マネックスメール 2003年11月17日

1999年から発行しているマネックス証券の人気メルマガ「マネックスメール」を、ウェブ上で再読できます。

マネックスメール 2003年11月17日

◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◆◆◆
 楽しい!学べる!得をする
 マネックスメール(第1054号 2003年11月17日夕方発行)  http://www.monex.co.jp/
   <口座開設はこちら(無料)>
     → http://www.monex.co.jp/visitor/koza/index.html
◆◆◆◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇マネックス証券株式会社◆◆◆
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<テクニカル&ファンダメンタルズ> 2つの視点で考える為替勉強会
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/benkyo/index.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<全員に1,000円のクオカード>11月19日企業研究会
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/benkyo/index.html
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  バンガード・海外投資事情 第98回
  生活設計塾クルーの「お金よもやま話」
  投資信託基準価額
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
 ちょっと(またも)出てます〜
 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/

=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
様々なマイナス要因が並んで投資家心理が悪化、日経平均は1万円の大台割れ。
日経平均     9786.83(▲380.23)
TOPIX     971.89(▲ 34.88)
単純平均      374.70(▲ 16.42)
東証2部指数   2061.18(▲ 79.50)
日経店頭平均   1383.30(▲ 49.29)
東証1部
 値上がり銘柄数      59銘柄
 値下がり銘柄数    1450銘柄
 変わらず         21銘柄
 比較できず         0銘柄
 騰落レシオ(25日)  79.43%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高    1171.04(百万株:概算)
 売買代金   1085047(百万円:概算)
 時価総額   2859586(億円:概算)
 為替(17時) 109.46円

 先週の株式市場は押し目買い意欲が後退し、値を下げる場面が目立ちました。今年の相場は旺盛な物色意欲に支えられて上昇していた面があり、重要な材料を失いつつある相場環境でした。

 今朝も海外株安や不良債権問題などで手控え気分が強まる中、さらにJASDAQのシステムトラブルも加わりました。この相場環境で買いポジションを手仕舞う動きが先行し、日経平均はあっさりと1万円の大台割れ、TOPIXも1000ポイントの大台を割り込みました。

 システムトラブルで売買停止といった事態に対して、証券会社のディーラー達は既存の買いポジションを急いで手仕舞う傾向があります。このため売買停止はJASDAQでしたが、売買が行われている他のマーケットへの売りを誘う要因となっていました。

 JASDAQは10時半からの売買再開を発表しましたが、冷え込んだ投資家心理は好転しませんでした。朝方の狼狽売りは落ち着いたものの、買い手控え気分が強く安値圏でのもみ合いが続きました。

 アルカイダを名乗る組織から、イラクに自衛隊を派遣した場合、東京を攻撃するといった声明が出されたといった話もありました。これによってテロ警戒感と政局混乱といった懸念が高まり手控え要因のひとつとなりました。

 後場はやや下げ渋りをみせるものの、戻りは鈍い展開が続きました。売り方の買い戻しによって下値を支えられるものの、新規の買いポジションを取る動きが高まらないことで値を戻せない展開が続きました。

 中頃になって先週注目を集めていたNTT(9432)が上昇に転換、NTTドコモ(9437)も同様に上昇に転じました。しかし市場全体の手控え気分は強く、これら銘柄が上昇に転じても投資家心理は好転しませんでした。
 NTTなどの上昇転換でも市場の雰囲気が好転しなかったことで、逆に失望売りを誘った面もありました。NTTが再度下げに転じた14時頃になると、日経平均は一段安となってしまいました。

 結局大幅安で戻りの鈍い相場展開となりました。様々なマイナス要因が並び、投資家心理が一段と悪化する相場となってしまいました。値上り銘柄数は僅か59銘柄で全面安でした。

◆個別銘柄◆
三菱東京(8306) 70万1千円(▲4万4千円):1株単位
 金曜日に発表された大手銀の特別検査の中で、銀行と経営不振企業が作成した再建計画は不十分という結果が目立ちました。これによって再度不良債権処理問題への懸念が高まり、大手銀は全面安の展開となりました。

NTT(9432) 50万2千円(△1千円):1株単位
 先週は中間決算を手掛かりにストップ高となる場面もあり、市場の注目を集めました。しかしその後は利益確定売りなどが先行、本日も前場は50万円の大台割れとなりました。後場中頃から再度手掛ける動きもあり、上昇に転換。証券会社のディーラー達が投資家心理好転を狙って仕掛け的な動きに出た雰囲気でしたが、上値は重くすぐに失速。これによって逆に投資家心理が悪化して日経平均はその後下げ幅を拡大する動きとなりました。

NTTドコモ(9437) 23万9千円(△6千円):1株単位
 土曜日の日経新聞にインテルと携帯電話に使う高性能半導体を共同開発すると報じられました。しかし朝方は軟調な地合いもあり、特にこれを手掛かりとする動きは目立ちませんでした。後場中頃になって、NTT(9432)が上昇に転じたあたりから同時に物色する動きもありましたが、地合いの悪さもあり上値を買い進む勢いは高まりませんでした。

JAL(9205) 296円(▲19)
 金曜日に中間決算を発表しました。イラク戦争やSARSの影響で最終損益は575億円の赤字、通期も650億円の赤字に下方修正しました。イラク戦争、SARSで旅客数の減少は予想していたものの、貨物部門が予想以上に落ち込む結果となり失望売りが先行しました。

味の素(2802) 1178円(▲8)
 金曜日に中間決算を発表し、経常利益は7%増という結果となりました。ただ先週はディフェンシブ銘柄といった位置付けや、決算を先取りした動きで堅調な値動きを続けており、本日は市場全体の地合いの悪さなどから軟調な値動きとなりました。

富士重(7270) 445円(▲26)
 後場に入って中間期の決算速報が伝わりました。同時に発表された通期見通しでは、これまでの増益予想から一転減益予想へと下方修正されました。この速報直後から失望売りによって一段安の展開。

クラリオン(6796) 173円(△8)
 金曜日に中間決算を発表し、純利益は90%増という結果となりました。この決算を手掛かりに、市場全体が軟調な展開となる中、過去急騰を演じたことのある個別材料株で日計り狙いで手掛ける動きで堅調な値動き。後場に入ってから一段高を演じました。

飛島建(1805) 90円(▲18):500株単位
 金曜日に発表された大手銀の特別検査の中で、銀行と経営不振企業が作成した再建計画は不十分という結果が目立ちました。これによって大手銀の先行き不透明感だけでなく、株価が低迷している経営の先行き不透明な企業への警戒感が高まり売りが先行。

トヨタ(7203) 3350円(▲10):100単位
 このところ自動車株の一角は非常に値動きの乏しい展開。円高懸念と、足元の販売好調によって判断し難い状態が続いており、今朝の全面安の場面でも小幅な値動きにとどまりました。

大和ハウス(1925) 1000円(▲95)
 日経新聞に財務省は2004年度の税制改正で、住宅ローン減税を縮小して延長する方針を固めたと報じられました。最大控除額の減少によって、住宅販売が落ち込むといった警戒感から売りが先行する展開となりました。

武富士(8564) 5880円(▲140):10株単位
 盗聴事件に関し、本社内の会長室も捜査していたことが15日に判明しました。組織ぐるみの犯罪といった警戒感が高まり、本日も売りが先行して始まりました。売り一巡後はやや下げ渋りをみせたものの、積極的な買い手不在といった相場環境でした。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高サミー(6426)    +5.32 △170  3360 507.8クラリオン(6796)  +4.84   △8   173  6592テレコムHD(9434) +2.83 △9千円 32万7千円  6.1もみじHD(8329)  +2.65 △6千円 23万2千円 0.09NTTドコモ(9437)
          +2.57 △6千円 23万9千円 189.929
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高太平海(9123)   −22.22  ▲24    84   842十字屋(8259)   −21.42  ▲15    55   874藤和不(8834)   −21.27  ▲40  148 1072.5Gウイン(8111)  −20.00  ▲25   100   239アゼル(1872)   −19.80  ▲20    81  1010
東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比りそなHD(8308)    45748    124     ▲10新日鉄(5401)      36169    201      ▲9住金(5405)       26614     94      ▲5NEC(6701)      20837    834     ▲50長谷工(1808)    17622.5    149     ▲30大和証G(8601)     16364    644     ▲58ソフトバンク(9984) 15566.7   3500    ▲500日興CG(8603)     14945    494     ▲41富士通(6702)      13868    607     ▲28東ガス(9531)      13725    386      △4
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比ソフトバンク(9984)   55658   3500    ▲500NTTドコモ(9437)   44538 23万9千円    △6千円みずほFG(8411)    41419 21万4千円  ▲2万6千円UFJ(8307)      36974 36万7千円  ▲3万8千円ファナック(6954)    36560   6410     ▲30三井住友(8316)     34793   45万円  ▲4万6千円三菱東京(8306)     19289 70万1千円  ▲4万4千円ソニー(6758)      18255   3770     ▲50NEC(6701)      17350    834     ▲50トヨタ(7203)      17118   3350     ▲10
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<バンガード・海外投資事情 第98回>−−−−−−−−−

教授がマーケットに払った高い授業料

テンプル大学の数学者パウロス教授は、日常生活でおこるさまざまな出来事を数学的な見地から解説してくれるコラムニストとしても有名です。彼は会計上の不正行為ために崩壊したテレコム業界の大企業“米ワールドコム社”の投資家として、その時の苦い経験をその彼の著書「A Mathematician Plays theStock Market(数学者、株式市場で投資する)」の中で述べています。彼にその高い授業から得たものについて尋ねてみました。

パウロス教授「2000年初めの市場は非常に活気づいていました。そのとき私は様々なインデックスファンドへ投資し、まずまずの成果を得ていたのですが、エキサイティングさに欠けていました。」

−それがパウロス教授をワールドコムとの浮気に走らせた原因のようですね。教授がワールドコム社に興味を持たれたのはなぜですか?

ブロードバンドや通信業界の将来性に関する本を読み、感銘を受けたからです。有名なアナリストもワールドコムを誇大に推奨していました。当時は250億ドルの利益があったのです。

−株価が急落し始めた時は、どう思いましたか?

自分の方がその企業のことを良く知っていると思っていたので、むしろ慌てて売り始めた投資家達を見て軽蔑していました。もちろんそのとき私は会計上の不正行為のことなど知りませんでしたから。

−この経験で印象深かったことはなんですか?

会社の不正行為とそれに関与した悪党と呼ばれる人々のために大損させられた自分たちは犠牲者だと、当時ほとんどの投資家が考えていました。でもはたしてそうだったのかなと。私を含め実はそうした投資家たちも、事件が発覚する前までは同じ株で巨額の売買益を稼ぎ、その悪党たちによる不正行為から恩恵を受けていたことを無視しているのではないかという事実に気がついたのです。
−そのあとインデックスファンドをベースとしたポートフォリオにまた戻ったのですね。

私は今、マーケットの裏をかく洞察力のある投資家になろうとする幻想を捨てるべきだと考えています。でももし、ある会社や業種に超人的な洞察力をもつ自信があれば、いくらかの投資をしてもよいでしょう。しかし、それらへの投資が、あくまで資産の中で比較的小さな割合であることが条件です。

※バンガードの外国投信は買付時為替手数料無料、販売手数料も無料(ノーロード)で3本とも1万円台から購入可能です
バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンドバンガード・スモールキャップ・インデックス・ファンド
バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド
ファンドの内容はマネックス証券のホームページでご確認下さい。

※詳細は当社ホームページをご覧ください。投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。

========生活設計塾クルーの「お金よもやま話」=========
「制度は永遠ではない」

将来に対する不安ばかりが強調され忘れがちではありますが、幸せなことに私たちは世界一の長寿国に暮らしています。その大きな要素の一つは社会保障制度の存在でしょう。「国民皆年金」「国民皆保険」という理想を掲げ制度の充実を図ってきた結果、私たちは職業や年収の多寡にかかわらず医療機関を自由に選ぶことができ、低負担で等質の医療が受けられます。また、リタイヤ後の生活の柱となる老齢年金や、所定の障害状態になったときの障害年金、生活維持者が死亡したときの遺族年金など、非常に心強い制度に守られています。
しかし、国の制度はどのような「国のかたち」を目指すかということと密接に繋がっているので、時代とともに少しずつ姿を変えていくものです。私たち個々の生活設計を考える上において、国の制度は不変ではないことも考慮しておく必要があります。よく言われるのが、既婚女性が年間103万円を超える収入を得るのは損だとか、130万円を超えると社会保険料負担が発生するから損といったことですが、これも未来永劫続くものではありません。

専業主婦を優遇する制度は、「男性は仕事、女性は家事・育児」という役割分業により、効率よく先進国にキャッチアップしていくことを目的としたものでした。ところが、個々の生活が豊かになってくると、結婚や出産が必ずしも必要不可欠のものではなくなり、少産化社会が予想を超えるペースで進んできました。すると制度を支える人よりも享受する人が多くなり、制度そのもののあり方を見直さざるを得ない状況にいたっているのです。

人生80年どころか90年の時代。目先の狭い範囲での損得ではなく、「自分はどのように生きたいのか」「自分の望む暮らしとはどんな暮らしなのか」をメインテーマとし、それをどのような道筋で現実のものにするかといったプロデューサーとしての視点が大切です。プロデュース能力の柱となるものが「計画立案能力」「実行力」「先見力」ではないでしょうか。つまり、自分の望む暮らしを実現するための具体的な計画をたて、計画に沿って果敢に実行し、経済情勢や環境の変化を察知し今後の計画にフィードバックしていくということです。

高校進学率も大学進学率も男女による違いは見られず、保護者だけではなく国や自治体から多大なコストを投入され、平等に教育の機会を与えられています。にもかかわらず、多くの方が国の制度を支える側にならない現状は、国の将来においても個々の生活設計においても喜ばしいことではありません。男女を問わず一人一人が持てる能力を発揮でき、安心して子どもを生み育てられる仕組みを作っていくことに重点を置いた制度への変更が望まれます。

国の制度は一朝一夕に変わらないでしょうが、生活設計は私たち自身のコントロール下にありますから、この方向性をいち早く取り入れることが可能です。制度や慣習に縛られて生活基盤を危うくするのではなく、収入の担い手を増やして収益力を高めると同時にリスク分散を図る。さらにそのことが個々の人生をより豊かにすることに繋がっていくという好循環に持っていきたいものです。
「もっと保護」を求めるのではなく、「働きながらも安心して子どもを産み育てられる社会」を求めるための行動が広がっていくと、男らしさ女らしさではなく、人間らしさを追求できる住みやすい社会になっていくのではないでしょうか。(生活設計塾クルー 内藤眞弓)     

◆生活設計塾クルーのメンバーが執筆した本が11月20日(木)に発売!◆生活設計塾クルーの女性メンバーがこれまでの経験を生かして執筆した『家計診断BOOK〜らくらく記入式』(1000円税別・亜紀書房)が発売されます。この本は「一歩進んだ家計簿」ともいえるもので、日々の手間をかけずに家計管理ができ、さらに将来のマネープランの自己診断ができるというものです。ぜひ、書店の家計簿コーナーでお手にとってご覧ください。
http://www.fp-clue.com/book.html

【プレゼント企画!!】
この『家計診断BOOK〜らくらく記入式』(1000円税別・亜紀書房)の発売を記念してマネックスメールの読者5名に抽選でプレゼントします。
『お名前・ご住所・郵便番号・TEL・FAXと”お金よもやま話”の感想を一言(件名:プレゼント)』を明記の上、 fp-clue@coral.ocn.ne.jp までご応募ください。応募締切は11月20日(水)。発表は発送をもって代えさせていただきます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
投資信託基準価額(11月14日現在)
 ザ・ファンド@マネックス        6,175(−100)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(11月14日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 24.71(−0.20) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.45(+0.04) バンガード・スモールキャップ・インデックス 21.76(−0.29) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 14.41(−0.07) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 16.32(−0.21)
 適用レート(11月17日午後2時30分現在)
  買付 109.45(+1.40) 解約 108.95(+1.40)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F  11.71(+0.01)
 適用レート(11月17日午後2時30分現在) 
  買付 129.75(+1.85) 解約 128.75(+1.85)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========11月17日     <カメラ>

高橋尚子選手は失速する、浦和レッズは2人少ない相手に負ける、マーケットは崩れる、と良くないことばかりですが、そんな話をしてもしょうがないので、週末に感心した或ることについて書きます。
昨日、マネックスの社員が選手として東京国際女子マラソンに参加しました。彼女は無事3時間11分24秒(113位)という成績で完走したのですが、その勇姿を撮ろうと、押し入れの奥から昔使っていたカメラを引きずり出しました。主に中学から高校にかけて使っていたニコンの一眼レフと望遠レンズ、それにモータードライブです。恐らくこの20年以上使っていなかった代物です。先ず驚いたのはレンズがキレイなこと。紙袋に入れて保管していただけなのですが、カビも生えず、何の曇りもありません。筒も一切錆もなく、スムースに回ります。次にモータードライブ。単三乾電池を8個も入れる旧式ですが、新しく電池を入れてカメラにくっつけてシャッターを切ると、「カシャーッ、カシャーッ、カシャーッ」と、何の問題もなく巻き上げます。これはいけると思い、そのセットを担いで出掛けたのですが、家の近くで露出を測ってみました。「あそこならASA400で、250分の1秒で絞り11程度だろう」、「あっちの壁はそれより1段半ぐらい暗いかな」、そういった所を見事にぶれずに測っていきます。恐らく20年前から替えていない銀電池で・・・。日本の技術、恐るべし。本当に驚嘆しました。しかしあまりにも製品の耐久性が良過ぎると買い換え需要が起きにくいという問題はあるかも知れません。実際の撮影はどうだったかというと、腕の方はサッパリで、真っ直ぐにこちらに走ってくる被写体を手動フォーカスで連射するのは至難の業でした。人間側が衰えたりするので、新技術を使った製品への買い換え需要は心配する必要もないのですね。

=============<編集長の独り言>=============女子バレーボールチームは、オリンピック出場権は今回の大会では獲得できませんでした。現役高校生プロゴルフプレーヤーの宮里藍選手も残念ながら予選落ち。そして昨日私も家族揃って応援した東京国際女子マラソン、高橋尚子選手は目の前を通過した時は独走状態ながら、まさかの失速で2位。昨日は沿道で観戦しているだけでも暑い状態、マネックス社員ランナーも後半はかなりきつかったそうです。しかし昨日の気候から関東近郊は一変、今朝は木枯らし1号が吹きました。1日天気が違えば結果も大きく変わっていたかもしれません。株式市場にも逆風が吹き荒れました。海外株安、銀行の特別検査の結果など、ある程度予想されていた点に加え、今朝はJASDAQがシステムトラブルで全銘柄売買停止といった事態も加わりました。こういったシステムトラブルで売買ができない状態になると、証券会社のディーラー達は、既存のポジションを手仕舞うことを真っ先に考えます。JASDAQ銘柄は売買停止で売れませんが、売れるマーケットのポジションは手仕舞うことを急ぎます。天候といった制御できない面で苦戦した高橋尚子選手とは大きく異なる今日の相場でした。失速といえば、カップ戦で初優勝、リーグ首位となった赤いチームも・・・。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−
<明日がブックビルディング締め切りの銘柄>
 日本ファルコム(3723) マザーズ
  ブックビルディングは 11月18日 AM11:00まで
   仮条件 28万円〜33万円

<明日からブックビルディング開始の銘柄>
 オンコセラピー・サイエンス(4564) マザーズ
  ブックビルディングは 11月18日 AM00:00から
             11月25日 AM11:00まで
   仮条件 75万円〜100万円

<明日から募集開始の銘柄>
 サイバーファーム(2377) ヘラクレス
  募集期間は 11月18日 AM00:00 から
        11月20日 AM11:00 まで
   募集価格 33万円

<ブックビルディング中の銘柄>
 ベリサーブ(3724) マザーズ
  ブックビルディングは 11月19日 AM11:00まで
   仮条件 50万円〜55万円

<新規取り扱い決定銘柄>
 バンダイネットワークス(3725) JQ
  ブックビルディングは 11月21日(金)より

 日本エイム(2383) JQ
  ブックビルディングは 11月27日(木)より

 ランド(8918) JQ
  ブックビルディングは 12月2日(火)より

 サイトサポート・インスティテュート(2386) マザーズ
  ブックビルディングは 12月3日(水)より

 トーカロ(3433) 東証2部
  ブックビルディングは 12月3日(水)より

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/

==========<ちょっと(またも)出てます〜>=========<テレビ>
 フジテレビ系列 毎週土曜日 AM7:00〜
  “めざましどようび”

<雑誌>
 11/20
  「株はこうして買いなさい」
   「オンライン証券会社で初めて株を買ってみた!」読者体験ページに    マネックスが紹介されています

 11/21
  マネージャパン 「2004年の相場&テーマはこうなる!」

 11/22
  フォーブス日本版1月号 「異見卓見」

 12/7
  マネープラス 11月号 「藤沢久美の投資信託選び!」

===================================<マネックスメールを解除したい時は>

・当社に直接申し込まれたお客様
 マネックスメールの受信解除、メールアドレスの変更等はこちらへ

 ▽ http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/

 アドレスの変更の場合、お手数ですが、旧アドレスの解除、新規アドレスの 登録という方法でお願いします。

・まぐまぐ、Macky!、Pubzine、melmaご利用のお客様
 解除をしたい場合は、ご自身がご利用のシステムから行って下さい。

 ▽まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000017399.htm (ID:0000017399) ▽Macky! http://macky.nifty.com/check.htm (マネックスメール)
 ▽Pubzine http://www.pubzine.com/pubzy/tool/unsub.html (ID:002140) ▽melma http://www.melma.com/ (マネックスメール m00015629)

 何れもメールでの解除はできません。HPにアクセスして行ってください。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●配送できないメールアドレス等の解除について
マネックスメールでは、ご登録いただいたメールアドレスに間違いがありメールを配
送できない場合や、何らかの理由で一定期間登録メールアドレスへメールが配送され
ない場合、その他弊社がやむを得ないと判断した場合には、登録メールアドレスを解
除させていただくことがございます。予めご了承下さい。
マネックスメールへのご登録にあたりましては、正しいメールアドレスが入力されて
いることをご確認下さい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
 マネックスメールはマネックス証券株式会社(以下「当社」)が発行するメール
 マガジンです。マネックスメールの著作権は当社に属し当社の許可なく複製・再
 配信等を行うことはできません。当社は有価証券の価格の上昇又は下落について
 断定的判断を提供することはなく、マネックスメールをもって有価証券の売買を
 勧誘するものでもありません。投資等のご判断は、ご自身の自己責任においてさ
 れますようお願い致します。当社は、お客様のマネックスメール情報サービスの
 ご利用により生じた損害につきましては、その責を負いません。

 またマネックスメールに他社から提供されているコンテンツに関しては、それぞ
 れの会社が作成したものであり、その内容の正確性・有用性等について当社は一
 切責任を負いません。

 http://www.monex.co.jp/
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

マネックスからのご留意事項

「マネックスメール」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。

商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。

マネックスメール登録・解除

5000号以降のマネックスメール

コラム一覧