マネックスメール 2003年9月29日

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マネックスメール 2003年9月29日

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 マネックスメール(第1021号 2003年9月29日夕方発行)
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  バンガード・海外投資事情 第91回
  生活設計塾クルーの「お金よもやま話」
  投資信託基準価額
 今朝のめざビズ
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
期末接近、日銀短観発表を控え売り買いとも手控え、売買高は10億株割れ。
日経平均    10229.57(▲ 88.87)
TOPIX    1010.82(▲ 10.24)
単純平均      394.42(▲  2.32)
東証2部指数   2097.63(△  1.65)
日経店頭平均   1321.60(△  1.34)
東証1部
 値上がり銘柄数     446銘柄
 値下がり銘柄数     939銘柄
 変わらず        134銘柄
 比較できず         6銘柄
 騰落レシオ(25日)  94.14%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     917.82(百万株:概算)
 売買代金    902735(百万円:概算)
 時価総額   2949785(億円:概算)
 為替(17時) 111.45円

 9月期末接近、10月1日には日銀短観の発表が予定されていることから、売り買いともに手控え気分の強い週の始まりとなりました。日経平均は前週末終値近辺で方向感の乏しいもみ合いで始まりました。9時15分時点での売買高も、1億2800万株と低水準にとどまりました。

 為替がやや円高傾向にある点も手控え気分を誘う要因となった模様です。ホンダ(7267)が売り気配を切り下げる始まりとなるなど、依然として株式市場は為替に対する警戒感が強い状況でした。

 円高進行によって下げ幅を拡大したものの、新規の売りポジションを取って売り仕掛けるという動きは目立ちませんでした。期末接近などの買い手控え要因は、売りも手控えるられていました。

 何度か下げ渋る兆しを見せるものの、手控え気分が強く買い板が薄い中、円高によって小口の売りが出るとあっさり下げ幅を拡大するといった展開となりました。

 株式市場の昼休み中、為替市場ではさらに円が値を上げました。後場の取引開始頃には111円20銭程度のもみ合いとなっており、これを受けて日経平均は下げ幅を拡大して始まりました。

 為替の動きをみて下げ幅を拡大するものの、下げ加速とはならず下げ渋るという形を本日は何度も繰り返した相場でした。売り買いともに新規のポジション取りが手控えられ、円高が進行した場面では手仕舞い売りで下げ幅を拡大するといった形になりました。

 期末接近、円高進行、日銀短観の発表前といった形で非常にポジション取りを行い難い相場環境となりました。手仕舞い売りで日経平均は軟調な中、売買高は10億株を割り込んでしまいました。10月1日の日銀短観の内容を確認するまでは、手控え気分が継続しそうな相場環境です。

◆個別銘柄◆
三菱東京(8306) 69万4千円(△2万9千円):1株単位
 政府が義務付けた不良債権処理の目標を、1年半前倒しで達成できる見通しと日経新聞に報じられました。これを手掛かりに堅調な始まりとなり、他の大手行も上昇。ただ後場に入って三菱東京は高値圏を維持するものの、他行は先行き不透明感もあり上げ幅を縮小もしくは下落に転じる銘柄もありました。
内田洋(8057) 631円(△41)
 投資家集団の研究会が昨日都内で開催され、内田洋行が取り上げられたといった噂が飛び交いました。これを材料に目先筋の買いを誘い前場急騰、後場に入る手仕舞い売りで伸び悩むといった荒い値動き。後場に入ると値動きの良さからソフトバンク(9984)に乗り換える動きがあった模様。

エプソン(6724) 3530円(△30):100株単位
 携帯電話市場向け電子部品事業の好調で、9月中間期の連結経常利益が前年同期比3倍強に拡大すると金曜日に業績予想の上方修正を行いました。これを手掛かりに買い先行で始まりましたが、後場に入ると利益確定売りなどが出始め上げ幅を縮小。

アドバンテスト(6857) 7560円(△180):100株単位
 金曜日の取引終了後、今期の連結最終損益が従来予想の30億円の黒字から、75億円の黒字へと業績予想の上方修正を行いました。これを手掛かりに堅調な値動きを続けたものの、指数の影響を受け易い値がさハイテク株でもあり、軟調な日経平均の値動きによって上値も重い展開。

栄研化(4549) 900円(△100)
 SARS感染を1時間以内に判定できる検査キットを開発したと一部で報じられました。会社側は、今後SARSがどういった広がりをみせるか不透明で、業績予想にこの検査キットの売上げは計上していないとコメント。業績押し上げ期待などで買いを誘い、買い気配のままストップ高まで値を上げました。
沢井製薬(4555) 3600円(△320):100株単位
 UBS証券が投資判断を最上位の“買い”に設定した模様。これを手掛かりに買いを集め、一時ストップ高まで値を上げました。目標株価は4500円とした模様で、現水準を大きく上回るものの、後場は利益確定売りが優勢となり上げ幅を縮小しました。

ホンダ(7267) 4460円(▲220):100株単位
 市場全体に為替に対する警戒感が継続。中でも国内販売の回復が遅れており、北米市場頼りといった状況が続いていたホンダに対する売りは止まらない状態。日産自(7201)、トヨタ(7203)などが小幅安、もしくは上昇に転じる中で大幅続落。

三菱マテ(5711) 161円(▲12)
 冷夏でビール、発泡酒の売上げが低迷したこといにより、同社もアルミ缶の販売が低迷し、中間期の業績予想を下方修正しました。事前に予想されていた範囲内というアナリストの声もあるものの、失望売りが優勢となって下落しました。

TIS(9751) 3210円(▲10):100株単位
 後場中頃になってUFJがグループ内のシステム会社、ユーフィットをTISに売却するといった速報が伝わりました。この速報直後から株価は急速に下げ渋り、一時上昇に転じました。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高ニイウス(2731) +15.68 △4万円 29万5千円 9.235関西船(9152)   +14.28   △7    56  8271栄研化(4549)   +12.50 △100   900   106NOK(7240)   +12.20 △420  3860  1025ラウンドワン(4680)
         +11.30 △2万6千円 25万6千円 6.271
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高大日薬(4506)    −8.56  ▲73   779 10266ルック(8029)    −8.13 ▲139  1570  2179三菱マテ(5711)   −6.93  ▲12   161  8413勝村建(1817)    −6.71   ▲9   125   147日電設(1956)    −6.61  ▲25   353    48
東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比りそなHD(8308)    67816    152      ▲2新日鉄(5401)      28379    199      ▲3住友化(4005)      16715    391     ▲24住金(5405)       16201     98      ▲1トーメン(8003)     15070    146      △6いすゞ(7202)      14863    185      △1長谷工(1808)    11203.5    232      ▲8大日薬(4506)      10266    779     ▲73ソフトバンク(9984) 10164.3   4720    △170日産自(7201)     9842.7   1218      ▲3
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比みずほFG(8411)    64897 22万6千円    ▲1千円ソフトバンク(9984)   47265   4720    △170UFJ(8307)      41867 41万9千円  ▲1万1千円三井住友(8316)     29694 45万6千円    △4千円三菱東京(8306)     22973 69万4千円  △2万9千円ホンダ(7267)      17959   4460    ▲220野村HD(8604)     17518   1811     ▲19武田(4502)       17097   4080     △40トヨタ(7203)      16137   3320     ▲70ソニー(6758)      14335   3890    ▲110
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<バンガード・海外投資事情 第91回>−−−−−−−−−

「インデックス・ファンドの運用方法」

今回のマネックスメールでは、インデックス・ファンドの運用方法について触れてみたいと思います。

インデックス・ファンドは、目標とする市場ベンチマーク・インデックス(日経平均、TOPIXなど)と同じリターンを獲得しようとする運用商品です。投資家は、どの銘柄が上がる、下がるということに頭を悩ませることなく、目標とする市場全体を買ってしまうことができます。

それでは実際問題、何千という銘柄で構成される市場ベンチマーク・インデックスの場合、どうやってポートフォリオを作り上げているのでしょうか?
具体的な例として、米国普通株式を網羅する最も広範なインデックス、
ウィルシャー5000(R)トータル・マーケット・インデックスに対して、バンガードのファンドがどのように運用されているのかを、ファンドの運用責任者であるジョージ・ソーター氏に聞いてみましょう。

ジョージ・ソーター氏:「ファンドがインデックス中の銘柄をすべて保有することは現実的ではありませんし、またコスト効率も良くありません。特にウィルシャー5000(R)トータル・マーケット・インデックスは、米国普通株式市場全体のパフォーマンスに追随しており、ニューヨーク証券取引所、アメリカン証券取引所、ナスダックの米国の主な3つの取引所で取引される
6500以上の銘柄から構成されているのです。したがって、このような広範なインデックスをファンドのベンチマークとして使用する場合は、弊社ではインデックスを構築する代表的な株式をサンプルとして保有します。」

「銘柄を抽出しファンドに組み込む一連のプロセスは、サンプリングと呼ばれます。精巧なコンピュータ・プログラムを使用して、鍵となるリスク要因やその他の特性からウィルシャー5000(R)インデックスに比例する銘柄群を抽出します。弊社のファンドでは、時価総額、株価収益率、業種分散など様々な特性がインデックスに一致するように、3,704銘柄(2003年7月31日時点)を保有しています。」

「例えば、ファンドおよびインデックスの時価総額中央値は268億ドル、株価収益率は21.5、利益成長率は8.4%、業種分散は1:1と全く同一になるようコントロールされています。さらに業種分散に関して言えば、ファンドもインデックスも22.7%の金融サービスセクター、14.0%のテクノロジーセクター、14.0%のヘルスケアセクターとなるよう調整されています。」
一見単純に見えるインデックス・ファンドの運用も、実は「サイエンス」の世界だったのですね。

(ウィルシャー5000(R)は、ウィルシャー・アソシエイツ・インコーポレイテッドの登録商標です。その他すべての商標はそれぞれの所有者による占有財産です。)

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========生活設計塾クルーの「お金よもやま話」=========
『社会保障審議会が描く「家計支出の将来見通し」』
           
 社会保障審議会が、審議会発足以来、初の意見書をまとめました。今年6月16日に発表し、「今後の社会保障改革の方向性に関する意見−21世紀型の社会保障の実現に向けて」と題され、その大部分は社会保障制度が維持するために給付と負担の姿がどうあるべきかを論じる内容となっています。まず、意見書の内容を概観するとともに、厚生労働省の専門審議機関が、ここ20、30年の国民生活をどのように捉えているのかを具体的なデータをもとにみてみましょう。

 まず、意見書の概要から。社会保障の機能は、「個人による自助努力のみでは対応できない場合に、人々の生活を社会全体で支えるセーフティネットとしての機能を果たし」、社会保障はあわせて社会経済システムを支える社会的共通資本として積極的な位置づけを行っています。セーフティネットの中核は、日本の場合には「国民皆保険」の社会保険であり、国民すべてを対象とする普遍的なものです。また、このような社会制度は必ず所得再分配機能を持つために、どの程度の所得再分配機能があるのか、またあるべきなのかを論じています。社会保障制度の先進諸外国との比較では、所得再分配機能は低く、所得格差は中程度であると報告。意見書では、現行制度(国民皆保険を含めて)の維持を支持しています。

 現行の社会保障制度が認められたなら、次に課題となるのは制度を維持するための「給付と負担」。1.マクロ経済ベースでみるとき 2.ライフコース・家計からみるとき 3.給付構造の見直しの3つの視点からまとめられています。2025年頃の国民生活をどのように見ているかという、二つ目のポイントをみておきましょう。

 まず、社会保障審議会の資料「家計支出の将来見通し(勤労者世帯平均)」によると、社会保険料+税+公費負担増分の合計が、2000年の18.2%から、2025年には27.5%へと増える。そして、消費支出そのものが72.9%から66.9%へと減少し、約8%の消費支出の減少がある。預貯金等も2.4%減少する。「潜在的国民負担」は、2000年には9.5%、2025年には11%となる。「これらは計算からはずしています」となっていますが、これは明らかに国民負担で、どのように徴収するのかその手段が決まれば、100%の枠のなかに入ってきますよということでしょう。預貯金等を0にしても、消費支出を押さえ込まざるを得ないのがよくわかります。
 次に、夫婦が共に働きに出る場合と、働き手が一人世帯の場合の「家計支出の将来見通し」を行っています。夫婦が共に働きにでる場合には、預貯金等が8.7%できるが、働き手一人の場合には預貯金等2.6%はほとんどできなくなるという、つまり消費支出をまかなうだけで精一杯となってしまいます。その上に潜在的国民負担があるわけですから、夫婦二人ともに働かなければ、とても生活はやっていけないという「将来見通し」です。

 以上はあくまでも机上の計算であり、そのとおりなるかどうかわかりません。しかし、社会保障関係の国民負担増による生活への影響は、かなり大きなものであることは間違いないでしょう。危惧されるのは、この負担に国民が納得し、協力してもらえるかということではないでしょうか。
(生活設計塾クルー 井戸美枝)

◆生活設計塾クルーよりお知らせ◆
特定の金融機関等に属さない、独立系FPの集団。経験に裏打ちされた独自の視点で、一人一人の将来設計に応じた資産設計や保障設計などのアドバイスを行う。■メンバーの井戸美枝がNHK総合テレビの「くらしと経済」に出演!10月4日(土)朝9:15〜9:50。テーマは『自営業・専業主婦の老後を支える国民年金』です。お見逃しなく!
http://www.fp-clue.com

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投資信託基準価額(9月26日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          5,912(+67)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(9月26日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 23.21(−0.27) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.17(−0.18) バンガード・スモールキャップ・インデックス 19.73(−0.34) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 13.83(−0.08) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 15.54(−0.16)
 適用レート(9月29日午後2時30分現在)
  買付 111.35(−0.75) 解約 110.85(−0.75)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F  10.82(−0.11)
 適用レート(9月29日午後2時30分現在) 
  買付 127.95(−1.15) 解約 126.95(−1.15)
=============<今朝のめざビズ>=============このコーナーはフジテレビで月曜日から金曜日、毎朝4:30〜放送されている「めざビズ」でマネックス社員が話をした部分です。
毎朝何らかの形で登場しており、今後も放送内容を掲載していきます。
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■日本は今後ちゃんと成長・繁栄していくのか?成長・繁栄する為の条件は何 かを考えたい。
■日本は基本的に国際紛争も、国内の紛争もなく、金銭的に極めて豊かで、教 育水準も、技術力も一般に高く、勤勉である。成長・繁栄する為の殆どの条 件は揃っている。
■問題点があるとすれば2つ。1つは国民の総意で政治がなされているか? 人材やお金などのリソースが、最適に配分されているか?という問題だと考 えるが、これはよく語られることであるし、最近段々改善してきているよう に思われる。いわゆる構造改革の問題である。
■もう1つは多様性の問題。日本には多様性が少ないのではないか?これは長 期的な成長力に大きな問題となり得ると考える。
■第2次大戦後、焦土と化した日本をたった数十年で世界第2位の経済大国に までしたのは、或る意味で多様性を否定し、『規格大量生産』という仕組み を作り、それが成功したのだと思う。車やテレビなどの機械製品が一例。道 路を造ろう、というのも同様の考え方。
■生産の仕組みに限らず、共通一次試験に代表されるような画一的教育、つい 最近までの就職の際の官僚や大企業指向も同様の考え方の文脈の中にあるの だと思う。
■一方アメリカは、様々な人種を抱え、学問でも芸術でも、実に様々な価値観 を受容してきた。一般的な義務教育などでの学力水準では日本に比べれば劣 っていただろうが、ハイテクの分野でも、金融の分野でも数多くの発明やイ ノベーションがなされ、アメリカは名実共に世界1の国になっていった。■多様な価値観を認めるということと、イノベーションによって大きな成長を 果たすことには深い連関があると思う。カオスのような有機の海から生命が 誕生したのと同様である。整然とした所からは突然変異は生まれない。■ダーウィンの書いた種の起源からも明らかなように、全ての種は突然変異に よって次のステージに突入し、繁栄する。逆に突然変異のない種は全てやが て滅びる。
■このことは、社会にとっても同様ではないか?即ち、突然変異のない社会は いずれ競争力が落ちていくのではないか?そして突然変異を生む為には多様 な価値観を認めることが必要であり、それは戦後50年の規格大量生産体制 とは違うシステムである。
■1つの典型的な例が教育問題。円周率を3で教えるとか、そういった形での 「学力の低下」を主に団塊の世代以上の人の間で懸念されることが多いよう であるが、私はそういうことは大いに結構であると思う。
■今迄あまりにも画一的な教育をしてきたから、或る程度大胆なことをしなく ては多様化は実現出来ないと思う。
■時代が変わったから、教育だって変わる。
■団塊の世代以上の人が考える整然とした高平均点のイメージの中に、これか らの日本の成長・繁栄の絵は描けないと思う。
■日本の将来を決する最大の問題は、生産構造の構造改革に留まらず、価値観 の多様化という意識の構造改革を進めていくことだと思う。そしてその為に は、世代交代は欠かせないのではないか。
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月曜日の「めざビズ」、松本出演は今朝が最後となってしまいました。
番組自体も明日の早朝、9月30日をもって終了となります。
長い間ご覧頂きありがとうございました。
さて、10月からは・・・
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フジテレビ
 「めざビズ」番組HP
http://www.fujitv.co.jp/mezabiz/index2.html

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========9月29日     <めざビズ終了>

4月(正確には3月31日の月曜日)から続けてきた早朝のめざビズ生放送、遂に明日の放送で終了です。春先にフジテレビから番組制作の協力を頼まれた時は、正直仰天し、果たしてやりきれるか心配でもありました。
なにせ平日の毎日、朝の4時半から5時半までの生放送です。マーケット系経済番組を作ったことのないテレビ局と、一緒に、手作りで、構成やネタを考え、毎週月曜日は私が生で出演し、その他の曜日も当社の社員が電話で1分間程のマーケットコメントを話し続けました。スタッフと当社と、双方にとって何もかもが初めてで、しかし『もっと分かり易い経済番組を作ろう、何処にも負けないようなホットな視点を皆さんに届けよう』と、私達なりに強い使命感と熱意もあって、ここまで頑張って来ました。よく続いたと思います。お陰様で評判は上々で、10月からは毎週土曜日の朝7時からの1時間半番組に格上げされます(第1回放送は今週の土曜日です)。
どんなことでも、強い思いがあり、新しいモノを創り上げ、それを継続出来た時は、どこかで爽やかな満足感のあるものです。今朝はオンエアの後に、それでもまだ6時前の早朝ですが、テレビ局のスタッフの皆さんから花束を頂きました。しかし当社社員もよく頑張ったと思います。そして何よりも、新しいことにチャレンジしたフジテレビのスタッフに脱帽です。10月からの番組には引き続き私達も協力していきます。フツーの時間になりますので、これからもよろしくお願いします。

=============<編集長の独り言>=============深夜番組でタモリさんが出てきそうな話ですが、千葉県市川市で不思議な空間を発見しました。総武線と京成線に挟まれたあたり、狭い道路ですが国道14号に出るため交通量は多いところです。
古びた家が1軒、ここの壁に何枚か綺麗なチラシ等が貼ってありました。住人が気にいった物を貼っているのでしょうか、真相は良くわかりません。前方に踏み切りがあり、ちょうどこの家の前で停止したために気がついたのですが、普段車だと気づかずに通り過ぎていました。また交通量が多く、歩道といえるスペースはほとんど無いため、徒歩の人もほとんど違う道を通る場所です。貼られたチラシを眺めていると、見覚えのある顔の2人。サンプラザ中野氏と上の人。いつだったでしょうか、市川グランドホテルで講演会を行った時のチラシでした。他のチラシは美的というか、芸術的といった雰囲気が感じられるもの。その中になぜ、このチラシが貼られているのでしょう?。
ご近所の人に、この場所のヒントとして、国道14号沿いのホンダクリオと国府台女子学院の間を結ぶ道路のどこかにあります。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−
<明日ブックビルディン締め切りの銘柄>
 カカクコム(2371) マザーズ
  ブックビルディングは 9月30日 AM11:00 まで
   仮条件 100万円〜120万円

<明日募集締め切りの銘柄>
 イー・アクセス(9427) マザーズ
  募集期間は 9月30日 AM11:00 まで
   募集価格 18万円

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/

==========<ちょっと(またも)出てます〜>=========<テレビ>
 フジテレビ系列 毎週土曜日 AM7:00〜
  “めざましどようび”
    めざビズ同様、この番組にもマネックスでは何らかの形で関わります)
<雑誌>
 9/30
  月刊宝島

 10/7
  マネープラス11月号 「イーウーマン資産設計塾by Monex」

 11/22
  フォーブス 日本版1月号 「異見卓見」

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・当社に直接申し込まれたお客様
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