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マネックスメール(第1074号 2003年12月16日夕方発行) http://www.monex.co.jp/
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ
ファンドマネージャー清水氏の相場の見方
投資信託基準価額
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
昨日回復の兆しをみせた物色意欲は後退、後場ほとんど値動きの無い相場。
日経平均 10271.60(▲219.17)
TOPIX 1004.82(▲ 18.13)
単純平均 386.22(▲ 5.04)
東証二部指数 2071.35(▲ 5.12)
日経店頭平均 1355.93(▲ 3.75)
東証一部
値上がり銘柄数 262銘柄
値下がり銘柄数 1162銘柄
変わらず 108銘柄
比較できず 0銘柄
騰落レシオ(25日) 90.00%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 942.68(百万株:概算)
売買代金 899268(百万円:概算)
時価総額 2974926(億円:概算)
為替(17時) 107.75円
昨日はフセイン元大統領の身柄拘束で買い優勢といった相場環境となりました。しかし米国株式市場はこの材料だけでは値を保てず、結局下げに転じて終了、このため国内株式市場も利益確定売りが先行して始まりました。
フセイン元大統領の身柄を拘束しても、イラク情勢、テロ警戒感などは払拭されず、先行き不透明な状況です。為替市場もドルが弱含み、107円台での推移となっていることがマイナス材料となりました。
日経平均の10500円という節目水準が上値抵抗ラインといった雰囲気が昨日強まりました。先週後半から日経平均は上昇を続けており、この上昇に対する利益確定売りも出やすい相場環境でした。
朝方の売りが一巡すると、やや下げ渋りをみせ始めました。しかし押し目買い意欲はあまり高まらず、戻りの鈍いもみ合いが続きました。前日物色意欲回復の兆しが感じられた相場でしたが、再び様子見気分が強まりました。
後場に入ってからも特に目立った押し目買いはありませんでした。前場終値近辺で静かな始まりとなり、その後はもみ合いが続きました。このところ指数は値を上げていたものの、現物株市場では物色対象が絞り込めていない状態です。このため押し目買いを入れる銘柄も絞れず、展開をみているだけといった雰囲気が強まりました。
昼休み中に日銀の金融政策決定会合が終了し、現状の政策維持が決定されました。しかしこれもある程度予想されていた決定で、特に押し目買い意欲を高めるほどの材料にはなりませんでした。
後場はほとんど値動きの無いまま、大引けを迎える形となりました。14時に発表された10月の景気動向指数に対しても反応せず、次第に市場全体に諦めムードが漂っていました。
フセイン元大統領の身柄を拘束しても、テロ警戒感などは払拭されずイラク情勢の不透明感が継続することはある程度昨日予想された面はあります。物色意欲に回復の兆しがあったことが、昨日の相場で最も注目すべき点でしたが、本日はその期待感が一気に後退、市場の雰囲気が悪化してしまいました。
◆個別銘柄◆
スタンレー電(6923) 1953円(△3):100株単位
携帯・信号機向け需要の拡大でLEDを増産と報じられました。ほぼ全面安といえる始まりとなり、手掛かり材料難の中、この報道を手掛かりに目先筋が物色して堅調な始まり。しかし後場になると手仕舞い売りが徐々に増加、小幅高でのもみ合いが続きました。
大平金(5541) 536円(△20)
ドイツ証券がニッケル市況は今後も上昇歩調といったレポートを出した模様。ニッケル市況の上昇が業績面でプラスに働くといった見方から、後場に入って一段高。もともと手掛かり材料難の地合いで、値動きの良さを材料として手掛けられることの多い銘柄で、目先筋の買いを誘う展開となりました。
東エレク(8035) 7880円(▲500):100株単位
フセイン元大統領の身柄拘束で大幅高となった日経平均は、本日あっさりと反落。指数の影響を受けやすい値がさハイテク株も、大幅反落となりました。国際半導体製造装置協会が発表した10月の世界半導体製造装置販売額は、全体では前年同月比0.1%増となったものの、北米地域だけみると35.7%減となっており、この点が先行き不透明要因となり押し目買いも手控えられました。
太平洋セメ(5233) 266円(△6)
前場手掛かり材料難の中、太平洋セメや不動建(1813)など低位株の一角で目先筋は日計り狙いの動き。しかし後場に入ると手仕舞い売りが優勢となり、上げ幅を縮小。非常に逃げ足の速い展開となりました。
武富士(8564) 4820円(▲250):10株単位
盗聴問題が会社ぐるみの犯行で、先行き不透明感が強い中、元社員がノルマ達成のため上司から電話で精神的苦痛を受けたことで慰謝料などを求め提訴。企業イメージの悪化、今後もどういった問題が出てくるかわからない面もあり、落ち着くまで買いポジションを手仕舞い様子を見る動きが強まり軟調な値動き。
光通信(9435) 5280円(△50):100株単位
手掛かり材料難で、物色対象に困った目先筋の一部が後場に入って仕掛け的な動きを行い、急速に上げ幅を拡大する場面がありました。日計り狙いの動きが中心で、買いが途絶えるとジリジリと上げ幅を縮小する荒い値動き。
アサヒ(2502) 975円(△14):100株単位
前日は市場全体が上昇する中、ディフェンシブ銘柄という位置付けもあり直近値を上げていた利益確定売りで反落。本日はフセイン元大統領の身柄拘束を手掛かりとした買いも途絶え、再び市場全体に先行き不透明感が強まったことで資金流入、堅調な値動きとなりました。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高エスリード(8877) +7.50 △150 2150 30.3A&AM(5391) +6.34 △4 67 444古河機(5715) +6.03 △7 123 7209大末建(1814) +5.88 △4 72 364東栄住宅(8875) +5.56 △165 3130 82.3
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高ABILIT(6423)−12.71 ▲87 597 52.8ルック(8029) −9.26 ▲38 372 926佐田建(1826) −8.75 ▲7 73 241東海東京(8616) −7.85 ▲19 223 826インプレス(9479) −7.50▲9千円 11万1千円 0.206
東証1部売買高上位
銘柄 売買高(千株) 終値 前日比あしぎん(8352) 77535 17 0NEC(6701) 28299 750 ▲6東芝(6502) 26022 407 0新日鉄(5401) 24593 212 ▲5りそなHD(8308) 23616 129 ▲2三菱重(7011) 17199 296 ▲8いすゞ(7202) 15535 208 △4大平金(5541) 14779 536 △20不動建(1813) 14022 72 0三洋電(6764) 12727 528 ▲13
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金(百万円) 終値 前日比みずほFG(8411) 61109 28万7千円 ▲1万円ソフトバンク(9984) 39489 3200 ▲180三井住友(8316) 36880 51万3千円 ▲2万1千円UFJ(8307) 32275 46万7千円 ▲2万4千円NEC(6701) 21353 750 ▲6石油資源(1662) 20633 4320 △140トヨタ(7203) 20311 3560 ▲60キヤノン(7751) 13968 4850 ▲150NTTドコモ(9437) 13938 22万6千円 ▲5千円NTT(9432) 13788 51万1千円 ▲2万2千円
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ>−−−−−−−−
過去一週間で一番印象深い、記憶に残る出会いと言えばN.K.シンというインド計画委員会委員・前首相経済顧問とのそれでしょうか。もっとも、会っていたときは彼がそういう人だとは知らなかった。確かに「インドの偉い人」とは聞いていたが、正確な役職は知らなかった。別れた後に、名刺切れで彼から貰った手書きの紙をあとで見たら、
「NK.SINGH MEMBER, PLANNING COMMISION GOVRN OFINDIA」とあったので、なるほどそうだったのか、と。
全くの偶然。通訳の友人である片山さんが「インドの偉い人が六本木ヒルズを見たがっているが、私は知らないし...」と電話してきた。先週の水曜日の夜。たまたま近くにいたので、多少は知っている彼とその奥さんを片山さんと一緒に夜9時ごろから案内したのです。以前日本の住んだことのあるご夫妻で、「日本の新しい名所を見たい」ということだったらしい。日本には外務省の招きでセミナーの為に来日した、という。
日本人の関心は、遠近の問題もあってアジアでは中国に向きがちです。私もそうでした。確かに中国は力強い成長をしている。しかし、2週間ほど前にFTで「INDIA:ON THE EDGE OF EXPLOSIVE GROWTH」という記事を見てから、関心を高めていたのです。だからちょうど良かった。彼の話は「来年のインドの成長率は7%プラス」という話しから始まった。FT(イギリスの経済紙)には+6%とあったから、それよりも強い。
やはりアメリカ企業などが製造業分野だけでなく、ソフトウエア事業の分野で事業をインドに急速に移しているという。だからこのサービス部門の伸びが10%を超えているらしい。たまたま今朝のウォール・ストリート・ジャーナルには「IBM to Export Highly Paid Jobs To India, China」という記事がある。これによると、同社はマネージャークラスに対して「4730人分の高給なソフトウエア職をインド、中国に移管する」と通知したらしい。こうした動きは氷山の一角でしょう。
彼によると、中印紛争の印象の強い日本人には意外なのですが、今はインドの企業が中国に、中国の企業がインドに盛んに進出しているのだそうです。片方は13億、もう一方は10億の人口を誇る。合わせて、世界人口の三分の一以上。
酒席だったので許して欲しいのですが、シンさんは小生の方に向かって小声でこういった。
「分かるでしょう。巨像同士がセックスすれば、周りは揺れる.....」。奥さんに聞こえないような小声でしたが、彼は確かにそう言った。インドも中国も、GDPは2兆ドル以下。つまり日本の半分に満たない。しかし、二つとも大きな可能性を秘めている、と思う。
伊藤洋一(いとうよういち)住信基礎研究所主席研究員。専門は国際経済・デジタル経済・金融であるが、大学講師、ラジオ・テレビの出演、雑誌寄稿など多数。日曜日夜のフジテレビ系EZ!TVレギュラーとしてもお馴染み。http://ycaster.com
−−−−−−<ファンドマネージャー清水氏の相場の見方>−−−−−−−−
フリーライダー(ただ乗り)
「フリーライダー(ただ乗り)」と聞くと無賃乗車か何かを思い浮かべる方が多いと思いますが、資産運用の世界では、インデックス運用における価格形成コストの非負担を指すことがあります。アクティブ運用ではファンダメンタルズ情報を入手するために人を使い、お金をかけますが、その情報に基づき売買することによって、株価はファンダメンタルズを概ね反映した動きになります。しかし、インデックス運用はこのようにして形成された株価をコスト負担なしに利用します。これを「ただ乗り」というわけです。
しかし、最近一部のインデックス運用がただ乗りどころか、高い運賃を払わされた(と思われる)事態が起きました。東証株価指数(TOPIX)の銘柄入れ替え時取引の問題です。TOPIXは銘柄が常に固定されているわけではなく、随時、入れ替えが行われます。同指数は時価総額をベースに算出されますが、株式持ち合いや親会社の保有分などで発行済み株式数に占める流通株式の比率が低い銘柄が指数に新規算入される際に問題が起こります。通常、インデックスファンドは指数算入日前日の終値で購入することがわかっているために、当該銘柄を先回りして購入し、高い株価でインデックスファンドに買わせようとする向きが出てくるからです。
企業実態に照らして異常に高い株価になったとしてもインデックスファンドは指数連動性を重視するために買う場合があります。近年インデックスファンドの時価総額が大きくなっていることから、一層この問題は深刻度を増しているようです。
この問題について、これまで東京証券取引所(東証)は、上場銘柄の指数算入日を新規上場日の「翌営業日」から「翌月の応答日の翌営業日」に変更したり、時価総額が1%を超える新規上場銘柄は指数算入を複数回に分けるなどの緩和策を講じ、一定の効果を上げてきました。さらに東証の土田社長が記者会見でTOPIXの浮動株調整について前向きな発言をしてから株式市場では俄然、注目を集める話題になっています。この浮動株調整は流通株式部分のみを指数に反映させ、より株式流通市場を的確に表すことを可能にします。MSCI、FTSEなどのグローバル指数では、既に採用されている方式であり、遅まきながらわが国でも同方式への移行が現実味を帯びてきました。
現時点で東証から確たるリリースが出ているわけではありませんが、日経金融新聞の報道によれば、東証はまず浮動株を考慮した新指数を機関投資家向けに開発する意向のようです。これによって、徐々に機関投資家のベンチマークを新指数に誘導し、マーケットへのインパクトを軽減した後にTOPIXのフロート化(浮動株調整)を進めていくものと思われます。
実際にこのやり方を行った場合でも個別銘柄の株価に対しどの程度影響が出るかは現時点では不透明で、もしかすると全く影響を与えないというわけにはいかないかもしれません。しかし中長期で見れば、健全なマーケット育成に向けて望ましい方向に進んでいると考えています。
◆「DKAアセットシンフォニー」
内外の株式、公社債等にバランス良く分散投資を行うバランス型ファンド。清水ファンドマネージャーをはじめとする運用チームで安定感のある運用を目指します。
*詳細は当社ホームページをご覧ください。投資信託をお申込みの際には、「目論見書」をご確認下さい。
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投資信託基準価額(12月15日現在)
ザ・ファンド@マネックス 6,080(+164)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(12月15日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 25.08(−0.19) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 20.50(−0.05) バンガード・スモールキャップ・インデックス 21.92(−0.40) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 14.70(−0.08) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 16.44(−0.17)
適用レート(12月16日午後2時30分現在)
買付 107.85(−0.25) 解約 107.35(−0.25)
<ユーロ建>
フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F 11.69(+0.03)
適用レート(12月16日午後2時30分現在)
買付 133.30(+1.25) 解約 132.55(+1.25)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========12月16日 <阿佐田哲也>
先日ふらっと寄った書店で、「総特集 色川武大VS阿佐田哲也」(河出書房新社)という本を見つけました。一月ほど前に既に出版されていたようで、今迄気付いていなかったのは不覚です。何度もつぶやきに書いていますが、阿佐田哲也は大好きな作家です。私の読書はかなり偏っていて、阿佐田哲也、坂口安吾、山田風太郎、(詩人ですが)萩原朔太郎の4人で、日本の作家の全体の読書量の4分の3程度に到ってしまうのではないかと思ってしまいます。まぁ恐らく錯覚であり、実際にはもっと分散されているとは思うのですが、感覚的にはそれほど偏っています。この4人の中で、阿佐田哲也だけはちょっと他の人に比べてユニークな存在です。マーケットの心理やトレーディングの極意に通じる、実社会に適用できるような概念について小説としていることや、本名の色川武大と阿佐田哲也というペンネームの2つ(実際にはもっとあったのですが)を使い分けていることなどが、他の作家にはない特色だと思うのですが、個人的にはもうひとつ特別な理由があります。私は色川武大さんに会ったことがあるのです。中学・高校の先生が色川武大さんと麻雀をする仲で、高校2年の頃だと思うのですが、一度その先生の家に遊びに行った時に、色川さんが来ていました。奥の狭い部屋で、(あれは麻雀に使える卓だと思うのですが)ちゃぶ台のような低い卓の奥側に、部屋の入口の方を向いて畳の上に胡座をかいて座っていました。私は立ったまま部屋に入っていき挨拶をしてみたのですが、上目遣いで「ギロッ」と一瞥だけされました。地獄の黙示録の最後の方でマーロン・ブランドの顔がぬぅっと出てくるような、そんな威圧感と存在感があり、今でも克明に私の目に焼き付いています。あの頃はまだ名前しか知らず、作品をちゃんと読んでいませんでした。一生の不覚です。聞きたいこともあっただろうし、ミーハーにサインでも貰っていれば、麻雀する時のいいお守りになったかも知れない。もう取り返しはつきませんが、懐かしい思い出です。
=============<編集長の独り言>=============ここ数年、クリスマス前になると目立つもの。それは家の塀、ベランダ等々に電飾を取り付けたクリスマスイルミネーションです。我が家でも、子供達はこれをやりたいという声が年々高まる中、何とか思いとどまっています。
一度やりだすと、毎年バージョンアップ?をはかり歯止めが利かなくなる気もします。また、近所で1軒が始めると、次々に回りの家も始めてしまうのではないでしょうか。幸いまだ私の家の近所では行われていません。休日の夕方になると散歩がてら少し先の住宅街に行って見たり、あくまでよそのお宅を眺めるにとどめています。夕方車で走っていると、子供達はピカピカ捜しに熱中しています。
ちなみに私の知人宅は、このクリスマスイルミネーションにすっかりはまっています。登り坂の突き当たりに家があるため、かなり目立つと思います。この家をみるために、2年連続この家まで夕方ドライブ。去年よりさらに電飾は増えています。一体どこまで増殖していくのでしょう。
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