マネックスメール 2004年3月4日(木)

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マネックスメール 2004年3月4日(木)

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 マネックスメール<第1125号 2004年3月4日(木)夕方発行>  http://www.monex.co.jp/
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  サンプラザ中野の株式ロックンロール
  マネックスの投信売れ筋ランキング
 投資信託基準価額
 コラム マネックス社長 松本大のつぶやき
 ただ今ブックビルディング中
 「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
   ITX(2325)
   マクニカ(7631)
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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
 持ち合い解消売り、利益確定売りをこなして続伸。昨年来高値更新となった。
日経平均      11401.79 (△49.87)
TOPIX      1120.67 (△ 4.66)
単純平均        426.97 (△ 3.21)
東証二部指数     2430.67 (△32.19)
日経店頭平均     1593.70 (△15.45)
東証一部 
値上がり銘柄数      1083銘柄
値下がり銘柄数       357銘柄
変わらず          112銘柄
比較できず           1銘柄
 
騰落レシオ        121.7%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高     2112.89(百万株:概算)
売買代金    1512059(百万円:概算)
時価総額    3349316(億円:概算)  
 為替(17時)  110.16

 米国市場のもたつきや高値警戒感もあり、おとなしい始まりとなりました。寄り付き直後に安くなる場面もありましたが、その後は先物への断続的な大口買いもあり、じり高の展開となりました。前場は高値圏で引け、後場寄り直後には本日の高値をつけましたが、その後は利益確定売りに押され上値の重い、もたついた相場展開となりました。後場は利益確定売りや持ち合い解消売りなどに押される場面が多く小動きに終始していました。引け際には目先筋の投げ売りもあり、上げ幅を縮小し後場の安値での引けとなりました。

 朝方発表になった法人企業統計の内容も景気回復への期待を一段と膨らませるのに十分な内容となっていましたが、先週末からの上昇ピッチの速さに、ある程度「織り込まれている」と言う判断になったようです。また、デフレ脱却による景気回復シナリオを見る海外投資家が増えてきたとの見方もありますが、依然国内機関投資家等は慎重な見方をする向きが多く、持ち合い解消や代行返上などの売りも出ていたようです。

 一方で外国人投資家に加え、個人投資家の動きも出てきているようで、個人投資家が好むような銘柄群は比較的堅調な動きとなっています。逆に機関投資家等が保有していると見られる銘柄群は軟調な動きとなっており、連日の昨年来高値更新の中で明暗を分けています。出来高も昨年7月3日以来の20億株(21億株)超となり、投資家の回転は効いているようです。

 業績の回復を買う相場であるはずなのですが、今日一日だけの動きを見てみてるとトヨタ(7203)、キヤノン(7751)、富士写真(4901)、花王(4452)、セコム(9735)などいわゆる「優良銘柄」というものが安く、銀行株等の業績云々と言い難い銘柄の方が堅調という動きになっていました。この動きはもちろん利益確定売りに押されたということもいえるのでしょうが、持ち合い解消などの大口の売りが出ていた、あるいは個人投資家が短期では保有し難い、と言う理由なのではないかと思います。

◆個別銘柄◆
千代田化工建設(6366)748円(△31)
 ガソリンの硫黄分を減らす設備を大量受注した、とのニュースで朝から買い物を集め大幅高。収益への寄与も大きいと好感された。

住友林業(1911大)1049円(△3)
 米国の住宅事業に本格的に参入と伝えられたが、今月に入って値を戻していただけに利益確定の売りも出て上値が重い展開となった。

ミツミ(6767)1220円(▲59)
 2004年3月期の連結最終損益を下方修正し、売り気配からの始まり、相場の地合いが良く、大きく下げたところでは買いも入ったが、戻りも限定的となった。

日野自動車(7205)734円(▲1)
 今期連結経常利益が前期比2.7倍になるとの観測が報じられたが、反応は鈍く小幅高にとどまった。目先戻りが急であっただけに「織り込み済み」と利益確定の動きが出たようだ。

キヤノン(7751)5430円(▲110)
 堅調な相場の中で逆行安。為替も落ち着き、悪材料が出たわけでもないが持ち合い解消等の売りが出たようだ。目先筋の利益確定売りもあり安くなった。
みずほFG(8411)36万7千円(△1万2千円):1株単位
 連日の上場来高値更新。内需関連銘柄として買いが継続している。株式市場が堅調な動きとなっていることで保有株の値上がりを囃すむきもある。法人企業統計で設備投資額が上方修正されたことも支援材料となった。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅   終値    売買高太平海(9123)  +16.35   △26  185  16434藤森工(7917)  +14.38  △200 1590   42.7JALUX(2729)+14.13  △400 3230  229.6明治海(9115)  +14.05   △69  560    313エコナック(3521)+13.63    △6   50   2470
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅   終値    売買高JFEHD(5411) −6.08  ▲170 2625 4324.7MISAWA(1722)−5.17   ▲12  220   5984東邦薬(8129)   −5.03   ▲77 1452    241ミツミ(6767)   −4.61   ▲59 1220 2469.1住友鉱(5713)   −4.04   ▲29  688   7495
東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比りそなHD(8308)   355360    152     △14 新日鉄(5401)      90344    219      ▲3 住 金(5405)      57247    106      ▲2 川 重(7012)      40873    154      △6 OKK(6205)      39449    159      △5 三菱重(7011)      29592    341     △10 石川島(7013)      28472    160      △4 新生銀(8303)      28007    850      △9 三井造(7003)      26266    183      △2 宇部興(4208)      25990    179      △7  
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比みずほ(8411)     100335 36万7千円  △1万2千円 りそなHD(8308)    52270    152     △14 UFJHD(8307)    43198 55万6千円  △1万2千円 三菱東京(8306)     33074 91万1千円    △2万円 ソフトバンク(9984)   32143   4300     △70 三井住友(8316)     32023 65万9千円  △1万1千円 トヨタ(7203)      29073   3830     ▲40 NTTドコモ(9437)   27704 23万5千円    △5千円 新生銀(8303)      23706    850      △9 新日鉄(5401)      19834    219      ▲3 


=============<資産設計情報>==============
「サンプラザ中野と松本大の株本(かぶぼん)」 日本経済新聞社より
発売中!!「低金利の時代に株式投資を始めたい」そんな声に
お応えしてサンプラザ中野がやさしく解説いたします。
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=35046

<サンプラザ中野近況報告>

3/7(日)第24回篠山ABCマラソン大会 ゲストランナー
3/7(日)日本テレビ 21時〜「行列の出来る法律相談所」

------------------<サンプラザ中野の株式ロックンロール>--------------

またまたブックビルディングに参加したぞ。サンプラザ中野だー!

 性懲りもなくだ。今度こそ当たって欲しいぞ。ついでに宝くじも買ってみた。
バラで10枚だ。それから帽子も買った。陽射しが春めいてきたので、春物の
安物を。その陽射しにつられたわけではなかろうが、株価も動き出した。いよ
いよ来るかな、という感じだ。

 いよいよといえば、俺のマラソンだ。いよいよ今度の日曜日なのである。初
めてのフルマラソンである。兵庫県の篠山(ささやま)で行われる「ABC篠
山マラソン」なのである。ABC・大阪朝日放送主催の市民マラソン。その参
加人数は西日本最大なのだそうだ。篠山は最近話題の京都府丹波のお隣なので
ある。本来は猪で有名な所なのである。無事走り終えたら牡丹鍋をいただく予
定である。そんなわけで今はもうマラソンの事しか考えられない。今回は去年
の5月に走り始めてから、俺が手に入れたハイテク・マラソングッズを紹介し
よう。

「ハートレートモニター」
 心拍数読取装置、である。かのベッカム様も使用中とのことだ。胸にゴムベ
ルトを巻いて装着する。そのゴムベルトの中央部に心拍を読み取る装置が仕込
まれている。それは無線機能も備えている。微弱電波を飛ばすのだ。その電波
を受ける専用の腕時計がセットになって販売されている。で、その腕時計に表
示される心拍数を参考にしながら、トレーニングの強さを決めていくのである。
ちなみに180から自分の年齢を引いた数字を基準とする。俺の場合180−
43=137。一分間の心拍数を137から127の間に保ってトレーニング
をすると、効率的かつ安全に体力を向上できる。マフェトン博士が考えたので、
これをマフェトン理論という。

「GPS」
 これは自動車についているアレである。衛星の電波を受けて自らの位置を割
り出す。自動車用のアンテナもずいぶんと小さくなった。それを人間に応用し
たものである。アンテナボックスを腕にゴムバンドで止める。それは折りたた
み式携帯電話よりも二周りほど大きい。重さもだ。これも腕時計式の受信装置
とセットになっている。位置情報を基にした計測結果が腕時計に表示される。
走行距離・現在時速・平均時速などなどである。非常に便利である。重たいの
が玉に瑕ではあるが。

 ハートレートモニターには重大な欠点がある。走っているとゴムベルトがず
れるのだ。これを直すのだが、まるで女子がブラを直す仕草なのである。サン
プラザ中野がブラジャーをしてジョギングしている、と噂になる日も近いので
ある。「サンブラジャー中野」になる日も。

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で
活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/

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<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>

1.HSBCチャイナオープン
2.日経225ノーロードオープン
3.ブル・ベア セレクト ダブル・ブルファンド
4.バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックス・ファンド
5.バンガード・ウェルズリー・インカム・ファンド
(2/23〜2/27 マネックス調べ)

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投資信託基準価額(3月3日現在)
 ザ・ファンド@マネックス             6,800(+25)
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外国投信基準価額(3月3日現在)
<米ドル建>
 バンガード・トータル・ストック・M・I・F 27.12 (+0.04)
 バンガード・ウェルズリー・インカム・F   21.33 (+0.01)
 バンガード・スモールキャップ・インデックス 24.11 (±0.00)
 マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 15.66 (+0.02)
 MFS ストラテジック・グロース・ファンド 17.62 (+0.01)

 適用レート(3月4日午後2時30分現在)
 買付 110.15 (−0.05) 解約 109.65 (−0.05)

<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F  13.12 (−0.03)

 適用レート(3月4日午後2時30分現在)
 買付 134.60 (±0.00) 解約 133.60 (±0.00)


========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========
3月4日       <大商い>
本日の東証一部の売買高は21億株を超え、売買代金も4日連続で1兆500
0億円を超えました。因みに東証一部売買代金が1兆5000億円を上回る連
続日数記録は、バブル期のピークである1989年の11月28日から12月
7日までの8日連続以来、何と14年3ヶ月ぶりとのことです。市場における
流動性の重要さは何度も何度も書いてきましたが、これは本当にいいことです。
流動性はそれ自体に価値があり、流動性の高い資産は「売り易いが故に買い易
く」なり、通常、値が上がっていくものです。売り易い車種の方が、中古車市
場で値が高いのと同様です。また、流動性・売買代金が高いということは、そ
れだけ多くの投資主体がその資産の値付けに関わっているということであり、
それは当該資産の値段に納得を持つことに繋がります。それは市場価格の妥当
性を高め、市場の歪みを減らし、市場の信認を高めることになります。そうす
ると、資産価値にも更なる上昇の余地が生まれてきます。今回の流動性の上昇
には、個人投資家も大きく関わっていることでしょう。このことも、一部の機
関投資家でなく、大勢の一般投資家の注目する中で市場が形成されていくとい
う意味で、市場な健全な発展に繋がり易いと思われます。まだまだ柔らかい新
芽のような状態ですが、変な妨害に遭わずに、しなやかな枝となって伸びてい
くことを望みたいと思います。


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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから
→ http://www.monex.co.jp/monex_blog/index.html

マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”
の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
も可能です。ぜひ一度お試しください。

ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========
当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。
詳しくはホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−
<明日新規上場の銘柄>
 ジモス(3310) JQ
  募集価格 50万円

<明日がブックビルディング締め切りの銘柄>
 アルデプロ(8925) マザーズ
  ブックビルディングは 3月5日(金)AM11:00まで
  仮条件は35万円〜40万円

<新規取扱い決定銘柄>
 ゴルフダイジェスト・オンライン(3319) マザーズ
  ブックビルディングは 3月17日(水)より

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/


=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======
今週の企業

(2325)ITX  http://www.itx-corp.co.jp/jp/ir/index.html
「機器販売・サービスのみで黒字化達成という目標へ着実に進んでいます」

(7631)マクニカ  http://www.macnica.co.jp/
「今期業績は計画どおりに進行しているようです」

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2004年2月24日(火)

ITXをフォローアップ取材しました。
IR担当の桑原さんにお話を伺いました。

●2004年3月期第3四半期(2003年4月1日〜2003年12月31日)

増収・増益となりました。
コンピューター周辺機器の販売、携帯電話の販売などが増加しています。
IT全般でみれば動きが出始めているようです。

「売上高」
投資育成有価証券売上高が減少しましたが、機器販売・サービスが堅調に増加
し増収となりました。投資育成有価証券売上高に関しては、前年は大型案件と
してJSAT株式の売却があった反動です。

「利益」
売上総利益については、機器・販売サービスが微増でしたが、投資育成有価証
券売却益が減少しました。営業利益が前年同期に比べ改善したのは、前期多額
であったフュージョン・コミュニケーションズの顧客獲得のための販管費が減
少したことが最も大きな要因です。

前回のレポートで紹介したように、ITXでは「機器販売・サービスのみで黒
字化達成」を目標としています。あくまでも参考数値ですが、機器販売・サー
ビスの営業赤字は前年同期の71億円から12億円へと改善(2001年度通
期−117億円、2002年度通期−52億円、2003年度通期見通し+6
億円)しており、目標に向けて着実に進んでいるようです。

●ITXの特徴・強み

「事業内容」
同社の基本理念は「事業創出会社」です。
IT(情報通信技術)を始めとした将来性のある分野の可能性を追求し、独創
的で革新的なビジネスの発掘、投資および育成を行うという、従来にないタイ
プの企業です。

「VCとの大きな違い」
同社は単に投資をしてキャピタルゲインを狙うのではなく、投資先の「ビジネ
ス、事業」の発展をバックアップすることによって投資先を育成するというこ
とです。またそれを可能とする経営資源を持っているという点が同社の大きな
強みとなっています。

「経営基本方針を策定」
2003年1月の筆頭株主がオリンパスにかわり、同社との戦略的関係強化を
機に、2007年3月期に向けた4ヵ年の経営基本方針を策定し2003年2
月に発表しています。
数値目標としては、2007年3月期に連結営業利益400億円、当期純利益
100億円のグループとなることを目指しており、さらに詳細な数値目標、事
業計画を現在策定中です。 

●トピックス

*既存の電話番号がそのまま使えるIP電話サービス「モーラフォン」を開始

ITXと有線ブロードネットワークス(以下、YUSEN)の合弁会社「モー
ラネット」が、YUSENグループ会社で、ITXが第2位の株主である「ユ
ーズコミュニケーションズ(以下、UCOM)」と「フュージョン・コミュニ
ケーションズ」と提携し、2004年2月25日から、光ファイバーブロード
バンド回線を用いて、既存の電話番号(03や06で始まる電話番号”OAB
〜J番号”)がそのまま使えるIP電話サービス「モーラフォン」の提供を開
始しました。

特徴
安価な100Mbsの光ファイバー回線を導入するだけなので、中堅・中小企
業においても番号ポータビリティを実現したIP電話導入が可能になります

●取材を終えて

前期にあったコストが今期なくなったという面はあるものの、売上、利益共に
堅調に推移しているようです。特に事業のベースと位置付ける機器販売・サー
ビスは、増収で営業利益ベースでの損失額も縮小しています。
オリンパスとの戦略的提携に関しては、複数の案件が進行中ということで、随
時発表していくということでした。今回の「モーラフォン」のような、注力し
ている新事業の新商品、新サービスの展開状況を今後もフォローアップしてい
きたいと思います。

☆★☆ 詳細はCyber-IR:http://www.cyber-ir.co.jpで ☆★☆ 
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2004年2月17日(火)

マクニカをフォローアップ取材しました。
経営企画室の浅野さんにお話を伺いました。

●2004年3月期第3四半期業績概況

2003年11月10日に2004年3月期の業績予想を上方修正しています
が、第3四半期までの動向はほぼ計画通りということです。

「集積回路及び電子デバイス事業部門」
デジタル・スチル・カメラ及び台湾の液晶パネルメーカー向けのASIC(カ
スタムIC)の受注が引き続き好調です・特定携帯電話メーカー向けカスタム
ICが、この四半期から仕入先からの直接納入に切り替わりその分売上減とな
っていますが、電源用途アナログICの好調、光伝送装置向け通信用ASSP
の復調、複合機などOA機器やICテスターなどの産業機器向けPLDの拡大、
アナログICなどの新規商材の立ち上がりが貢献し、増収基調で順調に推移し
ています。
通信分野ではブロードバンドの急拡大が目を引く他、これまで殆ど動きのなか
ったインフラ関連が緩やかながらも動きが出てきたということです。

「ネットワーク関連商品事業部門」
企業の設備投資が回復傾向にあり、e−ラーニング・ソフトウェアと帯域制御
装置が金融機関に採用されるなど着実に案件を獲得しています。

●主なトピックス

「ネットワーク関連事業を子会社化」
同社には半導体事業とネットワーク関連事業の2つがありますが、このうちネ
ットワーク関連事業を子会社化することとしました。(設立 2004年3月
1日)急速なブロードバンド化・IP化など進化・拡大を続けるネットワーク
市場に、より集中し、ネットワーク業界において確固たる地位を確立すること
を目的としています。

「アライアンス事業によりソリューション・ビジネスを展開
エレクトロニクス商社として、同社には回路設計など豊富なノウハウが蓄積さ
れています。
こうした経験をもとに、従来の半導体・電子部品の提供のみでなく、このノウ
ハウ自体を商品として技術ソリューションを顧客へ提供するサービスを開始し
ました。

●強み・特徴:高い技術力と高付加価値路線

同社の特徴は「汎用品ではなく付加価値の創れる商品を中心に取り扱う」とい
うことです。
いくら技術の先進性があっても汎用品であるCPUや最先端DRAMは「当社
の技術力を提供できない=付加価値が低い」という理由で積極的には取り扱い
ません。

1.高い技術サポート力
同社は商社であると同時に、顧客の課題を高い技術力によって解決することが
できる点が他社との差別化の大きなポイントとなっています。
この技術サポート力を支えるのが優秀な技術者です。
2004年9月末の連結正社員732名中、技術者は205名となっています。

2.商材開拓力
もう一つ上記の高い技術力を支えるものとして、最先端技術を有する海外ベン
チャー企業との強固なネットワークがあります。シリコンバレーの優秀なベン
チャー企業を取引先としていることから、日々のやり取りの中で鍛えられ、最
新の技術、知識が蓄積されていくのです。

3.強固な顧客基盤
同社の顧客は約9割が国内メーカーですが、売上で5割を越す上位10社はN
EC、富士通、三洋電機、パナソニック モバイル コミュニケーションズ、日
立、ソニー、三菱電機、松下電器、リコー、東芝など日本を代表する企業とな
っています。

●取材を終えて

昨年中間決算発表時と基調に変化はなく、計画どおりに進んでいるということ
です。好調な民生用に加え、通信インフラ分野にもようやく動きが見え始めて
きたようですが、基本的には依然慎重な見方をとっているようです。
今期決算及び来期の動向をフォローアップしていきたいと思います。

☆★☆ 詳細はCyber-IR:http://www.cyber-ir.co.jpで ☆★☆ 
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<今回の企業のIR資料を御希望の方は、「お名前」、「住所」、
「今回の企業名」を明記の上こちらまで。
ブリッジレポートの感想などもお書き添えいただくとうれしいです。>
→> webmaster@cyber-ir.co.jp

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
提供:「企業と個人投資家を結ぶ架け橋」株式会社インベストメントブリッジ
問い合わせ webmaster@cyber-ir.co.jp

「上記レポートについては、(株)インベストメントブリッジが作成した
 ものであり、その内容の正確性・有用性等についてマネックス証券(株)
 は一切責任を負いません」


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