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マネックスメール(第1088号 2004年1月9日夕方発行)
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
資産設計への道
〜その102 年初の予想からわかること
投資信託基準価額
コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
・編集長の独り言
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
後場後半になって円安が進行、その後日経平均は一時11000円台を回復。
日経平均 10965.05(△127.40)
TOPIX 1065.78(△ 8.86)
単純平均 408.49(△ 2.61)
東証二部指数 2203.81(△ 14.96)
日経店頭平均 1466.67(△ 12.24)
東証一部
値上がり銘柄数 847銘柄
値下がり銘柄数 560銘柄
変わらず 122銘柄
比較できず 3銘柄
騰落レシオ(25日) 117.95%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 1580.49(百万株:概算)
売買代金 1421114(百万円:概算)
時価総額 3158600(億円:概算)
為替(12時) 107.03円
昨日の相場で日経平均は調整局面終了の兆しが感じられる場面がありました。さらに米国株式市場がハイテク株主導で上昇、この流れを受けて国内市場は続伸歩調で始まりました。
本日の朝方は、オプションのSQに絡んだ売買もあり、相場の内容を把握し難い面もありました。日経平均は11000円の大台目前まで上昇後、3連休前で手仕舞い売りも出やすく伸び悩みとなりました。
日程面で3連休前、株価水準では11000円目前という相場環境では、あと一歩上値を買い進む勢いは高まり難い状況です。上値の重い展開になると、さらに買いを手控えるといった雰囲気が強まってしまいました。
朝方堅調な始まりとなった大手銀が、10時前にはすでに失速といった雰囲気を強めて下げに転じました。その後もジリジリと値を下げたことで、市場全体に手仕舞い売りを誘いました。引き続き大手銀の値動きが投資家心理を大きく左右していました。
後場に入ってからは小幅高で方向感の乏しい展開が続きました。3連休前で新規のポジション取りは手控え、週末のポジション整理が終了すると眺めているだけといった雰囲気で値動きの乏しい展開となりました。
こうした中、一部目先筋による個別材料株での日計り狙いの動きが目立ちました。朝方大幅続伸で始まり、前場後半は一転下げに転じたルック(8029)が、後場再度上昇に転じるという乱高下。日電池(6931)、ソフトバンク(9984)なども一段高を演じました。
後場後半になると、為替市場では急速に円が下落。これを受けてハイテク株や自動車株が一段高を演じました。日経平均も上げ幅を拡大し、11000円の大台を回復する動きになりました。
3連休中の海外株式、為替市場の動向が懸念材料とはいえそうですが、国内市場は個別材料株での短期値幅取りを交えながら、市場全体のスピード調整は進んだ雰囲気です。SQや連休前といった手控え要因が通過した来週、指数の上昇ムードがさらに強まる可能性もありそうです。
◆個別銘柄◆
三菱東京(8306) 81万8千円(▲1万5千円):1株単位
朝方の大手銀は堅調な始まりとなっていましたが、早い段階でまず三菱東京が下げに転じ、他行も前場中頃には揃って下げに転じました。その後もジリジリと下げ幅を拡大したことで、市場全体にも連休前の手仕舞い売りを急ぐ雰囲気が強まりました。
ルック(8029) 687円(▲13)
3日連続のストップ高による利益確定売りと、日計り狙いの目先筋の買いが交錯、非常に荒い値動きとなりました。前場中頃にまとまった売りが出たことをきっかけに、一気に下げに転じたものの、後場に入って利益確定売りに一巡感が漂うと、再度目先筋が仕掛ける形で上昇。後半になると日経平均が一段高となり、個別材料株を手仕舞う動きが出始め下落に転じる乱高下。
アドバンテスト(6857) 9080円(△320):100株単位
このところ米国株式市場ではハイテク株の業績回復期待が高まり、ダウが調整局面となる中でもハイテク株の堅調さが目立っていました。アドバンテストは続伸歩調で始まり、前場中頃は利益確定売りによって上げ幅を縮小する場面があったものの、後場に入ってから再度買いを誘い9000円の大台乗せ。
日電池(6931) 249円(△11)
後場に入ってから目先筋による個別材料株での日計り狙いの対象となり一段高。火曜日に政府が米国、EU各国と燃料電池の標準規格作りに乗り出すと報じられたことで急騰、その後2日間調整となっており、調整終了といった思惑で一部目先筋が仕掛けた模様。
シャープ(6753) 1799円(△21)
2006年度の液晶事業売上高は1兆円程度に拡大する計画と同社社長が昨日記者会見の席上コメントしました。これを手掛かりに買いが先行しましたが、前場は市場全体の上値が重いこともあり伸び悩みで終了。後場に入るとやや上げ幅を拡大する展開となりました。一気に上昇する勢いは乏しいものの、成長性に期待した買いが入り終始堅調な値動き。
良品計画(7453) 3690円(△30):100株単位
2003年3−11月期の経常利益が前年同期比28%増になったと発表、好業績を手掛かりとした買いを誘い堅調な値動きを続けました。ただ積極的に上値を買い進むといった動きは市場全体に手控え気分が強いこともあり、朝方の買いが一巡するともみ合い。
田村電(6712) 389円(△37)
人員を増強し、非接触ICカード事業を強化すると日経新聞に報じられました。これにより収益拡大期待から買いを誘う展開、また目新しい個別材料株として目先筋の買いも誘い後場一段高。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高鈴丹(8193) +30.92 △30 127 12733タキロン(4215) +15.70 △57 420 2435洋シヤタ(5936) +15.30 △15 113 3301東特線(5807) +14.48 △21 166 2294三菱自(7211) +14.28 △32 256 18315
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高キャッツ(9786) −14.33 ▲43 257 2603.4あすなろ(1865) −9.38 ▲58 560 531丸栄(8245) −6.18 ▲12 182 775東海染(3577) −5.83 ▲7 113 279トーア紡(3204) −5.63 ▲4 67 1560
東証1部売買高上位
銘柄 売買高(千株) 終値 前日比りそな(8308) 75602 125 ▲5東芝(6502) 67652 460 △30古河電(5801) 36897 420 △24日製鋼(5631) 30175 159 △8ルック(8029) 26191 687 ▲13日立(6501) 24414 710 △30NEC(6701) 21240 844 △25新日鉄(5401) 19479 225 ▲2石原産(4028) 18488 246 △10三菱自(7211) 18315 256 △32
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金(百万円) 終値 前日比みずほFG(8411) 59972 32万5千円 ▲3千円ソフトバンク(9984) 58299 3820 △230トヨタ(7203) 33088 3710 △90三井住友(8316) 31937 54万6千円 ▲8千円東芝(6502) 30372 460 △30NTTドコモ(9437) 29272 24万9千円 △4千円ソニー(6758) 28045 3930 △130キヤノン(7751) 23793 5210 △170UFJ(8307) 20749 51万円 ▲5千円ホンダ(7267) 20516 4810 △160
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その102>−−−−−−−−−−
正月気分に浸る間もなく来週からは忙しくなりそうです。
勉強会はもうすぐ東京以外での開催もお知らせします。お待ちください。http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/benkyo/index.html
こちらももうすぐ定員になりそうです。
http://www.waseda.ac.jp/extension/lecture/2003win/0905.html#410101イーウーマンの資産設計塾もご覧下さい。
http://www.ewoman.co.jp/money/club/about.html
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年初の予想からわかること
毎年年初の日経新聞には経営者、有識者の景気、株価の見通しが掲載されています。かつて、毎年正月にこの紙面を保存していた記憶があります。でも1年の間にどこかにいってしまい、結局その見通しがどうであったかの検証をしたことはありませんでした。
去年の1月3日にも恒例の予想が掲載されました。1年前の株価、有望銘柄、為替などの予想が実際にはどうだったのか。今回は去年の新聞記事を見ながら検証してみたいと思います(投信会社の方にご協力いただきました。)。
●株価の予想は?
早速紙面を見てみます。まず日経平均です。予想高値の平均が1万1410円。安値は7,818円でした。中には1万6000円の高値を12月につける、と予想した証券会社の社長さんもいました。ちなみに昨年の日経平均は安値が4月の7603.76円、高値が11月の11238.63円です。各人の予想にはバラツキがありますが、予想の平均はレンジとしては実際の相場の動きに近く、かなり実際の相場に近い予想だと思います。
●有望銘柄
具体的な有望銘柄も各人5つあげています。銘柄に点数をつけて予想を合計するとトヨタがダントツの有望銘柄1位になっていました。続いて、武田薬品、信越化学、ソニー、キヤノン、NTTドコモ、本田、花王、日産自動車、ローム、シャープ、といった順番です。大型優良株が選択される傾向があることがわかります。2002年末 → 2003年末の株価 はこうなっています。
トヨタ(7203)3190円 → 3620円
武田薬品(4502)4960円 → 4250円
信越化学(4063)3890円 → 4380円
ソニー(6758)4960円 → 3710円
キヤノン(7751)4470円 → 4990円
NTTドコモ(9437)219000円 → 243000円
ホンダ(7267)4390円 → 4760円
花王(4452)2605円 → 2180円
日産自動車(7201)926円 → 1224円
ローム(6963)15110円 → 12560円
シャープ(6753)1127円 → 1691円
同じ時期に日経平均は8578.95円から10676.64円に上昇しました。これと比較すると「有望銘柄」が必ずしも有望でないことがおわかりいただけると思います。
●為替
2003年年末のドル円相場についてはどうでしょうか。最も円高になると予想した人でも120円。平均は125.64となっていました。これは実際の為替レートとはかなりずれています。相場観が正しかった人は予想した人の中には残念ながら一人もいなかったことになります。
●予想を当てにして投資をすると・・・
昨年の株価や為替の予想結果から言えることは、予想は当たるものもあるし当たらないものもある、という当たり前のことです。日経新聞の年初の記事の場合、経営者などは期待感からか、自分の希望する方向にどうしても予想のバイアスがかかることもあると思います。
●実力なのかまぐれなのか
多くの人が予想をすれば、その中には当たる人がいるのかもしれません。しかし去年予想を当てた人が今年も当てるのかどうかは見極める必要があります。
例えば去年宝くじで3億円当てた人は宝くじを当てる能力があると言えるでしょうか。多分言えないと思います。では去年も今年も宝くじで3億円当たった人がいたらどうでしょうか。単なる偶然にしてはあり得ないこと、と思う人もいるでしょう。その人が買った宝くじ売り場を探して同じ場所で買おうとする人が来年出てくるかもしれません。しかし来年3回連続で3億円が当たることは恐らくないでしょう。
●役に立たないわけでもない
では、このような予想の数字を見ることは意味の無いことなのでしょうか。そうでも無いと思います。分析結果を鵜呑みにして投資をするのではなく、市場参加者がどう考えているのかを知るために使うのです。例えば為替であれば、ほとんどの予想が円高方向を予想しておらず、緩やかな円安を予想(希望?)していたことがわかります。
●長期の予想は難しい
専門家であれ素人であれ長期の予想を当てるのは困難です。時間が経つにつれ前提としているマクロ経済、市場環境などが予想できない方向に変わってしまう可能性が高くなるからです。さらに天災や戦乱などイベントリスクもあり、これらをすべて織り込んで考えることは不可能だからです。
長期の予想をあれこれ考えるよりは保有資産のリスク管理をしっかりすることの方が資産設計上は大事だ、というのが私の結論です。
今回の話のまとめ---------
予想記事を鵜呑みにして投資をしてはいけない
予想の数字は市場参加者がどう考えているかを知るための情報にはなる
長期の予想はイベントリスクもあり当てるのは難しい
いつまで続くかわからないこのコーナー。本年もよろしくお願いいたします。ではまた来週・・・。
(マネックス証券 資産設計部 内藤 忍)
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資産設計への道へのご意見・ご質問はメール件名「資産設計部 内藤」宛でfeedback@monex.co.jp までお送りください。
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投資信託基準価額(1月8日現在)
ザ・ファンド@マネックス 6,453(+66)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(1月8日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 26.50(+0.12) バンガード・ウェルズリー・インカム・F 20.99(+0.02) バンガード・スモールキャップ・インデックス 23.36(+0.16) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 15.57(+0.06) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 17.57(+0.12)
適用レート(1月9日午後2時30分現在)
買付 107.75(+1.60) 解約 107.25(+1.60)
<ユーロ建>
フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F 12.15(+0.13)
適用レート(1月9日午後2時30分現在)
買付 137.60(+3.40) 解約 136.60(+3.40)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========1月9日 <政府の決意>
『日本では長きにわたり貯蓄促進が重要な政策目標であった。経済全体として資本不足の時代には、政策的優先度に応じて産業に資金を供給することが金融システムの課題であり、そこで資金仲介の太宗を担ったのは銀行である。資本が十分に蓄積された現在、ライフステージに応じ可能な限り有利に運用したいという個人の希望に応えるためには、魅力ある多様な運用対象を、的確な情報とともに、これに投資する知識を備えた個人に提供する必要がある。また、今後、何が21世紀の日本のリーディング産業になるのか不透明な状況下で、リスクマネーの効率的かつ積極的な供給を促し、日本企業の発展を金融面から支えていかねばならない。
銀行のリスク負担能力が限界に達しつつあるなかで、強靱で高度なリスクシェアリング能力を持った市場中心の金融システムに再構築していくことが日本経済の発展にとって不可欠であり、そのためには、資金を供給する個人の意識変革を政策として遂行していく必要がある。』・・・
まるでいつもの私のつぶやきのようですが、実はこれは首相に対する諮問機関である金融審議会が昨年12月24日に提出した
「市場機能を中核とする金融システムに向けて」
http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/base.html
の一部です。金融庁が事務局を務めるこの審議会の報告書において、金融・経済に対する的確な洞察と将来ヴィジョンを読めたことは、甚だ僭越で恐縮ですが、安心と、一種の興奮を覚えました。その内容が、きちんと実現されていくことを強く願います。
=============<編集長の独り言>=============小学生が今年もらったお年玉の平均は、2万4668円で、昨年より891円増加したそうです。調査対象が850人なので、多少誤差はあるでしょうが、お年玉の増加は景気回復の兆しのひとつかも知れません。
この中での最高額は、小学校5年生の女の子の17万円。父母双方のおじいちゃん、おばあちゃんから大口のお年玉を貰ったのではないかと勝手に想像してしまいます。
私も子供の頃、おじいちゃんから大口のお年玉を貰いました。ほぼ半分がおじいちゃん1人から貰ったものでした。今の時代は高齢化と少子化でおじいちゃん、おばあちゃんによる孫1人当たりの出費が増えているはずです。
我が家をみると、親から小学校1年生の娘へのお年玉は、シルバニア・ファミリーの福袋3千円也。おじいちゃん、おばあちゃんから総額いくらお年玉を貰ったのか把握していませんが、おじいちゃん、おばあちゃん比率はきっと、7割とか8割といった水準になっているでしょう。
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