにやられているわけではない。特に映画館で流れる予告編などは音も迫力十分でついつい引き込まれる。予断だが次は「チャーリーズ・エンジェルズ」を観なくては、と思ったよ。CGなんかただの一秒も使用していないが、予告編にやられて見に行った映画がある。それは「おばあちゃんの家」である。韓国映画である。おばあちゃんと孫の男の子の一月ほどの暮らしを描いている。以前書いた「WATARIDORI」を観に行ったときに予告編を観たのである。
この予告編が素晴らしかった。俺は泣いた。予告編で泣いたのは初めてである。鼻などすすったら恥ずかしいぞ、と思ったら横の人が鼻をすすった。何人かすすっていた。「WATARIDORI」のお客さんは高齢者が多い。そして後日観に行った「おばあちゃんの家」もやはり高齢者で満杯だった。岩波ホールで観た。平日の昼間なのに満席だった。平日の昼間だから、かもしれない。
予想通り(予定通り)俺は泣いた。いい話だった。ともかく若者向けも高齢者向けも映画は満員だったのだ。いい物を作れば売れるのだ。みんながんばるのだ。
俺は阪神の応援歌「We ラブ TIGERS!」を製作中である。乞うご期待である。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>
1.HSBCチャイナオープン
2.日経225ノーロードオープン
3.ブル・ベアセレクト ベアファンド
4.ブル・ベアセレクト ダブル・ブルファンド
5.バンガード・トータル・ストック・M・I・F
(2003/6/9〜2003/6/13 マネックスでの販売金額)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
投資信託基準価額(6月18日現在)
ザ・ファンド@マネックス 4,918(+43)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(6月18日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 23.28(−0.04) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 21.22(−0.06) バンガード・スモールキャップ・インデックス 18.65(−0.03) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 14.10(−0.04) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 15.77(−0.03)
適用レート(6月19日午後2時30分現在)
買付 118.55(+0.50) 解約 118.05(+0.50)
<ユーロ建>
フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F 10.43(+0.03)
適用レート(6月19日午後2時30分現在)
買付 138.45(−1.30) 解約 137.45(−1.30)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========6月19日 <売買高>
今更言うまでもありませんが、株式市場の売買高が最近やたら高くなっています。5月頃から10億株超えるようになってきて、先週の金曜日には遂に20億まで達しました(東証一部だとほんのちょっと20億に足りない数字。二部を合わせると20億を超えました)。バブル期でも、20億株を超えた日は数えるほどしかありません。この数週間は14億株程度が当たり前になってきています。
毎週木曜日の午後に、東証のHPに前週の「投資部門別売買状況」というものが発表されるのですが、なかなか参考になります。最近の売買高増を引っ張っている最大の担い手が個人であること、売りと買いの金額の差で見るとこの相場で一番買えてるのが外国人投資家であり、一番売り続けてきているのが国内機関投資家であることなどがよく分かります(国内機関投資家はあまり上手とは言えませんね(笑))。
いずれにしろ特定の投資主体だけが活発になっているのではなく、みんながそれぞれマーケットに来ていて、何やら騒々しいのが気になる。自分も来ているから混み合っているのに、なんか自分だけ取り残されるような感覚に襲われ、自分も思わず買ってしまう。スーパーに行って静かだと少ししか買い物しないのに、店に入った瞬間、目の前のコーナーに大勢が群がっていると思わず自分も突進して商品を手に握りしめてしまう−そんな感じでしょうか。この売買高−騒々しさが続いている間は、恐らくマーケットは安泰でしょうか。やっぱりマーケットって面白いですね!
さて、今日はマネックス社員の「ぶぶ子」なる者からマネックスFXに関する投稿があったので披露します。昨晩書かれたものなので若干内容が古いですが御笑覧下さい。
ぶぶ子は昔ロンドンに本社のある会社で勤めていました。いまでも夕方6時になるとロンドンがあくなぁ、と思ったりします。そうそう、今日もそんなことを思っていて、ふとニュースをみるとユーロ圏の消費者物価指数がまぁ好調で、貿易収支も黒字とあります。でもなんか予想通りみたい。うーん、やはりユーロは強くなりすぎたかな、とぶぶ子は思います。
そしてユーロ円の売りのポジションを1万単位だけ取りました。1万単位以上はやらない、をポリシーの1つにしているぶぶ子。ぶぶ子は見た目よりずっと堅実です。夜オフィスをでて、習い事をして家に帰ってくると、ほらね、やっぱりユーロは売られています。で、利食わせていただきました。1000円以上益がでたら、迷わず利食い、もポリシーなんですよ。「君って堅実だね、見直したよ」なーんて言われたいもんです。(自分ぼけ)
ぶぶ子
=============<編集長の独り言>=============さすがに我が家に設置しようとは思いませんが、もし防音室があり、周りの雑音を気にせず没頭できるスペースがあればと考えたことはありませんか。大規模なリフォームが必要であったり、価格面でなかなか手が出なかったりがこれまで壁になっていたと思います。ヤマハの“マイルーム”という商品、昨日から限定100台のモニター販売が開始され、1.5畳のスペースながら組み立て式の防音室で、価格は38万円也。通常販売されている同形式の0.5畳タイプの防音室が35万円なので価格面ではかなり安くなっています。個人的には、大学時代に本格的な防音をされた実験室に入ったことがあります。周りの音がほとんど聞こえない、音が反響しない部屋というのは独特の雰囲気。1人ここに閉じ込められるとちょっと恐怖さえ感じてしまう体験でした。そこまで本格的な防音はされていないと思いますが、周りの音が遮断され、さらに狭いスペースでは孤独感に襲われそうです。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。
−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<明日新規公開の銘柄>
一高たかはし(2774) JQ
募集価格は 280円
<新規取り扱い開始>
ドワンゴ(3715) マザーズ
ブックビルディングは 6月30日(月)より
詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/
=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今週の企業
セントラルサービスシステム(2304)
「順調に顧客が拡大しています」
インテック コミュニケーションズ(9443)
「中計の初年度は順調な滑り出しでした」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2003年5月21日(水)
http://www.css-ltd.co.jp/
セントラルサービスシステムの中間決算説明会に出席しました。
当日、野口社長が説明されました。
●2003年9月期中間決算概要
■ 今期の新規受注先は、2003年4月末日現在で、「ホテルJALシティ宮崎」、「東京プリンスホテル」、「ジパング カレッタ汐留店」、「ロイヤルパークホテル」、「ホテル ザ・マンハッタン」、「アニュレール三重ウエディングビレッジ」、「エクシブ琵琶湖」、「パレス神戸」、「六本木ヒルズクラブ」の計9件となりました。通期では、予算上での7件を上回り、12〜14件と予想しています。
■ 管理職の能力開発を目的とする研修費や福利厚生費が増加したこと、また、昨年末に営業権譲渡を受けた給食管理業務の子会社センダンにおいて、営業権償却及びイニシャルコストがかさんだため、販管費比率が上昇しましたが、連結経常利益の通期の予算505百万円は達成できると見込んでいます。
●今後の展望
わが国のホテル業界においては、SARSなどの影響による売上減少は無視できず、顧客であるホテル・レストランからの価格値下げ要求もあるようです。ただ同社においては、着実に新規案件の受注が進むと見込まれること、年間契約なので急激に下ぶれする可能性が小さいこと等から、ホテル業界の不振が収益面へ及ぼす影響は小さく、今期予算は十分達成可能と考えています。
●これからの課題
今後の課題としては多方面への「積極的な営業展開」とそれを支える「人材の確保」と考えています。
1.積極的な営業展開:売上の更なる増大を目指す
・営業エリアの拡大
・中小規模案件への対応
・周辺分野への進出・拡大
2.人材の育成と確保:更なる管理責任者の増加と長期的な対策
・幅広い人材採用
・スタッフへの意識教育
その上で、洗浄と衛生管理ノウハウをコアコンピタンスとして、以前のレポートでも紹介したように、ビジネスを3次元化して対象とするマーケットを拡大し、売上の拡大を図っていきます。
また、今年3月に1:2の株式分割を実施する等、更なる株式の流動性と株主数を増加を図り、増配や優待制度等の株主還元にも力を入れていきます。
●取材を終えて
高度なノウハウと積み上げられた実績を強みとして「真のアウトソーシングビジネス」を提供していくという野口社長は、自信を持って事業展開を進めています。
同社の営業は主として、実績からの口コミ、紹介で受注しており、顧客からの信頼度が高いことがわかります。
一方では、今期、東京プリンスホテルを受注したことで、他のプリンスホテルの顧客化も十分期待できます。また、既存の事業所にも、大手ホテルチェーンのホテルがあることから、同様な効果も得られ、ますます顧客増大が期待できます。
今後も同社の事業展開をフォローしていきたいと思います。
☆★☆ 詳細はCyber-IR: http://www.cyber-ir.co.jpで ☆★☆
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
2003年5月21日(水)
http://www.inteccoms.co.jp/main.html
インテック コミュニケーションズの2003年度第1四半期の業績概況説明会に出席しました。深川社長、鈴木取締役が説明されました。
●第1四半期業績概況
通信事業者へ、ルータなど大型の通信機器販売(107百万円)があったほか、官公庁へのメッセージングシステム(57百万円)、金融機関向け通信サービス(426百万円)などがあり、売上、利益ともに前年同期を大きく上回りました。営業外費用で株式公開関連費用(東証2部上場)が一時的に増加しました。
重点事業であるアウトソーシングは、幅広い業種から各種サービスの受注を獲得し、構成比は25.4%となりました。通期では27.6%を目標としています。
直販比率を見ると、アウトソーシングが55.2%、ソリューションが
41.8%、通信サービスが26.3%、全体で36.5%となっており、2002年度末の40%からは低下しています。これは通信機器大型販売によるものです。
●今後の方策
1.ソリューション事業の強化
2.品質管理の徹底
3.モバイルソリューション「モバイル・パスゲート」を発表
(2003年1月)
営業戦略としては、既存モバイルユーザの取り込み、モバイル利用の業務アプリケーションの開発促進、代理店などの積極活用を考えています。
4.通期計画達成に向けて以下のような点に注力していきます。
・ソリューション事業の拡大:ハードメーカー、通信事業者、システムインテグレーターなど提携パートナーを獲得して、販路の拡大を進めます。
・コスト削減:ネットワーク構成の見直しと生産性向上のためのブラッシュアップを進めます。
・通信サービスの利益率向上:通信サービスはIP−VPNなどの登場で単価が急速に低下しています。インテグレーション業務を拡大するとともに、新サービスの提供を始めます。
・アウトソーシングの拡大:新サービスの提供を始めます。
5. 2005年度目標
前回のレポートにも紹介しましたが、第2次中期経営計画の最終年である2005年12月期に売上高180億円、経常利益20億円達成を目指していきます。
●取材を終えて
第2次中期経営計画の初年度は順調な滑り出しのようです。
企業の情報化投資意欲は決して旺盛ではないようですが、企業としては業務の効率化、競争力の強化という観点からは避けては通れない分野でもあり、同社はネットワークに関するさまざまなサービスを提供して顧客企業のニーズに対応していく考えです。引き続きフォローアップしていきたいと思います。
☆★☆ 詳細はCyber-IR: http://www.cyber-ir.co.jpで ☆★☆
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<今回の企業のIR資料を御希望の方は、「お名前」、「住所」、
「今回の企業名」を明記の上こちらまで。
ブリッジレポートの感想などもお書き添えいただくとうれしいです。>
→> magazine@cyber-ir.co.jp
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
提供:「企業と個人投資家を結ぶ架け橋」株式会社インベストメントブリッジ問い合わせ webmaster@cyber-ir.co.jp
「上記レポートについては、(株)インベストメントブリッジが作成した ものであり、その内容の正確性・有用性等についてマネックス証券(株) は一切責任を負いません」
===================================<マネックスメールを解除したい時は>
・当社に直接申し込まれたお客様
マネックスメールの受信解除、メールアドレスの変更等はこちらへ
▽ http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/
アドレスの変更の場合、お手数ですが、旧アドレスの解除、新規アドレスの 登録という方法でお願いします。
・まぐまぐ、Macky!、Pubzine、melmaご利用のお客様
解除をしたい場合は、ご自身がご利用のシステムから行って下さい。
▽まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000017399.htm (ID:0000017399) ▽Macky! http://macky.nifty.com/check.htm (マネックスメール)
▽Pubzine http://www.pubzine.com/pubzy/tool/unsub.html (ID:002140) ▽melma http://www.melma.com/ (マネックスメール m00015629)
何れもメールでの解除はできません。HPにアクセスして行ってください。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●配送できないメールアドレス等の解除について
マネックスメールでは、ご登録いただいたメールアドレスに間違いがありメールを配
送できない場合や、何らかの理由で一定期間登録メールアドレスへメールが配送され
ない場合、その他弊社がやむを得ないと判断した場合には、登録メールアドレスを解
除させていただくことがございます。予めご了承下さい。
マネックスメールへのご登録にあたりましては、正しいメールアドレスが入力されて
いることをご確認下さい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスメールはマネックス証券株式会社(以下「当社」)が発行するメール
マガジンです。マネックスメールの著作権は当社に属し当社の許可なく複製・再
配信等を行うことはできません。当社は有価証券の価格の上昇又は下落について
断定的判断を提供することはなく、マネックスメールをもって有価証券の売買を
勧誘するものでもありません。投資等のご判断は、ご自身の自己責任においてさ
れますようお願い致します。当社は、お客様のマネックスメール情報サービスの
ご利用により生じた損害につきましては、その責を負いません。
またマネックスメールに他社から提供されているコンテンツに関しては、それぞ
れの会社が作成したものであり、その内容の正確性・有用性等について当社は一
切責任を負いません。
http://www.monex.co.jp/
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
マネックスからのご留意事項
「マネックスメール」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。