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マネックスメール(第995号 2003年8月20日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
10年後に笑う!マネープラン入門
生命保険を考える(2)
フィデリティと考えるこれからの投資
HSBCの中国情報
投資信託基準価額
今朝のめざビズ
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
本日も後半債券市場が急落となり、株式市場は上げ幅縮小して取引を終了。
日経平均 10292.06(△117.96)
TOPIX 1001.08(△ 10.44)
単純平均 390.75(△ 3.76)
東証2部指数 2010.44(△ 11.59)
日経店頭平均 1258.07(△ 8.69)
東証1部
値上がり銘柄数 934銘柄
値下がり銘柄数 476銘柄
変わらず 115銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ(25日)105.67%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 1697.65(百万株:概算)
売買代金 1281093(百万円:概算)
時価総額 2911997(億円:概算)
為替(17時) 118.34円
小幅高ながら続伸歩調で始まりました。昨日の現物取引終了後、日経平均先物は上げ幅を拡大して終了していたこともあり、先物は下落、現物は上昇という形となり、方向感を掴み難い面がありました。
イラクでのテロ、急激な円高進行、朝方荒い値動きとなった債券市場などから積極的なポジション取りは行い難い面もありました。ユニチカ(3103)、新日鉄(5401)など低位大型株で短期値幅取りという雰囲気が強まり、売買高は高水準を維持しました。
1万円の大台を回復する過程で牽引役となっていたハイテク株に対しては、利益確定売りが先行しました。値がさ株では東エレク(8035)、低位株では東芝(6502)などが下落しましたが、押し目買い意欲は根強く下げ渋りをみせました。
朝方債券市場が荒い値動きとなった場面では大手銀が値を下げましたが、債券市場が落ち着くと大手銀も上昇に転じ始めました。銀行株が切り返したことは、市場全体にも安心感を与える形となりました。
後場に入ってからも上げ幅を拡大、日経平均先物の10300円台に並んでいた売り板を徐々にこなす展開となりました。TOPIXは1000ポイントの大台を回復しました。
後場中頃から債券先物がジリジリと下げ幅を拡大、朝方の安値を割り込んでしまいました。債券市場が再び下げ足を速めたことで、株式市場には警戒感が広まり上げ幅を縮小する展開となってしまいました。昨日同様、債券市場の動向が懸念材料となりました。
◆個別銘柄◆
ユニチカ(3103) 112円(△15)
防犯用の金属繊維や防犯ゲートなど防犯システムの受注が好調といった話や、健康食品として「ハナビラタケ」のプラントが完成、9月から出荷予定でこれによる収益面のプラスを期待する動き。株式新聞の注目株として取り上げられ、証券会社のディーラー達も加わり短期値幅取りの動きが活発化した模様。
三井住友(8316) 36万5千円(△1万8千円):1株単位
朝方債券市場が下げ幅を拡大する場面では、大手銀は影響を懸念してさえない値動き。前場中頃債券市場が落ち着きを取り戻すと徐々に切り返し、市場全体にも安心感を与え、後場は一段高で始まりました。後場後半になって再度債券市場が急落といった場面もありましたが、若干上げ幅を縮小するものの大きな混乱はみせずに取引終了となりました。
NEC(6701) 843円(△12)
急激な円高などもあり、日経平均の1万円回復といった過程で牽引役となっていたハイテク株は利益確定売りが先行。ただNECの場合、すでに年初来高値を更新したことで今週に入ってから利益確定売りが進んでいました。ハイテク株の中で利益確定売り圧力は低いといった思惑もあり、早い段階で上昇転換、後場は一段高といった展開。
セコム(9735) 4000円(△210):500株単位
4−6月期の業績を昨日発表、凶悪事件の増加で今後も警備サービスの拡大を期待した動きもあり堅調な値動き。ユニチカ(3103)が防犯システムを手掛かりに大商いで値を上げたことも追い風。
ノーリツ(5943) 1353円(△28):100株単位
昨日の取引終了後に、2003年6月期、12月期ともに従来予定を上回る1株当たり8円50銭配当を実施すると発表しました。増配を手掛かりに買いが先行しましたが、後場に入ってハイテク株の一角が切り返して市場全体が上げ幅を拡大する動きとなったこともあり、やや伸び悩み。
トミー(7867) 1526円(△153):100株単位
昨日4−6月期の業績を発表、小型ロボット「ゆびのりビビ」などマイクロシリーズが好調で、中間期の連結経常利益を上方修正しました。予想以上の上方修正といった驚きもあった模様で、これを好感した買いが先行しました。
東ガス(9531) 350円(▲5)
このところ市場全体の上昇ムードが高まっている中、電力・ガス、医薬品などディフェンシブ銘柄といった位置付けをされることの多い銘柄群は総じて冴えない展開。配当利回りを買い材料にされることの多い電力・ガス株に対し、このところ債券市場の急落、長期金利の上昇もマイナス要因となっている状態。
ラウンドワン(4680) 43万9千円(△5万円):1株単位
昼休み中に9月30日現在の株主に対し1株を2株に株式分割を実施、1株配当は従来予想を据え置くことで実質大幅増配となることで後場は買いを誘いました。買い気配を切り上げる始まりとなり、結局ストップ高まで値を上げました。
鉄建(1815) 162円(△33)
一部で2005年3月期をめどに1株配当を5円への増配を目指すと報じられました。市場全体の方向感が乏しかった朝方、この報道を手掛かりに目先筋の買いを誘い急騰。後場、市場全体の上昇ムードが高まると利益確定売りが増加して伸び悩み。
<株式分割>
アミューズ(4301)
9月30日現在の株主に対し、1株を1.2株に分割
効力発生日 11月20日
配当起算日 10月1日
東洋機械金属(6210)
9月30日現在の株主に対し、1株を1.2株に分割
効力発生日 11月20日
配当起算日 10月1日
ラウンドワン(4680)
9月30日現在の株主に対し、1株を2株に分割
効力発生日 11月20日
配当起算日 10月1日
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高鉄建(1815) +25.58 △33 162 12485小野測(6858) +24.61 △80 405 418林兼産(2286) +22.85 △24 129 6807日本橋梁(5912) +21.12 △15 86 532ホシデン(6804) +19.17 △200 1243 98.4
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高明治海(9115) −7.25 ▲27 345 176油研工(6393) −6.61 ▲16 226 2007山水電(6793) −6.25 ▲1 15 3812JUKI(6440) −5.94 ▲30 475 3126高岳製(6621) −5.78 ▲10 163 1695
東証1部売買高上位
銘柄 売買高(千株) 終値 前日比ユニチカ(3103) 50677 112 △15新日鉄(5401) 47636 212 △7NEC(6701) 38589 843 △12三菱重(7011) 38456 366 △18丸紅(8002) 33741 168 △10大平金(5541) 33186 413 △28東芝(6502) 33173 483 △3りそなHD(8308) 30904 91 ▲1住金(5405) 30517 94 0日立(6501) 20840 595 △10
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金(百万円) 終値 前日比三井住友(8316) 61696 36万5千円 △1万8千円みずほFG(8411) 55306 12万8千円 △3千円NTTドコモ(9437) 41558 30万7千円 △4千円UFJ(8307) 39339 30万1千円 0NEC(6701) 32610 843 △12三菱東京(8306) 28527 61万円 △6千円トヨタ(7203) 16152 3310 △30東芝(6502) 15889 483 △3キヤノン(7751) 15575 5790 △20野村HD(8604) 15480 1744 △20
=============<資産設計情報>==============◆生活設計塾クルーよりお知らせ
クルー主催のマネーセミナーは8月26日(火)の夜の部(18:30〜)のお申込みでキャンセルが出ましたので、若干名ご参加いただけることになりました。昼の部(14:00〜)は、多少のお席があります。ご希望の方は、http://www.fp-clue.com/seminar_info.html
今月のテーマは『投資環境の変化を考える今後のポイント』です。世界経済をわかりやすく語る亀井幸一郎(クルーメンバー)が講師をつとめます。
−−−−−<10年後に笑う!マネープラン入門 第41回>−−−−−−
生命保険を考える(2)
保険にできること
「いわばお守りのようなもの」「ひとつ入ってないと不安」「何か入っていればとりあえず安心」。生命保険をこんなふうに考えている人もまだまだ多い。でもこれは大間違い。保険は人と保険会社との「契約」だ。契約は、当事者の知識に差があると、たいてい無知な方が損するようになっているのを心して!
まず言い方を変えよう。「保険に入る」「保険をかける」というと、なんだかばくぜんとしてしまう。コスト意識を働かせるためにも、これからは「保険を買う」と表現しよう。買い物のコツは「ほしいもの」ではなく「必要なもの」を知ること。「あったらいい」ものでなく「ないと困る」ものから手に入れるべき。保険も同じだ。
では、あなたに必要な保険はなにか。それを知るには、保険にできることを知らなくてはね。生命保険にできるのは、だいたい次のことだ。
1.病気やけがで入院した時に、お金(給付金)を支払う。
2.死んだ時に(遺族や指定された人に)、お金(死亡保険金)を支払う。3.一定の期間がすぎ(てかつ生きてい)ると、お金(満期保険金や年金など) を支払う。
世の保険はもっと複雑に見えるが、基本はこの3つ。いろいろおまけがついてわかりにくくなっていても、保険にできることはそんなに多くない。では、
1.あなたは入院したときに、お金を受け取る必要があるだろうか。受け取ら ないと困るだろうか。
2.あなたは死んだときに、誰かにお金をのこす必要があるだろうか。残さな いと困るだろうか。
3.あなたは一定の年齢(60歳とか)になったときに、お金を受け取る必要 があるだろうか。受け取らないと困るだろうか。
お金持ちでなければ、入院の費用がかさむと家計が苦しくなるから、1はほとんどの人に必要だ。男でも、女でも、独身者でも、既婚者でも。保険はぜんぜん買ってないという人は、一日も早くこれを買ったほうがいい。
ところが2になると、必要な人はかぎられている。独身者にはいらない。収入のない人もいらない。扶養家族のない人もいらない。必要なのは、結婚していて扶養家族のある人だけだ。あ、シングルマザーやファーザーも入りますね。
独身なのに月5000円以上の保険料をはらっているなら、いらないのに2の保険を買っている可能性大。すぐにチェックすべし。
3の満期保険金や年金は、だれだってほしいわけだが、それに見合うお金(保険料)を今から積み立てられるかとか、利回りはどうかという話になってくる。純粋な「保障」の話ではなくなるので、ちょっと横においておこう。
自分に必要なものがわかったら、次はよい品を安く手に入れる段階。次回は、入院した時の保険「医療保険」から見ていこう。
(中村芳子 ファイナンシャル・プランナー)
−−−−−−−-<フィデリティと考えるこれからの投資>−−−−−−−-
フィデリティ投信・マネックス証券共催「成功する資産設計」ご報告(その6)
再考: 株式のチカラ
先週まで「日本株のこれまで」について概観してみました。
最近は相場が戻してきているとはいえ、バブル崩壊以降あまりいい思いをしたことがないという投資家は多いのではないでしょうか? (1999年のITバブルのような大活況を呈した時期もありましたが・・・)
「いい思いをしたことがない」ということは「儲かっていない」、「損している」ということになります。このような状態がずっと続くと、弱気になっても仕方がないかもしれません。損をし続けるのは誰だって嫌ですよね。
しかし、あれだけ大変な下落相場が続いた日本株マーケットにおいても上昇した銘柄は少なからずあり、しかもその上位銘柄は日経平均株価のような「平均値」からはとても想像もできないような上昇率を実現していることはこれまでにご紹介した通りです。ここから教訓的なことがひとつ言えるのではと思います。
「マーケットにはいい銘柄も悪い銘柄もある。そして、長期的にはいい銘柄は上がるもの。だから、いい銘柄と長くつきあうことが大切」
どんなにいい会社(=好業績の会社)でも短期的には下がることがあります。今年に入ってからですと、イラク戦争やSARS(重症急性呼吸器症候群)、金融不安の再燃、代行返上の売りといった心理要因、需給要因によって日本株全体の下げに拍車がかかったことは記憶に新しいところです。
しかし、上記のような売り材料をよく見て冷静に考えてみましょう。確かに、企業経営にマイナスに働く、打撃を受けるという会社もあるでしょうが、企業のファンダメンタルズ(業績)に関係なく売りが出てしまったというケースも多いはずです。代行返上などは時価総額の大きい銘柄が与える影響があまりにも大きいために日経平均やTOPIXが大幅に下落してしまいましたが、やはり業績に関係なく売り急いだというのが多かったのではないでしょうか。
数日、数週間、数ヶ月といった比較的短い期間では企業業績に関係なく株価が動くということは珍しいことではありません。実際、株価は毎日変動しますよね。しかし、業績をあげて企業価値を高めることができる会社は厳しい環境を乗り越えて株価を上げていくのです。そして、長期的にはいい会社は悪い会社との格差をどんどん広げていくことになるのです。
このようなことをしっかりと認識していただいた上で、次回は長期投資の“本当の威力”を検証したいと思います。
(以下次号)
フィデリティのファンドはマネックス証券でお申込みいただけます。
※詳細は当社ホームページをご覧ください。投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。
−−−−−−−−−−−-<HSBCの中国情報>−−−−−−−−−−−-
<HSBCの中国情報>の枠内で毎月1回程度(毎月第三週水曜日を予定)HSBCグループの香港上海銀行中国業務推進部長の石田哲也氏による中国関連の政治、経済、社会などのトピックスについてのコラムを掲載します。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
旅行ブームに沸く中国
最近2008年北京オリンピックのロゴが発表されました。発表式典が行われたのは、世界遺産の天壇公園です。中国には、天壇公園を含む27の世界遺産がありますが、中国政府はこれらの観光資源と2008年オリンピック、2010年上海万博といったイベントをフルに活用して、世界各国からの観光客を呼び込むことを狙っています。中国は、既に全世界の観光業市場で3.8%のシェアを占め、アメリカ、スペイン、フランス、イタリアに次ぐ世界第5位の観光大国となっています。2001年の国家全体の観光収入178億ドルに対して、政府は2020年には635億ドルを見込んでいるといわれます。中国政府は80年代前半から、外貨収入をもたらす外国人の観光を徐々に解禁してきましたが、観光は今では中国にとって欠くことのできない重要な産業に育っています。
昨今、中国が生産基地としての地位に加えて消費地としても注目されていますが、観光業においても類似の状況が起こっています。一昔前は、北京の天安門や万里の長城などの国家を象徴的するような観光地は別として、中国人がわざわざ高いお金をかけて観光地に出かけることは、殆どありませんでした。筆者は、80年代に海南島の天涯海角という観光地を訪れたことがありますが、美しい砂浜には殆ど人がおらず、現地で会う観光客は全て香港人や欧州人でした。偶然バスで乗り合わせた中国人から、「何でわざわざそんなところまで行くのか」と不思議がられる始末でした。ところが、90年代後半になると様子は一変し、上海から飛行機で4時間半もかかるウルムチ(新疆自治区)郊外の観光地も、沿海部からの中国人観光客でごった返していました。統計によれば、中国の2001年の国内からの観光収入は前年比10.9%増と、GDP伸び率を3.6%上回っており、中国人の旅行がブームとなっています。
こうした変化の背景には、中国人の所得水準向上があると考えられます。一般に一人あたりGDP水準が1,000ドル前後になると生活必需財への需要が満たされ、奢侈品や不動産などへの支出が増え始めると言われますが、現在の中国はまさにこのような状況に入っているのでしょう。もう一つは、政府による長期休暇の奨励で、人々が長期の連続休暇を取れるような諸施策(土曜、日曜日に働くかわりに、平日を休日として連休を可能にする)を採用しています。
更には、観光資源開発という動きが各地で起こっていることも一因であると思います。従来から、中国のいくつかのテーマパークは、国内外の観光客を集めていますが、最近では、これに加えて香港ディズニーランド、上海のユニバーサルスタジオ、広東省順徳のスヌーピーテーマパークなど、海外のキャラクター型のテーマパーク建設計画が目白押しとなっています。日本のディズニーランドやハウステンボスは台湾、香港からの観光客に人気のスポットとなっており、園内では中国語の表示やアナウンスまでありますが、こうしたテーマパークが中国に出来た場合、更なる旅行ブームを巻き起こすと思われます。
観光産業は裾野が広く、旅行業界のみならず、交通インフラ(列車、飛行機、バス)、サービス業(宿泊・レストラン)など周辺産業の発展も促し、今後も中国経済に重要な役割を持ち続けると思われます。
■HSBCグループ 香港上海銀行 中国業務推進部長 石田 哲也
慶應義塾大学経済学部在学中に交換留学制度により香港中文大学へ留学。大学卒業後、日本輸出入銀行(現、国際協力銀行)に入行。中国等の地域向の政府借款、海外直接投資案件を担当し北京駐在員事務所にも駐在。
米国ペンシルバニア大学経営大学院(ウォートン校)にてMBA取得後、英国のBarclays Capital社(ロンドン、香港等に駐在)を経て2000年10月にHSBCグループ入社、2002年3月より現職。
HSBCチャイナオープン」に関しては新商品・新サービス画面から。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/shinservice/index.html
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。
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投資信託基準価額(8月19日現在)
ザ・ファンド@マネックス 5,677(+117)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(8月19日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 23.35(+0.10) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 20.18(+0.07) バンガード・スモールキャップ・インデックス 19.74(+0.25) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.90(+0.01) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 15.69(+0.09)
適用レート(8月20日午後2時30分現在)
買付 118.65(−0.70) 解約 118.15(−0.70)
<ユーロ建>
フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F 10.95(+0.05)
適用レート(8月20日午後2時30分現在)
買付 132.35(−0.95) 解約 131.35(−0.95)
=============<今朝のめざビズ>=============このコーナーはフジテレビで月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざビズ」でマネックス社員が話をした部分です。
毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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●スタジオ
昨日のマーケットはどうでしたか?
◎マネックス
はい、月曜日に日経平均が1万円の大台を回復したことからさらに買いを誘い、一日を通しての出来高は19億株に膨らみました。先週は夏休みで個人投資家が株式市場に参入し、特殊要因による上昇といった声も一部にありましたが、多くの個人投資家が仕事を再開した今週に入ってさらに売買高が増加しています。
●スタジオ
怖いもの無しの株式市場という感じですね?
◎マネックス
株式市場だけをみると明るいのですが、昨日は後場になって債券市場が非常に荒い値動きとなってしまいました。このため、国債を大量に保有している銀行の影響などを懸念し、午後の株式市場はほとんど値動きのない状態でした。債券市場の急落、金利上昇がやや上昇ムードの株式市場にとってマイナス材料となる可能性もあり、注意が必要です。
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フジテレビ
「めざビズ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/mezabiz/index2.html
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========8月20日 <マクロとミクロ>
5月に政府が例のりそな処理をしてから、株価は本格的に上昇を始め、今日は遂にTOPIXも1000PTを回復しました。あの「りそな処理」の本質は何だったのか、ちょっと考えてみました。私なりの結論は、あれはミクロとマクロのギャップを埋めたのではないか、というものです。
日本の金融システム問題は、各個別行などのミクロの問題です。一方日本という国(マクロ)は敗戦しても借金をきちんと返したぐらいであり、その経済力の大きさ、外国ファイナンスの小ささ、などを考えると債務不履行のようなリスクは現実的には存在しません。しかし個別の銀行の海外取引先からすると、朝起きたら取引先の銀行が潰れていた、というリスクはあり得る訳で、これはミクロの問題です(この件については本年1月28日つぶやき「金融危機」参照)。
そしてこのミクロの問題に対するリスクプレミアムを足し上げると−これは例えば銀行株の売られ幅で観測出来ますが−、膨大な額になってしまっていた訳です。しかしミクロを全部足すとマクロであり、合成の誤謬のような状態が発生していました。100個まとめて買えば60万円なのに(単価6000円)、1個では1万円で100個バラバラに買うと100万円になってしまい、60万円より極端に割高である、そんな状態とよく似ています。
「りそな処理」は、このパラドックスをなくしてしまった。政府は2兆円の税金を使うことによって、銀行は決して潰さない、金融システムはマクロの問題として必ず安定させる、という強烈なメッセージを内外に出しました。そして納税者は、さほど暴れもせず、この決断を容認した訳です。この段階で、海外取引先、或いは海外投資家は、各行の破綻リスクを計算に入れる必要がなくなってしまったのです。そして株価は全般に上がっていった。
今考えると、とてもいい策だったと思います。そして恐らく全体で見た経済再生のためのコストは、比較論としてとても小さく済む可能性があると思います。日本の問題は、なべてこのミクロとマクロの問題が多いのではないでしょうか。世代間の問題も同様です。ミクロの問題を解いて、ミクロの総計をマクロの実力から割り引かれないようにすること。そのような政治が、今後も望まれるのではないでしょうか。
=============<編集長の独り言>=============火星が大接近することを知ってから、意識して夜空を見上げようとすると必ず曇り空。普段以上に大きく赤く光る星が火星らしいのですが、まだ私は目にしていません。今日から関東近郊は少し回復するらしいのですが、目にすることができるでしょうか。
土曜日にはあるデパートの特設会場で簡易テント型のプラネタリウムがあり、子供と一緒に参加してきました。火星観測フェアと称して、望遠鏡等々の展示即売会でのイベントでした。参加者は私ともうひと家族、ちょっと寂しい感じでしたが。
テレビで、火星の地主(1エーカー)になれるという便乗商法も報じられていましたが、知人はこれに応募したそうです。娘さんの誕生日が8月ということもあり、誕生日記念。まだ意味がわからない歳なので、結婚する時に権利書?を渡す予定とか。この方、奥様の誕生日に星に名前を付けるというプレゼントをしたこともあるそうです。外見からは想像できない彼のロマンチスト?ぶりにびっくり。現在彼は私と禁煙仲間、随分苦労しているようです。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。
−−−−−−−−−−−<既公開会社の公募/売出>−−−−−−−−−
<新規取り扱い決定銘柄>
オリックス不動産投資法人 投資証券(8954)
ブックビルディングは 8月27日(水)より
−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−
<新規取り扱い決定銘柄>
あきんどスシロー(2781) 東証2部
ブックビルディングは 8月28日(木)より
センチュリー・リーシング・システム(8439) 所属部未定
ブックビルディングは 8月29日(金)より
メディビック(2369) マザーズ
ブックビルディングは 9月2日(火)より
詳細はこちら
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