マネックスメール 2003年6月23日

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マネックスメール 2003年6月23日

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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  バンガード・海外投資事情 第77回
  生活設計塾クルーの「お金よもやま話」
  投資信託基準価額
 今朝のめざましBIZ
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
 ちょっと(またも)出てます〜
 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
高水準の売買高に支えられ、利益確定売りが先行しても値を下げない相場継続。
日経平均     9137.14(△ 16.75)
TOPIX     904.32(△  5.59)
単純平均      365.11(△  1.78)
東証2部指数   1799.51(△ 13.66)
日経店頭平均   1124.03(△  3.26)
東証1部
 値上がり銘柄数     912銘柄
 値下がり銘柄数     496銘柄
 変わらず        115銘柄
 比較できず         2銘柄
 騰落レシオ(25日)121.97%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高    1591.36(百万株:概算)
 売買代金    755891(百万円:概算)
 時価総額   2626313(億円:概算)
 為替(17時) 118.08円

 ハイテク株が総じて軟調な始まりとなり、日経平均は小幅安のもみ合いで始まりました。今週の相場展開がどうなるかを探るといった始まりで、売り買いともに積極的な動きはみられませんでした。

 軟調な始まりとなる中、引き続き売買高の水準に注目が集まるといった雰囲気でした。指数の方向感は乏しく、積極的な売り買いは控えられているものの売買高は高水準を維持しました。今週も下値での買い意欲は旺盛な状態が続いているといった見方が徐々に高まりました。

 10時前に日経平均先物は上昇に転じる場面が出始めました。その後、現物の日経平均はマイナス圏で推移していましたが、10時半頃からは上昇に転じてきました。10時半の時点で売買高は約6億株に達し、本日も10億株を突破しそうな雰囲気が出たあたりで上昇に転じたといった感じでした。

 木曜日から乱高下といった雰囲気の債券市場は、本日下落して始まりました。金曜日分の戻りを帳消しにする場面もありましたが、株式市場は特に反応を見せませんでした。

 このところ指数は続伸となっているものの、上げ幅は非常に小幅な状態が続いています。通常であれば上値が重いといった見方が強まりそうですが、売買高が高水準を維持していることで、こういったマイナス評価する動きは本日もあまりみられませんでした。

 しかしFOMCを24、25日に控え、米国で利下げがどの水準で実際されるかを見極めるといった雰囲気が徐々に強まりました。利下げ幅次第で米国市場が荒れる可能性もあり、その前に一旦ポジションを手仕舞う動きもあった模様です。
 
 同じ頃、債券相場でも再び下げムードが強まりました。朝方はあまり債券市場の値動きを懸念する声はありませんでしたが、後場後半手仕舞い売りといった雰囲気が強まった場面での債券安は、押し目買いを手控える要因のひとつとなっていました。

 一時日経平均は下落に転じましたが、大きく崩れる展開にはなりませんでした。上値は重いものの、高水準の売買高に支えられ、値を下げない展開が継続した週の始まりでした。

◆個別銘柄◆
東エレク(8035) 5270円(▲50):100株単位
 金曜日の米国株式市場ではハイテク株への利益確定売りが目立ったことで、国内の関連銘柄も同様の展開で始まりました。ハイテク株が総じて軟調な始まりとなったことで、指数も軟調な始まり。しかし物色意欲は旺盛な相場環境で、日経平均が上昇転換したあたりから下げ渋り。24、25日と米国ではFOMCが予定されており、利下げがどの水準で実施されるかが焦点。この内容次第で米国株が荒れる可能性もあり、ハイテク株は手掛け難い状態でした。

みずほFG(8411) 97000円(△3800):1株単位
 債券市場は引き続き荒い値動きとなっていますが、みずほFGに関しては売り方の買い戻しが先行して堅調な値動き。他の銀行株は方向感の乏しい始まりから、徐々に買い戻しが優勢という展開になりました。

鬼ゴム(5196) 269円(△26)
 指数の方向感が乏しいことで、個人投資家を中心とした低位個別材料株物色の対象となり大幅上昇。出遅れ感を手掛かりに自動車部品関連銘柄を物色する流れがあり、後場に入るとプレス工(7246)が一段高。物色意欲は旺盛な相場環境で、次の銘柄を探す展開。

マツダ(7261) 302円(△14)
 後場に入って5月の自動車生産・輸出・販売実績が発表されました。国内販売はホンダ(7267)は21.4%減、日産自(7201)も3.5%減となる中、マツダは13.4%増と好調。後場に入ってから一段高の展開となりました。

パイオニア(6773) 2520円(▲80):100株単位
 ソフト事業を売却する方針と日経新聞に報じられました。ただ朝方ハイテク株は全般に利益確定売りが先行し、軟調な地合い。同社もソフト部門の売却をどう評価するかといった動きよりも、他の銘柄同様の流れで軟調な始まり。
セラーテム(4330) 109000円(△10100):1株単位
 金曜日に画像処理開発の米リザードテック社を買収すると発表。朝方は同時に2003年6月期の連結最終損益は15億7000万円の赤字転落見通しも発表しており、売りが先行して始まりました。売り一巡後は買収効果を期待する形でストップ高まで上昇する荒い値動き。

オリコ(8585) 157円(△19)
 低位個別材料株を物色する流れに乗って大幅上昇。日経新聞に自動車ローン事業を強化すると報じられ、今後の収益拡大を期待する動きも出ていました。ただ買い手は目先筋が中心で、一旦株価の動きが止まれば手仕舞い売りが出るのも速く、荒い動きとなる可能性も高い状況。

北川鉄(6317) 327円(△80)
 一部仕手集団が同社株を注目銘柄として取り上げたという噂が飛び交い、大量の買いを集めストップ高。比例配分で760万株の商いをこなし、さらに買い残りが1500万株という水準。

日神不動(8881) 1280円(△99):100株単位
 昼休み中に株式分割を行うことを発表しました。これを受け、後場に入ってから売買高を増加させて株価は一段高の展開。分割によって株価は増加、1株配当も据え置くことで実質分割比率分増配となることを好感。

福助(3584) 41円(売り気配)
 21日、大阪地裁に民事再生法を申請したと発表。これを受け7月22日に上場廃止。本日は朝から大量の売り物が出てストップ安まで売り気配を切り下げたものの、取引は成立せずに終了。

<株式分割>
日神不動(8881)
 9月30日現在の株主に対し、1株を1.3株に分割
  効力発生日 11月19日
  配当起算日 10月1日

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高北川鉄(6317)   +32.38  △80   327  7657藤和不(8834)   +31.25  △30   126  2729ニチモ(8839)   +19.67  △12    73  3118大京(8840)    +15.74  △17   125  5196日東網(3524)   +15.12  △18   137  2776
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高日特建(1929)   −18.33  ▲99   441  3190保土谷(4112)   −17.53  ▲57   268  4350ナカノ(1827)   −17.25  ▲44   211  4069モリ工業(5464)  −13.20  ▲56   368  2649上新電(8173)   −12.79  ▲66   450  7047
東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比新日鉄(5401)      68251    159      △6住金(5405)       61663     73      △5三菱重(7011)      37756    306      △5りそなHD(8308)    36491     84      △4川重(7012)       35755    124     △11神戸鋼(5406)      33793    104      △6三菱マ(5711)      32186    148     △13日新鋼(5407)      26569    124      △8石川島(7013)      24916    138     △11オリコ(8585)      18811    157     △19
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比三菱東京(8306)     17314 54万2千円  △1万7千円ソフトバンク(9984)   15555   1860     △79三井住友(8316)     15000 26万5千円    △6千円NTTドコモ(9437)   14660 27万3千円    ▲3千円野村HD(8604)     14179   1525     △51キヤノン(7751)     12601   5530     ▲50NTT(9432)      12016 48万5千円    △2千円三菱重(7011)      11624    306      △5ソニー(6758)      11529   3450     ▲70新日鉄(5401)      10710    159      △6
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<バンガード・海外投資事情 第77回>−−−−−−−−−

引退後の生活に必要なお金

今年米国で行われたいくつかの調査を通じて、多くの米国人が自分たちの引退後に必要なお金を実際よりも低く見積もっているということがわかりました。
調査の回答者のほぼ3分の2は、引退後にどれだけの資金が必要になるかこれまで試算したことがなく、計画的に貯蓄をしていた人はわずか全体の3分の1でした。別の調査では、引退を控えた人の多くが、現在のライフスタイルを維持し続けるのに必要なお金を過少評価していると報告されています。

引退した後にどの程度の資金が必要になるのかをあらかじめ知っておくことは大切なことです。またすでに引退している人でも、今ある資産で十分なのかを再確認しておいたほうがよいでしょう。もし現状で、不足しているとわかれば、何らかのアクションを起こさなくてはなりません。

「わかっているけれど、今の収入では十分な貯蓄などできない」という人も多くいるでしょう。それでも実際に引退したとき、全くお金が残っていないという事態だけは避けたいものです。

米国には引退資金作りのための投資商品が比較的豊富に用意されています。にもかかわらず、多くの人がそれを十分に活用していないのが実情です。例えば、米国ではIRA(引き出し可能年齢−通常59.5歳−になるまで運用益が課税されない個人年金プラン用口座。)を保有している人は勤労者全体のわずか15%、また401(k)プランに参加しているのはわずか約22%だという報告もあります。

米国でも適切な投資計画を持たないまま、その時に流行しているパフォーマンスのよい投資商品を買うことに熱心な投資家が多いのです。

また、引退後に毎年どのくらいの生活費が必要になるかということに関して、非現実的な予測を持っている人も多いようです。例えば25万ドル(約3000万円)の貯蓄があっても、この貯蓄だけで年間5万ドル(約600万円)を使うことは現実的に不可能です。そんなことをしたら、すぐに貯えは底をついてしまうでしょう。

実際にどの程度の金額が必要になるかということは、その人が思い描いている引退後の生活に大きく左右されます。また、市場の変動、インフレ率、税金のインパクトも計算に入れて現実的な計画を立てる必要があります。

まずは現在の資産状況を分析してみましょう。自分でできなければ専門家の力を借りてもいいでしょう。基本的には、引退後の生活費を見積もり、退職金や年金、投資収益などの引退後の収入額と比較します。そして収入が不足するようなら、それを補うために現状の貯蓄方法を変えることが必要となります。各自の状況に応じた引退資金の額や貯め方を考えていくことが大切なのです。

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========生活設計塾クルーの「お金よもやま話」=========
「安全地帯」解散?

先週、国債が動きました。
6月に入ってからもそれまでの利回り低下(価格上昇)の流れを引き継ぎ、0・5%を割って0・4%台にまで沈んでいたのが、18・19日の2日間で急に流れが変わり、0・7%台にまで上昇しました。19日には機関投資家の「ろうばい売り」まで出たようです。

原因は17日に実施された20年国債の入札がやや不調だったことが挙げられ、またアメリカの経済指標が予想よりも順調でこれに伴って米長期金利が上昇したこともこの動きに響いたと言われています。

「予震」なのだろうと思います。日本国債という「安全地帯」が崩壊する過程の・・・。以前にも申し上げたと思いますが、運用は「自由」です。自分で意思決定することのできる数少ない事柄の一つですから、本当に自由奔放にお考えになればいい。敢えて、「運用を考えない」「数字を追うだけの運用は回避する」というような選択肢も含めての話です。なぜこんなことを言うかといえば、「積極的に運用したい」ではなく、「積極的な運用をしなければいけない」と思い込んでいる人が結構多いからです。そういうことが嫌いな人や向かない人、その必要がない人も案外多いことを、色々な方と実際にお話してみて感じることが少なくないからです。強迫観念の下の運用は流されやすい。ただ、これから起こることは何十年に一度のことのように思えます。

こういう「予震」が何度あるのかはわかりません。しかし、いずれにしてもいつか必ず金利は上昇します。機関投資家のように長期国債を抱え込んでいる人がたくさんいるとは思えませんが、償還年限の長い社債はどうでしょう。また、昨年春から予想分配率が目標分配率に変わり、1万円につき10円の分配が標準的な目標となった長期公社債投信を、それまでの惰性で抱え込んでいる人がいらっしゃるかもしれないですね。また、内外を問わず中長期の債券を主な運用対象とするすべての投資信託も要注意です。

そういう人は、こういう「予震」をシフトの合図と考えたほうがよいだろうと思います。そのたびに少しずつでもお金を移していく。大まかに言って「金利が上昇しても大丈夫な方向」へのシフトです。そういう意味では、変動金利である個人向け国債は悪くはないのかもしれない。ただ、個人的には、フレームとしてもう一つ考えておきたいと思うのが、「国の保証」からのスライドです。
金利が上昇(国債価格が下落)すれば、これを大量に抱え込んでいる銀行や生命保険会社にも大きな影響(損失)が出ます。ただし、この動きと並行して株価が上がれば、そちらでは利益になりますから、場合によっては大打撃ということにはならないのかもしれません。しかし、そういう資金シフトは景気回復への確かな見通しが見えると市場が判断した場合のことです。

そうでなければ、生命保険や簡易保険、預貯金などにも影響が及ぶ可能性があります。考えすぎでなければよいのですが・・。
(生活設計塾クルー 野田 眞)

◆生活設計塾クルーよりお知らせ  http://www.fp-clue.com◆
■メンバーの内藤眞弓がNHK総合テレビの「くらしと経済」に出演!6月28日(土)朝9:15〜『目減りする企業年金〜老後の設計をどう見直す?』番組後半に登場します。■今月のマネーセミナーは、「いま人気の外貨建て金利商品」です。7月4日はお申し込み多数のため募集は打ち切りましたが、7月16日はまだ間に合います。→  http://www.fp-clue.com/seminar_info.html 
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投資信託基準価額(6月19日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          4,945(+24)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(6月20日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 22.89(−0.05) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.96(−0.19) バンガード・スモールキャップ・インデックス 18.36(−0.03) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.91(±0.00) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 15.51(−0.01)
 適用レート(6月23日午後2時30分現在)
  買付 118.35(+0.10) 解約 117.85(+0.10)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F  10.35(+0.04)
 適用レート(6月23日午後2時30分現在) 
  買付 137.65(−1.30) 解約 136.65(−1.30)
============<今朝のめざましBIZ>===========このコーナーはフジテレビ系列で月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざまし新聞forBIZ」でマネックス社員が話をした部分です。毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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わたしたちどうなるの?
 「債券暴落・金利上昇」
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●先週株式市場が元気な裏側で、長期国債が売られ、長期金利が上昇した。●本来、一般には株が買われれば債券は売られるものだが、最近は株価が好調 な中で、債券価格も市場最高値を更新するなど、変な状況が続いていた。 これは株価の上昇は一時的なものではないかとの考えから債券高が放置され ていた訳だが、やはり株高は本格的だと言うことで債券が一気に売られた。●債券が売られると金利が上がる。金利が上がると聞くと、なんか生活に悪い 影響が出るように感じる人も多いと思うが、実はそんなことはない。大体の 人にとってはむしろいいことだと思う。
●例えば住宅ローンで家を買った人で、まだ支払いが続いている人。今は預金 などから殆ど利子が生まれないので、借金返済の負担ばかりが重いが、金利 が上がれば預金の利子なども上がるので、相対的に楽になる。
●まだ家を買ってない人は、今こそ住宅金融公庫や銀行から長期の固定金利で お金を借りて家を買うタイミング。現在住宅ローン金利は史上最低水準にあ るが、長期金利が上がり始めると、これら住宅ローンの金利も上がり始める。 ローン金利が低い今のうちに借りて家を買うのがいい。
●常に経済や市場環境の変化の中で、では自分はどうすればトクなのか?を考 えるようにしよう。これから金利が上がるというなら、お金を借りることを 検討すべき。

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めざbizシンキング 3分で分かる経済用語
 「株と債券の関係」
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●まずは債券と金利の関係。
●債券とは、決められた金利を利子として今後数年間に亘ってもらえるモノ。 金利が上がると債券価値は下がる、金利が下がると債券価格は上がるという のが決まり。
●では本題の株と債券の関係について。結論は、「一般論として、株価が下が れば債券価格は上がる。逆に株価が上がると債券価格は下がる。」
●理由その1。金融資産とは株か債券か現金しかないので、機関投資家などが 債券への投資を減らせば必然的に株への投資が増える。逆もまた真なり。従 って、一般に株と債券の値動きは逆向きになる。
●理由その2。景気が悪い時は借り手を刺激する為に金利が下げられる。金利 が下がると債券価格は上昇する。景気が悪ければ、通常株価は低くなる。逆 に景気がいい時は、バブルにならないように金利は引き締められて上昇する。 従って債券価格は下がる。景気が良ければ株価は上がる。従って、一般に株 と債券の値動きは逆向きになる。
●つい最近までの日本は、教科書通りに、景気が悪く、株価が下がり、債券価 格は上昇(金利は低下)してきた。しかし、りそな処理の頃から株価は反転 して上がり始めたが、債券価格も今までの勢いで引き続き上がり続けていた。●そのような株価も債券価格も上がるという矛盾は長続きせず、先週遂に債券 が売られ始めた。経済の転換期にあるのかも知れない

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月曜日の「めざまし新聞forBIZ」には松本が生出演しています。
担当コーナーも多く、放送内容を文章にしてお伝えできる量ではない面もあります、当面月曜日は、話の抜粋だけの掲載とさせていただきます。
詳細は別途下のつぶやきでご紹介する場合もあります。
ご興味ある方は、生放送をご覧下さい。
しかし現実問題として時間の面が大きいので、ビデオに録画してご覧下さい。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
フジテレビ
 「めざまし新聞forBIZ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/mezashin/index.html

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========6月23日     <節電>

夏至の昨日、環境省の旗振りによって全国の有名夜景スポットで消灯による節電キャンペーンが行われたそうです。その数実に2104施設。地球温暖化防止がテーマだと言うことですが、どこか違和感を感じます。
そもそも何で環境省であり、何で地球温暖化なのか。このキャンペーンの現実的な本来の理由は東電の不祥事から原発が運行中止に追いやられ、その結果夏の電力需要に応えられそうにないことにあるのは明らかです。当該キャンペーンに反対した電事連(電気事業連合会)に対する環境省のコメントからも、このことは確認できます。敢えて地球温暖化防止などというもっともらしいテーマをつけるのは、どこか卑怯な感じがします。そうこうしているうちに、原発地元住民の情緒が変化するとでも考えているのでしょうか?大体、原発が運行中止しているから、では「節電しましょう」でいいのでしょうか?今の日本の経済の状態は、そんな悠長なことを言ってられるのでしょうか?政府はあらゆる努力を惜しまないで原発地元住民に理解してもらい、その上でせっせと電気を作り、日本中でせっせと電気を使うべきではないでしょうか。
少なくとも電気を使いたい企業はいくらでも使えるような体制を緊急に備えるべきです。地球温暖化防止はその上でも打てる手はあります。例えば二酸化炭素の排出権のように企業間でシフトさせることだって出来るでしょう。政府のリーダーシップとは何か。ちょっと考えさせられます。


さて、今日もぶぶ子なる者からマネックスFXの投稿があったので添付します。
ぶぶ子です。週末です。日曜日は為替もお休みです。マネックスFXのサイトにいって口座照会をします。5月の連休にはじめたマネックスFX。ぶぶ子は40万円をFX口座においています。そのうちトータルで30978円利食いました。マネックスFXは保証金なのでどうにも利息がつくわけではありません。なので利食いしたお金はマネックス証券のMRFにすかさず振り替えます。MRFに振り替えておくと、利息が少しつきますし、いざというとき郵便局でセゾンカードをつかって出金もできるから。
ぶぶ子は常に40万円の枠でマネックスFXは取引します。実際うごかすのは2万単位ほどです。2年連続でお給料が減りました。ご飯をおごってくれる人もめっきり減りました。そーんなことではめげねいぶぶ子のマネックスFXです。

=============<編集長の独り言>=============この土日、東京近郊は真夏のような暑さでした。絶好の行楽日和、土曜日に日本青年館までお越しいただいた株主の皆様、ありがとうございます。
土曜日の新聞折り込みチラシには、複数のホンダディーラーが新型インスパイア登場という広告を出していました。
さて日曜日、日常の買い物etcでちょこちょこと動きまわりました。その途中、松戸市内の秋山駅近くのホンダの前を通過する機会がありました。午後3時過ぎと思います、目立つところに新型インスパイアが展示されていましたが、この周りに人は無し。店内を除いても商談中という顧客はゼロでした。
絶好の行楽日和の土日、自動車ディーラーはお客が来ないという話を聞いたことがあります。このせいなのか、顧客に興味を持ってもらっていないのか、まだ判断し難い面もありますが、滑り出しはちょっと・・・。前にこのコーナーでも書きましたが、ストリーム発売の最初の週末は、商談中の顧客で席が全て埋まり、展示車にも数組が取り巻いていた状況とは違う雰囲気でした。ストリームと全く価格帯が異なり、ファミリーカーとはいえない水準なので単純に比較はできないと思いますが。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<新規取り扱い開始>
 ドワンゴ(3715) マザーズ
  ブックビルディングは 6月30日(月)より

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/

==========<ちょっと(またも)出てます〜>=========<テレビ>
 フジテレビ系列 月曜日から金曜日 AM4:30〜
  “めざまし新聞 for BIZ” 
   毎週月曜日は松本生出演!
   (同番組には他の曜日もマネックスでは何らかの形で関わっていきます)
<雑誌>
6/23
 日経WOMAN 臨時増刊号 「使える金融機関を探せ!」

6/24
 YOMIURI PC 2003年8月号
  「私とパソコン」

6/27
 月刊アントレ8月号 「連載 起業家たちの軌跡」

6/28
 MORE8月号
  マネー特集「マネーライフを知ってこそ、マネーエキスパートになれる」
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