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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
10年後に笑う!マネープラン入門 第56回
生命保険を考える(18)
フィデリティと考えるこれからの投資
HSBCの中国情報
投資信託基準価額
コラム
マネックス社長 松本大のつぶやき
編集長の独り言
マネックスメール解除の方法は一番下にあります
またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
一時12000円の大台を回復する場面もあったものの、小幅安で終了。
日経平均 11944.30 (▲ 7.96)
TOPIX 1203.59 (▲ 0.78)
単純平均 466.56 (△ 0.96)
東証二部指数 3085.76 (△ 21.58)
日経店頭平均 1972.77 (△ 11.96)
東証一部
値上がり銘柄数 684銘柄
値下がり銘柄数 775銘柄
変わらず 99銘柄
比較できず 4銘柄
騰落レシオ 109.09%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 1733.26(百万株:概算)
売買代金 1600225(百万円:概算)
時価総額 3621369(億円:概算)
為替(17時) 108.86円/米ドル
昨日の大引け間際に一段高を誘うきっかけとなった大手銀や、アドバンテスト(6857)などは利益確定売りが先行、米国株式市場が大幅安となったこともあり、日経平均は軟調な始まりとなりました。
しかし朝方の売りが一巡すると下げ渋りをみせ、日経平均はすぐに上昇に転じ始めました。為替市場では円が下落し、109円台で推移していたこともハイテク株などの下値を拾う動きに繋がった模様です。
早い段階で利益確定売りは一巡といった見方が広まったものの、その後為替市場ではジリジリと円が値を戻し始めました。このためハイテク株にやや手控え気分が強まり、日経平均は前日終値近辺でのもみ合いとなって前場を終了しました。
後場も前場終値近辺で静かな始まりとなりました。為替市場が108円台後半で膠着しており、株式市場も値がさハイテク株を積極的に手掛け難いといった雰囲気が強まりました。
後場の始まりは静かなもみ合いでしたが、為替市場では円がジリジリと下落し、109円台突入目前まで値を下げました。値がさハイテク株の一角が上昇に転じ、大手銀が一段高となっていたことなどから日経平均は12000円の大台を回復する場面が出始めました。
しかし一気に値を上げる勢いが出ない相場展開でした。12000円の大台を回復したものの、再び円が108円台後半まで切り返すと、株式市場は失速といった動きになってしまいました。
一日の為替の変動はあまり大きくは無いものの、為替の値動きに対して非常に敏感な株式市場となりました。結局日経平均は12000円の大台を回復する場面もあったものの、ほぼ前日終値水準で取引を終了しました。
値がさハイテク株などへの物色意欲が回復した昨日でしたが、本日は東製鉄(5423)をはじめ、電炉株に物色が集中したことも指数の値動きが乏しい要因のひとつといえそうです。
◆個別銘柄◆
UFJ(8307) 68万6千円(△7千円):1株単位
朝方は昨日の上昇に対する利益確定売りが先行し、軟調な値動きを続けました。しかし売り一巡後は上昇に転じ、大手銀は後場に入ると一段高となる場面がありました。日経平均の12000円台回復のきっかけとなったものの、後場後半は伸び悩み。
アドバンテスト(6857) 8850円(▲10):100株単位
昨日の後半、久しぶりに物色されて大幅高。今朝はこの上昇に対する利益確定売りが先行して始まりました。前場為替が109円台で推移した場面では押し目買いも入り切り返す動き。しかし為替が108円台後半でのもみ合いを続けると、値がさハイテク株を手掛ける動きは徐々に後退しました。
東製鉄(5423) 1808円(△300):100株単位
昨日2004年3月期の単独決算を発表、これによると経常利益は5倍に拡大、今期もさらに大幅増を見込むといった内容。寄り付きから買いが先行し、買い気配を切り上げストップ高。東京鉄だけでなく、合同鉄(5410)、中山鋼(5408)などにも買いが拡大して大幅上昇。
武田薬(4502) 4500円(▲50):100株単位
2004年3月期の連結純利益は10期連続の過去最高を更新した模様と報じられました。しかし市場の関心は大手銀と値がさハイテク株の動向に集まり、また目先筋も電炉株で日計り狙いの動き。ディフェンシブ銘柄と位置付けられることの多い医薬品株は、関心も低く冴えない値動きが続きました。
キヤノン電(7739) 2320円(△180)
前場後半今期の収益見通しの上方修正と増配などが伝わりました。後場に入ってからは上げ幅を拡大する動きとなりましたが、後半は利益確定売りなどが増加して伸び悩み。
HOYA(7741) 11070円(▲80):100株単位
決算発表前に一旦利益を確定するといった動きで前場は軟調な展開。後場に入ってから売り一巡感からプラスに転じる場面もありました。ただ13時頃から決算速報が伝わりだすと、好業績は織り込み済みといった雰囲気で再度下げに転じました。
MPT(3734) 547万円(△50万円):1株単位
ほぼ寄り付きと同時に5月末の株主に対して1株を3株に分割すると報じられました。このところ株式分割発表銘柄は報道直後に反応する地合いが続いており、MPTも買い気配を切り上げる始まり。
中越パ(3877) 310円(△41)
日経平均は12000円の大台近辺で方向感の乏しい値動きを続ける中、HSBCが新規に投資判断を“BUY”としたことを手掛かりに物色されました。比較的目新しい低位個別材料株として買いを誘いましたが、目先筋の追随買いは乏しく売買高はあまり膨らみませんでした。
<株式分割>
MPT(3734)
5月31日現在の株主に対し、1株を3株に分割
効力発生日 7月20日
IRI(4741)
6月30日現在の株主に対し、1株を2株に分割
効力発生日 8月20日
Y’S(2798)
5月31日現在の株主に対し、1株を3株に分割
効力発生日 7月16日
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高合同鉄(5410) +23.25 △80 424 30715東製鉄(5423) +19.89 △300 1808 7643.4中山鋼(5408) +19.66 △71 432 16792東京鉄(5445) +15.69 △67 494 2352大阪製鉄(5449) +15.51 △200 1489 52.5
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高エックスネット(4762)−8.77▲5万1千円 53万円 1.245東急建設(1720) −6.58 ▲43 610 2230.8ポイント(2685) −6.06 ▲220 3410 168.7山水電(6793) −4.87 ▲2 39 9118フューチャー(4722)
−4.68 ▲1万4千円 28万5千円 0.534
東証1部売買高上位
銘柄 売買高(千株) 終値 前日比りそなHD(8308) 93415 224 ▲2新日鉄(5401) 75947 258 △9住金(5405) 70357 145 △5いすゞ(7202) 56841 298 △25東芝(6502) 39240 542 △8合同鉄(5410) 30715 424 △80三菱重(7011) 25350 344 △8神戸鋼(5406) 24434 172 △5日新鋼(5407) 22673 243 △13マルハ本社(1334) 22205 223 △27
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金(百万円) 終値 前日比みずほFG(8411) 86617 51万9千円 ▲4千円ソフトバンク(9984) 64813 5210 ▲100UFJ(8307) 47155 68万6千円 △7千円ソニー(6758) 42325 4570 △10トヨタ(7203) 37473 4000 △40アルバック(6728) 27852 4570 △500三井住友(8316) 26524 79万5千円 △1万7千円シャープ(6753) 24197 2000 ▲25松下(6752) 23413 1647 ▲3日産自(7201) 21445 1214 △18
=============<資産設計情報>==============−−−−−<10年後に笑う!マネープラン入門 第56回>−−−−−−
生命保険を考える(18)
新登場の自由設計型保険って何だろう???
○貯蓄もできる、多機型
今、生命保険には、2つの流れがある。
ひとつは、通販の保険に代表される、シンプルで安い保険だ。死亡保障がほ しいなら「定期保険」。入院の保障がほしいなら「医療保険」。別々に、必 要な金額と期間を自分で決めて買う。解約返戻金や満期金のない「掛け捨て 型」なので、保障に対応するコストがわかるのもよい。
もうひとつの流れもある。
ひとつの保険で、死亡保障も医療保障も貯蓄も、まとめてめんどうみましょ うというヤツだ。自由設計型保険とか、ユニバーサル保険と呼ぶ。ちょっと は話題になったのだが、見聞きしたことある?
多機能な分、仕組みはちょっと複雑で、対面販売が基本だ。ライフステージ によって必要な保障の種類や金額が変わるので、担当者が定期的に見直しア ドバイスをしてくれることになっている。
自由設計型とユニバーサルは、よく似ていて、何がどう違うのか、販売して いる保険会社や生命保険文化センターなどに問い合わせても、どうも明確な 定義はないらしい。ここでは、両方を合わせて自由型と呼ぶことにする。
○貯蓄部分と保障部分がすっきり分けられている
今までも養老保険や終身保険など、貯蓄+保障の保険はあったが、払う保険 料のうち、いくらが貯蓄に回り、いくらが保障のコストになっているのか、 不明だった。お金(解約返戻金)がいくら貯まっているのかも、いちいち問 い合わせないとわからなかった。
自由型は、専用の口座があり、払った保険料はまずここに入る。そこから、 保障のためのコストが払われる。払う保険料が2万円で、死亡保障のための コストが7000円、医療保障のためのコストが1500円なら、
計8500円が引かれ、残り1万1500円が口座に残って貯まっていくし くみだ。
口座残高は、定期的に報告されるし、いつでも簡単にチェックできる。ここ からお金を引き出すこともできる。
○保険が自由に見直せる
自由を名乗っているのだから、保障を自由に組み立て、見直せるのがウリだ。 従来の、特に日本社の保険は、仕組み上は見直しができても、会社の規定な どで、自由な保障の増額・減額・追加ができないことが多かった。その自由 度がかなり高くなった。
実際には、保険会社によってまだ様々な決まりがあって、死亡保障500万 円は小さすぎて契約できない、この特約はつけられないなど、不自由な部分 もある。
なお、保障コストをまかなえる口座残高があれば、保険料の支払いを一時休 むことや、多めに払って残高を増やすこともできる。ここも自由だ。
○問題は、口座の運用パフォーマンスだ。
別々にしたほうがすっきりする保険と貯蓄を、あえて一緒にするメリットが あるとすれば、別々より、保険料が安くなるか、貯蓄の利回りが高くなる場 合だ。ざっと見たところ、保険料は安くない。では利回りはどうだろう。 多くの自由型の口座は、変動金利タイプで、最低利率が決まっている。だい たい1.2〜1.5%だ。ただし、これは「予定利率」で、口座に入れたお 金がこの利率で運用されるわけではない。ある保険会社の1.5%を預貯金 利率に換算すると、0.2%程度だった。今のところ「魅力的」とは言いが たい。
まだ1社だが、運用先を変額年金のように複数の投資信託から選ぶところも ある。変額年金はまとまった金額を払い込むタイプが主流だが、これなら毎 月保険料を払い込んで積み立てができる。ちょっと面白い。
今までの低金利、株式相場低迷(最近だいぶ元気になったが)では、「利回 り」メリットは出にくいが、これからどうなるか、注目しているところだ。
○信用できる営業職員に「全部おまかせしたい」人向け
自由型の本当の特徴は「インフレに強い」ことだ。まめに保障を見直すこと ができるので、保障が足りなくなることもないし、貯蓄が変動金利または株 式投資信託だから、目減りしにくい。
でも、だったら、運用はインフレに強い投資信託でやり、保障を定期的に見 直せばすむことだ。
「忙しいから保険は、一括して誰かにたのみたい。少々高くてもいいから」 という人には、悪くないかもしれない。ただし、優秀で良心的な営業職員が、 責任もって最後までめんどう見てくれれば、という条件がつく。
今、身の丈に合う保険を持っていれば、それをやめてまで、このタイプを買 うことはないだろう。
ファイナンシャル・プランナー 中村芳子
---------------<フィデリティと考えるこれからの投資>---------------
はじめる欧州株(その3)
経済の規模や大企業の数だけが欧州マーケットの魅力ではありません。今後は
さまざまなイベントも予定されており、経済の波及効果も大きくなる可能性が
あります。たとえば・・・
● 欧州連合(EU)の拡大
EUは1993年11月に発効した欧州連合条約(マーストリヒト条約)によ
って、特定の分野で政府間協力を図りつつ経済通貨同盟を目指す組織として発
足しました。もとはと言えば1957年のローマ条約までさかのぼりますが、
当時6カ国しかなかった調印国が現在のEUでは15カ国にまで増加し、さら
に来月1日にはさらに10カ国が加わる予定です。今度の加盟国は中央および
東ヨーロッパが中心となっており、合計25カ国によって巨大な経済圏が形成
されることになります。ちなみに、現加盟国と加盟予定国はといいますと・・
<現加盟15カ国>
アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、ス
ペイン、スウェーデン、デンマーク、ドイツ、フランス、フィンランド、ベル
ギー、ポルトガル、ルクセンブルグ
<2004年加盟予定10カ国>
チェコ、エストニア、キプロス、ラトヴィア、リトアニア、ハンガリー、マル
タ、ポーランド、スロヴェニア、スロヴァキア
他にも、加盟を目指して交渉している国、あるいはこれから交渉しようとして
いる国もあります。ブルガリアやルーマニア、トルコがその例です。
● スポーツ・イベント
最近中国株に注目している投資家が多いようです。飛躍的な経済発展が背景と
なっているのですが、その他にももうひとつ世界的な一大イベントに着目する
向きもあります。それは2008年に予定されている北京オリンピックです。
確かに世界中が注目するイベントですから、観光客もどっと押し寄せるでしょ
うし、インフラの整備も進むことでしょう。
しかし、それは4年後のことで、その前に別のところでのオリンピックが予定
されています。それは他ならぬアテネで、まさに今年行われることになってい
ます。しかも、今年だけではなく2006年の冬季オリンピックも欧州で開催
される予定です。イタリアのトリノで冬季五輪があるのはご存知でしたか?
冬季五輪と並んで2006年の大イベントといえば、そうです、サッカーのワ
ールドカップです。今度はドイツで行われる予定で、現地まで観戦に行こうと
計画している日本人も少なくないはずです。
世界的に注目を集めるイベントも視野に入れてみると、欧州というとてつもな
く巨大なマーケットをちょっと違ったアプローチで眺めることもできるでしょ
う。
(以下次号)
フィデリティのファンドはマネックス証券でお申込みいただけます。
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認ください。
------------------------<HSBCの中国情報>------------------------
中国人の休日
あと少しでゴールデンウィークになります、中国では5年ほど前から5月のゴ
ールデンウィークを含めて、3つの長期連休が制定されました。それらは旧正
月連休、5・1労働節連休、10・1国慶節の各連休でそれぞれ7日間の休日
となります。思えば幼い頃、両親は日曜日にしか休めなくて、ほとんど余暇が
なかったという覚えがあります。いつの間にか、大型連休の回数がこんなに増
えた訳ですが、一体、いまの中国人は年間どれくらいの休日があるのかについ
ては興味を覚え、一寸数えてみました。
祝日の数をカレンダー上で数えますと、元日(1月1日)に1日、旧正月で3
日間、労働節(5月1日−3日)で3日間、国慶節(10月1日−3日)で3
日間、総計年間全体で10日間となっています。
実は、7日間の連休は、前後の土日の振替によって成り立っていて、代わりに
連休の後は続けて出勤することとなります。例えば、今年5月のゴールデンウ
ィークのあとは7日間連続出勤することになります。このように、中国人にと
っては、年間祝日の絶対数の合計は10日間であり、それだけで見ますと、昔
より僅か2日間(5月2−3日)増えたに過ぎないことがわかります。
三大連休のコンセプトは1999年に確立されました、国務院の通達によるも
のでした。その狙いは、言うまでもなく、第3次産業、特に観光業および航空
・鉄道など運輸業の振興です。確かに、連休になりますと、大都市のサラリー
マンをはじめ、同僚同士、家族で旅行に出かけることが多くなります。近年、
上海人がよく行くのは四川省の「キュウサイコウ」、湖南省の「張家界」など
の人気スポットです。前者は孔雀藍の色で飾れられる山と水の秀麗な風景、後
者は大自然の侵食によって形成された奇岩奇峰が屹立する仙境を目の当たりに
することができるのが魅力です。一方、内陸からの出稼ぎ労働者は正月連休を
利用して田舎に帰るのが殆どです。その間汽車の切符代は正規運賃も約30%
高く調整されますが、それにもかかわらず、切符は入手出来ないことが多くあ
ります。なにしろ、上海だけでも400万人の帰省者がいると言われています。
反面、遠くに出かけるのが嫌で、市内でゆっくり過ごしたい上海人も多くいま
す。その場合は書籍の街「福州路」に出かけ、本屋で読書に耽ったりしている
ことが多いようです。最近では一人っ子の我が子の学習参考書を買いに行くの
に付き合う大人が多くなったようです。
いまの中国人にとっては、祝日自体はそれほど増えてないですが、「週5日制」
が休暇の余裕を与えてくれています。官庁関係はもちろん、今では殆どの企業
は週5日制となっています。土日を楽しめるのは、改革開放、経済成長がもた
らしてくれたベネフィットではないかと感じている人は少なくないようです。
その代わりに、平日は緊張して仕事をやり遂げるのが常識になってきています。
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投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。
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投資信託基準価額(4月20日現在)
ザ・ファンド@マネックス 8,019(+117)
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外国投信基準価額(4月20日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 26.33(−0.42)
バンガード・ウェルズリー・インカム・F 20.76(−0.18)
バンガード・スモールキャップ・インデックス 23.55(−0.42)
マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 15.23(−0.23)
MFS ストラテジック・グロース・ファンド 17.02(−0.31)
適用レート(4月21日午後2時30分現在)
買付 108.75(+0.55) 解約 108.25(+0.55)
<ユーロ建>
フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F 13.16(+0.11)
適用レート(4月21日午後2時30分現在)
買付 129.20(−0.85) 解約 128.20(−0.85)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========
4月21日 <決済性預金 再び>
今朝の朝日新聞によると、4大メガバンクは今秋からの決済性預金の導入を決
定したそうです。決済性預金とは、金利がゼロである代わりに、ペイオフの対
象外となり全面保護される預金です。一方で「ペイオフ全面解禁は乗り越えな
ければならない最後のハードルであり、予定通り来年4月に実施すべきだ」と
の銀行界の表明も昨日なされたようです。
私の日本語解釈力では、この2つのことを同時に消化することが出来ません。
決済性預金については、以前にも何度かつぶやきで書いておりますが(200
2年7月31日、8月1日、9日)、看過し易いテーマなので、注意深く考え
る必要があると思います。
ペイオフの恐れがない銀行預金に大量のお金が流れ込み、その運用先(貸出先
など)が将来また不良債権化したらどうするのでしょうか。その場合にはまた
公的資金が使われることになるのでしょうか。決済性預金の問題点の本質、延
いては不良債権問題の本質は、その『運用先』です。税金によって保護される
形で集められたお金の運用先は、国債などの安全性の高いものに限る(決済性
預金のモデルとなっていると思われるアメリカの「ナロー・バンク」の議論で
は、正にそのような思想に帰着しています)、或いはせめてその運用先を納税
者に対して開示すべきではないでしょうか。
最近景気も株価も好調なので、このような後ろ向きとも取られかねない議論は
自重気味ですが、それは我が国の悪い癖なので、きちんと直していくべきだと
思います。
追伸:本日、2004年3月期の決算発表を行ないました。
詳細は当社HPを御覧頂きたいのですが、これからも個人投資家のお客様に最
良のサービスを提供することにより、株主の皆様に最大のリターンを実現すべ
く精進して参りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。
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の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
も可能です。ぜひ一度お試しください。
=============<編集長の独り言>=============
このコーナーのネタ探し、不調の時は発信直前まで唸っていることが多々あり
ます。しかし今週は一体どうしたのか、自分でも不思議なくらい好調です。月
曜日の独り言を書いた後、“つぶやき待ち”の間に2日分の原稿を書き上げて
しまいました。ちなみに今日のこの文章は、その時に出来上がったネタではあ
りません。そして今朝、新たなネタをひとつ思いつき、書き上げています。
すでに書き終えた独り言の貯金があり、もう今週はネタ探しに苦しまなくても
良いことが決定しました。いつ以来でしょう、ここまで余裕を持っていられる
のは。
普段はネタ探し、そして文章を書く時間に決算発表等々のスケジュールが埋ま
っている上の人。毎度のことながらこの日は、ネタが無い!、時間もない!、
あ〜〜といった声が社内に響き渡ります。今のうちに書き上げないと大変だ!
と言うものの、結局書かずに時間切れ、東証に急行というパターン。そして今
回もやはりつぶやかないまま、東証に行ってしまいました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
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