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マネックスメール<第1210号 2004年7月7日(水)夕方発行> http://www.monex.co.jp/
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本日の目次
マネックス相場概況
資産設計情報
10年後に笑う!マネープラン入門 第61回
シングルのマネープラン(5)
フィデリティと考えるこれからの投資
HSBCの中国情報
投資信託基準価額
コラム
マネックス社長 松本大のつぶやき
編集長の独り言
ただ今ブックビルディング中
マネックスメール解除の方法は一番下にあります
またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
後場に入って下げ渋りをみせたものの、プラス圏までは値を戻せずに終了。
日経平均 11384.86 (▲ 90.41)
日経平均先物9月限 11360 (▲110)
TOPIX 1139.88 (▲ 9.11)
単純平均 447.51 (▲ 3.90)
東証二部指数 3270.79 (▲ 17.73)
日経店頭平均 2001.68 (▲ 8.36)
東証一部
値上がり銘柄数 268銘柄
値下がり銘柄数 1201銘柄
変わらず 90銘柄
比較できず 1銘柄
騰落レシオ 100.97%
注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると 底値圏といわれる先行指標です。
計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘 柄数は25日間の累計で計算しています。
売買高 1123.68(百万株:概算)
売買代金 1239195(百万円:概算)
時価総額 3448364(億円:概算)
為替(17時) 108.62円/米ドル
昨日の大引け間際、下値抵抗ラインと期待された11500円という節目水準を割り込んでしまいました。これに米国株式市場の下落も加わり、幅広い銘柄に売りが先行する始まりとなりました。
大手銀は朝から全面安で下げ幅も大きい展開となりました。依然大手銀への下げ止まり感は無く、市場全体の先行き不透明感を強める要因となっていました。
朝方の売りが一巡すると、日経平均は11300円程度で下げ渋りをみせ始めました。しかしリバウンド狙いの買いは見送られており、戻りも鈍い展開が続きました。
10時過ぎあたりからは大手銀に買い戻しも入り始めた模様で、市場全体も徐々に下げ渋りをみせました。前日の午後急落となったリンク・ワン(2403)、デュオシステム(3742)などが上昇に転じ始めたことも、投資家心理がやや好転する要因となっていました。
ただ下値での買いが入り始め、下げ渋りは見せるものの、さらに買い進むといった動きは乏しい状況でした。戻りは鈍いまま、前場の取引を終了しました。売買高は投げ売りといえる状態で始まったこともあり、前場で5億株台を回復しました。
後場に入ると日経平均は寄り付きの水準を上回り始めました。売買高の減少がこのところ売りを誘う要因のひとつでしたが、1日を通して10億株台回復の可能性が出たことも、徐々に買い意欲を回復させた模様です。
後場下げ渋りをみせたものの、プラス圏まで値を戻す勢いはありませんでした。昨日割り込んだ11500円という節目を回復するまで買い進む手掛かりも見当たらず、リバウンド狙いの買い方から大引け間際に手仕舞い売りも出た模様です。
現物株の取引終了後、大阪市場の日経平均先物は現物株の終値水準でのもみ合いから、若干値を下げて取引終了となりました。
◆個別銘柄◆
UFJ(8307) 44万3千円(△8千円):1株単位
朝方大手銀は全面安で始まり、引き続き市場全体の先行き不透明感を加速させる要因となっていました。10時過ぎあたりから徐々に売り方の買い戻しとみられる動きが活発化、まず最初にUFJが上昇に転じ始めました。昨日投資家心理を悪化させる要因となった新規上場銘柄のデュオシステム(3742)なども前場中頃から上昇に転じ始めており、これらが投資家心理を好転させ、日経平均も下げ渋りをみせ始めました。
アドバンテスト(6857) 6830円(▲70):100株単位
このところ下げが目立つ展開となっていましたが、徐々に下値での買いも増加して下げ渋りの動き。5月の世界半導体売上は米ITバブル期の2000年12月以来の高水準になったと一部で報じられました。
明治機(6334) 245円(△50)
前日は後半下げに転じましたが、本日は反発歩調で始まりました。引き続き目先筋の短期値幅取りの対象となり後場は売買高も膨らみ結局ストップ高まで上昇しました。
デュオシステム(3742) 252万円(△20万円):1株単位
このところ賑わっていた新規上場銘柄物色の動きも、昨日後半は総崩れといった展開となり投資家心理が一気に悪化しました。今朝も売り先行で始まりましたが、朝方の売りが一巡すると下げ渋りから上昇に転換。これが投資家心理好転の要因のひとつとなり、市場全体も下げ渋りを誘いました。
ダイエー(8263) 305円(▲15):500株単位
6月の既存店売上高が前年同期比7%減となり、今期の目標を4ヶ月連続で下回っていると報じられました。先行き不透明感から売りが先行し、300円割れの水準まで売り込まれました。売り一巡後はやや落ち着きを取り戻して下げ渋り。
東レ(3402) 543円(△14)
売りが先行していた前場、液晶部門への期待感などを手掛かりに年初来高値と同値まで上昇。後場に入ってからさらに上げ幅を拡大し、年初来高値更新という動きになりました。
ソフトバンク(9984) 4420円(△10):100株単位
個人投資家好みの銘柄のひとつで、ここ数日は市場全体の先行き不透明感から売りが先行していました。目先筋は東証2部の値動きの良い銘柄を手掛けていたこともあり、手仕舞い売りが目立っていました。本日も朝方売り込まれる場面がありました。前場中頃から徐々に東証1部の個別材料株への関心が戻り始め、後場に入ると上昇に転じました。
エプソン(6724) 4210円(▲110):100株単位
昨日は業績予想の上方修正を手掛かりにストップ高となりました。しかし今朝は市場全体の地合いが悪化もあり、一転売り気配から始まり、朝方の利益確定売りが一巡すると、小幅安で膠着状態が続きました。
三菱自(7211) 157円(▲4)
市場全体に下げ渋る銘柄が目立った後場、下げ幅を拡大して上場来安値を更新しました。特に目立った売りが出たというよりも、経営の先行き不透明感から小口の売りが続き、買い意欲が乏しい状況のなか下落といった展開。
◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
銘柄 上昇率 上昇幅 終値 売買高住江織(3501) +10.29 △21 225 713川鉄商(8110) +8.94 △28 341 4071市田(8019) +7.69 △13 182 746ナック(9788) +6.63 △71 1141 109.8ペンタックス(7750) +6.57 △37 600 5014
東証1部値下がり上位
銘柄 下降率 下降幅 終値 売買高カッパ・クリ(7421)−10.13 ▲670 5940 267.55東急建設(1720) −8.33 ▲35 385 2374.2近鉄エクス(9375) −6.66 ▲150 2100 141.9トーセ(4728) −5.67 ▲99 1645 32ホソカワミクロ(6277)−5.63 ▲40 670 541
東証1部売買高上位
銘柄 売買高(千株) 終値 前日比りそな(8308) 34028 182 0新日鉄(5401) 29256 228 △1住金(5405) 24002 123 ▲1東芝(6502) 21499 420 ▲15長谷工(1808) 18090 261 △3住友信(8403) 17616 715 ▲9ソフトバンク(9984) 16063 4420 △10蛇の目(6445) 14651 195 △5東レ(3402) 13444 543 △14日産自(7201) 12270 1185 ▲3
東証1部売買代金上位
銘柄 売買代金(百万円) 終値 前日比ソフトバンク(9984) 70053 4420 △10みずほFG(8411) 58080 44万円 ▲7千円UFJ(8307) 47683 44万3千円 △8千円トヨタ(7203) 34471 4240 ▲110三井住友(8316) 30875 67万4千円 ▲7千円三菱東京(8306) 23252 92万円 ▲7千円NTTドコモ(9437) 22688 18万8千円 ▲1千円エプソン(6724) 22153 4210 ▲110ソニー(6758) 21840 4070 ▲20キヤノン(7751) 15777 5650 ▲60
=============<資産設計情報>==============−−−−−<10年後に笑う!マネープラン入門 第61回>−−−−−−
シングルのマネープラン(5)
20代〜30代前半の「切羽詰ってない」シングルに見られるマネー傾向のひとつが「現実逃避楽観型」だ。
なんだかんだ言っても、今の日本は豊かなので、アルバイトでも生活できる。自分でアパート代を払う生活は、楽ではないがやっていける。親と同居なら、収入が月10万円もあれば、家族持ちサラリーマンより優雅に暮らせる。 彼らの弱点は、その生活がずっと続くと錯覚していることだ。
○どんどん差がつく、ライフスタイル
30前半くらいまでは、フルタイムでもアルバイトでも、生活のレベルに大きな差はない。友人の大半はまだ独身だ。しかし、目に見えない差はすでについていて、35歳ころからはっきり現れてくる。
ある友人は結婚する。子どもが小学校に入る友人もいる。課長になるヤツも出てくる。独立起業する人もいる。マンションを買う友人。海外で名をあげる友人。エトセトラ。
だが、あなたはまだアルバイトで、将来の計画もなく、年だけとって間もなくオジサン・オバサンの仲間入り・・。
つまり、問題はお金が貯まらないということだけではないのだ。
○自分の10年後を思い描いてみよう
アルバイトの生活が悪いわけではない。問題は、目標がなくその日その日を生きているだけという態度、人生に対する姿勢だ。
人間、具体的な目標があれば、具体的に行動できる。ぼんやりとした目標なら、行動もぼんやりする。目標がないと、どこにも行けない。
学校卒業までは、ベルトコンベアに乗って「やりなさい」と言われたことをやっていればよかったが、そのベルトは止まってしまった。
いつまでも、ベルトに乗っているつもりの「現実逃避」はやめよう、ベルトがまた動くという「楽観」も捨てよう。
自分は何をやりたいか、どう生きたいか、逃げないで自分に向き合おう。
ひとつの手がかりは「10年後に自分がどうなっていたいか」を思い描くこと。今25歳なら10年後は35歳。今33歳なら43歳。親もネコも10歳年をとっている。
仕事は?住まいは?収入は?パートナーは?家族は?貯蓄は? 今のままでいいという考えなら、おそらく今より悪くなっている。目標が「現状維持」なら、知らず知らずのうちに後退してしまうのが現実だから。
○今、アクションを起こそう
10年後、どうなっていたいかのイメージが湧いたら、そのために“今”何をすべきか考えてみよう。
就職するか、転職するか、勉強するか、引っ越すか、海外に行くか、恋人と結婚するか、別れるか。今まで何かを達成したことがなくても、あきらめない。今の自分にできる小さい目標から始めよう。
そのためにお金が必要なら、すぐ貯め始める。本当は年100万円貯めたくても、今できる月1万円から始めればいい。お金以外の投資が必要なら、すぐそれを始めよう。
進む方向がわかっているのに、忙しい、めんどくさいとアクションを先に伸ばすのは最悪。ぐずぐずしているうちに時間だけすぎてしまい、最初のプランが古く役に立たなくなってしまう。またゼロからやり直しだ。
大切なのは10年後のために、今、アクションを起こすこと。そうしたら、自分を騙している「楽観主義」から抜け出して、自分の足で歩き始められる。
○親にも責任
現実逃避楽観型のシングルが生まれるのは、親に問題があることもある。子に独立してほしいというのはタテマエで、その実、ずっと自分のそばに、自分の所有物としていてほしい親もいるのだ。
自分の親がそうなら、子はすぐ逃げ出した方がいい。あなたがその親なら、心を鬼にして子を追い出そう。資金援助を止めよう。そうしたら数年後、立派に大人になった我が子に出会えるはずだ。
(ファイナンシャルプランナー 中村芳子)
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---------------<フィデリティと考えるこれからの投資>---------------
ステイ・インベステッド 〜市場にいつづけよう〜(その3)
おもしろいデータがあります。日経金融新聞という金融の専門紙が毎週月曜日
に「今週のブル・ベア」という欄を載せています。その週一週間の相場に強気
か弱気かまたは中立かを専門家約20名にヒアリングするものです。
仮に、「強気」と予想して日経平均が前週末より1%以上上昇すれば的中、
「弱気」と予想して1%以上下落すれば的中、「中立」と予想してプラスマイ
ナス1%未満におさまればやはり的中とします。たとえば、「強気」と予想し
て前週末に10000円をつけていた日経平均が1週間後に10100円以上
になっていれば予想的中ということになります。昨年このコラムは51回掲載
されましたが、2003年の平均的中率は次のうちのどれだと思いますか?
1.35.8%
2.45.8%
3.50.8%
正解は1.の35.8%です。つまり、1週間先の相場動向を当てることがで
きたのは平均してだいたい3人に1人という結果に終わっています。なかには、
70.6%という高い的中率の週もありました(12月30日に終わる週。た
だし、この週は2営業日しかありませんでした)が、その一方で的中率がわず
か10.0%という惨憺たる結果に終わっている週もありました(4月11日
の週)。この頃はまさに日経平均が安値をつけにいく過程にあり、この前の週
の終値は8074円でした。おそらく「8000円割れはないだろう」との予
想が大半を占めたのでしょうが、1週間後の日経平均は7816円と、大きく
下げる展開となりました。
あらためて思い起こしていただきたいのですが、これは1週間先の相場を予想
した結果です。日々マーケットに向かい合っているプロでさえ3人に1人しか
1%程度の変動を当てることができていないのです。1週間先でさえこの通り
なのですから、ましてや1ヶ月先や1年先まで当て続けるなんて不可能といっ
ても過言ではないでしょう。つまり、マーケットから出たり入ったりすること
(=短期的な売り買いを続けること)は危険な賭けになってしまいかねないの
ではないでしょうか。
不確実な短期売買を続けて利益をあげられればそれはそれでもちろんいいでし
ょう。ただし、それができない、あるいは自信がないという投資家は無用な売
り買いを頻繁に繰り返すのはやめたほうがよさそうです。以前もこのコラムで
ご紹介したことがありますが、企業というものはそう簡単には大きくなれませ
ん。企業の成長にはやはり時間が必要なのです。「ある企業がこれから成長を
続けていく」という確信が持てるのであれば、短期的な上げ下げに一喜一憂す
るのではなく、その企業への投資を続けたほうがいいでしょう。また、個別銘
柄の選択にも自信が持てないという投資家は投資信託という器を使って企業の
成長に参加することができます。中長期的に大きな投資成果を享受するために
も「ステイ・インベステッド」を実践することを真剣に考えていただきたいと
思います。
フィデリティのファンドはマネックス証券でお申込みいただけます。
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認ください。
------------------------<HSBCの中国情報>------------------------
貿易収支でみた投資抑制策の効果
中国は部品や素材を日本やアジア諸国から輸入し、それらを中国国内で加工、
組み立てをして世界中に輸出することで外貨を稼ぎ、いまや外貨準備高は日本
に次ぎ世界第2位の地位にまでに成長してます。
輸出の好調が伝えられる中国ですが、今年の第1四半期の貿易収支は85億米
ドルの赤字となってしまいました。このような大きな赤字額は96年の第1四
半期以来、実に8年ぶりの出来事です。言うまでもなく、貿易収支とは輸出金
額から輸入金額を差し引いた金額のことで、この金額が赤字ということは、こ
こ数年の中国の経済では見られなかったことなので注目する必要があります。
この中国の貿易赤字の要因ですが、輸出が減少したためではありません。内容
をみてみると、輸出は相変わらず好調で前年同期比34%伸びています。一方、
輸入が同42%も伸び、結果的に貿易赤字となっています。
この輸入急増の背景には、固定資産投資の拡大を牽引役とした中国経済の成長
があります。例えば、第1四半期の鉄鋼の原料に使われる鉄鉱石の輸入は数量
ベースで前年同期比48%増、金額ベースでは価格上昇もあり、なんと同23
0%の増加となっています。これは明らかに行き過ぎと言わざるを得ません。
ただし、原材料の輸入増加は4月まで続きましたが5月に入ると、輸出が好調
を持続する一方で、輸入の伸びが鈍化し、5月の貿易収支は、5ヶ月ぶりに黒
字(21億米ドル)となりました。5月の原材料の輸入実績(数量ベース)を
みると、鉄鉱石が前年同月比4%、鋼材が同30%、銅が同27%のいずれも
減少となっており、明らかに原材料の需要が減退したことが判ります。
このように猫の目のように移り変わる、原材料の需要ですが、この大きな変動
は中国政府が採った一連の投資抑制政策が効果を上げている証とも見ることが
できます。中国政府の投資抑制政策は金融政策を通じてというよりは、特定の
業種をターゲットにして政府が介入することにより行われてきました。例えば、
特定業種(鉄鋼、アルミニウム、セメント、不動産等)について2004年に
認可された新しい開発計画全ての投資に関して重点的に監視すること、2)開
発計画をあらゆる側面(土地利用規制、投資許可、環境規制など)から見直す
こと、3)一定の水準に満たない開発計画に関しては、計画を延期もしくは中
止すること等が既に実行されています。これらの政策により各種投資案件の見
直しが行われ原材料の需給にも影響を及ぼしているものとみられます。実際、
固定資産の投資額の伸びは3月の前年同月比43%増、4月同34%増、5月
同18%増と推移しており、投資の伸びに減速傾向がみてとれます。
このような状況を評価してか、中国人民銀行(中央銀行)総裁は「現時点では
さらなる引き締め策をとる必要性はない」とコメントしており、当面、これま
で行った政策の効果を見極めるものとみられます。一時は景気過熱に歯止めが
掛らず、大規模な引き締めが景気の失速をもたらすとの懸念が出ていましたが、
マーケットでは投資抑制策が効果を表しているため、中国経済はソフトランデ
ィングに向かいつつあるとの見方が多くなってきているようです。
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投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。
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投資信託基準価額(7月6日現在)
ザ・ファンド@マネックス 7,988(−142)
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外国投信基準価額(7月6日現在)
<米ドル建>
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 26.25(−0.24)
バンガード・ウェルズリー・インカム・F 20.67(−0.04)
バンガード・スモールキャップ・インデックス 23.63(−0.36)
MFS ストラテジック・グロース・ファンド 16.45(−0.34)
適用レート(7月7日午後2時30分現在)
買付 108.84(−0.58) 解約 108.34(−0.58)
<ユーロ建>
フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F 12.68(−0.08)
適用レート(7月7日午後2時30分現在)
買付 134.62(−0.66) 解約 133.62(−0.66)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========
7月7日 <猛暑>
今日の東京は強烈に暑いです。今晩は七夕ですから、肌寒かったり雨模様より
は、ピーカンの方が勿論いいのですが、それにしても今日の暑さは並々ならぬ
ものがありました。ヒートアイランド現象の一環でしょうが、去年よりかなり
暑く、一年の変化としては幅が大き過ぎる気がします。
一説によると、最近汐留に建った高層ビル群が海風を防いでしまい、当社があ
る銀座から東京駅辺りで、日中の温度が1度から2度高いと云います。陸地の
方が海よりも比熱が小さいので、日中は陸地の方が熱しやすく、暖められた空
気が上空に逃げる為に陸地の気圧が海上よりも下がる。従って、日中は海から
陸に向かって風が吹き込む。これが海風の仕組みですが、これがビルによって
止められてしまい、銀座一帯の空気が淀み、気温が上昇する。と、まぁ、そう
いうことでしょう。これは確かにありそうです。有明海の堤防問題もそうです
が、新たな構造物が気体や液体など、流体に与える影響を予め予測することは
簡単なことではありません。しかしそもそも複数の大型ビルが同時に建つ時に、
全体としてどのような影響が出るか、ちゃんと配慮したのでしょうか。−した
のかも知れません。それでも予測しない結果になったのかも知れません。大型
構造物の建築に当たっては、細心の注意と謙虚な態度が必要だと思います。
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の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索すること
も可能です。ぜひ一度お試しください。
=============<編集長の独り言>=============
今日は7月7日七夕です。子供の頃は今夜の天気が気になったものですが、最
近はすっかりそういった感覚が失われています。年を取ってしまった証拠でし
ょうか。
本来なら娘が七夕の夜の天気を気にするはずなのですが、娘の小学校では七夕
祭という行事が毎年6月中に開催されます。七夕というイベントは、この日に
なって、本番の7月7日はどうも興味が無いようです。
七夕というよりも、娘にとって今日はかいけつゾロリの新刊発売の方がきっと
大事でしょう。お昼休みに2件ほど本屋さんをまわって見ました。大丸の上の
本屋さん、八重洲地下街の本屋さん、しかし両店とも最新のゾロリは置いてあ
りませんでした。ビジネス街なので子供向けの本はあまり力を入れていないの
か、すでに売り切れてしまったのか。
会社の目の前の八重洲ブックセンターに行けばきっと置いてあると思いますが、
必ずあると思われるところで買うのもちょっと抵抗を感じてしまう変なところ
があります。帰り際、あと1、2店みてあればかって帰るかも知れませんが、
なければ当面娘の前では新刊発売は知らないふりをして過ごします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
==========<ただ今ブックビルディング中>==========
当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。
詳しくはホームページをご覧下さい。
−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−
<明日新規上場の銘柄>
ネットプライス(3328) マザーズ
募集価格 85万円
<募集期間中の銘柄>
タツモ(6266) JQ
募集期間は 7月12日 AM 11:00 まで
募集価格 4500円
<新規取り扱い決定銘柄>
そーせい(4565) マザーズ
ブックビルディングは 7月12日(月)から
7月16日(金)まで
詳細はこちら
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