マネックスメール 2003年8月25日

1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。

マネックスメール 2003年8月25日

◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆
 楽しい!学べる!得をする
 マネックスメール(第998号 2003年8月25日夕方発行)
  http://www.monex.co.jp/
   <口座開設はこちら(無料)>
     → http://www.monex.co.jp/visitor/koza/index.html
◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇マネックス証券株式会社◆◆◆
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
日本の株式市場、「何が変わったのか?」ファンドマネージャーとアナリスト、そしてマネックス証券松本が受益者の皆様と「復活する技術立国日本」を語ります
http://www.monex.co.jp/free/Announce/2003/20030813.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  バンガード・海外投資事情 第86回
  生活設計塾クルーの「お金よもやま話」
  投資信託基準価額
 今朝のめざビズ
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
 ちょっと(またも)出てます〜
 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/

==広告===========サンプラザ中野*マネックス松本大のトークショー============= 
 日┃経┃経┃済┃通┃セ┃ミ┃ナ┃ー┃ 
 ━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛in 茂原  ―入場無料―
株式投資に目覚めたサンプラザ中野氏とマネックス証券の松本大社長が「経済の面白
さ」や「経済を知ると見えてくる世の中」さらには「どうなるの日本経済?」につい
てわかりやすくお話しします。入場無料です!是非ご参加下さい。
http://www.nikkei4946.com/seminar/seminar.cgi?ID=437
=====================================================================広告===
■広告のお問い合わせは、mailto:monex-ad@monex.co.jp へ
→ http://www.monex.co.jp/free/temporary/AD/ad_index.html

=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
やや利益確定売りなどが優勢となり、日経平均は小幅安で推移。

日経平均    10276.64(▲  4.53)
TOPIX     997.80(▲  6.40)
単純平均      389.30(▲  0.84)
東証2部指数   2025.98(△ 10.02)
日経店頭平均   1271.18(△  5.44)
東証1部
 値上がり銘柄数     630銘柄
 値下がり銘柄数     740銘柄
 変わらず        156銘柄
 比較できず         0銘柄
 騰落レシオ(25日)110.11%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高    1226.33(百万株:概算)
 売買代金    878305(百万円:概算)
 時価総額   2902448(億円:概算)
 為替(17時) 117.57円

 直近の上昇に対する利益確定売りと、押し目買いが交錯する相場展開となりました。朝方の売りが一巡すると下げ渋り、日経平均は上昇に転じ始めたものの、積極的に買い進む動きも目立ちませんでした。

 やや利益確定売りが優勢となり、小幅安という場面が目立ちましたが、積極的な売り手もおらず下げ加速とならない状態が続きました。市場全体では方向感の乏しい展開が続きました。

 1万円の大台が下支えラインとなり、現在は短期間の急騰に対する調整局面といった見方が強くなっています。多くの投資家が市場全体が調整色を強める中、低位株で短期値幅取りを行い、上昇ムードが高まるのを待つといった姿勢を強めました。

 後場に入ってからも相場環境に大きな変化は無く、若干下げ幅を拡大して始まりました。しかし下げ加速といった警戒感は乏しく、利益確定売りが押し目買いを若干上回っている状態という冷静な見方が続きました。

 大手銀が下げ幅を拡大したことで、市場全体も多少警戒感から下げ幅を拡大する場面がありました。しかし影響は限定的なものにとどまり、すぐに日経平均は前場終値近辺でのもみ合いになりました。

 指数の値動きは乏しく、静かな週の始まりとなりました。もともと月曜日は様子見気分で市場全体の方向感が乏しいことが多い日でもあります。このところの相場は逆に、月曜日から活発な売り買いが行われる日が目立っていました。そういう意味では相場展開が普通に戻りつつありますが、方向感の乏しい中でも売買高は12億株と高水準を維持しています。

 高水準の売買高を継続したまま、今週の始まりは利益確定売りなどをこなして底固いといった見方に繋がりそうな本日の相場展開でした。先週1万円の大台を回復して以降、利益確定売りが出ても値を下げない展開が続いています。
◆個別銘柄◆
住金(5405) 103円(△1)
 市場全体の値動きが重いことから、低位大型株で短期値幅取りの動きが継続しました。さすがに先週後半の売買高と比較すると減少したものの、新日鉄(5401)、三井山(1501)など低位大型株での短期売買は活発な状態。市場全体に値動きが出るまでこれら銘柄を物色するといった雰囲気。

エスバイエル(1919) 292円(△53)
 この週末、一部投資家集団の株式研究会が開催され、ここで同社株に関して取り上げられたといった噂が伝わりました。値動きの良さが追随買いを誘う展開となり、大商いで後場に入ってからも一段高の展開。

アドバンテスト(6857) 7590円(△130):100株単位
 インテルが7−9月期の売上高予想などを上方修正しました。これにより半導体業界全体の需要回復、設備投資活発化といった思惑が高まり国内の関連銘柄も上昇して始まりました。朝方の買い一巡後、戻り売りなどで伸び悩み。
ボッシュオート(6041) 504円(△80)
 金曜日に6月中間期の連結最終損益が従来予想の40億円に対し、70億円になった模様と発表しました。今回は排ガス規制強化によるトラック買い替え特需が要因。一部ではこの特需が一転来期マイナス要因となるものの、エアコンなど他の事業の収益改善が進んでおり、特需が無くなった後でも先行きに期待する声が出ていました。

イトヨカ堂(8264) 3330円(▲120)
 金曜日の取引終了後、6月中間期の単独経常利益が従来予想の266億円に対し、150億円程度に落ち込んだと発表しました。この内容を受け朝から売りが先行、後場に入ってからも下げ幅を拡大しました。金曜日の後場は、百貨店、スーパーなどを出遅れ感のある景気敏感株として手掛ける動きもあり上昇、この反動もあって本日下げが目立ちました。

冶金工(5480) 168円(△9):500株単位
 昨日の日経新聞にみずほFG(8411)と日本政策投資銀行が80億円の追加金融支援を行うと報じました。これを手掛かりに大幅高で始まりましたが、物色の中心は目先筋で逃げ足も速い展開。

アマダ(6113) 481円(△16)
 金曜日に4−6月期の業績動向を発表、これを受けてUFJつばさ証券は投資判断を最上位の“Aプラス”に引き上げた模様。買い気配から始まりましたが、大幅高で寄り付いたことで追随買いよりも戻り売りなどが優勢となり、後場はジリジリと上げ幅を縮小しました。

鈴丹(8193) 192円(△40)
 後場に入って特に買い材料は見当たらないといった声の中、値動きの良さが追随買いを誘う形となり大商いで一段高。市場全体の値動きが乏しい中、低位個別材料株での短期値幅取りといった雰囲気が強まっており、買いが買いを誘う展開となりました。

ワタミフード(7522) 792円(▲66):100株単位
 12月に配布する株主優待券から、利用額を1回の来店につき1人1千円までに限定するほか、金曜日、土曜日、祝祭日の前日は利用できないようにすると発表。株主優待面の条件が大きく悪化することから、個人投資家を中心に売りが出た模様。また収益の悪化が株主優待の条件変更に繋がったといった見方も強く、業績悪化懸念からも売りを誘いました。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高飛島建(1805)   +27.05  △23  108 2402.5鈴丹(8193)    +26.31  △40   192 18657エスバイエル(1919)+22.17  △53   292 40942長谷工(1808)   +21.78  △22 123 39336.5ツバキナカシマ(6477)+20.00△200  1200   157
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高ルック(8029)    −8.25 ▲130  1444  1232ワタミフード(7522) −7.69  ▲66   792 534.8日特建(1929)    −6.50  ▲29   417   838乾汽船(9113)    −6.13  ▲10   153   255日配飼(2056)    −6.08  ▲16   247  6090
東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比住金(5405)       44732    103      △1エスバイエル(1919)   40942    292     △53長谷工(1808)    39336.5    123     △22新日鉄(5401)      38498    217      ▲5三井山(1501)      25904    108      △1極洋(1301)       25556    219     △23プリマハム(2281)    20196    115     △15鈴丹(8193)       18657    192     △40三菱重(7011)      18036    383      △1NEC(6701)      15872    855      ▲2
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比NECエレ(6723)    64045   8070    △1千円三井住友(8316)     24566   38万円    △2千円みずほFG(8411)    20766 13万6千円    ▲4千円三菱東京(8306)     19894 61万2千円    ▲2万円NTTドコモ(9437)   17960 30万8千円    ▲3千円野村HD(8604)     15797   1680     ▲88NEC(6701)      13635    855      ▲2NRI(4307)      12282   9700    △400UFJ(8307)      11840 29万7千円    ▲5千円ソフトバンク(9984)   11699   3400    ▲100
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<バンガード・海外投資事情 第86回>−−−−−−−−−

ポートフォリオのメンテナンス

「よくよく自分のポートフォリオを調べてみたら、ある特定銘柄の保有割合が異常に大きいことに気がついた。」という方をたまに見かけます。ファンドという媒介を通していると分かりにくいのですが、保有しているそれら複数ファンドのタイプがよく似ている場合、ファンド名が違っても結局投資している銘柄は同じということは、ありえないことではありません。

そのような極端な状況までいかなくても、なんとなく時間をかけて購入していった株式ファンドの大部分が大型割安株に投資するファンドだった、というような状況は容易に推測できます。そのような心当たりがある方はここらで、ポートフォリオをリバランスし、分散し直したほうがよいかもしれません。
このほかにもポートフォリオに変更を与える必要のあるケースでは、以下のような理由が考えられます。

コスト:投資コストに気を配っていますか?保有しているものと同じタイプで、もっと低コストのファンドがないか調べてみることは重要です。

収益:保有しているファンドの長期の運用収益は、同種類の他のファンドと比較してどうだったでしょう?同じ投資目的であっても、長期的によりよいパフォーマンスが期待できるファンドがほかにもあるかもしれません。そしてこのパフォーマンスの優位性は、ファンドのコストの低さと関係があることが多いのです。

ファンドの変化:保有しているファンドの運用担当者に変更はありませんか?このような場合、そのファンドの性格は当初と全く違うものになっている可能性があります。

投資スタイルの変更:たとえば保有しているファンドの投資スタイルが、割安株から成長株に変化してきてはいないですか?あるいは小型株が中型株に変わってしまっているということはないでしょうか?そのような投資スタイルの変化は、想像以上にポートフォリオを分散化から遠ざける結果となります。
長雨で汚れた愛車を洗ってあげるように、たまには自分のポートフォリオのメンテナンスもしてあげましょう。

※バンガードの外国投信は買付時為替手数料無料、販売手数料も無料(ノーロード)で3本とも1万円台から購入可能です。
バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドバンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド
バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド
ファンドの内容はマネックス証券のホームページでご確認下さい。

※詳細は当社ホームページをご覧ください。投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。

========生活設計塾クルーの「お金よもやま話」=========
『住宅ローンは最悪のシナリオに基づいて選択する』

夏休みを利用してロスアンゼルスに住む友人に会いに行ってきました。友人はアメリカ人と結婚し1年前に一戸建てを購入したので、現地の住宅事情や住宅ローンについていろいろと話を聞くことができました。今回は日米住宅ローン比較のお話をします。

アメリカではこの数年、株安・低金利の状況のため住宅購入にお金を回す人が多いといわれています。彼らは結婚を機にコンドミニアム(日本でいうマンション)を買うつもりでいたところ、住宅ローンの金利が低下傾向にあったため、郊外の一戸建てに変更したそうです。金利が低いとはいっても、住宅ローンの金利は30年固定金利で5%台、変動金利で4%です。日本の低金利がいかに異常な状況であることがわかりますね。

新聞の不動産ページにあるローン会社の広告を見ると、おもなローンのタイプは金利が低い順に、変動金利・10年固定・15年固定・20年固定・30年固定となっています。日本では借り手が自由に金利タイプを選ぶことができますが、アメリカではそうではありません。今回はじめて知りおどろいたのですが、頭金の割合が多く、これまでのクレジット履歴がいい人ほど「いいローン(=長期の固定金利)」を組むことができるとのこと。固定金利の期間が長いローンほどいいローンというのが、一般的な認識だそうです。

友人夫婦は頭金を5%しか用意できなかったため、自分たちが望んだ30年固定ですべてまかなうことができず、貸し手から「物件価格の80%を30年固定(7.75%)、15%を変動金利(当初6%後半)で」と決められたそうです。ある意味合理的システムといえます。

その後の金利低下と物件価格の上昇で2回借り換えをし、現在は5.75%の30年固定に1本化できたとよろこんでいました。

彼らは、不動産価格が上昇している間にさらに高い物件に買い替えをすることを考えています。それなら30年固定にこだわらなくとも、もっと金利の低い15年固定などを視野に入れてもいいのではという私の質問に対して、「思ったように家の値段が上がらなかったり、自分の収入が下がったりすると、買い替えができずにこの家に住み続ける可能性はゼロではない。売れないリスクがあるなら、15年固定は危険。多額のお金を借りるので、最悪のシナリオに基づいて30年固定を選択する」といいます。

「アメリカ人はリスク好き、日本人はリスクを好まない」といった認識が一部にありますが、「住宅を買う」ということでは日本人のほうがはるかにリスクテイカーだと思います。日本では、3千万円とか4千万円といった多額の住宅ローンを組む際に、多くの人がローンの知識を持たずに金融機関や不動産業者のすすめられるままのローンを組んでいるのが現状です(とても残念なことです)。

最近利用者が多い変動金利や1〜3年固定金利などは金利が1〜2%ですが、貸し手にとって1〜2%では利息収入の旨みはほとんどないでしょう。金利が高くなったときにたくさん利息をとればいいと金融機関は考えているのです。いいかえると、将来の金利上昇リスクを利用者に転嫁しているローンなのです。仕組みを理解しないままにこのようなローンを利用するのは、リスクを取っているというより無謀といえます。

まして、日本の住宅ローンは「リコース・ローン」です。リコース・ローンというのは、返済が困難になって担保(住宅や土地)を金融機関に差し押さえられたとき、ローン残高よりも担保価値が低いと残額の弁済義務があるローンのこと。

たとえばローン残高が3000万円あるAさんが返済困難になったとします。担保の価値は2000万円なら、金融機関にマイホームという担保をとりあげられて、なおかつ差額の1000万円の借金が残るのです。毎月の返済が困難なのですから1000万円もの大金を一度に返せるわけがありません。ですから、ローン破たんイコール個人破産になるケースが多いのです。

一方、欧米では「ノン・リコース・ローン」が主流です。返済が困難になったとき、担保価値が下がっていようともそれ以上の借金は残りません。金融機関に対する信用は落ちますが、原則として担保をとりあげられておしまいです。金融機関にとっては担保価値の評価ミスは大きなリスクとなりますので、融資の審査の段階で複数の業者を入れて厳密な担保評価を行います。

友人宅の近隣で、1年前に30万ドルで分譲した新築住宅を50万ドルで買いたいという人が現れたけれど、値上がりの根拠が調査不能ということで住宅ローンの貸し手がつかず契約に至らなかったそうです。リコース・ローンは借り手が引き受けるリスクが大きく、ノン・リコース・ローンは貸し手のリスクが大きいといえます。

日本で住宅ローンを組むということは、株式投資をするよりも金額面では大きなリスクです。株式投資は信用取引をしない限り、投資額が目減りするか最悪ゼロになるだけですが、多額の住宅ローンを組んで返済が困難になると家を取られるだけでなく、借金まで残る可能性もあるのです。

30年、35年にもわたる長期の返済です。しっかりと知識を持って、考えられる状況変化を織り込んで「最悪のシナリオ」でも返済が続けられるようなローンを組む、または対応策を考えておくことが必要です。
(生活設計塾クルー 深田晶恵)

◆生活設計塾クルーよりお知らせ◆
■生活設計塾クルーが中心となって執筆した『お金はこうして殖やしなさい【新版】』(1400円税別・ダイヤモンド社)が発売中。さまざまな角度からお金について考えている本です。■自分で保険を見直したい方は、『得する保険の見直し方』洋泉社ムック029(¥1300+税)がおすすめ。数多くの保険相談を受けてきたクルーメンバーが実践的な見直し法を伝授しています。http://www.fp-clue.com/book.html

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
投資信託基準価額(8月22日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          5,722(▲39)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(8月22日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 23.18(−0.25) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.03(−0.08) バンガード・スモールキャップ・インデックス 19.71(−0.30) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.78(−0.14) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 15.63(−0.15)
 適用レート(8月25日午後2時30分現在)
  買付 117.65(−0.25) 解約 117.15(−0.25)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F  11.11(+0.08)
 適用レート(8月25日午後2時30分現在) 
  買付 128.35(−1.00) 解約 127.35(−1.00)
=============<今朝のめざビズ>=============このコーナーはフジテレビで月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざビズ」でマネックス社員が話をした部分です。
毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
わたしたちどうなる?
「冷夏とネットの関係」
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●冷夏だからといって必ずしも消費は落ち込んでいない可能性がある。そして ネットがその鍵になっている。かも。
●個人消費の形態は変わってきている。例えば百貨店売り上げは最近常に減少 傾向にあるが、それはその手の消費が減っているとは必ずしも言えず、その 分百貨店でなくてアウトレットやブティックで消費してたりする。
●経済統計は昔の時代の常識で計測方法が確立しているので、このような新し い形態での消費などに対応出来ていないケースがある。例えば百貨店売り上 げなどは既に株式市場では反応されなくなっている。
●冷夏に関しては、海の家は散々だろうが、その分子供を連れてデパートに行 ってゲームソフトを買い、レストランでご飯を食べたら、そっちの方が消費 は大きくなるのではないか。
●フジテレビの踊る大捜査線THE MOVIE 2が大ヒットだが、これも 冷夏で海に行けなかったことと関係があるのではないか。踊る大捜査線以外 の映画も一般にこの夏は好調だと聞く。
●この夏、ボーリング場の売り上げも伸びているらしい。
●このように、消費はある場所での消費が出来ないと違うところで消費する、 これを代替消費というが、そういったことが起きる。
●ここからが本題だが、ネットの進歩は、家に居ながらにして色々と消費する ことを可能にした。
●実際、最近通販が絶好調だと聞く。また、お盆休みは東証での株式の売買高 が大変高かったが、これは明らかに、会社を休んで家にいて、雨も降ったの で何もすることがなく、思わずインターネットで株の売買をしてしまったと いう側面が強いと思う。
●ネットの進歩は、このように代替消費の選択肢の幅を広めた。冷夏などに対 しても柔軟に対応出来る経済構造が、ネットの発展によって進んでいると考 えるべきだと思う。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<残暑の経済相談室>
質問
一番何気に安定してる企業ってあるのでしょうか?
無難に公務員ってのもありますが・・・
就職活動するにいたって参考にしたいです。(20歳 大学生)

答え
う〜ん、これは面白い質問です。
一般に、社員の身分が安定している会社は、先程説明した構造改革が社内的にしっかりと出来てない会社であり、従って会社自体の経営は不安定である場合が考えられます。
逆に会社が常に社内構造改革をして、社員の入れ替えをダイナミックにしている会社は、経営は安定していますが、社員の身分は不安定であると言えるでしょう。公務員は、今迄安定した職業でしたが、その結果肥大化してしまって、今は逆に構造改革によって縮小化していく対象となっていますから、これからを考えると決して安定しているとは言えないと思います。
自分の職の安定と、会社の安定は、或る意味で裏腹の関係にあると言うことを知っておくべきですね。
就職活動頑張って下さい!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
月曜日の「めざビズ」には松本が生出演しています。
担当コーナーも多く、放送内容を文章にしてお伝えできる量ではない面もあります、当面月曜日は、話の抜粋だけの掲載とさせていただきます。
詳細は別途下のつぶやきでご紹介する場合もあります。
ご興味ある方は、生放送をご覧下さい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
フジテレビ
 「めざビズ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/mezabiz/index2.html

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========8月25日     <アロンソ>

週末に行われたF1シリーズ第13戦、ハンガリー・グランプリでスペイン人のドライバーフェルナンド・アロンソが史上最年少で優勝しました。
22歳と26日だったそうです。今迄の最年少記録はやはり22歳なのですが、もうちょっと年上だったようです。さて、この史上最年少優勝ですが、同じモーター・スポーツでもオートバイのグランプリではもっと若い選手がいくらでも優勝しています。詳しい記録は知りませんが、現役のロッシでも最上級のグランプリで優勝し始めたのは18歳頃でしょうから、ドタ勘で言っても4歳はスプレッドがあります。必要とされる運動神経の質が違うのでしょうか?しかし18歳と22歳で、22歳の方が優れている運動神経があるとも思えません。腕力の差でしょうか?これはあり得そうです。F1は体の重心を移動することが出来ませんから、その分加速度に反して力ずくでハンドルを切ったり、姿勢を変えないで首の傾きを維持するなど、相当の筋力を必要としますが、それは18歳ではまだ鍛えきれないということでしょうか。判断量の差でしょうか?しかしこれはどちらも同じような量の判断が必要な気がします。F1の方がビジネスとして大きいので、それだけ重厚にヒエラルキーが作られており、その結果ドライバーが頂点に立つまで、「不要に」時間が掛かるのでしょうか?これもありそうです。しかし、本当に勝ちたいチームであれば、そんな仕組みはすぐに改革しそうです。結局筋力説以外は有望と思えるモノがないのですが、いずれにしろ史上最年少優勝は素晴らしいことだと思います。ようやくF1にも新しい時代が来かけているのかも知れませんね。

=============<編集長の独り言>=============東京近郊はこの土日、“夏本番!”といった天候でした。昨日私も子供をつれて今シーズン初のプールを目指し出発。しかし途中プール渋滞が発生し、別のプールに行き先を変更するほどでした。残り少ない夏休み、やっと来た夏といった感じで各行楽地はものすごい人出だった様です。夕方から夜にかけて高速道路は40km、50kmといった渋滞になったそうです。夕方現地を出発、帰宅した時は日付が変わっていたというパパの嘆きの声も聞きました。
この週末の出来事として、ある中古車屋さんの店長と昨日電話で話をしたのですが、週末の売れ行き好調だったそうです。これまでの天候不順の鬱積を、一気に発散したのでしょうか。中でも展示していたポルシェのオープンカーは、偶然お店の前を通った人が、即決で購入されていったそうです。“夏本場!”という天気でオープンカーを衝動買いという気持ちはなんとなく分かるような気がします。
昨日プールの帰り道、前後オープンカーに挟まれました。太陽を浴びる姿に刺激され、こちらも窓、サンルーフ全開で走行。ただ昨日は暑すぎました。走行中はともかく、信号待ちで耐え切れず窓を閉め、エアコンをつけてしまいました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<既公開会社の公募/売出>−−−−−−−−−
<新規取り扱い決定銘柄>
 オリックス不動産投資法人 投資証券(8954)
  ブックビルディングは 8月27日(水)より

 フージャースコーポレーション(8907)
  ブックビルディングは 9月5日(金)より

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−
<新規取り扱い決定銘柄>
 あきんどスシロー(2781) 東証2部
  ブックビルディングは 8月28日(木)より

 センチュリー・リーシング・システム(8439) 所属部未定
  ブックビルディングは 8月29日(金)より

 メディビック(2369) マザーズ
  ブックビルディングは 9月2日(火)より

 マッグガーデン(3720) マザーズ
  ブックビルディングは 9月4日(木)より

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/

==========<ちょっと(またも)出てます〜>=========<テレビ>
 フジテレビ系列 月曜日から金曜日 AM4:30〜
  “めざビズ” 
   毎週月曜日は松本生出演!
   (同番組には他の曜日もマネックスでは何らかの形で関わっていきます)
 NHK BS1 8/31(日) 13:00〜14:49 (再放送)
  “BSディベートアワー” 
   「どうなる年金?年金について考える」

 テレビ東京系列 9/12(金)、10/3(金) AM8:30〜
  “あかたのげん”
   「昭和の街」
   「お笑い保育士」

<雑誌>
 8/25
  プレジデント 2003年10月号
   「全サラリーマン必読。本当に役立つ本はこれだ!」

 9/8
  マネープラス10月号
   人気専門家が教えてくれた「貧乏脱出マニュアル」

===================================<マネックスメールを解除したい時は>

・当社に直接申し込まれたお客様
 マネックスメールの受信解除、メールアドレスの変更等はこちらへ

 ▽ http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/

 アドレスの変更の場合、お手数ですが、旧アドレスの解除、新規アドレスの 登録という方法でお願いします。

・まぐまぐ、Macky!、Pubzine、melmaご利用のお客様
 解除をしたい場合は、ご自身がご利用のシステムから行って下さい。

 ▽まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000017399.htm (ID:0000017399) ▽Macky! http://macky.nifty.com/check.htm (マネックスメール)
 ▽Pubzine http://www.pubzine.com/pubzy/tool/unsub.html (ID:002140) ▽melma http://www.melma.com/ (マネックスメール m00015629)

 何れもメールでの解除はできません。HPにアクセスして行ってください。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●配送できないメールアドレス等の解除について
マネックスメールでは、ご登録いただいたメールアドレスに間違いがありメールを配
送できない場合や、何らかの理由で一定期間登録メールアドレスへメールが配送され
ない場合、その他弊社がやむを得ないと判断した場合には、登録メールアドレスを解
除させていただくことがございます。予めご了承下さい。
マネックスメールへのご登録にあたりましては、正しいメールアドレスが入力されて
いることをご確認下さい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
 マネックスメールはマネックス証券株式会社(以下「当社」)が発行するメール
 マガジンです。マネックスメールの著作権は当社に属し当社の許可なく複製・再
 配信等を行うことはできません。当社は有価証券の価格の上昇又は下落について
 断定的判断を提供することはなく、マネックスメールをもって有価証券の売買を
 勧誘するものでもありません。投資等のご判断は、ご自身の自己責任においてさ
 れますようお願い致します。当社は、お客様のマネックスメール情報サービスの
 ご利用により生じた損害につきましては、その責を負いません。

 またマネックスメールに他社から提供されているコンテンツに関しては、それぞ
 れの会社が作成したものであり、その内容の正確性・有用性等について当社は一
 切責任を負いません。

 http://www.monex.co.jp/
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇z

マネックスからのご留意事項

「マネックスメール」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。

商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

マネックスメール登録・解除

5000号以降のマネックスメール

コラム一覧