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マネックスメール(第981号 2003年7月31日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
サンプラザ中野の株式ロックンロール
ロング・ショートモデルを使った銘柄情報
マネックスの投信売れ筋ランキング
投資信託基準価額
今朝のめざビズ
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
ただ今ブックビルディング中
「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
アミューズ(4301)
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
後場下げ渋る場面があったものの、日立の業績速報で再度下値模索の展開。
日経平均 9563.21(▲ 69.45)
TOPIX 939.40(▲ 4.91)
単純平均 377.96(▲ 3.40)
東証2部指数 1937.85(△ 0.83)
日経店頭平均 1206.55(△ 0.32)
東証1部
値上がり銘柄数 355銘柄
値下がり銘柄数 1063銘柄
変わらず 100銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ(25日)100.91%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 1148.34(百万株:概算)
売買代金 848265(百万円:概算)
時価総額 2728541(億円:概算)
為替(17時) 120.12円
前日の後場後半、市場全体の波乱要因となった東芝(6502)は売り気配から始まりました。しかし市場全体では落ち着きを取り戻し、日経平均は前日終値近辺で静かなもみ合いで始まりました。
9時15分現在の売買高は1億3200万株と低水準で始まりました。前日の東芝をきっかけとするパニック的な下げに対し、押し目買いは活発化しおらず、引き続き手控え気分が強い相場の始まりでした。
引き続き主要企業の四半期業績発表、米国でのGDP、雇用統計の発表などを控え値を下げてもあまり買い意欲が高まらない相場環境でした。為替市場では円安が進行、自動車株の一角が朝方上昇したものの買いは継続しませんでした。
昨日後場後半の急落をみて、買いポジションを取る意欲が急速に後退した雰囲気でした。週内は業績、米GDP、雇用統計と内容次第で相場に大きな影響を与える発表が相次ぐことで、買いポジションを手仕舞うといった動きが強まりました。
日経平均は9500円という節目水準を維持できるかどうかの攻防となりました。新規の売りポジションを取る動きも目立たず、売り仕掛け的な動きがないこともあり、とりあえず9500円という節目は維持しました。
ハイテク株全般に東芝ショックで値を下げていましたが、13時30分頃に三菱電(6503)の4−6月期業績速報が伝わりました。最終益は前年同期の8億円から6億円に減少したものの、株価は逆に上昇に転じました。
市場全体に後場中頃から徐々に下げ渋る動きになっていました。日経平均先物も10円安まで下げ渋り、上昇転換目前となっていました。しかし14時半頃、日立の業績速報が伝わりました。この直後から日立が急落、日経平均も再び軟調な展開となってしまいました。昨日の東芝ショックというほどの混乱はありませんでしたが、日立の速報は市場全体の雰囲気を一気に悪化させました。
◆個別銘柄◆
東芝(6502) 422円(▲38)
前日の後場、4−6月期業績速報が伝わり急落。本日もこの内容から失望売りが継続して続落。野村証券が投資判断を一段引き下げて中立にするなど、まだ投資家の間では混乱が継続。
日立(6501) 534円(▲24)
14時半頃に4−6月期業績速報が伝わりました。最終赤字が前年同期と比べて拡大、この内容に東芝(6502)の連想から売りが殺到、急落といった展開になりました。前日の東芝の下げは市場全体に売りが拡大しましたが、本日は比較的落ち着いた展開。急落となった日立も後半は下げ渋りをみせました。
蛇の目(6445) 115円(△9)
昨日4−6月期の連結経常利益が前年同期比36%増になったと発表、また通期の業績予想も上方修正しており、これを手掛かりに朝から買いが先行しました。東芝ショックといえる混乱で始まったことから、低位個別材料株で短期値幅取りといった雰囲気も強まり目先筋の物色対象となりました。
三菱電(6503) 426円(△12)
ハイテク株は総じて軟調な中、同社も冴えない値動きが続いていました。しかし後場に入って4−6月期業績速報が伝わると下げ渋りから上昇に転換。最終利益は減少したものの、営業利益が増加したことをプラス評価。
キヤノン(7751) 5800円(△110)
市場全体の地合いもあり前場は軟調な値動き、後場に入ると上昇に転じ本日の高値で取引を終了しました。取引終了後、今期の連結最終益を2400億円予想から2630億円に上方修正。
石原産(4028) 212円(△16)
市場全体に昨日の東芝ショックといえる雰囲気が継続、手控え気分の強い相場となりました。目先筋は低位個別材料株で短期値幅取りといった姿勢を強め、前場は蛇の目(6445)などが急騰、後場に入ると石原産業などを手掛ける荒い展開。
三協アルミ(5932) 224円(△10)
立山ア(5910)との共同持ち株会社を設立に関して株式の割当比率が1:1になることを発表。三協アルミは買い先行、一方割高となった立山アルミは売り気配といった展開。
ゼビオ(8281) 2250円(△300):100株単位
29日に今期の業績予想を上方修正、30日に野村証券は投資判断を1段階引き上げ2に設定。四半期業績の結果で急落する銘柄が目立つ中、通期の上方修正銘柄として安心感があり、売買単位も100株で手掛け易いことから目先筋の物色対象となってストップ高。
<株式分割>
TAC(4319)
9月30日現在の株主に対し、1株を2株に分割
効力発生日 11月17日
配当起算日 10月1日
エン・ジャパン(4849)
8月31日現在の株主に対し、1株を3株に分割
効力発生日 10月20日
配当起算日 7月1日
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高ゼビオ(8281) +15.38 △300 2250 247.6エコナック(3521) +12.67 △9 80 1499アイチコーポ(6345)+11.89 △39 367 747.6大末建(1814) +11.25 △9 89 687ヤマタネ(9305) +11.22 △11 109 941
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高東芝(6502) −8.26 ▲38 422 94380東日銀(8536) −7.54 ▲27 331 108古河池(6937) −7.26 ▲17 217 20アンリツ(6754) −7.16 ▲44 570 1366アネスト岩田(6381) −6.73 ▲14 194 32
東証1部売買高上位
銘柄 売買高(千株) 終値 前日比東芝(6502) 94380 422 ▲38富士通(6702) 28242 496 ▲27蛇の目(6445) 27037 115 △9新日鉄(5401) 25949 184 △1日立(6501) 22031 534 ▲24神戸鋼(5406) 20081 116 ▲1石原産(4028) 18835 212 △16NEC(6701) 18662 742 ▲8日新鋼(5407) 17666 144 △2住金(5405) 16914 80 0
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金(百万円) 終値 前日比ソフトバンク(9984) 50263 3480 ▲40東芝(6502) 40193 422 ▲38NTTドコモ(9437) 25324 27万6千円 △2千円松下(6752) 16637 1425 △15トヨタ(7203) 15526 3050 △10キヤノン(7751) 14952 5800 △110富士通(6702) 14180 496 ▲27NEC(6701) 13620 742 ▲8KDDI(9433) 12421 54万4千円 △1万3千円ソニー(6758) 12004 3730 0
=============<資産設計情報>==============「サンプラザ中野と松本大の株本(かぶぼん)」 日本経済新聞社より
発売中!!「低金利の時代に株式投資を始めたい」そんな声に
お応えしてサンプラザ中野がやさしく解説いたします。
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=35046
<サンプラザ中野近況報告>
8月5日(火) 日経BPアソシエ 発売
8月6日(水) 別冊週刊現代スペシャル 発売
8月6日(水) 東京新聞 発売
−−−−−−−−−<サンプラザ中野の株式ロックンロール>−−−−−−−
俺の株は騰がらないー。サンプラザ中野だー!
まったくどういうことなんだ。俺の株だけが騰がらないぞ。「俺の評判」のことではない。俺の持っている株のことである。これは何かに足を引っ張られているとしか思えない。だって周りの株はぐいぐい騰がっていたではないか。なのに俺の株ときたら・・・。
なんでだろー?という歌が流行っている。俺の株の歌も歌って欲しいくらいだ。余りにも動かないものだから、今朝俺が動いた。つまり動かない株を処分した。売ったという事だ。売って他の株に乗り換えたのだ。乗り換えるからにはそれなりの根拠があった。3銘柄買ったがどれにも自分なりの裏づけがある。その一。阪○●鉄は優勝マジック点灯後十分下がった、と見た。その二。古○●工は株の神様といわれる人のお勧めだ。その三。サ○●オは中小株の神様といわれる人のお勧めだ。雑誌で読んだ。あれ?その二、その三は、他人の裏づけだね。
しかし、しかしだ。なんでだろー?本日の午前10時過ぎ。俺が買ったとたんに下がりだしたのだ。しかも、この3銘柄ともだ。あたかも示し合わせたかのようにである。あー、いてててて。ほんと頭が痛いよ。胸も痛い。膝もなんだか痛い気がする。会社なんかサボっちゃおうかな、なーんて。会社員でもないのに思ってしまうほどのショックだ。
まあ今日は下がったとしても、八月になれば梅雨明けとともに上昇気流がでっかい入道雲を連れてきてくれるに違いない。希望を胸にがんばろう。7月は調整の月、と誰かが言っていたし。
あー、政治は面白くなってきたね。前回の衆院選、民主党と自由党の獲得票数を合わせると自民党のそれよりも多かったのだそうだ。テレビで菅直人氏が言っていた。嘘ではないと思われる。自民党の中もごちゃごちゃしてきた。マニフェストで争われる初めての選挙になるのだろうか?
そういえば松本さんは「国会議員の定数を増やしたらいい」とおっしゃっている。人数が増えたほうが、国民の多様な意思を反映できると考えているからだ。俺もそう思う。少なくなればなるほど独裁国家に近づく、という事でもあるからだ。俺は国会議員の歳費を一億円くらいにすれば良いと思っている。より優秀な人材が集まるはずだ。政治に対する国民の眼もより厳しくなる。秘書給料詐欺みたいな事件も減るだろう。裏金目当ての卑しい政治家も減らせられるかもしれない。
誰か「サンプラザ中野君の株価を上げます」とマニフェストに書いてくれ!
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/
−−−−−-<ロング・ショートモデルを使った銘柄情報>−−−−−−−−-
多くのヘッジファンドやプロのトレーダーが利用している取引手法「ロング・ショートモデル」。今週から9月末まで、このツールを使って導き出した銘柄情報をクォンツ・リサーチ株式会社の西村公佑氏よりご案内していただきます。
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●ロングショート戦略の紹介
ロング候補
8606 新光証券
PER 202.44
PBR 0.99
株価(7/30終値) 249円
ショート候補
8607 みずほインベスターズ証券
PER 246.91
PBR 4.18
株価(7/30終値) 200円
両者の過去1年間の株価相関: 0.829
両者の過去3ヶ月の株価スプレッド: −30.17%
今回のペアを選択したポイント:
1.両社の株価には高い相関性があります。(相関係数=0.829)
2.両社の過去3ヶ月の株価変動率には、−30.17%のスプレッドが生じ ています。(新光証券がみずほインベスターズ証券より下げている)3.PER、PBRの両指標から見ると、PERではわずかながらPBRでは 大幅に新光証券が割安となっている。
投資戦略
8606新光証券をロング(買い持ち)し、8607みずほインベスターズ証券をショート(空売り)します。新光証券の株価の変動率がみずほインベスターズ証券の株価よりも高くなれば、利益となります。逆に、新光証券の株価の変動率がみずほインベスターズ証券より高くなれば、損失となります。
●他の銘柄ペアにも興味の有る方は
マネックス証券の「ロング・ショートモデル」ツールでは、今回のサンプルのような、値動きの連動性が高く、株価スプレッドが開いている銘柄ペアの一覧を毎日更新しています。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/long_short/
*「ロング・ショートモデル」ツールは、有料情報サービス(1050円/月) ですが、前月に2回以上株式取引をされた方は翌月無料となります。
*お申込はログイン後の「口座管理」→「有料サービス一覧・申込・解除」画 面にてお申込みいただけます。
●ロングショートの解説シリーズ
概念編1
◎ロングショートって何?
ロングとは、株式の買い持ちの状態、ショートとは空売りした状態のことをいいます。従って、ロングショートというのは、買いと売りを同時に持つ状態です。通常の株式投資では、ある銘柄を買って値上がりを待つことが多いと思います。また、信用取引で空売りする場合でも、明らかに先行きに弱気で、下がると予想する銘柄を空売りするのが普通です。
◎株価の動きと市場の動き
株価は企業の業績や成長期待によって決まると思われていますが、実はそれだけではありません。市場全体の動向や業界の動向の影響を受けます。従って、日経平均やTOPIXが下げていくような局面ではほとんどの銘柄が同じように下がってしまいます。また、為替や国内消費などの要因でも同じ業界の銘柄全体が影響を受けることがあります。例えば、ソニーが業界の中では勝ち組でも、日経が下がり、国内外の情勢が悪くなれば、やはり周りに連動して下げてしまいます。
◎ロングショートのメリット
ロングショートでは、そういった外部要因による株価の変動を軽減させるというメリットがあります。ある銘柄を買って、ある銘柄を空売りしますので、基本的に全体が上がる、下がるは問題ではなくなるわけです。要は、買った銘柄が空売りした銘柄より値上がりすれば利益になりますし、買った銘柄が値下がりしても空売りした銘柄がより値下がりすればやはり利益になります。
同じ業界(業種)の中で、同じような動きをする銘柄同士でロングショートを組めば、日経平均の行方や業界の動向に関わらず利益を得るチャンスがあるのです。(クォンツ・リサーチ株式会社 西村公佑)
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<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>
1.HSBCチャイナオープン
2.日経225ノーロードオープン
3.インデックスミリオン
4.ブル・ベアセレクト ダブル・ブルファンド
5.ボンドミックスミリオン
(2003/7/22〜2003/7/25 マネックスでの販売金額)
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投資信託基準価額(7月30日現在)
ザ・ファンド@マネックス 5,385(▲66)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(7月30日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 22.94(−0.04) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 20.15(+0.03) バンガード・スモールキャップ・インデックス 19.16(±0)
マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.71(−0.03) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 15.37(−0.10)
適用レート(7月31日午後2時30分現在)
買付 120.05(+0.25) 解約 119.55(+0.25)
<ユーロ建>
フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F 10.58(+0.05)
適用レート(7月31日午後2時30分現在)
買付 136.50(−1.10) 解約 135.50(−1.10)
=============<今朝のめざビズ>=============このコーナーはフジテレビで月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざビズ」でマネックス社員が話をした部分です。
毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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●スタジオ
昨日の相場はどういった状況でしたか?
◎マネックス
引き続き国内主要企業の四半期業績発表、米国のGDP、雇用統計などの発表を控えて様子見気分の強い始まりでした。
午後2時過ぎに東芝の4−6月期業績速報が伝わり、前年同期と比べ最終赤字が拡大したことが分かりました。
この直後から東芝だけでなく、日立、NECなど他のハイテク株にも売りが拡大して大幅下落、日経平均も大きく値を下げて取引終了となりました。
●スタジオ
上昇相場は終わってしまったのでしょうか?
◎マネックス
昨日は様子見気分が強く、売りも買いも手控えられている中、東芝の業績速報が伝わりました。流動性が低い中で、小口の売りでも下げ幅を拡大しやすい状況だったと言えます。簡単に下げ幅を拡大してしまったので、ややパニック的な展開になった面もあります。
一日だけをみると下げ幅は大きいのですが、今まで大きく値を上げてきた最近の流れの中ではまだ気にするほどの下げとは言えず、上昇相場の流れが変わったという印象はまだないと思います。
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フジテレビ
「めざビズ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/mezabiz/index2.html
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========7月31日 <キウィ>
キウィとはニュージーランドの原住民であるマオリ族の言葉で、キウィ・フルーツに似た翼のない鳥の名前です。いや正しくは「キウィ」と鳴く鳥に鳴き声通りの名前を付け、中国原産の果物を品種改良したらその鳥に似た手触りなので、その果物にもキウィという名前を付けたようです。
ニュージーランドの為替はニュージーランド・ドルですが、為替の世界では通常キウィ・ドルとか、単にキウィと呼ばれます。為替は「24時間眠らないマーケット」と呼ばれますが、どこかで日付を変えなければいけませんから、毎日ニュージーランドの首都であるウェリントンからマーケットは始まります。東経174度、ニュージーランドの朝は、極東の国日本よりも3時間も早く明けます。遠い国なのでどのような国なのかあまり想像がつきませんが、ニュージーランドの貿易相手国を見ると、輸入も輸出も1位オーストラリア、2位アメリカ、3位日本となっており、我が国は重要なパートナーです。電力供給の3分の2を水力によっており、一次産品への依存度が高い、「自然」が全面に強調された印象がありますが、確かにGDPに占める第一次産業比率は8%と先進国の中では有数の高さなのですが、一方で第三次産業の比率は日本と同じだったりします。
構造改革に前向きで、色々な実験を行ってきた、いわば構造改革先進国で、海外からの投資を招くことにも極めて積極的であり、タックス・ヘブンとまでは言えませんが、かなりの優遇措置を行っています。一度は行ってみたいですね。
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http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/saiken/gaisai/index.html
=============<編集長の独り言>=============さて、そろそろ関東地方も梅雨明け、明日から8月、本格的な夏到来と期待したいものです。株式市場も梅雨といった展開が続いていましたが、こちらも梅雨明け宣言が待たれます。
さて8月、来週私は夏休みを予定しています。随分前にも何度かこのコーナーに書きましたが、“私の夏休み中は株価が上昇する”といったジンクスがあります。“休み中は下落する”といったジンクスだと夏休み無しといわれそうですが、“休み中は株価が上昇する”というのは、証券マンにとって、安心して夏休みを取れる理由のひとつになります。しかし、夏休み中は上昇するといったジンクスが成立するためには、夏休み明けには下落するということでもあります。一週間の夏休み中、5日続伸。私が夏休み明け出社するとその週は5日続落といったこともありました。さて今年は?。
休み中は高いというジンクスは大歓迎なのですが、出てくると下落するといった部分は何とか解消したいものです。せめて休み中5連騰、休み明け2連敗あたりでおさまって欲しいのですが。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。
−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−−
<明日から募集開始の銘柄>
アーティストハウス(3716) マザーズ
募集期間は8月1日 AM00:00から
8月5日 AM11:00まで
募集価格 24万円
詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/
=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今週の企業
アミューズ(4301)
「保有コンテンツの高収益ビジネス化を進めています」
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2003年5月27日(火)
http://www.amuse.co.jp/
アミューズの決算説明会に出席しました。
大里会長、山本社長が決算概要、今後の展開についてお話されました。
●事業概況
依然としてレコードメーカーのCD出荷実績が減少傾向にあります。パソコンからのコピーが大きな要因となっています。これに対してはCC-CD(コピーコントロールCD)の普及による歯止めが期待されています。
映像ソフト業界においては、ビデオソフト市場の総売上は前年比増となっていますが、ビデオカセットからDVDへの移行が急速に進行しています。DVDハードの普及率は25%を突破しており、早晩50%を超えると見られます。
そうした中、DVDオーディオの成長も、CD売上の減少を埋めるものとして注目しています。コンサートなどイベントの状況を見ると、3年連続で入場者数は1600万人を超えており、不況はそう影響していないようです。
「アーティストの生の声、姿」に対する需要は根強いと判断しています。
こうした状況下、同社は新人アーティストや芸術家の発掘、モバイル事業の強化に努めコンテンツの多重利用を図ってきました。また、コンサート制作費などのコスト削減と消費者に対する満足度を一層向上させていくための良質な音楽、映像コンテンツの制作など積極的な営業活動を展開してきました。
●2003年3月期決算概要
営業収入、経常利益、当期純利益共に計画を大きく上回り、ピークを更新しました。単体でも同様となっています。
●映像事業の戦略転換
今年3月に子会社アミューズピクチャーズの株式を全て東芝に譲渡することを決定しました。従来は、海外のライセンサーからアミューズピクチャーズが7−10年の期間におけるすべての権利を得て、配給権、TV化権などの権利を映画興行会社、テレビ局等に提供したり、同じく子会社のアミューズソフト販売を通じて、ビデオやDVDを消費者に提供していました。
同社は、コンテンツホルダーとして中長期の成長戦略に基づき企業価値向上を目指してきましたが、その過程で音楽コンテンツに加え映像コンテンツおよび複合コンテンツの重要性が増しています。
そこで、自社で著作権を保有する映像コンテンツ事業を映像事業戦略の中核事業と位置付ける方針に戦略を転換しました。
●2004年3月期予想
グループ再編の影響で減収。コンテンツ事業が大型ベスト盤の予定がなく減収となることから減益を予想しています。
単体においては若干の増収ながらも、同様の理由で減益を見込んでいます。
●今後のビジョン
1.中長期ビジョン
同社の強みである「発掘・育成ノウハウ」、「資金力」、「新しいプロデューサーの登用」といったマネジメント力を音楽以外の映像に積極的に広げ、コンテンツおよびコンテンツライブラリーをより豊富にしていきます。
2.経営方針
以下のような経営方針をもって、継続的な成長を図っていきます。
0.時代の求める新人アーティストの発掘・育成
1.保有コンテンツの戦略的活用事業の積極展開
2.著作権を保有する複合映像コンテンツの制作
3.マーケティング力のある組織・人事体制の確立
3.中期3ヵ年の事業展開
「原盤・音楽著作権の2次利用」
「イベント・CD発売・ファンクラブ・商品販売・CM契約収益」
「新人アーティストの収益」
という従来のビジネスを下支えとし、
「保有コンテンツ活用事業」
「映像制作事業」
「複合映像コンテンツ事業」
を新たにプラスして成長軌道を進む考えです。
4.セグメント別事業方針
アーティストマネージメント事業
1.現有アーティストの権利を生かしたIT・CRM事業展開
2.顧客に身近なアーティストによるマーチャンダイジング事業強化
3.新しい形態のイベントの提案・実施
メディアビジュアル事業
1.著作権を保有するテレビドラマ、アニメーションの制作とビデオ権獲得の 強化
2.音楽と映像を複合的に活用したコンテンツの企画、制作
3.映像クリエーター及びプロデューサーの発掘、育成
コンテンツ事業
1.ビジネスアライアンスによる保有コンテンツの収益拡大
2.ライセンス方式によるマーチャンダイジング事業展開
3.保有コンテンツに合致する2次使用事業展開
●取材を終えて
中期経営計画達成に向けては、保有コンテンツを活用したコンテンツコンプレックスの収益化、アーティストの稼動しないコンテンツ事業の収益拡大が鍵を握っているようです。
その一例として、大里会長はテレビ朝日の「スカイハイ」というドラマを例にとって説明されました。
金曜日夜11時台のドラマで、同社とテレビ朝日の共同出資で制作費を負担することによりこのTVドラマの権利を保有し、番組を制作しました。10話シリーズを若手監督10人に一人一本任せて制作したところ、原作や主演の人気もあったのですが、通常4〜5%台の時間枠に対し、11%台の視聴率を獲得しました。来年1月からの再シリーズが決まった他、映画化も実現し、その制作も同社が主導していきます。
このように、著作権を保有したコンテンツが、同社の優れたクリエーターとマネジメント力によって収益性の高いビジネスとなって実現していくケースを、今後より多く追求していく方針です。
アミューズグループの映像戦略は、「借りてきた権利ではなく、自分で作った作品の権利でビジネスをしていく事がもっとも肝要で、それを目指していきたい」とおっしゃっていました。
今期は、過渡的な状況で減収・減益を余儀なくされますが、来期以降の成長軌道を目指した事業展開を今後も注目していきたいと思います。
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