マネックスメール 2003年8月8日

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マネックスメール 2003年8月8日

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 マネックスメール(第987号 2003年8月8日夕方発行)
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  資産設計への道 
   〜その81 ギャンブルと投資
  投資信託基準価額
 今朝のめざビズ
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
日経平均は小幅ながら5日ぶりに反発。

日経平均     9327.53(△ 61.97)
TOPIX     917.47(△  1.56)
単純平均      362.14(▲  1.16)
東証2部指数   1924.37(△  8.25)
日経店頭平均   1201.01(△  0.40)
東証1部
 値上がり銘柄数     511銘柄
 値下がり銘柄数     875銘柄
 変わらず        129銘柄
 比較できず        12銘柄
 騰落レシオ(25日) 81.63%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高    1103.50(百万株:概算)
 売買代金    894301(百万円:概算)
 時価総額   2668755(億円:概算)
 為替(17時) 118.97円

 7日の米国株式市場はダウが続伸となるものの、ハイテク銘柄が冴えない展開だったこともありNASDAQは続落となりました。

 国内株式市場は前日まで4日続落したこともあり、自律反発狙いの買いが入ることも予想されましたが、週末要因で新規のポジションが取り難い点や米ハイテク銘柄の流れを懸念する向きもあり、日経平均は前日終値近辺のもみ合いで始まりました。

 その後オプションSQに絡む現物株の売買では、取引開始直前にまとまった買い注文が入り小幅な売り越しに留まったという情報が入りました。やや安心感が広がったことで日経平均も上げ幅を拡大しましたが、積極的に上値を買い進む動きは見られず、次第に上げ幅を縮小して前引けとなりました。

 後場に入ると徐々に手仕舞い売りに押される場面が目立ちました。先物・日経平均ともに下げに転じる場面もみられました。

 14時に内閣府から6月の機械受注統計が発表されました。民間設備投資の先行指標である「船舶、電力を除く民需」の受注額は前月比2.4%増となり2ヶ月連続の増加という結果でした。

 この情報が伝わった直後からやや買いが優勢となり、後場マイナス圏で推移する時間帯が長かった先物がプラスに転じ、日経平均は再度値を戻しました。
 日経平均は5日ぶりに反発しましたが、週末要因などもあり積極的に上値を買う動きも見られず、前日までの下げに対しての反発力は乏しいものになりました。

◆個別銘柄◆
NTTドコモ(9437) 28万円(△1万1千円):1株単位
 携帯電話加入者端末の7月の純増数で4カ月ぶりに首位を奪回、また、昨日発表の第1四半期の連結純利益が通期予想の4分の1以上を達成したことも評価された模様。

日精工(6471) 399円(△22)
 前日大引け後に2004年3月期の収益見通しを小幅ながら上方修正しました。また本日付けの日本工業新聞が独VWから次世代型の自動車足回り用軸受け部品を大量受注したと報じたこともあり急反発しました。

三井山(1501) 72円(△8)
 本日付の毎日新聞朝刊が「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が、三井山への融資について債権放棄に応じる方針を固めたと報じました。これがきっかけとなり短期値幅取りの売買が活発化した模様。

ヤマハ(7951) 1619円(△88):100株単位
 14時すぎに4−6月期業績を発表し、同時に04年3月期通期の連結純利益が前期比73%増の310億円になる見通しを示しました。従来予想から上方修正を受けて一段高の展開。

アルチザ(6778) 91600円(買い気配):1株単位
 昨日、NTT東西地域会社が10月にも企業向けIP電話サービスを開始すると報じられたことが引き続き買い材料視され2日連続のストップ高。その他アズジェント(4288)、ソフトフロント(2321)などIP電話関連銘柄が軒並み高。

<株式分割>
ワコム(6727)
 9月30日現在の株主に対し、1株を5株に分割
 効力発生日 11月20日
 配当起算日 10月1日

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高三協精(7757)   +13.52  △61   512 30592三井山(1501)   +12.50   △8    72  7528岩崎通(6704)   +10.45  △16   169  4307日精線(5659)   +10.00  △22   242   187トーヨーカネツ(6369)+9.24  △11   130  1896
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高富士紡(3104)   −11.81  ▲13    97  3625ルック(8029)    −9.27 ▲136  1330  2935佐伯建(1889)    −7.58  ▲11   134   245上新電(8173)    −7.47  ▲26   322  2351真柄建(1839)    −7.28  ▲11   140   317
東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比新日鉄(5401)      40354    184      ▲6三協精(7757)      30592    512     △61東芝(6502)       28879    396      △3大平金(5541)      26715    303      ▲4商船三井(9104)     23648    377      △2川崎船(9107)      15852    334      ▲4りそなHD(8308)    14948     83      △1神戸鋼(5406)      13789    114      ▲2郵船(9101)       13461    439      △8住金(5405)       13403     79       0
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比NTTドコモ(9437)   42229   28万円  △1万1千円ソフトバンク(9984)   32631   3240     △40トヨタ(7203)      18271   3050     ▲50キヤノン(7751)     14898   5540     ▲30三協精(7757)      14814    512     △61ホンダ(7267)      13299   4600     ▲60ソニー(6758)      12959   3530     ▲60東エレク(8035)     12938   6600    △130武田(4502)       12504   4040     ▲50KDDI(9433)     12306   59万円    △8千円
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その81>−−−−−−−−−−
宝くじは「億万長者が210人も誕生!!」などと当選金額や当選者数は派手に宣伝されています。期待値やはずれた人の人数のようなリスク情報も知りたい、という人は「夢を売る商品」を買う人たちの中にはいないのでしょうか。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ギャンブルと投資

先週はトレーディングとインベストメントの違いについて書きました。
今回は投資とギャンブルの違いを考えてみたいと思います。

「株式投資とはギャンブルみたいなもの」
と思っている人は多いと思います。まずは2つの質問でどちらを選ぶか考えてください。

<質問1>どちらか1つを選ぶとしたらどちらを選択しますか?
A.確実に100円もらえる
B.50%の確率で200円、50%の確率で0円もらえる

どうでしょうか。Bを選んだ方が多いのではないでしょうか。
ではもう一問似た問題を考えてみてください。

<質問2>どちらか1つを選ぶとしたらどちらを選択しますか?
C.確実に1億円もらえる
D.50%の確率で2億円、50%の確率で0円もらえる

こんどはどうでしょうか。Cを選んだという方が多いと思います。私も
<質問1>はB、<質問2>ではCを選択しました。

●期待値は同じ
期待値(確率的にもらえる予想金額)は最初の質問はどちらも100円、2問目はどちらも1億円ですから同じです。異なるのはリスクの大きさになります。AよりBが、CよりDの方がリスクは大きくなります。

金額が少ないとリスクを取る方を選択し、金額が大きくなると確実な方を選ぶ傾向がある。これはどうしてなのかギャンブルと投資の比較から説明してみましょう。

●ギャンブルの目的
最初の質問はギャンブルについてと考えることができます。自分のほとんどの資産を費やしてギャンブルする人も稀にいるようですが、普通ギャンブルは自分のお小遣いの範囲でやるものです。

ギャンブルの一番の目的はワクワクすること。こう書くと、いや真剣に儲けるためにやっている、という方もいるかもしれませんが、本気で儲けることを考えているなら期待値が低く、ゼロサムゲームのギャンブルより証券投資の方がワリが良いということに気がつくはずです。

競馬などの公営競技の期待値は75%、日本の宝くじなどは期待値が46.4%です(谷岡一郎「ツキの法則」)。株式投資なら手数料が売買代金の0.1%の場合往復での期待値は株価の上昇を考えない場合でも99.8%になります。ギャンブルで儲けるのは確率的に難しいのです。

●投資の目的
一方で投資の目的は正反対です。ワクワクしたくない、ドキドキしたくない。そして着実に資産を殖やしたいというのが投資の目的です。なぜなら投資は自分のほとんどの資産を使って人生を賭けているからです。失敗すれば大変なことになってしまう。

CとDの選択は投資をする場合の心理と考えることができます。利子もつかないたんす預金をしたり、確定利回り商品以外には投資をしない、というのも安心したいという心理からの選択です。
(確定利回りであっても実は安心できないのですが・・。)

●投資のつもりでギャンブルしていませんか?
さて自分の運用をもう一度振り返ってみましょう。投資をしているつもりでいても実はワクワクするために株を買ったりしていませんか。ワクワクするための株式投資は投資ではなくギャンブルです。

私はギャンブルをしませんがギャンブルを否定もしません。自分のお小遣いで好きなCDを買ったり、飲みに行ったりするのと同じようにギャンブルで楽しんで時間を過ごせれば趣味の選択肢の1つだと思います。競馬は馬へのロマン、宝くじは夢を買うもの、という価値観の人にはギャンブルは期待値が低いなどと言っても意味はありません。

ただし、投資のつもりでギャンブルしてしまうこと、これは避けなければいけません。「究極の投資」とは投資しているを忘れてしまうくらい安心感をもってできる投資だと思います。「究極の投資」はギャンブルの対極にあるもの、なのです。

今回の話のまとめ−−−−-
投資とギャンブルはリスクがあるという点では同じ
投資の目的は自分の資産を安心して管理できるようにすること
投資のつもりでギャンブルしていないか考えてみよう

ではまた来週・・・。

(マネックス証券 資産設計部 内藤 忍)

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資産設計への道へのご意見・ご質問はメール件名「資産設計部 内藤宛」でfeedback@monex.co.jp までお送りください。
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投資信託基準価額(8月7日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          5,232(▲37)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(8月7日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 22.56(+0.14) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.10(+0.07) バンガード・スモールキャップ・インデックス 18.49(±0)
 マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.60(+0.10) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 15.09(+0.05)
 適用レート(8月8日午後2時30分現在)
  買付 119.05(−1.10) 解約 118.55(−1.10)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F  10.41(±0)

 適用レート(8月8日午後2時30分現在) 
  買付 135.90(−0.85) 解約 134.90(−0.85)
=============<今朝のめざビズ>=============このコーナーはフジテレビで月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざビズ」でマネックス社員が話をした部分です。
毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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●スタジオ
昨日の株式市場はどのような展開でしたか?

◎マネックス
はい、国内市場は特にハイテク・大手銀行の下げが目立ち、午後になって日経平均の下げ幅は100円近くになるなど弱い展開が続き4日続落となりました。ところで昨日金融庁は公的資金を注入した銀行の経営健全化計画の進ちょく状況を発表しました。人員削減など合理化計画では全行がおおむね目標値を達成したものの、中小企業向け貸し出しは、みずほフィナンシャルグループが約6兆円減となるなど、未達となった銀行も目立ちました。先週は大手銀行に収益を上げろと業務改善命令がだされましたが、収益を上げることは同時にリスクを取ることを意味しており、今、その銀行の改革がちゃくちゃくと進んでいます。更に竹中金融・経財相は銀行に対して予防的公的資金注入をも辞さない構えであり、政府は銀行の構造改革に本気のようです。株式市場の本格的な回復の為にも銀行の本格的な回復が待たれると思います。
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フジテレビ
 「めざビズ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/mezabiz/index2.html

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========8月8日      <立秋>

暦の上では今日から秋です。平安の歌人は風の音に驚いた訳ですが、なんと今年はいきなり台風がやって来ました。今日も大阪と京都で営業活動をしていたのですが、この風雨には閉口しました。移動中にカバンの中に雨が吹き込み、PCを濡らしてしまいました。幸いハードディスクには問題がないようなので大事には至りませんが、修復作業を考えるとクラクラします。インターネットの中を常に見られる状況に慣れてしまったせいか、「さやかに見え」ない状況は、これもやはり驚きです。さしづめ現代版立秋の確認といったところでしょうか。ヤレヤレ。

=============<編集長の独り言>=============編集長にかわって見習いの独り言とさせて頂きます。
当社のある丸の内周辺では上場企業の本支店をそこらじゅうで目にすることが出来ます。先日当社某先輩社員と歩いていた時、彼がぼそっと4桁の数字を言いました。その時目に入った会社の銘柄コードです。今では随分忘れてしまったと言っていましたが、普段それほど耳にしない会社まで次々に銘柄コードを言い当てるのには感心しました。私も仕事がらある程度の銘柄コードは暗記していますが、仮に分からなくてもインターネットを使い銘柄名をいれて検索すればすぐに分かるので不便は感じません。しかし、これらのモノに慣れてしまうと無理して覚える必要もないかと、覚えようともしなくなります。味気ないというか寂しいというかどこか銀塩カメラとデジタルカメラ、あるいはそろばんと電卓の違いに似ている気がします。昔は大勢の場立ちの人で賑わった証券取引所も今はシステム化されて数人が画面を見ているだけです。まだ、NY証券取引所みたいな方が活気があっていいですね。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
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