マネックスメール 2004年2月12日(木)

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マネックスメール 2004年2月12日(木)

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 マネックスメール<第1110号 2004年2月12日(木)夕方発行>  http://www.monex.co.jp/
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業界アナリストの意見を参考に日本株のこれからを考える
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  フィデリティと考えるこれからの投資
  サンプラザ中野の株式ロックンロール
  マネックスの投信売れ筋ランキング
  投資信託基準価額
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
 ただ今ブックビルディング中
 「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
   エー・アンド・アイ システム(4773)
   ムロコーポレーション(7264)
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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/

=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
米国市場高で堅調な動きとなったが、電機、精密株の一角は売られ、伸び悩み。
日経平均      10459.26 (△93.86)
TOPIX      1030.91 (△ 5.66)
単純平均        395.94 (△ 1.79)
東証二部指数     2295.31 (△13.34)
日経店頭平均     1522.57 (△ 5.47)
東証一部 
値上がり銘柄数       864銘柄
値下がり銘柄数       497銘柄
変わらず          172銘柄
比較できず           4銘柄
騰落レシオ        90.14%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高     1024.11(百万株:概算)
売買代金    1156434(百万円:概算)
時価総額    3075662(億円:概算)
 為替(17時)  105.35円

 昨日の米国市場が大幅高となったことで買い先行の始まりとなった。上値の重い展開で日経平均10500円が抜けない、といった状況であった。10:00過ぎに先物に大口買いが入ると一時上値追いの展開となったが、為替が円高傾向にあることから、値嵩優良銘柄に安くなるものが目立ち、指数の上値を抑えていた。

 後場に入ってからも為替を気にして買い気も盛り上がらず、内需銘柄に動きのいいものも散見されたが、値嵩株が軟調で指数を押し上げる動きとはならなかった。先物への買いも入らず、明日のオプションSQをにらんで手仕舞い売りで動きが取れない状況であった。その中で1〜3月の機械受注が減少見通しと報じられ、証券ディーラー等のポジション整理もあり、ますます上値の重い展開となり、本日の安値圏での引けとなった。
出来高は4日ぶりに10億株を越え、値上がり銘柄は朝から1000銘柄を越えて推移していたが、大引けでは864銘柄となった。

 個別には為替動向を気にして値嵩ハイテク株は安いものが多く、不動産株など内需株は堅調。買戻しと見られる買いが断続的に入っていた銀行株も高い。一方、原料高で収益悪化が伝えられた化学素材株は大幅安、好業績を発表した海運株も材料出尽くしで売られた。


◆個別銘柄◆
宇部興産(4208) 167円(▲24)
三井化学(4183) 582円(▲45)
 ナフサ高で収益悪化と報じられ共に大幅安。値下がり率上位に顔を出した。
石油資源開発(1662)4100円(△340):100株単位
 貸借取引の対象となり、流動性向上の期待から大幅高。

ソトー(3571)1566円(△96)
 公開買付を進めている米系ファンドが12日付けで買付価格を一株1400円から1550円に再び引き上げたことで買われた。

JR東海(9022)96万2千円(▲4000):1株単位
 品川新駅ができ、のぞみが増発となったことで業績が好調と発表されたことを受け、堅調な始まりからじり高となっていたが、14:00過ぎから目先筋の利益確定売りに押され急速に値を消し、前日比マイナスでの引けとなった。
ニコン(7731)1337円(▲5)
 米国市場が大幅高となったことで、前日の大幅安の反発が期待されたが、円高ということもあり、小幅続落となった。

消費者金融株・信販会社株
 景気が順調に回復する中で失業率も低下、自己破産申請件数や企業倒産件数に下げ止まりの兆候が見え始め、自己破産等による不良債権の増加も頭打ちとなり収益の改善が期待できると買い直され、軒並み昨年来高値を更新するなど堅調な展開となった。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高ジョイント(8874)+19.36  △292  1800 266.8飯田産業(8880) +15.52  △395  2940 209.2もみじHD(8329)+11.56 △2万円 19万3千円 0.163小野測(6858)  +10.33   △49   523   852ダーバン(8116)  +9.86   △15   167   535
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高宇部興(4208)  −12.56   ▲24   167 23399山一電(6941)   −9.11  ▲103  1027 268.5新日無(6911)   −7.29   ▲87  1105   149三井化学(4183)  −7.17   ▲45   582 10352ラウンドワン(4680)−7.17 ▲1万4千円 18万1千円 7.929

東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比宇部興(4208)      23399    167     ▲24りそなHD(8308)    23289    125      △2新日鉄(5401)      18390    206      ▲3東 芝(6502)      17971    434     △10日産自(7201)      16213   1070      ▲5日興CG(8603)     15096    545     △20商船三井(9104)     12801    475     ▲21野村HD(8604)     12724   1645      △5三洋電(6764)      12013    535      ▲6第一船(9132)      11858    167      ▲7
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比UFJHD(8307)    80087 47万5千円  △2万1千円みずほ(8411)      59048 31万2千円    △8千円三井住友(8316)     37546 57万7千円    △9千円NTTドコモ(9437)   29085 21万9千円    ▲2千円三菱東京(8306)     27909 81万5千円  △2万8千円武 田(4502)      27829   4530    △100ソフトバンク(9984)   21821   3750     △30野村HD(8604)     21001   1645      △5トヨタ(7203)      18544   3490     ▲30キヤノン(7751)     17778   5010     ▲80

=============<資産設計情報>==============---------------<フィデリティと考えるこれからの投資>---------------

再考: 投資信託の積み立て投資(その1)

マネックスメールの当コラムは今回で連載100回目を迎えました。これまで
同様、読者の皆様のお役に立てるような情報、投資の際のヒントになるような
ことをお届けしていきたいと考えています。引き続きよろしくお願いします。

さて、株式市場では楽観的な見方が主流ではあるものの、一部に景気回復の持
続性について危ぶむ声も根強く、世界的になかなか先を見通しづらい状況にあ
ります。日経平均が10000円台で一進一退を繰り返しているところで「今、
買っていいのか?」「今のうちに売っておくべきか?」などといった戸惑いが
生じているかもしれません。

もちろん、投資において市場動向やタイミングは重要ですが、一方では「相場
の変動に左右されない投資」を検討される価値もあるかと思われます。それが
積み立て投資であり、こういった先行きの判断が難しい局面こそ、その有効性
についてあらためて注目したい資産運用法です。

お客様にとっての積立投資の意味

いわゆる投資教育の重要なテーマのひとつに、「資金を一括で投資した場合」
と「定額ずつ積立投資を行った場合」の成果を比較するというものがあります。
ところが、相場が概ね上昇し続ける状況下では、比較するまでもなく、一括で
投資したケースのほうに軍配が上がります。

極論を言えば、一括で投資するまとまった資金がない場合に行う積み立て投資
において、「投資の効率性」は最優先すべき課題ではなく、むしろ、毎月自動
的に投資が行われることによって、市場動向がさほど気にならなくなるという
「精神衛生上のメリット」のほうが大きいとも言えます。

ただし、そのような積立投資においても、継続するための「心の支え」のよう
な存在があるのに越したことはないでしょう。また、まだ始めていないお客様
に、「長期のマラソン」にも似た積み立てをスタートするためには、積み立て
投資によって期待できる効果を具体的にイメージすることは意味のあることで
しょう。
(以下次号)

フィデリティのファンドはマネックス証券でお申込みいただけます。

投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認ください。

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「サンプラザ中野と松本大の株本(かぶぼん)」 日本経済新聞社より
発売中!!「低金利の時代に株式投資を始めたい」そんな声に
お応えしてサンプラザ中野がやさしく解説いたします。
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=35046

------------------<サンプラザ中野の株式ロックンロール>--------------

感動的なパーティーに行ったぞ。サンプラザ中野だー!

日曜日の事だ。汐留の日本テレビで「行列のできる法律相談所」の収録に参加
した。
紳助さん司会の番組である。収録後、西麻布に向かった。とある本の出版パー
ティーの会場へ、である。
本のタイトルは「母さん、ぼくは生きてます」。戦乱の母国から日本へ逃げの
びたアフガニスタン青年の著書である。彼の名はアリ・ジャン。アフガニスタ
ンの北部に住む「ハザラ人」。ハザラ人はモンゴル系なので、彼の顔も日本人
と見分けがつかない。ハザラ人はイスラム教のシーア派である。悪名高き「タ
リバン」は同スンニ派。タリバンはアフガニスタンを制圧すると同時に、ハザ
ラ人に対して圧政を敷き始めた。ハザラ人の男たちは兵士であるないに関わら
ず逮捕・監禁。刑務所はハザラ人で一杯になったそうだ。
彼の父も兄も行方がわからなくなった。そのとき彼の母が家中の金を集めて彼
に渡した。「日本へ行きなさい」。彼らにとって日本はとても平和で優しい良
い国なのだそうだ。彼は母に別れを告げパキスタンに出国。パキスタンで旅券
を取り、仲介者と共に成田へ。しかしその仲介者は空港で行方をくらました。
気が付くと入国管理局の取調室。母がくれたなけなしの金は悪徳ブローカーの
手に。そしてアリ・ジャンは茨城県牛久の収容所に収監。そこから「良い国日
本」と「政治的難民」との戦いが始まる。そして母国アフガニスタンへの米軍
の爆撃も始まる。空襲の中、アリ・ジャンの母は生き残れたのか。
涙なくしては読めない。日本国の難民政策の度量の狭さが浮かび上がる。民間
人ボランティアの暖かさも、だ。是非ゼヒ読んでみて欲しい。マガジンハウス
から1100円である。帯コメントは紳助さんが書いている。紳助さんもパー
ティーに出席していた。
新○銀行のブックビルディングに参加した。結果は補欠であった。申し込んだ
が、補欠にまで回ってくるだろうか。
牛丼が店頭から消えた。鳥系も時間の問題だろう。BSEはさておき、鳥イン
フルエンザに関してこんな説がある。去年の秋にも書いた。ここ数年の太陽の
黒点活動の影響とみる。かなり大きな爆発があった。その爆発で発生した様々
な粒子が太陽風に乗って地球に降り注ぐ。磁力の関係もあり特に極点付近に。
その影響で変異したウイルスが渡り鳥を襲う。渡り鳥が南下して家禽類に伝染
する。黒点活動が盛んだと、景気が良くなるとも言う。神のみぞ知る、である。

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で
活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/

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<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>

1.HSBCチャイナオープン
2.日経225ノーロードオープン
3.ブル・ベア セレクト ダブル・ブルファンド
4.バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド
5.トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
(2/2〜2/6 マネックス調べ)

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投資信託基準価額(2月10日現在)
 ザ・ファンド@マネックス             6,354(−28)
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外国投信基準価額(2月10日現在)
<米ドル建>
 バンガード・トータル・ストック・M・I・F 26.95 (+0.16)
 バンガード・ウェルズリー・インカム・F   21.10 (+0.01)
 バンガード・スモールキャップ・インデックス 23.96 (+0.24)
 マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 15.64 (+0.10)
 MFS ストラテジック・グロース・ファンド 17.72 (+0.11)

 適用レート(2月12日午後2時30分現在)
 買付 105.35 (−0.25) 解約 104.85 (−0.25)

<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F  12.68(−0.02)

 適用レート(2月12日午後2時30分現在)
  買付 135.65(+0.60) 解約 134.65(+0.60)


========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========
2月12日      <春来ぬ>
牛丼がなくなり、代わりに春がやってきました。今日の東京は明らかに暖かい。
朝の空気の質量が、昨日までよりちょっと軽い気がし、鳥の鳴き声も、高揚し
たさえずりに変わりました。私はまだ見ていませんが、ふきのとうを発見した
という社員もいました。世の中の空気の全ての分子が、昨日までとは違う何か
を持っている気がします。春と言えば・・・、やはり天ぷらでしょうか。ふき
のとう、たらのめ。萌え出す春をパクンと口に入れる。中々オツなものです。
しかし天ぷらというものは、ナチュラルに美味しいものではないのかも知れま
せん。ふきのとうもたらのめも、或いはハゼだって、天ぷらにする以外ではア
クが強くてとても美味しくは食べられないでしょう。熱くなければ食べられな
いというのも、どこか無理をしている気がします。塩を直接付けたり、場合に
よってはカレー粉を付けて食べるというのも、どこか怪しい。
でもやはり春は天ぷら屋さんに行きたくなります(春以外でも天丼は食べたく
なります)。春の兆しに話を戻すと、所々梅の花も咲き始めています。
『よそにのみあはれとぞ見し梅の花あかぬ色香は折りてなりけり』(古今集春
歌上・素性法師)
春は人の気持ちを無差別に高揚させるものです。慎重になるべきとの考えもあ
るでしょうが、素直に浮かれるのも手でしょう。今日の小泉内閣メールマガジ
ンによると「悲観は気分、楽観は意志」とのことですが、春なんだから気分か
ら明るく行きましょう。

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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから
→ http://www.monex.co.jp/monex_blog/index.html

マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”
の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
も可能です。ぜひ一度お試しください。

ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========
当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載しま
す。
詳しくはホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−

<明日新規上場の銘柄>
 オプト(2389) JQ
   募集価格 75万円

<明日が募集締め切りの銘柄>
 新生銀行(8303) 東証1部
  募集期間は  2月13日 AM11:00 まで
   募集価格は 525円

<ブックビルディング中の銘柄>
 東誠不動産(8923) JQ
  ブックビルディングは 2月18日(水)AM11:00 まで
   仮条件 22万円〜24万円

<明日からブックビルディング開始の銘柄>
 アイディーユー(8922) マザーズ
  ブックビルディングは 2月13日(金)AM00:00 より
                2月19日(木)AM11:00 まで
   仮条件 33万円〜40万円

<新規取り扱い決定銘柄>
 ジモス(3310) JQ
  ブックビルディングは 2月17日(火)より

 ブックオフコーポレーション(3313) 東証2部
  ブックビルディングは 2月26日(木)より


詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/


=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======
個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。
そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、
事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。
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今週の企業

(4773)エー・アンド・アイ システム http://www.aandi.co.jp/
「高収益企業を目指して各種施策を実行していきます」

(7264)ムロコーポレーション http://www.muro.co.jp/ 
「排ガス規制によるトラック需要を引続き見込んでいます」

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2003年12月3日(水)

エー・アンド・アイ システムの中間決算説明会に出席しました。

●2004年3月期中間決算概要

売上高
・ソリューション・サービスは、経営支援ツール「Kizuki」や人材派
遣業ソリューションコア案件の増大、Web系システム構築案件の増大など
で、34.1億円、前年同期比 13.1%の増加となりました。

経常利益
・ソリューション・サービスの償却前売上総利益は3.2億円で前年同期比 
−49.9%となりました。大型SIの仕様変更、納期変更に伴うコスト増が
影響しました。

●2004年3月期通期予想

各種案件の増大で増収を見込んでいます。
高利益率のソリューション「Kizuki」案件の増大がありますが、大型S
Iの仕様変更、コスト増などが響き、経常利益は減益の見通しです。
投資有価証券評価損の一巡、役員退職慰労金負担の解消などで、当期利益は大
幅な増益となる見通しです。

●今期のトピックス

「外国為替証拠金取引のIT基盤構築および運用」
2003年4月にインターネットでの外国為替取引を支援する「株式会社マネ
ースクウェア・ジャパン」と共同で、個人向け外国為替証拠金取引システムの
構築・運用事業を開始することで業務提携しました。

「Web−SI開発方法論の確立」
国際規格に対応した開発ツール、開発基盤を用い、独自の開発手法の社内標準
化を推進していきます。
開発ツールに関しては、2003年6月に「日本ラショナルソフトウエア株式
会社」と、開発基盤に関しては2003年10月に「株式会社NTTデータ・
イントラマート」とパートナーシップ契約を結びました。

「ISMS適合性評価制度の認証を取得」
2003年11月13日付で喜多方インターネット・プロダクション・センタ
ーにおける、IDC、ASP、ISPの3事業に関して、情報セキュリティの
国際規格に準拠した「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)適
合性評価制度」の認証を取得しました。

●中期経営計画

ビジョン
2000年−2009年を「成長期」と位置付け、「事業、人材および経営の
構造改革を推進し、中期的に経常利益率10%超を継続的に達成する」ことを
ビジョンとしています。
2006年3月期には、以下のような数値目標の実現を目指しています。
売上高 135億円、経常利益 13億円、EPS 100円
想定株価(想定PER20倍) 2000円
想定時価総額 150億円

続く2010年以降は「成熟期」として、『対話と「気づき」を通じた自律的
行動により事業を創造し、長期的に経常利益率15%を達成する』ことを目標
としています。

●取材を終えて

今中間期は各種案件の増加で増収とはなったものの、一部プロジェクトが遅延
となり減益となってしまいました。
通期もこの影響により経常ベースでは前期と比べて減益の見通しですが、売上
高および当期利益では大幅な増収・増益の見通しであります。今後さらなる高
収益企業を目指し、中期経営計画の達成に向けて各種施策の実行に注力してい
く考えです。
各構造改革の進展など、今後も引き続きウォッチしていきたいと思います。

☆★☆ 詳細はCyber-IR:http://www.cyber-ir.co.jpで ☆★☆ 
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2003年12月12日(金)

ムロコーポレーションをフォローアップ取材しました。
室社長、那加井常務に中間決算についてお話を伺いました。

●2004年3月期中間決算概要

前年同期の経常損失から、大きく収益を改善させることができました。
自動車業界全体では、国内販売台数、輸出台数、生産台数とも前年を下回り低
調でしたが、同社グループの売上比率の高い普通トラックの国内販売は、排気
ガス規制対応需要に
伴い、
前期比63.4%増加の57千台と大幅な増加となりました。生産台数も同4
7.1%増の88千台と好調でした。
こうしたフォローの風を受け、トラック用部品の売上が、当初計画を50%上
回り、乗用車用部品も計画比微増となっています。
海外では、カナダの子会社「ムロ ノースアメリカインク」が競争激化から減
収となりましたが、米国子会社「ムロテック オハイオ コーポレーション」
の売上が損益分岐点を超え始め、これを補いました。

●2004年3月期見通し

通期でも大幅な増収・増益を見込んでいます。
上期の特需の勢いは弱まるものの、引き続きトラック業界が好調に推移すると
見ています。
また乗用車も自動車メーカー各社の積極的な新車投入や、モーターショー効果
も期待できることから、こちらも堅調に推移すると考えています。
海外については、カナダ子会社「ムロ ノースアメリカインク」は依然苦戦が
続くと予想していますが、米国子会社「ムロテック オハイオ コーポレーシ
ョン」がこれをカバーすると見ています。
(11月25日の中間決算発表に先立つ、10月27日に中間期及び通期の見
通しを上方に修正しています。)

●将来展望

1.海外展開
1993年にカナダに子会社「ムロ ノース アメリカ インク」を設立。
2000年にはアメリカ・オハイオ州に100%子会社の生産拠点「ムロテッ
ク オハイオ コーポレーション(MTO)」を設立・稼動させました。
2000年にはロンドンに販売拠点を設けています。
また、数年以内にアジアに金型製造の拠点を作ることを検討しています。開発、
設計、実験は日本、製造はアジアで行い、主としてアメリカへ輸出します。
このように、世界的な生産・販売体制を構築し、優秀な技術力を基盤として、
より一層競争力を高めていく方針です。

2.自社製品分野の育成
ビスライダー、シトラスピーラーなど自社開発製品の育成に注力します。
研究開発の充実を図り、消費者の支持が得られるような魅力的な商品を送り出
し、新規事業を今後の経営の大きな柱として育成していく考えです。

●取材を終えて

トラックの特需という要因ではあるものの、通期でも大幅な増収・増益が見込
まれています。
東京都で始まった排ガス規制は、全国的な動きとなることも予想されており、
引き続きトラック業界は好調に推移するものと同社では考えています。
また、米国子会社が軌道に乗ってきたことも注目すべきポイントです。
引き続きフォローアップしていきたいと思います。

☆★☆ 詳細はCyber-IR:http://www.cyber-ir.co.jpで ☆★☆ 
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<今回の企業のIR資料を御希望の方は、「お名前」、「住所」、
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 アドレスの変更の場合、お手数ですが、旧アドレスの解除、新規アドレスの
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・まぐまぐ、Macky!、melmaご利用のお客様
 解除をしたい場合は、ご自身がご利用のシステムから行って下さい。

 ▽まぐまぐ http://www.mag2.com/m/0000017399.htm (ID:0000017399)
 ▽Macky! http://macky.nifty.com/check.htm (マネックスメール)
 ▽melma http://www.melma.com/ (マネックスメール m00015629)

 何れもメールでの解除はできません。HPにアクセスして行ってください。

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