マネックスメール 2003年11月4日

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マネックスメール 2003年11月4日

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 マネックスメール(第1045号 2003年11月4日夕方発行)
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  バンガード・海外投資事情 第96回
  生活設計塾クルーの「お金よもやま話」
伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ
  ファンドマネージャー新井剛氏の相場の見方
  投資信託基準価額
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
 ちょっと(またも)出てます〜
 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
米国株高、円安などを手掛かりにハイテク株主導で上昇。

日経平均    10847.97(△288.38)
TOPIX    1070.01(△ 26.65)
単純平均      412.42(△  7.70)
東証2部指数   2243.64(△  3.42)
日経店頭平均   1497.42(▲  3.39)
東証1部
 値上がり銘柄数    1213銘柄
 値下がり銘柄数     244銘柄
 変わらず         72銘柄
 比較できず         0銘柄
 騰落レシオ(25日) 103.71%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高    1139.65(百万株:概算)
 売買代金   1266163(百万円:概算)
 時価総額   3135587(億円:概算)
 為替(17時) 110.35円

 国内市場の3連休中に海外株式市場が上昇、為替市場でも円安が進んだことで買いが先行して始まりました。金曜日に3連休を控え、買いポジションを手仕舞う動きが活発化したこともあり、今朝は新たなポジション取りが先行する展開となりました。

 米国株式市場がハイテク株中心で上昇したことも、国内市場にとって安心材料となりました。円安といった追い風もあり、ハイテク株は軒並み買い先行となりました。大手銀も軒並み買い先行で始まりました。この点も投資家心理を好転させる要因のひとつとなった模様です。

 ただ総選挙を控えていることから、本格的なポジション取りは手控えられている面もありました。売買高は回復傾向にあるものの、朝方の買いが一巡するとさらに上値を買い進むといった勢いは乏しく、高値圏でのもみ合いのまま前場を終了しました。

 後場も堅調な始まりとなりました。前場後半上値は重いといった展開となりましたが、特に戻り売りを急ぐ雰囲気も高まりませんでした。高値圏を維持したまま、方向感の乏しいもみ合いで始まりました。

 上値は重いものの、売り急ぐといった動きは乏しく日経平均は高値圏を維持したままのもみ合いが続きました。選挙前で積極的な買いポジションが手控えられているのと同様、売りポジションも取り難い状態でした。

 全面高で始まっていた大手銀でしたが、後場後半になると下げに転じる銘柄が目立ち始めました。大手銀の動向は心理的に市場全体に与える影響は大きく、手控えムードを強める要因となっていました。

 上値は重いといった印象の強い相場展開でしたが、失望売りなどは少なく、高値圏を維持したまま取引を終了しました。ハイテク株への関心が高まったことで、上昇ムードを維持したまま高値圏で取引を終了しました。

◆個別銘柄◆
みずほFG(8411) 26万6千円(▲3千円):1株単位
 全面高といった雰囲気で始まった大手銀でしたが、みずほFGは前場後半から失速、下げに転じる場面も出始めました。後場になって三井住友(8316)なども上げ幅を縮小する展開となり、大手銀の値動きが市場全体にややマイナス材料となった模様。

凸版印(7911) 1100円(△92)
 薄膜トランジスタの生産技術開発にメドをつけたと報じられ、これを手掛かりに買い気配を切り上げる始まりとなりました。ただ大幅高で寄り付いた後は手仕舞い売りなどが増加、上げ幅を縮小してもみ合いを続けました。収益へのプラス効果はまだ不透明な状況とされ、買い一巡後は伸び悩みといった動き。
東エレク(8035) 8600円(△720):100株単位
 米国株式市場はハイテク株主導で上昇、為替市場では円が値を下げていることもあり、ハイテク株への関心が高まった相場でした。こうした状況下、東エレクは通期の最終損益が受注の回復などによって黒字になる模様と発表しており、業績回復期待から買いが先行、後場に入ってからも一段高の展開。

信越化(4063) 4290円(△200):100株単位
 スイス大手化学クラリアント社から主要添加剤のセルロース事業を買収すると報じられました。これによる収益源の拡大といった期待感から、買いが先行する展開で大幅高となりました。ただ前場後半からは戻り売りなども増加し、伸び悩み。

ホンダ(7267) 4560円(△220):100株単位
 懸念材料となっていた為替が、円安に振れたことで自動車株は総じて値を上げる展開。ただトヨタ(7203)、日産自(7201)が後場一段高となる中、北米地域頼りといったホンダは10月の米国での新車販売は1年5ヶ月ぶりの前年割れ、さらに10月の国内販売も24.8%減と不振でやや上値の重い展開。

スク・エニ(9684) 2685円(▲385):100株単位
 ファイナル・ファンタジーシリーズ最新作の発売延期によって、通期の純利益を81億円に下方修正しました。これによって失望売りが先行、ストップ安まで売り込まれました。クリスマス商戦に間に合わなかったことで、来期発売後の販売動向も不透明で、一旦買いポジションを手仕舞う動き。

JFE(5411) 2855円(△45):100株単位
 大和証券が新たに推奨銘柄に取り入れた模様で、個人投資家中心に買いを誘う展開となりました。ただ市場全体に朝方の買い一巡後は伸び悩むといった雰囲気が強く、JFEも後場は上げ幅を縮小する動き。

牧野フ(6135) 619円(△37)
 後場に入ってから中間期の連結最終損益が8億円の黒字になった模様と伝わりました。会社側の従来予想は5億円で、これを手掛かりに目先筋が飛び付く展開となり後場は売買高急増で大幅高。

ホソカワミクロン(6277) 492円(買い気配)
 年内にナノメートルサイズの粒子製造装置の販売を開始すると日経新聞に報じられました。目新しい個別材料株といった位置付けで買いを誘い、ストップ高まで気配を切り上げる展開。結局ストップ高買い気配のまま、売買は成立せずに取引終了。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高鈴丹(8193)    +24.59  △30   152  7384ナカノ(1827)   +20.00  △27   162  1640東急建設(1720)  +13.49 △200 1682 2833.6ルック(8029)   +13.12 △100   862  2403日特建(1929)   +13.07  △40   346  1516
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高スク・エニ(9684) −12.54 ▲385 2685 1016.5日商エレク(9865)  −6.29  ▲78  1161 183.4大日印(7912)    −6.06 ▲103  1595  6187大明(1943)     −5.50  ▲28   481   212あしぎん(8352)   −5.45   ▲6   104  6233
東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比新日鉄(5401)      27487    229      △3りそなHD(8308)    22883    163      △2鹿島(1812)       21310    399     ▲13日産自(7201)    20573.4   1335    △103NEC(6701)      20104   1019     △48マツダ(7261)      19317    302     △20日興CG(8603)     18872    590      ▲3三菱重(7011)      18043    313     △11東芝(6502)       15704    452     △11神戸鋼(5406)      15566    139      ▲2
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比トヨタ(7203)      43386   3420    △290ソフトバンク(9984)   42062   5790    △140みずほFG(8411)    41708 26万6千円    ▲3千円東エレク(8035)     37699   8600    △720三井住友(8316)     32378 56万4千円  △1万1千円日産自(7201)      27246   1335    △103キヤノン(7751)     25898   5510    △190NTTドコモ(9437)   25627 24万4千円    △6千円UFJ(8307)      25560 47万4千円    △4千円ホンダ(7267)      25105   4560    △220
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<バンガード・海外投資事情 第96回>−−−−−−−−−

「株式市場が上昇した今、投資家の新たな気がかりは・・(その2)」

先週は、バンガード社CEO、ジャック・ブレナン氏から、このところの投資環境に関するコメントをお伝えしました。今週は、米国投信業界を揺るがす不正取引についてお話しします。

ブレナン氏:次に、米国投信業界の疑わしい不正取引に関して触れてみたいと思います。多くの投資家と同様に、私たちもいくつかの投信会社の時間外取引や短期売買などの行為の告発に大変衝撃を受けました。

もし、これらが事実であったとしたら、非常に嘆かわしいことです。この問題は、単純にそのような投信会社が、自らにとって最も重い義務を果たすべき相手が株主ではなく、投資家であることを忘れた、というだけではありません。投信業界が80年近くかけて築き上げてきた最も重要な資産−誠実さ−という評判を汚すものでした。

これまで私たちバンガードは、私たちの哲学を可能な限り厳しく守り、実行し続けることによって、投資家に利益をもたらすように努力をしてきました。
実際、我々の哲学のうちいくつかはあまりにも厳格であるため、投資家から「柔軟性がない」と評されたこともあります。例えば、ファンドの資金流入が増えすぎたとき、我々は新規の顧客の購入をお断りすることがあります。その理由は、ファンドを一時的に売買することによってリターンを追いかけるような投資家から、既存の投資家を守るためです。さらに、私たちは、マーケットタイミングを試みようとする投資家を阻止するために、いくつかの方法で取引上の制限を設けています。また、私たちの規則を破って頻繁な売買を繰り返す投資家には私どもとの取引を遠慮していただきました。

私たちはそこまでしなければ受託者の義務を果たせないと考えています。
私たちは、投資家のために「正しいことを行う」という信念を日々強めています。他の会社で起こったとされる不正な取引や慣習が決して許されるものではなく、また今後もあってはならないことを肝に銘じなければなりません。それは単純に私たちがバンガードであるということだけに留まらない、投信業界全体の信用にかかわる問題であると考えているからです。

※バンガードの外国投信は買付時為替手数料無料、販売手数料も無料(ノーロード)で3本とも1万円台から購入可能です
バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドバンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド
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ファンドの内容はマネックス証券のホームページでご確認下さい。

※詳細は当社ホームページをご覧ください。投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。

========生活設計塾クルーの「お金よもやま話」=========
『住宅ローンはリスク管理が重要』

この夏、長期金利の上昇により住宅ローン金利が史上最低の金利水準から一転し段階的に引き上げられました。住宅金融公庫の基準金利を例にとってみると、2%から9月2日に2.30%、9月18日に2.70%に引き上げられ、9月22日分からは2.55%と少し下がった状態です。

一方、民間の10年固定金利型は7月まで3ヶ月続いた3%から、8月には3.4%、9月3.75%、10月は3.9%と1%近く上昇し11月も3.9%のままです。

金利上昇のニュースを受けて、すでに借りている人で変動金利や1〜3年の短期固定金利を利用している人は金利上昇不安を持ちはじめたようです。今回、短期金利に動きがありませんでしたから、変動金利の見直しは行われていません。景気が回復し本格的に短期金利も上昇しはじめると、どんな影響が出るのでしょう。変動金利型ローンのリスクを具体的に見てみます。

変動金利型の住宅ローンは年に2回金利の見直しが行われますが、返済額は5年間変わらないというルールを持ちます。つまりこの間に金利に変動があった場合、返済額は変わらずに利息と元本の内訳だけが変わるのです。

金利がどんどん上がると、返済額のすべてが利息に充てられ元本が1円も減らない可能性もあります。最悪のケースは、利息額が返済額を上回り元本が減らないないどころか、支払う利息が返済額だけでは足りなくなる事態。これを「未払い利息」の発生といいます。

返済期間35年、変動金利2.375%で借りたケースなら、返済開始2年後に金利が2%上昇すると返済額と利息の額がほぼ同額になり元本は1円も減らない計算になります。さらに金利が上昇すると「未払い利息」の発生となるのです。

未払い利息が発生する金利水準は借りている時期によっても異なりますし、繰り上げ返済をして残高が減っているケースは、未払い利息が発生する金利水準はもう少し高くなります。

金利上昇のリスクを避けるには、繰り上げ返済で元本を減らす、固定金利に切り替えをするなどの対処法があります。返済期間が長く、残高もたくさんあるという人は、固定金利に切り替えたほうが安心といえます。

ただし、固定金利に切り替えると適用金利が高くなるため返済額はアップします。金融機関に事前に試算をしてもらったうえで固定期間を選ぶといいですね。このとき注意したいのは、金利が低いからといって2年や3年の固定を選ばないこと。いくら金利が低くても2〜3年では大きく元本が減りませんから、固定明けの金利上昇リスクは依然残るのです。

固定金利に切り替えると返済額がアップして対応がむずかしいといった場合は、返済額軽減型(残りの期間を変えない)で繰り上げ返済をしてから切り替えを行うと返済額アップを軽減することができます。

異常ともいえる超低金利が長く続いているため、金利感覚が麻痺し今の金利がまだまだ続きそうな錯覚に陥りがちとなりますがいずれ金利は上昇します。
また、過去の住宅ローン金利の平均を参考にするのも一法です。長期固定金利の目安となる住宅金融公庫の基準金利(最も低い金利)の過去20年の平均は、3.86%。基準金利だけで全額借りている人は少なく、他の金利を組み合わせていること考えると、利用者ベースでは4%を少し超えるのではないかと思います。

一方、民間変動金利は、4.47%です。「平均」ですからこれよりも高い時期があったということです。

住宅ローンは返済が長期にわたるもの。短期的に金利を見るのではなく、長期的に無理なく返済が続けられるかどうかを軸に考えるといいのではないでしょうか。(生活設計塾クルー 深田晶恵)

◆生活設計塾クルーよりお知らせ◆
11月のクルーのマネーセミナー受付中。テーマは『株はこりごり、投資は怖い。そんな人のための資産運用との付き合い方』講師はクルー提携先である前川FP事務所アドバンスの前川 貢氏。17日(月)14:00〜と21日(金)18:30〜■深田晶恵がNHK総合テレビの「くらしと経済」に出演!11月8日(土)朝9:15〜9:50。お見逃しなく
http://www.fp-clue.com/seminar_info.html

−−−−−−−<伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ>−−−−−−−−

為替から相場に入った人間として思うのは、株式市場において殆どの個人投資家、さらには機関投資家のかなりの部分が「ショートをふれない」「ふらない」「ふれない環境に自分を置いている」のはいかにも窮屈ではないかな、と思っているのです。

むろん株式との取り組みの基本はロングです。ロング一筋で莫大な富を築いた伝説の投資家ウォーレン・バフェットを例に取るまでもなく、長い目で見れば株価は経済の成長と企業の成長とともに上がる。基本はロングである。それも長期のロングが望ましい。企業に資金を与え、市場経済に活力を付与し、そしてロングであればこそ配当という企業活動の果実を得られる。

しかしそうであっても、ロングだけで市場と取り組むのはあまりにも「リスクに対する脆弱性」が高い、と思う。世の中には、企業活動や国民経済に打撃となる出来事はいくらでも起きる。こうした打撃に対して自らのポジションを賢明に守るためのショートをふれる仕組みは貴重なものだ。今はそれが用意されている。比較的安全な仕組みもある。

個人の場合、保有不動産など多くの資産に対して値下がりリスクに対するヘッジの方法が難しいことを考えれば、流動性の高い株式でそういうシステムが用意されているのは朗報だ。筆者は、健全な資産保全のためにそれらの仕組みを利用する価値があると思う。

「基本ロング」というのは、例えば為替取引などでは「高金利通貨買い・低金利売り」などでも使えるかもしれない。この基本を守れば、通貨取引も着実に金利差の果実を取れるものになる。その上で、発生する高金利通貨のリスクに時宜対処して高金利通貨のショートをふるのである。いずれ私もそういう方法を試したいと思っている。

「柔軟な為替レート」はアメリカの現在の為替政策ですが、投資も同じように思う。買って売る、売って買うの繰り返しもいいが、相場との取り組みで一つのバックボーンを入れ、それを基準に柔軟に考えてみるのも良いと思う。
伊藤洋一(いとうよういち)住信基礎研究所主席研究員。専門は国際経済・デジタル経済・金融であるが、大学講師、ラジオ・テレビの出演、雑誌寄稿など多数。最新著書は「グリーンスパンは神様か?」。HPにもファンが多い。http://www.ycaster.com/

−−−−−−−<ファンドマネージャー新井剛氏の相場の見方>−−−−−−

オンライン小売大手の米Amazon.comは、書籍の全ページ検索サービス「Search Inside the Book」を開始しました。このサービスはその名の通り、キーワードを入力すると、その単語を含む書籍のタイトル、さらには全ページが検索結果として表示されるというものです。日本のアマゾンのサイトを含めて、Amazon.comのサイトを使用されたことがある方はご存知の通り、これまでは、著者、本のタイトル、キーワード等から、自分が探している内容の書籍を検索するというやり方でした。この新しいサービスでは、約12万冊の検索が可能で、検索可能なページ数は約3,300万ページに及びます(現状、残念ながら日本語のサービスは無い様です。)

全ページ検索サービスが、実際の書籍の売上にどのような影響を与えるかは、非常に興味深い問題であると言えます。当然ながらAmazon.comの目的は、従来から売っている書籍自体の売上をさらに伸ばすことにあります。検索サービスが拡充されることにより、これまで注目されていなかった書籍の注目度が高まり、売上が拡大する可能性があるといえます。しかしながら一方で、全ページ検索サービスによって簡単に読めるようになったために、購入されなくなる書籍が出てくることも確かであり、今後議論を呼びそうです。

実際、本が売れなくなるという懸念から、同サービスに反対する米国の作家団体も出てきています。しかしながら、新サービス開始一週間後のAmazon.comの発表によると、この全ページ検索サービスが、検索対象としている書籍の売上を、そうでない書籍に比べて、約9%も押し上げているということであり、少なくともこれまでの効果はプラスに出ているようです。

このサービスのポイントは、「電子書籍」を提供するのではなく、従来から存在する書籍に対する電子検索機能を向上させたということにあります。従って、全文を検索することは出来ても、ダウンロードしたりコピーすることは出来ません。その背景には、テクノロジーが進んだ現在においても、紙を使用した書籍という商品の価値は変わらないという前提があります。インターネットが発展した現在、将来における「本」のあり方を考える上でも、要注目のサービスであるといえます。

◆ ザ・ファンド@マネックス
DKAの新井剛ファンドマネージャーが運用を担当します。国内株式を主要投資対象とするノーロードのマネックス証券専用ファンド。1万円からの月次積立もできます。運用状況はマネックス証券のホームページでご覧頂けます。詳細は当社ホームページをご覧ください。
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」をご確認下さい。

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投資信託基準価額(10月31日現在)
 ザ・ファンド@マネックス          6,567(−43)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(10月31日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 24.64(+0.07) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.34(+0.05) バンガード・スモールキャップ・インデックス 21.46(−0.03) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 14.39(+0.03) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 16.34(+0.02)
 適用レート(11月4日午後2時30分現在)
  買付 110.10(+1.0) 解約 109.60(+1.0)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F  11.57(+0.01)
 適用レート(11月4日午後2時30分現在) 
  買付 126.60(−0.65) 解約 125.60(−0.65)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========11月4日      <レッズ遂に優勝>

遂に浦和レッズが、Jリーグ始まって以来の悲願の初タイトルを獲得しました。チームとしては三菱重工時代、1981年元日の天皇杯以来です。私は残念ながら週末の佐賀行の為、試合中は殆ど飛行機の中にいて、ライブでは最後の5分ぐらいしか見られませんでした。
夜、駒場サッカー場にサポーターが集合することも知らず、深夜からテレビ埼玉で特番があることも知らず、私にとっても念願の初タイトルは、呆気なく通過して行きました。どこか空(くう)なものが胸にあるのは、たまたましっかり見ることが出来なかったからでしょうか、リーグ優勝や天皇杯ではないからでしょうか、オフト監督が辞めるなど先行きが不透明だからでしょうか・・・。どれも違う気がします。タイトルを取れないレッズが遂に取ってしまったから?それでは本末転倒です。サポーターの心、少なくとも私という一サポーターの心の穴を埋めてきた選手が、ピッチにいなかったからでしょうか(サイト内検索で 真っ赤に染めた という言葉で検索してつぶやきを見て下さい)。レッズはこれからはもっともっと優勝を重ねていくでしょう。今のレッズは本当に強い。20年以上のブランクを超えて、浦和の新黄金期が幕開けするかも知れません。おめでとう、レッズ。そしてレッズのサポーターは、Jリーグが始まってからの10年間の苦しみと、その苦しみの真っ只中に常にいた選手のことをずっと忘れないでしょう。そうして初めて、心の底から祝福出来る気がします。本当におめでとう。

=============<編集長の独り言>=============3連休の最終日の昨日は、赤いチームの初優勝となりました。
今年はメンバー的にもある程度覚悟していたのですが、もうひとつの赤いチームの初優勝をアシストする結果となってしまいました。縦横無尽、好きなように走られ、見ていて逆に気持ちよさも感じてしまうほどの試合内容でした。さて、今朝は赤いチームのサポータがきっと元気でしょう。出社時、スポーツ新聞を全て購入して、記念すべき初優勝、1面真っ赤の新聞をプレゼントしようと計画していたのですが、ダイエー小久保選手に奪われていました。
そのせいでしょうか、今日の株価ボード、上昇を意味する赤い文字が多数並ぶ結果となりました。これをみて一部ではレッズ優勝を祝う赤一色といっている人がいます。悔しさもありますが、レッズ初優勝おめでとうございます。阪神優勝に沸いた大阪、レッズ優勝で埼玉地域も特需発生となって欲しいものです。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−
<明日新規上場の銘柄>
 スリープロ(2375) マザーズ
  募集価格 1500円

<ブックビルディング中の銘柄>
 日本ベリサイン(3722) マザーズ
  ブックビルディングは11月6日 AM11:00 まで
   仮条件 40万円〜48万円

 はなまる(2787) マザーズ
  ブックビルディングは11月10日 AM11:00 まで
   仮条件 47万円〜55万円

<新規取り扱い決定銘柄>
 サイバーファーム(2377) ヘラクレス
  ブックビルディングは 11月10日(月)より

 篠崎屋(2926) マザーズ
  ブックビルディングは 11月12日(水)より

 日本ファルコム(3723) マザーズ
  ブックビルディングは 11月12日(水)より

 ベリサーブ(3724) マザーズ
  ブックビルディングは 11月13日(木)より

 オンコセラピー・サイエンス(4564) マザーズ
  ブックビルディングは 11月18日(火)より

詳細はこちら
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==========<ちょっと(またも)出てます〜>=========<テレビ>
 フジテレビ系列 毎週土曜日 AM7:00〜
  “めざましどようび”

<雑誌>
 11/20
  「株はこうして買いなさい」
   「オンライン証券会社で初めて株を買ってみた!」読者体験ページに    マネックスが紹介されています

 11/21
  マネージャパン 「2004年の相場&テーマはこうなる!」

 11/22
  フォーブス日本版1月号 「異見卓見」

 12/7
  マネープラス 11月号 「藤沢久美の投資信託選び!」

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 解除をしたい場合は、ご自身がご利用のシステムから行って下さい。

 ▽まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000017399.htm (ID:0000017399) ▽Macky! http://macky.nifty.com/check.htm (マネックスメール)
 ▽Pubzine http://www.pubzine.com/pubzy/tool/unsub.html (ID:002140) ▽melma http://www.melma.com/ (マネックスメール m00015629)

 何れもメールでの解除はできません。HPにアクセスして行ってください。
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●配送できないメールアドレス等の解除について
マネックスメールでは、ご登録いただいたメールアドレスに間違いがありメールを配
送できない場合や、何らかの理由で一定期間登録メールアドレスへメールが配送され
ない場合、その他弊社がやむを得ないと判断した場合には、登録メールアドレスを解
除させていただくことがございます。予めご了承下さい。
マネックスメールへのご登録にあたりましては、正しいメールアドレスが入力されて
いることをご確認下さい。
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