マネックスメール 2005年1月7日(金)

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マネックスメール 2005年1月7日(金)

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 マネックスメール<第1333号 2005年1月7日(金)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.マネックス相場概況
 2.資産設計への道 
   〜その152 「経営者・有識者」の予想は信用できるか(1) 内藤 忍 3.相場の世界
   −第23回− 本間宗久相場三昧伝 清水洋介
 4.投資信託基準価額
 5.マネックス社長 松本大のつぶやき
 6.知ってトクするカウントダウンプレゼントクイズ

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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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1.相場概況
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前場は堅調な動きとなったが後場に入り手仕舞い売りで値を崩す

日経平均            11,433.24 (▲59.02)
日経225先物         11,470 (▲10 )
TOPIX            1,145.76 (▲ 2.21)
単純平均             419.98 (△ 0.50)
東証二部指数           3,097.54 (△20.93)
日経ジャスダック平均       1,798.02 (△20.22)
東証一部
値上がり銘柄数          846銘柄
値下がり銘柄数          608銘柄
変わらず             140銘柄
比較できず            1銘柄
騰落レシオ           122.04% +4.6%
売買高            16億6331万株(概算)
売買代金        1兆1781億0700万円(概算)
時価総額          352兆4606億円(概算)
為替(15時)          104.57円/米ドル

 米国市場が堅調な動きとなったことや寄り付き前の外国人売買動向(市場筋推計)が買い越しとなったこともあって買い先行の始まりとなりました。先物もシカゴ市場の終値を上回って始まり1月4日につけた高値を窺うような展開となり、日経平均も11,500円を超えて始まりました。

 寄り付きの買いが一巡した後は先物が一気に高値を抜けなかったこともあって、利益確定売りが優勢になり上値の重い展開となりました。その後先物にまとまった売りが出ると一気に前日の終値を下回る水準まで売り込まれました。ただ、押し目買い意欲は強く一瞬もたつく場面も見られましたが、すぐに押し目買いが入り、切り返す、といった状況でした。ソニー(6758)が再び4,000円を超えてくるなど、買い方の回転が効いている状況となっているようです。
 その後は前日終値を若干上回ったところでの保ち合いとなりましたが、引けにはインデックス買いが入り、日経平均は11,500円を超えたところで前場の取引を終了しました。

 後場に入ってからは3連休や米国の主要指標の発表を控え、積極的な売り買いがなく手仕舞いの売り買いが中心の動きとなりました。昼の市場外取引も金額は小さいものの売り越しであったと観測され手仕舞い売りを急がせる動きとなりました。後場の寄り付きも前場の引けにインデックス買いで上昇した分を打ち消す格好で始まり、上値の重さを確認した後に先物へのまとまった売りで値を崩す動きとなりました。週末ということで、上値が重いと見ると手仕舞い売りを急ぐ動きとなり、戻り歩調となってもすぐに売り直されるといった状況が続きました。

 その後は先物にもまとまった売り買いが手控えられポジション調整のまとまった売り買いが見られると動きが出てくるといった状況でした。現物株も上値の重さに目先筋の見切り売りなども出て、買い手控え気分の強いなかで値を崩すものが多くなり、じり安の展開でこの日の取引を終了しました。銀行株やハイテク値嵩株に安いものが目立ち指数を押し下げるような格好となり、ディーリング銘柄は引けまで活発な取引が行われていましたが、高安まちまちとなりました。二部株指数や日経ジャスダック平均、東証マザーズ指数など小型銘柄は引続き堅調な動きとなるものが多く見られました。

 (マネックス証券 清水洋介)

◆個別銘柄◆ 銀行株やハイテク値嵩株が軟調
JR東海(9022) 836,000円(▲5,000):1株単位
 政府が保有する同社株を来年度中に全て売却すると報じられたことを受け、需給の悪化懸念から売りが先行し、反落となりました。

松電工(6991) 917円(△13)
 2004年11月期の連結経常利益が、前期比34%増と従来予想を上回ったことを好感し、見直し買いが入ったようです。3日続伸となりました。

クレオ(9698) 715円(△100)
 ヤフー(4689)と資本・業務提携すると発表したことを好感し、ストップ高となりました。今後の収益拡大を期待した買いを集めたようです。

アプリックス(3727) 2,290,000円(△50,000):1株単位
 のれん代償却を除いた今期の経常利益が、前期推定比5.4倍になる見通しと一部で報じられていることを好感して買いを集め、反発しました。

有線ブロ(4842) 2,680円(△290):10株単位
 月次動向において、12月の純増数は契約数ベースで前月比20%増、取付数ベースで同46%増となり、共に過去最高となったことを好感し、大幅続伸となりました。

みらい建(1792) 250円(△23)
 特に目新しい材料はないものの、低位で値動きの軽い銘柄を物色する動きに乗ったようです。大幅続伸となりました。これで12月21日より変わらずを1日挟んで10営業日続伸となっています。

サッポロHD(2501) 482円(▲12)
 アサヒ(2502)が低価格のビール風アルコール飲料に新規参入すると発表したことで、競争激化による収益の悪化を警戒した売りに押され、大幅続落となりました。

◆テクニカルコメント◆
 日経平均・TOPIX

 高値保ち合いとなっていますが、ローソク足の形は「かぶせ線」となり、ここが高値となってもおかしくはないところで、RSIやストキャスティックスも下落を示唆していることから、少し注意が必要かもしれません。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm

 日経ジャスダック平均

 遅行線も雲を一気に抜けて強気転換となりました。目先の連騰からかなり過熱感は出ていますが、この指数の修正としてかなり「買われ過ぎ、売られすぎ」という現象が起こるので昨年の8月から9月にかけてもみ合った1,800ポイント台半ばまでの上昇と考えておいてもいいのかもしれません。
 → http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm

 債券先物

 遅行線が日々線を越えてきましたが、日々線は雲と基準線に挟まれた狭い範囲での動きとなっています。雲のサポートは強いと考えられるので、遅行線が日々線に沿う形での反発も期待されるところです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm

 為替(ドル円)

 雲の中に突っ込んで来ました。くもが非常に厚いところにあるので、当面は雲の中での動きが続くのではないかと思います。遅行線が基準線に頭を押えられる格好となり、ここからは上値も重くなるところかもしれません。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm

◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
 ディーリング銘柄に加え、小型株も上位に顔を出して来ました。

東証一部値下がり上位
 直近、相場の主役となっていた銘柄が並んでいます。

東証一部売買高上位
 半分が「まとも」な(?)ディーリング銘柄で半分が材料含みのディーリング銘柄と言う感じです。

東証一部売買代金上位
 ソニー(6758)、トヨタ(7203)、武田(4502)など国際優良株といわれる銘柄が上位に出てきました。

詳細は→
http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券WEBサイトのログイン後の画面の[投資情報]→[株式周辺情報] の[株式分割]をご活用ください。

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2.資産設計への道 〜その152
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年初に本屋さんで偶然見つけたある書籍を読んで、突然ピアノが弾けるようになりたい!と思い始めました。とは言っても音楽センスはまったくなし、鍵盤は小学生の頃のヤマハ音楽教室のオルガン以来という状況です。

年末までにジャズのスタンダードを1曲弾けるように・・・年初に追加した今年の(とてつもなく高い)ビジョン(目標)です。
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「経営者・有識者」の予想は信用できるか(1)

2005年最初の「資産設計への道」です。本年も皆様に読みやすく役に立つ情報提供を心がけたいと思います。ご愛読よろしくお願いいたします。

さて、毎年日経新聞で正月に「経営者・有識者40人に聞く」という特集が組まれます。昨年のこのコーナーでは2年前の新聞記事を使って見通しが結果どうなったかを検証してみました。

<参考>2004年1月9日コラム 年初の予想からわかること
http://www.monex.co.jp/monex_blog/archives/004537.html

今回も第一勧業アセットマネジメントの池田さんにご協力いただき、1年前(2004年1月3日)の新聞記事を集めて調べてみました。まずは主要企業の経営者20名が回答している株価関係をみていきましょう。

●日経平均
まず日経平均です。高値予想は13,000円が一番多く、20人中16人の予想が12,000円〜13,000円の間にありました。高値をつける時期は年前半とした人は皆無。年央から年末にかけて上昇を予想した人がほとんどでした。逆に安値の予想は全員が9,000円〜1万円の間でしかも実現時期の予想は1〜3月に集中していました。

実際の日経平均の動きは2003年末が10,676.64円、そして1年後の昨年末が11,488.76円でした。安値と高値は、安値が2月につけた10,299.43円、高値は4月の12,195.66円となりました。

2004年は狭いレンジの中での動きになったことから、予想と実際の株価の乖離はそれほど大きなものにはなりませんでした。しかし高値安値については前半安く後半高いという予想とは少し違った動きになりました。

●有望銘柄
では次に「有望」銘柄ランキング上位の1年間の株価の動きはどうだったのでしょうか。これも同じように2003年末と2004年末の株価を比較し騰落率を計算してみました。

トヨタ自動車(7203)3,620円→4,170円(+15.1%)
シャープ(6753)1,691円→1,673円(▲1.1%)
松下電器産業(6752)1,482円→1,626円(+9.7%)
キヤノン(7751)4,990円→5,530円(+10.8%)
武田薬品工業(4502)4,250円→5,160円(+21.4%)
信越化学工業(4063)4,380円→4,200円(▲4.1%)
新日鉄(5401)230円→251円(+9.1%)
ホンダ(7267)4,760円→5,310円(+11.5%)
KDDI(9433)614,000円→552,000円(▲10.1%)
JFEホールディングス(5411)2,925円→2,925円(±0%)
コマツ(6301)680円→717円(+5.4%)

同じ期間のTOPIXの騰落1,043.69ポイント→1,149.63(+10.1%)ですから有望銘柄に投資することは必ずしも「有望」だったとはいえないようです。
●永遠の有望銘柄?
ちなみに2003年1月時点の有望銘柄は次のようになっていました。
トヨタ自動車(7203)
武田薬品(4502)
信越化学(4063)
ソニー(6758)
キヤノン(7751)
NTTドコモ(9437)
ホンダ(7267)
花王(4452)
日産自動車(7201)
ローム(6963)
シャープ(6753)

これら2年前の有望銘柄についての結果も1年前と同様、市場全体の動きに比べ必ずしも優れたものとは言えません(2004年1月9日のコラムをご覧ください)。
しかも1年前と2年前で銘柄がかなり重なっていることがわかります。トヨタ自動車は3年連続のトップになっていました。有望銘柄というのは変わらないものなのでしょうか。

●予想が作られる過程
相場を予想すること自体難しいものですが、それがどのような過程で作られたかを考えてみると予想データの正しい使い方が見えてきます。

同じ紙面に為替レートに関しての予想も掲載されていました。来週はこちらも合わせて検証してみたいと思います。(つづく)

今回の話のまとめ---------
●投資の世界は予想だけではなく検証することが重要
●過去の検証では経営者・有識者が選んだ有望銘柄が有望とは言えない
●相場の予想はそれが作られた過程を考えると使い方が見えてくる

ではまた来週・・・。

(マネックス証券 内藤 忍)

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資産設計への道へのご意見・ご質問はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp までお送りいただければ内藤から回答いたします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


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3.相場の世界 −第23回−
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本間宗久相場三昧伝

−保ち合い放れ−

 今週は保ち合い(もちあい、と読んで下さい)を放れた後、放れる時の事を述べた部分を解説します。保ち合いの放れは「ダマシ」も起こりやすく、注意が必要だと思うのですが、本間宗久はいったいどのように見ていたのでしょうか。保ち合いの放れは「もうはまだなり、まだはもうなり」を地で行くようなそんな感じが強いと思います。

 「右保ち合いの時、少々下げ目になる時、かねて売り方の人は図に当たると心得、なおなお売り込み、買い方の人もここぞと売り逃げかえって売り過ぎ致す心になり、我先我先と売り込み候故、なおなお下がるなり、この時買うべし、きわめて利運なり。はなはだ買にくしきものなれども、買うべきなり。数年のものも、後悔多し。通いの商いは十俵高下を的にし手早に見切る事第一なり。」
 「保ち合い相場が下げ気味になると前から売り建てていた人は『思っていた通りになった』と思い売り乗せをしてくるし買い方は見切売りに出て、さらにドテン売りに我先に売り込んできてもっと下がるものである。こういった時に買うのが良く、とても儲かるものである。非常に買い難い状況ではあるが買うべきである。長年やっていても後悔するような状況なのだが買うべきである。保ち合い商いは十俵を目処に早めに利食うのが一番である。」という意味で、保ち合いの時は上限、下限に達するとそこから抜けてくる、今度こそは抜けてくると思うものであり、案外高値掴み、安値売りをしてしまうものです。逆にまだ「ボックス」だろうと思うと案外抜けてきたりするもので、「まだはもうなり」「もうはまだなり」という事が非常に良く分かります。いずれにしても「ボックス」相場の時は早めに利食うか早目に損切るべきです。「見切り千両」「利食い千人力」です。極めて明確なトレンドが発生しない限り、この事は言えると思います。

 「大高下も過ぎ、天井値段後、相場保ち合い、上げか下げか見合いの時、何となく上方相場など含み、少々景気付き候時は人々買い気になり、騒ぎ立つほど上がるものなり。その節、決して売り場なり。これは通い相場にて、あげては下げ、下げては上げ、過分の高下もなく、幾度も通うものなり。右人気と通いの相場に心を動かさず、天井と底とを考うること第一なり。但し、大高下もなく、保ち合い、自然とおき上がる米は売らざるものなり。段々買い重ねるものなり。これは通い相場にはこれ無く、自然と起き上がる相場なり。」

 「天井を付けた後の下げ相場は五六ヵ月の間一ヵ月に10俵から3〜40俵づつ下げるものである。ただ、そのときの状況によって三ヵ月下がって四ヵ月目から上がったり五ヶ月目から下がったり、六ヵ月続けて下がったりいろいろである。天井を付けた後5〜6日から10日位のうちに天井の値段と同じかそれに近い値段が出たら売るべきであり、そうすれば月末までには2〜30俵は下がるものである。そして、その次の1日から4〜5日の間に出来高が増えなければ10〜20日頃までに売るべきである。また、逆に1日から4〜5日、10日くらいまで前月の安値と同じくらいか5〜6俵、10俵くらい下がっているときはその月末には上がるものである。このことは良く覚えておくべきである。『二つ仕舞い、三つ十分、四つ転じ』というのが三位の秘伝というもので、天井を付けてから、2月くらいで売りを手仕舞い、3月経てば十分で4月くらいでものによっては上がるものもあるので、逆に買いに入る事を考え下手に売ることはしないほうが良い。」という意味です。今回の下げ相場も4ヶ月かどうかわかりませんが、徐々に底打ちを見せるものもあり、「危うし売り方すべからず」と言う感じではないでしょうか。ここでは天井形成後の動きを具体的に述べています。是を現在の相場にそのまま当てはめても意味はないのですが、「二つ仕舞い、三つ十分、四つ転じ」というのは、この二つ、三つを月と考えず、その相場のサイクルと考えればこの理論(「三位の秘伝」)現在の相場でも立派に通用するのではないでしょうか。

※今回もかなり具体的に書かれている部分も多いと思います。ここで言う一月とか三ヵ月とか言うのをそのまま使えることはほとんどないと思いますが、タイムサイクル的な発想でこの数字を見れば良いのではないかと思います。つまり、ここで言う「月」は「日」に代えても、「年」に代えても、また、「秒」ですら成り立つことがあるのではないでしょうか。また、本間宗久のいう「三位の秘伝」(=休むもまた相場)これは常に頭の片隅にこのリズムがあることを入れておきたいものです。

 (マネックス証券 清水洋介)

 「相場の世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html

 また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で feedback@monex.co.jp までお送りいただければ清水から回答いたします。

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4.投資信託基準価額
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詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm

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5.マネックス社長 松本大のつぶやき
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1月7日     <方向と量>

 私は金融に於いては、上がるか下がるかなどの「方向」を当てることよりも、いくら買うべきか売るべきかなどの、適正な「量」「額」を当てることの方が重要であると考えています。方向を当て続けることは不可能です。一方で、大体の方向は誰にでも分かるものだとも言えます。

 トレーディングや投資は、得てして方向やタイミングを当てるゲームだと思われがちですが、それは間違いです。正しい「節度」を知ることが、投資に限らず金融全般にとって最も重要なファクターだと思います。これは昨日の金融列伝の解説になりますが、「額」を超越したTKさんは、故に只者ではない訳です。しかし方向を当て続けた怪物も世の中には居ます。

 次回の金融列伝は(いつになるか分かりませんが)、方向を当て続けた怪物の謎について書きたいと思います。


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★「スマトラ島沖地震救援金」へのポイント交換が100万円を超えました
昨日1月6日(木)までに1,151,100円分のポイント交換のお申込を頂戴しまし た。救援金へのポイント交換は1月26日(水)まで受け付けております。引き 続きご協力をお願いいたします。なお、お客様からポイント交換でお預かりし た救援金は、「マネックス証券口座保有者有志一同」名義で日本赤十字社の「スマトラ島沖地震救援金」に郵便局を通して送金いたします。
 
http://www.monex.co.jp/visitor/monex/news/kako/frameset.html?url=http%3A//www.monex.co.jp/free/Announce/2004/20041229.html
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創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www.monex.co.jp/monex_blog/index.html

マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索することも可能です。ぜひ一度お試しください。

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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp

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6.プレゼント総額10万円! 知ってトクするカウントダウンクイズ
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マネックス証券と日興ビーンズ証券の商品やサービスに関するクイズコーナーです。今回は翌週の12日水曜日までにメールでご回答をお寄せください。見事正解された方には、抽選で素敵なプレゼントを差し上げます。ふるってご応募ください。

【第1問】
マネックス証券では、信用取引口座開設キャンペーンを実施中です。2005年2月28日までに信用取引口座を開設し、2005年3月31日までに信用取引を1回以上行っていただいたお客様へ、信用口座開設時にかかった収入印紙代をキャッシュバックいたします。さて、キャッシュバックされる収入印紙代は、以下のうちどれでしょうか?

1. 3,500円
2. 4,200円
3. 4,000円

ヒントはこちら>>
http://www2.monex.co.jp/j/shinyo_campaign/index.html


【第2問】
日興ビーンズ証券では、最近、マスコミ等で次なる投資対象として注目されつつある商品先物取引を取り扱っています。2005年3月31日までに商品先物取引口座を開設していただくお客様に限り、口座開設時に通常必要となる4,000円の収入印紙を「不要(つまり無料)」といたしました。それでは、日興ビーンズ証券の商品先物取引口座の愛称は、以下のうちどれでしょうか?

1. Net信用
2. ビーンズCX
3. ビーンズFX

ヒントはこちら>>
http://www.nikkobeans.co.jp/AboutUs/1/guest/G800/new/news4124.htm

【プレゼント商品】
抽選で20名様に、5,000円相当の商品券をお送りします

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◎プレゼント応募要領◎ 

下記のURLにアクセスしていただき、クイズの答え、住所、氏名、メールアド
レス等を入力してください。何か一言、コメントをつけていただけると幸いで
す。

https://www2.monex.co.jp/j/countdown_quiz/

締切日 :2005年1月12日(水)
抽選日 :2005年1月13日(木)

※当選の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。

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