マネックスメール 2003年9月11日

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マネックスメール 2003年9月11日

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 マネックスメール(第1011号 2003年9月11日夕方発行)
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  サンプラザ中野の株式ロックンロール
  ロング・ショートモデルを使った銘柄情報
  マネックスの投信売れ筋ランキング
  投資信託基準価額
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
 「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
   ムロコーポレーション(7264)
   PSS(7707)
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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
SQ前日で手控え気分の中、テロ再発懸念、北朝鮮問題などで後場一段安。
日経平均    10546.33(▲309.99)
TOPIX    1023.93(▲ 20.05)
単純平均      396.65(▲  5.45)
東証2部指数   2056.26(▲  5.48)
日経店頭平均   1302.57(▲  7.69)
東証1部
 値上がり銘柄数     291銘柄
 値下がり銘柄数    1128銘柄
 変わらず        106銘柄
 比較できず         0銘柄
 騰落レシオ(25日)123.28%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高    1144.49(百万株:概算)
 売買代金   1209844(百万円:概算)
 時価総額   2993044(億円:概算)
 為替(17時) 117.15円

 先物・オプションのSQを明日に控え、さらにその後は3連休といった日程となります。このため新規のポジション取りは手控えられ、前日同様手仕舞い売りが先行する相場となりました。

 2年前に同時多発テロがあった9月11日を迎える中、首謀者とされるビンラディン氏の新たな映像がみつかりました。テロ再発を匂わす発言もあった模様で、この点も投資家心理を悪化させる要因となりました。

 昨日は市場全体に売りが広がる中、大手銀の一角は大きく値を上げる展開となり安心感を与えていました。しかし本日はこれら大手銀は上昇の勢いを失い、前日終値近辺での推移となりました。

 前場後半から一段と手仕舞い売りが増加し、日経平均は下げ幅を拡大する動きになりました。東エレク(8035)など値がさハイテク株に売りが増加し、一段安といった動きになりました。

 北朝鮮が米国本土も射程距離に入る可能性がある長距離弾道ミサイル、テポドン2号の生産を限定的に開始した兆候があるという話も伝わりました。北朝鮮問題の緊張といった懸念も新たに加わりました。

 下げ幅を拡大しても様々な手控え要因によって押し目買い意欲は高まらず、後場に入ってからも一段安といった展開で始まりました。10500円という節目水準目前まで日経平均は値を下げました。

 前日後場も住友鉱(5713)が上げ幅を拡大しましたが、本日も後場になって同様に上げ幅を拡大しました。これまでにもSQ前日に日計り狙いの売買が活発化して値を上げたことがあり、目先筋が同様の値動きを期待して買いを入れた模様でした。しかし逃げ足も速く、大引け間際下げに転じる荒い値動きでした。

◆個別銘柄◆
トヨタ(7203) 3520円( 0):100株単位
 ハイテク株などが大きく値を下げる中、自動車株の一角は値を保ちました。モルガン・スタンレーが自動車業界全体に対する投資判断を引き上げたことをプラス評価する展開。モルガン・スタンレーはこのところ日本市場全体に対する強気レポート、その後銀行株に対するコメントなどを発表しており、投資家の関心も高くなっている状態。

住友鉱(5713) 580円(▲8)
 昨日も後場一段高を演じましたが、本日も同様の値動きで後場上げ幅を拡大。テロ懸念などを背景とした金価格の上昇が手掛かりとされるものの、これまでもSQ前日などに急騰を演じたことのある銘柄で、今回も同様の値動きに期待する目先筋の思惑買い。しかし逃げ足も速く、大引け間際になると下落に転じる荒い値動き。

ソフトバンク(9984) 4340(▲80):100株単位
 売り買いが交錯し荒い値動き。SQ前、短期値幅取りで目先筋が物色していた面も強く、手仕舞い売りと依然日計り狙いの買い方との攻防となりました。朝方は大幅続伸となったものの、後場に入ると手仕舞い売りで弱含み。

ブリヂストン(5108) 1609円(△9)
 栃木工場で発生した大規模火災も鎮火、同社社長は12日夕にも同工場での生産を再開する方針を明らかにしました。これまで火災による収益への影響がわからず売りが先行していましたが、とりあえず最悪の状態からは脱したことで買い戻しもあり反発。

スタンレー(6923) 2030円(△45)
 日経新聞に2003年9月中間期の連結常利益は37%増になりそうと報じられました。携帯電話や自動車向けLEDの需要が急増し業績好調につながった模様。市場全体に手仕舞い売りが優勢となる中、好業績を報じられたことで堅調な値動き。

プリマ(2281) 126円(△8)
 昨日みずほコーポレート銀などを割当先として、合計48億円の優先株を発行すると発表しました。減資によって減少した株主資本増強を狙った優先株発行で、これによる財務体質改善をプラス評価して値を上げました。

タキロン(4215) 342円(△39)
 骨折の手術などの際に使う新タイプの骨接合材を開発、11月に発売と一部で報じられました。人骨の10倍強の強度を持ち、接合後は体内に吸収されるもので、これを手掛かりに目新しい低位個別材料株として目先筋の買いを誘い大幅高となりました。

東エレク(8035) 8250円(▲530):100株単位
 先物・オプションのSQを明日に控え、指数の影響を受け易い値がさハイテク株は特に手掛け難い相場環境。GLOBEX市場でのNASDAQ先物が軟調な展開となっている点も、明日の国内市場に対する警戒感となり売り材料。
ダイエー(8263) 209円(▲6):500株単位
 来年にもプロ野球球団ダイエーホークス売却の方針で主力取引銀行などと検討に入ったと報じられました。本業の不振が続く中、一部では球団を含め福岡事業の早期売却といった動きを期待する声が多い中、来年まで球団を保有するとい報道で失望売り。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高リソー教育(4714)+14.81△1万6千円12万4千円 2.507タキロン(4215)  +12.87  △39   342  2154高島(8007)     +8.40  △19   245 13612不動建(1813)    +7.60   △7    99  1839プリマハム(2281)  +6.77   △8   126 25013
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高ファーストリテイ(9983)−7.50▲390  4810 516.1ニコン(7731)    −7.24 ▲121  1548  6326カプコン(9697)   −6.97 ▲107  1428   659山水電(6793)    −6.89   ▲2    27  3379日軽金(5701)    −6.85  ▲19   258 12817
東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比新日鉄(5401)      40690    206      ▲2プリマハム(2281)    25013    126      △8三洋電(6764)      21388    509     ▲20ソフトバンク(9984) 20802.6   4340     ▲80日立(6501)       18600    645     ▲29りそなHD(8308)    17080     99      ▲1住友鉱(5713)      16436    580      ▲8住金(5405)       15272    105      ▲2日興CG(8603)     15202    608     ▲32古河電(5801)      14520    441     ▲17
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比ソフトバンク(9984)   92736   4340     ▲80みずほFG(8411)    67214 18万2千円    ▲3千円UFJ(8307)      59342 37万9千円    ▲7千円三井住友(8316)     48165 46万2千円    ▲7千円NTTドコモ(9437)   28720 28万2千円    ▲8千円トヨタ(7203)      25320   3520       0武田(4502)       25270   4220    ▲120ソニー(6758)      23266   4230    ▲110野村HD(8604)     21441   1816     ▲73三菱東京(8306)     20804   66万円  ▲2万8千円
=============<資産設計情報>==============「サンプラザ中野と松本大の株本(かぶぼん)」 日本経済新聞社より
発売中!!「低金利の時代に株式投資を始めたい」そんな声に
お応えしてサンプラザ中野がやさしく解説いたします。
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=35046

<サンプラザ中野近況報告>

「WE LOVE 阪神タイガース!」発売中!
阪神優勝日23時30分〜ABC「阪神優勝特番」
 
−−−−−−−−−<サンプラザ中野の株式ロックンロール>−−−−−−−

大阪ドームで阪神を応援したぞー。サンプラザ中野だー!

夕べの「阪神対ヤクルト戦」(正確にはヤクルト対阪神戦)はもちろん神宮球場だった。大阪ドームで行われたのは「パブリック・ビューイング」というイベントだ。大阪ドームに集まって、巨大ビジョンで中継を楽しもう、という企画だ。サッカーのワールドカップあたりから根付いたイベントスタイルだ。もちろん有料なのだ。だが4000人もの虎ファンが集結した。俺は「六甲颪」と「WE LOVE 阪神タイガース!」を熱唱したのであった。残念ながら延長11回、サヨナラ負けを喫した。しかし広島が中日に破れたため、優勝へのマジックは3に減った。いよいよ「その日」はやってくるのだ。

しかし嵐の前の静けさとでも言おうか、俺の心は騒いでいない。不思議な静寂の中にある。その日その時その瞬間、俺の脳はいったい何を思うのであろうか?大変に楽しみである。

先週書いた「国家公務員の採用方法改革案」に、経済産業省の若き官僚「役人です!!(阪神ファン)」さんからメールをもらった。俺の提案のようなことは既に行われているのだそうだ。官僚になるには、人事院主管の国家公務員試験を受ける。そして省庁ごとに面接を受ける。面接で合格する割合は4分の1程度らしい。だから試験の成績だけで官僚になれるとは言えない、のだそうだ。もちろん国家公務員試験は成績順で合格するのだが。

彼は言う。実は優秀な人間は流出しているのだ。外資系企業など、給料体系がより柔軟な(儲かる)システムを持つところへと。つまり働いた分がしっかりと還元される場所へと、である。「国が囲い込みをしている」どころの騒ぎではないのだ、と。もうひとつ、役人は民間人になれる。起業もできる。しかし民間人が役人になるという制度がない。民間人には政策立案の機会がないということだ。その交流および流動性のなさも問題だ、と。

俺の考え方はちょっと古かったかもしれない。貴重な意見をありがとう、「役人です!!」君。これぞ官民の草の根交流だね。「民官」と書くのもありかも。
民間人が政策立案するには国会議員にならなる、という手がある。でも敷居が高すぎるもんね。これからはNGOとかが幅を利かせて、交流する時代がくるのかしら。来てほしい。

ついでにセリーグとパリーグも交流したほうが良い。交流試合のこと、ね。それから国会もパブリック・ビューイングしたらいい。議事堂での傍聴はつまらない。しゃべれないから。次の解散国会なんか、どう?人が集まると思うぞ。
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/

−−−−−-<ロング・ショートモデルを使った銘柄情報>−−−−−−−−-

多くのヘッジファンドやプロのトレーダーが利用している取引手法「ロング・ショートモデル」。9月末まで、このツールを使って導き出した銘柄情報をクォンツ・リサーチ株式会社の西村公佑氏よりご案内していただきます。
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●ロングショート戦略の紹介

ロング候補
6702 富士通
PER 39.16
PBR 1.67
株価(9/10終値) 587円
ショート候補
6701 NEC
PER 51.91
PBR 4.34
株価(9/10終値) 940円

両者の過去1年間の株価相関: 0.832
両者の過去3ヶ月の株価スプレッド: −30.22%

今回のペアを選択したポイント:
1.両社の株価には高い相関性があります。(相関係数=0.832)
2.両社の過去3ヶ月の株価変動率には、−30.22%のスプレッドが生じ  ています。(富士通がNECより下げている)
3.PER、PBRの両指標から見ると、双方とも富士通が割安となっている。
投資戦略
6702富士通をロング(買い持ち)し、6701NECをショート(空売り)します。
両銘柄を同金額ロング/ショートしたとすると、富士通の株価の変動率がNECの株価の変動率よりも高くなれば、利益となります。
逆に、NECの株価の変動率が富士通の株価の変動率より高くなれば、損失となります。

*上記データ等は過去のものであり、今後の成果を保証・約束するものではありません。

■■■ 他の銘柄ペアにも興味の有る方は ■■■

マネックス証券の、「ロングショート・ツール」では、今回のサンプルのような、値動きの連動性が高く、代表的な銘柄の中で株価スプレッドが開いている銘柄ペアの一覧を毎日更新しています。
また、PERやPBRなどの絞込み条件で銘柄ペアを絞り込むことも簡単に出来るので、ロングショートを強力にサポートします。

*「ロング・ショートモデル」ツールは、有料情報サービス(1050円/月) ですが、前月に2回以上株式取引をされた方は翌月無料となります。
*お申込はログイン後の「口座管理」→「有料サービス一覧・申込・解除」画 面にてお申込みいただけます。

■■■ ロングショートの解説シリーズ ■■■

概念編1

◎ロングショートって何?

ロングとは、株式の買い持ちの状態、ショートとは空売りした状態のことをいいます。
従って、ロングショートというのは、買いと売りを同時に持つ状態です。通常の株式投資では、ある銘柄を買って値上がりを待つことが多いと思います。また、信用取引で空売りする場合でも、明らかに先行きに弱気で、下がると予想する銘柄を空売りするのが普通です。

◎株価の動きと市場の動き

株価は企業の業績や成長期待によって決まると思われていますが、実はそれだけではありません。市場全体の動向や業界の動向の影響を受けます。従って、日経平均やTOPIXが下げていくような局面ではほとんどの銘柄が同じように下がってしまいます。また、為替や国内消費などの要因でも同じ業界の銘柄全体が影響を受けることがあります。例えば、ソニーが業界の中では勝ち組でも、日経が下がり、国内外の情勢が悪くなれば、やはり周りに連動して下げてしまいます。

◎ロングショートのメリット

ロングショートでは、そういった外部要因による株価の変動を軽減させるというメリットがあります。ある銘柄を買って、ある銘柄を空売りしますので、基本的に全体が上がる、下がるは問題ではなくなるわけです。
要は、買った銘柄が空売りした銘柄より値上がりすれば利益になりますし、買った銘柄が値下がりしても空売りした銘柄がより値下がりすればやはり利益になります。
同じ業界(業種)の中で、同じような動きをする銘柄同士でロングショートを組めば、日経平均の行方や業界の動向に関わらず利益を得るチャンスがあるのです。(クォンツ・リサーチ株式会社 西村公佑)

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<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>

1.トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
2.HSBCチャイナオープン
3.ブル・ベアセレクト ダブル・ブルファンド
4.日経225ノーロードオープン
5.ブル・ベアセレクト ベアファンド

(2003/9/1〜2003/9/5 マネックスでの販売金額)

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投資信託基準価額(9月10日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          6006(−19)
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外国投信基準価額(9月10日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 23.64(−0.33) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.31(+0.01) バンガード・スモールキャップ・インデックス 20.30(−0.46) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 14.06(−0.17) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 15.93(−0.30)
 適用レート(9月11日午後2時30分現在)
  買付 117.25(+0.35) 解約 116.75(+0.35)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F  11.00(−0.11)
 適用レート(9月11日午後2時30分現在) 
  買付 131.95(+0.40) 解約 130.95(+0.40)
=============<今朝のめざビズ>=============このコーナーはフジテレビで月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざビズ」でマネックス社員が話をした部分です。
毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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ビズワード・世界から見た日本
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●先週国際会議に参加して、様々な人と話したが、日本の株式市場や経済に対 する認識が低いのに驚かされた。
●株価は5月から既に40%上がっている訳だが、そういうとみんな「イズ・ ザット・ライト!?」と言って驚いていた。驚くのはこっちの方だ!
●経済に関する指標がかなり好転してきていることも、あまり知られていない。●一般に、認識の程度とタイミングに大きなギャップが感じられた。
●逆に言うと、いずれしっかりと認識はするだろう。
●一方で日本に対する期待はかなり大きい。
●アメリカも政権に対する疑念が出てきているし、ヨーロッパではドイツの不 景気は深刻で、世界第2位の経済大国である日本の経済と市場が回復しつつ あると聞くと、本当に嬉しそうな、安堵した顔をする。
●日本は或る意味で、不良債権問題、デフレ、少子高齢化、年金問題など、先 進国の抱える問題についてのリーディング・ランナーである。そして、そこ からの解法を見いだしつつある可能性がある。
●それだけ頑張っている日本をもっと世界から見えるようにする努力をしなけ ればいけないと思う。
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今週は都合により今朝の「めざビズ」に松本が生出演しました。
担当コーナーも多く、放送内容を文章にしてお伝えできる量ではない面もあります、当面月曜日は、話の抜粋だけの掲載とさせていただきます。
詳細は別途下のつぶやきでご紹介する場合もあります。
ご興味ある方は、生放送をご覧下さい。
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フジテレビ
 「めざビズ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/mezabiz/index2.html

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========9月11日     <石原発言>

石原都知事は亀井自民党総裁候補の応援演説の中で、北朝鮮との交渉をしてきた外務審議官の自宅で不審物が発見されたことにつき、「爆弾を仕掛けられて当たり前だ」との発言をした。それに対して小泉首相は、「爆弾を仕掛けられた方は悪くない。仕掛けた方が悪いんだ。」と不快感を露わにした。
こともあろうに9・11の前日にテロを容認するような石原発言は、とんでもないことだと思う。百歩譲って、テロ、北朝鮮外交云々を横に置くとしても、やはり私はこの発言は重要な問題を孕んでいると思う。仮にも石原氏は東京都知事である。彼が言ったことは、仮に国政に関する応援演説の文脈の中であるとは言え、石原氏が個人的に悪いと思う人間の家には、それが彼の治める東京都内であっても、爆弾が仕掛けられても構わない、ということではないか。それが国政であれ都政であれ、『治安』はもっとも重要な政治の機能の筈である。石原都知事の都内の治安を省みない、都内の治安を法の規律を以てせず個人的な評価如何でないがしろにしようとする発言には、落胆を通り越して、怒りと恐怖を覚えた。

=============<編集長の独り言>=============前にも何度かこのコーナーでご紹介した、兜町にある千代田書店。多分、日本のほとんどの本屋さんとは売上げ上位は異なると思います。株の街、兜町で長年営業しており、業界人のため、そしてそこを訪れた投資家のための本屋さんといった独特のお店です。直近発表されたランキングでは、
 第1位:預金封鎖
 第2位:社長を出せ!実録クレームとの死闘
 第3位:合格必勝ガイド証券外務員(二種)要点整理
です。第3位にランキングされたこの本、他の本屋さんでは絶対に上位には出てこないでしょう。何の本かというと、証券会社の社員にまず最低限必要とされる最初の業界資格である証券外務員(二種)の受験対策本です(正確には、タイトルからして多分そうだと思います)。
私が新人だった頃は、まだ一種とか二種とか分かれておらず、証券外務員資格といわれ、入社直後、確か5月に受験したと思います。当時、対策本など存在しませんでした。一応証券業協会から配布された、専門用語満載、ページを開いただけで頭が痛くなりそうなテキストが5、6冊渡され、研修部の人からは、“新人最初の試練、万一落ちたら辞表持ってこい”と脅された覚えがあります。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−
<明日が募集締め切りの銘柄>
 センチュリー・リーシング・システム(8439) 所属部未定
  募集期間は9月12日 AM11:00まで
   募集価格 800円

 メディビック(2369) マザーズ
  募集期間は9月12日 AM11:00 まで
   募集価格 27万円

<募集期間中の銘柄>
 マッグガーデン(3720) マザーズ
  募集期間は9月17日 AM11:00 まで
   募集価格 41万円

<新規取り扱い決定銘柄>
 イーアクセス(9427) マザーズ
  ブックビルディングは 9月17日(水)より

 メディネット(2370) マザーズ 
  ブックビルディングは 9月22日(月)より 

 アイロム(2372)JQ
  ブックビルディングは 9月22日(月)より

 カカクコム(2371) マザーズ
  ブックビルディングは 9月24日(水)より

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/

=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
今週の企業
ムロコーポレーション(7264)
「優れた精密プレス技術で独自性を発揮。トラック買い替え需要もフォローに」
PSS(7707)
「通期黒字化を達成。次の展開を取材しました」
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2003年7月31日(木)

自動車関連部品製造のムロ・コーポレーションを取材しました。
室義一郎社長にお話を伺いました。

●事業内容
「車両関連部品」
売上高の93%に上り、その内、自動車関連部品が約80%となっています。同社の優れた精密プレス技術をベースに、創業以来「他社にはできないモノ」を作るという想いと一歩先を行く先見性で、製品開発を続けています。

「新規事業品等」
売上高の7%を占めます。
連続ねじ締め機「ビスライダー」は、簡単な操作でねじ締め作業の効率を大幅にアップさせ、国内外の建設現場などで高い評価を得ています。
「シトラスピーラー」は果物の皮むきを簡単に行う機械で、同社は特許を保有しています。

●特徴・強み
(1)顧客企業からの強い信頼感
創業当初より大手の自動車メーカーへ部品を供給してきた同社は、製品の優秀性を認められており、顧客企業から強い信頼を得ています。

(2)ニッチNo1。オリジナリティあふれる製品開発
同社の社是は「わが社の生き残る道は技術の掘り下げにより、大手企業が手を付けない分野において、トップメーカーとなることにある。さらに、技術のレベルアップに努め、その分野での地位を国際的な水準にまで高め、他の追随を許さぬ基盤を築くことを目指す。」というものです。

●将来展望
(1)海外展開
米国子会社MTOは4年目となる今期、累積赤字は残るものの、単年度では黒字転換が予想されており、受注の増加、大型新鋭設備の投入、工場建屋の増設などで今後も拡大が期待されます。

(2)自社製品分野の育成
ビスライダー、シトラスピーラーなど自社開発製品の育成に注力します。研究開発の充実を図り、消費者の支持が得られるような魅力的な商品を送り出し、新規事業を今後の経営の大きな柱として育成していく考えです。

●今期の業績見通し
普通トラックについてはディーゼルエンジンの排ガス規制、東京都環境確保条例への対応需要が見込まれることから、トラックの総需要は前年比で+35.0%の増加を予測しています。同社の売上の内、トラック4社向け売上比率は23%を占めており、全体の売上では8%ほどの増加が見込まれます。また、環境確保への取り組みは2007年までに全国展開される可能性もあり、今後3−4年は買換え需要が旺盛とみています。

●取材を終えて
同社では目標とする経営指標として、EPS70円、ROE8%を掲げています。また、今期は厳しい環境ながらも増収・増益を見込んでいることから、1株当たりの配当を1円増配して年8円としたいと考えています。
なお、9月27日(土)に開催される個人投資家向け企業説明会「ブリッジサロン」では、同社が出席し、新製品シトラスピーラーが展示される予定です。是非、実物を見てはいかがでしょうか?

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2003年8月12日(火)

プレシジョン・システム・サイエンスを決算発表後にフォローアップ取材しました。松戸の本社で、田島社長、IR担当の福井さんにお話を伺いました。
●2003年6月期決算概要「大口取引増加で黒字転換を達成」
売上が大幅に増加。初めての黒字転換を達成しました。
・大口取引先のロッシュ向け売上が伸びました。前期660百万円、当期1,172百万円
・新規に取引の始まったキアゲン向け売上が720百万円となりました。
●2004年6月期決算見通し「今期も大幅増収・増益へ」
・ロッシュ、キアゲンを中心に引き続き順調な売上の伸びを見込んでいます。・ロッシュ向けに、臨床研究・検査市場を視野に入れて開発した新規OEM製品(DNA自動抽出装置)を納入開始します。年間200台以上が期待できる有力製品です。

●実績をベースに本格的な事業展開へ
今回の黒字転換をふまえて田島社長は「ロシュとの提携が決してフロックではなかったことが証明された」と考えています。
ロシュに続きキアゲンも同社の自動化システムの優位性を認め、有力OEM先となったことで、同社の技術が着実に世界的なバイオマーケットに浸透していると捉えています。
2001年2月の上場までを第1ラウンド、今度の黒字転換まで第2ラウンドとすると、今回始まった第3ラウンドにおいては本格的な事業展開が始動するということになります。

*コンテンツの開拓
同社にとっては、豊富なコンテンツを持つ研究機関、企業、病院などが事業拡大のためのターゲットとなるわけですが、世界で認められた自動化システムと、それを誰にでも提供する「オープン・ポリシー」によって、世界最先端の研究機関、企業、病院との連携が可能となる環境が整っており、既にいくつかの国際的な研究機関と接触を開始しています。

*巨大市場への参入
以前のレポートでも触れましたが、バイオ市場の中心はなんといってもアメリカですが、いよいよアメリカ市場開拓のチャンスが到来しています。

*NIHの研究者を招聘
また、世界トップの医学研究所ともいえる米国立衛生研究所(NIH)から2名の専門研究者をサイエンス・アドバイザリー・ボードへ招聘することとなりました。
今回の招聘などを契機に、日本・米国・中国を結ぶ大ネットワーク構築が具体化する可能性が高まってきたと判断しているそうです。

●取材を終えて
同社の実力、実績が着実に世界に浸透しているということが、前期決算で大幅増収・黒字化とい
う数字となって現れたといえるでしょう。今期も好調な業績を予想しています。NIHの研究者の招聘、米空軍からの引き合いなど、巨大市場である米国で同社のシステムに対する注目度が高まってきていることは大変重要な点です。今後も、引き続きフォローアップしていきたいと思います。

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