マネックスメール 2004年3月23日(火)

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マネックスメール 2004年3月23日(火)

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 マネックスメール<第1138号 2004年3月23日(火)夕方発行>  http://www.monex.co.jp/
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本日の目次
 マネックス相場概況
 資産設計情報
  伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ
 投資信託基準価額
 コラム マネックス社長 松本大のつぶやき
 ただ今ブックビルディング中
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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/

=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
 米国市場が大幅安となったことで売り先行の始まりとなったが、切り返し。
日経平均      11281.09 (▲37.42)
TOPIX      1132.55 (△ 1.05)
単純平均        440.15 (▲ 0.22)
東証二部指数     2643.21 (△ 6.40)
日経店頭平均     1702.18 (△ 2.62)
東証一部 
値上がり銘柄数      599銘柄
値下がり銘柄数      832銘柄
変わらず         122銘柄
比較できず          1銘柄
 
騰落レシオ        126.79%
    注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高     1485.01(百万株:概算)
売買代金    1331789(百万円:概算)
時価総額    3401227(億円:概算)  
 為替(17時)  106.74

 米国市場がテロへの懸念や台湾の政局不安もあって、連日の大幅安となったことで売り先行の始まりとなりました。ハイテク値嵩株や銀行株などいわゆる「主力銘柄」の中には売り気配から始まるものも多く、ほぼ全面安といった状況の始まりとなりました。その後も底堅い動きとはなるものの先物の大口売りで売り崩され、インデックス売りが出て一段と安くなる、といった展開で前場は安値引けとなりました。

 後場に入ると、これといった材料があったわけでもないのですが、値ごろ感もあり、買い優勢の始まりとなりました。前場とは全く逆のパターンで上値が重いと感じるところで先物に大口の買いが入り、「主力銘柄」にも買いが入りじり高の展開となりました。ソニー(6758)やキヤノン(7751)、トヨタ(7203)といった銘柄が高くなり、先物買いとインデックス買いも交え一時日経平均は前日比プラスとなる場面も見られました。引けには目先筋の利益確定の売りも出て、日経平均は前日比マイナスでの引けとなりましたが、TOPIX、二部株指数、日経ジャスダック平均は前日比プラスでの引けとなりました。

 米国市場のもたつきにもかかわらず、堅調な展開となっています。特に個人投資家の動きは活発なようで、小型銘柄の値幅取りや低位株の回転商いで買い方の回転は効いているようです。東証一部でも上昇率上位を見ても比較的小型の低位株が並び、個人投資家中心の相場となっていることを物語っているようです。

 3月期末が近く、機関投資家や証券会社のディーラーが動き難い中で、景気回復期待も根強く、個人投資家を中心に押し目買い意欲は強いようです。

◆個別銘柄◆
資生堂(4911)1310円(△22)
 6営業日ぶりに反発。高値をつけたあとの下落で値ごろ感が出ていたところに中国で直営店方式で専門店を展開すると発表したこともあり買いが入った。 
日鉄鋼板(5454)269円(△33)
 13時頃業績予想の上方修正を発表したことをきっかけに目先筋を中心に買いが入ったようだ。相場全体の戻りのタイミングとも一致し上げ幅を広げた。
第一パン(2215)229円(△50)
 主力株の動きが鈍い中で値動きの良さに目先を追う個人投資家の買いを集めたようだ。特に材料が出たわけでもないが値動きが買いを呼ぶ展開となった。
日本電産(6594)10320円(△290):100株単位
 特に材料が出たわけでもないが、株価が10000円に近づくと値ごろ感から買いが入るようだ。 

商船三井(9104)535円(△6)
 昨日連結ベースの新しい中期経営計画を発表。これを好感し、軟調な相場の中でも逆行高から始まり、しっかりした引けとなった。

ヤマト運輸(9064)1622円(△21)
 個人向けのメール便サービスに参入と報じられたが、朝方は軟調な地合いに押された。後場に入り市場全般の切り返しの中で高くなった。

ファーストリテイリング(9983)8190円(△210):100株単位 食品事業から撤退すると前日に報じられたが、「悪材料出尽くし」本業に専念することを好感し、大幅高となった。


◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅   終値    売買高トウペ(4614)  +42.37   △50  168   4488日本コン(5269) +28.90   △50  223   1563第一パン(2215) +27.93   △50  229   2570ホーチキ(6745) +16.26   △80  572    522日特塗(4619)  +15.88   △85  620    466
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅   終値    売買高MISAWA(1722)−6.75   ▲27  373   8507サクラダ(5917)  −6.07   ▲11  170   1235ライフコーポ(8194)−5.77   ▲78 1272   11.7洋エンジ(6330)  −5.34   ▲13  230   2395日東精(5957)   −5.28   ▲13  233    199
東証1部売買高上位
    銘柄        売買高(千株)    終値     前日比りそなHD(8308)   150753    174      △3住 金(5405)      45391    129      △5川 重(7012)      35954    167      △2新日鉄(5401)      27929    224      ▲1新生銀(8303)      17921    831     ▲21三菱重(7011)      17064    329      ▲1三洋電(6764)      16455    493      ▲4古河機(5715)      14545    139      △3丸 紅(8002)      13947    269      ▲2東 芝(6502)      12979    449      ▲1
東証1部売買代金上位
    銘柄      売買代金(百万円)    終値     前日比みずほ(8411)      90914 41万4千円    △7千円 三井住友(8316)     39808 71万8千円  △1万6千円 UFJHD(8307)    37938   62万円  △1万4千円 ソフトバンク(9984)   37598   4570     ▲30 三菱東京(8306)     28246 97万3千円    △8千円 りそなHD(8308)    25308    174      △3 野村HD(8604)     22074   1816     ▲32 トヨタ(7203)      21528   3760     △70 ソニー(6758)      21129   4250     △70 NTTドコモ(9437)   21017 21万9千円    ▲2千円 
 
=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ>−−−−−−−−

 先週でしたが、「ああ、そこまで考えている人がいるのか」と。何かというと、自分の資産の内外分配比です。私も多少は外貨資産を持っている。しかし、その人は「7割は外貨で資産を持っている」と言ったのです。この人が外国為替市場の世界で長く生きてきていた人だ、という特殊事情はある。しかし、「7割」とは驚きだ。

 日本人の資産の大部分は円で保有されている。そしてそれはいままでは賢明なことだった。なぜなら、戦後1ドル=360円でスタートした日本の円は、むろんアップダウンはあったがほぼ一貫して上昇してきたからだ。例えば、180円になった段階で、同じ金額の円の資産を持っていた人の対ドル購買力は、360円時代に比べて二倍になった。つまり円高は、日本人の持つ資産の購買力を世界のレベルで考えると着実に上げてきた。それが今までの戦後日本の歴史だったといえる。

 しかし今後はどうか。人によって考え方は違うだろう。もっと円高になる、と考える人もいる。実は「7割」と言った人もそうだった。しかし彼は、「円高は当面」とも言う判断を下しながらも、それでも資産の7割を外貨、具体的にはドル、ユーロ、オーストラリア・ドルなどで持っているという。

 外貨を持つことの賢明さは、私の記憶ではイギリスの歴史が証明済みだ。筆者が社会人になったとき、ポンドは確か1ポンドで1200円ほどが買えた。ところが、1990年代の半ばにポンドは150円前後まで落ちた。イギリス国民の購買力はその分だけ落ちたのである。しかし、イギリスはその危機を乗り切って今がある。何がイギリスを助けたのか。

 それは、政府も個人も持っていた外貨資産である。ドル、円、マルク(当時)など。イギリス人が外に持った資産が対ポンドで上がったのである。日本では政府は嫌と言うほど外貨を持っている。足りないのは個人の、そう我々の外貨資産だと思う。日本は個人のベースでも外貨資産を増やすべきだし、証券会社など金融機関もそれを後押しすべきだろう。日本の国力もいまのままではないからだ。

伊藤洋一(いとうよういち)住信基礎研究所主席研究員。専門は国際経済・デジタル経済・金融であるが、大学講師、ラジオ・テレビの出演、雑誌寄稿など多数。最新著書は「グリーンスパンは神様か?」。HPにもファンが多い。http://www.ycaster.com/

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投資信託基準価額(3月22日現在)
 ザ・ファンド@マネックス             6,978(+20)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(3月22日現在)
<米ドル建>
 バンガード・トータル・ストック・M・I・F 25.84 (−0.36) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   21.24 (−0.06) バンガード・スモールキャップ・インデックス 22.91 (−0.45) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 14.86 (−0.20) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 16.47 (−0.29)
 適用レート(3月23日午後2時30分現在)
 買付 106.75 (−0.75) 解約 106.25 (−0.75)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F  12.35 (−0.27)
 適用レート(3月23日午後2時30分現在)
 買付 132.35 (+0.15) 解約 131.35 (+0.15)

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========3月23日     <ゲルマニウム温泉>
世の中には色々な妙なものが存在しますが、私の知っている下町のゲルマニウム温泉(場所、名称は秘密です)はかなり妙です。温泉と云っても、服を脱いで風呂に入るのではありません。行くと浴衣を渡されるので、その浴衣に着替え、高校の理科室の試験管を洗う洗面台のような無機質なステンレスの二段桶の前に座り、裾と腕を捲って、足と腕だけを薄緑色の熱いお湯に浸けます。最初はこれで温泉かぁ?と思うのですが、そのうちに全身から汗が噴き出してきます。規定時間20分が経つと、手拭い一本で汗を拭くだけなのですが、どういう訳か全然ベタベタとせず、元の服に戻っても、肌も気持ちもサッパリなのです。親爺に云わせると、肩凝りの類は3日連続で浸かれば必ず治り、しかもここで治した肩凝りは二度と出ないと云います。本当でしょうか?店(と云う表現が適当か定かではありませんが)の雰囲気も、ゲルマニウム温泉自体もそしてその効用も、そして何と云っても親爺の言動も、全てがかなり妙であり、しかし愛すべき空間です。此処を出て、近くの墓地を散歩すると、心身共にリフレッシュできます。こんな通常現実からスリップできる場所は大切にしたいですね。


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