マネックスメール 2005年1月11日(火)

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マネックスメール 2005年1月11日(火)

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  マネックスメール<第1334号 2005年1月11日(火)夕方発行>
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≪本日の目次≫
 1.マネックス相場概況
 2.オルタナティブのランダム・トーク
 3.伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ
4.ファンドマネージャー坪田好人氏の相場の見方
 5.投資信託基準価額
 6.マネックス社長 松本大のつぶやき

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1.相場概況
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米国株堅調で戻り高値更新だが上値の重い状況は続く

日経平均            11,539.99 (△106.75)
日経225先物         11,550 (△ 80 )
TOPIX            1,157.30 (△ 11.54)
単純平均             424.50 (△ 4.52)
東証二部指数           3,126.94 (△ 29.40)
日経ジャスダック平均       1,831.12 (△ 33.10)
東証一部
値上がり銘柄数         1,254銘柄
値下がり銘柄数          247銘柄
変わらず             91銘柄
比較できず            4銘柄
騰落レシオ            135.31% +13.27%
売買高            16億7977万株(概算)
売買代金        1兆2742億3900万円(概算)
時価総額          356兆0954億円(概算)
為替(15時)          103.96円/米ドル

 日本市場が3連休となっている間に、米国市場が比較的堅調となったことや寄り付き前に市場筋の推計として伝えられる外国人売買動向が買い越しとなった事などを好感し、買い先行の始まりとなりました。先物もシカゴ市場の終値を上回って寄り付き、寄り付いた後も堅調な動きとなり、1月4日につけた高値に面合わせとなる場面も見られました。ただ、一気に上値を抜けきれなかったことで戻り売りや目先筋の利益確定売りを急ぐ展開となり、その後は押し目買いと戻り売りのせめぎ合いで狭い範囲での動きとなりました。

 個別には銀行株やハイテク銘柄など、先週末に一服となった銘柄が総じて堅調な動きとなっており、指数を押し上げる格好となっています。先駆していていた好業績銘柄の一角は利益確定売りに押されるものも多くなっています。為替が円高となったものの比較的落ち着いた動きとなっていることもあって、自動車株など輸出関連銘柄もしっかりした動きとなっています。

 結局その後は先物にまとまった売り買いが出るたびに上下に動くものの追随する動きにはならず、方向感なく小動きとなりました。二部株指数が15日連続高となるなど、新興市場銘柄も引続き堅調な動きとなる一方でディーリング銘柄も物色対象を変えながらも出来高を伴い大幅高となるものもあり、個人投資家やディーラーの買い方の回転は効いているようです。

 後場に入ってからはご多分に漏れず小動きとなりました。前場も指数の値幅は非常に小さいものでしたが、後場に入ってからは若干売物勝ちで始まった後も狭い範囲での動きとなりました。昼の市場外取引は金額は大きく、若干売り越しであったとの観測がありましたが、市場への影響は少なく、先物も散発的にまとまった売り買いがあるものの上下の指値注文も多く、追随して買い上がる、あるいは売り叩くような動きにはなりませんでした。

 その後13時過ぎに先物へのまとまった買いが断続的に入り、1月4日の高値を抜け日経平均は11,600円を目指す展開となりました。ただ、現物株の上値は重く、現物、先物共に目先筋の利益確定売りに押されなかなか抜けきれない状況が続きました。一方でGLOBEX(24時間取引)のナスダック先物が堅調な動きとなっていることなどもあり、先高観から見切り売りはなく高値圏での保ち合いが続きました。先駆したハイテク銘柄の一角や造船株、資源株の一角に安いものが散見されましたが、ほぼ全面高といった状況でした。

 その後も高値保ち合いとなりました。景気動向指数が発表されても大きな動きもなく、引け際に目先筋の手仕舞い売りで伸び悩む動きとなったもののほぼ全面高となり、物色対象が絞りきれない中で日経平均は戻り高値更新となりました。新興市場など小型銘柄も引続き堅調な動きとなりました。

 (マネックス証券 清水洋介)

◆テクニカルコメント◆
 日経平均・TOPIX

 切り返しの動きとなりましたが、移動平均や基準線の乖離が大きいところで、引続き上値の重い展開となっています。スピード調整となっても不思議はないところですが、高値での保ち合いで「日柄」で調整するパターンも考えられます。RSIやストキャスティックスは下落を続けており、この面からも調整となる可能性が高いようにも思えます。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm

 日経ジャスダック平均

 連騰に次ぐ連騰となっていますが、ここまでの下落が厳しかったことで日経平均やTOPIXは昨年の7月水準まで戻っていますが、日経ジャスダック平均はまだ、昨年の8月から9月の水準に留まっています。8月から9月にかけてもみ合った水準でもあることから、また、ストキャスティックスやRSI、移動平均の乖離からもそろそろ上値が重くなってもいいところです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm

 債券先物

 雲にサポートされる格好で、基準線を抜けてきました。遅行線も日々線に沿って上昇する局面で高値を目指す展開になってきそうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm

 為替(ドル円)

 予定通り(?)雲の下限に沿っての下落となりました。基準線でサポートされた格好となり、この水準で下げ止るかどうかといったところです。遅行線が日々線にかかるところから雲の下限(103.50円〜103.70円)あたりで下げ止らないと前回の安値(円の高値)を目指す動きとなりそうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm


◆個別銘柄◆ 銀行株などを中心にほぼ全面高だが伸び悩みとなるものが多いキリン(2503) 1,054円(△28)
 フィリピンのビール最大手サンミゲル社への出資比率を19.67%に引き上げたと発表したことで、長期的には同社の収益拡大に貢献するとの期待感から買いを集め、約5ヶ月ぶりの高値をつけました。

松 下(6752) 1,621円(△30)
 グループ傘下の松下興産の売却を検討していると報じられたことで、資産リストラの進展が評価されているようです。4営業日ぶりに反発となりました。本日の引け後に予定されている経営方針説明会への期待感も先行する形となっていました。

プラネックス(6784) 192,000円(▲23,000):1株単位
 2004年12月期の連結経常損益が、従来予想から一転して赤字に転落したと業績を大幅に下方修正したことを嫌気して売られ、大幅安となりました。

カッパ・クリエ(7421) 2,690円(▲300):50株単位
 2005年5月期の連結経常利益予想を前期比61%減に下方修正したことを嫌気し、大幅続落となりました。業績回復の見込みが不透明でなことから、あらためて見切売りに押されているようです。

イトヨカ堂(8264) 4,240円(△60):100株単位
 2004年3四半期(3−11月期)の連結経常利益が、前年同期比16%増となり、最終増益も確保したことを好感し、変わらずを挟んで5日ぶりに小反発しました。

日ロジテム(9060) 312円(△27)
 2005年3月期の経常利益が前期比2.7倍になる見通しと一部で報道されていることを手がかりに買われ、大幅続伸となりました。

日本トイザ(7645) 1,787円(▲77):100株単位
 2005年1月期の業績予想を下方修正し、初の減収となる見通しと発表したことを嫌気し、大幅続落となりました。複数の証券会社から投資判断を引き下げられたことも影響しているようです。

◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
 往年の仕手株(?)が上位に顔を出して来ています。

東証一部値下がり上位
 直近、相場の主役となっていた銘柄が上位に並んでいます。

東証1部売買高上位
 いつもの銘柄に加え、ここにも材料仕手銘柄が登場してきました。

東証1部売買代金上位
 先週末と同じように銀行株と優良銘柄が上位を占めています。

詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm

※株式分割銘柄に関してはマネックス証券WEBサイトのログイン後の画面の[投資情報]→[株式周辺情報] の[株式分割]をご活用ください。

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2.オルタナティブのランダム・トーク
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「ヘッジファンドとの出合い」

 皆様、はじめまして。この度、マネックス・メールでオルタナティブ投資のコラムを担当するシブサワ・アンド・カンパニーの渋澤健と申します。

 私がヘッジファンドと出合ったのは、もう15年ぐらい前になります。当時、私は某外資系銀行で為替オプションのディーラーでしたが、ある日、営業の外人からNYのお客さんと時々東京市場について話をしてくれないかという依頼がありました。どのようなお客さんなのかと聞いたところ、「お金持ちのために資産運用するファンドだ」という説明を受けて、首をかしげました。何、それ??

 後から分かったのですが、そのファンドはCaxtonという著名なヘッジファンドでありました。それから90年代の初期に私は円債の仕事に戻りましたが、Tudor、Sorosというファンドの名前がその頃からマーケットで聞こえてくるようになりました。しまいにはTigerという動物の名前さえ!

 正体は良くわからなかったのですが、取引サイズが巨額であるということからマーケットからの注目は集め始めていました。でも当時ではヘッジファンドのことが一般紙で記事になることは特にありませんでした。

 ある日、偶然に外国から受けた電話が私の運命を変えました。相手はMooreという聞いたこともないヘッジファンド。しかし、馬が合ったのでそれから頻繁に電話で話すようになり、それから数ヵ月後、突然と円債先物の注文をもらいました。それも、それまで私が目にしたことないほどの巨額な注文。あ、これがヘッジファンドか、と実感した瞬間でした。

 もっと正体が知りたいと好奇心が刺激される日々が続き、自分はいずれヘッジファンドに勤めることができるのかなぁという夢を描き始めながら、今度は日本株式に経験を積むために転職。そして96年にあるきっかけをチャンスにすることができてお得意先であったMooreに転職できました。NY本社で1年間ほどアジア時間のトレーディング担当をした後に東京駐在員事務所を立ち上げて4年間ほど日本ストラテジストとしてアジア危機も大手ヘッジファンドLTCM破綻事件もヘッジファンド側から体験することができました。

 その時代、と言ってもたった数年前の話なのですが、ヘッジファンドやオルタナティブ投資を取り巻く世界がガラッと変わりました。そして、その業界変革は現在も続いています。ヘッジファンドは「お金持ちのための資産運用」だけではなくなっています。個人にオルタナティブ投資を届ける「マネックス ファンド・オブ・ファンズ」もその革新のエンジンのひとつです。

 今までの動きでは今後の動きをまったく予測することができないという金融論のRandom Walkと同様に、オルタナティブ投資という幅広い分野のテーマを渡り歩く本コラム、「オルタナティブのランダム・トーク」を毎週第一営業日にお付き合いください。どうぞよろしくお願いします。

渋澤健 1961年生まれ。シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役。オルタナティブ投資を専門とするコンサルティング会社。ムーア・キャピタル・マネジメントおよびゴールドマン・サックス、JPモルガンなどを経て現職。(財)渋沢栄一記念財団理事、(社)経済同友会幹事、文京学院大学客員教授なども務める。著書に『シブサワ・レター 日本再生への提言』『渋沢栄一とヘッジファンドに学ぶリスクマネジメント』がある。
http://www.kshibusawa.com

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3.伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ
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 年初からいろいろな“興味深い”「説明」を聞いたな。スマトラ沖地震のような地震が起きるのは「地球がおかしくなっているからだ」という説。その一歩裏には、人類の活動が地球の活動をおかしくしている、という自責強要型の体勢的、世界的、マスコミ的認識がある。

 一方年初から株安・ドル高で始まった世界の市場の動きに関しては早速「マネーの変調」という説明がまことしやかに日本の新聞に載った。海外の新聞には「マネーが変調した」などという説明はどこにもないのに、面白い現象だ。株安・ドル高になったのは昨年末のトレンドがあまりにもその反対方向に行き過ぎていたことへの反動の面が強いというのが世界の見方であり、私もそう思う。

 提供せねばならない情報の量が多くなり、情報提供時間が長く、スペースが大きくなると世の中ではしばしば「説明主義」が蔓延る。それがないと世の中の人は納得しないのだ。教養主義の一面でもある。しかもその説明は、目新しく、かつ誰でもが納得しやすい体勢的なものが歓迎される。地球がおかしくなっているのは(?)、人類のせいだと言えば我々はなんとなく納得し、自責の念にかられるというわけだ。

 しかし、地球は人類が誕生する前から全球凍結があり、氷河期もあった。今のように温暖で偶然の積み重なりの中で人類というような高等種が生まれた時期が来たことの方が実は例外なのかもしれない。何せ地球の中味は極熱のマントルであり、地球はいつでも「荒ぶる星」なのだ。そういう全体的認識の下で人類の責任を自問して欲しいものだ。私もないとは思わないから。

 市場に関するメディアの説明は、常に実際起きていることの一部を針小棒大に取り上げたものである。そしてそれがメディアの説明のスタイルであり、実際に投資をしている人間はメディアの「説明主義」を一方では嘲笑う知恵が必要だろう。その余裕がバランスの取れた投資行動を生む。自戒しながら、そう思う。

伊藤洋一(いとうよういち)住信基礎研究所主席研究員。専門は国際経済・デジタル経済・金融であるが、大学講師、ラジオ・テレビの出演、雑誌寄稿など多数。最新著書は「グリーンスパンは神様か?」。HPにもファンが多い。http://www.ycaster.com/

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4.ファンドマネージャー坪田好人氏の相場の見方
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明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
今日は、2005年第1回目のコラムということで、「今年の相場見通し」をお届けしたいと思います。

 まず、株式相場の見通しについてお話する前に、株式市場を取り巻く環境についての見通しをご説明します。
 景気については年前半が底となり、年後半には緩やかな回復トレンドに戻ると見ています。年後半の個人消費については強弱感が分かれているものの、企業の投資行動が下支えとなり、大きく底割れする可能性は低いと考えられるからです。また、金融についても、ようやく銀行の貸し出しが特殊要因控除後で前年比プラスになることが期待されます。これにより、これまで日銀が大幅な金融緩和を長期間にわたり実施してきたにも関わらず、マネーサプライ(現金や預金といった、いわゆる「お金」の流通量)の伸びが芳しくなかった最大の原因がなくなると見ています。

 海外については、昨年来状況はあまり変わっていないと思われます。やはり米国の経常赤字が年間を通して最大の問題になることが予想され、為替を初め世界中のマーケットがこれに振らされそうです。また米国10年国債の4%台前半という水準は、現在の経済環境から見て低すぎると思われることから、これがどう是正されていくかにも注目する必要があると考えています。

 こうした想定下での今年の日本株相場見通しですが、基本的には昨年に続き強含む展開を想定しています。企業業績の足元の水準については、循環的な回復によるものという見方が根強く、2000年以降のリストラ等による企業体質の変革という「プラスアルファ」の部分については株価に未だ織り込まれていないと考えています。今年の相場レンジイメージは、日経平均で11,000〜13,500円ですが、年後半は内外の景気の行方次第で大きく振れると見ています。個別株については、外需株は為替リスクや米国経済の先行き不透明感からなかなか上値を買いにくく、総じて内需株主導の相場展開を予想しています。

 今年の投資戦略については、このような相場見通しに基づき、内需株を中心に据えて考えることが有効と想定しています。年後半の景気がどちらに振れるかによって、どのくらいリスクを取って投資をするのかを調整する必要があるでしょう。また年間を通じては、商法の改正によって、来年以降、海外企業によるM&Aが規制緩和されることを見越し、この観点からの銘柄選びが重要になってくると見ています。

 今年も引き続き、相場環境の変化を捉えた運用を心がけたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

坪田好人氏:興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社(DIAM)にてIBJITMジャパンセレクションの運用を担当。
投資信託をお申込みの際には、「目論見書」をご確認下さい。

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5.投資信託基準価額
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詳しくは
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm

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6.マネックス社長 松本大のつぶやき
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1月11日    <慣性モーメント>

 昨日NASAは、先日のスマトラ沖地震の影響で、北極が東経145度の方向(グァム島の方向)に2.5センチずれ、地球は(若干扁平な形をしている訳ですが)より球形に近付き、更に1日の長さが100万分の2.68秒短くなったと発表しました。因みにこれは計算上の数値であり、観測による確認は未だ出来ていないとのことです。

 一日が短くなったのは、自転速度が僅かに速くなったからとのことで、地震によって重量物が地球の中心に向かって移動し、地球の慣性モーメントが小さくなり、その結果、より速くスピンすることになったようです。フィギュアスケートを見ていて、どうして漕いでないのに急に回転が速くなるのだろうと不思議に思っていたのですが、思い掛けずその謎が解けました。

 つまり摩擦が少ないので運動エネルギーがあまり変わらない中で、両腕を引き付けて回転の中心から見た身体の在り方を小さくすることによって慣性モーメントを下げ、その結果回転スピードが大きくなるという仕組みです。地球に起きた現象の仕組みを聞いて、スケートの技を理解するとは妙な話ですが、勉強になりました。

 ところで地球は厳密には、絶えず地震が起き、形が変わり、地軸もぶれており、或る意味で生きているのでしょう。そんな風に生きている地球との関わり合い方は、深く考える必要がありますね。

追伸:今回の地震は、言い表しようのない悲劇だと思います。被害に遭われた   方々に対して、心からのお悔やみを申し上げます。
   TSUNAMIは世界標準語です。日本に於ける津波災害に関する子供   の頃からの教育や警報システムなど、日本の経験と知恵が、今後活かさ   れていくことを望みたいと思います。


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