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マネックスメール<第1145号 2004年4月1日(木)夕方発行> http://www.monex.co.jp/
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
サンプラザ中野の株式ロックンロール
マネックスの投信売れ筋ランキング
投資信託基準価額
コラム マネックス社長 松本大のつぶやき
ただ今ブックビルディング中
「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜
セントラルサービスシステム(2304)
プレシジョン・システム・サイエンス(7707)
マネックスメール解除の方法は一番下にあります
またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/
=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
日銀短観は改善傾向にあり好感されたが円高を嫌気して輸出関連銘柄が売られた。
日経平均 11683.42 (▲31.97)
TOPIX 1175.01 (▲ 4.22)
単純平均 453.70 (▲ 2.89)
東証二部指数 2854.28 (△59.59)
日経店頭平均 1790.52 (△28.59)
東証一部
値上がり銘柄数 588銘柄
値下がり銘柄数 878銘柄
変わらず 91銘柄
比較できず 4銘柄
騰落レシオ 137.57%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 1783.53(百万株:概算)
売買代金 1747439(百万円:概算)
時価総額 3519898(億円:概算)
為替(17時) 104.15
米国市場がもたついた動きとなりましたが、日本市場は日銀短観の数字を好感し、買い先行の始まりとなりました。為替が米国市場でも思ったより円高が進まなかったこともあり、ハイテク銘柄や輸出関連株にも買いが集まるなど堅調な始まりであり、寄り付き直後には日経平均で11800円に乗せる場面も見られました。ただ、短観の数字が良かったという事で「日本買い」の動きから為替も円高に振れ、為替に対する懸念から輸出関連銘柄は売りを急ぐ展開となりました。その後は内需関連銘柄が引っ張る形で戻り歩調となりましたが、輸出関連銘柄が足を引っ張り戻りきらずに前場の取引を終えました。
後場に入ってからも状況に変化はなく、輸出関連銘柄やハイテク株が売られる一方で銀行株や小売株、不動産株といった為替の影響を受け難い銘柄を物色する動きとなっていました。本日からは名実ともに新年度入りの相場ということでディーラーの動きも活発で出来高は膨らんでいました。輸出関連銘柄も業績好調な銘柄も多く、底堅い動きを見せ、日経平均は一時前日比プラス件まで戻す場面もあったのですが、結局後場の値動きは限定的となり、指数はマイナスでの引けとなりました。
個別に業績の修正があったような銘柄は良い方にも悪い方にも敏感に反応していましたが個別の動きが全体に波及するような動きはほとんどみられませんでした。個人投資家好みのソフトバンク(9984)も一時ストップ高となるなど動きは良く、目先筋の回転も効いていいるようです。
今日もまた、日経ジャスダック平均、二部株指数は大幅高となり、個人投資家中心に物色対象が低位株の「ディーリング」か小型株の「値幅取り」に二極化しているかのようです。
◆個別銘柄◆
資生堂(4911)1325円(▲31)
昨日2004年3月期の連結経常利益が前期比25%減と従来予想から大幅に下方修正されたことで売られた。
富山化学(4518)485円(△80)
合成抗菌剤の世界的な開発、販売権を米国企業に供与することで合意と伝わり、新薬の業績への寄与が期待され、買いを集めストップ高となった。
サロモンTM(7470)1050円(△100)
親会社からのTOBが発表され、TOBの価格にさや寄せする形で買いが殺到、ストップ高となった。
トヨカネツ(6369)204円(△15)
1週間ぶりに高値を更新した。屋外タンクの構造見直しを目的とした政省令の改正を期待した動きで買いを集めいていた。
任天堂(7974大)10120円(▲390):100株単位
15時から業績修正で会見を開く、と伝わると「為替差損が予想以上に大きくなったのではないか」との憶測を呼び大きく売られ、2月19日以来の1万円割れとなったが、引け際に業績修正が伝わると買い戻しも入り1万円は保って引けた。
ソフトバンク(9984)5330円(△460):100株単位
子会社のヤフーBBが顧客情報流出で伸び悩んだとはいえ、ADSLの顧客数が400万人を突破したことで人気化した。目先筋の個人投資家が飛びつき一時ストップ高となった。
大証(8697)38万6千円(買い気配)
本日ヘラクレス市場に上場。国内の証券取引所の上場は61年ぶりということもあって、最近の新規上場人気に珍しさも加わり、人気を集め買い気配で値がつかずに終わった。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高富山化(4518) +19.75 △80 485 9254パソナ(4332) +18.51 △20万円 128万円 3.402富士興(5009) +18.44 △19 122 18405日東網(3524) +17.54 △53 355 1492東特線(5807) +17.36 △33 223 1514
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高ミヤチテクノス(6885)−7.46 ▲250 3100 121.9青木あす(1865) −7.30 ▲85 1079 331.5ダイコク電(6430) −6.21 ▲175 2640 339ヤマハ発(7272) −5.59 ▲80 1351 2722任天堂(7974) −5.16 ▲550 10090 105.4
東証1部売買高上位
銘柄 売買高(千株) 終値 前日比りそなHD(8308) 83892 174 0 新日鉄(5401) 44204 244 △1 丸 紅(8002) 38167 302 △19 ソフトバンク(9984) 35249 5330 △460 住 金(5405) 30521 137 ▲2 トーメン(8003) 25991 221 △28 カネボウ(3102) 25857 127 △10 住友重(6302) 25366 311 △15 川 重(7012) 23582 170 △3 富士興(5009) 18405 122 △19
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金(百万円) 終値 前日比ソフトバンク(9984) 182441 5330 △460 みずほ(8411) 65360 45万8千円 △1万円 ソフトバンイン(8473) 44447 13万8千円 △1万7千円 三井住友(8316) 43334 77万4千円 △4千円UFJHD(8307) 36343 67万7千円 △1万5千円 ヤフー(4689) 28595 130万円 △3万円 トヨタ(7203) 27872 3740 ▲140 三菱東京(8306) 27543 103万円 0 キヤノン(7751) 20104 5280 ▲110 野村HD(8604) 19176 1862 ▲33
=============<資産設計情報>==============
「サンプラザ中野と松本大の株本(かぶぼん)」 日本経済新聞社より
発売中!!「低金利の時代に株式投資を始めたい」そんな声に
お応えしてサンプラザ中野がやさしく解説いたします。
http://www.nikkei-bookdirect.com/bookdirect/item.php?did=35046
------------------<サンプラザ中野の株式ロックンロール>--------------
松井のホームランを捕球したぞ。サンプラザ中野だー!
夕べの東京ドームでの事だ。ヤンキース対デビルレイズ第二戦だ。松井の第
三打席。ランナー二人を置いて登場した松井は、東京ドーム中の期待をそのバ
ットに乗せて、見事に打ち返したのであった。打球は弧を描くことなく、真っ
直ぐに俺の待つライトスタンド中段へ。俺は手に持っていたビールの紙コップ
を、目の前に座っていたおじさんの禿頭の頭頂部に置いた。何故かそのおじさ
んの禿頭は強い抵抗力を見せ、紙コップは微塵も滑らないのであった。
なんてことを書いている間に、ライブ○アが凄いことになっている。上に行
ったり下に来たりの、超高速エレベーター状態だ。最近IPOが当たりづらく
なった事でもわかるように、株式市場に参加する人々が増えている。つまり初
心者が増えているのだ。その手の人々は新しくて値動きのいい株に気持ちが向
く。過去、俺もそうだった。ちょっと値段が上がると大喜び。下がると大慌て。
このライブ○アの値動きは、まさに「狼狽売り」と言えよう。今朝の高値で飛
びついちゃった人。次の瞬間、慌てて安値で売っちゃった人。100株買って
いたとしたら一瞬で20万円近くがパーになったことになる。
なんてことを書いている間に、松井のホームラン打球がおじさんの頭に迫っ
てきている。俺のビールコップに向かって打球が伸びてきた。打球は今にもビ
ールコップを直撃しそうだ。そのとき一片の花びらが、紙コップの中の泡の上
に舞い降りた。それは桜の花びらであった。
しかし今年の桜はどうだ?満開であるが、いまいち俺の心に迫ってきていな
い。何故だろうかと考えた。どうやら、色のせいらしい。色が薄い気がするの
だ。諸君の地域ではどうだろう?紫陽花という花がある。この花、いろいろな
色を持っている。それは土壌の環境によるのだそうだ。酸性の強い土壌では青
が強くなる。中性およびアルカリ性では赤が出るのだそうだ。こいつはまさに
リトマス試験紙である。日本は火山国で土壌が弱酸性であるため、青い紫陽花
が普通なのだそうだ。そうでない国の紫陽花はピンクが主流なのだそうだ。
なんてことを書いている間に前場が終わった。結局ライブ○アは前日比マイ
ナス370円で引けた。これで午後にはストップ高だったら凄いね。みんなの
強気をちょっとづつ挫いて、相場全体の過熱感を冷ましているのだろう。とり
あえず参議院選挙にむけて上昇相場だろう。と昨日飲んだ株の人々も言ってた。
なんてことを書いている間に、いつもの文字数を越えちゃった。お後がよろ
しいようで。
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で
活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/
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<マネックスの投信売れ筋ランキング ベスト5>
1.HSBCチャイナオープン
2.日経225ノーロードオープン
3.ブル・ベア セレクト ダブル・ブルファンド
4.トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド
5.パートナーズ Jオープン(店頭・小型株)
(3/22〜3/26 マネックス調べ)
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投資信託基準価額(3月31日現在)
ザ・ファンド@マネックス 7,468(+106)
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外国投信基準価額(3月31日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 26.58 (+0.01)
バンガード・ウェルズリー・インカム・F 21.19 (+0.05)
バンガード・スモールキャップ・インデックス 24.09 (+0.06)
マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 15.27 (+0.01)
MFS ストラテジック・グロース・ファンド 17.07 (−0.01)
適用レート(4月1日午後2時30分現在)
買付 104.10 (−0.20) 解約 103.60 (−0.20)
<ユーロ建>
フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F 12.75 (+0.01)
適用レート(4月1日午後2時30分現在)
買付 128.20 (+0.15) 解約 127.20 (+0.15)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========
4月1日 <首相の給料>
報道によると、我が国の首相の年俸は約4000万円で、官房長官の私的諮問
機関が「国を代表する官職として低すぎる」という理由で2000万円ほど引
き上げようとする報告書を出そうとしたところ野党などの批判で下方修正、結
局700万円程度の引き上げを将来的に求める報告書を昨日出したとのことで
す。一般に我が国では、誰であっても高給を取ることに対しては批判的な雰囲
気があります。しかし私は、国の運命を左右するような人には、それなりの給
料を払うべきだと思っています。サンプラザ中野さんも同様の考えで、「国会
議員の給料を1億円ぐらいにすれば、もっと有能な人が国会議員になろうとし
て、結果として国にとっていい筈だ」と仰っています。これだけの職の給料と
なると、仕事に対する「報酬」という面だけでなく、希望者を増やすためとか、
衣食足りて礼節を知るではありませんが仕事に専念させるための必要コストと
いった側面も、かなり重要なのではないでしょうか。この手のテーマは、我が
国では消化していくのに時間が掛かりそうですが、もう少し広い視野で考えら
れるべきではないでしょうか。
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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから
→ http://www.monex.co.jp/monex_blog/index.html
マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”
の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
も可能です。ぜひ一度お試しください。
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========
当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。
詳しくはホームページをご覧下さい。
−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−
<募集期間中の銘柄>
綜合臨床薬理研究所(2399) マザーズ
募集期間は 4月5日(月)AM11:00まで
公募価格は52万円
詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/kabushiki/ipo/meigara/
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=====「ブリッジレポート」〜あなたの代わりに会社訪問〜======
個人投資家が自ら企業訪問をして取材するのは、実際には難しいのが実情。
そこで、(株)インベストメントブリッジが、皆さんの代わりに会社訪問し、
事業内容、強み・特徴、中長期の経営ビジョンなどをわかり易くお伝えします。
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今週の企業
(2304)セントラルサービスシステム http://www.css-ltd.co.jp/
「成長の追求と高収益体質の実現に向けた重点施策を取材しました」
個人投資家向け説明会の模様はこちら!
http://www.streamstar.net/investment/css/index.html
(7707)プレシジョン・システム・サイエンス http://www.pss.co.jp/
「提携先強化へ向けて着実に布石を打っています。」
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2004年2月27日(金)
セントラルサービスシステムの事業説明会に出席しました。
2004年9月期第1四半期の業績概要の説明後、石井社長が今後の展望を
説明されました。
●2004年9月期第1四半期業績概要
ほぼ期初予想通り進んでいます。
同社はビジネス形態としてストック型収入がベースとなっているので、1四
半期が年間のおおよそ4分の1という結果は、計画線どおりという見方がで
きるようです。
2003年10月以降の新規契約先(2004年2月27日現在)は以下の
ようになっています。
スチュワード管理事業 計10件
・ フォーシーズンズホテル椿山荘東京(03年10月)
・ ホテルニューオータニ札幌(03年10月)
・ 京都ホテルオークラ(03年11月)
・ 中央合同庁舎第5号館福利厚生施設(03年11月)
・ 老人ホームの衛生管理コンサルティング(04年2月)
など
給食管理事業 計4件
・ ホテル日航東京(03年10月)
・ ザ・クレストホテル立川(03年10月)
など
老人ホームの衛生管理コンサルティングは、元来は事業展開を意識してい
なかったものの、同社の特徴である「衛生と洗浄に関するノウハウの豊富
さ」に注目した先方からの依頼で手がけることとなったもので、同社の洗
浄と衛生の質の高さが客観的に証明されたものと言えると思います。
●2004年9月期通期予想
スチュワード管理事業、給食管理事業ともに売上は2桁の伸びを計画して
います。売上総利益率は低下するものの、販管費の低減もあり、利益も2
桁の増加を見込んでいます。
●今後の展望
経営方針として「成長の追求と高収益体質の実現=成長の持続」を掲げ、
そのための重点施策として、以下の3点をあげています。
重点施策
1.大規模ホテルにおけるシェアの更なる拡大
同社では料飲・宴会売上高10億円以上のホテルを第1の主要ターゲッ
トと考えています。
スチュワード業務のコストは売上高の3%と考えられており、そこから
大規模ホテルにおけるスチュワード業務の市場規模は年間約153億円
と推計できます。また、料飲・宴会売上高上位20社のホテルのうち、
契約先ホテルは半分の10社にとどまっており、こうしたことから現在
単独売上高約60億円の同社にとっては、営業開拓、成長の余地はまだ
まだ十分であり、今後2−3年は2ケタ成長が可能と考えています。
こうした中、大規模ホテルにおける開拓のターゲットを以下の3点とし
ています。
(1) 未開拓の新宿エリア
(2) チェーンホテル
(3) 新規進出の外資系ホテル
2.事業領域の拡大
以前のレポートでも紹介しましたが、現在は「大規模ホテル」に「食器
洗浄」を中心としたスチュワード業務を提供しているわけですが、この
事業領域を拡大することを目指しています。
顧客に関しては、ホテル中心から「複合施設、官公庁、ハウスウェディ
ング、中堅ホテルへ」とターゲットを拡大していきます。
また、業務内容に関しても、現在の経済状況を背景として採算性の低下
した客室清掃を除いた、調理補助、厨房清掃、スタンバイ、スナッカー
など様々な業務を手がけていきます。
3. グループ会社の顧客基盤の相互活用
2002年に給食管理業務を行う「センダン」を買収しました。
CSSの顧客ホテルの従業員給食事業をセンダンが受託したり、反対に
センダンが給食事業を受託している顧客ホテルのスチュワード業務をC
SSが受託するといったような、「顧客基盤の相互活用」を進めていま
す。
この結果、2004年1月末時点で両社共通の顧客は4軒となっており、
これを今後も増加させていく方針です。
センダンは、買収時点では様々な問題点を抱え生産性の低い会社でした
が、昨年1年間はまず業務を行いながら問題点を洗い出しました。そし
て今年から本格的に構造改善に着手し、この夏ごろには生産性の向上を
図るための体制が出来上がるということで、3年目には利益率のアップ
を実現したいと考えています。
●取材を終えて
今回の説明会は、スモールミーティング形式で13名のアナリスト、機
関投資家のファンマネージャーを対象に同社の現状と将来を理解しても
らうために開催されました。出席者からは、「安定した収益の伸びを評
価」、「長期スタンスの投資に妙味」といった感想が寄せられました。
また、「前社長の逝去で社内の状況が心配だったが、石井新社長も落着
いてスムーズに業務が進んでいることが確認できた」という声もありま
した。
「高い付加価値に基づいた信頼性」と「安定したストックビジネス」を
強み・特徴とする同社の動向を今後もフォローアップしていきたいと思
います。
☆★☆ 詳細はCyber-IR:http://www.cyber-ir.co.jpで ☆★☆
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2004年3月12日(金)
プレシジョン・システム・サイエンスをフォローアップ取材しました。
松戸の本社で、田島社長、IR担当の福井さんにお話を伺いました。
●2004年6月期中間決算概要
・主力OEM先の1社キアゲングループに関し、キアゲンの営業事情に
より第2四半期において(2003年10月−12月)一時的な出荷調
整が行われ、事前予測を大きく下回る結果となりました。
これによって、当初の業績予想を下方修正しました。ただし、下期の受
注は好調に獲得できており、あくまでも一時的なものと考えています。
●2004年6月期通期見通し
中間期末時点でのDNA自動抽出装置の受注残高は725百万円となっ
ており、下半期は順調な売上計上を予想しています。この中には、ロシ
ュ社向け日本赤十字社の輸血用血液検査の大型装置の出荷も含まれてい
ます。したがって、DNA自動抽出装置に関しては、上期を大きく上回
る出荷となることは確実で、通期で1,740百万円の売上高を見込ん
でいます。プラスチック消耗品などその他の売上高として、1,000
百万円を見込んでいます。
●今後の展望
今回の下方修正に関して、田島社長は課題として提携先の強化を最重要
項目と認識しており、そのための布石も着実に打っています。
「米国および中国マーケットにおけるネットワークの強化」
NIH(米国立衛生研究所)は、年間3兆円規模の予算を持つ世界最大
の医療・分子生物学の研究拠点で、多くの遺伝子疾患患者と共同で研究
が行われているため極めて豊富な基礎情報を保有している点が大きな特
徴です。
NIHメンバーとの提携により、施設内で遺伝子情報を取り扱い得るシ
ステム化の実現を目指します。
具体的には2004年3月より、同社から人材を派遣し共同研究がスタ
ートしました。
中国・広州大学出身のPSSの中国人女性スタッフが、NIH研究者と
大学の先輩・後輩であり、そこから中国マーケットにおける繋がりも出
てきました。
前回のレポートでも紹介した客員教授のDr.LAIは中国市場開拓のキーパ
ーソンとなっています。
PSSでは、中国のマーケットは未だ白紙のため自由な絵が描ける点に
期待しており、上記のような人脈をベースに活動を活発化させていきた
いと考えています。6月ごろには中国のゲノムセンターに同社製品の展
示場設置も予定されているということです。
「オープンアライアンスによる特許技術ネットワークの構築」
同社の特許戦略の中心テーマは「オープンアライアンス」です。
非独占契約を通じて国内外様々な企業や研究機関と自由な技術提携を結
び、OEMや技術ライセンス供与、共同開発(直接販売)を行うもので
す。
オープンアライアンスによって構築された特許技術ネットワークを通じ
て、機器、システム、試薬などを多角的に販売していくことが可能です。
特に試薬については、アライアンス先と競合しない形で特異な分野の試
薬をシステムとともに販売していくことを考えています。
ネットワークの中で現在同社にとって最も主要なアライアンス先はロシ
ュとキアゲンですが、今期以降も様々な新型機種が生まれてくる方向で
あり、ラインアップが更に強化されていきます。
現在のネットワークの基盤作りが第1段階とすれば、第2段階では強い
シナジー効果を望める先をM&Aすることも検討していきます。
●取材を終えて
下方修正に関して、田島社長は同社の課題をはっきりと認識しており、
その解決のための道作りに注力しています。前述のネットワーク拡大に
加えて、それを支える優秀なスタッフの確保も進んでいるそうです。
また、DNAの検出・解析が簡易にかつ安価に可能な「バイオストランド」
は、今期中に実用化試験が完了し、来期からの本格的な販売が見込まれ
ています。加えて、中国向けの新製品の発表も近日中に予定されている
そうです。
下期の受注動向も含めて、引き続きフォローアップしていきたいと思い
ます。
☆★☆ 詳細はCyber-IR:http://www.cyber-ir.co.jpで ☆★☆
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<今回の企業のIR資料を御希望の方は、「お名前」、「住所」、
「今回の企業名」を明記の上こちらまで。
ブリッジレポートの感想などもお書き添えいただくとうれしいです。>
→> req@cyber-ir.co.jp
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提供:「企業と個人投資家を結ぶ架け橋」株式会社インベストメントブリッジ
問い合わせ req@cyber-ir.co.jp
「上記レポートについては、(株)インベストメントブリッジが作成した
ものであり、その内容の正確性・有用性等についてマネックス証券(株)
は一切責任を負いません」
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