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マネックスメール<第1337号 2005年1月14日(金)夕方発行>
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≪本日の目次≫
1.マネックス相場概況
2.資産設計への道
〜その153 「経営者・有識者」の予想は信用できるか(2) 内藤 忍 3.相場の世界
−第24回− 本間宗久相場三昧伝 清水洋介
4.投資信託基準価額
5.マネックス社長 松本大のつぶやき
6.知ってトクするカウントダウンプレゼントクイズ
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またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/joho/monex_mail/
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1.相場概況
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米国株安にもかかわらず週末の買戻しも入り堅調、機械受注好調で一段高
日経平均 11,438.39 (△80.17)
日経225先物 11,450 (△80 )
TOPIX 1,145.69 (△ 5.65)
単純平均 423.11 (△ 2.22)
東証二部指数 3,136.32 (△ 6.39)
日経ジャスダック平均 1,832.86 (△ 1.17)
東証一部
値上がり銘柄数 919銘柄
値下がり銘柄数 525銘柄
変わらず 153銘柄
比較できず 2銘柄
騰落レシオ 123.17% +4.62%
売買高 18億4503万株(概算)
売買代金 1兆6199億6100万円(概算)
時価総額 352兆5253億円(概算)
為替(15時) 102.99円/米ドル
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※お詫びと訂正※
昨日の売買代金の数字が前日の数字になっていました。お詫びして訂正させていただきます。
売買代金 1兆0790億9900万円(概算)(1月13日)
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昨日は米国株が堅調であったわりに軟調な動きとなり、今日は米国株が大幅安となった割に堅調な動きとなり、日経平均は高く、TOPIXもほぼ変わらずとなりました。
寄り付きもオプションのSQということもありましたが、米国市場が大幅安となった割にはシカゴ市場の日経平均先物が堅調な動きとなっていたことや為替も円高が一服となったこと、加えて寄り付き前に市場筋の推計と伝えられる外国人売買動向で買い越しとなっていたことなどから、落ちついた寄り付きとなりました。SQを大過なく過ぎたあとは見切る動きや週末の手仕舞いの売りに押される場面もありましたが、下値を売り叩くような動きにはならず、底堅い動きから戻り歩調となりました。前場中ごろには再び売り込まれましたが、日経平均の11,300円を意識するところでは下げ止まり、底堅さが確認されると再び戻り歩調となり、日経平均は堅調な動きとなりました。
後場に入ってからも、昼の市場外取引が金額も大きく売り越しであったと伝えられたことから、売り優勢の始まりとなりました。ただ、前場以上に底堅い動きとなり、今度は買い戻しも入り再び戻すといった状況になりました。ただ、日経平均11,400円を超えた水準では上値の売りも重く、目先筋の利益確定売りもあり、小動きとなりました。
13:30に鉱工業生産指数の確報が発表になり、上方修正となりましたが、市場の反応は鈍く、14:00に機械受注統計が発表になり、予想を大幅に上回ったことで、先物の買い、それを受けてのインデックス買いに加え、機械株を中心に買い優勢の展開となり、一段高となりました。予想数字を見てもわかるように、さほど期待されていなかっただけにインパクトが大きかったようです。
その後は週末の手仕舞い売りや戻り売りに押され、高値圏での保ち合いとなりましたが、景気後退感も薄れ、米国市場が大幅安となったことを忘れたかのような雰囲気の中、堅調な引けとなりました。
朝方、軟調な動きとなっていた銀行株を始め、ほぼ全面高といった状況になり、東証一部でも朝方は1,000銘柄を超える値下がり銘柄あったものが一時は1,000銘柄近くの値上がり銘柄数となり、市場の雰囲気も一変しました。日経平均は結局11,500円を抜けることはありませんでしたが、センチメントはだいぶ好転したようです。
(マネックス証券 清水洋介)
◆個別銘柄◆ ほぼ全面高の中、値嵩株が高く指数を引っ張る動きに
新日鉄(5401) 250円(▲3)
豪資源大手が同社に対し、2005年度分の鉄鉱石価格交渉で過去最大となる約5割の値上げを提示したと報じられたことを嫌気し、3日続落となりました。原料価格の上昇による採算悪化を懸念されているようです。
ファーストリテイ(9983) 7,260円(▲130):100株単位
第1四半期(9−11月期)の連結経常利益が、前年同期比6%減となったことを嫌気し、変わらずを2日挟んで7営業日続落となりました。
石油資源(1662) 4,010円(△20):100株単位
米国市場で原油先物価格が上昇したことを好感し、買われました。直近は原油先物価格が上昇基調にあり、同社を始めとする石油関連企業の収益増につながるとの期待を集めたようです。
菱地所(8802) 1,242円(△45)
東京都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の2004年12月末のオフィス賃料が、空室率が5カ月連続で低下したのに伴って前月末比0.14%高くなり、小幅ながら2カ月連続で上昇したと報じられたことで、今後の収益拡大期待から変われ、大幅高となりました。
タカラ(7969) 573円(△5):100株単位
村上世彰にが関係するファンドが、同社の発行済み株式の10%弱を取得していたと報じられたことを手がかりに買われ、買い先行で始まりました。しかし、前日に急騰した反動から利益確定売りに押され、下落に転じる場面もありましたが、引けにかけては再び持ち直し、6日続伸となりました。
インデックス(4835) 290,000円(△5,000):1株単位
2004年の第1四半期(9−11月期)の連結業績を発表し、経常利益が前年同期比2.4倍となったことを好感して買いを集め、続伸となりました。
東日銀(8536) 354円(△43)
アイフル(8515)が同社への出資比率を大幅に引き上げ、筆頭株主になったと報じられたことを手がかりに買いを集めました。事業分野の拡大や今後のさらなる買い増しなども期待されているようです。
◆テクニカルコメント◆
日経平均・TOPIX
しっかりと「窓(=空)」の手前で下げ止まりました。RSIはまだ、下げ余地がありますが、ストキャスティックスはここから反発してもおかしくはないところで、上値は重いものの下値も堅そうな感じです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Nikkei.htm
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Topix.htm
日経ジャスダック平均
上値は重いながら堅調な動きとなっています。過熱感を表す指標は相変わらず過熱感を表していますが、底堅い動きを続け、値幅というよりも日柄で調整をする格好になりそうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jasdaq.htm
債券先物
乱高下となりましたが、順調に(?)遅行線が日々線に沿って動いています。基準線を抜けたことで基準線がサポートなり堅調な動きとなっています。ストキャスティックスでは売りのシグナルとなっており、遅行線が日々線を割りこむと(日々線が基準線を割りこむと)調整となりそうです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jgb.htm
為替(ドル円)
前回の安値を割り込まなかったことから反発となりました。遅行線が日々線に沿ってきているのでこのままドルの急騰の可能性も出てきました。とりあえず雲の下限あたりまでの戻りを見てみたい感じです。
→ http://www2.monex.co.jp/j/asa/Jpy.htm
◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
材料株、ディーリング銘柄が上位を占めています。
東証一部値下がり上位
小型株が多く見られます。
東証一部売買高上位
ディーリング銘柄ばかりです。
東証一部売買代金上位
SQということで大型優良銘柄が上位に顔を出しています。
詳細は→
http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/rank.htm
※株式分割銘柄に関してはマネックス証券WEBサイトのログイン後の画面の[投資情報]→[株式周辺情報] の[株式分割]をご活用ください。
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2.資産設計への道 〜その153
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=============<資産設計情報>==============−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その153>−−−−−−−−−−
年末に脱稿した「内藤忍の資産設計塾」は1月20日頃から書店に並ぶことになりました。サブタイトルは「あなたの人生目標をかなえる新・資産三分法」と大げさですが、240ページに内容をぎっしりと詰め込んで、資産管理シートと目標設定シートの2つも付録に付けて1680円(税込)で販売です。
最後まで読めば誰でも自分の資産を使って資産設計ができるようになるわかりやすい本を目標に作りました。
書店に並びましたらご覧いただきご意見をいただければ幸いです。
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「経営者・有識者」の予想は信用できるか(2)
前回は日経新聞の年初に掲載される有望銘柄について検証を行いました。http://www.monex.co.jp/monex_blog/archives/005533.html
1年前(2004年1月3日)の新聞記事を1年間保存している人は少ないでしょうしそれを検証する人はもっと少ないでしょうから誰も気にしないのかもしれませんが、このような予想を鵜呑みにして投資をするとどのような結果になるかはおわかりいただけたのではないかと思います。
●為替の予想
有望銘柄に続いて今度は為替です。1年前にはどんな予想がされていたのでしょうか。経営者とエコノミスト合わせて20人の2004年末のドル円の予想レートは平均で108.35円となっていました。予想は100円から120円まで20円のレンジでしたがほとんどの予想は105-110円に集中しており「無難な」予想でした。
エコノミストであれ、経営者であれ相場を予想すること自体とても難しいものですが、どんなプロセスで作られたのでしょうか。有望銘柄でトヨタが3年連続1位になったり、為替レートの予想が一定のレンジに集中したり。ナゼ同じような予想内容になるのでしょうか。
●大企業のトップの予想
大企業の社長の予想というのは本人が自分で考えているのでしょうか。恐らく総合企画部、社長室といったスタッフ部門が数字を作って社長に判断してもらうというプロセスでしょう(私もそのようなセクションで働いていたことがあります)。
数字を作る人たちの心理としては他の予想と極端に離れた数字を出してしまい批判されるリスクは避けたいところです。失敗したくない心理が働く結果、予想の内容は似たり寄ったりになる可能性があります。つまり横を見ながらの作業になります。本当の予想とは随分違った結果になりがちです。
●バイアス
また経営者であれば景気に対しては楽観的な気持ちを持ちたいものです。新春から悲観的な話では縁起でも無いと言われかねません。したがってあまりに悲観的な数字は避けられる傾向にあるでしょう。
逆にエコノミストなどでは人と違うことを言わないと商売にならないので数字をラジカルに出す人もいます。極端な悲観論を続ける有名なエコノミストやいつも楽天的な予想をすることで存在価値を見出している人なども存在します。
このような予想に対するもともとのスタンスによっても予想の内容が影響を受けてしまう場合があるのです。
●整合性
また予想を作る時に悩ましいのが整合性です。大企業であれば為替、債券、株価、さらには経済成長率などのマクロ指標など様々な予想を行います。それらの数字には整合性が無いとまたクオリティに対する批判を受ける可能性があります。経済成長率の予想が高いのに株価は低迷するというわけにはいかないでしょうし、為替が円高になるのであれば景気減速といった常識的な判断が期待されます。
予想数値間の整合性を取るために、そもそもの予想数値が「調整」されてしまい本来の数字と異なる予想値になってしまうとどの数字が正しいのかわからなくなってしまいます。
●予想数値の正しい使い方
このように考えると新聞紙上で行われるようなアンケートの結果には投資を決定する情報にはなりえないことがわかります。
有望銘柄に投資をするくらいなら自分でPERやPBRを調べて投資をする方がリターンが期待できそうですし、為替取引も自分で判断した方が良さそうです。
リターンは人と同じことをするのではなく人が考えることと違うことをしてそれが正しい時、大きなものになります。人の予想を有名人だから、大企業の経営者だから、と信じこむのではなくどうしてそのような数字を出したのか、という理由やそれができるまでのプロセスを想像することによって、使い方がわかってきます。
新聞のこのような予想は投資判断には直接役には立たないでしょうが世の中の専門家が世の中も予想をどう予想しているかを知るのには役立つでしょう。
もっとわかりやすく言うと、自分が美人と思う人ではなく世の中が美人だと思う人を選んでしまう「美人投票の問題」と同じことが起こっている可能性があるのです。
今回の話のまとめ---------
●経営者の年初予想は横並び、バイアス、整合性といった問題がある
●その結果「美人投票の問題」と同じことが起こっている
●アンケートの結果は投資決定の情報に使ってはいけない
ではまた来週・・・。
(マネックス証券 内藤 忍)
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資産設計への道へのご意見・ご質問はメール件名「内藤」宛で
feedback@monex.co.jp までお送りいただければ内藤から回答いたします。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
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3.相場の世界 −第24回−
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本間宗久相場三昧伝
−買いおくれじ時、気崩れ安、意地悪しきもの−
仕掛けのタイミングの難しさは今までもいろいろ述べてきましたが今回も、タイミングの取り方、と言うよりも、タイミングを取る時の心構えを述べたものをご紹介します。言われてみれば「当たり前」なのですが、実際に相場を見ていると冷静に判断出来なくなる事も多いものです。
「米買うべしと見込み候時、二俵方も引き上がる時は、買いおくれじと心得、かえって売り方になることあり。はなはだ誤りなり。買いおくるる時は唯買い場を待つべし。」
「相場で買いにいこうと思ってみている時に二俵くらい急に上がってしまったような時は買い遅れてしまったと考えて売り方に回る事がある。これは非常に間違いである。買い遅れた時はただ、買い場を待つのが賢明である。」という意味です。実際に相場に参加する時にこういった事は良く起きるものです。「かえって売り方になる」ことはあまりないかもしれませんが、あわてて高いところを買いにいってしまう事は良くある事です。あわてて、買いに出たり、狙っていたものが買わないうちに上がってしまった事に腹を立て、売り方に回るような事をすると、とんでもないことになるもので厳に慎みたいものです。あわてずに待っていれば必ず買い場が廻ってくるものです。
「二、三ヵ月も必至、必至と上げつめ、急にひと落ち位も下がる事あり、これ極めて買うべし。またまた上がるなり、その節早速手仕舞うべし。」
「二、三ヵ月も(長い事)勢い良く上げた相場の後に急に下がる事があり、これは絶対に買うべきである。すぐに上がる事が多いものである、その時は早めに利食うのが正解である。」と言う意味で、上げ続けた相場が天井をつけ、二番天井を付けるまでの急落場面をいっているのだと思います。長い事上げ続けた相場は急に下がったりするとまたすぐに上がるだろうと押目買いが入るもので、そう言った買いが入ると前の天井付近まではすぐに戻る事が多いものです。この「リバウンド」を狙うと儲かるものだと言っているものです。ただ、あくまでも「リバウンド狙い」に徹する事が肝要だと思います。
「米上ぐべしと買い入れおき、最初の思い入れより、上げ越し十分仕当たる時、上げ詰め行き当たる時は意地悪しく高下するものなり。その節商い仕舞い、四〜五十日休むべし。右休みの内、見抜き候程の商い場有りとも決してせざるものなり。」
「相場が上がるだろうと買ったものが最初の思惑通り十分に上昇した時、目いっぱい上昇したあとは意地悪く乱高下するものである。そう言った時はポジションを手仕舞い4〜50日休むべきである。休んでいる内でも完全に儲かりそうだと思う時があるかもしれないが決して商いをしてはいけない。」と言う意味です。自分の思うように上昇した相場では十分上がったからいざ利食おうと思った時に急に上がったり、急に下がったりするのは良くある事です。売ろうと思った時に急に上がると「もっと上がるのではないか」とも思うし、急に下がれば「また戻るのではないか」とも思う事も良くあります。ただ、そう言った時は十分に「儲かって」いるのですから「頭と尻尾はくれてやる」事が大切で手仕舞うべきだと言うものです。また、旨く言ったあとは何でも上手くいくような気がして有頂天になり、余計な商いをしてまう事が多く、儲けを吐き出してしまうことすらあります。そう言った事を慎むためにも休むのが正解だと言うのです。
※今回は教訓的な話でしたが、相場を見る時ポジションを取って旨く言っている時、旨く言っていない時、もう一度思い出してみると良いものかもしれません。このように、本間宗久の残した言葉の中には一度は目を通しておいて、頭の片隅にでも置いておき、時々引っ張り出して考えて見たいような事柄が数多くあります。今回の言葉もそのうちの一つではないかと思いますので、頭の片隅にでも入れておいたらいかがでしょうか。
−お詫びと訂正−
先週号の「相場の世界」の後半部分が前週のものとなっていました。お詫びして下記のように訂正いたします。
「大きく上下した相場も過ぎ、天井をつけたあともみ合い、上に抜けるか又下落するのかといった状況の時、センチメントが何となく上向きになって皆が買い気も増して、急に上がる時がある。その時は絶好の売り場となる。あくまでもこれは『ボックス相場』と考えるべきで、上げては下げ、下げては上げ、何度も上下するものなのである。こういったときは目先の人気(=センチメント)だけで動かずに常に天井と底を考えながら動くことが第一である。ただし、大きな上下もなく、狭い範囲での保ち合いのあと、じりじりと下値を切り上げるようなときは決して売ってはいけない。この場合は押し目買いに徹するべきである。これは単純な『ボックス相場』ではなく、下値切り上げ型の動きで上がるべくして上がるもので、自然と上昇していくものである。」
これも第一の文章と同じような意味で、抜けてくるだろうといった思惑が働き、皆が皆、抜けると思ったように動いたときは得てして逆に行くものである、というような意味と考えられます。また、「ボックス相場」だと思っていると下値を切り上げるような右肩上がりの相場となり、上値を抜けたところが天井になり、下がると思った水準まで下がらないといったことも起きてくるので、しっかりと天井や底を見極めることが大切であると言うことです。また、もみ合いの範囲が狭い時は一気に上放れることもあり、底堅さが確認された後にこういった状況になるときは市場参加者のコンセンサスが出来ていないだけに逆に意外高となることも多いのではないでしょうか。ここでも「相場は人為的に動くのではなく、自然に(必然的に)動くものである」ということがいえるのではないでしょうか。
※保ち合い相場(=ボックス相場)というのは「高値圏で売り、安値圏で買えばいいので簡単だ」と考えがちですが、得てして、高値を待っているとそこまで届かず、下値で買いの指値をしているとその水準まで下がらないといったことがよくあります。また、逆に抜けた、と思って買いつくと買ったところが天井であったり、天井を買ってしまったと思い慌てて投げたところが底値になったりもするものです。今の相場がトレンドを持っているのか、まだ保ち合いの中なのか、良く見極める必要がある、ということでしょう。
(マネックス証券 清水洋介)
「相場の世界」のバックナンバーは以下でご覧頂けます。
http://www2.monex.co.jp/forum/archives/b_shimizu/index.html
また、ご意見・ご質問はメール件名「清水」宛で feedback@monex.co.jp までお送りいただければ清水から回答いたします。
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4.投資信託基準価額
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詳細は
→ http://www2.monex.co.jp/j/monex_asa_mail/fund.htm
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5.マネックス社長 松本大のつぶやき
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1月14日 <職業>
今日は皇居で歌会始が開かれました。お題は「歩み」。毎年自らの歌を公開しなければならない方々は、さぞ大変なことでしょう。来年のお題は「笑み」だそうで、宮内庁から応募要領も発表されました。
半紙を横長に使い、右にお題と短歌、左に郵便番号、住所、電話番号、氏名、生年月日、職業を毛筆で縦書きするとあります。本人を特定するものとして、住所などは分かるのですが、職業を書くというにはちょっとビックリしました。しかも、「なるべく具体的に」書いて下さいとあります。無職の場合は「無職」、主婦の場合は「主婦」と書くようにとの注記もあります。
「○○勤務、但し窓際」とか「無職のようではあるが売れない作家」とか、そういう職業名もあるのでしょうか?「デイトレーダー」は職業として書けるでしょうか?それとも無職になるのでしょうか?主夫というのは?考え出すと止まりません。恐らく型に嵌っていない職業名は期待されていないのでしょう。
一方、半紙の右半分はあくまでも創造的なものが期待されている筈です。一枚の紙の右と左で、随分とちぐはぐですね。
・・・・・・・・・・・・<松本大 テレビ出演します>・・・・・・・・・<テレビ>
1月16日(日) 22:00〜23:15 フジテレビ 『情報ライブ EZ!TV』 コメンテーターとして当日生出演いたします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
創刊号からのマネックスメールバックナンバー(マネログ)はこちらから→ http://www.monex.co.jp/monex_blog/index.html
マネックスメール全文を過去にさかのぼって読むことはもちろん、“つぶやき”の部分だけをさかのぼることや、キーワードで過去のある部分を検索することも可能です。ぜひ一度お試しください。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp
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6.ステキなプレゼント付き! 知ってトクするカウントダウンクイズ
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マネックス証券と日興ビーンズ証券の商品やサービスに関するクイズコーナーです。今回は翌週の19日水曜日までにメールでご回答をお寄せください。見事正解された方には、抽選で素敵なプレゼントを差し上げます。ふるってご応募ください。
★抽選で10名様に以下の商品をプレゼントします★
『主婦の株、儲かったらみんなで温泉に行こう』ミモザ投資クラブ 著 1,575円http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4750504084/monexinc-22
ミモザ投資クラブは、会員全員がファイナンシャル・プランナーの資格を持つ主婦の投資クラブ。毎回テーマを設定し、投資対象を1つに絞って積み立てたお金を投資する。こうして好調な投資成績を挙げている投資クラブによる、株式投資超入門書です。
1章:「失敗」を重ねて「勉強」を始めた私たち
2章:株で損をしない知恵を披露しましょう
3章:インターネット、わくわく超入門
4章:主婦には主婦のやり方があります
5章:さあ、にぎやかに投資クラブを始めましょう
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【第1問】
マネックス証券では、新たな資産運用の手段として、高格付けの外貨建て債券
を取り扱っております。13日付の日経新聞の1面でも一個人投資家の例が紹介
されていましたが、資産の一部を外貨で保有することは、すでに常識になりつ
つあります。それでは、1月17日(月)8:00より先着順に募集が開始される、
豪ドル建て世銀3年債(新発債券)の税引前利率は、以下のうちどれでしょう
か?
1. 年4.05%
2. 年4.00%
3. 年4.85%
ヒントはこちら>>
http://www.monex.co.jp/visitor/shohin/saiken/gaisai/index.html
【第2問】
日興ビーンズ証券では、「プレミアム情報」として、厳選した質の高い情報を
有料で提供しています。昨年11月より、売買注文および注文・約定照会、残高
照会機能を搭載した、新しい投資情報サービスの取扱いを始めました。それで
は、その新しい投資情報サービスの名前は、以下のうちどれでしょうか?
1. マーケットライダープレミアム
2. マーケットライダーブレイド
3. マーケットライダー V3
ヒントはこちら>>
http://www.nikkobeans.co.jp/ServiceInformation/1/guest/G100/srv/srv15.htm
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◎プレゼント応募要領◎
下記のURLにアクセスしていただき、クイズの答え、住所、氏名、メールアド
レス等を入力してください。何か一言、コメントをつけていただけると幸いで
す。
https://www2.monex.co.jp/j/countdown_quiz/
締切日 :2005年1月19日(水)
抽選日 :2005年1月20日(木)
※当選の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。
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