マネックスメール 2003年7月22日

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マネックスメール 2003年7月22日

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 マネックスメール(第974号 2003年7月22日夕方発行)
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  バンガード・海外投資事情 第81回
  生活設計塾クルーの「お金よもやま話」
伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ(16)
  投資信託基準価額
 今朝のめざビズ
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
株価水準は9500円近辺を維持したものの、売買高は10億株割れ。

日経平均     9485.97(▲ 41.76)
TOPIX     928.18(▲  4.92)
単純平均      370.91(▲  1.98)
東証2部指数   1875.42(△  6.96)
日経店頭平均   1182.34(△  3.53)
東証1部
 値上がり銘柄数     444銘柄
 値下がり銘柄数     967銘柄
 変わらず        113銘柄
 比較できず         3銘柄
 騰落レシオ(25日) 99.74%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     910.00(百万株:概算)
 売買代金    743432(百万円:概算)
 時価総額   2692298(億円:概算)
 為替(17時) 119.21円

 3連休明けの相場は、手控え気分が強く方向感の乏しい始まりとなりました。先週10億株台の売買高を維持し、9500円という節目水準が下支えラインといった動きとなりました。今週この動きをみて調整終了と判断するかどうか、迷いながら結局手を出ざずに様子を見ているといった始まりでした。

 9時15分現在の売買高は、先週月曜日の水準を下回る1億1500万株にとどまりました。様子見気分の強い中、日経平均は前週末終値近辺で方向感の乏しいもみ合いを続けていました。

 10時半頃から日経平均は下げ幅を拡大しました。財務相が秋口に超長期国債の増発する考えを明らかにしたと伝わりました。長期金利が1%前後で推移している現状に関しても容認する発言もあった模様で、この直後日経平均先物市場にややまとまった売りが出た模様です。

 前場終了段階での東証1部売買高は4億4千万株にとどまり、10億株の大台維持はやや困難といった雰囲気が漂いました。高水準の売買高に陰りが出たことで、後場の始まりは手仕舞い売りが先行しました。

 手仕舞い売りで弱含むものの、積極的に新規の売りポジションも取り難い相場環境は継続しています。下げ加速といった展開にはならず、小幅安でもみ合い。こういった展開では押し目買いも入り難く、売買高も膨らまない状態となりました。

 後場中頃にHOYA(7741)の4−6月期決算速報が伝わりました。この内容を手掛かりにHOYAは上げ幅をジリジリと拡大しましたが、他の銘柄への連想買いといった勢いは高まりませんでした。

 結局株価水準は9500円という節目から大きく離れず小幅安にとどまりましたが、売買高は10億株を割り込んでしまいました。先週は米主要企業の決算、今週から国内企業の決算が本格化することで、やや手控え気分が強まりました。

◆個別銘柄◆
東エレク(8035) 7110円(▲160):100株単位
 休み中に半導体製造装置のBBレシオが発表されたものの、これを手掛かりとする動きはありませんでした。31日に4−6月期の決算発表が予定されており、ここで同時に発表される7−9月期の会社側予想の水準に注目が集まっている状態。

みずほFG(8411) 9万7千円(▲5千円):1株単位
 都市銀行と地方銀行との間で持ち合い解消が進んでいると日経新聞に報じられました。流れとしては当然といった冷静な声があるものの、実際に需給関係の悪化といった懸念で大手銀は軒並み軟調な値動き。なかでもみずほFGの持ち合い解消が目立つとされたことから、売りが優勢となり10万円の大台割れ。
住友電(5802) 903円(△47)
 電気抵抗がゼロになる次世代の高温超電導線の量産技術を開発したと日経新聞に報じられました。高温超電導材料の世界市場は2010年に10兆円規模まで拡大するといった試算もあり、これを手掛かりに買い先行で大幅高。後場はさすがに利益確定売りで上げ幅を縮小しました。

井関農(6310) 175円(△17)
 UFJつばさ証券が先週金曜日に投資判断を上から2つめのAに設定、目標株価350円としたことで注目を集め、本日も買いが継続して始まりました。前場で2000万株程度の商いをこなしたものの、利益確定売りなどもあり後場は伸び悩み。

鬼ゴム(5196) 266円(△46)
 週末に仕手筋が会合を開き、この中で鬼ゴムが取り上げられたといった噂が一部で飛び交った模様。目先筋の買いを集め、前場大商いで急騰。後場に入ると逃げ足は速く、上げ幅を縮小する荒い値動き。

HOYA(7741) 8700円(△140):100株単位
 後場に入って4−6月期の決算速報が伝わりました。速報直後はあまり反応が無いものの、ジリジリと上げ幅を拡大する動きとなりました。2003年9月中間期の連結純利益はデジカメ用レンズの売上げなどが伸び、18%増の見込み。

三菱ウェル(4509) 906円(▲29)
 大衆薬から撤退といった速報が14時頃に伝わりました。軟調な値動きを続けていましたが、この報道後に下げ幅を拡大する展開。もともとこの分野の売上げ規模は10億円程度で影響は軽微という話ながら、先行き不透明感から売りが優勢となりました。

<株式分割>
フィールズ(2767)
 9月30日現在の株主に対し、1株を5株に分割
  効力発生日 11月20日
  配当起算日 10月1日

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高鬼ゴム(5196)   +20.90  △46   266 26111藤和不(8834)   +19.56  △18  110 1387.5トーヨーカネツ(6369)+17.94 △21   138  8698ソフトバンク(9984)+11.42△360 3510 26842.8井関農(6310)   +10.75  △17   175 31018
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高サカイオーベ(3408) −8.98  ▲15   152   730東急建(1855)    −8.19   ▲5    56   595乾汽船(9113)    −8.00   ▲8    92    28ダイジェト(6138)  −7.77  ▲14   166   109三和エレック(1958) −7.18  ▲12   155    12
東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比井関農(6310)      31018    175     △17新日鉄(5401)      29089    170      △3ソフトバンク(9984) 26842.8   3510    △360鬼ゴム(5196)      26111    266     △46NEC(6701)      23004    752     △31住金(5405)       22555     76      △3千代建(6366)      17483    544     △44富士通(6702)      14686    541     △11東芝(6502)       13609    468     △18りそなHD(8308)    13294     90      ▲2
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比ソフトバンク(9984)   89670   3510    △360NEC(6701)      17056    752     △31NTTドコモ(9437)   17036 26万5千円    ▲1万円みずほFG(8411)    15953  97000    ▲5千円ソニー(6758)      15032   3750     ▲30キヤノン(7751)     14610   5490    ▲120武田(4502)       13860   4250    ▲130トヨタ(7203)      13150   3090     ▲20エプソン(6724)     11958   3790     △70東エレク(8035)     11885   7110    ▲160
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<バンガード・海外投資事情 第81回>−−−−−−−−−

米国マネー・マーケット・ファンド事情(その2)

先週の続きとして、米国マネー・マーケット・ファンドにまつわる、投資家にとってのリスクについてお話しします。

マネー・マーケット・ファンドの利便性や柔軟性を理解していても、より高い利回りの金融商品に惹かれる投資家もいるでしょう。しかし、次のような皮肉を言う市場評論家もいます。「利回りの高さに惹かれて高利回りの債券を追い求めた投資家は、結局、株式以上の損失を増やしただけだった」

この言葉が正しいかどうかはともかくとしても、参考にはなりそうです。金利が上昇すると、債券ファンドの価格は下がります。現在金利が非常に低いため、金利リスクへの関心も高まっています。金利が1%上昇すると、米国短期債ファンドのおよそ1年分のクーポン(利息収入)に相当するリターンが失われるといわれています。さらなる金利の上昇は元本割れのリスクを高めるでしょう。中期、長期債では、そのリスクがさらに高くなっています。

金利の上昇に伴う債券価格の下落
                         金利の上昇
                    +1%の場合  +2%の場合短期債ファンド              −2.5%   −5%
(加重平均満期3年/デュレーション2.5年)

中期債ファンド                −5%    −10%
(加重平均満期10年/デュレーション5年)

長期債ファンド           −10% −20%
(加重平均満期18年/デュレーション10年)
出所:バンガード・フィックス・インカム・グループ

高い金利への誘惑に惑わされず、利便性などの要因とともに、利回りと安全性のトレードオフの関係からマネー・マーケット・ファンドに着目してください。
次に、米国マネー・マーケット・ファンドと一口に言っても、様々な品質のものがある、というお話しをしましょう。

フェデラル・ファンド金利が1%の状態で、コストの高いマネー・マーケット・ファンドは、管理費用やその他のコストを減らさない限り、投資家に利益を還元することが難しくなっています。実際に全体の約60%の米国マネー・マーケット・ファンドは、競争力を高めるために自らの取り分を削っています。
また、マネー・マーケット・ファンドの中には、やや質の低い銘柄に投資したり、満期を延長することで高い利回りを提供するものもあります。しかしこうした戦略は、マネー・マーケット・ファンドを保有している投資家の多くが考えている(あるいは引き受けられる)よりも高いリスクが伴うことを心得ておくべきでしょう。

解決策はただひとつ、高い信頼性と品質が保たれた低コストのファンドを保有し続けることしかありません。

※バンガードの外国投信は買付時為替手数料無料、販売手数料も無料(ノーロード)で3本とも1万円台から購入可能です
バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドバンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド
バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド
ファンドの内容はマネックス証券のホームページでご確認下さい。

※詳細は当社ホームページをご覧ください。投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。

========生活設計塾クルーの「お金よもやま話」=========
因果は巡る

政策金利の目標値がついに1%になった米国。金利の上では、ついにぎりぎりのラインまでやってきました。もちろん後2回程度の利下げはできなくはありませんが、やはり1%を切る水準となっては、日本のように短期金融市場の機能自体に問題が生じかねません。つまり理論的にはできても、現実問題としてなかなか難しい。それに1%を切ると本当に「後がない」という切迫感から市場が不測の反応をすることさえ考えられるのです。

いずれにしても残されたカードをいかに有効に切るのかが問われています。そのために側面支援的な動きも増えてきました。来年任期を迎えるグリーンスパン議長が、この4月下旬に、ブッシュ大統領の続投要請発言に対し、即座に申し出を受ける旨の意思表明をしたのもそれで、この時期に続投宣言とは「異例のこと」と各メディアは報じました。一時は「神様」とまで言われた同議長は、ことしで既に77歳になります。その双肩に米国経済の、あるいは世界経済の先行きが掛かっているというのも、考えてみるとそのこと自体が大きなリスクでもあります。

「口先介入」と思しきものも増えました。デフレ懸念の表明とともに「将来、利下げ余地が無くなった際にはFRBが国債の買い付けに乗り出し資金供給を図ることもできる」という、いわゆる非伝統的政策導入の可能性を匂わせた際には、債券市場が敏感に反応し価格は急騰。金利は4%前後から一気に3%まで急落しました。国債に対する買い安心感が急速に広まったのです。実際の金利を動かすことなく、「口先介入」だけで長期金利を下げることに成功したことになります。当然そうなると、住宅ローンはじめ各種ローンの金利も連動して下がることになりました。

これに喜んだのが個人(消費者)でした。一時は下火になるかと思われた住宅取得と買い替えブームは、いまがチャンスとばかりに再燃しました。7月17日に発表された6月の住宅着工件数が、年率換算でこの1月以来5ヶ月ぶりに180万戸台に乗せたのはこのためです。そう言えば、4−6月期決算の先頭をきって発表された金融機関の決算は、各社軒並み増益を確保しました。個人向けローンの伸びが増益の背景です。なかには融資を承認したローンの総額が、「過去最高を記録した10−12月期のさらに2割増し」という“うはうは”状態の銀行(ウエルズ・ファーゴ)もありました。折しも、ここしばらく元気のなかった企業部門でも、パソコンの買い替え需要の盛り上がりもあり、半導体など一部の業種で明るさも見え始めました。そこに住宅ブームの復活ですから、市場のムードは明るさを増します。

ところが好事魔多し。意外な落とし穴もありました。景気の先行きに明るさが増す中で、デフレ懸念は後退、それを織り込み始めた債券市場では金利の上昇、つまりは価格の下落が始まったのです。7月15日、16日の両日開催された年に2回の議会に対するFRBの政策説明の場でグリーンスパン議長は、楽観的景気見通しを表明したのですが、その裏腹に先の「非伝統的政策」導入の可能性を否定せざるを得ませんでした(当然のことでしょう)。この発言に、債券市場はあわてました。6月の利下げ局面では、0.5%引き下げを織り込みにいき結果は0.25%。そしてさらに“将来FRBの買いも有り”かと、買い上がっていたものが、いわば梯子を外された状態になったのです。今度は債券価格は急落し、金利は急騰となり4%超までありました。当然このままいくとローン金利の上昇(借り入れ条件の悪化)ということになりそうです。となると、6月の空前のデータに喜んだのも束の間、住宅部門の先行きは楽観できなくなります。あちらを立てれば、こちらが立たず。この市場との戦いはますます難しいものになりそうです。(生活設計塾クルー 亀井幸一郎)


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特定の金融機関等に属さない、独立系FPの集団。■『著書プレゼント』に多数のご応募ありがとうございました。抽選で5名様に「お金はこうして殖やしなさい(新版)」をプレゼントさせていただきました。当選者の方には18日に発送しております。たくさんの「お金よもやま話」の感想をお寄せいただき、メンバー一同喜んでおります。重ねてお礼を申し上げます。

−−−−−−−<伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ>−−−−−−−−

のっけから英語で失礼する。アメリカのスノー財務長官が訪問先のドイツ・フランクフルトで語った言葉である。

「Interventions in our view should be kept to a minimum, but at the same time, Japan is going through a tough set of things they are tryingto deal with. As they deal with those things, we are not going to becritical of them at all for their actions. They need a strong exportsector to be able to finance their ability to get the reforms done andstrengthen the domestic sector.」

翻訳すると、「我々の見方では、市場に対する介入は最小限に押さえられるべきである。しかし同時に、日本は対処せねばならない一連の難問(a tough setof things)に今取り組んでいる。こうした取り組みを日本がしている間は、我々は日本の行動を批判することは決してしないだろう。日本は改革をやり遂げ、国内部門を強化するための資金的バックボーンを持つために、強い輸出セクターを必要としている」となる。

この発言が重要なのは、「アメリカはいつか問題とするだろう」と思われていた日本の為替市場介入について、為替政策の一番の責任者である財務長官が「(日本経済の立ち直りまで)批判しない」と明言したと言うことである。週末のウォール・ストリート・ジャーナルの報道だ。当然22日の東京外国為替市場では、ドルが対円で上昇した。

一方日本では22日午前の参院財政金融委員会で財務省の渡辺国金局長が、今年これまでの為替介入額が1999年の史上最高7兆6411億円を超えたことを認めた。一体今年一年間ではどのくらい介入するのであろうか。このままでは、日本の外貨準備が1兆ドルを超える日も近い。

アメリカの双子の赤字が合計1兆ドルに接近し、アメリカが中国に対しては人民元の切り上げを求める中で円にだけは一定水準以上の円安を容認することは、言ってみればダブルスタンダードである。米国内でもこれは議論になろう。当面は円安圧力増大だろうが、将来の円高圧力はむしろ高まっているとも思える。
伊藤洋一(いとうよういち)住信基礎研究所主席研究員。専門は国際経済・デジタル経済・金融であるが、大学講師、ラジオ・テレビの出演、雑誌寄稿など多数。最新著書は「グリーンスパンは神様か?」。HPにもファンが多い。http://www.ycaster.com/

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投資信託基準価額(7月18日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          5,259(△9)
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外国投信基準価額(7月18日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 22.99(+0.25) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.43(+0.11) バンガード・スモールキャップ・インデックス 18.90(+0.19) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.80(+0.16) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 15.50(+0.12)
 適用レート(7月22日午後2時30分現在)
  買付 119.20(+1.00) 解約 118.70(+0.15)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F  10.37(−0.01)
 適用レート(7月22日午後2時30分現在) 
  買付 135.65(+1.35) 解約 134.65(+1.35)
=============<今朝のめざビズ>=============このコーナーはフジテレビで月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざビズ」でマネックス社員が話をした部分です。
毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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月曜日放送分
ビズ語
 「夏の消費」
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○夏になるとビ−ルやクーラーの売れ行きなどに関する記事が新聞紙上をに賑 わしますが、「消費」って経済にとってそんなに大切なことなんでしょうか?○国の経済規模を表す国内総生産・GDP、日本のGDPは約500兆円です が、何とその6割以上を個人消費が占めています。景気が良くなるもならな いも、或る意味では個人消費次第なのです。
●公共投資をしないと景気が回復しない、というようなことが言われることが ありますが、個人消費は公共投資の4倍くらいの規模があります。消費が回 復しないと景気は回復しません。
●企業の決算発表を見ると、この数年は売上高は減っているが、リストラによ って経費を削減して、結果として利益水準を維持したり、場合によっては利 益を増やした会社が多い。これではどこかにしわ寄せして利益を上げている だけであり、要は負け組を作ることによって勝ち組を作っているだけであり、 経済規模は大きくなっていない。
●売り上げ高を伸ばすことによって利益を増やすようにならないと、景気の回 復には繋がらない。いわゆる増収増益というやつです。
●売上高が増えるということは、即ち、消費が伸びるということである。●今年の夏の消費の一つの特徴は海外旅行が減って国内旅行が多いことらしい。 これは日本経済にとってとてもいいことだと思う。ハワイでゴルフしたり、 ヨーロッパでブランド物を買っても日本の経済には一切寄与しない。何故な ら売上高は全部海外の企業のものになってしまうから。みんなが国内を旅行 して、国内で買い物して、国内で飲んで食べれば、それはかなり大きな経済 活動だと思う。そしてその売上高は日本のお店や企業のものになる。みんな がこうして国内でお金を使うようになれば、案外簡単に日本経済も離陸でき るかも?!
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どうなるの
 「株式市場の梅雨は終わったか」
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●4月中は7000円台で推移していた日経平均は、ゴールデンウイーク中に 反転し、ゴールデンウイーク明けと共に8000円台を回復した。
 これはいわゆるマーケットの自律反転的要素が大きいと思われるが、竹中大 臣の市場を強く意識した発言なども後押ししたと思う。
●更に5月中旬のりそなへの2兆円の公的資金注入決定で却って金融システム に対する安心感が広がり、6月中旬までに9000円台を回復した。
 この頃から個人投資家の活発な参入などで売買高が増え始め、東証に於ける 売買高は10億株を毎日超えるようになってきた。
●6月末のアメリカのFOMCミーティングでアメリカ経済の失速懸念が薄れ たことが確認されると、株価は更にジャンプを始め、ほんの2週間ほどで日 経平均は1000円も上昇し、一時は10000円を回復するまで至った。 この間も東証売買高は毎日10億株を超えていた。
●1万をつけると流石に急ピッチで大きく上昇しすぎたという感から、利益を 確定する為の売りが出始め、この1週間ちょっとは500円ほど値を下げ、 金曜日の日経平均は9500円程度となった。
●チャートを見ても分かるように、或る程度急速に値が動くと、一旦しばらく より戻してから、また元の方向に動き出すことが多い。この一時期のより戻 しのことを「調整」という。
●今回の1万円から9500円までの動きは、500円というそれなりに大き い値幅であったこと(幅が小さいと調整の達成感が出ない)、9500円と いう心理的な節目をなんとか踏みこたえたように見えること、この間も10 億株以上の売買高を維持できたこと(売買高が小さいとやはり調整の達成感 が低い)、などから、取り敢えず1万円まで急いで上がったアトの「調整」 がきちんと終了したと受け止められる可能性があると思う。
●当面のアメリカ市場の影響もあるが、日本の株式市場の梅雨は、この1週間 ほどの調整で明けてしまった・・・ならいいな。
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今朝のめざビズは月曜日の株式市場休場によりマネックスのコーナーはありませんでした。
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月曜日の「めざビズ」には松本が生出演しています。
担当コーナーも多く、放送内容を文章にしてお伝えできる量ではない面もあります、当面月曜日は、話の抜粋だけの掲載とさせていただきます。
詳細は別途下のつぶやきでご紹介する場合もあります。
ご興味ある方は、生放送をご覧下さい。
しかし現実問題として時間の面が大きいので、ビデオに録画してご覧下さい。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

フジテレビ
 「めざビズ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/mezabiz/index2.html

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========7月22日     <債券ベア>

お待たせしました。多くの御要望に応えて、債券ベアファンド(DKA債券ベアオープン)を本日からコールセンターで取り扱いを始めました。
これは、簡単に言うと長期金利が上昇すると基準価格が上がる投信です。先週の金曜日時点での基準価格は1904円ということですから、ずっと何年間も長期金利が低下してきたので、元々1万円の基準価格であったろうものがここまで値を下げてきたことになります。史上最低価格は6月12日の1727円で、この日10年長期国債の利回りは史上最低の0.435%をつけました。先週の金曜日の10年国債金利は0.965%(これはマネックスのHP、ログイン後の「投資情報」のサマリー・ページで確認することが出来ます)、この1ヶ月の間に0.53%も金利が上昇したことになります。この間に基準価格は10%強上昇しており、ザックリ言うと10年国債金利が0.01%上昇すると、基準価格はその20倍の0.2%程度上昇する関係にあります。しかしこれはあくまでも大雑把な概算であって、このような関係が常にある訳ではありません。(理論的に解説すると、このファンドは債券先物を4倍のレバレッジで売り建てていますから、10年国債の金利が0.01%上昇すると、債券先物の受渡最適格銘柄の満期は7年程度なのでその金利は恐らく0.007%程度上昇し、その価格は(7年債なので)その7倍の0.05%程度下落し、レバレッジ4倍でファンドの価格は0.2%程度上昇するということになりますが、ちょっと複雑過ぎますね。
因みに手数料は1000口未満で基準価格の1%、1000口以上で0.3%ですが、この計算によると1%の手数料分基準価格が上昇する為には、長期金利がその20分の1の0.05%程度上昇する必要があることになります。)各国の株式、為替など、いろいろなマーケットが上がる時にも下がる時にもその動きに参加してリターンを取れるような商品やサービスを継続的に充実して参りましたが、今回遂に、長期金利の上昇にかけられる商品が加わりました。宣伝のようで恐縮でしたが、債券関連はなかなか分かりにくいので、このコーナーの中で説明させて頂きました。商品の詳しい内容はこちらをご覧下さい。http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/toshin/ichiran/kokunai_saiken.html(コンプライアンス担当から一言)
※この投資信託は元本が保証されているものではありません。
※御購入を検討される際は、目論見書の内容を御確認の上、御自身で御判断下 さい。

===========<マネックスの採用情報>============マネックスでは、各分野で広く人材を募集しております。
マネックスの理念に共感し、ベンチャーで仕事をしてみようとお考えの意欲のある経験者を歓迎します。

詳細は以下をご覧下さい
http://www2.monex.co.jp/j/employment/2003/200307/index.html

=============<編集長の独り言>=============新入社員の頃から思っていたのですが、春には健康診断、その結果が今頃出て来ます。ある程度の年齢に到達すると、コレステロール、中世脂肪の値などで“不健康自慢?”で盛り上がっていませんか。証券会社は特に不健康な人が多く、昔在籍した会社では何項目再検査かを競うおじさん達がいました。こういう人に限って酒豪、普段から大声で元気そうな人が多いのです。
さてマネックスでも今日ちょっとした不健康自慢。これが30歳代にまだ突入したばかりでしょう?という社員です。彼なりに数日前から健康的な生活を意識して健康診断に行ったそうですが、そもそも健康診断はそういう努力で結果が左右されるものでは無いと思います。彼の場合、普段から同僚に指摘されているのですが、日ごろの運動不足と不規則な食生活が原因だと思います。来年の健康診断に向けて1年計画での健康的な生活が必要でしょう。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
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==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。

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==========<ちょっと(またも)出てます〜>=========<テレビ>
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  “めざビズ” 
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<雑誌>
 7/30
  週刊B−ing32号
   「スペシャル対談」 2005年、高い市場価値を手に入れるには?
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